JPH0856952A - 保護ガード付手術用メス - Google Patents

保護ガード付手術用メス

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JPH0856952A
JPH0856952A JP6312317A JP31231794A JPH0856952A JP H0856952 A JPH0856952 A JP H0856952A JP 6312317 A JP6312317 A JP 6312317A JP 31231794 A JP31231794 A JP 31231794A JP H0856952 A JPH0856952 A JP H0856952A
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JP
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handle
blade
locking
scalpel
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JP6312317A
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English (en)
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Michael R Abidin
マイクル・アール・アビディン
Steven P Lehmbeck
スティーヴン・ピー・レームベック
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RENAADO BURUUMU
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RENAADO BURUUMU
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    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/3209Incision instruments
    • A61B17/3211Surgical scalpels, knives; Accessories therefor
    • A61B17/3213Surgical scalpels, knives; Accessories therefor with detachable blades
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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    • A61B17/3217Devices for removing or collecting used scalpel blades
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    • A61B17/32Surgical cutting instruments
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    • A61B17/3211Surgical scalpels, knives; Accessories therefor
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 手術中に執刀医や看護婦等が手術用メスの受
渡しに際して切傷を負うことを防止する。 【構成】 手術用メス100は、クリート104をそな
えた中空の柄101を有し、クリート104は刃106
を取付けるためのリブ105を有する。保護ガード10
7が中空の柄101の内部に入れ子式に受け入れられて
その中を滑動することができる。保護ガード107は、
刃106が被覆される前進位置と、手術中に使用するた
めに刃が露出される交互的後退位置とを有する。ピン1
21が柄101によりその横断方向に担持され、閉鎖み
ぞ穴122,123に受け入れられて、保護ガード10
7と柄101との間の支持案内手段および停止手段を提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連特許出願】本発明は、平成5年1月20日出願
の、平成5年特許願第40380号の改良を構成するも
のである。
【0002】
【発明の分野】本発明は、手術用メス、特に、手術室に
おける外科手術に際に、執刀医やその補助者が誤って切
傷を受けることを防止するための、メス刃のための引込
み可能な保護ガードを備えた手術用メスに関するもので
ある。
【0003】
【発明の背景】手術用メスは、外科医やその他の医療専
門家が、手術中において切開を行うために常時使用する
ものである。典型的な場面としては、手術室助手(看護
婦、技師、または他の医師)が、執刀医が患者や器具か
ら目を離さないでメスを「触知」し自動的にその柄を握
ることができるように、メスを予め定めた方向で執刀医
の手に「押し付けて」手渡す。もし、手渡すメスの方向
が予め定めた通りでないと、看護婦または執刀医の手を
傷つける。執刀医がメスを助手に手渡す場合にも同じ危
険が生じる。
【0004】このような切傷は、不快感を与え、精神の
集中を妨げるぱかりでなく、患者の血やその他の体液が
執刀医やその他の手術チームのメンバー(その逆も同様
である)に付着し、感染症の恐れが生じる。このような
事態に対する懸念は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
の出現以来特に強くなった。現実に、このような切傷
は、すでに、医療関係者のHIV感染の原因となってい
ると説く専門家もいる。その結果、感染した患者からの
恐ろしいHIV感染の危険を避けるために、手術そのも
のを行うことを止めた外科医やその他の医療関係者もい
る。B型肝炎ウイルス(HBV)についても同様な懸念
がある。
【0005】手術中におけるメスによる切傷に関連する
危険は、注射針に関連する危険よりも大きい。注射針に
おいても問題は驚くほど大きくなっている。「疾病管理
センター・注射針監視グループ」の研究によれば、HI
V陽性の患者に対する3,978例の注射から、13名
の医療関係者、即ち約300名のうち1名が感染してい
る。従って、手術室その他の場所においてエイズ患者を
治療する際の注射針により、外科医、看護婦その他の医
療関係者が血清中に抗体を生じHIV陽性となる確率
は、約300名のうち1名に連する。外科医、看護婦、
その他の医療関係者が、手術施行中に(注射針ではな
く)メスで切傷を受けると、出血の量がより多く、傷の
範囲がより大きいのであるから、このような危険は遥か
に大きくなる。
【0006】この問題を解決するために、従来技術は保
護ガードを備えた手術用メスを開示している。例えば、
米国特許第3,906,626号および第5,071,
426号ならびにドイツ公開特許第DE37 22 8
99 A1がある。しかしながら、種々の理由によりこ
れらの保護ガード付メスは完全に満足すべきものではな
く、したがって現在病院や診療所で広く使用されてはい
ない。
【0007】また、例えば米国特許第4,735,20
2号のように、眼科用のロック式刃保護ガードを備えた
顕微鏡手術用のナイフを開示しているものもある。しか
しながら、その構造や意図された目的は、一般手術用と
しては適当ではない。
【0008】もう一つの従来技術の例は、米国特許第
4,499,898号である。この米国特許は、調節し
て延長することができる刃とそのためのゲージとを備え
た手術用ナイフを開示している。しかしながら、この技
術は、非常に微妙な手術を目的とするものであり、一般
的な目的のための保護ガード付メスとしては適当ではな
い。
【0009】一般用実用ナイフには、滑動保護ガードを
備えたものがあるが、これらはあくまで一般向金物製品
であり、外科手術用としては必ずしも適当ではない。
【0010】保護手袋の使用は、手術時において切傷を
受ける可能性を減少させるのに役立つが、これらの手袋
も決して完全ではない。手袋をしていても切傷を受ける
場合が多々ある。手袋を2枚重ねて使用しても完全な保
護は得られない。何故なら、メスの刃によって手袋が2
枚とも切断されることが多いからである。また、手袋を
2枚重ねて使用すると、手の動きが悪くなり、また手袋
が気になって精神の集中が妨げられるので、手術の施行
に支障を及ぼす。
【0011】このような事態が極めて重大になったの
で、一流の外科医や看護婦、その他の医療関係者で、手
術に関与することをすべて止めてしまった者もいる。
【0012】手術室においては、時間というものが極め
て重要で、1秒を争う。精神の集中と肉体的作業は緊迫
している。したがって、精神の集中を妨げることは常に
避けなければならない。
【0013】
【発明の要約】従って、本発明は、メスの刃の保護ガー
ドを、交互に、しかも患者や器具から目を離すことなく
片手で後退、前進させることができる、一般外科手術用
の、保護ガードを備えたメスを提供する。この保護ガー
ド付メスを、看護婦から執刀医へ、もしくは執刀医から
看護婦へ手渡す時、受取る者は保護ガード付メス自体の
「感触」から、直感的に、第一には、保護ガードが前進
されていて刃を保護しているかどうか、および、第二に
は、保護ガード付メス自体の方向、即ち、保護されてい
る刃の切開用縁部が「上」を向いているか、「下」を向
いているかが判るのである。
【0014】保護ガードは、メスの柄の細い線状の輪郭
にぴったりと沿っているので、保護ガードが出張ったり
邪魔になったりすることはない。むしろ、保護ガード付
メスは良好な「感触」と釣合いを有し、使用し易く、執
刀医の気をそらせたり、その精神の集中を妨げたりする
ことがない。
【0015】さらに、二つの位置をとる、弾性的に片寄
せられた係止手段が「カチッ」という音を発するので、
保護ガードがそれぞれの位置に動かされたかどうかが判
り、保護ガード付メスを手渡したり、使用したりしてい
る時に、保護ガードが不注意で望ましくない動きをする
ことを防止する。この係止手段は、患者や器具から目を
離すことなく片手で解除して、保護ガードをそれぞれの
交互位置へ動かすことができる。
【0016】本発明は、刃を取付けた柄を有する、改良
された保護ガード付手術用メスを構成するものである。
この改良によれば、柄は実質的に中空であり、その中に
入れ子式に取付けられた滑動保護ガードを有する。保護
ガードと柄との間には二位置係止手段が設けられ、それ
により、刃が実質的に被覆される保護ガードの前進位置
と、刃が露出される保護ガードの交互的後退位置とが限
定される。保護ガードのために支持案内手段が設けられ
ている。この支持案内手段は、柄の横断方向に担持され
たピンを含み、保護ガードは、その長手軸に形成されピ
ンを受け入れるみぞ穴を有する少なくとも1個の側壁を
含む。
【0017】望ましくは、保護ガードは、一対の側壁を
有する逆U字形の溝として形成され、これらの側壁は、
それぞれ、ピンを受け入れるために溝の長手方向に形成
されたみぞ穴を有する。これらの長手方向みぞ穴は、そ
の両端部において閉鎖されており、それにより支持案内
手段が、柄に対して保護ガードの交互的前進位置と後退
位置とを制限するための停止手段を提供する。停止手段
は係止手段から独立している。
【0018】係止手段は、柄および保護ガードのうちの
一つに担持された係止部材を含み、柄および保護ガード
の他方は、係止部材を受け入れるための長手方向のみぞ
穴を有する。
【0019】この長手方向みぞ穴は、係止部材を交互に
受け入れるための、間隔をおいて設けられた一対の係止
凹部を有する。
【0020】柄の上方には係止ボタンが設けられてお
り、係止ボタンは係止部材をそれぞれの係止凹部から解
除する。
【0021】柄は、クリートを構成する長手方向に伸長
した部分を有し、クリートには、刃を取付けるためのリ
ブが設けられている。
【0022】このように、本発明は、手術室やその他の
医療環境において、執刀医、看護婦または助手が、不注
意によりHIVやHBVに感染し、または感染させる危
険を大巾に減少させる。
【0023】本発明のこれらの目的およびその他の目的
は、以下の本発明の説明を添付図面を参照して読むこと
により、容易に明らかになるであろう。
【0024】
【実施例の一般的説明】図1、図2Aおよび図2Bに関
連して述べると、典型的な手術室における状況は緊張し
たものであり、多くの場合、患者の生命がかかってい
る。メスの刃は非常に鋭利であるので、保護ガードを有
しない従来のメスSを、看護婦(もしくは他の補肋者)
(A)から執刀医(B)へ、または執刀医(B)から看
護婦(A)等へ手渡す場合、図2Aおよび図2Bに示す
ように、執刀医(B)または看護婦(A)がメスの刃に
よって切傷を負うことは少しも珍しいことではない。こ
れは、殊に最近のウイルスの出現により危険がさらに増
大した事態であり、また痛みを伴い、かつ手術に対する
精神の集中を妨げるものである。
【0025】従って、図3Aから図3Dまでに示すよう
に、本発明の保護ガード付メス10は、刃12のための
ユニークな保護ガード11を有する。刃12は従来のも
のであり、(以下に説明するように)メス10に着脱自
在に取付けられている。メス10は、看護婦(A)が切
傷を負うのを防止するために、保護位置(図3A)で看
護婦(A)から執刀医(B)へ手渡される。その後、執
刀医(B)は片手動作(図3B)で保護ガード11を後
退させて刃12を露出する。切開を行った後、執刀医
(B)は、再び片手動作で、かつ手術室内の患者または
器具から目を離さないで保護ガードを前進させ(図3
C)、メス10を看護婦(A)へ戻す(図3D)。この
ようにして、切傷を負う危険は、皆無とはならないまで
も、大巾に減少する。
【0026】勿論、長時間の手術に際しては、手術室内
で種々の保護ガード付メス10の往復があることは理解
されるであろう。
【0027】図4から図9までについて説明する。保護
ガード11はほぼU字形で、メス10の外側輪郭に密接
に沿っている。保護ガード11は、平行な側壁13およ
び14、底壁15および頂部16を含む。頂部16は、
一対の内側に折曲げられたフランジ17および18を含
み、これらのフランジの間にはみぞ穴19が形成されて
いる。これらの内側に折曲げられたフランジ17および
18は、それぞれ、メス10の体部、即ち柄24の側壁
22および23に形成された横方向の案内路20および
21に受入れられており、それにより保護ガード11が
柄24に滑動可能に取付けられている。
【0028】停止手段が保護ガード11の滑動を制限す
るために設けられている。保護ガード11の側壁14に
は長手方向に閉鎖みぞ穴25を形成することが望まし
い。ピン26が長手方向の閉鎖みぞ穴25を通り、柄2
4の横断方向の穴27内に固定され、それにより保護ガ
ード11の長手方向の滑動範囲を制限し、その交互的前
進および後退位置を限定する。図8により明確に示すよ
うに、ピン26は割スリーブであることが好適である。
【0029】二つの位置をとる、弾性的に片寄せられ
た、手で操作できる係止手段28が、保護ガード11と
メス10の柄24との間に設けられている。手によって
解除可能なこの係止手段28は、保護ガード11をその
選択された位置に確実にロックし、不注意または事故に
よるその移動を防止する。
【0030】実施例の係止手段28は、弾性的に片寄せ
られた係止部材29を含む。係止部材29は柄24に担
持され、図6にさらに明確に示すように、柄の(垂直)
横方向の中間平面、即ち中心平面30のほぼ内部に、か
つ保護ガード11の長手軸にほぼ直角な軸上に配置され
ている。このように、係止部材29は、柄24の実質的
部分によって支持される(係止部材29は柄の側方に配
置されるのではない)ので、保護ガード付メス10の伸
長した外部輪郭の大きさを最小限にすることができる。
【0031】係止部材29は、胴部31、中間つば3
2、および上方突出部、即ちボタン33を含んでいる。
柄24は、端ぐり35に連通している穴34と横断面部
36とを有する。係止部材29の胴部31は穴34内に
滑動的に案内されるので、係止部材29は持上げられる
ことなく滑らかに内部方向へ動く。コイルばね37が端
ぐり35の内部に設けられ、つば32に当接して、係止
部材29を柄24の外側(上方)へ常に付勢している。
つば32は横断面部36の内部に滑動的に受入れられ
る。ボタン33は抑板39の孔を通過しており、抑板3
9は、ねじ穴を有するくぼみ41に受入れられるねじ4
0により柄24に固定される。図6Aおよび図9にさら
に明確に示すように、保護ガード11の内側に折り曲げ
られたフランジ17および18には、一対の横方向に間
隔をおいた係止凹部42および43が形成され、係止部
材29のつば32を交互に受け入れる。
【0032】コイルばね37の力に抗して係止部材29
を手で押込むと、つば32がその係止凹部42または4
3から外れ、保護ガード11を柄24に沿ってそのもう
一つの位置へ滑動させることができるようになる。つば
32が係止凹部42に受入れられると、保護ガードは柄
24上で前進した状態となり、刃12を覆い、メス10
の手渡しの際に不注意で刃12と接触するのを防止す
る。つば32が係止凹部43に受入れられると、保護ガ
ード11は柄24上で後退された状態となり、刃12を
露出し、手術に使用できるようになる。
【0033】係止部材29に押込みを容易にするため
に、キャップ44を設けることができる(図10にさら
に明確に示した)。
【0034】図11および図12について説明すると、
係止部材29のもう一つの実施例は、ばね46によって
付勢された係止ボール45を含む。ばね46は盲穴47
の内部に設けられており、係止ボール45は端ぐり48
内へ滑動的に案内される。
【0035】再ひ図4、図5および図9について説明す
ると、保護ガード11の底壁15は、保護ガード11の
それぞれの側壁13および14の内部へ上方向に伸びる
切欠部49を有する。この切欠部49は、メスを受取る
者の親指または人差指を受入れて、保護ガード11の手
による移動を容易にするためのものである。
【0036】図13Aから図13Dまで、および図14
Aから図14Dまでを参照すると、本発明の特徴や利点
が容易に理解されるであろう。
【0037】保護ガード付メス10が執刀医の手に渡さ
れ(もしくは看護婦に戻される)と、執刀医(もしくは
看護婦)はメス10の「感触」から、直感的に、まず、
保護ガード11が「ON」の状態になっているかどうか
(即ち、刃12が保護ガード11によって覆われている
かどうか)を判断し、さらにまた、メス10の方向(即
ち、刃12の切開用縁部が「上」を向いているか、それ
とも「下」を向いているか)を判断する。ほとんどの執
刀医は刃12を下に向けて切開を行うが、上を向けて使
用する場合もあり、また、切開の性質に応じて両方の方
向で使用する場合もある。
【0038】図13Aから図13Dまでにおいては、刃
12は「下」を向いている。図13Aにおいて、執刀医
は、親指を係止部材29の上方突出ボタン33の上にお
き、人差指を切欠部49の中に入れて、メス10を把持
している。図13Bにおいては、ボタン33が押下げら
れ、保護ガード11は後方に移動されて刃12を露出し
ている。切開を完了した後、執刀医は人差指を切欠部4
9(図13C)に入れて親指で再びボタン33を押す
と、保護ガード11を前進させ(図13D)、刃11を
覆うことができるようになる。
【0039】図14Aから図14Dまでにおいても同じ
動作が行われるが、ここでは、刃の切開用縁部は「上」
を向いており、執刀医の親指が切欠部49に入ってお
り、人差指はボタン33の上におかれている。
【0040】要約すれば、本発明の特徴および利点は次
のとおりである。即ち、メス10が(例えば)看護婦か
ら執刀医に手渡されると、執刀医は、メス10の「感
触」から、直感的に、保護ガード11が「ON」の状態
にあって刃12を覆っており、刃12の切開用縁部が
「上」を向いているかそれとも「下」を向いているかを
判断する。執刀医は、患者または手術室内の器具から目
を離すことなく、保護ガード11を片手だけで容易にか
つ簡単に後退させることができる。係止手段は柄24の
「肉厚部」、即ち、その(垂直)長手方向中心平面30
の内部に設けられるので、柄の材料を最大限に利用する
ことが可能であり、かつ、強力な係止作用が得られる。
保護ガード11と柄24との間のこの強力な係止作用に
より、保護ガード11が希望する交互位置、即ち、刃1
2を露出する後退位置、または刃12を被覆する前進位
置まで移動したかどうかを、触覚的に判断できるととも
に、「カチッ」という音を発するので聴覚的にも判断す
ることができる。係止作用は「直接的で強固」であるの
で、手術中またはメス10の手渡しの際に、保護ガード
11が不注意で、または偶発的に移動することを防止す
る。閉鎖みぞ穴25および横断方向ピン26を含む、保
護ガード11と柄24との間の停止手段は、係止手段自
体からは独立している。このことにより、本発明の装置
の信頼性が向上する。保護ガード11は柄24にぴった
りと跨がっているので、のぞましいスリムな外観を維持
することができる。また、保護ガード11の付加による
重量の増加は僅かであり、軽量メス10の全体的な釣合
い、感触および操作性を損なうものではない。メス10
の全体の組立部品は容易に入手できる材料から簡便かつ
経済的に製作することができ、メスはオートクレーヴ中
で滅菌して反復使用することができる。
【0041】図15から図17までについて説明する
と、刃12は閉鎖みぞ穴50を有し、このみぞ穴は、柄
24の前端部52に形成された側方向に伸びる長手リブ
51に嵌まることができ、刃12をメス10に着脱自在
に取付ける。
【0042】図15および図16にさらに明確に示すよ
うに、実施例では、メス10の体部の前端部52はそれ
とほぼ直角な肩部53を有している。この肩部53は、
図17に示した、保護ガードを有しない従来のメスSの
傾斜肩部54に相当するものである。傾斜肩部54は、
それと嵌まり合う後方に傾斜した部分を有する従来の刃
(図示しない)と協力するものである。
【0043】図16にさらに明確に示したように、本発
明の改良された刃12は、それにほぼ直角で、メス10
の直角肩部分53と嵌まり合う後方肩部、即ち縁部55
を有する。従って、改良された刃12は、それをメス1
0に着脱自在に取付けたとき、肩部53にぴったりとフ
ィットする。
【0044】従来のメス刃(図示しない)は、本発明の
改良されたメス10に取付けることはできない。しかし
ながら、図17にさらに明確に示したように、本発明の
改良された刃12は、必要あれば、本発明の改良された
メス10だけでなく、従来の保護ガードを有しないメス
Sにも取付けることができる。
【0045】図18から図20について説明すると、係
止部材29′は外側にテーパを有する心合せ部32′を
有し、それにより係止部材29′をそれぞれの係止凹部
42内に案内するとともに、保護ガード11と柄24と
の間の係合作用を「強固」にし、かつそれにより、保護
ガード付手術用メス100の製造・組立において生じた
心合せの狂いや公差の蓄積を補正する。
【0046】図21から図25について説明すると、改
良された保護ガード付手術用メス100は、図25によ
り明確に示したように、全体的に管状のハウジングを含
み、ハウジングは直方形の横断面を有する柄101を提
供する。柄101は閉鎖された後端部102と開放され
た前端部103とを有し、この実施例においては、上部
部材101Aと下部部材101Bをそれぞれ含む2個の
相補的部材から構成されている。
【0047】これらの部材101Aと101Bとは、接
着剤、超音波溶接、またはその他の適当な方法により結
合される。下部部材101Bは、クリート104を形成
する中央に直立し長手方向に伸長する部分を有する。こ
のクリート104は、従来のメス刃106を取付けるた
めの、前方に延びるリブ105を含む。
【0048】保護ガート107は、柄101の内部に入
れ子式に取付けられ、刃106が実質的に被覆される、
即ち不注意または偶発的な切傷をつけないように保護さ
れる前進位置(図21)と、手術中に使用するために刃
106が露出される交互的後退位置(図22)との間を
滑動、即ち交互運動することができる。
【0049】より具体的には、保護ガード107は上壁
108と、それから懸下している実質的に平行な脚部ま
たは側壁109および110を有する、ほぼ逆U字形の
溝を含む。このようにして、図24および図25にさら
に明確に示したように、溝形の保護ガード107は、柄
101の上部部材101Aと下部部材101Bのクリー
ト104との間に滑動可能に取付けられている。
【0050】保護ガード107は、上壁108にねじ1
12で固定されたスライドボタン111により、手動で
交互に後退または前進される。
【0051】保護ガード107は、柄101に関して弾
性的に片寄せられた二位置係止手段113を有する。こ
の係止手段113は、スライドボタン111の中の盲孔
116に格納されたばね115により付勢される係止ボ
ール114を含む(図25)。
【0052】この係止ボール114は、スライドボタン
111により担持され、柄101の上部部材101Aに
形成された閉鎖みぞ穴117に乗り、みぞ穴117の両
端部のそれぞれの係止凹部118および119の中に
(交互に)受け入れられる。係止手段113は、それに
より柄101内における保護ガード107の長手方向の
滑り運動の範囲を限定し、かつ、望ましくは、保護ガー
ドがその交互位置(前進位置または後退位置のいずれ
か)に移動したことを使用者に知らせるための、比較的
大きな「カチッ」という音を発する。この係止作用は確
実であり、保護ガード107の偶発的なまたは不注意に
よる動きを防止し、しかも入れ子式滑動保護ガードを手
で操作するのに便利かつ容易である。
【0053】しかしながら、保護ガード107にかかる
機械的な力と負荷は、係止手段113から独立した停止
手段120(図25)を構成する支持案内手段によって
受け止められる。より具体的には、停止手段120は、
柄101の上部部材101Aにより、その横断方向に担
持され、逆溝形保護ガード107の、下方に懸下する側
壁109および110に形成されたそれぞれの長手方向
閉鎖みぞ穴122およひ123に受け入れられる、少な
くとも1個のピン121を含む。望ましくは、ピン12
1は、また、図25により明確に示したように、柄10
1の下部部材101Bの中央長手方向部分104にも受
け入れられる。
【0054】保護ガード付メス100は、所望によりプ
ラスチック(図示した)または金属で製作し、使い捨て
または再使用可能にすることができる。また図21およ
び25に示したように、保護ガード107を透明プラス
チック材料で製作し、刃106が常にはっきりと見える
ようにすることもできる。
【0055】本発明の基本的精神から逸脱することな
く、多くの変更が可能である。従って、本発明は、その
特許請求の範囲内において、ここに具体的に説明した態
様以外でも実施できることが、当業者によって理解され
るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の保護ガードを備えた改良された
手術用メスが使用される手術室の透視図である。
【図2A】 従来の(保護ガードを有しない)メスの
拡大図であり、手術中にメスを渡す際に助手がどのよう
にして切傷を負うかを示す。
【図2B】 「図2A]にほぼ対応する、従来のメス
の拡大図である。メスを渡す際に執刀医がどのようにし
て切傷を負うかを示す。
【図3A】 本発明の改良されたメスが、手術中にメ
スを執刀医に渡す際に、どのようにして助手の手を保護
するかを示す。
【図3B】 改良されたメスの保護ガードを、どのよ
うにして執刀医が片手で容易かつ簡便に後退させて刃を
露出するかを示す。
【図3C】 保護ガードを、どのようにして執刀医が
片手で容易かつ簡便に前進させて刃を覆うかを示す。
【図3D】 執刀医がメスを助手に戻す際に、本発明
の保護ガード付メスがどのようにして助手の手を保護す
るかを示す。
【図4】 本発明のメスの側面図で、保護ガードが
刃を覆うために第一の前進位置にあるところを示す。
【図5】 本発明のメスの側面図で、保護ガード
が、第二の後退位置にあって、刃を露出しているところ
を示す。
【図6】 「図4」の線6−6に沿った横断面図を
拡大したもので、保護ガードのための手で解除できる係
止手段を示す。
【図6A】 「図6」の線6A−6Aに沿ったその横
断面図で、保護ガードに形成された係止凹部に受入れら
れた、ばねで付勢された係止ピンの環状のつばを示す。
【図7】 「図6」の線7−7に沿った横断面図
で、係止手段を、メスの体部、即ち柄の上に取付けるた
めの手段を示す。
【図8】 「図4」の線8−8に沿った横断面図を
拡大したもので、保護ガードのための停止手段を示す。
【図9】 刃の保護ガードを備えた、改良されたメ
スの破断斜視図である。
【図10】 「図6」にほぼ相当するが、触覚手段を
提供し、係止手段の手による解除を容易にするための、
解除可能な刃の係止手段の上に設けられたキャップまた
はボタンを示す。
【図11】 係止手段のもう一つの実施例を示す。
【図12】 「図11」の線12−12に沿った、そ
の横断面図である。
【図13A】から
【図13D】 それぞれ、手術中において、保護ガー
ドを手で後退させてメスの刃を露出し、つぎに、看護婦
から執刀医へ、またはその逆にメスを手渡す際に起こり
やすい、不注意による切傷から保護するために、保護ガ
ードを前進させて刃を覆う方法を示す。ここでは、親指
が解除可能な係止ピンまたはボタンにかかっており、人
差指は、U字形の滑動保護ガードの底壁に形成された切
欠部の中にあって、保護ガードを交互に後退、前進させ
る。
【図14A】から
【図14D】 「図13A」から「図13D」までに
ほぼ相当するが、人差指が係止ピンを解除し、親指が保
護ガードの底壁の切欠部に係合して、保護ガードを選択
的かつ交互に後退、前進させる方法を示す。執刀医は、
必要に応じ、メスを使用してほぼ上方向に切開するか、
または手首を回して、ほぼ下方向に切開することができ
る。
【図15】 メスに取付けた改良された刃の側面図で
ある。
【図16】 「図15」にほぼ対応する一部破断図で
あるが、改良された刃をメスに取付ける方法を示す。
【図17】 本発明の改良された刃を、従来の(保護
ガードを有しない)手術用メスに取付けたところを示す
側面図である。
【図18】 「図6」とほぼ対応するが、それぞれの
係止凹部に受け入れられた係止部材のテーパ部を示す。
これにより、保護ガードと保護ガード付メスの柄との間
に改良された係止作用を提供するものである。
【図19】 「図18」の一部にほぼ対応する拡大さ
れた破断立面図で、それぞれの係止凹部と最初に係合し
た係止部材のテーパ部を示す。
【図20】 それぞれの係止凹部に完全に着座した係
止部材を示す。
【図21】 本発明の保護ガード付メスのもう一つの
(かつ望ましい)実施例の斜視図であって、メスの柄の
中に入れ子式に取付けられてその中で滑動する逆U字形
溝の形状の保護ガードを示す。保護ガードは、刃を実質
的に被覆しているその前進位置において示されている。
【図22】 ほぼ「図21」に対応する斜視図である
が、柄の内部の保護ガードが後退されて刃を露出してい
るところを示す。
【図23】 「図21」の線23−23における、保
護ガード付メスの長手方向横断面図である。
【図24】 「図23」の保護ガード付メスの端面図
である。
【図25】 「図23」の線25−25における、保
護ガード付メスの拡大横断面図である。
【符号の説明】
10...手術用メス 11...保護ガー
ド 12...刃 13,14...側壁 15...底壁 16...頂部 17,18...(内側に折り曲げられた)フランジ 19...みぞ穴 20,21...案内路 22,23...側壁 24...柄 25...閉鎖みそ穴 26...ピン 27...横断方向穴 28...係止手段 29...係止部材 30...中心平面 31...胴部 32...つば 33...ボタン 34...穴 35...端ぐり 36...横断面部 37...コイルばね 39...抑板 42,43...係止凹部 44...キ
ャップ 45...係止ボール 46...ばね 47...盲孔 48...端ぐり 49...切欠部 50...みぞ穴 51...リブ 52...前端部 53,54...肩部 29′...係止部材 32′...心合わ
せ部 100...保護ガード付メス 101...柄 101A...上部部材 101B...下部
部材 102...閉鎖後端部 103...開放前
端部 104...クリート 105...リブ 106...刃 107...保護ガ
ード 108...上壁 109,110...側壁 111...スライドボタン 113...係止手
段 114...係止ボール 115...ばね 116...盲孔 117...みぞ穴 118,119...係止凹部 12
0...停止手段 121...ピン 122,123...みぞ穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593040623 スティーヴン・ピー・レームベック アメリカ合衆国メリーランド州21236、ボ ルティモア、ロックスバラ・コート 8 (71)出願人 593040634 レナード・ブルーム アメリカ合衆国メリーランド州21204、タ ウソン、ワシントン・アヴェニュー 401、 スウィート 905 (72)発明者 マイクル・アール・アビディン アメリカ合衆国フロリダ州、タンパ、デイ ヴィス・ブルーヴァード 57、アパートメ ント・シー (72)発明者 スティーヴン・ピー・レームベック アメリカ合衆国メリーランド州21236、ボ ルティモア、ロックスバラ・コート 8

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃(106)を取付けた柄(101)
    を有する保護ガード付手術用メス(100)であって、
    柄(101)が実質的に中空で、その中に入れ子式に取
    付けられた保護ガード(107)を有し、保護ガード
    (107)と柄(101)との間に二位置係止手段(1
    13)が設けられて、それにより刃(106)が実質的
    に被覆される保護ガード(107)の前進位置と、刃
    (106)が露出される保護ガード(107)の交互的
    後退位置とを限定し、保護ガードのため支持案内手段
    (120)が設けられ、支持案内手段(120)は柄
    (101)の横断方向に担持されたピン(121)を含
    み、保護ガードがそれに形成されピン(121)を受け
    入れる長手方向のみぞ穴(122,123)を有する少
    なくとも1個の側壁(109,110)を含むことを特
    徴とする、保護ガード付手術用メス(100)。
  2. 【請求項2】 保護ガード(107)が、一対の側壁
    (108,109)を有する逆U字形溝(107)とし
    て形成され、各側壁にピン(121)を受け入れるため
    の長手方向みぞ穴(122,123)が形成されている
    ことをさらに特徴とする、請求項1の保護ガード付手術
    用メス(100)。
  3. 【請求項3】 長手方向のみぞ穴(122,123)
    がその両端部において閉鎖されており、それにより支持
    案内手段(120)が、柄(101)に対する保護ガー
    ド(107)の交互的前進および後退位置を制限する停
    止手段(120)を提供し、停止手段(120)が係止
    手段(113)から独立していることをさらに特徴とす
    る、請求項2の保護ガード付手術用メス。
  4. 【請求項4】 係止手段(113)が、柄(101)
    および保護ガード(107)のうちの一つに担持される
    係止部材(114)を含み、柄(101)およひ保護ガ
    ード(107)の他方は係止部材(114)を受け入れ
    る長手方向のみぞ穴(117)を有することをさらに特
    徴とする、請求項1の保護ガード付手術用メス(10
    0)。
  5. 【請求項5】 係止部材(114)を交互に受け入れ
    るための、間隔をおいて設けられた一対の係止凹部(1
    18,119)を有する長手方向みぞ穴(117)をさ
    らに特徴とする、請求項4の保護ガード付手術用メス
    (100)。
  6. 【請求項6】 柄(101)の上方に係止ボタン(1
    11)が設けられ、係止ボタン(111)が係止部材
    (114)をそれぞれの係止凹部(118,119)か
    ら解除することをさらに特徴とする、請求項5の保護ガ
    ード付手術用メス(100)。
  7. 【請求項7】 係止部材(114)を受け入れる長手
    方向のみぞ穴(117)が、柄(101)の頂部(10
    1A)に形成されていることをさらに特徴とする、請求
    項6の保護ガード付手術用メス(100)。
  8. 【請求項8】 柄(101)が、クリート(104)
    を形成する長手方向に延びた部分を有し、クリート(1
    04)がそれに刃(106)を取付けるためのリブ(1
    05)を備えていることをさらに特徴とする、請求項1
    の保護ガード付手術用メス(100)。
  9. 【請求項9】 刃(106)を取付けた柄(101)
    を有する保護ガード付手術用メス(100)であって、
    柄(101)が実質的に中空であり、逆U字形の保護ガ
    ード(107)が柄(101)の内部に入れ子式に取付
    けられてその中を滑動することができ、弾性的に片寄せ
    られた二位置係止手段(113)が保護ガード(10
    7)と柄(101)との間に設けられて、刃(106)
    が実質的に被覆される保護ガード(107)の前進位置
    と、刃(106)が露出される保護ガード(107)の
    交互的後退位置とを限定し、支持案内手段(120)が
    保護ガード(107)と柄(101)との間に設けら
    れ、支持案内手段(120)は係止手段(113)から
    独立していて、保護ガード(107)の滑動を制限する
    停止手段(120)を提供することを特徴とする、保護
    ガード付手術用メス(100)。
  10. 【請求項10】 停止手段(120)が、柄(101)
    によりその横断方向に担持されたピン(121)を含
    み、保護ガード(107)が平行な一対の側壁(10
    9,110)を有し、各側壁がその中に形成されピン
    (121)を受け入れる閉鎖した長手方向みぞ穴(12
    2,123)を有する、請求項9の保護ガード付手術用
    メス。
JP6312317A 1993-11-12 1994-11-10 保護ガード付手術用メス Pending JPH0856952A (ja)

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US08/150,843 US5411512A (en) 1992-01-24 1993-11-12 Guarded surgical scalpel

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