JPH08168182A - 電圧変動の大きい電池を用いた電源装置 - Google Patents

電圧変動の大きい電池を用いた電源装置

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JPH08168182A
JPH08168182A JP6313022A JP31302294A JPH08168182A JP H08168182 A JPH08168182 A JP H08168182A JP 6313022 A JP6313022 A JP 6313022A JP 31302294 A JP31302294 A JP 31302294A JP H08168182 A JPH08168182 A JP H08168182A
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voltage
battery
load
switching
power supply
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JP6313022A
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English (en)
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Masaaki Yamagishi
政章 山岸
Michio Okamura
廸夫 岡村
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OKAMURA KENKYUSHO KK
POWER SYST KK
Jeol Ltd
Okamura Laboratory Inc
Original Assignee
OKAMURA KENKYUSHO KK
POWER SYST KK
Jeol Ltd
Okamura Laboratory Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低電圧化を図り降圧比/昇圧比を抑えつつ電
池のエネルギー利用効率を高くする。 【構成】 複数個の電圧変動の大きい電池C1、C2
と、該電池を並列接続から直列に切り換える切り換え手
段S1〜S3と、該切り換え手段により並列直列切り換
え接続される電池を電源としてスイッチング手段により
負荷に供給する電圧又は電流を制御する制御手段Aとを
備え、切り換え手段S1〜S3は、電池を電圧の低下に
したがって並列接続から直列接続に切り換える。電池C
1、C2は、電気二重層コンデンサからなり、切り換え
手段は、例えば半導体素子を用いた第1乃至第3の切り
換えスイッチS1〜S3を有し、第1の切り換えスイッ
チに対し第2、第3の切り換えスイッチを相補的に動作
させる。低電圧化し降圧比や昇圧比を小さくすることが
でき、電源の効率の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、満充電状態からエネル
ギーを取り出すに従って電圧が漸次低下する電圧変動の
大きい電池を用いた電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気二重層コンデンサを電力用の
電池として利用することが可能になってきているが、こ
の種の電池は、従来の電池と比較してその出力特性に大
きな違いがある。鉛電池や、ニッケル・カドミウム電池
の端子電圧は、負荷に給電してもその電池に蓄えられた
エネルギー量にかかわらずほぼ一定の定電圧特性を示す
のに対して、例えば電気二重層コンデンサ電池は、蓄積
されたエネルギー量により電池の端子電圧が大きく変化
する特性を持っている。
【0003】図12は電気二重層コンデンサの蓄積エネ
ルギー量に対する端子電圧の変化特性の例を示す図であ
る。電気二重層コンデンサ電池では、図12に示すよう
に蓄積されたエネルギーが100%の時の電池電圧を1
00%(A点)とした場合、蓄積エネルギーが25%に
なると、電池電圧は満充電時の50%(B点)まで低下
してしまうことがわかる。一般的に直流電源に許される
電圧変動の幅は、その用途にもよるが、5%、10%、
20%程度であり、50%以上の電圧低下で100%の
動作を期待できるものはまれであった。そのために従来
の電池に置き換えてこの電気二重層コンデンサ電池をそ
のままで使用すると、電圧低下が激しすぎて、とてもそ
のままでは使用できなかった。
【0004】そこで、その対策としてこの電気二重層コ
ンデンサ電池を電源として利用する場合には、従来の方
法として負荷との間に、例えばスイッチングレギュレー
タによる定電圧装置、あるいは定電流装置を介在させて
使用していた。
【0005】図13は昇圧コンバータで出力電圧を安定
化する回路の構成例を示す図、図14は降圧コンバータ
で出力電圧を安定化する回路の構成例を示す図、図15
はコンバータに負荷RLを接続した時の電池電圧と出力
電圧の時間経過に対する特性を示す図である。
【0006】図13及び図14において、CBは電気二
重層コンデンサ電池、SWはスイッチング装置、Lはイ
ンダクティブ素子、CRは整流用ダイオード、Cは出力
コンデンサ、RLは負荷である。昇圧コンバータで出力
電圧を安定化する回路の場合には、図13に示すように
スイッチング装置SWにより、インダクティブ素子Lに
流れる電流を出力側でスイッチングすることにより昇圧
し、出力コンデンサCの電圧が一定になるようにフィー
ド・バック制御している。また、降圧コンバータで出力
電圧を安定化する回路の場合には、図14に示すように
スイッチング装置SWにより、インダクティブ素子Lに
流れる電流を入力側でスイッチングすることにより降圧
し、出力コンデンサCの電圧が一定になるようにフィー
ド・バック制御している。このようにすることで電気二
重層コンデンサ電池CBのように電圧変動の大きな電池
から安定した定電圧出力が得られる。
【0007】上記の例において、昇圧コンバータや降圧
コンバータの動作範囲を電池電圧の100〜25%とす
ると、図15に示すように電池CBの電圧が25%にな
るまで出力電圧は一定に保たれる。ここで負荷RLは、
例えば電気自動車であれば動力用のモータであり、暖房
機であればヒータ、また、室内の照明であればランプで
ある。これらの負荷は一定の条件で使用されることもあ
るが、ほとんどは自動制御、あるいはマニュアルで制御
されて使用される。
【0008】例えば負荷が電気自動車のモータの場合に
は、ドライバーのアクセル操作で停止から最高速度まで
あらゆる回転数で、様々な変化に対応してモータの制御
を行うことになる。また、負荷が暖房機の場合には、周
囲温度の変化、部屋のドアや窓の開閉頻度に応じて発熱
量を細かく制御し、室温を一定にしている。そして、負
荷が室内照明の場合には、雰囲気に合わせて照度を調節
したり、あるいは点灯や消灯の際には、フェイドと呼ば
れるゆっくりとした照度のコントロールが行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
エネルギーを取り出してゆくと、それに伴って大きく電
圧が変動(低下)するコンデンサ電池等の電源では、降
圧コンバータで出力電圧を安定化する回路の場合、定格
出力電圧の数倍になるようにコンデンサ電池を直列に接
続して使用するため、例えば94%のエネルギーを利用
するには、定格出力電圧が12Vの場合でその4倍の4
8V程度の電池電圧が必要になり、このような電池電圧
を入力として降圧コンバータにより定格出力電圧の12
Vを安定に取り出さなければならない。そのための動作
は、はじめの満充電にした状態の電池電圧が48Vのと
きであれば1/4に降圧して12Vにして取り出すが、
電池電圧が次第に低下するのに合わせて、電池電圧が2
4Vまで低下すると1/2、12Vでは1/1と降圧比
を変化させ、このような降圧比の変化により出力電圧を
12Vに安定化させている。
【0010】また、昇圧コンバータで出力電圧を安定化
する回路により94%のエネルギーを利用する場合に
は、出力電圧の12Vから1/4の約3Vまでを利用す
るが、その動作は、同じようにはじめの満充電にした状
態の電池電圧が12Vの時は昇圧比が1でそのまま出力
するが、電池電圧が低下するに従い昇圧比を変化させ
て、電池電圧が6Vになると昇圧比を2に、最終的に電
池電圧が3Vになると昇圧比を4まで上げて12Vを安
定に供給するようにしなければならない。
【0011】このように降圧コンバータで出力電圧を安
定化する回路の場合には、実際に使用する電圧値をはる
かに越える、定格出力電圧の3〜4倍の電池電圧が必要
であるため、安全上の問題がありあまり好ましくなかっ
た。例えば200Vで動作する電気自動車用には800
Vの電池が必要になるが、この電圧になると使用半導体
の自由度が狭くなり、感電を防止するための絶縁の沿面
距離を十分とることが必要になるだけでなく、絶縁材料
も特殊なものになる。そのため、単に安全性のみならず
経済的な観点からも電池の低電圧化が望まれる。
【0012】また、昇圧コンバータで出力電圧を安定化
する回路の場合には、一般に降圧コンバータに比べて変
換効率が劣るだけでなく、電池のエネルギー利用効率を
94%とすると、昇圧比が3〜4倍必要になり効率はさ
らに低下する。昇圧コンバータでもこのようにあまり大
きな昇圧比の電力用の設計は好ましくなく、昇圧比は2
倍程度が一番効率的な利用方法として望まれている。
【0013】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、低電圧化を図り降圧比/昇圧比を抑えつつ電池の
エネルギー利用効率を高くすることができる電圧変動の
大きい電池を用いた電源装置を提供することを目的とす
るものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、満
充電状態からエネルギーを取り出すに従って電圧が漸次
低下する電圧変動の大きい電池を用いた電源装置であっ
て、複数個の電圧変動の大きい電池と、該電池を並列接
続から直列に切り換える切り換え手段と、該切り換え手
段により並列直列切り換え接続される電池を電源として
スイッチング手段により負荷に供給する電圧又は電流を
制御する制御手段とを備え、切り換え手段は、電池を電
圧の低下にしたがって並列接続から直列接続に切り換え
るように構成したことを特徴とするものである。
【0015】そして、電池は、電気二重層コンデンサか
らなり、切り換え手段は、例えば半導体素子を用いた第
1乃至第3の切り換えスイッチを有し、電池と第2の切
り換えスイッチとの直列回路及び第3の切り換えスイッ
チと電池との直列回路を並列に接続し、それぞれの直列
回路の直列接続点間に第1の切り換えスイッチを接続し
て、第1の切り換えスイッチに対し第2、第3の切り換
えスイッチを相補的に動作させることを特徴とするもの
である。
【0016】
【作用】本発明に係る電圧変動の大きい電池を用いた電
源装置では、複数個の電圧変動の大きい電池と、該電池
を並列接続から直列に切り換える切り換え手段と、該切
り換え手段により並列直列切り換え接続される電池を電
源としてスイッチング手段により負荷に供給する電圧又
は電流を制御する制御手段とを備え、切り換え手段は、
電池を電圧の低下にしたがって並列接続から直列接続に
切り換えるように構成したので、電気二重層コンデンサ
電池のように満充電状態からエネルギーを取り出すに従
って電圧が漸次低下する電圧変動の大きい電池を用いた
電源装置であっても、電源側電圧の低電圧化を図ること
ができる。その結果、制御手段として、降圧コンバータ
を用いても昇圧コンバータを用いても、降圧比や昇圧比
を小さくすることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明に係る電圧変動の大きい電池を用
いた電源装置の1実施例を示す図であり、Aは出力変換
・調整回路、C1、C2はコンデンサ電池、S1〜S3
はスイッチ、RLは負荷を示す。
【0018】図1において、コンデンサ電池C1、C2
は、それぞれほぼ同特性の例えば電気2重層コンデンサ
電池であり、満充電電圧からその1/4の電圧に低下す
るまで、つまりエネルギーの94%を取り出すものであ
る。スイッチS1〜S3は、スイッチS2とS3が連動
しこれらとスイッチS1が相補的に動作して、コンデン
サ電池C1、C2の各電圧に応じてオン/オフ制御され
るものであり、コンデンサ電池C1、C2が満充電状態
ではスイッチS1をオフ、スイッチS2、S3をオンに
して両者を並列接続し、満充電電圧から1/2の電圧ま
で低下するとスイッチS1をオン、スイッチS2、S3
をオフにして両者を直列接続する。負荷RLは、例えば
電気自動車であれば動力用のモータであり、暖房機であ
ればヒータ、また、室内の照明であればランプである。
出力変換・調整回路Aは、パルス信号により断続制御さ
れるスイッチング手段を備えたものであり、例えば先に
説明した降圧コンバータや昇圧コンバータで出力電圧を
安定化する回路である。また、本出願人の提案(特願平
6−175229号参照)による電流ポンプを組み合わ
せてもよい。この電流ポンプは、出力電圧を一定値以内
に制限する電圧リミッタ付で、スイッチング制御により
定電流を供給するものであり、例えばスイッチング方式
の定電流型DC/DCコンバータで入力電圧の広い変化
範囲(例えば100%〜20%)にわたり高効率で動作
するように設計されたものである。
【0019】次に、動作を具体的な例で説明する。例え
ば負荷の定格電圧を12Vとし出力変換・調整回路Aに
降圧コンバータを用いて、コンデンサ電池C1、C2か
らエネルギーの94%を取り出すためには、コンデンサ
電池C1、C2の満充電電圧として24Vのものが選定
される。そこで、まず、コンデンサ電池C1、C2を満
充電にしてスイッチS1をオフ、スイッチS2、S3を
オンにすると、コンデンサ電池C1、C2の端子間電圧
はそれぞれ24Vであるので、出力変換・調整回路Aで
は、24Vの入力に対して1/2に降圧して12Vの定
格電圧で負荷RLに給電する。そして、負荷RLでエネ
ルギーが消費されコンデンサ電池C1、C2の端子間電
圧が低下すると、出力変換・調整回路Aでは、コンデン
サ電池C1、C2の端子間電圧が12Vに低下するまで
降圧比を1/2から1/1まで変化させて負荷RLに安
定した12Vの定格電圧で給電する。コンデンサ電池C
1、C2からほぼ75%のエネルギーが取り出される
と、コンデンサ電池C1、C2の端子間電圧が12Vに
低下するので、この電圧を検出しスイッチS2、S3を
オフにしてからスイッチS1をオンにすることによっ
て、コンデンサ電池C1、C2を直列接続する。したが
って、出力変換・調整回路Aには、再び24Vが入力さ
れるので、満充電の時と同様に1/2に降圧して12V
の定格電圧で負荷RLに給電し、さらにほぼ20%のエ
ネルギーが取り出され、コンデンサ電池C1、C2の端
子間電圧が6V、出力変換・調整回路Aの入力電圧が1
2Vに低下するまで、降圧比を1/2から1/1まで変
化させて負荷RLに安定した12Vの定格電圧で給電す
ることができる。
【0020】エネルギーの94%を取り出したときの電
圧を負荷の定格電圧とすると、コンデンサ電池C1、C
2を直列接続したままでは、満充電の時に従来のように
出力変換・調整回路Aの入力電圧が4倍になるので、出
力変換・調整回路Aは、降圧比を1/4から1/1まで
変化させるものでなければならない。しかし、本発明の
ようにスイッチS1〜S3によりコンデンサ電池C1、
C2を満充電時の並列接続から端子間電圧が1/2に低
下した時点で直列接続に切り換えると、出力変換・調整
回路Aとして、降圧比を1/2から1/1まで変化させ
るものでよいことになる。したがって、出力変換・調整
回路Aは、降圧比の幅を狭くすることで効率の高い変換
ができ、しかも1/2に低電圧化することができるの
で、使用半導体の選択の自由度、設計の自由度を大きく
とることができる。
【0021】図2乃至図5は本発明に係る電圧変動の大
きい電池を用いた電源装置の他の実施例を示す図であ
り、S5、S6はスイッチ、CR1〜CR3はダイオー
ド、Q1〜Q3はスイッチング素子を示す。
【0022】図2に示す実施例は、スイッチS5、S6
として連動するトランスファー接点のスイッチを使用す
るものである。図1に示す実施例では、スイッチS1と
スイッチS2、S3が相補的に動作しなければならない
が、このような条件から解放したもので、スイッチの切
り換えタイミングが自由になっている応用例の1つを示
したものである。また、図3に示す実施例は、図1に示
す実施例と同様の回路でスイッチS2、S3をダイオー
ドCR1、CR2に置き換え、スイッチS1の切り換え
のみで、コンデンサ電池C1、C2の直並列の接続切り
換えを行うようにしたものである。
【0023】図4に示す実施例は、図3に示す実施例の
スイッチS1をNチャンネルのMOSFETからなるス
イッチング素子Q1と並列ダイオードCR3で置き換え
たものであり、MOSFETのドレーンは、ダイオード
CR3のアノードに、ソースはダイオードCR3のカソ
ードに接続される。さらに、コンデンサ電池C1、C2
に充電制限回路(並列モニタ)PM1、PM2を接続
し、給電ラインに電流ポンプIPを接続したものであ
る。充電制限回路(並列モニタ)PM1、PM2は、本
発明者等が既に提案しているもの(特開平6−2614
52号公報参照)であり、例えばコンデンサ電池に並列
に3端子シャントレギュレータとトランジスタとショッ
トキダイオードを接続し、満充電を検出して充電電流を
バイパスするように構成したものである。この並列モニ
タを接続することにより、静電容量のバラツキのある複
数個のコンデンサ電池を直列、並列に接続しても、それ
ぞれのコンデンサ電池を満充電まで充電することがで
き、エネルギー蓄積効率を高めることができる。また、
電流ポンプは、先に説明したように出力電圧を一定値以
内に制限する電圧リミッタ付で、スイッチング制御によ
り定電流を供給するものであり、例えばスイッチング方
式の定電流型DC/DCコンバータで入力電圧の広い変
化範囲(例えば100%〜20%)にわたり高効率で動
作するように設計されたものである。スイッチング素子
Q1は、ゲートにオン信号を印加することにより導通状
態になってコンデンサ電池C1、C2を直列接続し、ゲ
ートにオフ信号を印加することにより非導通になって開
放状態になり、コンデンサ電池C1、C2を並列接続す
る。
【0024】ここで、ダイオードCR3は、コンデンサ
電池C1、C2を充電する場合に、スイッチング素子Q
1の寄生ダイオードの電流が流れることになるので、こ
の充電電流をバイパスする目的で接続されているもので
あり、スイッチング素子Q1の仕様によっては必要のな
いダイオードである。また、ダイオードCR1、CR2
は、スイッチS2、S3に相当するスイッチングを自動
的に行うだけでなく、大容量コンデンサを並列に接続す
る場合に必要になる逆流防止用のダイオードとしても機
能するものである。
【0025】図5に示す実施例は、図1に示す実施例の
スイッチS1〜S3をNチャンネルのMOSFETから
なる半導体のスイッチング素子Q1〜Q3に置き換えた
ものである。この実施例によれば、ダイオードCR1、
CR2による順方向損失に比べて回路の損失を小さくす
ることができる。また、ゲート信号が2種類必要になる
などの回路が複雑になるというデメリットはあるが、コ
ンデンサ電池C1、C2を並列にして低い電圧での充電
が可能になるというメリットが大きい。
【0026】上記のように本発明は、従来の降圧コンバ
ータや昇圧コンバータで出力電圧を安定化する回路は勿
論、種々の出力電圧や出力電流を安定化する回路(出力
変換・調整回路A)に対して電圧変動の大きいコンデン
サ電池を用いる場合、まず、満充電状態から並列接続に
より給電を行い、エネルギーを取り出すことにより電圧
が半減すると、これらを直列接続に切り換えることによ
り電源としての電圧変動を小さくして、コンデンサ電池
に蓄えられたエネルギーを最大限取り出し、利用できる
ようにするものである。したがって、出力変換・調整回
路Aには、従来の降圧コンバータや昇圧コンバータで出
力電圧を安定化する回路だけでなく、さらに種々の回路
を適用することができる。例えば検出値と制御指令値と
を比較して比較誤差に応じてパルス信号を生成しスイッ
チング手段を断続することによって、電池の満充電電圧
を負荷の定格値に対して高い電圧に設定して電池電圧が
負荷の定格電圧まで低下し、スイッチング手段が連続通
電状態に至るまでの広い電池電圧範囲にわたり負荷電圧
又は負荷電流の制御を可能にするものであってもよい。
以下にその構成例を説明する。
【0027】図6は出力変換・調整回路の構成例を示す
図、図7はパルス幅変調制御におけるパルス波形の例を
示す図、図8はパルス幅変調制御における電池電圧と時
比率との関係例を示す図である。
【0028】図6において、C1、C2は電気二重層コ
ンデンサ電池、ICはスイッチング制御回路、Q1はス
イッチング手段、E1は制御電圧設定部、DVは負荷電
圧検出部、DAは負荷電流検出部、RLは負荷を示す。
スイッチング手段Q1は、電気二重層コンデンサ電池C
1、C2の電圧に応じて負荷RLに流れる電流を断続す
るものであり、例えばMOSFETである。出力変換・
調整回路は、これら電気二重層コンデンサ電池C1、C
2と、負荷RLと、スイッチング手段Q1とを直列に接
続した構成を基本とするものである。スイッチング制御
回路ICは、負荷電圧検出部DVによって検出される負
荷RLの両端の負荷電圧を検出値として入力し、これと
制御指令値である制御電圧設定部E1の出力とを比較
し、その比較誤差に応じてパルス幅制御やパルス周波数
制御によりスイッチング手段Q1をスイッチング制御す
る、例えばPWM制御ICである。また、負荷電圧検出
部DVに代えて負荷電流検出部DAをスイッチング制御
回路ICの検出値として用いると、負荷電圧制御に代え
て負荷電流制御の回路構成とすることができる。そし
て、制御指令値として制御電圧設定部E1の出力を変え
ることによって、負荷電圧或いは負荷電流を任意の値に
自由に設定し制御することができる。また、負荷RLが
空調や照明である場合には、検出値として温度計や照度
計の検出信号を入力し、制御電圧設定部E1で目標温度
や目標照度を設定してもよい。ここで述べた負荷電圧検
出部DV、或いは負荷電流検出部DAはいずれもスイッ
チング制御されている負荷の端子電圧と負荷に流れるス
イッチング電流の実効値或いは平均値の検出を行うもの
である。このことは従来からある降圧コンバータやスイ
ッチングレギュレータと異なりエネルギー貯蔵用のLが
なく、ダイレクトに負荷を制御する構造ゆえである。負
荷に印加される電力値の検出の場合も同様に実効値或い
は平均値が必要になる。(ただし、検出対象が温度や照
度などのように負荷の持つ時定数で平準化されている場
合は特に必要とはしない。) 次に、スイッチング制御回路ICにより行うスイッチン
グ手段Q1の制御について具体的に説明する。負荷RL
に給電すると、その給電量に伴って電気二重層コンデン
サ電池C1、C2の電圧が漸減し、その電圧に対応し
て、スイッチング制御回路ICでは、例えばPWM(パ
ルス幅変調)制御を採用したものであれば、図7に示す
ように時比率を大きくしパルスの幅を広げてゆくことに
よって負荷に供給される電圧や電流が指令値になるよう
にスイッチング手段Q1を制御する。また、パルス周波
数変調制御を採用したものであれば、パルスの繰り返し
周波数を上げてゆくことにより、やはり負荷に供給され
る電圧や電流が一定になるようにスイッチング手段Q1
を制御する。
【0029】例えばPWM(パルス幅変調)制御の場合
において、電圧設定部12に12Vが設定されていると
きは、二重層コンデンサ電池C1、C2の電圧に対し図
7に示すように48Vで25%、24Vに低下すると5
0%、さらに12Vまで低下してしまうと100%の時
比率(デューティ比)となる。つまり、時比率は、図8
に示すように電池電圧に対する設定値の割合となる。
【0030】図9は出力変換・調整回路の動作原理を説
明するための図である。上記出力変換・調整回路の構成
はシンプルであるが、その効果を発揮するには電池の電
圧値を負荷に連続印加して使用できる連続定格電圧値以
上、数倍に設計・設定するところにある。したがって、
負荷においても、降圧型コンバータのリアクトル、コン
デンサ、ダイオードで平滑化された電圧ではなく、定格
の2倍大きいパルス状の電圧が印加されるので、内部で
放電やリーク、劣化が発生しないように、巻線であれば
絶縁材、沿面距離を配慮して製作されたものであること
はいうまでもない。例えば、連続運転定格電圧12V、
最大定格電圧25Vのような負荷の仕様となる。
【0031】図9(a)において、直流モータM1は、
その連続の定格電圧が12Vのものであり、並列に転流
ダイオードCR1を接続したものである。したがって、
この回路では、スイッチング手段Q1が導通状態から遮
断状態に変化しても転流ダイオードCR1を通してモー
タM1の電流をそのまま流し続けさせる機能を持ってい
る。電気二重層コンデンサ電池C1、C2は、各電圧は
12Vで直列接続された電池の合計電圧は24Vである
とすると、この例では、24V〜12Vの電池電圧の範
囲で使用することができ、図1〜図5に示すコンデンサ
電池の接続切り換えを採用することにより電池エネルギ
ーの約94%を利用できる設計になる。スイッチング手
段Q1によってPWM(パルス幅変調)制御を行う場
合、前述したように、モータM1の連続使用できる定格
は12Vであるから、電池電圧が24Vの場合にはデュ
ーティ・レシオ(時比率)50%のパルスでドライブす
る。このパルスドライブにより、モータM1には12V
の電圧が印加されたことと等価になる。電池電圧が12
Vの場合はデューティ・レシオが100%のパルスを印
加することで連続定格電圧が12VのモータM1は駆動
できることになる。この電池電圧と駆動パルスの波形を
示したのが図7であり、デューティ・レシオとの関係を
示したのが図8である。このように電気二重層コンデン
サ電池の電圧が24Vから12Vまで変化しても、スイ
ッチング手段Q1は、図8のディーティ・レシオ以内で
負荷の0〜100%制御が可能になる。ここで使用する
モータM1は巻線とケースあるいは、巻線とGND間の
耐圧は24Vに強化したものである。
【0032】このように負荷RLがモータなどの誘導性
負荷とダイオードとを並列接続したものである場合に
は、スイッチ周波数を負荷電流連続の条件が成立する範
囲で使用すると、印加電圧はパルス波形の平均値とな
る。したがって、電気二重層コンデンサ電池C1、C2
の電圧Eが1/2に低下したとすると、PWM(パルス
幅変調)制御の場合にはパルス幅を2倍に広げることで
対処でき、パルス周波数変調制御の場合にはパルスの繰
り返し周波数を2倍に上げることで対処できる。したが
って、電池電圧が100%〜25%の間で大きく変動す
る電池でも、負荷の連続定格電圧以上に電池電圧を設定
し、漸次低下していく電池電圧に対応してコンデンサ電
池の接続切り換えや、パルス幅、繰り返し周波数を変化
させていく制御を行うことにより、電池電圧から安定化
する装置が不要になる。
【0033】図10は出力変換・調整回路の他の構成例
を示す図、図11は電池電圧によりループゲインを制御
するように構成した安定化回路の他の構成例を示す図で
ある。図10において、IC1はスイッチング制御回
路、IC2は差動増幅器を示し、差動増幅器IC2で検
出値Sと制御指令値E2とを比較し、さらにスイッチン
グ制御回路IC1で差動増幅器IC2の比較誤差と負荷
電流検出部DAの検出出力とを比較し、その比較誤差に
応じてパルス幅制御やパルス周波数制御によりスイッチ
ング手段Q1をスイッチング制御するように構成してい
る。つまり、検出値Sが制御指令値E2になるように負
荷RLに流れる電流を制御するように構成したものであ
る。ここで負荷電流検出部DAが電流波形をそのまま検
出するように構成すればスイッチング素子Q1の電流値
のピークを検出することが可能になり、電流制限性能の
良い過電流保護機能を備えることになる。この特徴も従
来の大きな時定数を持った降圧コンバータ或いは昇圧コ
ンバータでは到底、実現不可能な新たな機能である。
【0034】上記の実施例において、電流制御は、本質
的には負荷電流のみに注目して制御しているので、電池
電圧が変動しても外乱として無視して説明した。しか
し、実際には、同一負荷の場合という条件を付けると、
出力電圧制御、出力電流制御のいずれにおいても、電流
を増加させることはコンプライアンス電圧(定電流動作
時の負荷抵抗によって決まる追従出力電圧)も増加して
しまうために、自動制御系として見た場合の安定性に関
しては電池電圧が高い状態においてはスイッチング制御
の単位パルス幅、或いは単位周波数変動に対する出力の
比、つまりゲイン(利得)が高くなり、不安定になりや
すい傾向にある。つまり、36Vの電池電圧から0V〜
12Vを出力制御する場合と、12Vの電池電圧から0
V〜12Vを出力制御する場合では、前者の方が3倍程
ループゲインが高くなりそれだけ不安定になりやすいこ
とになる。このことを少し詳しく説明すると、MOSF
ETを含めたスイッチング制御回路全体の利得をA、出
力と制御指令値であるところの基準電圧の比(基準/出
力)を帰還比βとすると、この制御系の安定性はループ
ゲインAβの周波数特性から判断できる。この場合、出
力を0V〜12Vと変化させる手法としては基準電圧を
変化させて行う。こうすると帰還比βは一定となり出力
値に関係なく制御系は安定となる。問題は電池の電圧が
12Vから36Vへ変化するとスイッチング制御回路の
誤差増幅器の利得は一定でも、MOSFETでの利得が
3倍増加することになり不安定になりやすくなる。そこ
でその対策としてAに係数α=1/3を乗じることによ
りループゲインAβを一定にすることができる。つま
り、係数α=(定格電圧/電池電圧)を誤差増幅器の利
得に乗ずるように工夫すれば、電池電圧が刻一刻と変化
する場合でも、それに対応した係数αが打ち消すように
変化し、ループゲインAβが一定に保たれることにな
る。その構成を示したのが図11である。
【0035】図11において、1は電池電圧検出部、2
は設定部、3は演算部、4はPWM制御部又はPFM制
御部とMOSFETドライバ、5は作用部、6は誤差増
幅器を示す。設定部2は、負荷RLの連続定格電圧値を
設定するものであり、演算部3は、電池電圧検出部1の
検出値と設定部の設定値からα=(定格電圧/電池電
圧)を算出するものである。作用部5は、誤差増幅器6
の出力をアッテネートすることによって係数αを作用さ
せるものであるが、他に係数αを作用させる方法として
は、誤差増幅器の利得を変化させてもよいし、またPW
M回路の三角波形やランプ波形の振幅に作用させて変調
利得を変化させても実現が可能である。また、図11の
演算部3の出力である係数αは図8に示す時比率と同等
であるので、図示されていないが、演算部3の出力でP
WMスイッチング制御ICのデッドタイムコントロール
等に介入することにより電池電圧に対応したパルス幅以
上の制御出力が出ないよう、出力制限し負荷に定格以上
の電圧、電流、電力が印加されないようにした保護装置
を構成することができる。
【0036】なお、この安定化回路で効果のある負荷
は、スイッチング周期Tに対して、負荷を制御する場合
の時定数τ或いは、負荷の目標値に達するまでの応答時
間τがはるかに大きいことが条件となる。そのために、
負荷の種類等に合わせてパルス発生部13でスイッチン
グ周期Tの選択、切り換えを行う手段を設けるようにし
てもよい。スイッチング周期Tと時定数τや応答時間τ
との定量的な関係は、負荷や用途によっても異なるが一
般的には、τ≧10T〜100Tで表現される。しか
し、この条件式に限定するものではない。何故なら、負
荷の制御に要する時定数や、負荷の目標値に達するまで
の応答時間がこの条件式を満足していない場合であって
も、スイッチング手段と負荷との間にこの条件式を満足
する遅れ回路、1例を上げればローパス・フィルターを
挿入すればよいからである。この場合には、負荷単体で
条件式を満足しなくとも、フィルターを含む負荷システ
ム全体として条件を満たすことによって所望の効果が発
揮できる。
【0037】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、電気二重層コンデンサ電池を用いた電源
について説明したが、例えばリチウム電池のように電源
の消費により端子電圧が大きく変動する電池や導電性ポ
リマー、例えばポリアニリン、ポリアセンなどの電荷蓄
積機能を利用したコンデンサ等その他のコンデンサにも
同様に適用できることはいうまでもない。また、降圧コ
ンバータを用いた電源装置について説明したが、昇圧コ
ンバータを用いた電源装置でも昇圧比が2までの範囲で
適用できるので、同様に比較的良い効率で使用すること
ができる。さらには、コンデンサ電池C1、C2の並列
回路からこれらの直列回路への切り換えを行う構成を示
したが、これらは、1個で代表して記載したものであっ
て、複数のコンデンサを並列にしたものや、並列モニタ
を設けて直列にしたものであってもよい。勿論、出力変
換・調整回路として、従来の降圧コンバータや昇圧コン
バータだけでなく、種々の出力安定化回路を組み合わせ
てもよいことはいうまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数個の電圧変動の大きい電池を電圧の低下
に従って並列接続から直列に切り換え、並列直列切り換
え接続される電池を電源としてスイッチング手段により
負荷に供給する電圧又は電流を制御するので、電気二重
層コンデンサ電池のように満充電状態からエネルギーを
取り出すに従って電圧が漸次低下する電圧変動の大きい
電池を用いた電源装置であっても、電源側電圧の低電圧
化を図ることができる。その結果、制御手段として、降
圧コンバータを用いても昇圧コンバータを用いても、降
圧比や昇圧比を小さくすることができるので、安全性の
みならず、電源の効率の向上を図ることができ、さらに
は、使用半導体の選択の自由度や設計の自由度を大きく
とることができるので、装置の経済性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電圧変動の大きい電池を用いた
電源装置の1実施例を示す図である。
【図2】 本発明に係る電圧変動の大きい電池を用いた
電源装置の他の実施例を示す図である。
【図3】 本発明に係る電圧変動の大きい電池を用いた
電源装置の他の実施例を示す図である。
【図4】 本発明に係る電圧変動の大きい電池を用いた
電源装置の他の実施例を示す図である。
【図5】 本発明に係る電圧変動の大きい電池を用いた
電源装置の他の実施例を示す図である。
【図6】 出力変換・調整回路の構成例を示す図であ
る。
【図7】 パルス幅変調制御におけるパルス波形の例を
示す図である。
【図8】 パルス幅変調制御における電池電圧と時比率
との関係例を示す図である。
【図9】 出力変換・調整回路の動作原理を説明するた
めの図である。
【図10】 出力変換・調整回路の他の構成例を示す図
である。
【図11】 電池電圧によりループゲインを制御するよ
うに構成した安定化回路の他の構成例を示す図である。
【図12】 電気二重層コンデンサの蓄積エネルギー量
に対する端子電圧の変化特性の例を示す図である。
【図13】 昇圧コンバータで出力電圧を安定化する回
路の構成例を示す図である。
【図14】 降圧コンバータで出力電圧を安定化する回
路の構成例を示す図である。
【図15】 コンバータに負荷RLを接続した時の電池
電圧と出力電圧の時間経過に対する特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
A…出力変換・調整回路、C1、C2…コンデンサ電
池、S1〜S3…スイッチ、RL…負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡村 廸夫 神奈川県横浜市南区南太田町3丁目303番 の24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 満充電状態からエネルギーを取り出すに
    従って電圧が漸次低下する電圧変動の大きい電池を用い
    た電源装置であって、複数個の電圧変動の大きい電池
    と、該電池を並列接続から直列に切り換える切り換え手
    段と、該切り換え手段により並列直列切り換え接続され
    る電池を電源としてスイッチング手段により負荷に供給
    する電圧又は電流を制御する制御手段とを備え、切り換
    え手段は、電池を電圧の低下にしたがって並列接続から
    直列接続に切り換えるように構成したことを特徴とする
    電圧変動の大きい電池を用いた電源装置。
  2. 【請求項2】 電池は、電気二重層コンデンサからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の電圧変動の大きい電池
    を用いた電源装置。
  3. 【請求項3】 切り換え手段は、第1乃至第3の切り換
    えスイッチを有し、電池と第2の切り換えスイッチとの
    直列回路及び第3の切り換えスイッチと電池との直列回
    路を並列に接続し、それぞれの直列回路の直列接続点間
    に第1の切り換えスイッチを接続して、第1の切り換え
    スイッチに対し第2、第3の切り換えスイッチを相補的
    に動作させることを特徴とする請求項1記載の電圧変動
    の大きい電池を用いた電源装置。
  4. 【請求項4】 切り換えスイッチとして、半導体素子を
    用いたことを特徴とする請求項3記載の電圧変動の大き
    い電池を用いた電源装置。
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