JPH08167998A - 誤り修正装置 - Google Patents

誤り修正装置

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JPH08167998A
JPH08167998A JP30935894A JP30935894A JPH08167998A JP H08167998 A JPH08167998 A JP H08167998A JP 30935894 A JP30935894 A JP 30935894A JP 30935894 A JP30935894 A JP 30935894A JP H08167998 A JPH08167998 A JP H08167998A
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睦之 岡山
Yasuo Hamamoto
康男 濱本
Akihiro Takeuchi
明弘 竹内
Kenji Morimoto
健嗣 森本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレーム間差分処理を行っている画像の場合
(例えば、MPEG)においても、フレーム内修正を行
える誤り修正装置を提供する。 【構成】 入力信号(差分パルス符号化された信号を含
む信号系列)aから誤りを検出し、誤り検出情報cを出
力するエラー検出手段3と、入力信号aより、差分パル
ス符号化のリフレッシュ情報bを検出し出力するリフレ
ッシュ情報検出手段1と、上記誤り検出情報cとリフレ
ッシュ情報bを用いて、入力信号aより、誤りを含まな
いリフレッシュ区間の信号から信号を生成し、誤りを含
んだひとつのリフレッシュ区間の信号と置き換える修正
手段2を具備する。 【効果】 入力信号aに誤りが発生した場合、MPEG
に基づいてフレーム間差分処理を行っている画像の場合
にも、フレーム内修正を行うことができ、視覚上、損傷
の少ない画像を構成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、差分パルス符号化され
た映像信号、もしくは可変長符号化された映像信号にお
いて、誤りが検出された際に、その誤りの部分を修正す
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、差分パルス符号化された映像信
号、もしくは可変長符号化された映像信号において、誤
りが検出された際には、誤りが検出された画面と同一カ
所の前フレームの画面で置き変わるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、MPEG(Moving Picture Exp
erts Group)標準規格(動画像圧縮方式)に
基づいてフレーム間差分処理を行っている画像の場合に
は、置き変わる前フレームというものが数フレームから
十数フレーム前のフレームとなる。特に、MPEGに基
づいて記録したVTRの特殊再生(高速再生)時におい
ては、フレーム内処理を施した画面しか用いないため
に、十数フレーム前の画面で修正がなされることにな
り、非常に見ずらい画面となるという問題があった。
【0004】そこで本発明は、上記課題を解決するもの
であり、MPEGに基づいてフレーム間差分処理を行っ
ている画像の場合に、フレーム内修正を行うことによ
り、画面を見やすくする誤り修正装置を提供することを
目的とするものである。特に、MPEGに基づいて記録
したVTRの特殊再生(高速再生)時において、非常に
有効な手段となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1発明の誤り修正装置は、差分パルス符号化され
た信号を含む信号系列を入力信号とし、差分パルス符号
化の一リフレッシュから次のリフレッシュまでの信号系
列をリフレッシュ区間とする誤り修正装置であって、前
記入力信号から誤りを検出し、誤り検出情報を出力する
誤り検出手段と、前記入力信号より差分パルス符号化の
リフレッシュ情報を検出し、出力するリフレッシュ情報
報検出手段と、前記誤り検出手段からの誤り検出情報と
前記リフレッシュ情報検出手段からのリフレッシュ情報
に基づいて、前記入力信号より、誤りを含まないリフレ
ッシュ区間の信号から信号を生成し、誤りを含んだひと
つのリフレッシュ区間の信号と置き換える修正手段を備
えることを特徴とするものである。
【0006】また第2発明の誤り修正装置は、上記第1
発明の誤り修正装置であって、修正手段は、入力信号を
記憶する記憶手段と、誤り検出手段からの誤り検出情報
とリフレッシュ情報検出手段からのリフレッシュ情報に
基づいて、前記記憶手段を制御して、誤りを含んだひと
つのリフレッシュ区間の信号のかわりに、誤りを含まな
いひとつのリフレッシュ区間の信号を出力する制御回路
を備えることを特徴とするものである。
【0007】さらに第3発明の誤り修正装置は、上記第
2発明の誤り修正装置であって、修正手段に、記憶手段
からの出力信号を入力し、誤りを含んだひとつのリフレ
ッシュ区間の信号から生成された信号を誤りを含まない
ひとつのリフレッシュ区間の信号と同一ビット数に変換
するデータビット数変換回路を付加することを特徴とす
るものである。
【0008】また第4発明の誤り修正装置は、入力信号
がさらに周波数変換符号化が施されている信号の場合に
おける、上記第3発明の誤り修正装置であって、データ
ビット数変換回路に、画面の中央付近でない高域成分、
画面の中央付近の高域成分の順にデータを除去する機能
を付加することを特徴とする。
【0009】さらに第5発明の誤り修正装置は、上記第
1発明の誤り修正装置であって、修正手段は、入力信号
の差分パルス符号化を復元し、出力する差分パルス符号
化復元回路と、前記差分パルス符号化復元回路からの出
力を記憶する記憶手段と、誤り検出となったデータの画
面上の周囲のデータから補間データを生成し、前記記憶
手段に出力するデータ補間手段と、誤り検出手段からの
誤り検出情報とリフレッシュ情報検出手段からのリフレ
ッシュ情報により、誤り検出となったデータの画面上の
周囲のデータを前記記憶手段から抽出し、前記データ補
間手段に伝送し、前記データ補間手段からの出力を前記
記憶手段に伝送し、前記記憶手段を制御して前記誤り検
出となったデータと置き換える制御手段と、前記記憶手
段からの信号に対して、差分パルス符号化を施す差分パ
ルス符号化手段とを備えることを特徴とするものであ
る。
【0010】さらに第6発明の誤り修正装置は、可変長
符号化が施されている入力信号の場合における、上記第
1発明の誤り修正装置であって、修正手段は、入力信号
の可変長符号化を復元し、出力する可変長符号化復元回
路と、前記可変長符号化復元回路からの出力の差分パル
ス符号化を復元し、出力する差分パルス符号化復元回路
と、前記差分パルス符号化復元回路からの出力を記憶す
る記憶手段と、誤り検出となったデータの画面上の周囲
のデータから補間データを生成し、前記記憶手段に出力
するデータ補間手段と、誤り検出手段からの誤り検出情
報とリフレッシュ情報検出手段からのリフレッシュ情報
により、誤り検出となったデータの画面上の周囲のデー
タを前記記憶手段から抽出し、データ補間手段に伝送
し、前記データ補間手段からの出力を前記記憶手段に伝
送し、前記記憶手段を制御して前記誤り検出となったデ
ータと置き換える制御手段と、前記記憶手段からの信号
に対して、差分パルス符号化を施し、出力する差分パル
ス符号化手段と、前記差分パルス符号化手段の出力信号
に可変長符号化を施す可変長符号化手段とを備えること
を特徴とするものである。
【0011】また第7発明の誤り修正装置は、上記第6
発明の誤り修正装置であって、可変長符号化手段に、差
分パルス符号化手段の出力信号に可変長符号化を施す際
に、リフレッシュ区間の信号と同一ビット数に変換する
機能を付加することを特徴とするものである。
【0012】さらに第8発明の誤り修正装置は、入力信
号がさらに周波数変換符号化が施されている信号の場合
における、上記第7発明の誤り修正装置であって、可変
長符号化手段に、画面の中央付近でない高域成分、画面
の中央付近の高域成分の順にデータを除去する機能を付
加することを特徴とするものである。
【0013】
【作用】上記第1発明の構成により、MPEGに基づい
てフレーム間差分処理を行っている画像の場合にも、入
力信号に誤りが検出されると、入力信号より、誤りを含
まないリフレッシュ区間の信号から信号を生成し、誤り
を含んだひとつのリフレッシュ区間の信号と置き換えら
れ、フレーム内修正が行われる。よって、特にMPEG
に基づいて記録したVTRの特殊再生時に、非常に見や
すい画面が得られる。
【0014】また上記第2発明の構成により、入力信号
に誤りが検出されると、記憶手段に記憶された前時刻の
入力信号より、誤りを含まないリフレッシュ区間の信号
から信号を生成し、誤りを含んだひとつのリフレッシュ
区間の信号と置き換えられ、フレーム内修正が行われ
る。
【0015】さらに第3発明の構成により、誤りが検出
されたリフレッシュ区間は前時刻の誤りが検出されなか
ったリフレッシュ区間に置き変わっているので、ビット
系列が置き変わる前と後では、ビット数は基本的に異な
っていることから、同一ビット数となるように修正され
る。よって、損傷のない画面が得られる。
【0016】また上記第4発明の構成により、同一ビッ
ト数となるように修正する際に、ビット数が多いと、画
面の中央付近でない高域成分、画面の中央付近の高域成
分の順にデータを除去する。よって、あまり損傷のない
画面が得られる。
【0017】さらに上記第5発明の構成により、入力信
号は差分パルス符号化が復元され、記憶手段に記憶さ
れ、入力信号に誤りが検出されると、誤り検出となった
データの画面上の周囲のデータが記憶手段より抽出さ
れ、このデータが誤り検出となったデータと置き換えら
れ、差分パルス符号化が施され、フレーム内修正が行わ
れる。
【0018】また上記第6発明の構成により、入力信号
は可変長符号化が復元され、さらに差分パルス符号化が
復元され記憶手段に記憶され、入力信号に誤りが検出さ
れると、誤り検出となったデータの画面上の周囲のデー
タが記憶手段より抽出され、このデータが誤り検出とな
ったデータと置き換えられ、差分パルス符号化が施さ
れ、さらに可変長符号化が施され、フレーム内修正が行
われる。
【0019】さらに第7発明の構成により、誤りが検出
されたリフレッシュ区間は前時刻の誤りが検出されなか
ったリフレッシュ区間に置き変わっているので、ビット
系列が置き変わる前と後では、ビット数は基本的に異な
っていることから、同一ビット数となるように修正され
る。よって、損傷のない画面が得られる。
【0020】また上記第8発明の構成により、同一ビッ
ト数となるように修正する際に、ビット数が多いと、画
面の中央付近でない高域成分、画面の中央付近の高域成
分の順にデータを除去する。よって、あまり損傷のない
画面が得られる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。 (実施例1)図1は本発明の一実施例における誤り修正
装置を示すブロック図である。
【0022】本発明の誤り修正装置は、入力信号aをM
PEGのビットストリームとする誤り修正装置であり、
入力信号aを入力して差分パルス符号化のリフレッシュ
であることを示す信号(リフレッシュ情報)を検出し、
リフレッシュ情報bを出力するするリフレッシュ情報/
画面位置情報検出手段1と、入力信号aを入力し、修正
済信号dを出力修正手段2(後述する)と、入力信号a
から誤りを検出し、誤りが検出されれば、誤り検出情報
cを出力するエラー検出手段3から構成されている。
【0023】上記リフレッシュ情報/画面位置情報検出
手段1では、MPEGにおいてリフレッシュはスライス
単位で行われているために、スライスヘッダを検出すれ
ば良いことになる。さらに、スライスヘッダには画面位
置情報が記録されている。
【0024】また、エラー検出手段3では、MPEGの
ビットストリームに例えばリードソロモン符号等の誤り
訂正符号化が施されていれば、その復号回路でよい。上
記修正手段2は、図2に示すように、入力信号aを記憶
する記憶回路(メモリ)12と、リフレッシュ情報/画
面位置情報検出手段1の出力であるリフレッシュ情報b
とエラー検出手段3の出力である誤り検出情報cを入力
し、メモリ12中のデータを制御する制御回路11(後
述する)と、データビット数変換回路13(後述する)か
ら構成されている。
【0025】制御回路11は、メモリ12上で、リフレ
ッシュ情報bによるリフレッシュの位置、すなわち、ス
ライスヘッダが書き込まれているアドレスを管理する。
そして、メモリ12に書き込まれたデータを、リフレッ
シュ区間(一リフレッシュから次のリフレッシュまでの
信号系列)毎に、エラー検出回路3でエラーが検出され
なければ(誤り検出情報cを入力しなければ)、そのま
ま読みだして、データビット数変換回路13に送る。ま
たエラー検出回路3によりエラーが検出されると(誤り
検出情報cを入力すると)、エラーが発生したリフレッ
シュ区間を制御回路11は記憶する。そして、リフレッ
シュ情報/画面位置情報検出手段1から次のリフレッシ
ュ情報bを入力するまで、すなわち、スライスヘッダを
検出するまでは、メモリ12にデータを書き込まない。
さらに、最も最近に書き込まれたスライスヘッダの部分
まで消去する。読み出し時は、エラー検出がされていな
いリフレッシュ区間のデータを複数回読みだし、データ
ビット数変換回路13に送る。さらに、エラーが発生し
たリフレッシュ区間かどうかの判定信号をデータビット
数変換回路13に送る。
【0026】データビット数変換回路13は、制御回路
11からエラーが発生したリフレッシュ区間かどうかの
判定信号を入力し、誤りが検出されなかったリフレッシ
ュ区間はそのまま修正済信号dとして出力する。誤りが
検出されたリフレッシュ区間は前時刻の誤りが検出され
なかったリフレッシュ区間に置き変わっているので、ビ
ット系列が置き変わる前と後では、ビット数は基本的に
異なっており、ビット数を合わせて修正済信号dとして
出力する。すなわち、ビット数が同一であれは、そのま
ま出力する。置き変わった後の方がビット数が少なけれ
ば、スタフィングビットを挿入し、ビット数を合わせ
る。逆に、多い場合には、画面の中央付近でない高域成
分、画面の中央付近の高域成分の順にデータを除去す
る。MPEGの場合、DCTを施しているので、画面の
中央でない部分の高域から削除すれば、あまり損傷のな
い画面が得られる。
【0027】上記構成による作用を説明する。まず入力
信号a(MPEGのビットストリーム)がリフレッシュ
情報/画面位置情報検出手段1とエラー検出手段3と修
正手段2のメモリ12に入力される。リフレッシュ情報
/画面位置情報検出手段1では、リフレッシュ情報を検
出し、エラー検出手段3では、誤りを検出する。修正手
段2の制御回路11では、リフレッシュ情報/画面位置
情報検出手段1からの出力信号であるリフレッシュ情報
bとエラー検出手段3の出力である誤り検出情報cに基
づいて、メモリ12に書き込まれたデータをリフレッシ
ュ区間毎に、エラー検出回路3でエラーが検出されなけ
れば、そのまま読みだされ、データビット数変換回路1
3に送られる。エラー検出回路3によりエラーが検出さ
れると、エラーが発生したリフレッシュ区間を記憶し、
リフレッシュ情報検出手段1が次のリフレッシュ信号す
なわち、スライスヘッダを検出するまでは、データを書
き込まない。さらに、最も最近に書き込まれたスライス
ヘッダの部分まで消去する。読みだし時は、エラー検出
がされていないリフレッシュ区間のデータを複数回読み
だし、データビット数変換回路13に送る。データビッ
ト数変換回路13は誤りが検出されなかったリフレッシ
ュ区間はそのまま修正済信号dとして出力する。誤りが
検出されたリフレッシュ区間は前時刻の誤りが検出され
なかったリフレッシュ区間に置き変わっているので、ビ
ット系列が置き変わる前と後では、ビット数は基本的に
異なっている。もし、同一であれば、そのまま修正済信
号dとして出力する。ビット数が異なっていれば、ビッ
ト数を合わせて修正済信号dとして出力する。すなわ
ち、置き変わった後の方がビット数が少なければ、スタ
フィングビットを挿入し、逆に、多い場合には、画面の
中央でない部分のビットから削除する。
【0028】このように、入力信号aに誤りが発生した
場合、MPEGに基づいてフレーム間差分処理を行って
いる画像の場合にも、フレーム内修正を行うことがで
き、特にMPEGに基づいて記録したVTRの特殊再生
時に、非常に見やすい画面が得ることができる。 (実施例2)図3は本発明の他の実施例における誤り修
正装置のブロック図である。上記実施例1と同一の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0029】実施例1と異なるところは、修正の手法で
ある。実施例1では、誤りが検出されたリフレッシュ区
間を誤りの検出されていないリフレッシュ区間に置き換
えていたが、本実施例では、誤りが検出されたリフレッ
シュ区間を画面上回りのリフレッシュ区間のデータから
補間する。修正手段2が異なる。
【0030】本実施例の修正手段2’は、入力信号aの
可変長符号化を復元し、出力する可変長符号化復号回路
(VLD)21と、画像のDC成分は差分パルス符号化
が施されているので、VLD21から出力されたデータ
の差分を復元し、出力する差分パルス符号化復元回路
(DPCM-1)22と、DPCM-122から出力された
データをそのまま記憶する記憶回路(メモリ)23と、
エラーが検出されたリフレッシュ区間のデータに対し
て、そのデータの画面上の回りのデータで補間を行うデ
ータ補間回路24と、メモリ23からの信号に対して、
差分パルス符号化を施す差分パルス符号化回路(DPC
M)25と、DPCM25の出力信号に可変長符号化を
施し修正済信号dとして出力する可変長符号化回路(V
LC)26と、後述する制御回路27から構成されてい
る。
【0031】制御回路27の動作を説明する。制御回路
27は、リフレッシュ情報/画面位置情報検出手段1の
リフレッシュ情報bとエラー検出手段3の誤り検出情報
cを入力する。そして、データ補間回路24に、誤りの
検出されたリフレッシュ区間のデータに対して、画面上
で回りのデータから補間を行い、補間によって得られた
データを誤りの検出されたリフレッシュ区間のデータが
記憶されている所に上書きをするように、指令をする。
そして、リフレッシュ区間ごとに、誤りが検出されない
かもしくは、補間が完了した時点で、メモリ23から読
み出すように、指令する。またVLC25に対して、エ
ラーが発生したリフレッシュ区間かどうかの判定信号
と、補間される前のビット数を出力する。
【0032】VLC26は、DPCM25の出力信号に
可変長符号化を施し修正済信号dとして出力する。その
際、制御回路27の上記情報を元に、データが補間前よ
りもビット数が少なければ、スタフィングビットを挿入
し、多ければ、画面上中央で無い部分の成分を削除す
る。なお、MPEGでは、DCTも施されているので、
画面上中央で無い部分の高域成分から削除すると、視覚
上、損傷の少ない画像が得られる。
【0033】上記構成による作用を説明する。まずVL
D21により、可変長符号化を復元し、復元されたデー
タをDPCM -122に送る。画像のDC成分は差分パル
ス符号化が施されているので、DPCM-122では、そ
の差分を復元し、メモリ23に送る。メモリ23では、
入力された信号を順次記憶する。そして、データ補間回
路24では、制御回路27からの指令に基づいて、エラ
ーが検出されたリフレッシュ区間のデータに対して、そ
のデータの画面上の回りのデータで補間を行う。すなわ
ち、誤りの検出されたリフレッシュ区間のデータに対し
て、画面上で回りのデータから補間を行い、補間によっ
て得られたデータを誤りの検出されたリフレッシュ区間
のデータが記憶されている所に上書きする。そして、リ
フレッシュ区間ごとに、誤りが検出されないかもしく
は、補間が完了した時点で、メモリ23から読み出され
る。メモリ23から読み出された信号はDPCM25に
より、DC成分に対して、差分パルス符号化が施され、
出力される。VLC25では、さらに、可変長符号化が
施され修正済信号dとして出力される。このとき、VL
C25では、補間されたリフレッシュ区間のデータに対
して、補間される前のビット数を制御回路27から得て
おり、この情報を元に、補間されたデータを可変長符号
化する際に、補間前よりもビット数が少なければ、スタ
フィングビットを挿入し、多ければ、画面上中央で無い
部分の成分を削除する。
【0034】このように、可変長符号化が施され、フレ
ーム間差分処理を行っている画像の場合にも、フレーム
内修正を行うことができ、特にMPEGに基づいて記録
したVTRの特殊再生時に、非常に見やすい画面を得る
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、第1発明によれば、差分
パルス符号化のリフレッシュ(あるいは画面位置情報)
を検出する機能を具備し、誤りが発生したリフレッシュ
区間を同一フレーム内の誤りの無いリフレッシュ区間よ
り補間を行う機能を具備することにより、MPEGに基
づいてフレーム間差分処理を行っている画像の場合にお
いても、フレーム内修正を行うことができ、視覚上、損
傷の少ない画像を構成することができる。特に、MPE
Gに基づいて記録したVTRの特殊再生(高速再生)時
においては、有効な技術となる。
【0036】また第2発明によれば、入力信号に誤りが
検出されると、記憶手段に記憶された前時刻の入力信号
より誤りを含まないリフレッシュ区間の信号から信号を
生成し、誤りを含んだひとつのリフレッシュ区間の信号
と置き換えることにより、フレーム内修正を行うことが
でき、視覚上、損傷の少ない画像を構成することができ
る。特に、MPEGに基づいて記録したVTRの特殊再
生(高速再生)時においては、有効な技術となる。
【0037】さらに第3発明によれば、誤りが検出され
たリフレッシュ区間は前時刻の誤りが検出されなかった
リフレッシュ区間に置き変わっているので、ビット系列
が置き変わる前と後では、ビット数は基本的に異なって
いることから、同一ビット数となるように修正されるこ
とにより、視覚上、損傷のない画像を得ることができ
る。
【0038】また第4発明によれば、同一ビット数とな
るように修正する際に、ビット数が多いと、画面の中央
付近でない高域成分、画面の中央付近の高域成分の順に
データを除去することにより、視覚上、あまり損傷のな
い画像を得ることができる。
【0039】さらに第5発明によれば、入力信号は差分
パルス符号化が復元され記憶手段な記憶され、入力信号
に誤りが検出されると、誤り検出となったデータの画面
上の周囲のデータが記憶手段より抽出され、このデータ
が誤り検出となったデータと置き換えられ、差分パルス
符号化が施されることにより、フレーム内修正を行うこ
とができ、視覚上、損傷の少ない画像を得ることができ
る。
【0040】また第6発明によれば、入力信号は可変長
符号化が復元され、さらに差分パルス符号化が復元され
記憶手段な記憶され、入力信号に誤りが検出されると、
誤り検出となったデータの画面上の周囲のデータが記憶
手段より抽出され、このデータが誤り検出となったデー
タと置き換えられ、差分パルス符号化が施され、さらに
可変長符号化が施されることにより、可変長符号化が施
されフレーム間差分処理を行っている画像の場合におい
ても、フレーム内修正を行うことができ、視覚上、損傷
の少ない画像を構成することができる。特に、MPEG
に基づいて記録したVTRの特殊再生(高速再生)時に
おいては、有効な技術となる。
【0041】さらに第7発明によれば、誤りが検出され
たリフレッシュ区間は前時刻の誤りが検出されなかった
リフレッシュ区間に置き変わっているので、ビット系列
が置き変わる前と後では、ビット数は基本的に異なって
いることから、同一ビット数となるように修正されるこ
とにより、視覚上、損傷のない画像を得ることができ
る。
【0042】また第8発明によれば、同一ビット数とな
るように修正する際に、ビット数が多いと、画面の中央
付近でない高域成分、画面の中央付近の高域成分の順に
データを除去することにより、視覚上、あまり損傷のな
い画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における誤り修正装置のブロ
ック図である。
【図2】図1の誤り修正装置の詳細なブロック図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例における誤り修正装置のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 リフレッシュ情報/画面位置情報検出手段 2,2’ 修正手段 3 エラー検出手段 11 制御回路 12 メモリ 13 データビット数変換回路 21 可変長符号化復号回路(VLD) 22 差分パルス符号化復元手段(DPCM-1) 23 メモリ 24 差分パルス符号化回路(DPCM) 25 可変長符号化回路(VLC) 27 制御回路 a 入力信号 b リフレッシュ情報 c 誤り検出情報 d 修正済信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 健嗣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差分パルス符号化された信号を含む信号
    系列を入力信号とし、差分パルス符号化の一リフレッシ
    ュから次のリフレッシュまでの信号系列をリフレッシュ
    区間とする誤り修正装置であって、 前記入力信号から誤りを検出し、誤り検出情報を出力す
    る誤り検出手段と、前記入力信号より差分パルス符号化
    のリフレッシュ情報を検出し、出力するリフレッシュ情
    報報検出手段と、前記誤り検出手段からの誤り検出情報
    と前記リフレッシュ情報検出手段からのリフレッシュ情
    報に基づいて、前記入力信号より、誤りを含まないリフ
    レッシュ区間の信号から信号を生成し、誤りを含んだひ
    とつのリフレッシュ区間の信号と置き換える修正手段を
    備えることを特徴とする誤り修正装置。
  2. 【請求項2】 修正手段は、入力信号を記憶する記憶手
    段と、誤り検出手段からの誤り検出情報とリフレッシュ
    情報検出手段からのリフレッシュ情報に基づいて、前記
    記憶手段を制御して、誤りを含んだひとつのリフレッシ
    ュ区間の信号のかわりに、誤りを含まないひとつのリフ
    レッシュ区間の信号を出力する制御回路を備えることを
    特徴とする請求項1記載の誤り修正装置。
  3. 【請求項3】 修正手段に、記憶手段からの出力信号を
    入力し、誤りを含んだひとつのリフレッシュ区間の信号
    から生成された信号を誤りを含まないひとつのリフレッ
    シュ区間の信号と同一ビット数に変換するデータビット
    数変換回路を付加することを特徴とする請求項2記載の
    誤り修正装置。
  4. 【請求項4】 入力信号がさらに周波数変換符号化が施
    されている信号の場合において、 データビット数変換回路に、画面の中央付近でない高域
    成分、画面の中央付近の高域成分の順にデータを除去す
    る機能を付加することを特徴とする請求項3記載の誤り
    修正装置。
  5. 【請求項5】 修正手段は、入力信号の差分パルス符号
    化を復元し、出力する差分パルス符号化復元回路と、前
    記差分パルス符号化復元回路からの出力を記憶する記憶
    手段と、誤り検出となったデータの画面上の周囲のデー
    タから補間データを生成し、前記記憶手段に出力するデ
    ータ補間手段と、誤り検出手段からの誤り検出情報とリ
    フレッシュ情報検出手段からのリフレッシュ情報によ
    り、誤り検出となったデータの画面上の周囲のデータを
    前記記憶手段から抽出し、前記データ補間手段に伝送
    し、前記データ補間手段からの出力を前記記憶手段に伝
    送し、前記記憶手段を制御して前記誤り検出となったデ
    ータと置き換える制御手段と、前記記憶手段からの信号
    に対して、差分パルス符号化を施す差分パルス符号化手
    段とを備えることを特徴とする請求項1記載の誤り修正
    装置。
  6. 【請求項6】 可変長符号化が施されている入力信号の
    場合において、 修正手段は、入力信号の可変長符号化を復元し、出力す
    る可変長符号化復元回路と、前記可変長符号化復元回路
    からの出力の差分パルス符号化を復元し、出力する差分
    パルス符号化復元回路と、前記差分パルス符号化復元回
    路からの出力を記憶する記憶手段と、誤り検出となった
    データの画面上の周囲のデータから補間データを生成
    し、前記記憶手段に出力するデータ補間手段と、誤り検
    出手段からの誤り検出情報とリフレッシュ情報検出手段
    からのリフレッシュ情報により、誤り検出となったデー
    タの画面上の周囲のデータを前記記憶手段から抽出し、
    データ補間手段に伝送し、前記データ補間手段からの出
    力を前記記憶手段に伝送し、前記記憶手段を制御して前
    記誤り検出となったデータと置き換える制御手段と、前
    記記憶手段からの信号に対して、差分パルス符号化を施
    し、出力する差分パルス符号化手段と、前記差分パルス
    符号化手段の出力信号に可変長符号化を施す可変長符号
    化手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の誤り
    修正装置。
  7. 【請求項7】 可変長符号化手段に、差分パルス符号化
    手段の出力信号に可変長符号化を施す際に、リフレッシ
    ュ区間の信号と同一ビット数に変換する機能を付加する
    ことを特徴とする請求項6記載の誤り修正装置。
  8. 【請求項8】 入力信号がさらに周波数変換符号化が施
    されている信号の場合において、 可変長符号化手段に、画面の中央付近でない高域成分、
    画面の中央付近の高域成分の順にデータを除去する機能
    を付加することを特徴とする請求項7記載の誤り修正装
    置。
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