JPH08167489A - 蛍光管のインバータ駆動回路 - Google Patents

蛍光管のインバータ駆動回路

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JPH08167489A
JPH08167489A JP6333488A JP33348894A JPH08167489A JP H08167489 A JPH08167489 A JP H08167489A JP 6333488 A JP6333488 A JP 6333488A JP 33348894 A JP33348894 A JP 33348894A JP H08167489 A JPH08167489 A JP H08167489A
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JP
Japan
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fluorescent tube
voltage
capacitor
output voltage
inverter
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JP6333488A
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Kenichi Sasaki
健一 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トランスのレアショートを防いで、トランスの
大型化を避けることができる蛍光管のインバータ駆動回
路を提供すること。 【構成】入力電源の電圧をコントロールして、出力電圧
を出力するための電源コントロール部24と、電源コン
トロール部からの出力電圧を変換して、蛍光管21に高
圧の出力電圧を与えるインバータ部26と、蛍光管21
における電圧をピーク整流するためのコンデンサC3を
備えて蛍光管21の点灯状態を電源コントロール部24
にフィードバックするフィードバック部20と、起動時
にコンデンサにチャージされるまでの間のデッドタイム
TCをコントロールして、起動時におけるコンデンサC
3の出力電圧を所定の高電圧未満に制御するデッドタイ
ムコントロール部60と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ入力電圧の
デューティ比を変えることにより、蛍光管の調光をする
ようになっている蛍光管のインバータ駆動回路の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイとして、液晶表示装置は、
各種領域において多用されている。この液晶表示装置の
表示面に表示された表示内容を見やすくするために、バ
ックライトとして蛍光管が用いられている。この蛍光管
は、図4に示すような駆動回路により駆動および調光を
行うことができる。図4の従来の蛍光管の駆動回路は、
入力部1、電源コントロール部2、インバータ部3を有
している。蛍光管4は、インバータ部3に接続されてお
り、入力電圧が与えられた電源コントロール部2のトラ
ンジスタQ1は部分Aで示すような方形波の出力電圧H
をインバータ部3に与えることができる。インバータ部
3のチョークコイルL1の電圧波形Fは、部分Bに示し
ていて、トランスT1において高圧の電圧になる。この
高圧の電圧は部分Cで示されていて高圧の管電圧Gが蛍
光管4を点灯させる。蛍光管4の電圧はセンスライン5
を介して電源コントロール部2のP.W.M(パルス・
ワイズ・モジュレーション)制御部6に与えられ、この
センスライン5からの蛍光管4の電圧信号に基づいて、
蛍光管4の点灯を制御するようになっている。
【0003】入力部1の近くには蛍光管4の調光を行う
ための可変抵抗7が設けられている。この調光用の可変
抵抗7を調整することにより、図4に示すように部分A
の出力電圧Hのオン/オフのデューティの比率を可変し
て、蛍光管4の調光をするようになっていて、明るい蛍
光管4の光量を減らして暗い状態にする場合には、出力
電圧Hのオン/オフのデューティ比を下げることにより
行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の蛍光
管のインバータ駆動回路では、蛍光管4の管電流をP.
W.M制御を行うために、コンデンサC3およびダイオ
ードD1等を用いてピーク整流を行うことで、蛍光管の
調光の制御を行っている。しかし、このような従来の駆
動回路では、トランスT1において、2次側コイルに通
常よりも高電圧が発生して、トランスT1のレアショー
トという問題が発生している。このレアショートとは、
トランスの許容電圧がオーバすることにより、巻線の途
中でショートしてしまい、大電流が流れてしまうことで
ある。これにより、発煙、発火などの危険を伴う。
【0005】図6は、その従来の駆動回路におけるレア
ショートの例を示している。図6の左側の図6(a)
(b)は、調光が最大の場合を示していて、右側の図
(c)(d)は調光が最小の場合を示している。図6
(a)は、センスライン5のコンデンサC3へのチャー
ジ電圧を示していて、図6(b)は、そのコンデンサC
3の出力電圧を示している。起動時にコンデンサC3に
チャージされるまでの時間である、いわゆるデッドタイ
ム(高電圧の発生時間)tcにおける電圧VL1は、通
常の電圧VL2に比べて約1.7ないし1.8倍の電圧
が発生している。一方、図6(c)は、調光が最小の場
合におけるセンスライン5のコンデンサC3へのチャー
ジ電圧を示していて、図6(d)はコンデンサC3の出
力電圧を示している。図6(c)および(d)に示すよ
うに、調光で蛍光管を暗くした場合には、コンデンサC
3に対するチャージ電圧が小さくなるために、起動時に
コンデンサC3にチャージされるまでの時間である、い
わゆるデッドタイム(高電圧の発生時間)Tdが長くな
ってしまう。このように、起動時には制御しているセン
スライン5にあるコンデンサC3に電圧がチャージして
いる比較的長いデッドタイムtdの間高電圧が発生して
おり、高電圧の発生時間が長くなり、トランスT1のレ
アショートの問題が発生する。このためにトランスT1
の耐圧を上げるために部品の形状が大型化してしまうと
いう問題がある。従来の駆動回路では、図5に示すよう
に、固定抵抗6aをP.W.M制御部6に設けて、この
固定抵抗6aの抵抗値を設定することにより、上述した
デッドタイムを設定しているだけである。
【0006】そこで上記課題を解消するためになされた
ものであり、トランスのレアショートを防いで、トラン
スの大型化を避けることができる蛍光管のインバータ駆
動回路を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、インバータ入力電圧のデューティ比を変えるこ
とにより、蛍光管の調光をするようになっている蛍光管
のインバータ駆動回路において、入力電源の電圧をコン
トロールして、出力電圧を出力するための電源コントロ
ール部と、前記電源コントロール部からの前記出力電圧
を変換して、前記蛍光管に高圧の出力電圧を与えるイン
バータ部と、前記蛍光管における電圧をピーク整流する
ためのコンデンサを備えて、前記蛍光管の点灯状態を電
源コントロール部にフィードバックするフィードバック
部と、前記起動時に前記コンデンサにチャージされるま
での間のデッドタイムをコントロールして、起動時にお
ける前記コンデンサの出力電圧を所定の高電圧未満に制
御するデッドタイムコントロール部と、を備える蛍光管
のインバータ駆動回路により、達成される。本発明にあ
っては、好ましくは前記蛍光管は、ディスプレイの表示
部に表示される内容を見やすくするためのバックライト
である。本発明にあっては、好ましくは前記ディスプレ
イは、液晶表示装置である。本発明にあっては、好まし
くは前記デッドタイムコントロール部は、2つの分圧用
の抵抗と、コンデンサからなる。
【0008】
【作用】上記構成によれば、本発明にあっては、電源コ
ントロール部は、入力電源の電圧をコントロールして、
インバータ部は、電源コントロール部からの出力電圧を
変換して、蛍光管に高圧の出力電圧を与える。フィード
バック部は、蛍光管における電圧をピーク整流するため
のコンデンサを備えて、蛍光管の点灯状態を電源コント
ロール部にフィードバックする。デッドタイムコントロ
ール部は、起動時にコンデンサにチャージされるまでの
間のデッドタイムをコントロールして、起動時における
コンデンサの出力電圧を所定の高電圧未満に制御する。
これにより、デッドタイムにおけるコンデンサの出力電
圧が異常に大きくならず、たとえばインバータ部のトラ
ンスのレアショートといったトラブルを防げる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。図1は、本発明
の蛍光管のインバータ駆動回路の好ましい実施例を示し
ている。図1において、ディスプレイとして液晶表示装
置10が示されており、蛍光管21は、液晶表示装置1
0の表示部16の背面から光を与えて、その表示部16
の表示を見やすくするためのバックライトとして機能す
るものである。蛍光管のインバータ駆動回路は、入力部
22、電源コントロール部24、インバータ部26、調
光用の可変抵抗17、フィードバック部20、そしてデ
ッドタイムコントロール部60などを有している。入力
部22は、可変型の直流電源30を有していて、直流電
源30のプラス側が入力電圧Vinを与えることがで
き、直流電源30のマイナス側がグランドGNDになっ
ている。直流電源30のプラス側とマイナス側に対し
て、電源コントロール部24が接続されている。この電
源コントロール部24は、トランジスタQ1とP.W.
M制御部(Pulse Width Modulati
on)31を備えている。P.W.M制御部31は、ト
ランジスタQ1のベースに接続されていると共に、入力
部22のグランドGNDに接続されている。トランジス
タQ1は、PNPトランジスタであり、トランジスタQ
1のコレクタ端子は次段のインバータ部26に接続され
ている。またP.W.M制御部31もインバータ部26
に接続されている。
【0010】インバータ部26は、チョークコイルL
1、抵抗R0、トランジスタQ2,Q3、コンデンサC
1、トランスT1、バラスト用コンデンサC2を有して
いる。チョークコイルL1は、電源コントロール部24
のトランジスタQ1のコレクタ端子に接続されていると
共に、抵抗R0の一端に接続されている。抵抗R0の他
端は、トランジスタQ2のベースと、トランスT1のベ
ース巻線NBを介してトランジスタQ3のベースに接続
されている。チュークコイルL1の他端は、トランスT
1の1次巻線NPの途中に接続されている。入力側の1
次巻線NPの両端は、トランジスタQ2のコレクタとト
ランジスタQ3のコレクタに接続されている。コンデン
サC1は、1次巻線NPの両端に接続されている。
【0011】トランスT1の入力側の1次巻線NPとベ
ース巻線NBに対応して、出力側の2次巻線NSが配置
されている。2次巻線NSの一端は、コンデンサC2を
介して蛍光管21の1つの電極21aに接続されてい
る。2次巻線NSの他端は、抵抗R1を介して蛍光管2
1の別の電極21bに接続されている。フィードバック
部20は、ダイオードD1、コンデンサC3、センスラ
イン55を備えていて、蛍光管21における管電圧をピ
ーク整流するためのコンデンサC3を備えて、蛍光管2
1の点灯状態を電源コントロール部24のP.W.M制
御部31にフィードバックする。電極21bは、ダイオ
ードD1およびセンスライン55を介して、電源コント
ロール部24のP.W.M制御部31に接続されてい
る。センスライン55はコンデンサC3を介して接地さ
れている。また、電極21bは、コンデンサC4を介し
てP.W.M制御部31の短絡保護端子に接続されてい
る。調光用の可変抵抗17を調整することにより、蛍光
管21の調光を行える。
【0012】図1の蛍光管のインバータ駆動回路におい
て特徴的なのは、P.W.M制御部31において、デッ
ドタイムコントロール部60が設けられていることであ
る。このデッドタイムコントロール部60は、図1と図
2に示すように、分圧抵抗RF1と分圧抵抗RF2およ
びコンデンサC6を有している。分圧抵抗RF1の一端
は、P.W.M制御部31のデッドタイムコントロール
端子31aに接続されていると共に、分圧抵抗RF1の
他端はもう1つの分圧抵抗RF2の一端およびコンデン
サC6の一端に接続されている。分圧抵抗RF2の他端
およびコンデンサC6の他端は、グランドGNDに接続
されている。
【0013】次に上述した蛍光管のインバータ駆動回路
の動作を説明する。電源コントロール部24のP.W.
M制御部31は、トランジスタQ1のベース端子にP.
W.M制御用の信号SRを与えて、トランジスタQ1を
P.W.M制御する。トランジスタはP.W.M制御に
基づいて、オン/オフされて、トランジスタQ1の出力
電圧Hをコントロールするようになっている。このトラ
ンジスタQ1の出力電圧Hは、図1の部分Aで示してお
り、トランジスタQ1のコレクタ端子にはオン/オフし
た出力電圧Hが出力される。センスライン55からP.
W.M制御部31に与えられる管電圧あるいは管電流の
高低により、この出力電圧Hのオン/オフデューティの
比率を制御する。
【0014】トランジスタQ1の出力電圧Hは、インバ
ータ部26に入力される。このインバータ部26は、い
わゆるロイヤー回路で構成されている。このロイヤー回
路は、2石のプッシュ−プルとなっており、正負対称の
正弦波ので電圧を出力する機能を有する回路である。ト
ランジスタQ1のコレクタ端子に出力された出力電圧H
は、チョークコイルL1を介してトランスT1に印加さ
れる。この印加される電圧波形Fは、図2の部分Bで示
していて、波高値が数十Vレベルのものである。これに
対して部分Aで示した出力電圧Hの波高値は、数V程度
のものである。
【0015】部分Bで示す電圧Fは、トランジスタQ
2,Q3が互いにオン/オフを繰り返すことにより、ト
ランスT1を介して2次側の巻線NSは高電圧に変換さ
れる。この高電圧に変換された管電圧Gは、バラスト用
コンデンサC2を介して、蛍光管21の電極21a,2
1bに印加される。これにより蛍光管21は点灯する。
バラスト用コンデンサC2を通して蛍光管に印加される
管電圧Gは、部分Cに示している。この部分Cに示す電
圧Sは、そのピーク−ピークの値が数kV程度のもので
ある。
【0016】この時に、蛍光管21とグランドGNDの
間に抵抗R1の両端に発生する電圧を、ダイオードD1
とコンデンサC3によりピーク整流をしてセンスライン
33を介してP.W.M制御部31にフィードバックす
るようになっている。つまり、この抵抗R1の両端の電
圧を制御することにより、蛍光管21の明るさを制御す
ることができるようになっている。
【0017】本発明の蛍光管のインバータ駆動回路の実
施例では、電圧コントロール部24に対してデッドタイ
ムコントロール部60が設けられている。蛍光管21が
起動する時に、センスライン55のコンデンサC3にチ
ャージされるまでの間の時間、いわゆるデッドタイムの
レベルをコントロールして、コンデンサC3に電圧がチ
ャージされた後に、通常のデッドタイムの設定レベルに
なるようにしている。なおこのセンスラインのコンデン
サC3にチャージされるまでの間は、PWM用のICの
ショート保護が働かないようにする必要がある。なぜな
ら、この間センスラインには電圧が検出されないため、
負荷がショート状態と見做されオンデューティを上げ大
電流が流れるのを防ぐためである。すなわち、蛍光管2
1が起動時に、センスライン55のコンデンサC3にチ
ャージされるまでの間のデッドタイムTCは、図3に示
している。
【0018】図3(a)は、蛍光管21の調光が最大の
場合におけるセンスライン55のコンデンサC3へのチ
ャージ電圧を示し、図3(b)は、そのコンデンサC3
の出力電圧を示す。図3(c)は、蛍光管21の調光が
最小の場合におけるセンスライン55のコンデンサC3
へのチャージ電圧を示し、図3(d)は、コンデンサC
3の出力電圧を示している。図2のデッドタイムコント
ロール部60において分圧抵抗RF1と分圧抵抗RF2
により分圧し、かつコンデンサC6を設定することによ
り、デッドタイムTCのレベルをコントロールして、図
3(b),(d)に示すように、デッドタイムTCの期
間およびそれ以後においても、コンデンサC3の出力電
圧VPを小さく抑えることができる。つまり、分圧抵抗
RF1と分圧抵抗RF2により分圧し、かつコンデンサ
C6を設定することにより、コンデンサC6にチャージ
される間は、RF1の27Kオームのみによりオンデュ
ーティの幅が限定され、チャージ後はRF1の27Kオ
ームと、RF2の12Kオームの合成抵抗39Kオーム
にて、デッドタイムが設定されることにより、起動後は
より広いオンデューティによって管電流の制御が可能と
なる。つまり、図3に示すようにデッドタイムTCにお
けるコンデンサC3の出力電圧VPの立ち上がりが、従
来に比べて所定の電圧値を超えて異常に高くならないよ
うにしている。
【0019】これにより、蛍光管21を起動する際に、
制御しているセンスラインにあるコンデンサC3に対し
て電圧をチャージしている間に、コンデンサC3が無制
御状態となって図6(b),(d)に示すように異常な
高出力電圧が発生してしまうという虞れがなくなり、ト
ランスT1のレアショートの虞れがなくなる。従ってト
ランスT1のレアショートに対するマージンを上げるこ
とができ、小型化が可能である。また図3(b),
(d)に示すように、コンデンサC3の出力電圧の電圧
波形の立ち上がりが急激にならないので、蛍光管21
は、ちらつき等のないスムーズな起動が可能である。し
かも蛍光管の起動時の回路のラッシュ電流を抑えること
も可能である。上述した蛍光管のインバータ駆動回路
は、液晶用のバックライトとして用いる蛍光管に用いて
最適である。しかしこれに限らず他の分野においても本
発明の蛍光管のインバータ駆動回路を適用することがで
きる。本発明の蛍光管のインバータ駆動回路では、たと
えば液晶用のバックライトのインバータ回路として用い
る場合に、起動時におけるセンスラインにおけるコンデ
ンサの出力電圧を制御することが可能である。
【0020】そして蛍光管の起動時に発生するコンデン
サの高出力電圧を制御することが可能であるためにトラ
ンスの小型化が容易である。蛍光管を起動する際に生じ
る図6に示すようなコンデンサの出力電圧の立ち上げが
高くならず、スムーズになり、蛍光管のちらつき等がな
くなる。コンデンサに発生する高出力電圧を制御するこ
とが可能であるために、高圧リーク等の発生が減少す
る。トランス等の小型化が可能であるので回路構成がロ
ーコストで行える。起動の間、RF1とRF2の2種類
の抵抗により、オンデューティの幅をコントロールする
ことが可能であるために、蛍光管の起動時における入力
のラッシュ電流を低減することが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ト
ランスのレアショートを防いで、トランスの大型化を避
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光管のインバータ駆動回路の好まし
い実施例を示す回路図。
【図2】図1の電源コントロール部に設けられたデッド
タイムコントロール部を示す図。
【図3】図1の本発明の実施例において蛍光管の調光が
最大の時と調光が最小の時における、センスラインのコ
ンデンサへのチャージ電圧とコンデンサの出力電圧の例
を示す図。
【図4】従来の蛍光管のインバータ駆動回路を示す回路
図。
【図5】図4の従来の駆動回路におけるデッドタイム設
定部分を示す図。
【図6】図4の従来の駆動回路におけるセンスラインの
コンデンサへのチャージ電圧とコンデンサの出力電圧を
示す図。
【符号の説明】
16 液晶表示装置 20 フィードバック部 21 蛍光管 22 入力部 24 電源コントロール部 26 インバータ部 55 センスライン 60 デッドタイムコントロール部 C3,C6 コンデンサ RF1,RF2 分圧抵抗 T1 トランス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ入力電圧のデューティ比を変
    えることにより、蛍光管の調光をするようになっている
    蛍光管のインバータ駆動回路において、 入力電源の電圧をコントロールして、出力電圧を出力す
    るための電源コントロール部と、 前記電源コントロール部からの前記出力電圧を変換し
    て、前記蛍光管に高圧の出力電圧を与えるインバータ部
    と、 前記蛍光管における電圧をピーク整流するためのコンデ
    ンサを備えて、前記蛍光管の点灯状態を電源コントロー
    ル部にフィードバックするフィードバック部と、 前記起動時に前記コンデンサにチャージされるまでの間
    のデッドタイムをコントロールして、起動時における前
    記コンデンサの出力電圧を所定の高電圧未満に制御する
    デッドタイムコントロール部と、を備えることを特徴と
    する蛍光管のインバータ駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記蛍光管は、ディスプレイの表示部に
    表示される内容を見やすくするためのバックライトであ
    る請求項1に記載の蛍光管のインバータ駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記ディスプレイは、液晶表示装置であ
    る請求項2に記載の蛍光管のインバータ駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記デッドタイムコントロール部は、2
    つの分圧用の抵抗と、コンデンサからなる請求項1に記
    載の蛍光管のインバータ駆動回路。
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