JPH081669Y2 - 粒状物の収納容器 - Google Patents
粒状物の収納容器Info
- Publication number
- JPH081669Y2 JPH081669Y2 JP11280290U JP11280290U JPH081669Y2 JP H081669 Y2 JPH081669 Y2 JP H081669Y2 JP 11280290 U JP11280290 U JP 11280290U JP 11280290 U JP11280290 U JP 11280290U JP H081669 Y2 JPH081669 Y2 JP H081669Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- granular material
- container
- receiving portion
- container body
- accommodating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、魚釣用のオモリ(ガン玉)のよう
に、粒径の略均一な多数の粒状物を収納する粒状体の収
納容器に関するものである。
に、粒径の略均一な多数の粒状物を収納する粒状体の収
納容器に関するものである。
例えば、魚釣用のオモリ(ガン玉)等を収納する容器
としては、粒状物の取り出し口を有する収納室が形成さ
れた容器本体と、該容器本体に対して摺動自在が且つ前
記取り出し口に対応する開口を有する蓋体とからなり、
蓋体を所定量摺動させて開口と取り出し口とを合致させ
た状態で、全体を傾けることにより、収納室内の粒状物
を取り出すようにした種々の構造のものが実用に供され
ている。
としては、粒状物の取り出し口を有する収納室が形成さ
れた容器本体と、該容器本体に対して摺動自在が且つ前
記取り出し口に対応する開口を有する蓋体とからなり、
蓋体を所定量摺動させて開口と取り出し口とを合致させ
た状態で、全体を傾けることにより、収納室内の粒状物
を取り出すようにした種々の構造のものが実用に供され
ている。
しかしながら、上記の従来例は、いずれも、開口と取
り出し口とを合致させた状態では、多数の粒状物が連続
して排出され得る構造であったため、一粒だけを取り出
すことが難しく、往々にして、必要以上の個数が取り出
されてしまい、掌の上で1個の粒状物を摘み上げ、残り
を容器内に戻すといった面倒な操作が必要になるばかり
でなく、この戻し操作時に、粒状物を不測にこぼしてし
まうことがあった。
り出し口とを合致させた状態では、多数の粒状物が連続
して排出され得る構造であったため、一粒だけを取り出
すことが難しく、往々にして、必要以上の個数が取り出
されてしまい、掌の上で1個の粒状物を摘み上げ、残り
を容器内に戻すといった面倒な操作が必要になるばかり
でなく、この戻し操作時に、粒状物を不測にこぼしてし
まうことがあった。
上記の従来欠点に鑑み、本考案は、粒状物を一粒ず
つ、しかも、全体を傾けることなく掌の上に取り出せる
ようにした粒状物の収納容器を提供しようとするもので
ある。
つ、しかも、全体を傾けることなく掌の上に取り出せる
ようにした粒状物の収納容器を提供しようとするもので
ある。
上記の目的を達成するために、本考案が講じた技術的
手段は、次の通りである。即ち、本考案による粒状物の
収納容器は、粒径の略均一な多数の粒状物を収納する容
器であって、容器本体に、底面に粒状物の取り出し口が
形成された収納室を形成すると共に、該収納室の下方位
置には粒状物の1個だけを収容する受け部が形成された
粒状物取り出し部材を、前記受け部が前記取り出し口に
臨む第1状態と前記受け部が容器本体底部に形成された
粒状物落下口に臨む第2状態とにわたって切り換わるよ
うに横軸芯周りで回転自在に支持させ、さらに前記容器
本体には、直線的に摺動自在で且つスプリグ力により一
方向に摺動付勢され、側面にラックが形成された操作片
と、前記ラックと噛み合うピニオンギヤとを設け、該ピ
ニオンギヤと噛み合う受動ギヤを前記粒状物取り出し部
材に連設してあることを特徴としている。
手段は、次の通りである。即ち、本考案による粒状物の
収納容器は、粒径の略均一な多数の粒状物を収納する容
器であって、容器本体に、底面に粒状物の取り出し口が
形成された収納室を形成すると共に、該収納室の下方位
置には粒状物の1個だけを収容する受け部が形成された
粒状物取り出し部材を、前記受け部が前記取り出し口に
臨む第1状態と前記受け部が容器本体底部に形成された
粒状物落下口に臨む第2状態とにわたって切り換わるよ
うに横軸芯周りで回転自在に支持させ、さらに前記容器
本体には、直線的に摺動自在で且つスプリグ力により一
方向に摺動付勢され、側面にラックが形成された操作片
と、前記ラックと噛み合うピニオンギヤとを設け、該ピ
ニオンギヤと噛み合う受動ギヤを前記粒状物取り出し部
材に連設してあることを特徴としている。
上記の構成によれば、収納容器を片手で持ち、容器底
部を他方の掌の上に臨ませた状態で、操作片をスプリン
グ力に抗して摺動させると、ラックと噛み合うピニオン
ギヤが回転し、受動ギヤを介して粒状物取り出し部材が
横軸芯周りに回転し、前記第1状態と前記第2状態との
切り換えが行われるので収納室内の粒状物が1個だけ掌
の上に取り出されることになる。
部を他方の掌の上に臨ませた状態で、操作片をスプリン
グ力に抗して摺動させると、ラックと噛み合うピニオン
ギヤが回転し、受動ギヤを介して粒状物取り出し部材が
横軸芯周りに回転し、前記第1状態と前記第2状態との
切り換えが行われるので収納室内の粒状物が1個だけ掌
の上に取り出されることになる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図において、Aは、粒径の略均一な多数の粒状物(例
えば、魚釣用のオモリ)a…を収納する容器である。1
は、上面に粒状物a…の充填口2が形成され、底面に粒
状物a…の取り出し口3が形成された収納室4を有する
容器本体、5は充填口2の開閉蓋である。
えば、魚釣用のオモリ)a…を収納する容器である。1
は、上面に粒状物a…の充填口2が形成され、底面に粒
状物a…の取り出し口3が形成された収納室4を有する
容器本体、5は充填口2の開閉蓋である。
容器本体1には、前記収納室4の下方位置に、粒状物
a…の1個だけを収容する受け部6が形成された粒状物
取り出し部材7を、前記受け部6が前記取り出し口3に
臨む第1状態と前記受け部6が容器本体1底部に形成さ
れた粒状物落下口15に臨む第2状態とにわたって切り換
わるように横軸芯周りで回転自在に支持させてある。8
は容器本体1の内面から突出させたストッパーピンで、
粒状物取り出し部材7の側面に形成された円弧状の溝9
に嵌入し、粒状物取り出し部材7の回転範囲を規定して
いる。
a…の1個だけを収容する受け部6が形成された粒状物
取り出し部材7を、前記受け部6が前記取り出し口3に
臨む第1状態と前記受け部6が容器本体1底部に形成さ
れた粒状物落下口15に臨む第2状態とにわたって切り換
わるように横軸芯周りで回転自在に支持させてある。8
は容器本体1の内面から突出させたストッパーピンで、
粒状物取り出し部材7の側面に形成された円弧状の溝9
に嵌入し、粒状物取り出し部材7の回転範囲を規定して
いる。
また、前記容器本体1には、側面部分に上下方向へ直
線的に摺動自在で且つスプリグ10力により上方へ摺動付
勢された操作片11が装着されている。操作片11にはラッ
ク12が形成されている。容器本体1の内部で且つ前記収
納室4の横側方には、前記ラック12と噛み合うピニオン
ギヤ13が前記粒状物取り出し部材7の回転軸芯と平行な
軸芯周りで回転自在に設けられている。前記粒状物取り
出し部材7の一側面には、前記ピニオンギヤ13と噛み合
う受動ギヤ14が一体的に連設されている。
線的に摺動自在で且つスプリグ10力により上方へ摺動付
勢された操作片11が装着されている。操作片11にはラッ
ク12が形成されている。容器本体1の内部で且つ前記収
納室4の横側方には、前記ラック12と噛み合うピニオン
ギヤ13が前記粒状物取り出し部材7の回転軸芯と平行な
軸芯周りで回転自在に設けられている。前記粒状物取り
出し部材7の一側面には、前記ピニオンギヤ13と噛み合
う受動ギヤ14が一体的に連設されている。
上記の構成によれば、操作片11が上昇位置にあると
き、粒状物取り出し部材7は、第3図や第7図(イ)に
示すように、受け部6が上向きで取り出し口3と合致し
た第1状態にある。
き、粒状物取り出し部材7は、第3図や第7図(イ)に
示すように、受け部6が上向きで取り出し口3と合致し
た第1状態にある。
従って、この状態では、収納室3内の粒状物a…は1
個だけ受け部に入り込むことになる。
個だけ受け部に入り込むことになる。
収納容器Aを片手で持ち、容器底部を他方の掌の上に
臨ませた状態で、操作片11を親指でスプリング10力に抗
して押し下げると、ラック12と噛み合うピニオンギヤ13
が回転し、受動ギヤ14を介して粒状物取り出し部材7が
横軸芯周りに回転するので、第7図(ロ)に示すよう
に、受け部6が下方へ移動して粒状物落下口15と合致し
た第2状態となり、粒状物aが1個だけ掌へと落下す
る。
臨ませた状態で、操作片11を親指でスプリング10力に抗
して押し下げると、ラック12と噛み合うピニオンギヤ13
が回転し、受動ギヤ14を介して粒状物取り出し部材7が
横軸芯周りに回転するので、第7図(ロ)に示すよう
に、受け部6が下方へ移動して粒状物落下口15と合致し
た第2状態となり、粒状物aが1個だけ掌へと落下す
る。
操作片11から指を放し、操作片11をスプリング力によ
り元位置に復帰させると、粒状物取り出し部材7は第1
状態に復帰することになる。
り元位置に復帰させると、粒状物取り出し部材7は第1
状態に復帰することになる。
本考案は、上述した構成よりなるから、収納容器を片
手で持ち、容器底部を他方の掌の上に臨ませた状態で、
操作片を摺動させるといった簡単な操作により、粒状物
を一粒ずつ、しかも、全体を傾けることなく掌の上に取
り出すことができるのである。
手で持ち、容器底部を他方の掌の上に臨ませた状態で、
操作片を摺動させるといった簡単な操作により、粒状物
を一粒ずつ、しかも、全体を傾けることなく掌の上に取
り出すことができるのである。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体斜視図、
第2図は要部の斜視図、第3図は縦断正面図、第4図は
縦断側面図、第5図は要部の縦断正面図、第6図は要部
の斜視図、第7図(イ),(ロ)は作用図である。 1…容器本体、3…取り出し口、4…収納室、10…スプ
リング、11…操作片、12…ラック、13…ピニオンギヤ、
14…受動ギヤ、15…粒状物落下口。
第2図は要部の斜視図、第3図は縦断正面図、第4図は
縦断側面図、第5図は要部の縦断正面図、第6図は要部
の斜視図、第7図(イ),(ロ)は作用図である。 1…容器本体、3…取り出し口、4…収納室、10…スプ
リング、11…操作片、12…ラック、13…ピニオンギヤ、
14…受動ギヤ、15…粒状物落下口。
Claims (1)
- 【請求項1】粒径の略均一な多数の粒状物を収納する容
器であって、容器本体に、底面に粒状物の取り出し口が
形成された収納室を形成すると共に、該収納室の下方位
置には粒状物の1個だけを収容する受け部が形成された
粒状物取り出し部材を、前記受け部が前記取り出し口に
臨む第1状態と前記受け部が容器本体底部に形成された
粒状物落下口に臨む第2状態とにわたって切り換わるよ
うに横軸芯周りで回転自在に支持させ、さらに前記容器
本体には、直線的に摺動自在で且つスプリグ力により一
方向に摺動付勢され、側面にラックが形成された操作片
と、前記ラックと噛み合うピニオンギヤとを設け、該ピ
ニオンギヤと噛み合う受動ギヤを前記粒状物取り出し部
材に連設してあることを特徴とする粒状物の収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11280290U JPH081669Y2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 粒状物の収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11280290U JPH081669Y2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 粒状物の収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0468678U JPH0468678U (ja) | 1992-06-17 |
JPH081669Y2 true JPH081669Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31860321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11280290U Expired - Lifetime JPH081669Y2 (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 粒状物の収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081669Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109878890A (zh) * | 2019-03-19 | 2019-06-14 | 安徽商贸职业技术学院 | 一种收纳箱 |
-
1990
- 1990-10-25 JP JP11280290U patent/JPH081669Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0468678U (ja) | 1992-06-17 |
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