JPH08166790A - 集中管理型カラオケ装置 - Google Patents

集中管理型カラオケ装置

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Publication number
JPH08166790A
JPH08166790A JP6310688A JP31068894A JPH08166790A JP H08166790 A JPH08166790 A JP H08166790A JP 6310688 A JP6310688 A JP 6310688A JP 31068894 A JP31068894 A JP 31068894A JP H08166790 A JPH08166790 A JP H08166790A
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JP
Japan
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type
karaoke
data
unit
video
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Pending
Application number
JP6310688A
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English (en)
Inventor
Takuya Inoue
卓哉 井上
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 付属機器の変更に当たっての子機のハードウ
ェア変更を不要とした集中管理型カラオケ装置を提供す
ること。 【構成】 本集中管理型カラオケ装置は、その中央制御
装置Lに備えられたハードディスク14に、付属機器制
御用プログラムを記憶している。DIPスイッチ23b
によって付属機器の種別に対応する機器種別を設定する
と、マイクロコンピュータ13は、設定された機器種別
に応じた付属機器制御用プログラムをカラオケ端末装置
CのRAM25cにダウンロードする。このため、例え
ばレーザディスクを使用する映像再生装置が接続されて
いたものにCD−ROMを使用する映像再生装置を接続
する場合には、DIPスイッチ23bの設定を変更する
だけで済み、カラオケ端末装置Cの交換あるいはその一
部を改造する等のハードウェアの変更は不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、楽音データを出力する
親機と親機から出力された楽音データに基づいて楽曲を
出力する子機とを備える集中管理型カラオケ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通常複数の子機と1台の親機とか
ら構成され、親機は子機からのリクエストに応じて楽音
データを配給し、子機は受け取った楽音データに基づい
て楽曲を出力する集中管理型カラオケ装置が知られてい
る。この集中管理型カラオケ装置の子機は、親機から供
給される楽音データに基づいて楽曲を出力する他に、例
えば自身に接続された映像再生装置を稼動させて演奏す
る楽曲に応じた背景映像を表示させるものがある。この
ような機能の子機では、映像再生装置を制御するための
制御用プログラムを備える必要があり、この制御用プロ
グラムは子機のハードディスク等のメモリに記憶されて
いた。
【0003】ところで、例えば映像再生装置では、画像
データを保持する記録担体としてレーザディスクを使用
するものやCD−ROMを使用するもの等さまざまな種
類があり、こうした映像再生装置の種類に応じて制御用
プログラムも異なっている。したがって、子機には、接
続された映像再生装置の種類に応じた制御用プログラム
を備える必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
子機においては、例えば映像再生装置等、子機に接続さ
れる付属機器の種別は固定されており、例えばレーザデ
ィスクを使用する映像再生装置用に設定された子機にC
D−ROMを使用する映像再生装置を接続して使用する
ことはできなかった。このため、前述のような付属機器
の変更に当たっては子機自体を交換する等のハードウェ
アを変更する以外の手段はなく、付属機器の種別の変更
には大きな負担が要求され、付属機器の種別の変更を難
しくしていた。
【0005】この発明は、付属機器を制御するために子
機に記憶されている付属機器制御用プログラムを付属機
器の種別に応じて変更することで、付属機器の変更に当
たっての子機のハードウェア変更を不要とし、上述のよ
うな負担を軽減することを目的としてなされた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の集中管理型カラオケ装置
は、楽音データを出力する親機と、該親機から出力され
た楽音データに基づいて楽曲を出力すると共に子機側記
憶手段に格納された付属機器制御用プログラムに従って
自身に接続された付属機器を制御する子機とを備える集
中管理型カラオケ装置において、親機に備えられて前記
付属機器制御用プログラムを記憶する親機側記憶手段
と、前記付属機器の種別に対応する機器種別を設定する
種別設定手段と、該設定された機器種別に応じた前記付
属機器制御用プログラムを前記子機側記憶手段にダウン
ロードする移転手段とを設けている。
【0007】請求項2記載の集中管理型カラオケ装置
は、請求項1記載の集中管理型カラオケ装置において、
前記移転手段は、前記子機が起動された際に前記設定さ
れた機器種別に応じた前記付属機器制御用プログラムを
前記親機側記憶手段から前記子機側記憶手段にダウンロ
ードする構成とされている。
【0008】請求項3記載の集中管理型カラオケ装置
は、請求項1または2記載の集中管理型カラオケ装置に
おいて、前記種別設定手段を前記親機に設けている。請
求項4記載の集中管理型カラオケ装置は、請求項1また
は2記載の集中管理型カラオケ装置において、前記種別
設定手段を前記子機に設けている。
【0009】
【作用】上記の構成になる請求項1記載の集中管理型カ
ラオケ装置においては、親機に備えられた親機側記憶手
段は、付属機器制御用プログラムを記憶している。種別
設定手段は、付属機器の種別に対応する機器種別を設定
する。移転手段は、設定された機器種別に応じた付属機
器制御用プログラムを子機側記憶手段にダウンロードす
る。
【0010】このため、例えばレーザディスクを使用す
る映像再生装置が接続されていた子機にCD−ROMを
使用する映像再生装置を接続する付属機器の変更に際し
ては、機種種別の設定を変更するだけで済み、子機の交
換あるいは子機の一部を改造する等のハードウェアの変
更は不要となる。
【0011】請求項2記載の集中管理型カラオケ装置に
おいては、移転手段は、子機が起動された際に設定され
た機器種別に応じた付属機器制御用プログラムを親機側
記憶手段から子機側記憶手段にダウンロードするので、
子機の不揮発性のメモリ(ハードディスク、ROM等)
に付属機器制御用プログラムを記憶させておく必要はな
くなる。このため、子機の不揮発性のメモリ(ハードデ
ィスク、ROM等)の容量を節約することができる。
【0012】請求項3記載の集中管理型カラオケ装置に
おいては、種別設定手段を親機に設けているので、親機
側で集中的に設定操作できる。また、各子機に種別設定
手段を設ける必要はなくなるので、子機側における新規
な部品類の増設は要さず構造の複雑化が回避できる。
【0013】請求項4記載の集中管理型カラオケ装置に
おいては、種別設定手段を子機に設けているので、各子
機毎に異なる付属機器を接続して子機単位での個性化を
図ることができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について図
面を参照して説明する。図1に示すように、この実施例
の集中管理型カラオケ装置1は、本発明の親機に相当す
る中央制御装置L、本発明の子機に相当する複数のカラ
オケ端末装置Cおよび各カラオケ端末装置Cに接続され
た本発明の付属機器に相当するディスクプレーヤDPか
ら構成され、中央制御装置Lと各カラオケ端末装置C、
カラオケ端末装置CとディスクプレーヤDPとは通信ケ
ーブルによって接続されている。また、中央制御装置L
は、電話回線を介して図示しないホストコンピュータに
接続されている。
【0015】以下、中央制御装置L、カラオケ端末装置
CおよびディスクプレーヤDPの構造について順に説明
する。図1に示されるように、中央制御装置Lの電話用
モデム16は、電話回線を介してホストコンピュータに
接続されている。中央制御装置Lは、この電話用モデム
16を介して、ホストコンピュータから送信されてくる
曲データ等を受信し、カラオケ端末装置Cからの選曲情
報等をホストコンピュータへ送信する等、ホストコンピ
ュータとの間でのデータの送受が可能である。
【0016】電話モデム16に接続されているサーバ1
2には、周知のCPU、ROM、RAM等を備えるマイ
クロコンピュータ(マイコン)13およびハードディス
ク14が内蔵されており、上述のようにホストコンピュ
ータから送信され電話モデム16にてディジタル信号に
変換された曲データは、ハードディスク14の曲データ
記憶部14aに格納される。
【0017】本実施例に係る集中管理型カラオケ装置1
では、常に最新の曲を備えている状態を維持するため、
例えば営業していない深夜〜早朝等に電話回線にて新曲
の曲データ(新譜データ)がホストコンピュータから中
央制御装置Lに送信されるが、この新譜データの受信に
当たって曲データ記憶部14aメモリ容量が不足する場
合は、使用頻度の低い曲の曲データを排除して新譜デー
タを記憶する構成である。ここで曲データ記憶部14a
に記憶される曲データは、演奏データと歌詞データとか
らなり、演奏データはMIDI(ミュージカル・インス
トゥルメント・ディジタル・インタフェース)規格に基
づいたデータが格納されている。なお、このように営業
時間外の深夜〜早朝等に新譜データを取り込むため、そ
の間も中央制御装置L自体の電源を切ることはできな
い。
【0018】また、ハードディスク14のプログラム記
憶部14bには、例えばディスクプレーヤDPのように
カラオケ端末装置Cに接続されているか接続が想定され
る付属機器を、各カラオケ端末装置Cが制御するための
複数種類の付属機器制御用プログラムが記憶されてい
る。すなわち、このプログラム記憶部14bが、本発明
の親機側記憶手段に相当する。
【0019】一方、サーバ12に内蔵されるマイクロコ
ンピュータ(マイコン)13は、各カラオケ端末装置C
から送信される選曲データに基づき、選曲データに対応
する曲データ(演奏データ及び歌詞データ)をハードデ
ィスク14の曲データ記憶部14aから読み出し、RF
モデム10にてRF変換してヘッドアンプ15を介して
各カラオケ端末装置Cへ送信する他、各カラオケ端末装
置Cの稼動状況を把握管理する等して集中管理型カラオ
ケ装置1全体を制御する中央制御装置Lの核となる制御
装置である。また、サーバ12は、前述の曲データの送
信とは別に、プログラム記憶部14bから読出した付属
機器制御用プログラムを各カラオケ端末装置Cに出力す
る機能も備えている。
【0020】なお、本実施例ではサーバ12を1台とし
たが、例えば2台同じサーバ12を準備し、いずれか一
方に不具合が生じた場合に他方を稼動させる構成とすれ
ば、サーバ12の機能障害による中央制御装置Lの機能
停止を回避できる。RFモデム10は、ディジタル信号
をRF信号に変換するための変復調回路であり、サーバ
12においてハードディスク14の曲データ記憶部14
aから読出された曲データ等のディジタル信号をRF変
換してヘッドアンプ15に送出し、ヘッドアンプ15側
からのRF信号をディジタル変換してサーバ12側送出
する。
【0021】ヘッドアンプ15は、ハードディスク14
の曲データ記憶部14aから読み出されRFモデム10
でRF変換された曲データ等のRF信号を各カラオケ端
末装置Cに送出する装置であり、このヘッドアンプ1
5、サーバ12、RFモデム10等を備える中央制御装
置Lには、ヘッドアンプ15を介して各カラオケ端末装
置Cが連結されている。
【0022】次に、カラオケ端末装置Cについて、その
構成を示すブロック図である図2に従って説明する。図
2に示すように、カラオケ端末装置Cは、RFモデム2
0を介して中央制御装置Lと接続されており、中央制御
装置Lとの間でデータの入出力を行うことができる。こ
のRFモデム20にはシリアル入出力回路(SIO)2
1が接続されており、SIO21には、カラオケ端末装
置Cに備えられている操作パネル23、コントローラ2
5、曲データ一時メモリ27等が接続されている。
【0023】操作パネル23は、利用者が、選曲や、演
奏音の音程の調整、演奏と歌との音量バランスの調整、
エコー、音量、トーンなど各種の選択、調整を行うため
の装置で、この操作パネル23に対してはリモコン23
aが配されており、利用者は直接操作パネル23を操作
するかリモコン23aを介しての遠隔操作で前述の選
曲、調整等を指令できる。また、操作パネル23にはD
IPスイッチ23bが設けられており、例えば集中管理
型カラオケ装置1の管理者が、ディスクプレーヤDP等
の付属機器の機種に対応したDIPコードを設定をする
ことができる。なお、本実施例ではDIPスイッチ23
bは、予めディスクプレーヤDPに応じた設定とされて
いる。
【0024】コントローラ25は、CPU25a、RO
M25b、RAM25c等を備える周知のマイクロコン
ピュータであり、操作パネル23を介して利用者によっ
て選択された曲のジャンルをディスクプレーヤDPに送
信したり、曲の演奏が進行されるのに応じて曲データ一
時メモリ27から曲データ(演奏データ及び歌詞デー
タ)を読み出してMIDI装置29へ演奏データを、ビ
デオミキサ31へ歌詞データを送る等の制御を行う。ま
た、ROM25bには中央制御装置Lとの間で通信を実
行するための通信プログラムや、中央制御装置Lのプロ
グラム記憶部14bに記憶されている付属機器制御用プ
ログラムのファイル名とDIPスイッチ23bのDIP
コードとを対応させたファイル名テーブルが記憶されて
おり、コントローラ25は、ROM25bに格納されて
いる通信プログラムに従って中央制御装置Lとの通信を
実行し、中央制御装置Lから送信されたデータ等を曲デ
ータ一時メモリ27やRAM25cに記憶させること、
RAM25cに格納されている付属機器制御用プログラ
ムに従ってカラオケ端末装置Cに接続された付属機器を
制御すること等ができる。なお、RAM25cに格納さ
れている付属機器制御用プログラムは、中央制御装置L
から送出されて記憶されたものであるが、その送出〜記
憶の手順等については後述する。
【0025】曲データ一時メモリ27は、中央制御装置
Lにおいて曲データ記憶部14aから読み出され、ヘッ
ドアンプ15を介して送出された曲データを一時的に記
憶するための記憶装置であり、その記憶内容は選曲操作
と共に、逐次更新されていく。なお、本実施例に係る集
中管理型カラオケ装置1においては、上記中央制御装置
Lのサーバ12によって全てのカラオケ端末装置Cに曲
データを供給するものであり、この曲データの送出を速
やかに終了させるために、各カラオケ端末装置Cは、曲
データ一時メモリ27によって一旦全ての曲データを記
憶した後、逐次これを取り出す構成とされている。
【0026】この曲データ一時メモリ27には、MID
I装置29およびビデオミキサ31が接続されている。
MIDI装置29は、各種楽器の演奏音を格納してお
り、曲データ一時メモリ27から送られる演奏データに
基づき、楽器の演奏信号を生成する音源である。MID
I装置29で生成された楽器の演奏信号は、アンプミキ
サ33に送られる。アンプミキサ33は、MIDI装置
29からの演奏信号とマイク35から入力された歌唱デ
ータとをミキシングして音声データとする。この音声デ
ータはスピーカ37で音声として出力される。なお、ア
ンプミキサ33には、演奏と歌との音量バランスの調
整、エコー・音量・トーンなど各種調整を行うためのパ
ネルタッチキー、操作ノブ等が備えられており、利用者
はこれらタッチキー等を操作して前述の調整等を行うこ
とができる。
【0027】ビデオミキサ31は、曲データ一時メモリ
27から送られる歌詞データとディスクプレーヤDPか
ら送られるNTSC映像信号(詳細は後述)とを合成す
る装置であり、ビデオミキサ31から出力される映像信
号に応じた映像がモニタテレビ39に表示される。詳し
くは、NTSC映像信号による画像を背景に歌詞データ
に基づく歌詞が表示され、この歌詞は、楽器の演奏が出
力されるのに同期して反転されて利用者に該当する歌唱
部分を知らせることができる。
【0028】シリアル入出力回路(SIO)21は、上
述のようにRFモデム20を介しての中央制御装置Lと
の信号の送受に使用される。次に、図3に基づきディス
クプレーヤDPについて説明する。ディスクプレーヤD
Pはカラオケ端末装置Cのマイコン25から送られる曲
のジャンル情報に基づき、該当するジャンルの映像をN
TSC映像信号としてカラオケ端末装置Cへ送るユニッ
トである。
【0029】ディスクプレーヤDPでは映像記憶ディス
ク(図示せず)を再生することにより映像信号が生成さ
れる。本実施例で用いる映像記憶ディスクは、12cm
のCD(コンパクトディスク)サイズのビデオディスク
であり、映像データがMPEGの規格で圧縮されて、デ
ィスク一枚に1時間分の映像が記憶されている。この映
像はA〜Eの5つのジャンルに分類されており、各ジャ
ンルA〜Eの映像は、1本の編集映像を30秒として2
4本の編集映像からなる編集映像群として構成されてい
る。
【0030】さらに、映像記憶ディスクにはヘッダ部分
が設けられており、このヘッダ部分には映像記憶ディス
クが記憶している編集映像のチャプター番号(上述の3
0秒分の編集映像毎に付された番号)やジャンルに関す
る情報及び曲データを区別するための情報(例えば曲番
号)がインデックス情報として記憶されている。
【0031】次に、このような映像記憶ディスクを再生
するディスクプレーヤDPの内部構成について図3を用
いて説明する。図3に示す通り、ディスクプレーヤDP
は、シリアル入出力回路(SIO)42、第1のディス
クチェンジャプレーヤ(以下、第1プレーヤという)4
4a、第2のディスクチェンジャプレーヤ(以下、第2
プレーヤという)44b、切換回路46、マイコン4
8、データ読取回路50、圧縮データ復号化回路52、
NTSCコンバータ54などを備えている。マイコン4
8は、図示しないCPU、ROM、RAM等を備える周
知のマイクロコンピュータで、予めROMに格納されて
いるプログラムに従ってディスクプレーヤDP全体の作
動を制御することができる。
【0032】上記シリアル通信回線41によってカラオ
ケ端末装置Cと接続されているシリアル入出力回路(S
IO)42は、カラオケ端末装置Cのマイコン25から
送られる選択された曲のジャンル情報や再生指令等の各
種制御データを受信すると共に、稼動状況等の情報デー
タをマイコン25に送信するためのインタフェース回路
である。
【0033】第1,第2プレーヤ44a,44bは、各
々周知のチェンジャ部とプレーヤ部(共に図示せず)と
から構成されている。チェンジャ部は10枚の映像記憶
ディスクを備えており、所定の順番あるいはマイコン4
8からの指令に従って映像記憶ディスクを取り替える。
プレーヤ部はチェンジャ部により取り替えられセットさ
れた映像記憶ディスクを再生する。第1,第2プレーヤ
44a,44bにより映像記憶ディスクを選択再生する
処理はマイコン48により実行される。
【0034】切換回路46は、第1,第2プレーヤ44
a,44bから出力される映像信号のどちらをデータ読
取回路50へ送るかを切り換えるための回路で、カラオ
ケ端末装置C側から指示されたジャンルのチャプターを
ランダムで順次再生していくため、それに応じて第1,
第2プレーヤ44a,44bを切り換えて再生すること
ができる。
【0035】データ読取回路50は、サブマイコン50
aを備えており、切換回路46から送られる電気信号を
ディジタルデータとして読み取るための装置である。デ
ータ読取回路50により読み取られたディジタルデータ
は、圧縮データ復号化回路52へ送られる。
【0036】圧縮データ復号化回路52は、データ読取
回路50から送られる圧縮されたディジタルデータを映
像信号に復号化する電気回路である。圧縮データ復号化
回路52により復号化された映像信号はNTSCコンバ
ータ54に送られる。NTSCコンバータ54は、圧縮
データ復号化回路52により復号化された映像信号を商
用カラーテレビジョン信号(NTSC)に変換する電気
回路である。NTSCコンバータ54により変換された
NTSC映像信号はカラオケ端末装置Cのビデオミキサ
31に送られ、上述のように映像出力される。
【0037】次に、このように構成された集中管理型カ
ラオケ装置1の作動について説明する。まず、利用者の
リクエストを受けて対応する曲と映像と再生をするカラ
オケ演奏について説明するが、このカラオケ演奏自体は
従来技術によるものと同様であるので概要のみ説明して
詳細な説明は省略する。
【0038】利用者がカラオケ端末装置Cの操作パネル
23を直接操作して、あるいはリモコン23aで遠隔操
作して所望のカラオケ曲を選曲すると、その選曲データ
が通信ケーブルを介して中央制御装置Lに送信される。
送信された選曲データを受けた中央制御装置Lでは、サ
ーバ12によってハードディスク14の曲データ記憶部
14aから該当する曲データの読み出しが行われ、読み
出された曲データは、RFモデム10でRF変調されヘ
ッドアンプ15を介して当該曲データの選択操作が行わ
れたカラオケ端末装置Cに送信される。カラオケ端末装
置Cに送信された曲データは、カラオケ端末装置Cの曲
データ一時メモリ27に記憶される。
【0039】また、カラオケ端末装置Cは、ディスクプ
レーヤDPに、利用者によって選択された曲のジャンル
情報を送出する。ディスクプレーヤDPは、受信したジ
ャンル情報に基づき、該当するジャンルの映像をNTS
C映像信号としてカラオケ端末装置Cへ出力する。
【0040】カラオケ端末装置Cでは、ディスクプレー
ヤDPからの映像信号に同期させて曲データ一時メモリ
27から歌詞データが逐次取り出され、ビデオミキサ3
1によって映像データと合成される。映像データと歌詞
データが合成された映像データは、モニタテレビ39か
ら歌詞テロップ及び映像として表示され、利用者は、映
像データに基づく映像を背景にしてモニタテレビ39に
表示される歌詞を参照しながら演奏に合わせて歌を歌う
ことができる。
【0041】これと同時に、同じく映像信号に同期させ
て曲データ一時メモリ27から演奏データが取り出さ
れ、MIDI装置29によって演奏データが楽器の演奏
信号として生成される。この演奏データはアナログ変換
され、アンプミキサ33で増幅されるとともに、マイク
35を介して入力される利用者の歌唱データと適度な割
合でミキシングされる。ミキシングされた演奏データと
歌唱データは、音声信号としてスピーカ37に入力さ
れ、音声出力される。
【0042】以上がカラオケ演奏に係る処理の概要であ
るが、次に、上記構成を有する集中管理型カラオケ装置
1において、中央制御装置Lと各カラオケ端末装置C間
での付属機器制御プログラムの送受について説明する。
なお、図4は各カラオケ端末装置Cにおいて付属機器制
御プログラムの受信のために実行されるプログラム受信
処理のフローチャートであり、図5は中央制御装置Lに
おいて付属機器制御プログラムの送信に当たって実行さ
れるプログラム送信処理のフローチャートであるが、プ
ログラム受信処理とプログラム送信処理とは密接な関係
にあるので適宜両図を参照して説明する。
【0043】各カラオケ端末装置Cのコントローラ25
は、起動直後にプログラム受信処理を開始する。図4に
示すように、プログラム受信処理を開始したコントロー
ラ25は、DIPスイッチ23bのDIPコードを読み
込む(S101)。続いて、コントローラ25は、RO
M25bに記憶されているファイル名テーブルに従っ
て、読み込んだDIPコードに対応する付属機器制御用
プログラムのファイル名を決定する(S103)。次
に、コントローラ25は、S103で決定されたファイ
ル名の付属機器制御用プログラムの送信を中央制御装置
Lにリクエストする(S105)。
【0044】一方、中央制御装置Lは、予め設定された
タイミングで、図5に示されるプログラム送信処理を繰
り返し実行している。このプログラム送信処理では、マ
イクロコンピュータ13は、カラオケ端末装置Cからの
付属機器制御用プログラムの送信リクエストの有無を判
定する(S201)。ここでリクエストがなければ(S
201でNO)、マイクロコンピュータ13は、このル
ーチンを一旦終了するが、リクエスト有りと判定されれ
ば(S201でYES)、次のS203に移行してリク
エストされた付属機器制御用プログラムを、当該リクエ
ストを送信してきたカラオケ端末装置Cに送信し、本ル
ーチンを終了する。
【0045】図4に示すように、カラオケ端末装置Cの
コントローラ25は、S105で付属機器制御用プログ
ラムの送信を中央制御装置Lにリクエストした後S10
7に移行して、中央制御装置Lからの付属機器制御用プ
ログラムの送信を待つ。付属機器制御用プログラムの送
信があれば(S107でYES)、S109に移行して
中央制御装置Lから送信されてきた付属機器制御用プロ
グラムをRAM25cに格納して本ルーチンを終了す
る。その後、カラオケ端末装置Cは、上述のようにRA
M25cに格納された付属機器制御用プログラムに従っ
て付属機器(本実施例ではディスクプレーヤDP)を制
御する。
【0046】このように、カラオケ端末装置Cに接続さ
れているか接続が想定される付属機器をカラオケ端末装
置が制御するための付属機器制御用プログラムを中央制
御装置Lで記憶しておき、これを各カラオケ端末装置C
に送出する。各カラオケ端末装置Cでは受信した付属機
器制御用プログラムをRAM25cに格納し、このプロ
グラムに従って付属機器(例えばディスクプレーヤD
P)を制御する。
【0047】このため、例えば上述のようにCDサイズ
のビデオディスクを使用するディスクプレーヤDPをレ
ーザディスクを使用する映像再生装置と交換する等の付
属機器の変更に際しては、DIPスイッチ23bの機種
の設定を変更するだけで済み、カラオケ端末装置Cの交
換あるいは一部を改造する等のハードウェアの変更は不
要となる。
【0048】また、カラオケ端末装置Cが起動された際
に、中央制御装置Lのプログラム記憶部14bに記憶さ
れている付属機器制御用プログラムをカラオケ端末装置
Cにダウンロードするので、カラオケ端末装置Cでは付
属機器制御用プログラムを不揮発性のメモリに記憶させ
ておく必要はなくなる。したがって、カラオケ端末装置
Cの不揮発性のメモリ(ハードディスク、ROM等)の
容量を節約することができる。
【0049】しかも、各カラオケ端末装置Cに接続され
ている付属機器に応じてDIPスイッチ23bを設定す
る構成であるので、各カラオケ端末装置C毎に異なる付
属機器を接続することができ、各カラオケ端末装置Cの
個性化を図ることができる。この集中管理型カラオケ装
置1は、上述の構成により上述の効果を発揮する。
【0050】また、以上の説明から明かなように、集中
管理型カラオケ装置1においては、中央制御装置Lが本
発明の親機に、カラオケ端末装置Cが本発明の子機に、
ディスクプレーヤDPが本発明の付属機器に、プログラ
ム記憶部14bが本発明の親機側記憶手段に、RAM2
5cが子機側記憶手段に、DIPスイッチ23bが種別
設定手段に相当し、中央制御装置Lのマイクロコンピュ
ータ13およびカラオケ端末装置Cのコントローラ25
が移転手段として機能している。
【0051】なお、上記の例では種別設定手段としてD
IPスイッチ23bを設けているが、他の同様のスイッ
チ機構を設けることやメモリに付属機器の種別を記憶さ
せておいてもよい。あるいは、この種別設定手段を中央
制御装置L側に設けることもできる。このような構成と
すれば中央制御装置側で集中的に設定操作でき、各カラ
オケ端末装置Cに種別設定手段を設ける必要はないので
カラオケ端末装置Cの構造の複雑化が回避できる。
【0052】さらに、ファイル名テーブルを中央制御装
置L側に備えておき、カラオケ端末装置Cから付属機器
の種別に対応するデータを送信する構成とすることもで
き、各カラオケ端末装置Cのメモリ容量の増加を回避で
きる。以上、実施例に従って、本発明について説明した
が、本発明はこのような実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施で
きることは言うまでもない。
【0053】例えば実施例では付属機器として映像再生
機器を例にしているが、映像再生機器に限らずビデオゲ
ーム機、TVチューナ等さまざまな装置を付属機器とす
ることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の集
中管理型カラオケ装置によれば、子機に接続される付属
機器の変更に当たって要する操作は機種種別の設定を変
更のみであり、子機の交換あるいは子機の一部を改造す
る等のハードウェアの変更は不要となる。
【0055】請求項2記載の集中管理型カラオケ装置に
よれば、子機の起動時に、付属機器制御用プログラムが
親機側記憶手段から子機側記憶手段にダウンロードされ
るので、付属機器制御用プログラムを子機の不揮発性の
メモリに記憶させておく必要はなくなる。このため、子
機の不揮発性のメモリ(ハードディスク、ROM等)の
容量を節約することができる。
【0056】請求項3記載の集中管理型カラオケ装置に
よれば、付属機器の種別設定を親機側で集中的に操作で
きる。また、各子機に種別設定手段を設ける必要はなく
なるので、子機側における新規な部品類の増設は要さず
構造の複雑化が回避できる。請求項4記載の集中管理型
カラオケ装置によれば、種別設定手段を子機に設けてい
るので、各子機毎に異なる付属機器を接続して子機単位
での個性化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の集中管理型カラオケ装置の概要と中
央制御装置の概略構造を示すブロック図である。
【図2】 実施例の集中管理型カラオケ装置のカラオケ
端末装置の概略構造を示すブロック図である。
【図3】 実施例の集中管理型カラオケ装置のディスク
プレーヤの概略構造を示すブロック図である。
【図4】 実施例の集中管理型カラオケ装置のカラオケ
端末装置で実行されるプログラム受信処理のフローチャ
ートである。
【図5】 実施例の集中管理型カラオケ装置の中央制御
装置で実行されるプログラム送信処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
1・・・集中管理型カラオケ装置、12・・・サーバ、
13・・・マイクロコンピュータ(移転手段)、14・
・・ハードディスク、14a・・・曲データ記憶部、1
4b・・・プログラム記憶部(親機側記憶手段)、23
b・・・DIPスイッチ(種別設定手段)、25・・・
コントローラ(移転手段)、25c・・・RAM(子機
側記憶手段)、C・・・カラオケ端末装置(子機)、D
P・・・ディスクプレーヤ(付属機器)、L・・・中央
制御装置(親機)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音データを出力する親機と、該親機か
    ら出力された楽音データに基づいて楽曲を出力すると共
    に子機側記憶手段に格納された付属機器制御用プログラ
    ムに従って自身に接続された付属機器を制御する子機と
    を備える集中管理型カラオケ装置において、 親機に備えられて前記付属機器制御用プログラムを記憶
    する親機側記憶手段と、 前記付属機器の種別に対応する機器種別を設定する種別
    設定手段と、 該設定された機器種別に応じた前記付属機器制御用プロ
    グラムを前記子機側記憶手段にダウンロードする移転手
    段とを設けたことを特徴とする集中管理型カラオケ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記移転手段は、前記子機が起動された
    際に前記設定された機器種別に応じた前記付属機器制御
    用プログラムを前記親機側記憶手段から前記子機側記憶
    手段にダウンロードすることを特徴とする請求項1記載
    の集中管理型カラオケ装置。
  3. 【請求項3】 前記種別設定手段を前記親機に設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の集中管理型カラ
    オケ装置。
  4. 【請求項4】 前記種別設定手段を前記子機に設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の集中管理型カラ
    オケ装置。
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