JPH0816619B2 - 現場パトロール装置 - Google Patents

現場パトロール装置

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JPH0816619B2
JPH0816619B2 JP13025490A JP13025490A JPH0816619B2 JP H0816619 B2 JPH0816619 B2 JP H0816619B2 JP 13025490 A JP13025490 A JP 13025490A JP 13025490 A JP13025490 A JP 13025490A JP H0816619 B2 JPH0816619 B2 JP H0816619B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、発電所等の各種プラントの現場のパトロー
ル作業において、実時間でデータを記録し判断する現場
パトロール装置に関する。
(従来の技術) 従来、発電所等のプラントにおける現場のパトロール
作業においては、予め定められたパトロールのコースに
従って構内の各パトロール地点を巡回し、各パトロール
項目となっている機器の状態及び機器の状態を示すプロ
セス量を所定の記録紙またはハンデイ端末に記録して、
パトロール終了後には記録紙をファイルするか、または
ハンデイ端末のデータをデータ処理計算機に登録すると
いう手順で実施していた。
例えば、ハンデイ端末装置を用いたパトロールでは、
パトロールを開始する前にデータ処理計算機上でパトロ
ールコースを設定したのち、プラント状態に対応した各
項目の警報制限値を選ぶ。次いで、これらのデータを伝
送装置または、ICカード等の記憶媒体を介して、ハンデ
イ端末装置に転送し、これを携帯してパトロールに出か
ける。現場では、ハンデイ端末装置に表示されるパトロ
ール項目順に、各パトロール地点に移動し、その場で計
器を読むか対象機器を観察する等して、ハンデイ端末装
置によりデータ入力する。この時、画面上にはガイダン
スとして前回のパトロールでのデータ、警報制限値が表
示される。パトロール員はこれを基に状態判定を行っ
て、これについてもデータ入力し、必要な処置を実施し
ながらパトロールを続行する。一通りのパトロールを終
了するとデータ処理計算機の設置場所に戻り、ハンデイ
端末装置からデータ処理計算機にパトロールデータを転
送し、データ処理計算機上で、パトロールデータの一
覧、任意の項目の傾向表示、2項目間の相関解析などの
機能を用いてデータを解析し、プラント状態を検討し
て、機器の再点検、交換、整備等の処置を行っていた。
この中で、パトロール中における各パトロール項目の
状態に対するパトロール員の正常/異常の判断は、記録
紙またはハンデイ端末上にガイダンスとして示される警
報制限値や警報状態と比較して行っていた。また、判断
後の処置については、現場においてはパトロール員の経
験により、その場の処置を実施するか、あるいは、パト
ロール終了後に、過去のデータと比較する等により検討
し処置を実施していた。
(発明が解決しようとする課題) 従来の技術では、パトロール員が正常/異常の判断に
用いる警報制限値は、パトロールの開始以前に決定した
ものであり、その値は、その時点でのプラント状態を全
体としてある程度把握してそれに応じて決めているが、
パトロール中にプラント状態が急変した場合には、パト
ロール員がこれを察知しない限り誤った判断をする。従
って、このときの対応処置も逆効果となり、不適切なデ
ータに基づく誤判断の結果、機器の誤動作、故障や事故
等を引き起こす問題があった。
また、プラント状態を把握する手段の主たるものがパ
トロールであるような場合には、制限値はプラントの定
常状態(例えば通常運転中)での制限値、または1回前
のパトロール結果に基づくプラント状態での制限値を採
用することになり、プラント状態が急変しなくても同様
の問題が発生する。例えば、発電プラントでは、起動/
停止過程では当然に、プラント状態は変化し続けるし、
通常運転中で有っても負荷変動により各プロセス量は変
化し、その警報制限値も可変となる。ところが、パトロ
ールは、毎日または一定周期で時刻を基準として実施さ
れ、1回の所要時間も1〜2時間費やすため、負荷追従
型の運用プラントでは、パトロール開始以前の警報制限
値では、不適切な設定制限値に基づいてプラント状態を
判断してしまう危険性がある。
また、その処置についても同様にその項目の状態のみ
で、決定出来るものではなく、パトロール終了後に、全
体としての総合的な判断を、過去のデータ等を比較検討
し実施しているのが通例である。即ち、従来の方法で
は、パトロール員はパトロールに出かけてしまうと巡回
中のデータによってのみプラント状態を把握して判断す
ることになる。このため、経験と知識を持ったパトロー
ル員を必要とすると共に、パトロールデータの結果の解
釈および評価についてもパトロール員によってバラつき
があるものとなってしまう問題点があった。
本発明は、これらの問題点を解決するため、パトロー
ル員がパトロール中にパトロール結果の判断に必要な情
報を問合せすることを可能とし、パトロール員の経験と
知識に頼る事なくプラント状態を判断し、適切な処置を
行うことを可能とする現場パトロール装置を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、無線ハンデイ端末装置に、パトロールデー
タの判断に必要な情報を問合せするパトロールデータ問
合せ手段と、問合せ結果の情報を表示するパトロール情
報表示手段を備え、パトロールデータ処理装置に、問合
せに対して現在のパトロールデータと過去のパトロール
データとを判断パラメータによって判断し結果を返すパ
トロールデータ判断手段と、過去のパトロールデータ及
び処置を検索するパトロールデータ検索手段から成り、
パトロール中に、プラント状態に応じた判断情報を提供
するパトロール判断情報提供手段と、過去のパトロール
データ及び処置を登録するパトロールデータ登録手段を
備えることを特徴とするものである。
(作用) パトロール員が無線ハンデイ端末装置よりパトロール
データを入力し、パトロールデータの判断に必要な情報
を問合せすると、パトロールデータ問合せ手段を通じて
パトロールデータ処理装置のパトロール判断情報提供手
段内のパトロールデータ判断手段に、パトロールデータ
と問合せ内容が渡される。パトロールデータ判断手段で
はパトロールデータ検索手段を通じて過去の類似データ
と処置内容を取り出し、パトロールデータと比較判断し
問合せ結果を無線ハンデイ端末装置へ返す。これがパト
ロール情報表示手段によって表示されパトロール員に報
告される。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例を説明
する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示したもので、図
面において、本実施例の現場パトロール装置1は、パト
ロール員がパトロール中に携帯しパトロールデータの採
取に用いる無線ハンデイ端末装置2と、現場からのパト
ロールデータを受け取りデータの保存とパトロール状況
の判断を行うパトロールデータ処理装置3とからなる。
無線ハンデイ端末装置2は、パトロール員が数値、文
字、機能選択を必要に応じて入力するハンデイ端末入力
部4と、そのハンデイ端末入力部4を介してパトロール
員が入力したデータよりパトロールデータ又は問合せ要
求を判別するパトロールデータ入力手段5と、パトロー
ル中のパトロールデータを保持するパトロールデータ保
持部6と、パトロールデータ処理装置3に対してパトロ
ールの状況判断に必要な情報の問合せをするパトロール
データ問合せ手段7と、無線にて上位装置とデータ通信
をする無線データ通信手段8(下位)と、パトロールの
状況判断に必要な情報を表示するパトロール情報表示手
段9と、パトロール員が表示情報を目視するハンデイ端
末表示部10とからなる。
パトロールデータ処理装置3は、無線にて下位装置と
データ通信をする無線データ通信手段11(上位)と、パ
トロールデータをプラント状態に応じて状況判断するパ
トロールデータ判断手段12と、パトロール中の現在値パ
トロールデータ記憶手段13と、プラント状態及びパトロ
ールデータの状況を判断するための判断パラメータ記憶
手段14と、過去のパトロール履歴データより今回のパト
ロール状況と類似したケースデータを検索するパトロー
ルデータ検索手段15と、過去の毎回のパトロール結果が
履歴保存されてるパトロール履歴データ記憶手段16と、
過去の毎回のパトロール結果の処置内容が保存されてい
る処置内容データ記憶手段17と、パトロール員がパトロ
ールデータ処理装置へ指令及びデータを入力するパトロ
ールデータ処理装置入力部18と、パトロール結果データ
と、処置を編集して登録するパトロールデータ登録手段
19と、パトロール結果データと処置を表示又は印刷する
外部出力装置20と、パトロール中にプラント状態に応じ
た判断情報を提供するパトロール判断情報提供手段21と
からなる。
上記構成では、パトロールデータ入力手段5では、ハ
ンデイ端末入力部4を介してパトロール員が現場で入力
したデータaを判別する。その結果、データaがパトロ
ールデータbであれば、これをパトロールデータ保持部
6へ渡し、パトロール開始から現時点までを保持させ
る。その後、自動的にパトロールデータ問合せ手段7へ
入力したデータaの状態を問い合わせる旨の指令cを出
す。データaがパトロールデータではなく、問い合わせ
要求であれば前記指令cのみを出す。パトロールデータ
問合せ手段7では、指令cを受けてパトロールデータ保
持部6よりパトロールデータbをとりだし問合せデータ
dを作成し、無線データ通信手段8,11を介してパトロー
ルデータ処理装置3のパトロール判断情報提供手段21へ
伝達する。パトロール判断情報提供手段21は、この問合
せデータdに対して現時点でのプラント状態に応じたパ
トロールに必要な判断情報を、パトロールデータ判断手
段12とパトロールデータ検索手段15によって作成する。
以下、この作用を説明する。
パトロールデータ判断手段12は、問合せデータdより
パトロールデータbを取り出し現在値パトロールデータ
記憶手段13へ格納し、判断パラメータ記憶手段14のパラ
メータデータを用いて、まず最初に第2図に示す順序で
パトロールデータbの状態を判断する。
即ち、パトロールデータ入力手段12は、判断パラメー
タ記憶部14より、第3図に示す項目/プラント状態定義
データを参照し、パトロールデータbがプラント状態を
決める項目なのかを判定し(200)、そうであれば、項
目/プラント状態定義データより対応するプラント状態
を取り出し、現在記憶しているプラント状態と比較して
状態変更の有無を判断し(201)、もし異なればプラン
ト状態を更新する(202)。例えば、今プラント状態が
“通常1"状態にあり、パトロール員はこれを認識し、コ
ースAを選択してパトロールする場合を考える。パトロ
ール員は無線ハンデイ端末装置2のハンデイ端末入力部
4からコースAのパトロール項目をハンデイ端末表示部
10に表示することを要求する。この要求は直ちに無線デ
ータ通信手段8,9を介してパトロールデータ処理装置3
に伝えられる。パトロールデータ処理装置3では、この
パトロール項目表示要求に基づき判断パラメータ14から
第3図に示すコースAのパトロール項目をPa1,Pa2,Pa3
…を表示する。パトロール員は、この項目表示に従っ
て、例えばタービン軸受油の温度とか補機作動スイッチ
の状態等のパトロール項目を順番に調べ、その結果を無
線ハンデイ端末装置2のハンデイ端末入力部4から入力
し、パトロールデータ処理装置3に伝送する。パトロー
ルデータ処理装置3のパトロールデータ判断手段12で
は、この結果と判断パラメータ14からのデータを比較し
て、プラント状態、正常、異常等を判断する。例えば、
項目を調べてONが入力されれば、プラント状態は“通常
1"と判断する。更に現在記憶しているプラント状態“通
常1"と比較して状態変更なしと判断する。ここでパトロ
ールデータbがパトロール開始からn番目のパトロール
データbn(n<1)で有った場合には、1からn−1番
目について再パトロールする指示を記憶する。
パトロールデータbがプラント状態を決める項目でな
ければ、プラント状態はそのままとする(200のN)。
次に、判断パラメータ記憶手段14より、第4図に示すプ
ラント状態/項目定義データを参照し、パトロールデー
タbと対応する制限値または異常値と比較し(203)、
正常/異常を決定し(204,205)、現在値パトロールデ
ータ記憶手段13に記憶する。
パトロールデータbがパトロール開始からn番目のパ
トロールデータbnの場合には、1からn番目のデータを
過去の結果の類似のケースにあてはめるため、第5図に
示す例の形式で第6図に示す方法で検索条件を作成す
る。即ち、パトロールデータ判断手段12は、現在値パト
ロールデータ記憶手段13よりパトロールデータを取り出
し(600)、前記決定済みの正常/異常を判断する(60
1)。異常であれば、前記プラント状態/項目定義デー
タを参照し、対応する制限値または異常値により異常状
態の範囲内でパトロールデータに一番近いという検索条
件を設定する(602)。一方、正常であれば、同プラン
ト状態/項目定義データの定常値により定常値の範囲内
でパトロールデータに一番近いという検索条件を設定す
る(603)。次項目(実際には一つ前の項目となる。)
の参照のためのインデックスを作成し(604)、パトロ
ール開始からn番目迄の全ての検索条件を設定完了した
のかを判定し、完了していなければ次項目に対して600
からの処理を繰り返す。完了したのであればパトロール
の残り分(bn+1以降)を検索条件なしと設定する(60
6)。
この様にして設定された検索条件をeとして、パトロ
ールデータ検索手段15に渡す。パトロールデータ検索手
段15は、この検索条件に従いパトロール履歴データ記憶
手段16内のデータを検索する。パトロール履歴データ記
憶手段16には、第7図に示すようにデータが記憶されて
おり、パトロール結果の危険度により分類した結果レベ
ル別の結果データが履歴保存されている。パトロールデ
ータ検索手段15は、この結果レベルの小さい(危険度の
高い)物より順次パトロールデータの類似ケースを抽出
し、処置内容データ記憶手段17よりこれに対応した処置
内容を取り出し、第8図に示す例の形式で、検索結果f
をパトロールデータ判断手段12に受け渡す。これを受け
たパトロールデータ判断手段12は検索結果fを再確認
し、現在記憶しているプラント状態と合っていない場合
には、既にプラント状態を決める項目が入力済みの時、
これを再確認するメッセージ情報を、また入力済みでな
いときは、パトロールの進行により(例えば半分以上済
んでいるとき等の固定条件により)、再確認するメッセ
ージ情報を作成する。
パトロールデータ判断手段12が再確認終了後に、パト
ロール判断情報提供手段21は、判断した結果として、今
回入力されたパトロールデータbの判定結果と、プラン
ト状態の変更の有無と、再パトロールの必要性、過去の
類似ケースとその処置内容をパトロール返答情報gとし
て無線データ通信手段8,11を介して無線ハンデイ端末装
置2内のパトロール情報表示手段9へ渡す。パトロール
情報表示手段9ではその情報gを加工して表示を行う
が、その表示例を第9図、第10図に示す。
第9図の900は、パトロールデータbの判定結果を表
示した例で、この中の905は類似ケースの検索結果の危
険度、906は判定に用いたプラント状態、907は入力値を
しめす。判定結果900を表示後、パトロール員はこの表
示を確認し、ハンデイ端末入力部4より確認を入力する
と、パトロール情報表示手段9は、パトロールデータ入
力手段5を介してこれを受け、プラント状態の変化を知
らせ再パトロールを促すメッセージ902,過去の類似ケー
スにて再確認したところのプラント状態の不一致を知ら
せ関係項目の再入力を促すメッセージ903,904を表示す
る。
第10図の1000は900と同一でパトロール員がこの表示
を確認しハンデイ端末入力部4より、処置を入力する
と、表示後パトロール情報表示手段9は、パトロールデ
ータ入力手段5を介してこれを受け、類似ケースの検索
結果の危険度1005に従ったメッセージ1010〜1013を表示
し、更に類似ケースのデータ1014を表示する。パトロー
ル員は、これをもとに各パトロール場所にて、パトロー
ルデータの収集とその判定及び処置を実施し、パトロー
ルを最後まで行って元に戻る。パトロール処理装置3に
おいては、パトロールデータ登録手段19により、今回の
パトロールデータである現在値パトロールデータと、今
回の処置内容を今回のパトロール結果として編集し、パ
トロール履歴データ記憶手段16、処置内容データ記憶手
段17へ登録すると共に、外部出力装置20へ表示、印字す
る。
このようにしてパトロール員は、パトロール中にプラ
ント状態の変化に応じたパトロールデータ判定基準を得
ることができ、更に過去の類似ケースと処置内容を参照
することができる。このため、パトロール途中でプラン
ト状態が急変しても、これに対応した処置として、パト
ロール順序の変更、パトロールの中断、パトロールのや
り直し等を行う事ができ、プラントの事故防止及びパト
ロールデータ精度向上に寄与することができる。
なお、上記実施例におけるパトロールデータ処理装置
3内にパトロール問合せ記録データを追加し、パトロー
ルデータ判断手段12により、パトロール中のパトロール
データ問合せ情報を時系列に記憶し、パトロールデータ
登録手段19にて、パトロール終了時に参照することで、
パトロールの詳細な経過を簡単にレポートすることがで
き、パトロール員の作業の省略化を支援することができ
る。
また、上記実施例では、無線ハンデイ端末装置2は、
1台使用時の例について説明したが、これを複数台設け
ることが可能であり、この様な構成にすることで別々の
パトロールコースを巡回中のパトロール員同士の間で、
パトロールデータ処理装置を中継し、パトロール中のプ
ラント状態の最新情報とパトロール員のメッセージ情報
をやり取りすることができる。パトロール員のメッセー
ジ情報は、例えばパトロール結果の処置として、「こち
らでは圧力が異常のためバルブを操作したがそちらでも
注意ください」という注意を促し、過去の処置ではなく
現在の処置を他のパトロール員に認識させることによ
り、処置した結果のプラント状態の変化を事前に予測し
ながらパトロールを実行することができる。これによ
り、例えば現地点に留まり、「〜地点で監視するので、
〜コースは、次に〜項目をパトロールせよ」というよう
な指令のメッセージを出し、相互で相談しながら、複数
コースのパトロールを臨機応変に実施することができ、
より実情に則したパトロール及び処置を行いプラントの
事故防止、運用管理データの精度向上に寄与することが
できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、パトロール員が
パトロール中に、プラント状態の変化に追従したパトロ
ールデータの正常/異常の判断と、この結果の処置に必
要な情報を現場に居ながらにして実時間で取得すること
ができ、プラント状態の急変等に対しても、現在のプラ
ント状態の正確な把握と、パトロールデータの適正な収
集と、事故防止等の処置を、パトロール員の経験と知識
に頼る事なく適切に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す現場パトロール装置の
構成図、第2図はパトロールデータ判断手段12の1部で
あるパトロールデータ状態判定の手順を示したフローチ
ャート、第3図は判断パラメータ内の項目/プラント状
態定義データ説明図、第4図は判断パラメータ内のプラ
ント状態/項目定義データ説明図、第5図はパトロール
データの検索条件データ説明図、第6図はパトロールデ
ータの検索条件データの作成手順を示すフローチャー
ト、第7図はパトロール履歴データ16の構成を示す系統
図、第8図はパトロールデータ検索手段15の検索結果説
明図、第9図および第10図はパトロール情報表示手段9
の表示例説明図である。 1……現場パトロール装置、2……無線ハンデイ端末装
置、3……パトロールデータ処理装置、4……ハンデイ
端末入力部、5……パトロールデータ入力手段、6……
パトロールデータ保持部、7……パトロールデータ問合
せ手段、8……無線データ通信手段(下位)、9……パ
トロール情報表示手段、10……ハンデイ端末表示部、11
……無線データ通信手段(上位)、12……パトロールデ
ータ判断手段、13……現在値パトロールデータ、14……
判断パラメータ、15……パトロールデータ検索手段、16
……パトロール履歴データ、17……処置内容データ、18
……パトロールデータ処理装置入力部、19……パトロー
ルデータ登録手段、20……外部出力手段、21……パトロ
ール判断情報提供手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラント内の予め定められたパトロールコ
    ースを巡回し、各パトロール項目となっている機器の状
    況を記録する現場パトロール装置において、 パトロールデータとパトロールの状況判断のための問合
    せ要求を入力するパトロールデータ入力手段と、これら
    パトロールデータとパトロールの状況判断のための問合
    せを外部へ伝達要求するパトロールデータ問合せ手段
    と、パトロールの状況判断のための問合せ結果の情報を
    外部から受取り表示するパトロール情報表示手段と、外
    部と無線にてデータ通信を行うための無線データ通信手
    段とを備えた無線ハンデイ端末装置と、 パトロールデータおよびパトロール結果に対する処置内
    容を履歴データとして保存登録するパトロールデータ登
    録手段と、これら履歴データを条件検索してとりだすパ
    トロールデータ検索手段と、パトロールデータの現在値
    と過去値を比較し現在進行中のパトロールの状況判断を
    行うパトロールデータ判断手段と、前記パトロールデー
    タ検索手段とパトロールデータ判断手段から成り、パト
    ロール中に、プラント状態に応じた判断情報を提供する
    パトロール判断情報提供手段と、前記無線ハンデイ端末
    装置との間でデータ通信を行うための無線データ通信手
    段とを備えたパトロールデータ処理装置とで構成されて
    いることを特徴とする現場パトロール装置。
JP13025490A 1990-05-22 1990-05-22 現場パトロール装置 Expired - Lifetime JPH0816619B2 (ja)

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