JPH08165647A - グラウンドアンカー工法およびその定着材 - Google Patents

グラウンドアンカー工法およびその定着材

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JPH08165647A
JPH08165647A JP31156394A JP31156394A JPH08165647A JP H08165647 A JPH08165647 A JP H08165647A JP 31156394 A JP31156394 A JP 31156394A JP 31156394 A JP31156394 A JP 31156394A JP H08165647 A JPH08165647 A JP H08165647A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンカー体にクラックが発生するのを防止す
るとともに、例えアンカー体にクラックが発生したとし
ても、引抜き抵抗が低下しないグラウンドアンカー工法
およびその定着材を提供することである。 【構成】 PC鋼線1の先端部に鋼管2が設けられたグ
ラウンドアンカー用定着材3をアンカー孔4に差込み、
該アンカー孔4にグラウト5を充填してそれが硬化した
後に、アンカー孔4の開口部4aから外部に導出された
PC鋼線1の後端部に所定の緊張力を付加して定着具6
で定着したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラウンドアンカー工
法およびその定着材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、グラウンドアンカー工法は、図8
に示すようなものがある。これは、定着長部分の長さが
異なるPC鋼線30の先端部をアンカー体40に埋設
し、その後端部を所定の緊張力で緊張して定着具50で
定着したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このグラウンドアンカ
ー工法は、PC鋼線30の後端部に所定の緊張力を付加
して緊張した場合、その緊張力によりせん断抵抗が一番
大きくかかるアンカー体40にクラックが発生して、引
抜き抵抗が低下するという問題があった。
【0004】本発明は上記のような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、アンカー体にクラックが発
生するのを防止するとともに、例えアンカー体にクラッ
クが発生したとしても、引抜き抵抗が低下しないグラウ
ンドアンカー工法およびその定着材を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を達成するた
めのグラウンドアンカー工法は、グラウトが充填された
鋼管内にPC鋼線の一部が埋設して形成されたグラウン
ドアンカー用定着材を、アンカー孔に差込み、該アンカ
ー孔にグラウトを充填してその硬化後に、アンカー孔の
開口部から外部に導出されたPC鋼線の後端部を緊張し
て定着したことを特徴とし、また、前記PC鋼線は定着
長部分にグラウトと一体に硬化する樹脂被覆層が形成さ
れたことを特徴とし、また、前記PC鋼線は複数本挿入
され、定着長部分の埋設位置がそれぞれ異なることを特
徴とし、また、鋼管内にグラウトが充填され、該グラウ
ト内にPC鋼線の一部が埋設されたことを特徴とし、ま
た、鋼管内にグラウトが充填され、該グラウト内にPC
鋼線の一部が埋設され、該PC鋼線の定着長部分にグラ
ウトと一体に硬化する樹脂被覆層が形成されたことを特
徴とし、また、前記鋼管は薄肉の鋼管であり、その周面
に内外の凹凸部を備えたことを特徴とし、また、前記鋼
管は先端部が閉塞され、後端部に保護管が取り付けられ
ていることを特徴とし、また、前記鋼管内のグラウトは
樹脂系のグラウトであることを特徴とし、また、前記鋼
管内のグラウトはセメント系のグラウトであることを特
徴とし、また、前記PC鋼線は複数本挿入され、定着長
部分の埋設位置がそれぞれ異なることを特徴とし、ま
た、前記PC鋼線は芯線の周囲に複数の側線をより合わ
せたPC鋼より線であり、また、前記芯線及び側線の外
周に合成樹脂系の被覆内層を形成し、この被覆内層の外
周に被覆中層筒及び被覆外層筒とを形成し、これらの被
覆中層筒と被覆外層筒との間に滑材が介在されたことを
特徴とし、また、前記PC鋼線は先端部分に被覆中層筒
及び被覆外層筒とが剥離された定着長部分が形成されて
いることを特徴とし、また、前記PC鋼線は定着長部分
の先端部に圧着グリップが設けられたことを特徴とする
構成にすることである。
【0006】
【作用】グラウンドアンカー工法において、グラウトが
充填された鋼管内にPC鋼線の一部が埋設して形成され
たグラウンドアンカー用定着材を、アンカー孔に差込
み、該アンカー孔にグラウトを充填してその硬化後に、
アンカー孔の開口部から外部に導出されたPC鋼線の後
端部を緊張して定着したことにより、前記PC鋼線をア
ンカー孔の設計位置に正確に設置することができる。
【0007】また、鋼管内のグラウトが鋼管で拘束され
ているため、PC鋼線の引抜き抵抗力が低下するという
ことがない。
【0008】また、PC鋼線の先端部に鋼管が取り付け
られていることにより、アンカー体との引抜き抵抗力が
増す。
【0009】また、グラウンドアンカー用定着材は、鋼
管内にグラウトが充填され、該グラウト内にPC鋼線の
一部が埋設されたことにより、前記グラウトが鋼管で拘
束されて耐力が大きくなるので、クラックが発生するこ
とがない。
【0010】また、グラウンドアンカー用定着材は、鋼
管内にグラウトが充填され、該グラウト内にPC鋼線の
一部が埋設され、該PC鋼線の定着長部分にグラウトと
一体に硬化する樹脂被覆層が形成されたことにより、P
C鋼線とグラウトとの付着力が増大する。
【0011】前記PC鋼線は複数本挿入され、定着長部
分の埋設位置がそれぞれ異なることにより引張分散型ア
ンカーとなって、アンカー体に発生する地盤とのせん断
抵抗を平均化することができる。
【0012】また、前記鋼管は薄肉の鋼管であり、その
周面に内外の凹凸部を備えたことにより、グラウトと鋼
管との引抜き抵抗及び、鋼管とアンカー孔内のアンカー
体との引抜き抵抗を増大させる。
【0013】また、前記鋼管は先端部が閉塞され、後端
部に保護管が取り付けられていることにより、鋼管の先
端部および後端部からの浸水を防止すると共に、保護管
により鋼管の後端部が破壊するのを防止する。
【0014】また、前記グラウトは樹脂系のグラウトと
したことにより、グラウトの引張強度を大きくすること
ができる。
【0015】また、前記グラウトはセメント系のグラウ
トとしたことにより、該グラウトと定着長部分の樹脂被
覆層との付着力を大きくすることができる。
【0016】また、前記PC鋼線は芯線の周囲に複数の
側線をより合わせたPC鋼より線であり、前記芯線及び
側線の外周に合成樹脂系の被覆内層を形成し、この被覆
内層の外周に被覆中層筒及び被覆外層筒とを形成し、こ
れらの被覆中層筒と被覆外層筒との間に滑材が介在され
たことにより、被覆中層筒は被覆内層に対して溶着しな
い剥離しやすい材料とすることで、先端部分の剥離作業
が容易となって定着長部分が容易に形成できる。
【0017】また、前記PC鋼線は先端部分に被覆中層
筒及び被覆外層筒とが剥離された定着長部分が形成さ
れ、該定着長部分が被覆内層で略完全防錆処理されてい
るので、PC鋼より線に錆が発生せずに品質の向上を図
ることができると共に、グラウトとの付着力も向上させ
ることができる。
【0018】また、前記PC鋼線は定着長部分の先端部
に圧着グリップが設けられたことにより、グラウトとの
引き抜き力を増大させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明のグラウンドアンカー工法
の断面図、図2はグラウンドアンカー用定着材の断面
図、図3の(1)はPC鋼線の正面図、(2)は(1)
のA−A線断面図、(3)は同B−B線断面図、(4)
は同C−C線断面図である。
【0020】グラウンドアンカー工法は、PC鋼線1の
先端部に鋼管2が設けられたグラウンドアンカー用定着
材(以下「定着材」という)3をアンカー孔4に差込
み、該アンカー孔4にグラウト17を充填してそれが硬
化した後に、アンカー孔4の開口部4aから外部に導出
されたPC鋼線1の後端部を所定の緊張力で緊張して定
着具6で定着するものである。
【0021】前記定着材3は、薄肉の鋼管2の中のグラ
ウト5に3本のPC鋼線1がその定着長部分7をずらし
た状態で埋設して形成されている。この鋼管2の上端部
には保護管8が螺合されて防水効果を高めている。
【0022】この定着材3は、工場又は現場において製
造するものであり、鋼管2にPC鋼線1を挿入して所定
の箇所に設置した後に、鋼管2の開口部2aからグラウ
ト5を充填して製造する。その他、鋼管2にグラウト5
を充填した後、該グラウト5内にPC鋼線1を挿入して
製造することもできる。
【0023】前記PC鋼線1は、図3に示すように、芯
線9の周囲に複数の側線10をより合わせたPC鋼より
線に、合成樹脂押出成形手段により合成樹脂製の被覆中
層筒11と被覆外層筒12とが設けられ、これら被覆中
層筒11と被覆外層筒12との間にグリス等の滑材13
が介在されるとともに、前記芯線9と側線10の各外周
には合成樹脂粉末塗料を溶融密着させた被覆内層14が
形成されている。
【0024】そして、このPC鋼線1の先端部分には被
覆中層筒11と被覆外層筒12及び滑材13が剥離され
て被覆内層14が露出された定着長部分7が形成されて
いる。
【0025】このように芯線9と側線10は被覆内層1
4で完全防錆処理されるので、PC鋼より線に錆が発生
せず、しかもグラウトとの付着力も裸のPC鋼より線の
付着力以上の強度を発揮する。
【0026】また、前記グラウト5は、エポキシ樹脂、
ビニルエステル樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性の
合成樹脂が混合された樹脂系のグラウトが使用され、こ
れが前述のように鋼管で拘束されているため強度が大き
くなる。したがって、PC鋼線1の緊張力によりせん断
抵抗が一番大きくかかる部分にクラックが発生するのを
防ぐことができる。
【0027】図4の(1)は周面に内外の凹凸部16を
備えた鋼管2であり、この凹凸部16によりグラウト5
と鋼管2との引抜き抵抗及び、鋼管2とアンカー孔4内
のアンカー体17との引抜き抵抗を増大させることがで
きる。
【0028】また、図4の(2)はPC鋼線1の定着長
部分7の先端部に圧着グリップ18を設けた定着材3で
あり、グラウト5との引抜き力を増大させることができ
る。
【0029】図5はPC鋼線1の定着長部分7に硬化時
間の長い、エポキシ樹脂で樹脂被覆層19を形成した定
着材3を使用したグラウンドアンカー工法である。
【0030】これは、定着長部分7に硬化時間の長い、
エポキシ樹脂で樹脂被覆層19を形成したPC鋼線1を
セメント系のグラウト5a内に埋設することにより、前
記樹脂被覆層19がグラウト5の硬化とほぼ同時に硬化
するので、PC鋼線1がグラウト5と一体となって定着
力が増大する。
【0031】この定着材3は、前記の定着材3と同様の
方法で工場や現場において製造されるものである。
【0032】また樹脂被覆層19は、PC鋼線1におけ
る定着長部分7の芯線9と各側線10の外周に塗布形成
されるが、自由長部分20は前記と同様に被覆中層筒1
1と被覆外層筒12とが設けられ、これら被覆中層筒1
1と被覆外層筒12との間にグリス等の滑材13が介在
されている。
【0033】また、この定着材3における鋼管2は、図
4の(1)のように、外周に凹凸部16を形成すること
もでき、さらにPC鋼線1は、同図の(2)ように、先
端に定着グリップ18を設けることもできる。
【0034】
【発明の効果】グラウンドアンカー工法において、グラ
ウトが充填された鋼管内にPC鋼線の一部が埋設して形
成されたグラウンドアンカー用定着材を、アンカー孔に
差込み、該アンカー孔にグラウトを充填してその硬化後
に、アンカー孔の開口部から外部に導出されたPC鋼線
の後端部を緊張して定着したことにより、前記PC鋼線
をアンカー孔の設計位置に正確に設置することができ
る。
【0035】鋼管内のグラウトが鋼管で拘束されている
ため、PC鋼線の引抜き抵抗力が低下するということが
ない。
【0036】PC鋼線の先端部に鋼管が取り付けられて
いることにより、アンカー体との引抜き抵抗力が増大す
る。
【0037】グラウンドアンカー用定着材は、鋼管内に
グラウトが充填され、該グラウト内にPC鋼線の一部が
埋設されたことにより、前記グラウトが鋼管で拘束され
て耐力が大きくなるので、クラックが発生することがな
い。
【0038】グラウンドアンカー用定着材は、鋼管内に
グラウトが充填され、該グラウト内にPC鋼線の一部が
埋設され、該PC鋼線の定着長部分にグラウトと一体に
硬化する樹脂被覆層が形成されたことにより、PC鋼線
とグラウトとの定着力が増大する。
【0039】PC鋼線は複数本挿入され、定着長部分の
埋設位置がそれぞれ異なることにより引張分散型アンカ
ーとなって、アンカー体に発生する地盤とのせん断抵抗
を平均化することができる。
【0040】前記鋼管は薄肉の鋼管であり、その周面に
内外の凹凸部を備えたことにより、グラウトと鋼管との
引抜き抵抗及び、鋼管とアンカー孔内のアンカー体との
引抜き抵抗を増大させることができる。
【0041】鋼管は先端部が閉塞され、後端部に保護管
が取り付けられていることにより、鋼管の先端部および
後端部からの浸水を防止すると共に、保護管により鋼管
の後端部が破壊するのを防げる。
【0042】グラウトを樹脂系のグラウトとしたことに
より、グラウトの引張強度を大きくすることができる。
【0043】グラウトをセメント系のグラウトとしたこ
とにより、グラウトと定着長部分の樹脂被覆層との付着
力を大きくすることができる。
【0044】PC鋼線は芯線の周囲に複数の側線をより
合わせたPC鋼より線であり、前記芯線及び側線の外周
に合成樹脂系の被覆内層を形成し、この被覆内層の外周
に被覆中層筒及び被覆外層筒とを形成し、これらの被覆
中層筒と被覆外層筒との間に滑材が介在されたことによ
り、被覆中層筒は被覆内層に対して溶着しない剥離しや
すい材料とすることで、先端部分の剥離作業が容易とな
って定着長部分が容易に形成できる。
【0045】PC鋼線は先端部分に被覆中層筒及び被覆
外層筒とが剥離された定着長部分が形成され、該定着長
部分が被覆内層で略完全防錆処理されているので、PC
鋼より線に錆が発生せずに品質の向上を図ることができ
ると共に、グラウトとの付着力も向上させることができ
る。
【0046】PC鋼線は定着長部分の先端部に圧着グリ
ップが設けられたことにより、グラウトとの引き抜き力
を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】グラウンドアンカー工法の断面図である。
【図2】(1)は定着材の縦断面図、(2)は同横断面
図である。
【図3】(1)はPC鋼線の正面図、(2)は(1)の
A−A線断面図、(3)は同B−B線断面図、(4)は
同C−C線断面図である。
【図4】(1)は鋼管の外周に凹凸を設けた定着材の縦
断面図、(2)はPC鋼線に圧着グリップを取り付けた
定着材の縦断面図である。
【図5】他のグラウンドアンカー工法の断面図である。
【図6】他の定着材の縦断面図である。
【図7】(1)は他のPC鋼線の正面図、(2)は
(1)のD−D線断面図、(3)は同E−E線断面図で
ある。
【図8】従来のグラウンドアンカー工法の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 PC鋼線 2 鋼管 3 定着材 4 アンカー孔 5、5a、17 グラウト 6 定着具 7 定着長部分 8 保護管 9 芯線 10 側線 11 被覆中層筒 12 被覆外層筒 13 滑材 14 被覆内層 15 定着長部分 16 凹凸部 17 アンカー体 18 圧着グリップ 19 樹脂被覆層

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラウトが充填された鋼管内にPC鋼線
    の一部が埋設して形成されたグラウンドアンカー用定着
    材を、アンカー孔に差込み、該アンカー孔にグラウトを
    充填してその硬化後に、アンカー孔の開口部から外部に
    導出されたPC鋼線の後端部を緊張して定着したことを
    特徴とするグラウンドアンカー工法。
  2. 【請求項2】 前記PC鋼線は定着長部分にグラウトと
    一体に硬化する樹脂被覆層が形成されたことを特徴とす
    る請求項1に記載のグラウンドアンカー工法。
  3. 【請求項3】 前記PC鋼線は複数本挿入され、定着長
    部分の埋設位置がそれぞれ異なることを特徴とする請求
    項1に記載のグラウンドアンカー工法。
  4. 【請求項4】 鋼管内にグラウトが充填され、該グラウ
    ト内にPC鋼線の一部が埋設されたことを特徴とするグ
    ラウンドアンカー用定着材。
  5. 【請求項5】 鋼管内にグラウトが充填され、該グラウ
    ト内にPC鋼線の一部が埋設され、該PC鋼線の定着長
    部分にグラウトと一体に硬化する樹脂被覆層が形成され
    たことを特徴とするグラウンドアンカー用定着材。
  6. 【請求項6】 前記鋼管は薄肉の鋼管であり、その周面
    に内外の凹凸部を備えたことを特徴とする請求項4、5
    に記載のグラウンドアンカー用定着材。
  7. 【請求項7】 前記鋼管は先端部が閉塞され、後端部に
    保護管が取り付けられていることを特徴とする請求項
    4、5、6に記載のグラウンドアンカー用定着材。
  8. 【請求項8】 前記鋼管内のグラウトは樹脂系のグラウ
    トであることを特徴とする請求項4に記載のグラウンド
    アンカー用定着材。
  9. 【請求項9】 前記鋼管内のグラウトはセメント系のグ
    ラウトであることを特徴とする請求項5に記載のグラウ
    ンドアンカー用定着材。
  10. 【請求項10】 前記PC鋼線は複数本挿入され、定着
    長部分の埋設位置がそれぞれ異なることを特徴とする請
    求項4、5に記載のグラウンドアンカー用定着材。
  11. 【請求項11】 前記PC鋼線は芯線の周囲に複数の側
    線をより合わせたPC鋼より線であり、前記芯線及び側
    線の外周に合成樹脂系の被覆内層を形成し、この被覆内
    層の外周に被覆中層筒及び被覆外層筒とを形成し、これ
    らの被覆中層筒と被覆外層筒との間に滑材が介在された
    ことを特徴とする請求項4、5、10に記載のグラウン
    ドアンカー用定着材。
  12. 【請求項12】 前記PC鋼線は先端部分に被覆中層筒
    及び被覆外層筒とが剥離された定着長部分が形成されて
    いることを特徴とする請求項11に記載のグラウンドア
    ンカー用定着材。
  13. 【請求項13】 前記PC鋼線は定着長部分の先端部に
    圧着グリップが設けられたことを特徴とする請求項4、
    5、11、12に記載のグラウンドアンカー用定着材。
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