JPH08164986A - 生ものの鮮度保持法 - Google Patents

生ものの鮮度保持法

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JPH08164986A
JPH08164986A JP30930194A JP30930194A JPH08164986A JP H08164986 A JPH08164986 A JP H08164986A JP 30930194 A JP30930194 A JP 30930194A JP 30930194 A JP30930194 A JP 30930194A JP H08164986 A JPH08164986 A JP H08164986A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 野菜、果物、食肉、または魚介類などの食
品、または切り花を、厚さ0.03〜0.3mmで、ポ
リオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンア
ルキルアミン、アルキルアミンオキサイド、または、脂
肪酸アルカノールアミドなどの含窒素型ノニオン界面活
性剤を抗菌剤として熱可塑性樹脂に対して0.05重量
%〜1重量%練り込んだ結晶性樹脂フイルム製の袋の中
に入れ、袋の中の空気を抜いた状態で密封する鮮度保持
法であり、含窒素型ノニオン界面活性剤としては、ポリ
オキシエチレン脂肪酸アミド、またはポリオキシエチレ
ンアルキルアミンが好ましい。 【効果】 長期間にわたって生野菜、果物、食肉などの
食品の鮮度を保持でき、これらの食品の新たな流通様式
を提供することができ、また、切り花の場合にも、その
品質を保持して切り花を延命させることができ、その流
通様式を改革することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホウレン草、モヤシ、
キャベツ、葱、カイワレ大根、菊菜、蓮根、椎茸などの
生野菜、苺などの果物、牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類、
または、鰺、鮪、鰤、牡蠣などの魚介類などの食品の鮮
度を保持して保存可能とし、また、バラ、菊、チューリ
ップなどの切り花の品質を保持して延命を図るようにし
た生ものの鮮度保持法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、野菜、果物など生鮮食品は、合
成樹脂フイルムで包装したり、合成樹脂フイルム製の袋
に入れて流通、販売されている。例えば、生椎茸は、皿
状のプラスチック容器に、10個程度を並べて、その上
から、合成樹脂フイルムで密封したり、ポリエチレン袋
に入れて流通しているのが一般的である。また、蓮根の
ように、そのままダンボール箱に入れて流通しているも
のある。また、牛肉などの肉類は、合成樹脂製のトレー
に入れて、その上から合成樹脂フイルムで包装され販売
されている。一方、花の場合には、輸入品、国産品とも
に、切り花にして、そのまま、あるいは単に表面にフイ
ルムを軽く巻いただけの状態でダンボール箱などに詰
め、流通に供されている。また、高級品である蘭の場合
のように、小さな容器に水や栄養剤をいれたものに、切
り口を投入浸漬させておくことで、延命を図っているも
のもある。しかしながら、菊やバラなどは3日程度が商
品価値を維持する限界といわれ、花が萎れたり、落ちた
りする。そこで、産地から各市場迄の流通時間が大きな
問題となる。また、蘭などの輸入品の場合には、航空便
により輸入されているが、税関検査による時間の無駄
と、地方の市場までの流通期間における品質の保持に、
業者が神経をすり減らしているのが現状である。
【0003】しかしながら、野菜な果物、特に、生椎茸
の腐敗による変色は非常に速く、2日程で黒変が進み、
商品価値が著しく低下する。また、カット蓮根の場合
は、4日程で切り口の黄変が始まり、表面も1週間程度
で変色が始まる。このように変色してしまった生野菜
は、商品としての価値がなくなり、捨てる以外に無かっ
た。また、最近では、このような生野菜の鮮度保持用と
して、熟度調節、水分蒸散調節、ガス調節、防黴、保冷
などを目的とした各種資材が開発され、実用に供されて
いる。その中でも、最も代表的なものは、熟度調節用の
フイルム包装材と鮮度保持剤であって、カット野菜など
を中心とした包装に利用されている。例えば、前記フイ
ルム包装材としては、ガスを選択的に透過して包装内の
ガス環境を調節するもの、フイルムに無機多孔質粉末を
練り込んでガスを吸着させるもの、といった各種機能性
フイルムが開発されている。
【0004】また、切り花の鮮度保持剤として、硝酸銀
と硫酸ナトリウムとを一定割合で混合した混合液(通
常、STSの名で呼ばれている。)が前処理に利用され
たりしている。そこで、その心配のないAOA(Ami
noxyacetic acid)も検討されたりして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
各種機能性フイルムを用いても、野菜や果物などを、単
にこれらのフイルムで包装するだけでは、必ずしも満足
しうる鮮度保持効果は得られず、より効果的な鮮度保持
法が望まれていた。また、切り花の場合にも、STS
は、エチレンが主要因となって日持ち低下する切り花に
は、有効であるといわれているが、環境汚染が懸念され
ており、また、AOAは価格が高いうえ、空気中のエチ
レンに対しては効果がないとの指摘もある。そこで、本
発明は、上記の点に鑑み、生野菜、果物、食肉などの鮮
度を長期間にわたって保持して、それらの商品価値の低
下を防止し、生野菜の新たな流通様式を提供し、また、
STSやAOAなどの薬剤を用いることなく、切り花の
品質を保持して、花の萎れ、落下を防止して延命を可能
とした、鮮度保持法を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る鮮度保持法は、厚さ0.03〜0.
3mmの結晶性樹脂フイルム製の袋の中に野菜、果物、
食肉、魚介類、あるいは切り花などを入れ、袋を密封す
ることを特徴とするものである。前記結晶性樹脂フイル
ムとしては、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフ
イルムなどの結晶性高分子、さらには、EVA樹脂(エ
チレン−酢酸ビニル共重合体)などのような結晶性高分
子と非晶性高分子との共重合体のようなものであっても
よい。
【0007】前記のような本発明で用いられる代表的な
合成樹脂フイルムであるポリエチレンフイルムやポリプ
ロピレンフイルムの透湿性、通気性は、下記表1に示す
ようなものである。
【0008】
【表1】
【0009】本発明に用いる合成樹脂フイルムの通気性
は上記の様な範囲のものが望ましい。つまり、全く通気
性のない袋を使用すると、無包装のものよりも、かえっ
て、腐敗を進め、鮮度が低下し、また、従来、切り花の
包装に用いられているセロハン、銀紙、アルミ箔といっ
た、全く通気性のない袋を使用すると、無包装のものよ
りも、かえって、品質の低下が著しいことが明らかとな
った。また、厚さが0.03mm以下のフイルムである
と、通気性が大き過ぎて、袋を密封することによる品質
保持効果が得られず、また、厚さが0.3mmを越える
と透湿製、通気性が不十分となる。
【0010】さらに、上記のようなフイルムの袋に生野
菜を入れて密封するに際して、袋の中の空気を抜きとる
ことで、予想を著しく越えた鮮度保持効果が得られる。
切り花の場合には、切り花を入れて密閉した袋の中の空
気を、花が変形しない程度、例えば袋内の空気を、袋の
容積の少なくとも50%以上を減量することで、予想を
著しく越えた品質保持効果が得られ、花を延命させるこ
とができ、しかも、花の蕾は、そのまま開花せず、10
日以上も鮮度が維持される。
【0011】さらに、前記結晶性樹脂フイルムとして、
抗菌剤を練り込んだものを用いると、鮮度保持に一層効
果的である。特に、本発明者が鋭意研究を行った結果、
この抗菌剤として、含窒素型ノニオン界面活性剤を用い
ると、優れた鮮度保持効果を奏することを知見した。し
かも、この含窒素型ノニオン界面活性剤は、合成樹脂フ
イルムの成形加工温度に耐えうる耐熱性を有するもので
あり、合成樹脂フイルムに練り混むのに適している。
【0012】この含窒素型ノニオン界面活性剤につい
て、詳しく述べる。前記含窒素型ノニオン界面活性剤と
しては、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシ
エチレンアルキルアミン、アルキルアミンオキサイド、
または、脂肪酸アルカノールアミドなどが挙げられる。
これらの中でも、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ま
たはポリオキシエチレンアルキルアミンがより好まし
い。さらにこの場合、前記ポリオキシエチレン脂肪酸ア
ミド中の脂肪酸アミド、または前記ポリオキシエチレン
アルキルアミン中の高級アルキルアミンの炭素数が12
〜24であり、前記脂肪酸アミドまたは高級アルキルア
ミンへのエチレンオキサイドの付加モル数が20以下で
あるものが特に好ましい。
【0013】また、本発明者は、この含窒素型ノニオン
界面活性剤が、食中毒菌であるグラム陰性菌の大腸菌、
グラム陽性菌の黄色ブドウ球菌のいずれに対して優れた
滅菌効果を有し、MRSA菌を速効的に滅菌するので消
毒効果に優れるとともに、腐敗菌をも完全に滅菌するの
で脱臭効果にも優れていることを見いだしている。そし
て、水に難溶性の含窒素型ノニオン界面活性剤は、熱可
塑性プラスチックに練り込んで使用した場合にプラスチ
ック製品の表面から溶出することが少なく、従って殺菌
力を長期間保持することもわかっている。しかも、この
含窒素型ノニオン界面活性剤は沸点が250℃以上であ
り、熱可塑性プラスチックの成形加工温度に十分耐える
ことができ、本発明に用いる合成樹脂フイルムに練り混
むのに適している。なお、この含窒素型ノニオン界面活
性剤は、顔料分散剤、静電気防止剤などとして、食品包
装容器用のプラスチック添加剤として認可されたもので
あり、かつ厚生省告示370号(日本)にも合格してお
り、低毒性が証明されている。そして、この抗菌剤を練
り込んだ合成樹脂フイルムを用いることで、野菜、果
物、食肉、あるいは切り花といった生ものの鮮度をより
効果的に保持することができるのである。
【0014】本発明に用いる含窒素型ノニオン界面活性
剤のうち、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド(高級脂肪
酸アミド縮合物)は、高級脂肪酸アミドへのエチレンオ
キサイドの付加重合物、または、高級脂肪酸アミドとポ
リエチレングリコールの脱水縮合物であり、高級脂肪酸
アミドの窒素基に結合する2個の活性水素にエチレンオ
キサイドを付加重合するか、ポリエチレングリコールを
脱水縮合することで製造され、カチオン的性質をもった
ノニオン系界面活性剤である。また、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン(高級アルキルアミン縮合物)は、窒
素基に結合する2個の活性水素が存在する高級アルキル
アミンとエチレンオキサイドとを縮合した弱カチオン性
のノニオン系界面活性剤である。このように、ポリオキ
シエチレン脂肪酸アミドやポリオキシエチレンアルキル
アミンは、一般のノニオン系界面活性剤とやや異なり弱
いカチオン活性剤の性質を持っており、高級脂肪酸アミ
ドや高級アルキルアミンの炭素数が12〜24で、これ
に対するエチレンオキサイドの付加モル数が20以下の
縮合物が前記のようなカチオン的特性を有し、さらにエ
チレンオキサイドの低モル付加物がその傾向が強い。し
たがって、本発明に用いる縮合物としては、当然ながら
高級脂肪酸アミドや高級アルキルアミンの炭素数が12
〜24で、エチレンオキサイド付加モル数20以下のも
のが望ましく、特に高級脂肪酸アミドや高級アルキルア
ミンの炭素数が12〜18でエチレンオキサイドの付加
モル数10以下のものがより好ましい。また、これらの
ポリオキシエチレン脂肪酸アミドやポリオキシエチレン
アルキルアミンは、製造方法、特に高級脂肪酸アミドや
高級アルキルアミンの種類、エチレンオキサイドの付加
モル数などを適宜選択調整することにより、水溶性のも
のも、水に難溶性でアルコール、炭化水素、その他の有
機溶剤に可溶性のものも自由に合成できるという特徴を
有する。本発明では、合成樹脂フイルムへ練り込むの
で、水に難溶性のものを使用することが好ましいことは
云うまでもないことである。
【0015】本発明において、上記含窒素型ノニオン界
面活性剤の合成樹脂フイルムへの練り込み量は臨界的で
なく、適宜選択すれば良いが、合成樹脂フイルムに対し
て少なくとも0.05重量%用いるのが好ましく、一
方、1重量%を越えて添加しても、効果が飽和し、コス
トアップになるだけである。
【0016】
【作用】本発明に係る鮮度保持法により、生野菜、果
物、食肉などの鮮度が保持される機構は必ずしも明らか
ではないが、適度な透湿性、通気性のある袋の中に生野
菜を入れ、さらには、袋内の空気を抜きとり密封し、生
野菜の呼吸を制限することによる熟成抑制効果と、熟成
を促進するホルモンであるエチレンが通気性のある袋か
ら外部へ排出されることによる熟成抑制効果などの相乗
効果により、生野菜などの鮮度が保持されるものと推定
される。つまり、袋内の湿度が高くなり過ぎると、腐敗
の原因となり、その一方で、袋内が乾燥しすぎると生も
のは萎びてしまう。また、袋内の酸素濃度が高すぎる
と、呼吸が激しくなりすぎて、袋内の温度が上がり熟成
が促進されてしまう。これに対し、本発明では、上記の
ような袋に生野菜などを入れ、さらには袋内の空気を抜
きとり袋を密閉することで、袋内の湿度を調節し、ま
た、袋内の酸素量を制限するとともに、袋内からエチレ
ンを排出して生野菜の熟成を抑制し、鮮度を保持するの
である。
【0017】また、切り花の場合にも、適度な透湿性、
通気性のある袋の中に切り花を入れて密封することで、
袋内の湿度が適度に保たれ、切り花の腐敗、乾燥を防止
し、また、袋内の酸素量を規制することによる呼吸の抑
制作用、さらには、熟成を促進するホルモンであるエチ
レンが通気性のある袋から外部へ排出されることによる
熟成抑制効果などの相乗効果により、切り花の熟成、老
化が防止され、品質が保持されるものと推定される。つ
まり、袋内の湿度が高くなり過ぎると、腐敗の原因とな
り、その一方で、袋内が乾燥しすぎると花が萎れてしま
う。また、袋内の酸素濃度が高すぎると、呼吸が激しく
なりすぎて、袋内の温度が上がり熟成が促進されてしま
う。これに対し、本発明では、上記のような袋に切り花
を入れて袋を密封することで、袋内の湿度、酸素濃度な
どを調節するとともに、袋内からエチレンを排出するこ
とで、切り花の熟成を抑制して、品質を保持するのであ
る。
【0018】
【実施例】
(実施例1:ホウレン草の場合)根付きのホウレン草
を、表2に示す各種フイルムおよび形態で包装し、室温
で放置して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調
べた。結果を表3に示す。尚、表中の鮮度保持試験の評
価基準は、○は鮮度良好、△は鮮度やや不良、×は鮮度
不良である。以下、実施例16まで同様の基準で評価し
た。
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】表3の結果から明らかなように、市販包装
品の場合には、2日間が鮮度保持の限度であるが、抗菌
剤を練り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合には、
10日間にわたってホウレン草の鮮度が保持され、さら
に、袋の空気を抜き取って密封した場合には、12日間
以上にわたって鮮度が保持された。これにより、本発明
に係る鮮度保持法の効果が明らかとなった。
【0022】(実施例2:モヤシの場合)モヤシを、表
4に示す各種フイルムおよび形態で包装し、室温で放置
して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調べた。
結果を表5に示す。
【0023】
【表4】
【0024】
【表5】
【0025】表5の結果から明らかなように、市販包装
品の場合には、鮮度保持は2日間が限度であったが、抗
菌剤を練り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合に
は、4日間にわたってモヤシの鮮度が保持され、さら
に、袋の空気を抜き取って密封した場合には、8日間以
上にわたって鮮度が保持された。これにより、本発明に
係る鮮度保持法の効果が明らかとなった。
【0026】(実施例3:キャベツの場合)キャベツ
を、表6に示す各種フイルムおよび形態で包装し、室温
で放置して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調
べた。結果を表7に示す。
【0027】
【表6】
【0028】
【表7】
【0029】表7の結果から明らかなように、市販包装
品の場合には、鮮度保持は2日間が限度であったが、抗
菌剤を練り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合に
は、4日間にわたってキャベツの鮮度が保持され、さら
に、袋の空気を抜き取って密封した場合には、6日間に
わたって鮮度が保持された。これにより、本発明に係る
鮮度保持法の効果が明らかとなった。
【0030】(実施例4:葱の場合)きざんだ葱を、表
8に示す各種フイルムおよび形態で包装し、室温で放置
して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調べた。
結果を表9に示す。
【0031】
【表8】
【0032】
【表9】
【0033】表9の結果から明らかなように、市販包装
品の場合には、鮮度保持は2日間が限度であったが、抗
菌剤を練り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合に
は、6日間にわたって葱の鮮度が保持され、さらに、袋
の空気を抜き取って密封した場合には、8日間にわたっ
て鮮度が保持された。これにより、本発明に係る鮮度保
持法の効果が明らかとなった。
【0034】(実施例5:カイワレ大根の場合)カイワ
レ大根を、表10に示す各種フイルムおよび形態で包装
し、室温で放置して24時間毎に観察を行い、鮮度保持
状態を調べた。結果を表11に示す。
【0035】
【表10】
【0036】
【表11】
【0037】表11の結果から明らかなように、市販包装
品の場合には、鮮度保持は2日間が限度であったが、抗
菌剤を練り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合に
は、4日間にわたってカイワレ大根の鮮度が保持され、
さらに、袋の空気を抜き取って密封した場合には、8日
間にわたって鮮度が保持された。これにより、本発明に
係る鮮度保持法の効果が明らかとなった。
【0038】(実施例6:菊菜の場合)根付きの菊菜
を、表12に示す各種フイルムおよび形態で包装し、室温
で放置して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調
べた。結果を表13に示す。
【0039】
【表12】
【0040】
【表13】
【0041】表13の結果から明らかなように、市販包装
品の場合には、鮮度保持は2日が限度であったが、抗菌
剤を練り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合には、
4日間にわたって菊菜の鮮度が保持され、さらに、袋の
空気を抜き取って密封した場合には、8日間にわたって
鮮度が保持された。これにより、本発明に係る鮮度保持
法の効果が明らかとなった。
【0042】(実施例7:蓮根の場合)カット蓮根を、
表14に示す各種フイルムおよび形態で包装し、室温で放
置して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調べ
た。結果を表15に示す。
【0043】
【表14】
【0044】
【表15】
【0045】表15の結果から明らかなように、市販包装
品の場合には、2日さえも鮮度は保持できないが、抗菌
剤を練り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合には、
4日間にわたって蓮根の鮮度が保持され、さらに、袋の
空気を抜き取って密封した場合には、6日間にわたって
鮮度が保持された。これにより、本発明に係る鮮度保持
法の効果が明らかとなった。
【0046】(実施例8:生椎茸の場合)生椎茸を、表
16に示す各種フイルムおよび形態に包装し、室温で放置
して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調べた。
結果を表17に示す。
【0047】
【表16】
【0048】
【表17】
【0049】表17の結果から明らかなように、市販包装
品の場合には、2日間しか鮮度は保持できないが、抗菌
剤を練り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合には、
6日間にわたって椎茸の鮮度が保持され、さらに、袋の
空気を抜き取って密封した場合には、8日間にわたって
鮮度が保持された。これにより、本発明に係る鮮度保持
法の効果が明らかとなった。
【0050】(実施例9:苺の場合)苺を、表18に示す
各種フイルムおよび形態に包装し、室温で放置して24
時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調べた。結果を表
19に示す。
【0051】
【表18】
【0052】
【表19】
【0053】表19の結果から明らかなように、市販包装
品の場合には、2日間が鮮度保持の限度であったが、抗
菌剤を練り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合に
は、4日〜6日間にわたって苺の鮮度が保持され、さら
に、袋の空気を抜き取って密封した場合には、6日〜8
日間にわたって鮮度が保持された。これにより、本発明
に係る鮮度保持法の効果が明らかとなった。
【0054】(実施例10:牛肉の場合)生の牛肉を、表
20に示す各種フイルムおよび形態に包装し、室温で放置
して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調べた。
結果を表21に示す。
【0055】
【表20】
【0056】
【表21】
【0057】表21の結果から明らかなように、無包装の
場合には、3日間が鮮度保持の限度であったが、抗菌剤
を練り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合には、5
日〜10日間にわたって牛肉の鮮度が保持され、さらに、
袋の空気を抜き取って密封した場合には、10日〜15日間
にわたって鮮度が保持された。これにより、本発明に係
る鮮度保持法の効果が明らかとなった。また、ポリエチ
レンフイルムとナイロンフイルムとの二層構造からなる
OPPフイルムの場合には、鮮度保持効果は全くなく、
むしろ、無包装の場合より鮮度の低下が激しい傾向があ
った。これは、OPPのフイルムの場合、透湿性、通気
性が悪いため、袋内の湿度が上がり過ぎることと、エチ
レンガス等が排出されずに袋内に充満して鮮度を低下さ
せるものと推定される。
【0058】(実施例11:豚肉の場合)生の豚肉を、表
22に示す各種フイルムおよび形態に包装し、室温で放置
して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調べた。
結果を表23に示す。
【0059】
【表22】
【0060】
【表23】
【0061】表23の結果から明らかなように、無包装の
場合には、3日間も鮮度は保持できないが、抗菌剤を練
り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合には、5日間
にわたって豚肉の鮮度が保持され、さらに、袋の空気を
抜き取って密封した場合には、10日〜15日間にわたって
鮮度が保持された。これにより、本発明に係る鮮度保持
法の効果が明らかとなった。また、豚肉の場合にも、O
PPフイルムは鮮度保持効果がないことが明らかとなっ
た。
【0062】(実施例12:鶏肉の場合)生の鶏肉を、表
24に示す各種フイルムおよび形態に包装し、室温で放置
して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調べた。
結果を表25に示す。
【0063】
【表24】
【0064】
【表25】
【0065】表25の結果から明らかなように、無包装の
場合には、2日間も鮮度は保持できないが、抗菌剤を練
り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合には、4日間
にわたって鶏肉の鮮度が保持され、さらに、袋の空気を
抜き取って密封した場合には、6日〜8日間にわたって
鮮度が保持された。これにより、本発明に係る鮮度保持
法の効果が明らかとなった。また、この鶏肉の場合に
も、OPPフイルムは鮮度保持効果はないことも明らか
となった。
【0066】(実施例13:鰺の場合)生の鰺を、表26に
示す各種フイルムおよび形態に包装し、室温で放置して
24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調べた。結果
を表27に示す。
【0067】
【表26】
【0068】
【表27】
【0069】表27の結果から明らかなように、無包装の
場合には、3日しか鮮度は保持できないが、抗菌剤を練
り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合には、5日間
にわたって鰺の鮮度が保持され、さらに、袋の空気を抜
き取って密封した場合には、7日〜10日間にわたって鮮
度が保持された。これにより、本発明に係る鮮度保持法
の効果が明らかとなった。
【0070】(実施例14:鮪の切り身の場合)鮪の切り
身を、表28に示す各種フイルムおよび形態に包装し、室
温で放置して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を
調べた。結果を表29に示す。
【0071】
【表28】
【0072】
【表29】
【0073】表29の結果から明らかなように、無包装の
場合には、3日間も鮮度は保持できないが、抗菌剤を練
り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合には、5日間
にわたって鮪の鮮度が保持され、さらに、袋の空気を抜
き取って密封した場合には、7日間にわたって鮮度が保
持された。これにより、本発明に係る鮮度保持法の効果
が明らかとなった。
【0074】(実施例15:鰤の切り身の場合)鰤の切り
身を、表30に示す各種フイルムおよび形態に包装し、室
温で放置して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を
調べた。結果を表31に示す。
【0075】
【表30】
【0076】
【表31】
【0077】表31の結果から明らかなように、無包装の
場合には、3日間も鮮度は保持できないが、抗菌剤を練
り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合には、5日間
にわたって鰤の鮮度が保持され、さらに、袋の空気を抜
き取って密封した場合には、7日〜10日間にわたって鮮
度が保持された。これにより、本発明に係る鮮度保持法
の効果が明らかとなった。
【0078】(実施例16:生牡蠣の場合)生牡蠣を、表
32に示す各種フイルムおよび形態に包装し、室温で放置
して24時間毎に観察を行い、鮮度保持状態を調べた。
結果を表33に示す。
【0079】
【表32】
【0080】
【表33】
【0081】表33の結果から明らかなように、無包装の
場合には、2日間も鮮度は保持できないが、抗菌剤を練
り込んだ合成樹脂フイルムで密封した場合には、3日間
にわたって牡蠣の鮮度が保持され、さらに、袋の空気を
抜き取って密封した場合には、5日〜7日間にわたって
鮮度が保持された。これにより、本発明に係る鮮度保持
法の効果が明らかとなった。
【0082】(実施例17:バラ切り花の場合)バラの切
り花を、表34に示す各種フイルムおよび形態に包装し、
日当たりの良い、東 西 南の三方面に窓のある部屋に
置いた机の上に静置して24時間毎に観察を行い、鮮度
保持状態を調べた。部屋の空気は24時間毎に入れ換え
た。結果を表35に示す。尚、表中の鮮度保持試験の評価
基準は、○は花の萎れもなく品質が保持されている、△
は花がやや萎れている、×は花が萎れている、である。
以下、実施例19まで同様の基準で評価した。
【0083】
【表34】
【0084】
【表35】
【0085】表35の結果から明らかなように、無包装の
場合は、バラの切り花の品質保持は3日間が限度でま
た、銀紙やセロハンによる一般的な包装の場合には、3
日間も鮮度は保持できない。これに対し、合成樹脂フイ
ルムで密封した場合は6日後にも品質が保持されてお
り、抗菌剤入りのフイルムで密封した場合には、9日後
も品質が保持されていた。さらに、袋の空気を抜いて密
封した場合には、15日間後でも品質が保持されてお
り、本発明に係る切り花の鮮度保持効果が明らかとなっ
た。尚、脱酸素剤の使用や、水を含ませた脱脂綿などは
鮮度保持には殆ど効果のないことも分かった。
【0086】(実施例18:菊切り花の場合)菊の切り花
を、表36に示す各種フイルムおよび形態に包装し、日当
たりの良い、東 西 南の三方面に窓のある部屋に置い
た机の上に静置して24時間毎に観察を行い、鮮度保持
状態を調べた。部屋の空気は24時間毎に入れ換えた。
結果を表37に示す。
【0087】
【表36】
【0088】
【表37】
【0089】表37の結果から明らかなように、無包装の
場合や、銀紙やセロハンによる一般的な包装の場合に
は、菊の切り花の品質は3日も保持できない。これに対
し、合成樹脂フイルムで密封した場合は6日後でも品質
が保持されており、抗菌剤入りのフイルムで密封した場
合には、9日後でも品質が保持されていた。さらに、袋
の空気を抜いて密封した場合には、12日後でも品質が
保持されており、本発明に係る切り花の鮮度保持効果が
明らかとなった。尚、ここでも、脱酸素剤や水を含ませ
た脱脂綿などは鮮度保持には殆ど効果のないことが分か
った。
【0090】(実施例19:チューリップ切り花の場合)
チューリップの切り花を、表38に示す各種フイルムおよ
び形態に包装し、日当たりの良い、東 西 南の三方面
に窓のある部屋に置いた机の上に静置して24時間毎に
観察を行い、鮮度保持状態を調べた。部屋の空気は24
時間毎に入れ換えた。結果を表39に示す。
【0091】
【表38】
【0092】
【表39】
【0093】表39の結果から明らかなように、無包装の
場合や、銀紙やセロハンによる一般的な包装の場合に
は、バラの切り花の品質は3日も保持できない。これに
対し、合成樹脂フイルムで密封した場合は6日後でも品
質が保持されており、抗菌剤入りのフイルムで密封した
場合には、6日間以上にわたって品質が保持された。さ
らに、袋の空気を抜いて密封した場合には、9日〜12
日後でも品質が保持されており、本発明に係る切り花の
鮮度保持効果が明らかとなった。尚、この場合にも、脱
酸素剤や水を含ませた脱脂綿などは鮮度保持には殆ど効
果のないことが分かった。
【0094】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る鮮度保持法
によれば、長期間にわたって生野菜、果物、食肉などの
食品の鮮度を保持でき、これらの食品の新たな流通様式
を提供することができる。また、切り花の場合にも、そ
の品質を保持して切り花を延命させることができ、その
流通様式を改革することができるのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 3/00 101 A 3/3418 B65D 81/20 C 81/28 B

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さ0.03〜0.3mmの結晶性樹脂
    フイルム製の袋の中に生ものを入れ、密封することを特
    徴とする生ものの鮮度保持法。
  2. 【請求項2】 袋の中の空気を抜いた状態で密封してな
    る請求項1記載の生ものの鮮度保持法。
  3. 【請求項3】 結晶性樹脂フイルムとして、抗菌剤を練
    り込んだ熱可塑性樹脂を用いてなる請求項1または請求
    項2記載の生ものの鮮度保持法。
  4. 【請求項4】 抗菌剤として、含窒素型ノニオン界面活
    性剤を熱可塑性樹脂に対して0.05重量%〜1重量%
    を練り込んでなる請求項3記載の生ものの鮮度保持法。
  5. 【請求項5】 含窒素型ノニオン界面活性剤が、ポリオ
    キシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキ
    ルアミン、アルキルアミンオキサイド、または、脂肪酸
    アルカノールアミドから選ばれた少なくとも1種または
    2種以上である請求項4記載の生ものの鮮度保持法。
  6. 【請求項6】 含窒素型ノニオン界面活性剤が、ポリオ
    キシエチレン脂肪酸アミド、またはポリオキシエチレン
    アルキルアミンの少なくとも1種または2種以上である
    請求項4記載の生ものの鮮度保持法。
  7. 【請求項7】 ポリオキシエチレン脂肪酸アミドの脂肪
    酸アミド、またはポリオキシエチレンアルキルアミンの
    高級アルキルアミンの炭素数が12〜24であり、前記
    脂肪酸アミドまたは高級アルキルアミンへのエチレンオ
    キサイドの付加モル数が20以下である請求項6記載の
    生ものの鮮度保持法。
  8. 【請求項8】 生ものが、野菜、果物、食肉、または魚
    介類などの食品である請求項1〜請求項7のいずれかに
    記載の鮮度保持法。
  9. 【請求項9】 生ものが、切り花である請求項1〜請求
    項7のいずれかに記載の鮮度保持法。
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