JPH08164328A - 濾過装置の蒸気滅菌後の冷却方法 - Google Patents

濾過装置の蒸気滅菌後の冷却方法

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JPH08164328A
JPH08164328A JP6332104A JP33210494A JPH08164328A JP H08164328 A JPH08164328 A JP H08164328A JP 6332104 A JP6332104 A JP 6332104A JP 33210494 A JP33210494 A JP 33210494A JP H08164328 A JPH08164328 A JP H08164328A
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water
filtered water
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JP6332104A
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Takashi Akiyama
隆 秋山
Shinichi Jizo
眞一 地蔵
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Nitto Denko Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D65/00Accessories or auxiliary operations, in general, for separation processes or apparatus using semi-permeable membranes
    • B01D65/02Membrane cleaning or sterilisation ; Membrane regeneration
    • B01D65/022Membrane sterilisation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2321/00Details relating to membrane cleaning, regeneration, sterilization or to the prevention of fouling
    • B01D2321/08Use of hot water or water vapor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/44Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis
    • C02F1/444Treatment of water, waste water, or sewage by dialysis, osmosis or reverse osmosis by ultrafiltration or microfiltration

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Abstract

(57)【要約】 【目的】膜モジュ−ルを組み込んだ濾過装置の原水側に
蒸気を送入して滅菌処理を行ったのち、常温原水の流通
のみで、濾過水側での負圧の発生を防止し、かつ中空糸
膜モジュ−ルの接着界面の熱応力剥離を防止しつつ、膜
モジュ−ルを迅速に常温にまで冷却して早期に濾過装置
の再定常運転を可能とすることにある。 【構成】膜モジュ−ルを組み込んだ濾過装置による原水
の濾過処理を停止し、該濾過装置に蒸気を送入して滅菌
処理を所定時間行ったのち、上記被処理原水を常温のま
まで上記濾過装置内に、0.1m/sec以下の線速で流
通して同濾過装置を冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は濾過装置を蒸気滅菌した
直後での当該濾過装置の冷却方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】濾過装置により、製薬用水、病院用水、
電子工業用水等の超純水を製造する場合、定期的に滅菌
処理を行う必要がある。而るに、熱水処理では、熱抵抗
性芽胞を満足に滅菌できないので、蒸気滅菌が要求され
ることが多い。この蒸気滅菌は、濾過装置の原水側に蒸
気(ケ−ジ圧1kg/cm2、120℃)を一定時間の
間送入し続け(凝縮水をスチ−ムトラップより排出しつ
つ送入を続ける)て行い、この蒸気滅菌の後は、スチ−
ムトラップ直前バルブを閉にし、濾過装置を外部から遮
断し、内部の残存蒸気を冷却している。この冷却中、残
存蒸気が凝縮し、濾過装置内が負圧になり、外気の侵入
により濾過装置内、組み込んだ膜モジュ−ルの濾過水側
が汚染される畏れがあり、かかる汚染を防止するため
に、上記蒸気の送入停止の直後に、濾過水側に除菌した
ガスを導入し、この導入ガス圧のもとで上記残存蒸気の
冷却を行うこと(特開昭61−268303号公報)、
同じく蒸気の送入停止の直後に、原水側に熱水を導入
し、この導入熱水と共に上記残存蒸気を冷却すること
(特開昭61−268303号公報)が提案されてい
る。
【0003】しかしながら、前者においては、導入ガ
ス、導入配管の殺菌処理設備が必要であり、後者におい
ては、熱水製造設備が必要であって、何れにおいても、
濾過装置の設備コストの増大、設置スペ−スの増大等が
避けられず、特に後者においては、エネルギ−の消費量
が過大である。
【0004】かかる冷却方法の不利を解消するために、
蒸気の送入を停止した直後に、原水側からエア−を圧入
し、膜モジュ−ルの濾過水側を膜を透過したエア−で満
たし(膜を透過する際に、菌は除去される)、このエア
−充満下で、ある程度の冷却を行い、残存蒸気を凝縮
し、その凝縮による減圧に対しエア−圧力で負圧化を防
止してある程度の温度まで冷却したのち、濾過装置に常
温の原水を導入して最終的な冷却を行うことが提案され
ている(特開昭63−1906053号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このエ
ア−圧入−常温原水の導入方式では、膜モジュ−ルの濾
過水室にエア−が充満されたままで冷却され、しかも、
同濾過水室での上記常温流入原水の濾過水の流動が生じ
ないために、膜モジュ−ルの濾過水室側の冷却速度が遅
く、膜モジュ−ルの濾過水質と膜モジュ−ルの外表面温
度や配管温度との差が大きい(20℃〜40℃程度の
差)状態が長時間継続し、その差が零となるまでに(膜
モジュ−ルの濾過水室側が完全に冷却されるまでに)長
時間を要し、その冷却終了前に、膜モジュ−ルを再運転
し、定常条件で原水を流すと、熱応力による膜モジュ−
ルの損傷が生じ易い。
【0006】例えば、筒状カバ−内に中空糸膜束を収容
し、カバ−内両端と中空糸膜との間をエポキシ樹脂等の
接着剤で封止し、中空糸膜内を原水室とし、中空糸膜と
カバ−内周との空間を濾過水室とした膜モジュ−ルにお
いては、カバ−と接着部との間に熱応力剥離が生じ易
い。
【0007】本発明の目的は、膜モジュ−ルを組み込ん
だ濾過装置の原水側に蒸気を送入して滅菌処理を行った
のち、常温原水の流通のみで、濾過水側での負圧の発生
を防止し、かつ中空糸膜モジュ−ルの接着界面の熱応力
剥離を防止しつつ、膜モジュ−ルを迅速に常温にまで冷
却して早期に濾過装置の再定常運転を可能とすることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る濾過装置の
蒸気滅菌後の冷却方法は、膜モジュ−ルを組み込んだ濾
過装置による原水の濾過処理を停止し、該濾過装置に蒸
気を送入して滅菌処理を所定時間行ったのち、上記被処
理原水を常温のままで上記濾過装置内に、上記濾過処理
時よりも低い線速で流通して同濾過装置を冷却すること
を特徴とし、線速は0.1m/sec以下とされる。
【0009】以下、図面を参照しつつ本発明の構成を説
明する。図1は超純水製造用の濾過装置を示し、蒸気滅
菌を行うための設備並びに常温原水の低速供給回路が付
加されている。図1において、1は膜モジュ−ルを示
し、筒状カバ−内に中空糸膜束を収容し、カバ−内両端
と中空糸膜との間をエポキシ樹脂等の接着剤で封止し、
中空糸膜内を原水室とし、中空糸膜とカバ−内周との空
間を濾過水室とし、ほぼ垂直に配設してある。11は膜
モジュ−ルの原水入口を、12は濃縮水出口を、13は
膜モジュ−ルの濾過水室の上端に連通した濾過水取出し
口をそれぞれ示している。21は原水貯槽を、22は原
水主供給配管を、23は原水主供給ポンプを、24は原
水主供給バルブをそれぞれ示している。31は濃縮水流
出配管を、32は濃縮水流出バルブをそれぞれ示してい
る。41は濾過水取出し配管を、42は濾過水取出しバ
ルブをそれぞれ示している。
【0010】51は蒸気源を、52は蒸気供給配管を、
53は蒸気供給バルブをそれぞれ示し、濃縮水出口12
に蒸気供給配管52を接続してある。61は透過水取出
しバルブ42の直前に取り付けた濾過水取出し側スチ−
ムトラップを、62は開閉バルブを、71は膜モジュ−
ル1の濾過水室の下端に取り付けた濾過水室下端側スチ
−ムトラップを、72は開閉バルブを、81は膜モジュ
−ル1の原水入口11に取り付けた原水入口側スチ−ム
トラップを、82は開閉バルブをそれぞれ示し、各スチ
−ムトラップには、フロ−ト式を使用することができ
る。91は原水低速供給配管を、92は原水低速供給ポ
ンプを、93は流量計を、94は原水低速供給バルブを
それぞれ示している。
【0011】上記の濾過装置において、定常の濾過運転
は次のようにして行われる。すなわち、蒸気供給バルブ
53、濾過水取出し側スチ−ムトラップ61の開閉バル
ブ62、濾過水室下端側スチ−ムトラップ71の開閉バ
ルブ72、原水入口側スチ−ムトラップ81の開閉バル
ブ82、原水低速供給バルブ94を全て閉鎖し、原水主
供給バルブ24、濃縮水流出バルブ32並びに濾過水取
出しバルブ42を全て開にし、原水主供給ポンプ23の
駆動により、原水貯槽21の原水を膜モジュ−ル1の中
空糸膜内に所定の圧力で供給し、中空糸膜を透過した濾
過水を濾過水取出し配管41を経て所定のユ−スポイン
トに供給し、非透過の濃縮原水を原水濃縮水流出配管3
1を経て排出していく。
【0012】上記の定常濾過運転に対し、定期的に蒸気
滅菌処理が行われ、その処理は次の通りである。すなわ
ち、原水主供給バルブ24、原水低速供給バルブ94、
濃縮水取流出バルブ32並びに濾過水取出しバルブ42
を全て閉鎖し、濾過水取出し側スチ−ムトラップ61の
開閉バルブ62、濾過水室下端側スチ−ムトラップ71
の開閉バルブ72,原水入口側スチ−ムトラップ81の
開閉バルブ82を全て開としたうえで、蒸気供給バルブ
53を開にし、蒸気源51より膜モジュ−ル1の原水側
に蒸気を送入する。濾過運転の停止時、膜モジュ−ル1
内には原水並びに濾過水が残存しており、原水入口側ス
チ−ムトラップ81手前の開閉バルブ82の開により、
残存原水がその原水入口側スチ−ムトラップ81のフロ
−トに接触し、フロ−トが浮上し、当該スチ−ムトラッ
プ81が開通状態となって残存原水が流出されていき、
また、濾過水室下端側スチ−ムトラップ71手前の開閉
バルブ72並びに濾過水取出し側スチ−ムトラップ61
手前の開閉バルブ62の開により残存濾過水がこれらス
チ−ムトラップ71,61のフロ−トに接触し、これら
のフロ−トが浮上し、これらのスチ−ムトラップ71,
61が開通状態となって残存濾過水が流出されていく。
而して、膜モジュ−ル内に残存原水、残存原水が存在す
る以上、原水入口側スチ−ムトラップ81並びに少なく
とも濾過水室下端側スチ−ムトラップ71は開通状態に
あり、この状態は、膜モジュ−ル1内が蒸気で満たされ
るまで継続され、やがて膜モジュ−ル1内が蒸気で置換
され、膜モジュ−ル1内が蒸気で満たされる。
【0013】更に、蒸気は膜モジュ−ル1を加熱し、膜
モジュ−ル1の加熱に伴い送入蒸気が放熱のために凝縮
され、その凝縮水がスチ−ムトラップのうち、主に原水
入口側スチ−ムトラップ81並びに濾過水室下端側スチ
−ムトラップ71から排出され、この排出分を補償する
ように、蒸気源51より蒸気が補給され、この逐次的な
蒸気補給により膜モジュ−ル内が加熱され、滅菌が進行
していく。
【0014】蒸気の送入を所定時間続けて蒸気滅菌を終
了すれば、本発明の方法により、濾過装置を冷却する。
この冷却を行うには、原水供給バルブ24、原水入口側
スチ−ムトラップ81の手前の開閉バルブ82、濾過水
室下端側スチ−ムトラップ71の手前の開閉バルブ7
2、濾過水取出しバルブ42、蒸気供給バルブ53を全
て閉鎖し、濃縮水流出バルブ32並びに濾過水取出し側
スチ−ムトラップ61の手前の開閉バルブ62を共に開
とし、更に原水低速供給バルブ94を開とし、低速供給
ポンプ92を駆動して、原水貯槽21内の常温原水を定
常濾過時の原水流速よりも低流速で膜モジュ−ル1に供
給していく。この冷却初期時に、膜モジュ−ルの透過水
室に残存している蒸気は、膜を透過するほぼ常温の濾過
水に接して凝縮されるが、この凝縮による濾過水室内の
圧力低下が膜を透過した濾過水による濾過水室の空間ス
ペ−スの減少のために補償されるので、膜モジュ−ルの
濾過水室には、負圧の発生を伴うことなく、濾過水が流
入されていく。
【0015】この濾過水の流入が進んで膜モジュ−ル1
の濾過水室が濾過水で満たされると、濾過水取出し側ス
チ−ムトラップ61のフロ−トが濾過水で浸漬され、そ
のフロ−トが浮上してそのスチ−ムトラップ61が開通
状態となり、濾過水が流出していくから、膜モジュ−ル
1の濾過水室での濾過水の流動が発生するに至り、以
後、原水の膜モジュ−ル1への供給が続くかぎり、濾過
水取出し側スチ−ムトラップ61からの濾過水の流出が
中断されることはなく、外気の侵入を排除しつつ、膜モ
ジュ−ル1の冷却を行うことができる。
【0016】
【作用】上記において、濾過水取出し側スチ−ムトラッ
プ61からの濾過水の流出流速を余り速くし過ぎると、
膜モジュ−ル1の濾過水室での濾過水の流速が大となっ
て膜モジュ−ル1の濾過水室内での冷却速度が速くなり
すぎ、膜モジュ−ル1のカバ−と接着剤との界面に作用
する熱応力が過大となって、界面剥離が生じるに至る。
而るに、本発明においては、膜モジュ−ル1内での原水
線速を0.1m/sec以下といった低速にしているか
ら、膜モジュ−ル1の濾過水室での濾過水の流速を充分
に抑制し得、膜モジュ−ル1の濾過水室を徐冷でき、次
の実施例についての試験結果から確認できる通り、膜モ
ジュ−ル1の界面剥離をよく防止できる。勿論、濾過水
の流速が零の場合に較べ、冷却を速く終了でき、定常濾
過の再開を充分に早く行うことができる。
【0017】
【実施例】膜モジュ−ルには、膜がポリスルホン製限外
濾過膜,膜面積6.3m2であり、接着剤がエポキシ樹
脂である中空糸膜モジュ−ルを使用し、カバ−部応力並
びに中空糸膜充填部−接着剤外周間応力が測定可能なよ
うに、ストレンゲ−ジを装着した。
【0018】蒸気滅菌を行ったのち、常温原水を線速を
変えて供給し、各線速のもとでの膜モジュ−ルの接着部
外周−カバ−間最大応力を、上記ストレンゲ−ジによる
応力測定値から計算した。その結果は、図2の通りであ
った。線速0.1m/secでは、20回の蒸気滅菌後で
も、膜モジュ−ルの接着部外周−カバ−間の接着強度の
低下は何ら認められなかったが、0.2〜0.3m/se
cのもとでは、1〜5回程度の蒸気滅菌で膜モジュ−ル
の接着部外周−カバ−間の接着強度の顕著な低下が認め
られた。
【0019】なお、膜モジュ−ルの接着部外周−カバ−
間最大応力の計算は下式に基づいて行った。
【数1】
【0020】
【発明の効果】本発明に係る濾過装置の蒸気滅菌後の冷
却方法によれば、蒸気滅菌の直後に濾過装置の原水側に
常温原水を低速度で供給するための原水低速供給回路を
付加するだけで、膜モジュ−ルの濾過水側を負圧にする
ことなく、従って、再汚染の畏れなく蒸気滅菌直後の膜
モジュ−ルを冷却できる。従って、付加設備を小規模に
でき、設備費の低減、設置スペ−スの低減を図り得る。
【0021】また、膜モジュ−ルの濾過水室の冷却速度
を、膜モジュ−ルの接着界面の熱応力を充分に小さくす
るように調整できるから、膜モジュ−ルの接着界面の剥
離を防止でき、更に、ガス導入を行わないので、膜の加
熱ガスによる乾燥劣化の畏れもなく、膜モジュ−ルを長
期にわたって安全に繰返し蒸気滅菌することができる。
更に、常温原水の流動下で冷却しているから、それだけ
速く冷却でき、濾過運転再開までの待ち時間を短くで
き、濾過装置の稼動率を高くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用する濾過装置を示す説明図
である。
【図2】本発明における常温透過水の線速に対する膜モ
ジュ−ルの接着部−カバ−間最大応力の測定結果を示す
図表である。
【符号の説明】
1 膜モジュ−ル 21 原水貯槽 51 蒸気源 91 原水低速供給配管 92 原水低速供給ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】膜モジュ−ルを組み込んだ濾過装置による
    原水の濾過処理を停止し、該濾過装置に蒸気を送入して
    滅菌処理を所定時間行ったのち、上記被処理原水を常温
    のままで上記濾過装置内に、上記濾過処理時よりも低い
    線速で流通して同濾過装置を冷却することを特徴とする
    濾過装置の蒸気滅菌後の冷却方法。
  2. 【請求項2】被処理原水の低速度流通の線速が0.1m
    /sec以下である請求項1記載の濾過装置の蒸気滅菌後
    の冷却方法。
JP6332104A 1994-12-12 1994-12-12 濾過装置の蒸気滅菌後の冷却方法 Pending JPH08164328A (ja)

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JP6332104A JPH08164328A (ja) 1994-12-12 1994-12-12 濾過装置の蒸気滅菌後の冷却方法
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