JPH08163792A - 電磁誘導コイルの駆動回路及び該駆動回路を用いた充電装置 - Google Patents
電磁誘導コイルの駆動回路及び該駆動回路を用いた充電装置Info
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- JPH08163792A JPH08163792A JP6329271A JP32927194A JPH08163792A JP H08163792 A JPH08163792 A JP H08163792A JP 6329271 A JP6329271 A JP 6329271A JP 32927194 A JP32927194 A JP 32927194A JP H08163792 A JPH08163792 A JP H08163792A
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Abstract
誘導コイルを効率よく励磁し、少ない発熱及び電力損失
で充電を可能とする。 【構成】 電界効果トランジスタQ1のドレイン、ゲー
ト間に磁束発生用電磁誘導コイルL1と直流阻止用の第
1のコンデンサC1との直列回路を接続し、ゲート、ソ
ース間に第2のコンデンサC2を接続し、ドレイン、ソ
ース間に第3のコンデンサC3を接続し、前記ドレイ
ン、ゲート間の誘導性と、前記ゲート、ソース間及びド
レイン、ソース間の容量性とで自励発振回路を構成し、
前記第2及び第3のコンデンサC2,C3の接続点と前
記ソースとの間に抵抗R3を挿入するとともに、前記電
界効果トランジスタQ1にスイッチング動作を行わせる
構成である。
Description
電源として利用される二次電池(充電式電池)を、電磁
誘導で電力を伝送することにより非接触(電気接続を伴
わない)で充電するための電磁誘導コイルの駆動回路及
び該駆動回路を用いた充電装置に係り、とくに雑音の影
響を極端に嫌うために電磁誘導の際の使用周波数を数1
00kHz以上に上げる必要のある機器の二次電池充電
に適した電磁誘導コイルの駆動回路及び該駆動回路を用
いた充電装置に関する。
非接触充電器は、スイッチングレギュレータ用の回路を
応用し、RCC回路(リンギング・チョーク・コンバー
タ回路)やロイヤー発振回路で電磁誘導コイルを駆動
し、充電部側の電磁誘導コイルから受電部側の受電コイ
ルへ電磁誘導によって電力伝送を行っていた。それらの
発振回路は商用交流電源の直接入力(AC100Vの場
合、整流後のDC141Vをそのまま使用)であって
も、発振コイルとしての電磁誘導コイルの励磁インダク
タンスが大きくとれるため、周波数が30〜100kH
zで殆ど問題なく動作する。
0kHz程度の周波数を使用して電力伝送を行う場合に
は、使用する機器によっては30〜100kHzの発振
周波数の高調波が雑音として悪影響を及ぼす問題があ
る。例えば、コードレス電話機は280MHzのセンタ
ーキャリアに対し1バンド12.5kHzで89チャン
ネル持つため、1.1MHzより低い周波数で電磁誘導
による非接触充電を行う場合、通話信号の中に発振周波
数の高調波が雑音として妨害を与える問題がある。
ロイヤー発振回路で発振周波数を上げるには、いずれも
発振コイルの励磁インダクタンスを小さくする必要があ
り、商用交流電源の直接入力による使用は困難となり、
入力電圧を変圧器内蔵のアダプター等で下げて発振コイ
ルの励磁電流を小さくする方法しか無かった。実験で
は、それらのRCC回路やロイヤー発振回路ではAC1
00Vの直接入力で300kHzが入力5W以下にする
ための限界であり、発振周波数を1.1MHz以上に設
定するには不十分な回路となっていた。
コルピッツ型発振回路があるが、信号レベルでの応用が
殆どで、電力を取り出すために設計されたものでは無か
った。また、充電装置への使用を考慮した場合、発熱が
少なく、すなわち効率が良く、しかも二次電池を充電し
ていないときの電力消費を抑える必要があるが、従来の
高周波発振回路にはこのような配慮がないため、非充電
時の電力損失が多い嫌いがある。
として実開昭57−192737号の充電回路がある
が、充電部に対する受電部の結合を検出するコイル等が
必要となって回路構成が複雑化する嫌いがあり、また非
充電時に発振回路が間欠発振するため、コードレス電話
機等の用途においては、やはり高調波による雑音妨害の
危険性がある。
高周波発振により電磁誘導結合のための電磁誘導コイル
を効率よく励磁でき、発熱及び電力損失の少ない電磁誘
導コイルの駆動回路を提供することにある。
等のような雑音の影響を極端に嫌う機器に対する高周波
発振の高調波に起因する雑音妨害を回避することが可能
な電磁誘導コイルの駆動回路を提供することにある。
磁誘導結合により非接触で効率的に電力伝送が可能で、
発熱及び電力損失が少なく、しかもコードレス電話機等
のような雑音の影響を極端に嫌う機器に対する高周波発
振の高調波に起因する雑音妨害を回避可能な充電装置を
提供することにある。
の実施例において明らかにする。
に、本発明の電磁誘導コイルの駆動回路は、電界効果ト
ランジスタのドレイン、ゲート間に磁束発生用電磁誘導
コイルと直流阻止用の第1のコンデンサとの直列回路を
接続し、ゲート、ソース間に第2のコンデンサを接続
し、ドレイン、ソース間に第3のコンデンサを接続し、
前記ドレイン、ゲート間の誘導性と、前記ゲート、ソー
ス間及びドレイン、ソース間の容量性とで自励発振回路
を構成し、前記第2及び第3のコンデンサの接続点と前
記ソースとの間に抵抗を挿入するとともに、前記電界効
果トランジスタにスイッチング動作を行わせる構成とし
ている。
いて、前記自励発振回路の発振周波数を1.1MHz以
上に設定してもよい。
タのドレイン、ゲート間に磁束発生用電磁誘導コイルと
直流阻止用の第1のコンデンサとの直列回路を接続し、
ゲート、ソース間に第2のコンデンサを接続し、ドレイ
ン、ソース間に第3のコンデンサを接続し、前記ドレイ
ン、ゲート間の誘導性と、前記ゲート、ソース間及びド
レイン、ソース間の容量性とで自励発振回路を構成し、
前記第2及び第3のコンデンサの接続点と前記ソースと
の間に抵抗を挿入するとともに、前記電界効果トランジ
スタにスイッチング動作を行わせる駆動回路を具備し、
該駆動回路を充電部ケース内に設けた充電部と、前記充
電部ケース内に配置された前記磁束発生用電磁誘導コイ
ルに電磁結合可能な受電コイル及び該受電コイルの誘起
電圧を整流して二次電池に供給する整流回路を受電部ケ
ース内に配置してなる受電部とを備えた構成である。
導コイルは中央部の先端面が周辺部よりも一段高くなっ
た断面凸状フェライトコアに、前記中央部を周回する環
状巻線を設けた構成でもよい。
デンサが接続され、前記受電コイルと第4のコンデンサ
とで前記発振回路の発振周波数で共振する共振回路を構
成してもよい。
回路を用いた充電装置においては、高周波発振を行うコ
ルピッツ型自励発振回路で駆動回路を構成しており、数
100kHz乃至数10MHzの発振周波数で安定に発
振でき、しかも商用交流電源の直接入力(AC100V
の場合、整流後のDC141Vをそのまま使用)が可能
であり、回路構成の簡略化ができ、その駆動回路を用い
て電磁誘導コイルを励振することで非接触で受電部側の
受電コイルに電力伝送ができる。
の影響を極端に嫌う機器に応用する場合、当該機器に高
周波発振の高調波が雑音妨害を与えないように発振周波
数を適切に設定することも可能である。
トランジスタを用い、ゲートバイアス電圧を低めに設定
して当該電界効果トランジスタにスイッチング動作を行
わせることで、バイポーラ型トランジスタ等のようなバ
イアス電流を必要とするものに比べて、効率を上げるこ
とができ、ひいては発熱の低減及び電力損失の低減を図
ることができる。
を構成するコンデンサの接続点と電界効果トランジスタ
のソースとの間に抵抗を挿入することで、電界効果トラ
ンジスタに加わるピーク電圧を低減して電界効果トラン
ジスタとして耐圧の低いものを使用できるとともに、そ
の抵抗により発振電力の調整が可能である。
1.1MHz以上に設定すれば、とくにコードレス電話
機への使用に適した構成とすることができる。すなわ
ち、280MHzのセンターキャリアに対し1バンド1
2.5kHzで89チャンネル持つコードレス電話機に
対して発振周波数の高調波が通話信号に雑音妨害を与え
ないように設定できる。
側)の前記電磁誘導コイルを、中央部の先端面が周辺部
よりも一段高くなった断面凸状フェライトコアに、前記
中央部を周回する環状巻線を設けた構成とした場合、受
電部側の受電コイルとの間の電磁結合度を大きくしかつ
電磁誘導コイルの外形寸法を小型化することができる。
を接続して前記発振回路の発振周波数で共振する共振回
路を構成した場合、前記電磁誘導コイルと受電コイルと
を電磁結合させた状態において高周波発振波形が前記共
振回路で波形整形され(正弦波に近い波形にされ)、ス
プリアス雑音を少なくすることができる。
路及び該駆動回路を用いた充電装置の実施例を図面に従
って説明する。
及び該駆動回路を用いた充電装置の実施例の全体構成で
あって、図1は回路図、図2は機械的構造を示す断面図
である。これらの図において、充電装置は充電部1と、
これより電磁誘導による電力伝送を受ける受電部2とか
らなっており、充電部1は高周波の磁束を発生する送電
側の電磁誘導コイルL1とこれを励磁する駆動回路4と
商用電源入力(AC100V、50Hz/60Hz)を
整流平滑する一次側整流平滑回路5とを具備している。
ランジスタは電界効果トランジスタの1種であって入力
インピーダンスの高いMOS FET Q1であり、駆動
回路4は、MOS FET Q1と、該MOS FET Q
1のゲートに所定のゲートバイアス電圧を印加する抵抗
R1,R2と、ドレイン、ゲート間に接続された高周波
の磁束発生用の電磁誘導コイルL1と直流阻止用のコン
デンサC1との直列回路と、ゲート、ソース間のコンデ
ンサC2と、ドレイン、ソース間のコンデンサC3と、
コンデンサC2,C3の接続点と前記ソースとの間に挿
入された抵抗R3と、ドレインに接続された正側コネク
タ端子P1と負側コネクタ端子P2間に接続されたコン
デンサC4と、前記コンデンサC2,C3の接続点と負
側端子P2とを接続するコイルL2とからなっている。
そして、MOS FET Q1のドレイン、ゲート間の誘
導性と、ゲート、ソース間及びドレイン、ソース間の容
量性とでコルピッツ型自励発振回路を構成している。
ス電圧を印加するための抵抗R1,R2は、ソースを基
準としたゲート電位が零V近傍(ソースとほぼ同じ電
位)となるように動作バイアス点を設定する。これによ
り、電磁誘導コイルL1両端に発生する交流電圧がゲー
トに対し正の向きに加わったときのみMOS FET Q
1がオンとなり、負の向きに加わったときはオフとな
り、MOS FET Q1がスイッチング動作を行うよう
にする。
プリント基板11に回路部品12を搭載して組み立てら
れており、樹脂等の非磁性材の内ケース13の底部(下
段)側に収納固定されている。また、プリント基板11
には前記正側コネクタ端子P1と負側コネクタ端子P2
とを有するコネクタ14が固着されていおり、該コネク
タ14の正側コネクタ端子P1と負側コネクタ端子P2
とは内ケース13の側面開口15より外部に露出してい
る。
(柱状部)20aの先端面が周辺部20bよりも一段高
くなった断面凸状フェライトコア20に、前記中央部2
0aを周回する環状巻線21を設けたものであり、例え
ば断面凸状フェライトコア20として固有抵抗の高いN
i−Zn系フェライトコアを用い、環状巻線21として融
着性被覆導線(いわゆるセメントワイヤー)を巻回し
て、加熱処理、溶剤処理等で導線の各巻回部分を相互に
固着したものを前記コア中央部20aに嵌合することで
ボビンレス構造とすることができる。このような電磁誘
導コイルL1は、中央部20aの先端面が内ケース13
の上面開口に向くようにして当該内ケース13の開口
(上段)側に配置、固定される(内ケース13に対する
接着等で固定される)。なお、電磁誘導コイルL1の外
形は、例えば縦34mm×横26mm×厚み3.3mm程度で
ある。
した内ケース13の周囲には輻射雑音漏洩防止用のシー
ルドカバー16が被せられている。このシールドカバー
16の材質は鉄板、銅板等の導体板であり、内ケース1
3の開口部分を除いた幅広の3面(底面及び両側面)を
少なくとも覆うことができるように折り曲げ形成したも
のである。
と電磁誘導コイルL1とを収納し、内ケース13の外側
にシールドカバー16を被せることで電磁誘導による送
電ユニット30が構成され、この送電ユニット30はシ
ールドカバー16の取付用折曲部17を利用して充電部
ケース31の内側に固定される。すなわち、送電ユニッ
ト30の取付用折曲部17が充電部ケース31の内側の
係止部32に嵌め込まれて固定される。このとき、電磁
誘導コイルL1の断面凸状フェライトコア20の中央部
20aを充電部ケース31の内面に密着乃至近接対向さ
せる。なお、送電ユニット30を充電部ケース31内に
ビス等で固定することもできる。
と負側コネクタ端子P2に直流電源電圧を供給するため
に図1の一次側整流平滑回路5が充電部ケース31内に
設けられている。この一次側整流平滑回路5は、ヒュー
ズFを介し交流商用電源(AC100V)を受ける整流
器DS及び平滑用コンデンサC5を有している。
ドミウム(Ni−Cd)電池等の繰り返し充電の行える複
数の二次電池Bを充電するために、受電コイルL3及び
この両端に接続されたコンデンサC6からなっていて前
記駆動回路4の発振周波数に同調した並列共振回路と、
該並列共振回路の誘起電圧を整流平滑する二次側整流平
滑回路としてのダイオードD1及び平滑用コンデンサC
7と、トランジスタQ2、定電圧ダイオードZD及び抵
抗R4からなる電圧安定化回路42と、電流安定化用の
抵抗R5,R6及び抵抗R6に並列接続された切換用ト
ランジスタQ3とからなる電流切換回路43と、逆流防
止用ダイオードD2とを有し、これらの回路は図2の受
電部ケース40内のプリント基板41上に組み立てられ
ている。
0mm×横26mm×厚み1.6mmであって図6及び図7に
示すように、偏平有底筒状ボビン50の筒状部51の内
側に偏平フェライトコア52を巻回固着し、筒状部51
の外周に環状巻線53を巻回固着し、ボビン50の底面
側に一対の端子54を固着したものである。受電コイル
L3は図2のように受電部ケース40内側に対し偏平フ
ェライトコア52を密着乃至近接対向させた状態で固着
され、各端子54は前記プリント基板41に接続され
る。受電コイルL3の偏平フェライトコア52の先端面
形状は電磁誘導コイルL1の断面凸状フェライトコア2
0の中央部20aの形状とほぼ同じである。
結合配置したとき、電磁誘導コイルL1と受電コイルL
3とのギャップは例えば6mmとした。
駆動回路4に一次側整流平滑回路5から商用電源を整流
平滑した電圧を印加すれば、コルピッツ型自励発振回路
を構成している駆動回路4は次式で定まる発振周波数f
oscで発振を開始する。
トランジスタのYパラメータの周波数に寄与する成分で
ある。このΔYeはバイポーラトランジスタの場合大き
な値で温度変動により大きく変化するが、MOS FE
Tの場合には小さな値で無視でき、foscが温度変動に
かかわらず安定し、負荷変動に対しても安定である。こ
こで、コードレス電話機の場合、発振周波数は1.1M
Hz以上に設定して、通話信号中に発振周波数の高調波
が雑音妨害を与えないようにする。また、ゲートバイア
ス電圧印加用の抵抗R1,R2はMOS FET Q1が
スイッチング動作を行うようにゲート電圧を低めに設定
してあるので、図8に示す如く発振時のMOS FET
Q1のソース、ドレイン間電圧波形(ドレインを0V基
準として示す)は半サイクルのみ導通するスイッチング
動作となっている。従って、発振回路の電力損失を少な
くすることができる。また、MOS FET Q1のソー
ス側に挿入された抵抗R3の抵抗値を適切に設定するこ
とで、ソース、ドレイン間電圧のピーク値を低下させて
MOS FET Q1の耐圧の問題を解消している。すな
わち、抵抗R3が無いと前記ソース、ドレイン間電圧の
ピーク値は相当高く、MOS FET Q1の耐圧不足と
なる危険性があるが、抵抗R3を挿入することでピーク
値が抑えられ(例えば図8のように抵抗R3を680Ω
に選んだ場合MOS FET Q1のドレイン、ソース間
のピーク電圧は55V抑制され、505Vが450V程
度以下に抑えられ)、耐圧不足は無くなる。なお、抵抗
R3は数100Ω程度が好ましく、100Ωより小さい
と電圧抑制効果が少なく、1000Ωより大きいと電力
損失の増大が問題となる。
に受電部ケース40を載置して送電側の電磁誘導コイル
L1と受電コイルL3とを対面させ電磁結合させた状態
では、それらはトランスとして実質的に機能し電磁誘導
コイルL1の環状巻線21がトランス一次巻線、受電コ
イルL3の環状巻線53が二次巻線となって電磁誘導で
電力が伝送される。このとき受電コイルL3とコンデン
サC6とで駆動回路4の発振周波数に一致する共振周波
数を持つ並列共振回路が構成されているので波形整形作
用があり、図9のように電磁誘導コイルL1に流れる励
磁電流波形は正弦波に近似した波形で、誘起電圧波形も
同じく正弦波に近い波形となり、スプリアス雑音の発生
を低減できる。
次側整流平滑回路としてのダイオードD1及び平滑用コ
ンデンサC7で整流、平滑されて電圧安定化回路42に
加えられる。電圧安定化回路42では定電圧ダイオード
ZDによりトランジスタQ2のベース電圧が一定値とさ
れるため、トランジスタQ2のエミッタに安定化された
出力電圧が得られる。電流切換回路43の切換用トラン
ジスタQ3は受電部2内のCPU(中央演算処理部)か
ら急速充電を指示するハイレベルの電圧信号がベースに
印加されているときはオンであり、電流安定化用の抵抗
R5及びオン状態の切換用トランジスタQ3とを通して
電圧安定化回路42の直流出力で二次電池Bを急速充電
する。
は、前記CPUからの電圧信号はローレベルとなり、切
換用トランジスタQ3はオフに変わり、二次電池の自然
放電を補うためのトリクル充電を行うようにする。すな
わち、電流安定化用の抵抗R5,R6を通して微小電流
で二次電池Bの充電が行われる。
ることができる。
品点数の少ない自励式コルピッツ発振回路を用いてお
り、数100kHz乃至数10MHzの発振周波数で安
定に発振可能であり、駆動回路4で電磁誘導コイルL1
を励磁することにより受電部側の受電コイルL3に非接
触で電力伝送ができる。その際、商用交流電源を直接整
流平滑した直流電圧で駆動回路4を動作させることがで
き、この点でも構成の簡略化が可能である。また、コー
ドレス電話機の充電装置として利用する場合、駆動回路
4の発振周波数を1.1MHz以上に設定して通話信号
の中に発振周波数の高調波が入らないように設定可能
で、高調波による雑音妨害の発生を回避することができ
る。
て電界効果トランジスタであるMOSFET Q1を用
いており、バイポーラトランジスタのようなバイアス電
流を必要とせず、しかもMOS FET Q1のゲートバ
イアス電圧の低めに設定することでMOS FET Q1
にスイッチング動作を行わせることができる。このた
め、電力損失を低減することが可能で、電磁誘導による
電力伝送を効率的に実行できる。また、駆動回路4の発
振周波数foscは前記式(1)で定まるが、MOSFE
T Q1はバイポーラトランジスタに比べ式(1)中の
ΔYeが極めて小さいので、発振周波数が温度変化に対
し安定で、かつ負荷変動に対しても安定である。
とコンデンサC6とで発振周波数に等しい共振周波数を
持つ並列共振回路を構成したので、発振波形を波形整形
でき(正弦波に近づけることができ)、スプリアス雑音
を小さくすることができる。
抗R3を挿入したことで、容易に発振電力の調整が可能
であり、かつMOS FET Q1のソース、ドレイン間
電圧のピーク値を低下させてMOS FET Q1の耐圧
の問題を解消できる。
3をシールドカバー16で覆って充電部ケース31に取
り付けており、輻射雑音の低減を図ることができる。
20aの先端面が周辺部20bよりも一段高くなった断
面凸状Ni−Zn系フェライトコア20に、前記中央部2
0aを周回するボビンレスの環状巻線21を設けたもの
であり、受電コイルL3との電磁結合を密にするととも
に、環状巻線21を中央部20aより一段低い周辺部2
0bに配置することで小型化することができる。
宜変更でき、電圧安定化回路等を省略することもでき
る。また、受電コイルも、送電側の電磁誘導コイルと同
様の断面凸状Ni−Zn系フェライトコアに、融着性被覆
導線を巻回して相互に固着してなる環状巻線を設けたボ
ビンレス構造としてもよい。
が、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の
範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者
には自明であろう。
果トランジスタのドレイン、ゲート間に磁束発生用電磁
誘導コイルと直流阻止用の第1のコンデンサとの直列回
路を接続し、ゲート、ソース間に第2のコンデンサを接
続し、ドレイン、ソース間に第3のコンデンサを接続
し、前記ドレイン、ゲート間の誘導性と、前記ゲート、
ソース間及びドレイン、ソース間の容量性とで自励式コ
ルピッツ発振回路を構成しており、簡単で部品点数の少
ない駆動回路の構成によって数100kHz以上の高周
波発振を安定して行うことができる。そして、この駆動
回路で電磁誘導コイルを励磁することにより受電部側の
受電コイルに非接触で電力伝送ができる。
の電界効果トランジスタを用い、そのゲートバイアス電
圧を低めに設定してスイッチング動作を行わせること
で、電磁誘導による電力伝送を効率的に実行でき、発熱
を少なくすることができる。
接続点と前記ソースとの間に抵抗を挿入したことにより
発振電力を容易に調整できるとともにソース、ドレイン
間電圧のピーク値を低下させて前記電界効果トランジス
タの耐圧の問題を解消することができる。
Hz乃至数MHz以上の適切な値に設定することで、コ
ードレス電話機等の雑音の影響を極端に嫌う機器の充電
装置として使用した場合に、当該機器に対する高調波雑
音妨害を回避可能である。
駆動回路を用いた充電装置の実施例を示す回路図であ
る。
る。
らにシールドカバーを被せた送電ユニットを示す正面図
である。
視図である。
ETのソース、ドレイン間電圧を示す波形図である。
形図である。
した内ケース13の周囲にはカバー16が被せられてい
る。このカバー16は、内ケース13の開口部分を除い
た幅広の3面(底面及び両側面)を少なくとも覆うこと
ができるように折り曲げ形成したものである。
と電磁誘導コイルL1とを収納し、内ケース13の外側
にカバー16を被せることで電磁誘導による送電ユニッ
ト30が構成され、この送電ユニット30はカバー16
の取付用折曲部17を利用して充電部ケース31の内側
に固定される。すなわち、送電ユニット30の取付用折
曲部17が充電部ケース31の内側の係止部32に嵌め
込まれて固定される。このとき、電磁誘導コイルL1の
断面凸状フェライトコア20の中央部20aを充電部ケ
ース31の内面に密着乃至近接対向させる。なお、送電
ユニット30を充電部ケース31内にビス等で固定する
こともできる。
部20aの先端面が周辺部20bよりも一段高くなった
断面凸状Ni−Zn系フェライトコア20に、前記中央
部20aを周回するボビンレスの環状巻線21を設けた
ものであり、受電コイルL3との電磁結合を密にすると
ともに、環状巻線21を中央部20aより一段低い周辺
部20bに配置することで小型化することができる。
駆動回路を用いた充電装置の実施例を示す回路図であ
る。
る。
らにカバーを被せた送電ユニットを示す正面図である。
る。
ETのソース、ドレイン間電圧を示す波形図である。
形図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 電界効果トランジスタのドレイン、ゲー
ト間に磁束発生用電磁誘導コイルと直流阻止用の第1の
コンデンサとの直列回路を接続し、ゲート、ソース間に
第2のコンデンサを接続し、ドレイン、ソース間に第3
のコンデンサを接続し、前記ドレイン、ゲート間の誘導
性と、前記ゲート、ソース間及びドレイン、ソース間の
容量性とで自励発振回路を構成し、前記第2及び第3の
コンデンサの接続点と前記ソースとの間に抵抗を挿入す
るとともに、前記電界効果トランジスタにスイッチング
動作を行わせることを特徴とする電磁誘導コイルの駆動
回路。 - 【請求項2】 前記自励発振回路の発振周波数が1.1
MHz以上に設定されている請求項1記載の電磁誘導コ
イルの駆動回路。 - 【請求項3】 電界効果トランジスタのドレイン、ゲー
ト間に磁束発生用電磁誘導コイルと直流阻止用の第1の
コンデンサとの直列回路を接続し、ゲート、ソース間に
第2のコンデンサを接続し、ドレイン、ソース間に第3
のコンデンサを接続し、前記ドレイン、ゲート間の誘導
性と、前記ゲート、ソース間及びドレイン、ソース間の
容量性とで自励発振回路を構成し、前記第2及び第3の
コンデンサの接続点と前記ソースとの間に抵抗を挿入す
るとともに、前記電界効果トランジスタにスイッチング
動作を行わせる駆動回路を具備し、該駆動回路を充電部
ケース内に設けた充電部と、 前記充電部ケース内に配置された前記磁束発生用電磁誘
導コイルに電磁結合可能な受電コイル及び該受電コイル
の誘起電圧を整流して二次電池に供給する整流回路を受
電部ケース内に配置してなる受電部とを備えたことを特
徴とする充電装置。 - 【請求項4】 前記電磁誘導コイルは中央部の先端面が
周辺部よりも一段高くなった断面凸状フェライトコア
に、前記中央部を周回する環状巻線を設けたものである
請求項3記載の充電装置。 - 【請求項5】 前記受電コイルに対し第4のコンデンサ
が接続され、前記受電コイルと第4のコンデンサとで前
記発振回路の発振周波数で共振する共振回路を構成して
いる請求項3又は4記載の充電装置。
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