JPH08163528A - 画像通信システム - Google Patents

画像通信システム

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Publication number
JPH08163528A
JPH08163528A JP6321528A JP32152894A JPH08163528A JP H08163528 A JPH08163528 A JP H08163528A JP 6321528 A JP6321528 A JP 6321528A JP 32152894 A JP32152894 A JP 32152894A JP H08163528 A JPH08163528 A JP H08163528A
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JP
Japan
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mouse
pointer
image
circle
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Pending
Application number
JP6321528A
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English (en)
Inventor
Mutsumi Sugizaki
睦 杉崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
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Publication of JPH08163528A publication Critical patent/JPH08163528A/ja
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔地のモニタに同じ映像を表示し、双方が
ポインタなどにより注目部位を指示できるようにする。 【構成】 通信装置2で、切替器128,130の設定
によりスーパーインポーズ手段112からの映像を両通
信装置のモニタ114に表示させる。装置2のマウス1
20の操作による位置情報とボタン121,122の操
作情報は処理手段102より描画手段104に与えられ
る。描画手段104はこれらの情報よりポインタ図形を
モニタ114に表示するための信号を発生し、また点、
直線、円の表示信号を発生する。一方通信装置4の処理
手段102はマウス情報を送受信器116を通じて通信
装置2に送る。装置2の送受信器はこの情報を描画手段
104に供給し、描画手段104は通信装置4からの情
報にもとづいてポインタをモニタ114に表示させ、ま
た各図形を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を通じて画像
情報をリアルタイムで送受信する画像通信システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】遠く離れた複数の地点を通信回線で結
び、各地点にテレビカメラ、マイク、テレビモニタを設
置して構成したテレビ会議システムは、遠く離れた人間
どうしがいながらにして会議を行えるために極めて便利
であり、広く利用されている。
【0003】ところで、このようなシステムによるテレ
ビ会議では、通常の会議がそうであるように、図面、写
真、文書など、さまざまな資料を互いに示しながら説明
などが行われる。その際よく用いられるのがオーバ・ヘ
ッド・プロジェクタ(OHP)であり、会議参加者はO
HPによって資料をスクリーンなどに投影し、指し棒な
どによって資料の必要な箇所を指し示しながら説明を行
う。その様子はテレビカメラで撮影され、その映像が相
手側に送られる。
【0004】また、パーソナル・コンピュータ(パソコ
ン)を用いて同様のことが行われる場合もある。すなわ
ち、資料の映像にパソコンの画面をスーパーインポーズ
し、そしてパソコン画面上の矢印などのポインタ図形
(以下、単にポインタという)をマウスを操作して移動
させ、必要な部分を指し示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、OHPを用い
た会議では、説明者側は指し棒などによって資料の必要
な箇所を指し示すことができるが、聞き手側もその資料
を用いて説明しようとする場合、資料は説明者側にある
ので、説明者側のように指し棒を用いて必要な箇所を指
し示して説明することは不可能である。
【0006】また、パソコンを用いた場合には、一方の
会議参加者がまず資料映像にポインタなどをスーパーイ
ンポーズした映像を相手側に送り、相手側ではその映像
を受け取ると、その映像に対してさらにパソコンの画面
をスーパーインポーズして、ポインタなどを表示し、そ
の映像を送り返すといった操作が必要であった。そのた
め、双方が一枚の画像を同時に見ながら、互いに必要な
部分をリアルタイムで指し示して、会議を行うといった
ことは不可能であった。
【0007】本発明は前記事情に鑑み案出されたもので
あって、本発明の目的は、遠隔地の者どうしが同一の映
像を見ながら、その映像の注目位置をリアルタイムで互
いに指し示しながら円滑に意志の疎通を図ることを可能
とする画像通信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、通信回線と、この通信回線を通じて画像情報
を送受信する通信装置とから成る画像通信システムにお
いて、前記通信装置は、画像を表示するための画像表示
手段と、位置情報を入力するための位置情報入力手段
と、この位置情報入力手段によって入力された前記位置
情報を前記通信回線に送出する送信手段と、第1の図形
を前記表示手段に表示させ、前記第1の図形の表示位置
を前記位置情報入力手段によって入力された前記位置情
報にもとづいて決める第1の描画手段と、前記通信回線
を通じて位置情報を受信する受信手段と、第2の図形を
前記表示手段に表示させ、前記第2の図形の表示位置を
前記受信手段が受信した前記位置情報にもとづいて決め
る第2の描画手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の画像通信システムでは、第1の描画手
段は、位置情報入力手段によって入力された位置情報に
もとづいて表示位置を決めて、第1の図形を表示手段に
表示させる。そして、送信手段は、位置情報入力手段に
よって入力された上記位置情報を通信回線を通じて相手
側の通信装置に送信する。
【0010】一方、受信手段は相手側の通信装置から、
通信回線を通じて位置情報を受信し、第2の描画手段
は、その位置情報により表示位置を決めて、第2の図形
を表示手段に表示させる。
【0011】従って、本発明の画像通信システムでは、
第1および第2の図形を例えば点や矢印などのポインタ
図形とした場合、一方の通信装置における通信者が、位
置情報入力手段の操作によってポインタ図形を画面上の
任意の位置に表示すると、そのとき生成された位置情報
は回線を通じて他の通信装置に送られ、他の通信装置に
おいても、上記位置情報にもとづいて表示装置の画面上
の同じ位置にポインタ図形が表示される。すなわち本発
明の画像通信システムでは、各通信装置側の通信者は共
に同一の画像を見ながら、画像上の注目位置をポインタ
図形によってリアルタイムで他者に知らせることがで
き、また他者の注目位置をリアルタイムで知ることがで
きる。その結果、円滑に意志の疎通を図ることが可能と
なる。
【0012】さらに、第1および第2の図形を直線ある
いは円を含む基本図形とした場合には、各通信者は、画
像上の注目領域や注目範囲などをリアルタイムで他者に
知らせることができ、また他者の注目領域や注目範囲な
どをリアルタイムで知ることができる。その結果、より
多様な形で円滑に意志の疎通を図ることが可能となる。
【0013】また、第1および第2のポインタ図形を各
通信者ごとに異なるものとすることにより、どの図形が
どの通信者のものかを容易に判別でき、混乱を防止して
一層円滑にコミュニケーションを図ることができる。
【0014】また、本発明の画像通信システムを構成す
る位置情報入力手段や第1および第2の描画手段はパソ
コンおよびその関連装置によって実現できるため、例え
ば従来のTV会議システムにパソコンを接続するなどし
て低コストでシステムを構成することが可能である。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明による画像通信システムの一例
としてのテレビ会議システムを示すブロック図である。
このシステムは通信装置2,4を電話回線や衛星回線な
どの通信回線6によって接続して構成されている。
【0016】各通信装置2,4は同一の構成となってい
る。テレビカメラ126はそれぞれ会議参加者A,Bを
撮影し、その映像信号を切替器130を通じて送受信器
116に出力する。一方、マイク124はそれぞれ参加
者A,Bの音声を電気信号に変換し、音声信号として送
受信器116に出力する。
【0017】CRTモニタ(以下、単にモニタという)
114は、相手側の会議参加者を映し出したり、資料な
どを映し出すためのものであり、一方、スピーカ123
は、相手側参加者の音声を発生するためのものである。
【0018】送受信器116はカメラ126およびマイ
ク124からの映像信号および音声信号を受け取って通
信回線6に出力する。送受信器116はまた、通信回線
6を通じて映像信号を受信し、切替器128を通じてモ
ニタ114に送って映像を表示させ、そして通信回線6
を通じて音声信号を受け取り、スピーカ123に出力す
る。
【0019】送受信器116はさらに、後述するマウス
信号処理手段102より位置情報およびマウス120の
ボタン操作情報を受け取って通信回線6に出力し、また
後述するスーパーインポーズ手段112より切替器13
0を通じて映像信号を受け取り、通信回線6に出力す
る。そして、送受信器116は通信回線6より位置情報
およびマウス120のボタン操作情報を受信すると、そ
れらを後述する描画手段104に出力する。
【0020】テレビカメラ132は、会議に用いる資料
などを映し出すためのものであり、その映像を後述する
スーパーインポーズ手段112に出力する。
【0021】切替器128は送受信器116からの映像
信号、またはスーパーインポーズ手段112からの映像
信号のいずれかを手動操作にもとづいて切り替え、モニ
タ114に出力する。また、切替器130は、カメラ1
26からの映像信号、またはスーパーインポーズ手段1
12からの映像信号のいずれかを手動操作にもとづいて
切り替え、送受信器116に出力する。
【0022】次に、本発明に関連する要素について説明
する。マウス120はそれぞれの参加者A,Bの操作に
もとづいてマウス座標信号を発生し、マウス信号処理手
段102に出力する。マウス120はまた、左ボタン1
21と右ボタン122を有し、それぞれが押されたと
き、そのことを表すボタン操作信号を出力する。
【0023】マウス信号処理手段102は、会議参加者
がマウス120を操作したとき、マウス120が出力す
るマウス座標信号にもとづいて、位置情報を生成し、描
画手段104および送受信器116に出力する。また、
マウス120からボタン操作信号を受け取り、ボタン操
作情報として描画手段104および送受信器116に出
力する。このマウス信号処理手段102とマウス120
とが、本発明の位置情報入力手段を構成している。
【0024】描画手段104は常時、描画用ツールボッ
クスの画像をモニタ114の画面における所定の位置に
表示するための信号を生成し、スーパーインポーズ手段
112に出力している。従って、切替器128がスーパ
ーインポーズ手段112からの映像信号を選択している
状態では、ツールボックスがモニタ114に表示され
る。このツールボックスは、点描画、直線描画、円描画
のそれぞれの処理に対応する3つのアイコンを有してい
る。
【0025】描画手段104は、ポインタ表示手段10
5、点描画手段106、直線描画手段108、円描画手
段110、図形移動手段111を備えている。ポインタ
表示手段105はマウス信号処理手段102および送受
信器116からの位置情報にもとづいて、従って通信装
置2,4のマウス120の操作にもとづいて表示位置を
決め、各マウスに対応する2つの所定の矢印の図形をポ
インタ図形(以下、単にポインタという)としてモニタ
114に表示するための信号を生成し、スーパーインポ
ーズ手段112に出力している。
【0026】そして描画手段104は、マウス120の
操作により上記ポインタのいずれかが上記3つのアイコ
ンのいずれかの位置に表示され、そのときマウス120
の右ボタン122が押された場合には、そのアイコンが
示す処理を表す描画フラグデータを設定し、その後、そ
のフラグデータに対応する点描画手段106、直線描画
手段108、円描画手段110の中の1つを起動する。
なお、描画手段104は、ポインタがどのアイコンの位
置にあるかはマウス信号処理手段102あるいは送受信
器116からの位置情報にもとづいて判断する。また、
各描画手段106,108,110を起動する際、マウ
ス120の右ボタン122が押されたことを表すボタン
操作情報をマウス信号処理手段102から受け取ってい
た場合には、信号処理手段102からのボタン操作情報
と位置情報とを用いることを指示し、一方、右ボタン1
22が押されたことを表すボタン操作情報を送受信器1
16から受け取っていた場合には、送受信器116から
のボタン操作情報と位置情報とを用いることを指示す
る。
【0027】描画手段104はさらに、ポインタがツー
ルボックスの領域内にない状態でいずれかのマウス12
0の右ボタン122が押された場合には、図形移動手段
111を起動し、同時に、描画手段106,108,1
10を起動する場合と同様にマウス信号処理手段102
と送受信器116のいずれからの位置情報と、ボタン操
作情報を用いるかを指示する。
【0028】点描画手段106が起動されると、マウス
信号処理手段102あるいは送受信器116からの位置
情報を表す、モニタ114の画面上の位置に図形として
点を表示するための信号を生成し、スーパーインポーズ
手段112に出力する。
【0029】直線描画手段118が起動されると、マウ
ス信号処理手段102あるいは送受信器116からの位
置情報およびボタン121,122の操作情報にもとづ
いて、モニタ114の画面に図形として直線を表示する
ための信号を生成し、スーパーインポーズ手段112に
出力する。
【0030】円描画手段110が起動されると、マウス
信号処理手段102あるいは送受信器116からの位置
情報およびボタン121,122の操作情報にもとづい
て、モニタ114の画面に図形として円を表示するため
の信号を生成し、スーパーインポーズ手段112に出力
する。
【0031】図形移動手段111が起動されると、マウ
ス信号処理手段102あるいは送受信器116からの位
置情報およびボタン121,122の操作情報にもとづ
いて、モニタ114の画面に直線描画手段108および
円描画手段110がそれぞれ描画した直線および円を移
動するための処理を行い、移動後の各図形を表示するた
めの信号を生成し、スーパーインポーズ手段112に出
力する。
【0032】以上説明した描画手段104が本発明の第
1および第2の描画手段を構成している。
【0033】スーパーインポーズ手段112は、テレビ
カメラ132からの映像信号に、描画手段104からの
信号を重畳させ、得られた映像信号を切替器128,1
30に出力する。
【0034】なお、上述したマウス信号処理手段10
2、およびポインタ表示手段105、点描画手段10
6、直線描画手段108、円描画手段110、図形移動
手段111を含む描画手段104は具体的には、所定の
プログラムで動作するパソコンによって構成されてい
る。また、スーパーインポーズ手段112は、ボードと
して構成され、上記パソコンの所定のスロットに装着さ
れている。
【0035】次に動作を説明する。通常は、切替器13
0はカメラ126からの信号を選択して送受信器116
に出力し、切替器128は送受信器116からの映像信
号を選択してモニタ114に出力している。従って、通
信装置2のモニタ114には通信装置4のカメラ126
で撮影された通信装置4側の会議参加者Bの映像が映し
出されており、通信装置4のモニタ114には通信装置
2のカメラ126で撮影された通信装置2側の参加者A
の映像が映し出されている。また、参加者A,Bは、各
通信装置2,4のスピーカ123から、相手側の通信装
置2,4のマイク124に入力された相手側参加者の音
声を聞くことができる。このような状態で参加者A,B
は相手を見ながら会話を交わし、会議を行うことができ
る。
【0036】次に資料を提示しながら会議を行う場合の
動作を説明する。通信装置2側の会議参加者Aが例えば
写真を提示して説明する場合、参加者Aはその写真を通
信装置2のカメラ132の前に配置する。また、通信装
置2の切替器128,130はスーパーインポーズ手段
112からの信号を選択するように切り替える。その結
果、カメラ132が出力する写真の映像信号は、スーパ
ーインポーズ手段112から切替器128を経てモニタ
114に出力され、また切替器130、送受信器116
を経て通信回線6に出力される。一方、通信装置4側で
は、会議参加者Bは、切替器128が通常どうり、送受
信器116からの信号を選択するように設定する。従っ
て、このような状態では、両方の通信装置2,4のモニ
タ114に上記写真の映像が同時に映し出されている。
【0037】なお、この写真が例えば風景を映したもの
であったとすると、モニタ114には図2に示すような
映像が表示される。図中、201,202は山であり、
山201からは噴煙203が出ている。
【0038】このとき、通信装置2側では、描画手段1
04が描画用ツールボックスの画像をモニタ114の画
面における所定の位置に表示するための信号を生成し、
スーパーインポーズ手段112に出力している。この信
号はスーパーインポーズ手段112においてカメラ13
2からの映像信号に重畳され、切替器128に送られる
ので、図2に示すように、ツールボックス204がモニ
タ114の画面左上に表示される。このツールボックス
は、上述のように点描、直線描画、円描画のそれぞれの
処理に対応する3つのアイコンを有している。
【0039】次に、図3〜図5に示したフローチャート
を参照して動作を説明する。各通信装置2,4のマウス
信号処理手段102はそれぞれ自装置側のマウス120
から常時、位置信号およびボタン操作信号を受け取って
おり(ステップ301)、そして位置情報およびボタン
操作情報を描画手段104と送受信器116とに出力
し、送受信器116は受け取った位置情報およびボタン
操作情報を通信回線6を通じて相手側通信装置に送信し
ている(ステップ302)。送受信器116は同時に、
相手側通信装置からの位置情報およびボタン操作情報を
通信回線を通じて受信し(ステップ303)、それらを
描画手段104に出力している(ステップ304)。
【0040】描画手段104ポインタ表示手段105
は、位置情報およびボタン操作情報をマウス信号処理手
段102および送受信器116から受け取ると、受け取
った位置情報にもとづいて表示位置を決め、各マウスに
対応する2つの矢印のポインタをモニタ114に表示す
るための信号を生成し、スーパーインポーズ手段112
に出力する。その結果、各通信装置2,4のモニタ11
4には2つのポインタ205,206が表示され、それ
ぞれの表示位置は上記位置情報に対応する位置となって
いる(ステップ305)。
【0041】この状態で、例えば会議参加者Aが自装置
側のマウス120を移動させると、それに応じてマウス
120が出力する位置信号が変化し、従ってポインタ表
示手段105はポインタの表示位置を変更するので、ポ
インタ205はモニタ114の画面上で移動する。両通
信装置2,4のモニタ114には同じ映像が表示されて
いるので、通信装置4側でも上記ポインタ205の表示
位置は変化する。そのため、会議参加者Aはマウス12
0を操作することによって、そのポインタ205の位置
を移動させ、自身が注目する画面上の部位をポインタ2
05によって指示し、会議参加者Bに知らせることがで
きる。
【0042】一方、会議参加者Bが自装置側のマウス1
20を移動させると、それに応じてマウス120が出力
する位置信号が変化するが、その信号に対応する位置情
報は、通信装置4のマウス信号処理手段102より、送
受信器116および通信回線6を通じて通信装置2の送
受信器116に送られる。そして通信装置2側のポイン
タ表示手段105はその位置情報を受け取り、その情報
にもとづいて通信装置4側のマウス120のポインタ2
06の表示位置を変更する。その結果、そのポインタは
両モニタ114の画面上で移動する。そのため、会議参
加者Bもそのマウス120を操作することによって、対
応するポインタ206の位置を移動させ、自身が注目す
る画面上の部位をポインタ206によって指示し、会議
参加者Aに知らせることができる。
【0043】なお、この実施例ではポインタ表示手段1
05は、ポインタとして矢印を表示する場合について述
べたが、それ以外にも、点、円、四角、三角などとして
も良い。また、2つのポインタは互いに異なる図形とし
てもよく、それによって不要な混乱を避けることができ
る。
【0044】次に会議参加者Aが画面上に点、直線、円
を描画する場合の動作を説明する。参加者Aは、まず自
装置側のマウス120を操作して、モニタ114の画面
に表示されたポインタ205をツールボックス204
(図2)内に移動させる。そして点描画、直線描画、円
描画に対応するいずれかのアイコンの位置にポインタを
移動させ、右ボタン122を押す。ここで、点描画のア
イコンの位置で右ボタン122を押したとすると、描画
手段104は、マウス信号処理手段102から与えられ
るそのときの位置情報より、点描画が指示されたと認識
し、点描画を表すフラグデータを設定する。
【0045】その後、会議参加者Aはマウス120を操
作し、画面上のポインタを、点を表示すべき位置にまで
移動させ、左ボタン121を押す。その結果、マウス信
号処理手段102から描画手段104にその左ボタン1
21が押されたことを示すボタン操作情報が与えられ
(ステップ306)、描画手段104は、設定したフラ
グデータに従って点描画手段106を起動し、またマウ
ス信号処理手段102からの位置情報を用いることを指
示する(ステップ401)。
【0046】その結果、点描画手段106は、マウス信
号処理手段102からの位置情報が表す、モニタ114
の画面上の位置に点を表示するための信号を生成し、ス
ーパーインポーズ手段112に出力する(ステップ40
2)。この信号はスーパーインポーズ手段112におい
てカメラ132で撮影された写真の映像信号に重畳さ
れ、切替器128,130を通じてそれぞれモニタ11
4および送受信器116に供給される。その結果、両モ
ニタ114の画面において、会議参加者Aが指示した位
置に点が表示される。
【0047】また、会議参加者Aが、ポインタ205を
直線描画のアイコンの位置に移動させて右ボタン122
を押したとすると、この場合には、描画手段104は、
マウス信号処理手段102から与えられるそのときの位
置情報より、直線描画が指示されたと認識し、直線描画
を表すフラグデータを設定する。
【0048】その後、会議参加者Aはマウス120を操
作し、画面上のポインタ205を、直線の開始位置まで
移動させ、左ボタン121を押す。その結果、マウス信
号処理手段102から描画手段104に左ボタン121
が押されたことを示すボタン操作情報が与えられ(ステ
ップ306)、描画手段104は、設定したフラグデー
タに従って直線描画手段108を起動し、またマウス信
号処理手段102からの位置情報およびボタン操作情報
を用いることを指示する(ステップ401)。
【0049】その結果、直線描画手段108はまず、そ
のときマウス信号処理手段102から与えられている位
置情報より、直線の始点(Xs,Ys)を決める(ステ
ップ403)。その後、参加者Aが左ボタン121を押
した状態でマウス120を移動させると、マウス信号処
理手段102からの位置情報は変化し、直線描画手段1
08はそれらを逐次受け取る(ステップ404)。その
間、直線描画手段108は、ボタン操作情報にもとづい
て左ボタン121が押下されているか否かを判定し(ス
テップ405)、判定結果がイエスの場合には、ステッ
プ404に戻って位置情報の取得を継続する。その後、
参加者Aが直線の終点とすべき位置までポインタを移動
させ、その位置で左ボタン121の押下を解除すると、
そのこのとを表すボタン操作情報が直線描画手段108
に入力され、描画手段108はそのとき与えられている
位置情報より、直線の終点(Xe,Ye)を決める(ス
テップ406)。そして、上記始点(Xs,Ys)から
終点(Xe,Ye)へ至る直線を表示するための信号を
生成し、スーパーインポーズ手段112に出力する(ス
テップ407)。
【0050】この信号はスーパーインポーズ手段112
においてカメラ132で撮影された写真の映像信号に重
畳され、切替器128,130を通じてそれぞれモニタ
114および送受信器116に供給される。その結果、
両モニタ114の画面において、会議参加者Aが指定し
た直線が表示される。
【0051】また、会議参加者Aが、ポインタを円描画
のアイコンの位置に移動させて右ボタン122を押した
とすると、この場合には、描画手段104は、マウス信
号処理手段102から与えられるそのときの位置情報よ
り、円描画が指示されたと認識し、円描画を表すフラグ
データを設定する。
【0052】その後、会議参加者Aはマウス120を操
作し、画面上のポインタを、円の中心位置まで移動さ
せ、左ボタン121を押す。その結果、マウス信号処理
手段102から描画手段104に左ボタン121が押さ
れたことを示すボタン操作情報が与えられ(ステップ3
06)、描画手段104は、設定したフラグデータに従
って円描画手段110を起動し、またマウス信号処理手
段102からの位置情報およびボタン操作情報を用いる
ことを指示する(ステップ401)。
【0053】その結果、円描画手段110はまず、その
ときマウス信号処理手段102から与えられている位置
情報より、円の中心(Xc,Yc)を決める(ステップ
408)。その後、参加者Aが左ボタン121を押した
状態でマウス120を移動させると、マウス信号処理手
段102からの位置情報は変化し、円描画手段110は
それらを逐次受け取る(ステップ409)。その間、円
描画手段110は、ボタン操作情報にもとづいて左ボタ
ン121が押下されているか否かを判定し(ステップ4
10)、判定結果がイエスの場合には、ステップ409
に戻って位置情報の取得を継続する。その後、参加者A
が、描画すべき円の円周の位置までポインタを移動さ
せ、その位置で左ボタン121の押下を解除すると、そ
のこのとを表すボタン操作情報が円描画手段110に入
力され、描画手段110はそのとき与えられている位置
情報より、円の半径Rを決める(ステップ411)。そ
して、(Xs,Ys)を中心とし、半径Rの円を表示す
るための信号を生成し、スーパーインポーズ手段112
に出力する(ステップ412)。
【0054】この信号はスーパーインポーズ手段112
においてカメラ132で撮影された写真の映像信号に重
畳され、切替器128,130を通じてそれぞれモニタ
114および送受信器116に供給される。その結果、
両モニタ114の画面において、会議参加者Aが指定し
た円が表示される。
【0055】以上、通信装置2側の会議参加者Aがマウ
スを操作して種々の図形を表示する場合を説明したが、
通信装置4側の会議参加者Bがそのマウス120を操作
して図形を表示する場合も、動作は基本的に同じであ
る。ただし、その場合には通信装置2側の描画手段10
4の各描画手段106,108,110は、送受信器1
16からの位置情報およびボタン操作情報を用いる。
【0056】会議参加者Bが例えば円を表示させる場合
の動作は次のようになる。会議参加者Bはまず自装置側
のマウス120を操作して、モニタ114の画面に表示
されたポインタ206をツールボックス204(図2)
内に移動させる。そして円描画に対応するアイコンの位
置にポインタを移動させ、右ボタン122を押す。この
とき通信装置4側のマウス信号処理手段102は、マウ
ス120からの信号にもとづいて位置情報および右ボタ
ン122が押されたことを示すボタン操作信号を送受信
器116に出力する。その結果、これらの信号は送受信
器116から、通信回線6を通じて通信装置2に送られ
る。
【0057】通信装置2では、送受信器116がこれら
の情報を受信し、描画手段104に供給する。描画手段
104は、送受信器116から供給された位置情報よ
り、円描画が指示されたと認識し、円描画を表すフラグ
データを設定する。
【0058】その後、会議参加者Bはマウス120を操
作し、画面上のポインタ206を、円の中心位置まで移
動させ、左ボタン121を押す。その結果、送受信器1
16から描画手段104にその左ボタン121が押され
たことを示すボタン操作情報が与えられ(ステップ30
6)、描画手段104は、設定したフラグデータに従っ
て円描画手段110を起動し、また送受信器116から
の位置情報およびボタン操作情報を用いることを指示す
る(ステップ401)。
【0059】その結果、円描画手段110はまず、その
とき送受信器116から与えられている位置情報より、
円の中心(Xc,Yc)を決める(ステップ408)。
その後、参加者Bが左ボタン121を押した状態でマウ
ス120を移動させると、送受信器116からの位置情
報は変化し、円描画手段110はそれらを逐次受け取る
(ステップ409)。その間、円描画手段110は、ボ
タン操作情報にもとづいて左ボタン121が押下されて
いるか否かを判定し(ステップ410)、判定結果がイ
エスの場合には、ステップ409に戻って位置情報の取
得を継続する。その後、参加者Bが、描画すべき円の円
周の位置までポインタを移動させ、その位置で左ボタン
121の押下を解除すると、そのこのとを表すボタン操
作情報が送受信器116より円描画手段110に入力さ
れ、描画手段110はそのとき与えられている位置情報
より、円の半径Rを決める(ステップ411)。そし
て、(Xs,Ys)を中心とし、半径Rの円を表示する
ための信号を生成し、スーパーインポーズ手段112に
出力する(ステップ412)。
【0060】この信号はスーパーインポーズ手段112
においてカメラ132で撮影された写真の映像信号に重
畳され、切替器128,130を通じてそれぞれモニタ
114および送受信器116に供給される。その結果、
両モニタ114の画面において、会議参加者Bが指定し
た円が表示される。
【0061】通信装置4側のマウス操作で点および直線
を表示する場合も同様である。
【0062】次に、表示されている直線あるいは円の位
置を、通信装置2側のマウス操作によって変更する場合
の動作を、特に図5を参照して説明する。この場合、参
加者Aはマウス120を操作して移動しようとする例え
ば直線上にポインタ205を移動させ、右ボタン122
を押す。その結果、右ボタン122が押されたことを表
す信号がマウス信号処理手段102に入力され、信号処
理手段102は対応するボタン操作情報を描画手段10
4に与える。これによって描画手段104は図形移動手
段111を起動する(ステップ307)。
【0063】起動された図形移動手段111は、ポイン
タが、表示されている直線上あるいは円の円周上にある
か否かを判定する(ステップ501)。ここで移動手段
111は、マウス信号処理手段102からの位置情報よ
りポインタの位置(Xm,Ym)を求め、この値を用い
てポインタが直線上にあるいは円周上にあるかを判定す
る。
【0064】すなわち、Ym=aXm+bが成立するな
ら、ポインタは直線上にあると判定する。一方、(Xm
−Xc)2+(Ym−Yc)2=R2が成立するならポ
インタは円周上にあると判定する。なお、a,bは定数
であり、またXc,Ycは上記円の中心の座標、Rは上
記円の半径である。
【0065】この場合には、直線上にあるという判定結
果がでるので(イエス)、図形移動手段111はそのと
きマウス信号処理手段102から与えられている位置情
報より、直線の位置(Xp,Yp)を決める(ステップ
502)。
【0066】その後、会議参加者Aは移動先を指定する
ため右ボタン122を押した状態でマウス120を操作
し、ポインタを画面上で移動させる。この間、移動手段
111はマウス信号処理手段102から逐次位置情報を
取得し、同時にマウスの右ボタン122が押されている
か否かを、信号処理手段102からのボタン操作情報に
もとづいて判定する(ステップ504)。参加者Aがポ
インタを、直線の移動先まで移動させ、右ボタン122
の押下を解除すると、この判定結果はノーとなり、移動
手段111はステップ505に進む。そして、上記直線
の位置(Xp,Yp)と最後に取得した位置情報にもと
づく移動先の位置(Xm,Ym)とにより、各座標の移
動量Xmove=Xm−Xp、Ymove=Ym−Yp
を算出する。
【0067】そして、ステップ506において、直線の
開始位置の座標をXs+Xmove、Ys+Ymove
とし、終点位置をXe+Xmove、Ye+Ymove
として、新たな直線を表示するための信号を生成し、ス
ーパーインポーズ手段112に出力する。その結果、両
モニタ114上では、指定された距離だけ位置を移動さ
せた直線が表示される。
【0068】また、表示されている円を移動させる場合
には、参加者Aは、マウス120を操作して移動しよう
とする円の円周上にポインタを移動させ、右ボタン12
2を押す。その結果、右ボタン122が押されたことを
表す信号がマウス信号処理手段102に入力され、信号
処理手段102は対応するボタン操作情報を描画手段1
04に与える。これによって描画手段104は図形移動
手段111を起動する(ステップ307)。
【0069】起動された図形移動手段111は、ポイン
タが、表示されている直線上あるいは円の円周上にある
か否かを判定する(ステップ501)。ここで移動手段
111は上述の場合と同様に、マウス信号処理手段10
2からの位置情報よりポインタの位置(Xm,Ym)を
求め、この値を用いてポインタが直線上にあるいは円周
上にあるかを判定する。
【0070】すなわち、Ym=aXm+bが成立するな
ら、ポインタは直線上にあると判定する。一方、(Xm
−Xc)2+(Ym−Yc)2=R2が成立するならポ
インタは円周上にあると判定する。a,bは定数であ
り、またXc,Ycは上記円の中心の座標、Rは上記円
の半径である。
【0071】この場合には、円周上にあるという判定結
果がでるので(イエス)、図形移動手段111はそのと
きマウス信号処理手段102から与えられている位置情
報より、円の位置(Xp,Yp)を決める(ステップ5
02)。
【0072】その後、会議参加者Aは移動先を指定する
ため右ボタン122を押した状態でマウス120を操作
し、ポインタを画面上で移動させる。この間、移動手段
111はマウス信号処理手段102から逐次位置情報を
取得し、同時にマウスの右ボタン122が押されている
か否かを、信号処理手段102からのボタン操作情報に
もとづいて判定する(ステップ504)。参加者Aがポ
インタを、円の移動先まで移動させ、右ボタン122の
押下を解除すると、この判定結果はノーとなり、移動手
段111はステップ505に進む。そして、上記円の位
置(Xp,Yp)と最後に取得した位置情報にもとづく
移動先の位置(Xm,Ym)とにより、各座標の移動量
Xmove=Xm−Xp、Ymove=Ym−Ypを算
出する。
【0073】そして、ステップ506において、円の中
心座標をXc+Xmove、Yc+Ymoveとし、新
たな円を表示するための信号を生成し、スーパーインポ
ーズ手段112に出力する。その結果、両モニタ114
上では、指定された距離だけ位置を移動させた円が表示
される。
【0074】なお、ステップ501において、ポインタ
が図形上になかった場合には、図形移動手段111は図
形移動処理を行わず、処理を終了する。
【0075】以上、通信装置2側の会議参加者Aがマウ
スを操作して図形を移動させる場合を説明したが、通信
装置4側の会議参加者Bがそのマウス120を操作して
図形を移動させる場合も、動作は基本的に同じである。
ただし、その場合には通信装置2側の図形移動手段11
1は、送受信器116からの位置情報およびボタン操作
情報を用いる。送受信器116からの情報を用いること
以外、動作は上述の場合と同じである。
【0076】従って、会議参加者A,Bは共に同一の写
真映像を見ながら、それぞれが映像上に点、直線、円を
描画でき、またそれらを移動修正することができる。従
ってこれらの図形により、映像上で注目する位置、領
域、範囲を互いに相手に示すことができ、円滑に意志の
疎通を図ることができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像通信シ
ステムでは、第1の描画手段は、位置情報入力手段によ
って入力された位置情報にもとづいて表示位置を決め
て、第1の図形を表示手段に表示させる。そして、送信
手段は、位置情報入力手段によって入力された上記位置
情報を通信回線を通じて相手側の通信装置に送信する。
【0078】一方、受信手段は相手側の通信装置から、
通信回線を通じて位置情報を受信し、第2の描画手段
は、その位置情報により表示位置を決めて、第2の図形
を表示手段に表示させる。
【0079】従って、本発明の画像通信システムでは、
第1および第2の図形を例えば点や矢印などのポインタ
図形とした場合、一方の通信装置における通信者が、位
置情報入力手段の操作によってポインタ図形を画面上の
任意の位置に表示すると、そのとき生成された位置情報
は回線を通じて他の通信装置に送られ、他の通信装置に
おいても、上記位置情報にもとづいて表示装置の画面上
の同じ位置にポインタ図形が表示される。すなわち本発
明の画像通信システムでは、各通信装置側の通信者は共
に同一の画像を見ながら、画像上の注目位置をポインタ
図形によってリアルタイムで他者に知らせることがで
き、また他者の注目位置をリアルタイムで知ることがで
きる。その結果、円滑に意志の疎通を図ることが可能と
なる。
【0080】さらに、第1および第2の図形を直線ある
いは円を含む基本図形とした場合には、各通信者は、画
像上の注目領域や注目範囲などをリアルタイムで他者に
知らせることができ、また他者の注目領域や注目範囲な
どをリアルタイムで知ることができる。その結果、より
多様な形で円滑に意志の疎通を図ることが可能となる。
【0081】また、第1および第2のポインタ図形を各
通信者ごとに異なるものとすることにより、どの図形が
どの通信者のものかを容易に判別でき、混乱を防止して
一層円滑にコミュニケーションを図ることができる。
【0082】また、本発明の画像通信システムを構成す
る位置情報入力手段や第1および第2の描画手段はパソ
コンおよびその関連装置によって実現できるため、例え
ば従来のTV会議システムにパソコンを接続するなどし
て低コストでシステムを構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像通信システムの一例であるテレビ
会議システムを示すブロック図である。
【図2】図1のシステムで表示する映像を示す模式図で
ある。
【図3】図1のシステムにおいて特にマウスに関連する
情報を取得する動作を示すフローチャートである。
【図4】図1のシステムにおいて図形を表示する場合の
動作を示すフローチャートである。
【図5】図1のシステムにおいて図形を移動させる場合
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2,4 通信装置 6 通信回線 102 マウス信号処理手段 104 描画手段 106 点描画手段 108 直線描画手段 110 円描画手段 111 図形移動手段 112 スーパーインポーズ手段 114 モニタ 116 送受信器 120 マウス 121 左ボタン 122 右ボタン 123 スピーカ 124 マイク 126,132 テレビカメラ 128,130 切替器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線と、この通信回線を通じて画像
    情報を送受信する通信装置とから成る画像通信システム
    において、 前記通信装置は、 画像を表示するための画像表示手段と、 位置情報を入力するための位置情報入力手段と、 この位置情報入力手段によって入力された前記位置情報
    を前記通信回線に送出する送信手段と、 第1の図形を前記表示手段に表示させ、前記第1の図形
    の表示位置を前記位置情報入力手段によって入力された
    前記位置情報にもとづいて決める第1の描画手段と、 前記通信回線を通じて位置情報を受信する受信手段と、 第2の図形を前記表示手段に表示させ、前記第2の図形
    の表示位置を前記受信手段が受信した前記位置情報にも
    とづいて決める第2の描画手段と、 を備えたことを特徴とする画像通信システム。
  2. 【請求項2】 前記位置情報入力手段はマウスを用いて
    構成されている請求項1記載の画像通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の図形は前記表示手
    段の前記画面上の位置を指示するためのポインタ図形で
    ある請求項1記載の画像通信システム。
  4. 【請求項4】 前記ポインタ図形は点、矢印、円、四
    角、三角のいずれかである請求項3記載の画像通信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の図形は互いに異な
    る図形である請求項3記載の画像通信システム。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の図形は直線あるい
    は円を含む基本図形である請求項1記載の画像通信シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記画像表示手段はCRTモニタである
    請求項1記載の画像通信システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6304276B1 (en) 1997-08-26 2001-10-16 Sharp Kabushiki Kaisha Data processing device and data processing method
JP2002165196A (ja) * 2000-11-27 2002-06-07 Sumitomo Electric Ind Ltd 双方向情報交換装置、双方向情報交換方法
JP2007511110A (ja) * 2003-10-07 2007-04-26 リブレストリーム テクノロジーズ インコーポレイテッド 遠隔地のクライアントにストリーミング・メディアを伝送するカメラ
US7903138B2 (en) 1997-09-05 2011-03-08 Nikon Corporation Information processing device, information processing method, and recording media

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US7903138B2 (en) 1997-09-05 2011-03-08 Nikon Corporation Information processing device, information processing method, and recording media
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JP2007511110A (ja) * 2003-10-07 2007-04-26 リブレストリーム テクノロジーズ インコーポレイテッド 遠隔地のクライアントにストリーミング・メディアを伝送するカメラ

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