JPH0816349B2 - サニタリー設備組込み型住宅ユニット - Google Patents

サニタリー設備組込み型住宅ユニット

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JPH0816349B2
JPH0816349B2 JP2131959A JP13195990A JPH0816349B2 JP H0816349 B2 JPH0816349 B2 JP H0816349B2 JP 2131959 A JP2131959 A JP 2131959A JP 13195990 A JP13195990 A JP 13195990A JP H0816349 B2 JPH0816349 B2 JP H0816349B2
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sanitary
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徳次 斉藤
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サニタリー設備組込み型住宅ユニットに係
り、特に2階以上にサニタリー設備を有するユニット住
宅に利用できる。
〔背景技術〕
従来、ユニット住宅や一般住宅では、浴室や洗面室、
トイレなどのいわゆるサニタリー設備は、給排水設備や
防水処理が必要なため、1階部分に設けられている。
ところで、寝室や子供部屋等は2階以上の階に設けら
れることが多く、この場合、寝室や子供部屋等で過ごし
ている時に、洗面室やトイレ等の1階にあるサニタリー
設備を使用するには階段を昇降しなければならなかっ
た。このため、近年では、寝室等と同じ2階以上の階に
もサニタリー設備を設けたいという要望があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ユニット住宅において、2階以上の階
にサニタリー設備を設ける場合には種々の問題があっ
た。
すなわち、ユニット住宅を構成する住宅ユニットは予
め工場で製造されるため、2階にサニタリー設備を設け
る場合には、現場で地中などに配設された上下水配管と
1階の住宅ユニットの配管との接続作業に加えて、1階
および2階の住宅ユニット間の配管接続作業を行わなけ
ればならず、現場作業が増えるという問題があった。
また、2階にサニタリー設備を設けた場合には、1階
への水漏れを防止するために配管接続部分などの防水処
理を現場で厳密に行わなければならないとう問題があ
る。
本発明の目的は、2階以上にサニタリー設備を設ける
場合でも、現場作業割合を低下できかつ確実な防水処理
を行えるサニタリー設備組込み型住宅ユニットを提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のサニタリー設備組込み型住宅ユニットは、ユ
ニットの上面および下面間にユニットを上下空間に仕切
る仕切り部材が設けられ、かつ前記仕切り部材の上側に
はサニタリー設備が組み込まれていることを特徴とする
ものである。
ここで、サニタリー設備としては、浴室、洗面室、ト
イレやこれらが一体となったいわゆるユニットバスなど
が利用できる。
〔作用〕
このような本発明においては、サニタリー組込み型住
宅ユニットに設けられた仕切り部材により、住宅ユニッ
トは上下空間に仕切られる。よって、仕切り部材が住宅
ユニットの天井かつ上階の床となる。つまり、この住宅
ユニットを1階に配置した場合には、仕切り部材が1階
の天井かつ2階の床となる。従って、仕切り部材の上側
に設けられたサニタリー設備は、上階、例えば2階用の
サニタリー設備となる。
この際、2階用のサニタリー設備は1階に配置される
住宅ユニットに組み込まれているため、2階用サニタリ
ー設備と1階の住宅ユニットとの配管接続作業や防水作
業は工場で予め行われ、現場で行う必要がなく、現場作
業の割合が低下される。
また、防水作業を工場で行えるため、現場で行う場合
に比べてより確実な防水処理を行え、これらにより前記
目的が達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図には、ユニット住宅の1階に配置
されるサニタリー設備組込み型住宅ユニット1と、この
住宅ユニット1の上部に接続されて2階に配置される住
宅ユニット2とが示されている。
住宅ユニット1の各柱3の下端間には下梁4が架け渡
され、各柱3の上下両端間の途中には仕切り梁5が下梁
4に平行に配置されている。この仕切り梁5には、1階
の天井材6Aおよび2階の床材6Bが固定され、これら仕切
り梁5、天井材6Aおよび床材6Bにより本発明の仕切り部
材7が構成される。
仕切り部材7の上面には、浴槽8Aおよび洗い場8BがFR
P(ガラス繊維強化プラスチック)で一体成形されたバ
スユニット8が配置されている。このバスユニット8に
は、便器9も取付けられている。
また、下梁4には床材10が固定され、この床材10上に
は間仕切りパネル11が固定されている。この間仕切りパ
ネル11により、1階部分は洗面室12およびトイレ13に分
けられ、それぞれ洗面台14および便器15が配置されてい
る。
一方、住宅ユニット2は、長さの長い2本の柱21と、
短い2本の柱22と、各柱21,22間に架け渡された下梁23,
上梁24を備えている。この下梁23部分には床パネルが設
けられず、開放された状態となっている。また、上梁24
部分はいわゆる北側斜線制限に対応して傾斜されて屋根
材25が設けられている。よって、住宅ユニット2は、全
体として台形に形成されている。
この住宅ユニット2は、第2図にも示すように、住宅
ユニット1の柱3に柱21,22が接続されることで組み合
わされ、住宅ユニット1の仕切り部材7の上部および住
宅ユニット2によりユニット住宅の2階が構成される。
この2階部分に配置されたバスユニット8および便器
9の給水、排水、給湯、汚水用の各配管31は、天井材6A
および床材6B間からユニット1の壁内のパイプスペース
32内を通して工場で予め配設されている。この各配管31
は、工場で1階の洗面台14や便器15の各配管34に接続さ
れ、配管34は現場で基礎35の施工時に埋設された土間配
管36に接続される。
なお、この住宅ユニット1は、第3図に示すように、
ユニット住宅を構成する通常の住宅ユニット40と同じ大
きさで形成されており、よって建設現場においてユニッ
ト1,2,40を設置した場合には、2階の床となる仕切り部
材7は通常の住宅ユニット40の2階の床よりも低い位置
に配置される。
このような本実施例においては、工場でサニタリー設
備組込み型住宅ユニット1に、バスユニット8、便器9,
15、洗面台14などのサニタリー設備を組込み、同時に防
水処理や配管31,34の取付作業を行う。
次に、各住宅ユニット1,2を現場に運び、第2図に示
すように予め施工された基礎35上に住宅ユニット1を設
置する。この際、配管34と土間配管36との接続作業も行
う。
次に、住宅ユニット1上に住宅ユニット2を設置して
サニタリー設備を備える2階部分を形成する。
このような本実施例によれば、次のような効果があ
る。
すなわち、1階に配置される住宅ユニット1に、2階
に配置されるバスユニット8や便器9などのサニタリー
設備を組み込んだので、バスユニット8や便器9の防水
処理や配管31の設置作業をユニット1の組立時に工場で
行うことができる。
従って、現場では、従来のような1,2階間の配管接続
作業や防水処理作業が不要となり、住宅ユニット1の配
管34と土間配管36との接続作業だけでよいため、現場作
業割合を低下できる。
また、2階の防水処理を工場で行え、かつ1,2階間の
配管31の現場での接続部分が無いため、現場で防水処理
を行う場合に比べてより確実な防水処理を行え、水漏れ
を無くすことができる。
さらに、住宅ユニット1の上下面の途中に2階の床材
6Bが設けられているため、2階に配置される住宅ユニッ
ト2が北側斜線制限などで台形に形成されていても、床
が低くなっているので十分な天井高さを確保することが
できる。この場合、1階部分の天井高が低くなるが、こ
の1階部分にサニタリー設備を設けたり、収納スペース
として利用する場合には天井高がそれほど必要ないので
仕切り部材7の配置位置を低くできて2階の天井高を十
分確保でき、北側斜線制限に有利な設計が可能となる。
また、床材6Bは、通常の2階の床よりも低くなるた
め、その間に段差が生じることになるが、床材6B上にバ
スユニット8を配置した場合にはこの段差を水返しとし
て利用することもでき、かつ一般的なバスユニットの浴
室入口のように各床から突出した水返し等を跨いで入る
必要がないので便利である。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は
本発明に含まれるものである。
例えば、仕切り部材7の上部にバスユニット8および
便器9を組み込んでいたが、洗面台などの他のサニタリ
ー設備を組み合わせて配置してもよいし、それぞれを単
独で配置してもよく、組み込むサニタリー設備は実施に
あたって適宜選択すればよい。
また、前記実施例では、1階にも洗面台14や便器15な
どのサニタリー設備を設けていたが、1階部分は収納ス
ペースなどに利用してもよく、要するに本発明は少なく
とも仕切り部材7の上部にサニタリー設備が組み込まれ
ているものであればよい。
さらに、前記実施例では、住宅ユニット2として勾配
屋根を有する台形のユニットを用いていたが、通常のボ
ックス型のユニットを用いてもよく、住宅ユニット2は
少なくとも下面が開放されたユニットであればよい。
また、前記実施例では、住宅ユニット1を他の住宅ユ
ニット40と同じ大きさに形成していたが、第4図に示す
ように、他の住宅ユニット40よりも上下寸法が大きくな
るように形成してもよい。この場合には、配管作業等を
工場で行えるといった利点の他に、仕切り部材7を他の
住宅ユニット40の床や天井と同じ高さ位置に配置できる
という利点がある。但し、前記実施例のように住宅ユニ
ット1を他の住宅ユニット40と同じ大きさに形成すれ
ば、2階の床が低くなるので、北側斜線制限により台形
とされた住宅ユニット2を設置しても十分な高さ寸法が
確保できるという利点がある。
また、本発明のサニタリー設備組込み型住宅ユニット
1は、2階建てのユニット住宅の1階に配置されるもの
に限らず、3階建てのユニット住宅の2階に配置される
ものでもよく、さらに、ユニット住宅の最上階に設置し
てサニタリー設備を屋上で使用できるようにしてもよ
く、要するに本発明は様々なユニット住宅に広範に利用
することができる。
〔発明の効果〕
このような本発明によれば、2階以上にサニタリー設
備を設ける場合でも、現場での上下階の配管接続作業や
防水処理作業が不要となるので、現場作業割合を低下で
きかつ確実な防水処理が行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るサニタリー設備組込み
型住宅ユニットを示す斜視図、第2図および第3図は前
記実施例の設置状態を示す断面図および概略図、第4図
は本発明の変形例の設置状態を示す概略図である。 1…サニタリー設備組込み型住宅ユニット、2…住宅ユ
ニット、7…仕切り部材、8…バスユニット、8A…浴
槽、9…便器、31,34…配管、32…パイプスペース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニット住宅を構成する住宅ユニットであ
    って、ユニットの上面および下面間にユニットを上下空
    間に仕切る仕切り部材が設けられ、かつ前記仕切り部材
    の上側にはサニタリー設備が組み込まれていることを特
    徴とするサニタリー設備組込み型住宅ユニット。
JP2131959A 1990-05-21 1990-05-21 サニタリー設備組込み型住宅ユニット Expired - Fee Related JPH0816349B2 (ja)

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