JPH08163315A - 画像装置 - Google Patents

画像装置

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JPH08163315A
JPH08163315A JP7968094A JP7968094A JPH08163315A JP H08163315 A JPH08163315 A JP H08163315A JP 7968094 A JP7968094 A JP 7968094A JP 7968094 A JP7968094 A JP 7968094A JP H08163315 A JPH08163315 A JP H08163315A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受発光アレイへの接続端子を一方の主面側に
集め、画像装置の基板を1枚に集約化する。 【構成】 LEDアレイ本体4の裏面に金属板10をダ
イボンドし、その脚部12の先端を折り曲げてボンディ
ング部14とする。アレイ本体4の共通電極への端子で
ボンディング部14は、個別電極へのボンディングパッ
ド8と同じ面に表れ、個別電極と共通電極を同時に基板
にフリップチップ接続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、LEDヘッドやプラズ
マヘッド,イメージセンサ等の画像装置に関する。
【0002】
【従来技術】受発光アレイでは、共通電極(例えばLE
Dアレイの場合でのカソード電極)と、個別の受発光体
に接続した個別電極(例えばLEDアレイの場合でのア
ノード電極)とは、アレイの反対面にあるのが普通であ
る。このことは共通電極への接続と個別電極への接続と
を別に行わねばならないことを意味し、接続を複雑にす
る。
【0003】この点をフリップチップ接続の場合に説明
すると、発明者らは多数のLEDアレイの個別電極を一
括してフリップチップ接続することを提案した(特願平
5−321,899号)。またここでは基板側の配線を
改良し、安価な硬質プリント基板等でも用いられるよう
にした。しかしながらLEDアレイの共通電極は個別電
極とは逆の面にあるため、共通電極用に他の基板を設
け、2枚の基板でアレイをサンドイッチすることが必要
であった。基板を2枚用いることは画像装置の構造を複
雑にし、例えば2枚の基板が相互に傾く等の問題を生
じ、かつ基板コストを増加させる。
【0004】
【発明の課題】この発明の課題は、共通電極が個別電極
とは反対側の主面にある通常の受発光アレイに対して、
アレイへの接続部を全て同一の平面上に集約し、接続を
容易にすることにある。そしてこのことが達成されれ
ば、受発光アレイの共通電極用の基板が不要になり、1
枚の基板で画像装置を実現できる(請求項1〜3)。請
求項2での課題は受発光アレイの個別電極側のパターン
を、基板配線に対して容易に位置決めできるようにする
ことにある。請求項3での課題はフリップチップ接続に
適した基板配線の構造を提供すると共に、その配線密度
を低下させ、容易に配線を実現できるようにすることに
ある。
【0005】
【発明の構成】この発明は、受発光アレイの個別電極を
基板配線にフリップチップ接続した画像装置において、
前記受発光アレイに前記個別電極と反対側の主面に共通
電極を設け、該共通電極に金属板を結合し、該金属板の
一部を折り曲げて前記個別電極と同じ面上に引き出し、
基板配線に接続したことを特徴とする。好ましくは前記
金属板にマーカを設け、前記受発光アレイの個別電極側
パターンを該マーカに対して位置決めする(請求項
2)。また好ましくは、前記基板配線には第1層配線と
第2層配線の少なくとも2層の配線を設け、該第1層配
線と第2層配線の間に層間絶縁膜を設け、かつ前記第1
層もしくは第2層の配線のいずれかに受発光アレイの列
の両側にそれぞれ前記アレイの2個単位で分断したU字
状のバスを設けて、前記アレイの個別電極をフリップチ
ップ接続し、アレイ2個単位で分断したU字状のバスを
他層の配線と層間絶縁膜に設けたスルーホールで相互に
接続し、さらに前記受発光アレイに前記個別電極と反対
側の主面に共通電極を設け、該共通電極に金属板を結合
し、該金属板の一部を折り曲げて前記個別電極と同じ面
上に引き出し、U字状のバスを設けた層の配線に接続す
る(請求項3)。
【0006】
【発明の作用】この発明では、金属板に受発光アレイの
共通電極を結合し、金属板を折り曲げてアレイの個別電
極と同じ面上に接続用の端子を形成する。このため共通
電極と個別電極とが反対側の主面にある通常の受発光ア
レイを用いて、接続端子を1つの面に集約できる。そし
てこの結果、共通電極用の基板が不要になると共に、個
別電極への接続と共通電極への接続を同時に行うことが
できる(請求項1〜3)。
【0007】ここでエッチング等を利用して金属板に正
確にマーカを設け、アレイの個別電極側のパターンをマ
ーカに対して位置決めして結合する。すると個別電極側
のパターンはマーカに対して正確に位置決めされる。次
にマーカを基板配線に対して位置決めする、あるいは金
属板に結合したタイバー等を基板配線に対して位置決め
すれば、個別電極側のパターンを基板配線に対して正確
に位置決めできる。このためフリップチップ接続時にア
レイの個別電極側のパターンを見ることができなくて
も、基板配線に対して正確に位置決めできる(請求項
2)。
【0008】請求項3の発明では、基板配線上に少なく
とも2層の配線を施す。これらの2層の配線は層間絶縁
膜で分離し、スルーホールで相互に接続する。そしてい
ずれかの層の配線には受発光アレイの列の両側にアレイ
2個単位で分断したU字状のバスを設け、例えばその先
端にフリップチップ接続用のバンプやパッドを設ける。
受発光アレイには個別電極と反対側の主面に共通電極を
設け、共通電極に金属板を結合し、金属板の一部を折り
曲げて個別電極と同じ面上に引き出し、U字状のバスを
設けた側の配線に接続する。するとバンプやパッドはア
レイのボンディングパッドにフィットする位置にあり、
フリップチップ接続が容易になる。分断したバスは他層
の配線とスルーホールを介して相互に接続でき、またバ
スはアレイの列の両側にそれぞれ設けたので、その配線
密度は1/2に低下する。このため銅箔のエッチング等
で配線を形成でき、真空プロセスによる薄膜配線が不要
になる。
【0009】
【実施例】LEDヘッドを例に実施例を示すが、LED
アレイを他の発光アレイに替えれば他の画像形成装置が
得られ、LEDアレイを受光アレイに替えればイメージ
センサが得られる。これらのアレイはいずれも、その一
方の主面に受発光体と各受発光体に接続した個別電極の
ボンディングパッドがあり、アレイの他方の主面に共通
電極がある。そして金属板をアレイの共通電極に結合
し、その一部を折り曲げてボンディングパッドと同じ面
に引き出せば、個別電極用のボンディングパッドと共通
電極への接続とを同時に行うことができる。
【0010】図1,図2に、用いたLEDアレイ2を示
す。図において、4はLEDアレイ本体で、例えばGa
As基板を用い、その一方の主面に発光体6とボンディ
ングパッド8を形成したものとする。発光体6はLED
アレイ2当たり例えば64個設け、ボンディングパッド
8は発光体6に接続した個別電極に結合し、発光体6の
列の両側にそれぞれ32個ずつ設ける。ボンディングパ
ッド8と発光体6との接続は、32番目の発光体と33
番目の発光体との間のアレイの中心線に対して線対称
で、例えば1番目の発光体と64番目の発光体とに接続
したボンディングパッド8−1,8−64は図1での右
側に配列される。同様に2番目の発光体と63番目の発
光体に接続したボンディングパッド8−2,8−63は
図1の左側に配列される。パッド8の配列に関する条件
は、パッド番号の和が65となる2つのパッドはアレイ
2の中心線に関して対称に配置されることである。アレ
イ4の反対側の主面には図示しない共通電極があり、こ
こに金属板10が半田や銀ペースト等により導電性材料
でダイボンドしてある。金属板10はリードフレームの
一部であり、アレイ本体4の長手方向の左右で金属板1
0を2回折り曲げることにより、脚部12とボンディン
グ部14とを形成する。ボンディング部14はLEDア
レイ2の4隅にあり、ボンディングパッド8と同じ線上
に配置してある。このようにボンディング部14を4箇
所に設けたのは、アレイ本体4の共通電極を4箇所で基
板配線に接続し、全ての発光体6に対して発光電流を一
定にするためである。15はマーカで、金属板10をリ
ードフレームから切り出すのを容易にするためのホール
を兼用している。
【0011】図3に、用いたリードフレーム16を示
す。10は前記の金属板で、18,19は突き出し部で
あり、20はマーカである。そしてマーカ20に対し
て、LEDアレイ本体4のパターン,特にボンディング
パッド8を位置決めするようにマウントしてダイボンド
し、突き出し部18,19を2回折り曲げて、図1,図
2の脚部12とボンディング部14とを形成する。この
後マーカ20の中心に沿って図3の上下方向に切断し
て、金属板10,10の間を切断する。切断したマーカ
20は図1,図2のマーカ15となる。さらに突き出し
部19をボンディング部14の外側で切断して、タイバ
ー22から分離する。24はリードフレーム16の送り
用の穴である。リードフレーム16の材質や厚さは公知
技術の範囲で、適宜に選択すれば良い。タイバー22を
切り離すと、図1,図2のLEDアレイ2が得られ、ボ
ンディング部14はボンディングパッド8と同じ面上で
しかも同一直線上に並ぶので、ボンディングパッド8を
フリップチップ接続するのと同時にボンディング部14
を基板配線に接続できる。
【0012】図4に変形例のリードフレーム30を示
す。図において32はマーカ、34はタイバー22と金
属板10を結合するための突き出し部である。このリー
ドフレーム30では、マーカ32に対してアレイ本体4
のボンディングパッド8を位置決めしてダイマウント
し、次に突き出し部18を2回折り曲げて脚部12とボ
ンディング部14とを形成する。この段階で金属板10
はタイバー22と一体で、リードフレーム30全体を基
板に対して位置合わせし、ボンディングパッド8をフリ
ップチップ接続すると共に、ボンディング部14を接続
し、次いで突き出し部34を切断する。このようにすれ
ばLEDアレイ2を1個ずつ基板配線に対して位置合わ
せするのではなく、リードフレーム30全体を基板配線
に対して位置合わせすることにより、リードフレーム3
0にダイマウントした多数のLEDアレイ本体4を一括
して基板配線に位置合わせできる。即ちLEDアレイ2
を1個ずつ基板配線に位置合わせする作業が不要にな
り、リードフレーム30を一括して基板配線に位置合わ
せすれば良い。
【0013】図5に、硬質プリント基板40にLEDア
レイ2をフリップチップ接続した状態を示す。図におい
て42はカソード駆動ICで、プリント基板40にフリ
ップチップ接続した多数のLEDアレイ2をダイナミッ
ク駆動するためのもので、金属板10を介してその共通
電極を駆動する。44は第1層配線で、硬質プリント基
板40の本来の配線を利用し、46は第2層配線、48
は層間絶縁膜である。また50は第1層配線44と第2
層配線46を接続するためのビアホール(viahole)
で、スルーホールである。第2層配線46と層間絶縁膜
48はビアシート(via sheet)を用いて簡単に形成で
き、ビアシート52は銅箔上に未露光の感光性シートと
接着剤層とを積層したものである。そして第1層配線4
4上にビアシート52を接着剤層で貼付け、銅箔をエッ
チングして第2層配線46を形成し、感光性シートから
なる層間絶縁膜48を露光して、ビアホール50を形成
すれば良い。54はフリップチップ接続用のバンプで、
ここでは第2層配線46の側に設けたが、ボンディング
パッド8の側に設けても良い。56はビアシート52に
設けた光透過窓でビアホール50と同様に形成し、層間
絶縁膜48が透明の場合設けなくても良い。58は硬質
プリント基板40にルータ加工等で設けた光透過窓であ
る。そしてLEDアレイ2の発光体6からの光は、光透
過窓56,58を介して取り出す。
【0014】図6,図7に配線44,46の配置を示
し、実線で示したものが第2層配線46で、第1層配線
44は破線で示してある。60はアノード駆動ICで、
ボンディングパッド8を介して個別の発光体6を制御す
るためのものである。62はアノード駆動IC60に接
続したバス、64は外部接続用のコネクタ、66はU字
状のバスで、40個のLEDアレイ2の列の両側に設
け、それぞれLEDアレイ2の2個単位で構成し、線幅
は32ビットである。U字状バス66の各ラインの先端
にはバンプ54があり、1つのLEDアレイ2にその列
の両側から2つのU字状バス66,66を接続すること
により、64ビットの信号を供給する。68は共通電極
配線で、ここではU字状バス66,66の隙間に配置す
る。
【0015】破線で示した第1層配線44の部分に移る
と、図6の70や図7の72は配線で、配線70はバス
62と個別のU字状バス66とを接続するもので、接続
にはビアホール50を用いる。配線72は共通電極配線
68からの信号を4つのバンプに分配し、4箇所でボン
ディング部14と結合することを可能にするためのもの
である。配線72は図7に示すように、U字状バス66
の下部を迂回して設けてある。
【0016】実施例の特徴を示す。リードフレーム16
はエッチングを用いて例えば数μm以下の誤差で正確に
形成できる。そしてマーカ20に対してアレイ本体4の
表面のパターン、特にボンディングパッド8を位置決め
するようにしてダイマウントすれば、リードフレーム1
6に対してボンディングパッド8を正確に位置決めでき
る。次にリードフレーム16の突き出し部18,19を
2回折り曲げれば、脚部12とボンディング部14とを
形成でき、マーカ20の中心で切断して金属板10,1
0を相互に分離すれば、図1,図2のマーカ15が得ら
れる。そして脚部19をボンディング部14の外側で切
断すれば、各LEDアレイ2はタイバー22から分離さ
れ、第1図のLEDアレイ2が得られる。
【0017】硬質プリント基板40の側では、通常のプ
リント基板と同様に第1層配線44を形成する。またル
ータ等で幅が1mm程度で長尺状の基板側の光透過窓5
8を形成する。次に第1層配線44の上に、未露光のビ
アシート52をその接着剤層で貼り付ける。そしてその
銅箔の上に感光性樹脂等を塗布し、露光とエッチングと
により第2層配線46を形成する。次に光透過窓56と
ビアホール50に対応した位置をマスキングして感光性
シートからなる層間絶縁膜48を露光し、光透過窓56
とビアホール50とに対応する位置を除去する。層間絶
縁膜48側の光透過窓56は、ボンディングパッド8,
8間の間隔よりも狭い幅で、例えば100μm程度の幅
となる。このような小さな幅の光透過窓56を形成する
ことも、感光性シートを用いると容易である。光透過窓
56は光透過窓58よりも幅が狭く、そのため層間絶縁
膜48は光透過窓58上にせり出した形となる。なお光
透過窓58の部分に透明樹脂を注入し、迫り出した層間
絶縁膜48のサポートとしても良い。ビアホール50と
光透過窓56を形成すると、光透過窓56の部分をマス
クして、ビアホール50に銅メッキ等を施し、第2層配
線46と第1層配線44とを結合する。これらによって
図7,図8の基板配線が完成する。
【0018】図7,図8の基板配線では、LEDアレイ
2の列の両側にU字状バス66,66を設けたので、そ
れぞれの線幅は各32ビットであり、配線密度が1/2
に低下し、硬質プリント基板40上の第1層配線44や
ビアシート52から形成した第2層配線46で容易に実
現できる。このため真空プロセスによる薄膜配線が不要
で生産性が向上し、配線の電流密度を大きくできる。U
字状バス66は先端がバンプ54であり、光透過窓56
に発光体6が向き合うようにLEDアレイ2を配置すれ
ば、自然にフリップチップ接続できる。U字状バス66
はLEDアレイ2の2個単位で分断されているので、こ
れらを配線70とビアホール50とで相互に接続する。
これらの結果硬質プリント基板40とビアシート52と
を用いて、フリップチップ接続用の配線ができる。
【0019】フリップチップ接続の工程では、LEDア
レイ2のボンディングパッド8自体はコレット等の影に
隠れて見ることができない。そこでマーカ15を用い
て、バンプ54に対する位置決めを行い、正確に搭載す
る。パッド8はマーカ15に対して位置決めしてあり、
マーカ15をバンプ54に対して位置決めすれば、フリ
ップチップ接続時にボンディングパッド8が見えなくて
も、正確に搭載できる。
【0020】LEDアレイ本体4の共通電極は金属板1
0に設けたボンディング部14に結合してあるので、全
ての接続を同じ面で行うことができ、ボンディングパッ
ド8のフリップチップ接続と同時にボンディング部14
を基板側に接続できる。しかも用いるLEDアレイ本体
4は共通電極がパッド8の反対面にある通常のアレイで
よく、GaAs/オン/シリコン等の特殊なアレイを用
いる必要がない。そしてLEDアレイ2では、全ての端
子が同じ面に現れるので、基板は硬質プリント基板40
の1枚でよく、共通電極用に別の基板を用いる必要がな
い。
【0021】実施例ではボンディング部14をボンディ
ングパッド8と同じ線上に配置したが、その位置は任意
である。このような変形例を図8に示す。図において、
80は新たなリードフレーム、82は新たな脚部、84
は新たなボンディング部、86は新たなマーカである。
このリードフレーム80でも、図1のLEDアレイ2と
同様にアレイ本体4をダイマウントし、ボンディング部
84の外側を切断した後、脚部82を2回折り曲げて、
ボンディング部84をパッド8と同一面上に揃える。そ
して突き出し部34を切断する前に、多数のアレイ本体
4を搭載したリードフレーム80を基板40に対して位
置合わせし、フリップチップ接続とボンディング部84
の接続を行う。これに対応して基板40の側では、共通
電極配線68の位置を変更し、U字状データバス66の
外側にボンディング部84用のパッドを形成する。そし
て接続が終ると、突き出し部34をカットし、タイバー
22からLEDアレイ2を分離する。
【0022】この変形例でも、図4の変形例と同様に、
リードフレーム単位での接続ができ、個別のLEDアレ
イ2を基板40に対して位置合わせする必要がない。次
にボンディング部84はU字状データバス66の外側に
あり、またアレイ本体4の長手方向の外側にボンディン
グ部14がない。このためアレイ2,2間の変わり目で
の発光体6,6の間隔を、他の部分での間隔と同一にで
きる。そこで全ての発光体6,6間の間隔は一定にな
り、セルフフォーカシングレンズアレイ等の複眼レンズ
のアレイでも用いることができる。
【0023】実施例には種々の変形ができ、例えば基板
配線は3層配線でもよく、硬質プリント基板40に替え
てガラス基板を用いても良い。その場合好ましくはビア
シート52を2層に積層し、2層の配線を設ければ良
い。この場合基板と配線とは層間絶縁膜48で分離され
るので、基板には不純物の多いソーダガラス等も用いる
ことができる。実施例では第2層配線46にフリップチ
ップ接続したが、第1層配線44にフリップチップ接続
すると共にボンディング部14を接続しても良い。この
ためには第1層側にU字状バス66と共通電極配線68
を設ければ良い。そしてバンプ54等の接続部を層間絶
縁膜48で被覆しないようにすれば良い。画像装置には
これ以外にレンズアレイとハウジングとがあるが、この
部分は周知であり省略する。
【0024】
【発明の効果】請求項1,3の発明では、金属板を利用
して受発光アレイのボンディングパッドと同じ側に共通
電極に接続した端子を設けるので、個別電極への配線と
共通電極への配線とを同時に行うことができる。用いる
アレイは個別電極と共通電極とが反対側の面にある通常
のアレイでよく、アレイへの接続を1つの面で行うこと
ができるので、共通電極用の基板が不要になる。請求項
2の発明では上記の効果に加えて、金属板にマーカを設
け、受発光アレイの個別電極側のパターンをマーカに対
して位置決めする。そしてマーカを基板配線に対して位
置決めすれば、受発光アレイのボンディングパッドを基
板配線に対して正確に位置決めできる。請求項3の発明
では、基板配線の密度を低下させると共に、U字状のバ
スの先端にフリップチップ接続すればよいので、フリッ
プチップ接続が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例で用いたLEDアレイの正面側斜視
【図2】 実施例で用いたLEDアレイの底面側斜視
【図3】 実施例で用いたリードフレームの平面図
【図4】 変形例のリードフレームの平面図
【図5】 実施例の画像装置の基板の断面図
【図6】 実施例の画像装置の基板の平面図
【図7】 図6の基板の要部平面図
【図8】 第2の変形例のリードフレームの平面図
【符号の説明】
2 LEDアレイ 44 第
1層配線 4 アレイ本体 46 第
2層配線 6 発光体 48 層
間絶縁膜 8 ボンディングパッド 50 ビ
アホール 10 金属板 52
ビアシート 12 脚部 54
バンプ 14 ボンディング部 56,58
光透過窓 15 マーカ 60
アノード駆動IC 16,30 リードフレーム 62
バス 18,19 突き出し部 64
コネクタ 20 マーカ 66
U字状バス 22 タイバー 68
共通電極配線 24 穴 70,72
配線 32 マーカ 80
リードフレーム 34 突き出し部 82
脚部 40 硬質プリント基板 84
ボンディング部 42 カソード駆動IC 86
マーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/036 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受発光アレイの個別電極を基板配線にフ
    リップチップ接続した画像装置において、 前記受発光アレイに前記個別電極と反対側の主面に共通
    電極を設け、該共通電極に金属板を結合し、該金属板の
    一部を折り曲げて前記個別電極と同じ面上に引き出し、
    基板配線に接続したことを特徴とする画像装置。
  2. 【請求項2】 前記金属板にマーカを設け、前記受発光
    アレイの個別電極側パターンを該マーカに対して位置決
    めしたことを特徴とする、請求項1の画像装置。
  3. 【請求項3】 複数の受発光アレイを配列し、その各個
    別電極を基板配線にフリップチップ接続した画像装置に
    おいて、 前記基板配線には第1層配線と第2層配線の少なくとも
    2層の配線を設け、該第1層配線と第2層配線の間に層
    間絶縁膜を設け、かつ前記第1層もしくは第2層の配線
    のいずれかに受発光アレイの列の両側でそれぞれ前記ア
    レイの2個単位で分断したU字状のバスを設けて、前記
    アレイの個別電極をフリップチップ接続し、アレイ2個
    単位で分断したU字状のバスを他層の配線と層間絶縁膜
    に設けたスルーホールで相互に接続し、 さらに前記受発光アレイに前記個別電極と反対側の主面
    に共通電極を設け、該共通電極に金属板を結合し、該金
    属板の一部を折り曲げて前記個別電極と同じ面上に引き
    出し、U字状のバスを設けた層の配線に接続したことを
    特徴とする画像装置。
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