JPH0816314A - 異常信号がシステムに入力されるのを防止するシステムおよび方法 - Google Patents
異常信号がシステムに入力されるのを防止するシステムおよび方法Info
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- JPH0816314A JPH0816314A JP14893895A JP14893895A JPH0816314A JP H0816314 A JPH0816314 A JP H0816314A JP 14893895 A JP14893895 A JP 14893895A JP 14893895 A JP14893895 A JP 14893895A JP H0816314 A JPH0816314 A JP H0816314A
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- G06F3/0487—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】ユーザがいくつかの異なる条件下で進行中のジ
ェスチャを自動的に取り消し、ジェスチャ認識モーショ
ンでのシステムの動作を終了することができる。 【構成】第1の条件では、ジェスチャ取消しタイムアウ
ト期間をシステムのメモリに記憶し、タイムアウト期間
を超えると、アプリケーションは過剰期間を認識し、ジ
ェスチャ認識モードでのシステムの動作を終了する。別
の条件では、プログラム内に入力装置用のモーション領
域が定義され、入力装置によって実行されるジェスチャ
がこの定義領域を超えると、アプリケーション・プログ
ラムは過剰モーションを認識し、ジェスチャ認識モード
でのシステムの動作を終了する。別の条件では、各入力
装置が識別され、メモリに記憶され、ジェスチャが実行
中で入力装置の変化が発生したとき、プログラムは入力
装置の識別の違いを認識し、ジェスチャ認識モードでの
システムの動作を終了する。
ェスチャを自動的に取り消し、ジェスチャ認識モーショ
ンでのシステムの動作を終了することができる。 【構成】第1の条件では、ジェスチャ取消しタイムアウ
ト期間をシステムのメモリに記憶し、タイムアウト期間
を超えると、アプリケーションは過剰期間を認識し、ジ
ェスチャ認識モードでのシステムの動作を終了する。別
の条件では、プログラム内に入力装置用のモーション領
域が定義され、入力装置によって実行されるジェスチャ
がこの定義領域を超えると、アプリケーション・プログ
ラムは過剰モーションを認識し、ジェスチャ認識モード
でのシステムの動作を終了する。別の条件では、各入力
装置が識別され、メモリに記憶され、ジェスチャが実行
中で入力装置の変化が発生したとき、プログラムは入力
装置の識別の違いを認識し、ジェスチャ認識モードでの
システムの動作を終了する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にデータ処理システ
ム用の入力装置、入力方法および入力システムに関す
る。さらに詳細には、入力装置の入力を認識し、かつ入
力装置またはシステムへの異常入力を取り消すまたは防
止するための方法およびシステムに関する。
ム用の入力装置、入力方法および入力システムに関す
る。さらに詳細には、入力装置の入力を認識し、かつ入
力装置またはシステムへの異常入力を取り消すまたは防
止するための方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ジェスチャ形の大きなライブラリ(50
種以上のジェスチャ)を備えるタッチ・ペン・システム
における問題の1つは、ユーザがあるジェスチャのスト
ロークを始め、ストロークの最中に書かれたジェスチャ
が所望のジェスチャではないと気付くときに生じる。も
う1つの問題は、ユーザが特定のジェスチャのホットス
ポットの位置を忘れたときに生じる。これにより、ユー
ザがペンを持ち上げ、それ以上の入力を停止した場合、
半ば完了したジェスチャが別のやはり望まないジェスチ
ャとして認識される可能性が非常に高くなるので、ユー
ザは困ってしまう。こうした問題の発生を防止するた
め、ユーザは表示画面全体にインキを塗りたぐって、そ
の形が全く認識できないようにしようとする。遺憾なが
ら、最良のジェスチャ認識エンジンでも、見た所ランダ
ムな1組のストロークを走査したとき、ときには有効な
ジェスチャ結果を戻すことがある。半ば完了したジェス
チャを認識不能な形状に変換するには、ユーザが平静で
器用なことが必要であるが、これは初心者ユーザには重
荷である。
種以上のジェスチャ)を備えるタッチ・ペン・システム
における問題の1つは、ユーザがあるジェスチャのスト
ロークを始め、ストロークの最中に書かれたジェスチャ
が所望のジェスチャではないと気付くときに生じる。も
う1つの問題は、ユーザが特定のジェスチャのホットス
ポットの位置を忘れたときに生じる。これにより、ユー
ザがペンを持ち上げ、それ以上の入力を停止した場合、
半ば完了したジェスチャが別のやはり望まないジェスチ
ャとして認識される可能性が非常に高くなるので、ユー
ザは困ってしまう。こうした問題の発生を防止するた
め、ユーザは表示画面全体にインキを塗りたぐって、そ
の形が全く認識できないようにしようとする。遺憾なが
ら、最良のジェスチャ認識エンジンでも、見た所ランダ
ムな1組のストロークを走査したとき、ときには有効な
ジェスチャ結果を戻すことがある。半ば完了したジェス
チャを認識不能な形状に変換するには、ユーザが平静で
器用なことが必要であるが、これは初心者ユーザには重
荷である。
【0003】従来技術ではいくつかの方法でこの問題に
取り組んでいる。本出願人に譲渡された1986年12
月30日特許の米国特許第4633436号では、手書
き機構が実時間こすり消し消去機能を備えている。手書
き機構が消去モードに設定されているとき、ポイント・
リスト中の消去したいポイントを識別する。消去カーソ
ルで触れたグリッド・ボックス内のポイントだけが消去
すべく探索される。ユーザにはメニューも与えられ、そ
こから消去スタイラスのサイズを選択することができ
る。
取り組んでいる。本出願人に譲渡された1986年12
月30日特許の米国特許第4633436号では、手書
き機構が実時間こすり消し消去機能を備えている。手書
き機構が消去モードに設定されているとき、ポイント・
リスト中の消去したいポイントを識別する。消去カーソ
ルで触れたグリッド・ボックス内のポイントだけが消去
すべく探索される。ユーザにはメニューも与えられ、そ
こから消去スタイラスのサイズを選択することができ
る。
【0004】1991年3月20日に出願され1993
年7月27日に特許された米国特許第5231698号
では、ジェスチャ・ベースの編集を含むペン入力システ
ムが開示されている。入力ストロークを消去するには消
去アイコンを使用する。ストローク消去機構は、テキス
トに影響を及ぼさないストロークの画素だけを消去す
る。
年7月27日に特許された米国特許第5231698号
では、ジェスチャ・ベースの編集を含むペン入力システ
ムが開示されている。入力ストロークを消去するには消
去アイコンを使用する。ストローク消去機構は、テキス
トに影響を及ぼさないストロークの画素だけを消去す
る。
【0005】従来技術の特許には、コンピュータ・ベー
スのペン入力システムが、システムに入力される望まな
いジェスチャや異常なモーションを自動的に取り消しで
きるようにするものはない。また、従来技術のどの特許
も、コンピュータ・ベースのペン入力システムに入力さ
れる望まないジェスチャや異常なモーションをなくすた
めに、入力装置とユーザの特徴に応じて入力装置の移動
を自動的に追跡し調時するようにプログラムできる修正
可能なジェスチャ・システムを開示していない。上記の
特徴を組み込んだシステムがあれば、ビジネス界、政府
機関および教育界でのこうしたシステムへの使用にとっ
て大きな貢献となるであろう。
スのペン入力システムが、システムに入力される望まな
いジェスチャや異常なモーションを自動的に取り消しで
きるようにするものはない。また、従来技術のどの特許
も、コンピュータ・ベースのペン入力システムに入力さ
れる望まないジェスチャや異常なモーションをなくすた
めに、入力装置とユーザの特徴に応じて入力装置の移動
を自動的に追跡し調時するようにプログラムできる修正
可能なジェスチャ・システムを開示していない。上記の
特徴を組み込んだシステムがあれば、ビジネス界、政府
機関および教育界でのこうしたシステムへの使用にとっ
て大きな貢献となるであろう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、入
力装置の望まないジェスチャやモーションがペン・ベー
スのコンピュータ・システムに入力されるのを自動的に
防止することである。
力装置の望まないジェスチャやモーションがペン・ベー
スのコンピュータ・システムに入力されるのを自動的に
防止することである。
【0007】他の目的は、異常なユーザ入力から保護さ
れた、ペン・ベースのオペレーティング・システムであ
る。
れた、ペン・ベースのオペレーティング・システムであ
る。
【0008】他の目的は、モーションが表示装置に対し
て定義された区域を越えたとき、ペン・ベースのコンピ
ュータ・システムに入力されるジェスチャを取り消す方
法である。
て定義された区域を越えたとき、ペン・ベースのコンピ
ュータ・システムに入力されるジェスチャを取り消す方
法である。
【0009】他の目的は、ジェスチャ生成中に入力装置
に変化が生じたとき、システムに入力されるジェスチャ
を取り消す、ペン・ベースのシステムである。
に変化が生じたとき、システムに入力されるジェスチャ
を取り消す、ペン・ベースのシステムである。
【0010】他の目的は、ジェスチャ形成に使用される
入力装置のストローク数が過大なとき、ペン・ベースの
コンピュータ・システムに入力されるジェスチャを取り
消すペン・ベースのシステムである。
入力装置のストローク数が過大なとき、ペン・ベースの
コンピュータ・システムに入力されるジェスチャを取り
消すペン・ベースのシステムである。
【0011】他の目的は、システムへのジェスチャ入力
中に、入力装置が予め選択した期間停止したとき、ペン
・ベースのコンピュータ・システムに入力されるジェス
チャを取り消す方法である。
中に、入力装置が予め選択した期間停止したとき、ペン
・ベースのコンピュータ・システムに入力されるジェス
チャを取り消す方法である。
【0012】本発明の1つの特徴は、表示画面上のある
ジェスチャに関係する座標の数をカウントする手段であ
る。カウントが予め選択した数を越えたとき、ジェスチ
ャ・ストロークからインキが抜け、ジェスチャが取り消
される。
ジェスチャに関係する座標の数をカウントする手段であ
る。カウントが予め選択した数を越えたとき、ジェスチ
ャ・ストロークからインキが抜け、ジェスチャが取り消
される。
【0013】他の特徴は、コンピュータ・ベースのペン
入力システムに入力されたジェスチャのストローク数を
カウントする手段である。カウント数が所定の数を越え
たとき、そのストロークからインキが抜け、そのジェス
チャは取り消され、システムはジェスチャ・モードから
脱出する。
入力システムに入力されたジェスチャのストローク数を
カウントする手段である。カウント数が所定の数を越え
たとき、そのストロークからインキが抜け、そのジェス
チャは取り消され、システムはジェスチャ・モードから
脱出する。
【0014】他の特徴は、コンピュータ・ベースのペン
入力システムに使用されるジェスチャを入力する際に使
用されるポインタ装置を検出し識別することである。シ
ステムへのジェスチャの入力中に装置の識別の変更が生
じたとき、そのストロークからインキが抜け、そのジェ
スチャは取り消され、システムはジェスチャ・モードか
ら脱出する。
入力システムに使用されるジェスチャを入力する際に使
用されるポインタ装置を検出し識別することである。シ
ステムへのジェスチャの入力中に装置の識別の変更が生
じたとき、そのストロークからインキが抜け、そのジェ
スチャは取り消され、システムはジェスチャ・モードか
ら脱出する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の上記その他の目
的および特徴は、メモリとプロセッサとシステム・バス
に結合された表示装置とを有するコンピュータ・ベース
のペン入力システムへの入力装置が、メモリ中に格納さ
れシステムをジェスチャ認識モードに置くプログラムの
制御下で動作する、方法およびシステムにおいて達成さ
れる。入力装置のタイプがシステムによって識別され、
その識別がメモリに記憶される。プログラム内でその装
置タイプ用のモーション・ゾーンが定義される。プログ
ラム内でジェスチャ取消しタイマが定義され、予め選択
された時間に設定される。プログラム内で第2の近接タ
イマが定義され、入力装置が表示装置に近接しているこ
とを示すために使用される。ユーザによりシステムへの
入力としてあるジェスチャが行われると、現ジェスチャ
・ストロークと前ジェスチャ・ストロークの装置タイプ
の比較が行われる。それらの装置タイプが異なる場合、
システムへの入力としてのジェスチャは自動的に取り消
される。プログラム内でジェスチャ・ストローク・カウ
ンタが定義され、維持される。システムに入力された各
ジェスチャのストロークが、ストローク・カウンタ内で
予め選択された最大カウントと比較される。ストローク
・カウンタが最大カウントを越える場合、システムへの
入力としてのジェスチャは取り消される。そのジェスチ
ャに付随するモーションと所定のモーション・ゾーンの
比較が行われる。所定のモーション・ゾーンを越えた場
合、システムへの入力としてのジェスチャは取り消され
る。このように、本発明は、入力装置が、予め選択され
た期間中モーションなしに保持されたとき、入力として
望まないジェスチャを自動的に取り消し、あるいはある
ジェスチャに関して過剰のストローク数や過大なモーシ
ョン区域という形での異常な入力がシステムに入力され
ることが防止される。
的および特徴は、メモリとプロセッサとシステム・バス
に結合された表示装置とを有するコンピュータ・ベース
のペン入力システムへの入力装置が、メモリ中に格納さ
れシステムをジェスチャ認識モードに置くプログラムの
制御下で動作する、方法およびシステムにおいて達成さ
れる。入力装置のタイプがシステムによって識別され、
その識別がメモリに記憶される。プログラム内でその装
置タイプ用のモーション・ゾーンが定義される。プログ
ラム内でジェスチャ取消しタイマが定義され、予め選択
された時間に設定される。プログラム内で第2の近接タ
イマが定義され、入力装置が表示装置に近接しているこ
とを示すために使用される。ユーザによりシステムへの
入力としてあるジェスチャが行われると、現ジェスチャ
・ストロークと前ジェスチャ・ストロークの装置タイプ
の比較が行われる。それらの装置タイプが異なる場合、
システムへの入力としてのジェスチャは自動的に取り消
される。プログラム内でジェスチャ・ストローク・カウ
ンタが定義され、維持される。システムに入力された各
ジェスチャのストロークが、ストローク・カウンタ内で
予め選択された最大カウントと比較される。ストローク
・カウンタが最大カウントを越える場合、システムへの
入力としてのジェスチャは取り消される。そのジェスチ
ャに付随するモーションと所定のモーション・ゾーンの
比較が行われる。所定のモーション・ゾーンを越えた場
合、システムへの入力としてのジェスチャは取り消され
る。このように、本発明は、入力装置が、予め選択され
た期間中モーションなしに保持されたとき、入力として
望まないジェスチャを自動的に取り消し、あるいはある
ジェスチャに関して過剰のストローク数や過大なモーシ
ョン区域という形での異常な入力がシステムに入力され
ることが防止される。
【0016】
【実施例】本発明の好ましい実施例が実施される環境を
図1および2に関して説明する。図1を参照すると、タ
ッチ式ワークパッド10が示されている。これは、19
89年5月15日出願の米国特許出願第351227号
に記載のものとほぼ同じである。ワークパットはハウジ
ング12を備え、ハウジング12は方形の凹んだウィン
ドウ14を有し、ウィンドウ14は方形のタッチ・オー
バレイ16の縁部を取り囲んでいる。タッチ・オーバレ
イ16は透明で、液晶ディスプレイ(LCD)18上に
配置されている。タッチ・オーバレイ16は、接着層で
貼り合わせたいくつかのプラスチック基板層を含む積層
構造からなる。オーバレイ16はまた、垂直方向に配置
された第1の複数の透明導体16Aと、水平方向に配置
された第2の複数の透明導体16Bとを含む。垂直方向
および水平方向のいくつかの導体は、表示ウィンドウ1
4の縁部においてオーバレイ16上またはその付近にあ
るスタイラス20の位置をより正確に決定できるよう
に、凹んだウィンドウ14の外側にある。
図1および2に関して説明する。図1を参照すると、タ
ッチ式ワークパッド10が示されている。これは、19
89年5月15日出願の米国特許出願第351227号
に記載のものとほぼ同じである。ワークパットはハウジ
ング12を備え、ハウジング12は方形の凹んだウィン
ドウ14を有し、ウィンドウ14は方形のタッチ・オー
バレイ16の縁部を取り囲んでいる。タッチ・オーバレ
イ16は透明で、液晶ディスプレイ(LCD)18上に
配置されている。タッチ・オーバレイ16は、接着層で
貼り合わせたいくつかのプラスチック基板層を含む積層
構造からなる。オーバレイ16はまた、垂直方向に配置
された第1の複数の透明導体16Aと、水平方向に配置
された第2の複数の透明導体16Bとを含む。垂直方向
および水平方向のいくつかの導体は、表示ウィンドウ1
4の縁部においてオーバレイ16上またはその付近にあ
るスタイラス20の位置をより正確に決定できるよう
に、凹んだウィンドウ14の外側にある。
【0017】スタイラス20は、タッチ・ワークパッド
に通じるケーブル22に接続されている。スタイラス2
0はオーバレイ16から放射される信号を拾うためのア
ンテナとして働き、フィンガ・タッチによって得られる
よりもはるかに大きな解像度をもたらす。ハウジングの
ベゼルには4個のボタン・スイッチ24〜27もあり、
これもワークパッド10からのデータを受け取るモード
を変更するのに使用できる。ワークパッド・ケーブル2
8は、ワークパッドとユーザが通信している相手のコン
ピュータとの間のコネクタである。ワークパッド・ケー
ブル28は、ワークパッド10に電力を与えかつLCD
18を動作させるための表示信号と、オーバレイをフィ
ンガ・タッチ・モードおよびスタイラス・モードで動作
させるためのタッチ信号とを提供する。さらに、ケーブ
ル28はまた、スタイラス20が受け取った信号強度の
測定値と、フィンガ・タッチによるキャパシタンスの変
化による周波数変化とをコンピュータに伝えるコンジッ
トでもある。
に通じるケーブル22に接続されている。スタイラス2
0はオーバレイ16から放射される信号を拾うためのア
ンテナとして働き、フィンガ・タッチによって得られる
よりもはるかに大きな解像度をもたらす。ハウジングの
ベゼルには4個のボタン・スイッチ24〜27もあり、
これもワークパッド10からのデータを受け取るモード
を変更するのに使用できる。ワークパッド・ケーブル2
8は、ワークパッドとユーザが通信している相手のコン
ピュータとの間のコネクタである。ワークパッド・ケー
ブル28は、ワークパッド10に電力を与えかつLCD
18を動作させるための表示信号と、オーバレイをフィ
ンガ・タッチ・モードおよびスタイラス・モードで動作
させるためのタッチ信号とを提供する。さらに、ケーブ
ル28はまた、スタイラス20が受け取った信号強度の
測定値と、フィンガ・タッチによるキャパシタンスの変
化による周波数変化とをコンピュータに伝えるコンジッ
トでもある。
【0018】図2に、フィンガ・タッチ/スタイラス検
出システムの構成図を示す。図2に示すシステムは、米
国特許第4686332号の図9に開示されているもの
と非常に類似している。またタッチ制御プロセッサ3
0、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)32、読取
り専用メモリ(ROM)34、入出力制御装置36が、
パーソナル・コンピュータのタッチ・パネル・アダプタ
・カード37上にあり、タッチ電子回路の残りの部分は
タッチ・ワークパッド10中に統合されている。図1に
関して論じたように、タッチ・ワークパッド10はケー
ブル28を介してパーソナル・コンピュータおよびタッ
チ・パネル・アダプタ・カード37と通信する。垂直の
X導体はXバス38を介し、水平のY導体はYバス40
を介してワイヤ選択マルチプレクサ42に接続されてい
る。放射ピックアップ・スタイラス20は、ゲート44
を介して放射ピックアップ測定装置46に接続される。
ワイヤ選択マルチプレクサ42はモード・マルチプレク
サ50を介してキャパシタンス測定装置52に接続され
る。キャパシタンス測定装置52はキャパシタンス・フ
ィンガ・タッチ検出に使用される。ワイヤ選択マルチプ
レクサ42はまた、モード・マルチプレクサ50を介し
て40KHz発振器ドライバ54に接続される。発振器
ドライバ54は、スタイラス検出動作のためにXバス3
8およびYバス40を駆動するのに使用される。モード
・マルチプレクサ50はまた、スタイラス検出動作のた
めにスタイラス20の出力を放射ピックアップ測定装置
46に選択的に接続するためのゲート44へのイネーブ
ル出力を有する。キャパシタンス測定装置52の出力
は、アナログ・デジタル・コンバータ56を介してワー
クパッド・バス58に接続される。放射ピックアップ測
定装置46の出力はアナログ・デジタル・コンバータ4
8を介してバス58に接続されている。ワイヤ選択マル
チプレクサ42への制御入力60がバス58に接続され
ている。制御入力62は、バス58からモード・マルチ
プレクサ50に接続されている。
出システムの構成図を示す。図2に示すシステムは、米
国特許第4686332号の図9に開示されているもの
と非常に類似している。またタッチ制御プロセッサ3
0、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)32、読取
り専用メモリ(ROM)34、入出力制御装置36が、
パーソナル・コンピュータのタッチ・パネル・アダプタ
・カード37上にあり、タッチ電子回路の残りの部分は
タッチ・ワークパッド10中に統合されている。図1に
関して論じたように、タッチ・ワークパッド10はケー
ブル28を介してパーソナル・コンピュータおよびタッ
チ・パネル・アダプタ・カード37と通信する。垂直の
X導体はXバス38を介し、水平のY導体はYバス40
を介してワイヤ選択マルチプレクサ42に接続されてい
る。放射ピックアップ・スタイラス20は、ゲート44
を介して放射ピックアップ測定装置46に接続される。
ワイヤ選択マルチプレクサ42はモード・マルチプレク
サ50を介してキャパシタンス測定装置52に接続され
る。キャパシタンス測定装置52はキャパシタンス・フ
ィンガ・タッチ検出に使用される。ワイヤ選択マルチプ
レクサ42はまた、モード・マルチプレクサ50を介し
て40KHz発振器ドライバ54に接続される。発振器
ドライバ54は、スタイラス検出動作のためにXバス3
8およびYバス40を駆動するのに使用される。モード
・マルチプレクサ50はまた、スタイラス検出動作のた
めにスタイラス20の出力を放射ピックアップ測定装置
46に選択的に接続するためのゲート44へのイネーブ
ル出力を有する。キャパシタンス測定装置52の出力
は、アナログ・デジタル・コンバータ56を介してワー
クパッド・バス58に接続される。放射ピックアップ測
定装置46の出力はアナログ・デジタル・コンバータ4
8を介してバス58に接続されている。ワイヤ選択マル
チプレクサ42への制御入力60がバス58に接続され
ている。制御入力62は、バス58からモード・マルチ
プレクサ50に接続されている。
【0019】ワークパッド58は、ワークパッド・イン
ターフェース64を介してケーブル28に接続され、ケ
ーブル28はパーソナル・コンピュータ中のタッチ・パ
ネル・アダプタ・カード37のPCインターフェース6
6に接続されている。PCインターフェース66は、主
システム・バス68およびアダプタ・カード・バス70
と通信する。入出力制御装置36は入出力バス72を有
し、入出力バス72はパーソナル・コンピュータの主バ
ス68に接続されている。入出力制御装置36はまたア
ダプタ・カード70にも接続されている。アダプタ・バ
ス70はまた、制御プロセッサ30をROM34および
RAM32と相互接続する。パーソナル・コンピュータ
は、CPU74、ROM76、ディスク記憶装置78、
オペレーティング・システム81および適用業務プログ
ラム82を格納するメモリ80、標準のキーボード8
4、および標準の表示装置86など標準の装置を含んで
いる。標準の表示装置86は通常はCRTであり、好ま
しい実施例ではそれがワークパッド10中のLCD18
に加わる。
ターフェース64を介してケーブル28に接続され、ケ
ーブル28はパーソナル・コンピュータ中のタッチ・パ
ネル・アダプタ・カード37のPCインターフェース6
6に接続されている。PCインターフェース66は、主
システム・バス68およびアダプタ・カード・バス70
と通信する。入出力制御装置36は入出力バス72を有
し、入出力バス72はパーソナル・コンピュータの主バ
ス68に接続されている。入出力制御装置36はまたア
ダプタ・カード70にも接続されている。アダプタ・バ
ス70はまた、制御プロセッサ30をROM34および
RAM32と相互接続する。パーソナル・コンピュータ
は、CPU74、ROM76、ディスク記憶装置78、
オペレーティング・システム81および適用業務プログ
ラム82を格納するメモリ80、標準のキーボード8
4、および標準の表示装置86など標準の装置を含んで
いる。標準の表示装置86は通常はCRTであり、好ま
しい実施例ではそれがワークパッド10中のLCD18
に加わる。
【0020】ワイヤ選択マルチプレクサ42およびモー
ド・マルチプレクサ50は、制御プロセッサ30により
バス58から制御入力60、62を介して印加される制
御信号に応答して、オーバレイ16中の水平および垂直
の複数の導体の選択されたパターンを、キャパシタンス
測定装置52または40KHz発振器ドライバ54に接
続する。フィンガ・タッチ動作中、キャパシタンス測定
装置52はその入力動作を有し、キャパシタンス測定装
置の入力は、制御プロセッサ30からの制御信号に応答
して、モード・マルチプレクサ50とワイヤ選択マルチ
プレクサ52を介してオーバレイ16中の水平および垂
直の導体列中の選択された単一導体に結合される。制御
プロセッサ30はオーバレイ16中のオペレータの指が
触れている水平列導体対および垂直列導体対を検出する
ため、一連の記憶プログラム命令を実行する。
ド・マルチプレクサ50は、制御プロセッサ30により
バス58から制御入力60、62を介して印加される制
御信号に応答して、オーバレイ16中の水平および垂直
の複数の導体の選択されたパターンを、キャパシタンス
測定装置52または40KHz発振器ドライバ54に接
続する。フィンガ・タッチ動作中、キャパシタンス測定
装置52はその入力動作を有し、キャパシタンス測定装
置の入力は、制御プロセッサ30からの制御信号に応答
して、モード・マルチプレクサ50とワイヤ選択マルチ
プレクサ52を介してオーバレイ16中の水平および垂
直の導体列中の選択された単一導体に結合される。制御
プロセッサ30はオーバレイ16中のオペレータの指が
触れている水平列導体対および垂直列導体対を検出する
ため、一連の記憶プログラム命令を実行する。
【0021】フィンガ・タッチ感知モードとスタイラス
感知モードは互いに独立に動作し、検出システムはフィ
ンガ・タッチまたはスタイラスが検出されるまでこの両
モード間を循環する。
感知モードは互いに独立に動作し、検出システムはフィ
ンガ・タッチまたはスタイラスが検出されるまでこの両
モード間を循環する。
【0022】コンピュータ・ベースのペン入力システム
について説明したので、次に本発明の目的および特徴を
達するためにそのシステムと共に動作する図4、5、
6、7および8に示したプログラムの説明を行う。
について説明したので、次に本発明の目的および特徴を
達するためにそのシステムと共に動作する図4、5、
6、7および8に示したプログラムの説明を行う。
【0023】説明を始める前にこの説明で使用する以上
の定義を与えておく。
の定義を与えておく。
【0024】モーション・ゾーン:あらゆる入力装置ま
たはポインティング装置は、モーション検出の閾値とし
て使用される、千分の数インチ単位で一義的に定義され
たモーション・ゾーンを有する。2つの座標の位置がこ
の量だけ変わると、モーションが発生したと見なされ
る。
たはポインティング装置は、モーション検出の閾値とし
て使用される、千分の数インチ単位で一義的に定義され
たモーション・ゾーンを有する。2つの座標の位置がこ
の量だけ変わると、モーションが発生したと見なされ
る。
【0025】近接:スタイラスがセンサとの接触を断っ
たが、なおセンサから1/2インチ以内にあるとき、そ
れが「近接」領域であり、なお追跡が可能である。
たが、なおセンサから1/2インチ以内にあるとき、そ
れが「近接」領域であり、なお追跡が可能である。
【0026】近接タイムアウト:ユーザがセンサとの接
触を断ったとき、オペレーティング・システムは「近
接」タイマを始動させて、ユーザがセンサの近接領域か
ら出るのを待つ。システムは、900ミリ秒のタイマ値
を使用する。近接タイマが満了する前にユーザが近接領
域から出た場合、タイマは取り消される。
触を断ったとき、オペレーティング・システムは「近
接」タイマを始動させて、ユーザがセンサの近接領域か
ら出るのを待つ。システムは、900ミリ秒のタイマ値
を使用する。近接タイマが満了する前にユーザが近接領
域から出た場合、タイマは取り消される。
【0027】ジェスチャ認識:システムは、(1)ユー
ザがセンサを持ち上げ、スタイラスを近接領域から外に
移動させたとき、あるいは(2)ユーザがセンサを持ち
上げ、近接タイムアウト値以上の期間中近接領域に留ま
るとき、ジェスチャ入力の終りを検出する。ジェスチャ
認識は、ジェスチャ入力の終りを検出するとすぐ行われ
る。
ザがセンサを持ち上げ、スタイラスを近接領域から外に
移動させたとき、あるいは(2)ユーザがセンサを持ち
上げ、近接タイムアウト値以上の期間中近接領域に留ま
るとき、ジェスチャ入力の終りを検出する。ジェスチャ
認識は、ジェスチャ入力の終りを検出するとすぐ行われ
る。
【0028】オペレーティング・システムによってプロ
グラム内で以下のタイマが形成される。
グラム内で以下のタイマが形成される。
【0029】近接タイマ:このタイマは、入力装置が持
ち上げられるごとに始動し、通常は900ミリ秒であ
る。このタイマは、ユーザがセンサまたはタブレットの
近傍から入力装置またはポインティング装置を持ち上げ
た場合に停止する(図1の要素16参照)。このタイマ
はまた、ユーザが再度センサに触れた場合にも停止す
る。近接タイマが満了したとき、ユーザがストロークの
入力を完了したと想定される。
ち上げられるごとに始動し、通常は900ミリ秒であ
る。このタイマは、ユーザがセンサまたはタブレットの
近傍から入力装置またはポインティング装置を持ち上げ
た場合に停止する(図1の要素16参照)。このタイマ
はまた、ユーザが再度センサに触れた場合にも停止す
る。近接タイマが満了したとき、ユーザがストロークの
入力を完了したと想定される。
【0030】ジェスチャ取消しタイマ:このタイマは、
オペレーティング・システムがジェスチャ・モードのと
きにペン下降状態が検出されたとき始動する。システム
は、モーションの検出によってジェスチャ・モードに入
る。このタイマはペン・モーションが検出されるたびに
たえず再始動され、ユーザが持ち上げると停止する。こ
のタイマが満了すると、進行中のジェスチャは取り消さ
れる。
オペレーティング・システムがジェスチャ・モードのと
きにペン下降状態が検出されたとき始動する。システム
は、モーションの検出によってジェスチャ・モードに入
る。このタイマはペン・モーションが検出されるたびに
たえず再始動され、ユーザが持ち上げると停止する。こ
のタイマが満了すると、進行中のジェスチャは取り消さ
れる。
【0031】オペレーティング・システムによってプロ
グラム内で以下のカウンタが形成される。
グラム内で以下のカウンタが形成される。
【0032】ジェスチャ・ポイント・カウンタ:このカ
ウンタは、現ジェスチャのすべてのストロークのポイン
トの総数を含む。このカウントが最大値(〜8000ポ
イント)に達すると、ジェスチャは取り消される。
ウンタは、現ジェスチャのすべてのストロークのポイン
トの総数を含む。このカウントが最大値(〜8000ポ
イント)に達すると、ジェスチャは取り消される。
【0033】ジェスチャ・ストローク・カウンタ:この
カウンタは、ジェスチャにおけるストロークの総数を含
む。カウンタが最大値(〜70)に達すると、ジェスチ
ャは取り消される。
カウンタは、ジェスチャにおけるストロークの総数を含
む。カウンタが最大値(〜70)に達すると、ジェスチ
ャは取り消される。
【0034】ここで、図1および2に示すシステムに入
力される典型的なジェスチャのストローク内容に関する
若干の背景知識を説明しておくのが適切と思われる。
力される典型的なジェスチャのストローク内容に関する
若干の背景知識を説明しておくのが適切と思われる。
【0035】図3を参照すると、ジェスチャを形成する
様々なストロークを示す、ジェスチャとその名前の部分
リストが示してある。図3に示すように、円ジェスチャ
60は、1ストロークで円に形成される。ダブル・フリ
ックダウン・ジェスチャ62は平行な2ストロークから
形成される。円にXジェスチャ64は、円の形成と、"
X"の第1ストロークの形成と、最後に"X"の第2スト
ロークの形成とを含む合計3ストロークから形成され
る。"F"字タップ・ジェスチャ66は、下降ストローク
と、L字形上昇ストロークと、水平ストロークと、最後
にタッチ・ダウンの4ストロークで形成される。"E"字
タップ・ジェスチャ68は、5ストロークで形成され、
「F字タップ」と基本的に同じで、水平ストロークが加
わって文字"E"が完成する。
様々なストロークを示す、ジェスチャとその名前の部分
リストが示してある。図3に示すように、円ジェスチャ
60は、1ストロークで円に形成される。ダブル・フリ
ックダウン・ジェスチャ62は平行な2ストロークから
形成される。円にXジェスチャ64は、円の形成と、"
X"の第1ストロークの形成と、最後に"X"の第2スト
ロークの形成とを含む合計3ストロークから形成され
る。"F"字タップ・ジェスチャ66は、下降ストローク
と、L字形上昇ストロークと、水平ストロークと、最後
にタッチ・ダウンの4ストロークで形成される。"E"字
タップ・ジェスチャ68は、5ストロークで形成され、
「F字タップ」と基本的に同じで、水平ストロークが加
わって文字"E"が完成する。
【0036】図4に移ると、OS/2などのオペレーテ
ィング・システムの制御下で図1および2のシステム上
で走る、本発明の原理を取り入れたプログラムが、流れ
図として示してある。ユーザがタッチしてスタイラスを
移動すると、プログラムが開始され、比較動作110を
実行して、システムのアプリケーションがジェスチャ認
識モードにあるかどうか判定する。「イエス」の場合、
動作120で、プログラム・コードによって確立された
近接タイマを取り消す。動作120は、スタイラスがタ
ブレット16から予め定義された近傍内にある限り、タ
イム・センスによってスタイラスを追跡する。動作13
0を実行して、ユーザが使用中の入力装置のタイプを決
定する。動作140で比較を実行して、ジェスチャ・ス
トローク用の入力装置がそのジェスチャを開始した入力
装置と同じかそれとも異なるかを判定する。「イエス」
の場合、動作170が開始して、ストロークからインキ
を抜き、続いて動作180でシステムに入力されるジェ
スチャを取り消す。動作190でジェスチャ・モードで
プログラムを終了する。
ィング・システムの制御下で図1および2のシステム上
で走る、本発明の原理を取り入れたプログラムが、流れ
図として示してある。ユーザがタッチしてスタイラスを
移動すると、プログラムが開始され、比較動作110を
実行して、システムのアプリケーションがジェスチャ認
識モードにあるかどうか判定する。「イエス」の場合、
動作120で、プログラム・コードによって確立された
近接タイマを取り消す。動作120は、スタイラスがタ
ブレット16から予め定義された近傍内にある限り、タ
イム・センスによってスタイラスを追跡する。動作13
0を実行して、ユーザが使用中の入力装置のタイプを決
定する。動作140で比較を実行して、ジェスチャ・ス
トローク用の入力装置がそのジェスチャを開始した入力
装置と同じかそれとも異なるかを判定する。「イエス」
の場合、動作170が開始して、ストロークからインキ
を抜き、続いて動作180でシステムに入力されるジェ
スチャを取り消す。動作190でジェスチャ・モードで
プログラムを終了する。
【0037】比較動作140で「ノー」の場合は、動作
1110が開始して、プログラム内で維持されているジ
ェスチャのストローク数をカウントするカウンタを増分
する。
1110が開始して、プログラム内で維持されているジ
ェスチャのストローク数をカウントするカウンタを増分
する。
【0038】比較動作110に戻ると、「ノー」の場
合、動作150でシステム及びプログラムはジェスチャ
認識モードに入る。動作160で入力装置のタイプが識
別され、システム・メモリに記憶される。動作170で
ユーザがプログラム内で入力装置のモーション・ゾーン
を確立する。動作180で、プログラム中で定義された
ユーザ・プロフィル中でプログラム内で確立されたジェ
スチャ取消し期間を検索するためにシステム・メモリに
入る。
合、動作150でシステム及びプログラムはジェスチャ
認識モードに入る。動作160で入力装置のタイプが識
別され、システム・メモリに記憶される。動作170で
ユーザがプログラム内で入力装置のモーション・ゾーン
を確立する。動作180で、プログラム中で定義された
ユーザ・プロフィル中でプログラム内で確立されたジェ
スチャ取消し期間を検索するためにシステム・メモリに
入る。
【0039】動作190で、システムをユーザのジェス
チャ実行と関係付けるため、ジェスチャ取消し期間を定
数または効用係数で割る。実験データに基づいて、この
定数は2.3程度であることが判明している。この定数
はジェスチャ取消しタイマの不要な設定を防止する。ユ
ーティリティ係数は、米国特許出願第351227号に
より詳細に説明されている。動作1100で、動作19
0の結果がジェスチャ取消しリセット・タイマとしてセ
ーブされ、それに続いて動作1110でストローク・カ
ウンタが増分される。
チャ実行と関係付けるため、ジェスチャ取消し期間を定
数または効用係数で割る。実験データに基づいて、この
定数は2.3程度であることが判明している。この定数
はジェスチャ取消しタイマの不要な設定を防止する。ユ
ーティリティ係数は、米国特許出願第351227号に
より詳細に説明されている。動作1100で、動作19
0の結果がジェスチャ取消しリセット・タイマとしてセ
ーブされ、それに続いて動作1110でストローク・カ
ウンタが増分される。
【0040】比較動作1120で、ストローク・カウン
トをユーザがプログラム内で設定した最大カウントと比
較する。「イエス」の場合、前述の動作1170、11
80、1190が開始されて、プログラム及びシステム
がジェスチャ・モードから出る。
トをユーザがプログラム内で設定した最大カウントと比
較する。「イエス」の場合、前述の動作1170、11
80、1190が開始されて、プログラム及びシステム
がジェスチャ・モードから出る。
【0041】比較動作1120で「ノー」の場合は、動
作1130が開始して、入力装置の最終位置のX座標と
Y座標を記録する。動作1140で、入力装置の最終位
置を記録し、ジェスチャ取消しタイマの始動時にその位
置のタイム・スタンプを探す。動作1150でジェスチ
ャ取消しタイマとプログラムを始動し、入力装置によっ
てそのポイントが入力されるまでシステムは遊休状態と
なる。
作1130が開始して、入力装置の最終位置のX座標と
Y座標を記録する。動作1140で、入力装置の最終位
置を記録し、ジェスチャ取消しタイマの始動時にその位
置のタイム・スタンプを探す。動作1150でジェスチ
ャ取消しタイマとプログラムを始動し、入力装置によっ
てそのポイントが入力されるまでシステムは遊休状態と
なる。
【0042】要約すると、図4のプログラムは、システ
ムがジェスチャ・モードにあるかどうか判定し、ない場
合は、システムをジェスチャ・モードにする。そうでな
い場合は、これから図5に関して説明するように進行中
のジェスチャに入力ストロークを追加する。
ムがジェスチャ・モードにあるかどうか判定し、ない場
合は、システムをジェスチャ・モードにする。そうでな
い場合は、これから図5に関して説明するように進行中
のジェスチャに入力ストロークを追加する。
【0043】図5に移ると、最初のタッチ及び入力装置
が移動した後に、入力装置がジェスチャを形成または完
了するとき新しいポイントが生成される。動作210で
メモリに記憶されているジェスチャ・ポイント・カウン
タを増分する。比較動作220を実行して、メモリに記
憶されているポイント・カウントがオペレーティング・
システムがカウンタに入力した最大カウントよりも大き
いかどうか判定する。「イエス」の場合、ジェスチャ取
消しタイマを取り消す動作を開始する。動作360でス
トロークからインキを抜き、それに続いて動作370ジ
ェスチャを取消し、動作380でジェスチャ・モードか
ら出る。動作390でプログラムは実行スレッドを終了
し、遊休状態になって次のポイントの処理を待つ。
が移動した後に、入力装置がジェスチャを形成または完
了するとき新しいポイントが生成される。動作210で
メモリに記憶されているジェスチャ・ポイント・カウン
タを増分する。比較動作220を実行して、メモリに記
憶されているポイント・カウントがオペレーティング・
システムがカウンタに入力した最大カウントよりも大き
いかどうか判定する。「イエス」の場合、ジェスチャ取
消しタイマを取り消す動作を開始する。動作360でス
トロークからインキを抜き、それに続いて動作370ジ
ェスチャを取消し、動作380でジェスチャ・モードか
ら出る。動作390でプログラムは実行スレッドを終了
し、遊休状態になって次のポイントの処理を待つ。
【0044】比較動作220で「ノー」の場合、比較動
作230を開始して、検出されたポイントがプログラム
で定義されているモーション・ゾーンよりも大きな移動
を示すかどうかを判定する。モーション・ゾーンは構成
可能であり、入力装置に依存する。「イエス」の場合、
動作240を開始して、将来のジェスチャ取消しタイマ
・リセットの予定を組む。動作250で新しい位置にあ
る入力装置のX−Y位置を記録する。動作260で、最
後のモーションの時間に記録された位置にタイム・スタ
ンプを記録する。
作230を開始して、検出されたポイントがプログラム
で定義されているモーション・ゾーンよりも大きな移動
を示すかどうかを判定する。モーション・ゾーンは構成
可能であり、入力装置に依存する。「イエス」の場合、
動作240を開始して、将来のジェスチャ取消しタイマ
・リセットの予定を組む。動作250で新しい位置にあ
る入力装置のX−Y位置を記録する。動作260で、最
後のモーションの時間に記録された位置にタイム・スタ
ンプを記録する。
【0045】比較動作230が「ノー」の場合、プログ
ラムは動作260の後の動作270にジャンプする。動
作270で現在使用のタイム・スタンプから最終タイマ
始動時間を差し引く。比較動作280で、その結果がジ
ェスチャ取消しタイマ期間より大きいかどうか判定す
る。「イエス」の場合、前述の動作355、360、3
70、380、390でジェスチャ脱出ルーチンを開始
する。「ノー」の場合は、比較動作290で結果がタイ
マ・リセット時間より大きいかどうか判定する。「イエ
ス」の場合、比較動作300で動作240の結果に基づ
いてタイマ・リセットの予定を組む。「イエス」の場
合、動作230〜310を開始して、最後のモーション
の時間から現タイム・スタンプを差し引く。動作320
でジェスチャ取消しタイマ期間からこの差を差し引き、
動作330でジェスチャ取消しタイマを再始動させる。
動作340でジェスチャ取消しタイマが始動した時間を
記録し、動作350でプログラムは終了する。ユーザが
持ち上げるまで移動が検出される限り、リセット期間が
続行するたびにジェスチャ取消しタイマをリセットする
シーケンスが続く。図6は、ユーザがペンをセンサから
持ち上げたとき実行される論理経路である。動作140
0でジェスチャ取消しタイマが取り消され、動作141
0で近接タイマが始動する。このときシステムは次のス
トロークの開始、近接タイマのタイムアウト、または
「近接事象脱出」が起こるのを待つ。
ラムは動作260の後の動作270にジャンプする。動
作270で現在使用のタイム・スタンプから最終タイマ
始動時間を差し引く。比較動作280で、その結果がジ
ェスチャ取消しタイマ期間より大きいかどうか判定す
る。「イエス」の場合、前述の動作355、360、3
70、380、390でジェスチャ脱出ルーチンを開始
する。「ノー」の場合は、比較動作290で結果がタイ
マ・リセット時間より大きいかどうか判定する。「イエ
ス」の場合、比較動作300で動作240の結果に基づ
いてタイマ・リセットの予定を組む。「イエス」の場
合、動作230〜310を開始して、最後のモーション
の時間から現タイム・スタンプを差し引く。動作320
でジェスチャ取消しタイマ期間からこの差を差し引き、
動作330でジェスチャ取消しタイマを再始動させる。
動作340でジェスチャ取消しタイマが始動した時間を
記録し、動作350でプログラムは終了する。ユーザが
持ち上げるまで移動が検出される限り、リセット期間が
続行するたびにジェスチャ取消しタイマをリセットする
シーケンスが続く。図6は、ユーザがペンをセンサから
持ち上げたとき実行される論理経路である。動作140
0でジェスチャ取消しタイマが取り消され、動作141
0で近接タイマが始動する。このときシステムは次のス
トロークの開始、近接タイマのタイムアウト、または
「近接事象脱出」が起こるのを待つ。
【0046】第2またはそれ以降のストロークの開始時
に再度タッチが行われるとき、システムはすでにジェス
チャ・モード110にあり(図4参照)、したがって動
作120で近接モード・タイマが取り消される。動作1
30で割り込んだ入力装置の識別が検出される。入力装
置が前回のストロークと同じ場合、比較動作140が実
行され、動作1120でストローク・カウンタが最大カ
ウントより小さい場合、システムはそのストローク中の
すべてのポイントの収集を始め、モーション検出時にジ
ェスチャ取消しタイマをリセットする。図6に移って、
第2またはそれ以降のストロークで持ち上げが行われた
とき、動作1400で再度ジェスチャ取消しタイマが取
り消され、動作1410で近接タイマが始動する。
に再度タッチが行われるとき、システムはすでにジェス
チャ・モード110にあり(図4参照)、したがって動
作120で近接モード・タイマが取り消される。動作1
30で割り込んだ入力装置の識別が検出される。入力装
置が前回のストロークと同じ場合、比較動作140が実
行され、動作1120でストローク・カウンタが最大カ
ウントより小さい場合、システムはそのストローク中の
すべてのポイントの収集を始め、モーション検出時にジ
ェスチャ取消しタイマをリセットする。図6に移って、
第2またはそれ以降のストロークで持ち上げが行われた
とき、動作1400で再度ジェスチャ取消しタイマが取
り消され、動作1410で近接タイマが始動する。
【0047】第3のストロークで、ユーザはインキ付け
を開始し、その後停止することがある。ユーザが停止し
たとしても、極めて僅かな手の震えでもあれば、いくつ
かの疑似ポイントが記録されることがある。このいくつ
かのポイントを受け取った場合、動作230でモーショ
ン・テストは失敗する。モーションがなくても動作27
0を実行して、ジェスチャ取消しタイマが最後に始動し
た時間から現ポイントのタイムスタンプを差し引く。動
作270の結果がジェスチャ取消しタイマの間隔よりも
大きな場合、「イエス」となり、前述の動作355、3
60、370、380、390が実行される。「ノー」
の場合は比較動作290が実行されて、ジェスチャ取消
しタイマ間隔よりも大きな期間が生じたかどうか調べ
る。最終的に、タイマ・リセット時間に等しい期間が終
了して、ジェスチャ取消しタイマをリセットする必要が
あることを示す。リセットの前に、動作300が実行さ
れて、タイマ・リセットの予定が組まれているかどうか
調べる。何のモーションもなかった場合は、その予定は
組まれておらず、動作350で処理は終了する。
を開始し、その後停止することがある。ユーザが停止し
たとしても、極めて僅かな手の震えでもあれば、いくつ
かの疑似ポイントが記録されることがある。このいくつ
かのポイントを受け取った場合、動作230でモーショ
ン・テストは失敗する。モーションがなくても動作27
0を実行して、ジェスチャ取消しタイマが最後に始動し
た時間から現ポイントのタイムスタンプを差し引く。動
作270の結果がジェスチャ取消しタイマの間隔よりも
大きな場合、「イエス」となり、前述の動作355、3
60、370、380、390が実行される。「ノー」
の場合は比較動作290が実行されて、ジェスチャ取消
しタイマ間隔よりも大きな期間が生じたかどうか調べ
る。最終的に、タイマ・リセット時間に等しい期間が終
了して、ジェスチャ取消しタイマをリセットする必要が
あることを示す。リセットの前に、動作300が実行さ
れて、タイマ・リセットの予定が組まれているかどうか
調べる。何のモーションもなかった場合は、その予定は
組まれておらず、動作350で処理は終了する。
【0048】何のモーションも報告されないと、ジェス
チャ取消しタイマは再始動せず、図7に示すように、最
終的にジェスチャ取消しタイマはタイムアウトする。タ
イムアウトになると、動作1430で入力ストロークの
インキを抜き、動作1440でジェスチャが取り消され
る。動作1450でジェスチャ・モードから出、動作1
460でプログラムが終了する。
チャ取消しタイマは再始動せず、図7に示すように、最
終的にジェスチャ取消しタイマはタイムアウトする。タ
イムアウトになると、動作1430で入力ストロークの
インキを抜き、動作1440でジェスチャが取り消され
る。動作1450でジェスチャ・モードから出、動作1
460でプログラムが終了する。
【0049】ユーザがポインティング装置を動かさなか
ったときに起こる、もう1つの論理実行経路がある。図
5において、比較動作280でテストを行って、ジェス
チャ取消しタイマ間隔に等しいまたはそれより大きい期
間が満了したかどうか調べる。マルチ・タスクおよびオ
ペレーティング・システムでは、実行スレッドが実行が
遅延しまたは先取される場合がある。ジェスチャ取消し
タイマが遅れてタイマを始動しまたはその満了通知を送
った場合、比較動作280でのテスト結果が真となるこ
とがあり、その場合は、動作355でシステムはジェス
チャ取消しタイマを取り消し、動作360でストローク
のインキを抜き、動作370でジェスチャを取り消し、
動作380でジェスチャ・モードから出る。動作390
でプログラムが終了する。システムがジェスチャ取消し
期間の満了をどのようにして検出するかにかかわらず、
それはユーザには透過的である。
ったときに起こる、もう1つの論理実行経路がある。図
5において、比較動作280でテストを行って、ジェス
チャ取消しタイマ間隔に等しいまたはそれより大きい期
間が満了したかどうか調べる。マルチ・タスクおよびオ
ペレーティング・システムでは、実行スレッドが実行が
遅延しまたは先取される場合がある。ジェスチャ取消し
タイマが遅れてタイマを始動しまたはその満了通知を送
った場合、比較動作280でのテスト結果が真となるこ
とがあり、その場合は、動作355でシステムはジェス
チャ取消しタイマを取り消し、動作360でストローク
のインキを抜き、動作370でジェスチャを取り消し、
動作380でジェスチャ・モードから出る。動作390
でプログラムが終了する。システムがジェスチャ取消し
期間の満了をどのようにして検出するかにかかわらず、
それはユーザには透過的である。
【0050】ジェスチャの正常な完了が図8及び図9に
示してある。ユーザが近接範囲の上でうろついている場
合、あるいはポインティング装置が近接脱出事象を報告
できない場合、図8に示すように近接タイムアクトが起
こる。近接タイムアウト通知を受け取ると、動作147
0でシステムはジェスチャ中のすべてのストロークのイ
ンキを抜く。動作1480でジェスチャ・モードから
出、動作1490でジェスチャ認識を実行する。動作1
500でシステムはジェスチャ認識の結果をユーザ定義
のアクション1600にマップし、動作1610でプロ
グラムは終了する。
示してある。ユーザが近接範囲の上でうろついている場
合、あるいはポインティング装置が近接脱出事象を報告
できない場合、図8に示すように近接タイムアクトが起
こる。近接タイムアウト通知を受け取ると、動作147
0でシステムはジェスチャ中のすべてのストロークのイ
ンキを抜く。動作1480でジェスチャ・モードから
出、動作1490でジェスチャ認識を実行する。動作1
500でシステムはジェスチャ認識の結果をユーザ定義
のアクション1600にマップし、動作1610でプロ
グラムは終了する。
【0051】ユーザがポインティング装置を近接ゾーン
の上方に持ち上げて即時のジェスチャ認識を望むことを
通知する場合、図9の論理が実行される。「近接」事象
が検出されると、動作1520でシステムは近接タイマ
を取り消し、ジェスチャ中のすべてのストロークのイン
キを抜き、動作1530でジェスチャ・モードから出
る。動作1540でジェスチャ認識が実行され、動作1
550でユーザ定義アクションの結果がマップされる。
動作1560でプログラムは終了する。
の上方に持ち上げて即時のジェスチャ認識を望むことを
通知する場合、図9の論理が実行される。「近接」事象
が検出されると、動作1520でシステムは近接タイマ
を取り消し、ジェスチャ中のすべてのストロークのイン
キを抜き、動作1530でジェスチャ・モードから出
る。動作1540でジェスチャ認識が実行され、動作1
550でユーザ定義アクションの結果がマップされる。
動作1560でプログラムは終了する。
【0052】要約すると、図5では、多すぎるポイント
やストロークなど望まないジェスチャや異常な信号の入
力ポイントを監視し、それが発生すると進行中のジェス
チャを自動的に取り消す。具体的には、入力装置が予め
選択された期間動きがなかったとき、ユーザ側でのそれ
以上のアクションなしにそのジェスチャは取り消され
る。
やストロークなど望まないジェスチャや異常な信号の入
力ポイントを監視し、それが発生すると進行中のジェス
チャを自動的に取り消す。具体的には、入力装置が予め
選択された期間動きがなかったとき、ユーザ側でのそれ
以上のアクションなしにそのジェスチャは取り消され
る。
【0053】本発明を実施するための疑似論理コードを
表1、2、3に示す。
表1、2、3に示す。
【表1】 when ポインティング装置がセンサに接触する。 if システムがジェスチャ・モードにない ジェスチャ・モードに入る ポインティング装置IDを識別し記録する ポインティング装置IDに基づいてモーション・ゾーンのサイズを決定す る ユーザが設定したジェスチャ取消しタイマ間隔を検索する。 間隔を効用係数で割り、タイマ・リセット期間として記録する else 前回のリフトオフ時に始動された近接タイマを停止する ポインティング装置IDを識別する if ポインティング装置IDが記録された装置IDと異なる ジェスチャを取り消す 脱出する ストローク・カウントを増分する if ストローク・カウントが最大値よりも大きい ジェスチャを取り消す 脱出する X/Y位置を記録する 現タイムスタンプをタイマ始動時間として記録する ジェスチャ取消しタイマを始動させる endwhen
【表2】 when センサから新ポイントを受け取る ジェスチャにおけるポイント数を増分する if ジェスチャにおけるポイント数が最大値を超える ジェスチャ取消しタイマを停止する ジェスチャを取り消す 脱出する if 新しいポイントがモーション・ゾーンより大きな移動を示す タイマ・リセットの予定を組む 新しいX/Y位置を記録する ポイントのタイムスタンプを記録する 現ポイントのタイムスタンプからジェスチャ取消しタイマの始動時間を差し 引く if 結果がジェスチャ取消しタイマ期間より大きい ジェスチャ取消しタイマを停止する ジェスチャを取り消す 脱出する if 結果がタイマ・リセット期間より大きい if タイマ・リセットの予定が組まれている 最後のモーションの時間から現タイムスタンプを差し引く ジェスチャ取消しタイマ間隔からこの値を差し引く この値を使ってジェスチャ取消しタイマを再始動する 最後のタイマの再始動時間を記録する endwhen
【表3】 when ユーザがセンサから持ち上げる ジェスチャ取消しタイマを停止する 近接タイマを始動する endwhen when ジェスチャ取消しタイマが(非同期的に)タイムアウトになる ジェスチャを取り消す endwhen when 近接タイマが(非同期的に)タイムアウトになる 進行中のジェスチャのすべてのインキ付きストロークのインキを抜く ジェスチャ・モードから脱出する 収集されたストロークに対してジェスチャ認識を実行する ジェスチャをユーザ定義コマンドにマップする endwhen when ユーザが近接ゾーンからスタイラスを持ち上げる 近接タイマを停止する 進行中のジェスチャのすべてのインキ付きストロークのインキを抜く ジェスチャ・モードから脱出する 収集されたストロークに対してジェスチャ認識を実行する ジェスチャをユーザ定義コマンドにマップする endwhen when ジェスチャが取り消される 進行中のジェスチャのすべてのインキ付きストロークのインキを抜く ジェスチャ・モードを脱出する endwhen
【0054】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【0055】(1)メモリとタイマ装置を含むプロセッ
サとシステム・バスに結合された表示装置とを備えるシ
ステムに第1入力装置を登録する方法であって、 a.システムをジェスチャ・モードに置く段階と、 b.入力装置のタイプを決定し、第1ジェスチャ・スト
ローク用の前記決定された装置タイプの識別を前記メモ
リに記憶し、 b1.前記決定された装置タイプ用のモーション・ゾー
ンを確立する段階と、 b2.ユーザ向けにジェスチャ取消し期間を確立する段
階と、 b3.ジェスチャ期間を効用係数で割る段階と、 b4.前記効用係数を前記タイマ装置のリセット係数と
してセーブする段階とを実行する段階と、 c.第2またはそれ以降の番号のジェスチャ・ストロー
ク用の近接タイマを取り消し、 c1.前記入力装置のタイプを決定する段階と、 c2.現ジェスチャ・ストロークと前ジェスチャ・スト
ロークの前記装置タイプを比較する段階と、 c3.前記現ジェスチャ・ストロークと前ジェスチャ・
ストロークの装置タイプが異なる場合、そのジェスチャ
を取り消す段階とを実行する段階と、 d.前記現ジェスチャと前ジェスチャの装置タイプが同
じ場合、ストローク・カウントを増分し、 d1.前記ジェスチャ・ストローク・カウントを予め選
択された最大カウントと比較する段階と、 d2.前記ストローク・カウントが前記最大カウントを
上回った場合、前記ジェスチャを取り消す段階と、 d3.最終ジェスチャ位置の座標を記録する段階と、 d4.前記最終ジェスチャ位置のタイプ・スタンプを記
録する段階と、 d5.ジェスチャ取消しタイマを始動させる段階と、 d6.前記ジェスチャ取消しタイマが予め選択された期
間を越えたとき、前記ジェスチャを取り消す段階とを実
行する段階とを含む方法。 (2)メモリとタイマ装置を含むプロセッサとシステム
・バスに結合された表示装置とを備えるシステムに第1
入力装置を登録する方法であって、 a.ポイント・カウンタを増分する段階と、 b.前記ポイント・カウンタを最大値と比較する段階
と、 c.ポイント移動をモーション・ゾーンと比較する段階
と、 d.ジェスチャの最終点のタイム・スタンプを記録する
段階と、 e.現ポイントのタイム・スタンプから最終タイマの始
動時間を差し引く段階と、 f.前記段階eの結果をジェスチャ取消し期間と比較す
る段階と、 g.タイマ・リセットの予定が組まれているかどうか判
定する段階と、 h.最終モーション・ポイントのタイム・スタンプから
現ポイントのタイム・スタンプを差し引く段階と、 i.前記段階hの結果をジェスチャ取消し期間から差し
引く段階と、 j.前記段階iの結果を用いてジェスチャ取消しタイマ
を再始動させる段階と、 k.前記タイム・スタンプを最終タイマ再始動時間とし
て登録する段階とを含み、それにより前記システムが望
まないジェスチャを自動的に取り消し、異常信号が前記
システムに入力されるのを防止するようにする方法。 (3)ジェスチャを行うためユーザによって操作可能
で、メモリとプロセッサとシステム・バスに結合された
表示装置とを有するコンピュータ・システム上で実行可
能な入力装置を登録するためのコンピュータ・プロダク
トであって、 a.前記コンピュータ・システムに対する変更可能なジ
ェスチャ・モードを定義するプログラム・コードと、 b.前記システム内で、ユーザが使用する入力装置用の
モーション・ゾーンを確立する手段と、 c.前記入力装置のモーション停止を検出する手段と、 d.タイマ手段が予め選択した期間を越えたとき、ジェ
スチャを取り消す手段とを含むコンピュータ・プロダク
ト。 (4)前記モーション・ゾーンの区域をユーザが設定で
きることを特徴とする、上記(3)に記載のコンピュー
タ・プロダクト。 (5)前記タイマ手段を前記ユーザが設定できることを
特徴とする、上記(3)に記載のコンピュータ・プロダ
クト。 (6)ジェスチャを行うためユーザによって操作可能
で、メモリとプロセッサとシステム・バスに結合された
表示装置とを有するコンピュータ・システム上で実行可
能な入力装置を登録するためのコンピュータ・プロダク
トであって、 a.前記システムへの異常入力を防止するためのプログ
ラム・コードと、 b.前記コードにおいて、マルチストローク・ジェスチ
ャにおける過剰ストローク数を検出する手段と、 c.前記コードにおいて、あるジェスチャに伴う前記表
示装置における過剰座標数を検出する手段と、 d.前記コードにおいて、ジェスチャを行う際にユーザ
が使用する前記入力装置の変化を検出する手段と、 e.前記コードにおいて、前記b、c、dにおける手段
のいずれかまたはすべてが活動化された場合に前記ジェ
スチャを取り消す手段とを含むコンピュータ・プロダク
ト。 (7)メモリとプロセッサとシステム・バスに結合され
た表示装置とを有し、入力装置を登録するためのシステ
ムであって、 a.ジェスチャを認識し、それを表示装置上に変換する
ためのプログラム・コードと、 b.前記コードにおいて、前記入力装置が予め選択され
た期間に使用されなかった後、あるいは前記ジェスチャ
のあるモーションが前記コードで定義される構成を越え
た後、前記ジェスチャの入力を停止する手段とを備え、
それにより、前記システムが望まないジェスチャを自動
的に取り消し、異常信号が前記システムに入力されるの
を防止するようになっているシステム。 (8)メモリとプロセッサとシステム・バスに結合され
た表示装置とを有し、システム上で実行可能な入力装置
を登録するための、コンピュータ・ベースのペン入力シ
ステムであって、 a.前記システムへの異常入力を防止するためのプログ
ラム・コードと、 b.前記コードにおいて、マルチストローク・ジェスチ
ャにおける過剰ストローク数を検出する手段と、 c.前記コードにおいて、あるジェスチャに伴う前記表
示装置における過剰座標数を検出する手段と、 d.前記コードにおいて、ジェスチャを行う際にユーザ
が使用する前記入力装置の変化を検出する手段と、 e.前記コードにおいて、前記b、c、dにおける手段
のいずれかまたはすべてが活動化された場合に前記ジェ
スチャを取り消す手段とを含み、それにより、前記シス
テムが望まないジェスチャを自動的に取り消し、異常信
号が前記システムに入力されるのを防止するようになっ
ているコンピュータ・ベースのペン入力システム。
サとシステム・バスに結合された表示装置とを備えるシ
ステムに第1入力装置を登録する方法であって、 a.システムをジェスチャ・モードに置く段階と、 b.入力装置のタイプを決定し、第1ジェスチャ・スト
ローク用の前記決定された装置タイプの識別を前記メモ
リに記憶し、 b1.前記決定された装置タイプ用のモーション・ゾー
ンを確立する段階と、 b2.ユーザ向けにジェスチャ取消し期間を確立する段
階と、 b3.ジェスチャ期間を効用係数で割る段階と、 b4.前記効用係数を前記タイマ装置のリセット係数と
してセーブする段階とを実行する段階と、 c.第2またはそれ以降の番号のジェスチャ・ストロー
ク用の近接タイマを取り消し、 c1.前記入力装置のタイプを決定する段階と、 c2.現ジェスチャ・ストロークと前ジェスチャ・スト
ロークの前記装置タイプを比較する段階と、 c3.前記現ジェスチャ・ストロークと前ジェスチャ・
ストロークの装置タイプが異なる場合、そのジェスチャ
を取り消す段階とを実行する段階と、 d.前記現ジェスチャと前ジェスチャの装置タイプが同
じ場合、ストローク・カウントを増分し、 d1.前記ジェスチャ・ストローク・カウントを予め選
択された最大カウントと比較する段階と、 d2.前記ストローク・カウントが前記最大カウントを
上回った場合、前記ジェスチャを取り消す段階と、 d3.最終ジェスチャ位置の座標を記録する段階と、 d4.前記最終ジェスチャ位置のタイプ・スタンプを記
録する段階と、 d5.ジェスチャ取消しタイマを始動させる段階と、 d6.前記ジェスチャ取消しタイマが予め選択された期
間を越えたとき、前記ジェスチャを取り消す段階とを実
行する段階とを含む方法。 (2)メモリとタイマ装置を含むプロセッサとシステム
・バスに結合された表示装置とを備えるシステムに第1
入力装置を登録する方法であって、 a.ポイント・カウンタを増分する段階と、 b.前記ポイント・カウンタを最大値と比較する段階
と、 c.ポイント移動をモーション・ゾーンと比較する段階
と、 d.ジェスチャの最終点のタイム・スタンプを記録する
段階と、 e.現ポイントのタイム・スタンプから最終タイマの始
動時間を差し引く段階と、 f.前記段階eの結果をジェスチャ取消し期間と比較す
る段階と、 g.タイマ・リセットの予定が組まれているかどうか判
定する段階と、 h.最終モーション・ポイントのタイム・スタンプから
現ポイントのタイム・スタンプを差し引く段階と、 i.前記段階hの結果をジェスチャ取消し期間から差し
引く段階と、 j.前記段階iの結果を用いてジェスチャ取消しタイマ
を再始動させる段階と、 k.前記タイム・スタンプを最終タイマ再始動時間とし
て登録する段階とを含み、それにより前記システムが望
まないジェスチャを自動的に取り消し、異常信号が前記
システムに入力されるのを防止するようにする方法。 (3)ジェスチャを行うためユーザによって操作可能
で、メモリとプロセッサとシステム・バスに結合された
表示装置とを有するコンピュータ・システム上で実行可
能な入力装置を登録するためのコンピュータ・プロダク
トであって、 a.前記コンピュータ・システムに対する変更可能なジ
ェスチャ・モードを定義するプログラム・コードと、 b.前記システム内で、ユーザが使用する入力装置用の
モーション・ゾーンを確立する手段と、 c.前記入力装置のモーション停止を検出する手段と、 d.タイマ手段が予め選択した期間を越えたとき、ジェ
スチャを取り消す手段とを含むコンピュータ・プロダク
ト。 (4)前記モーション・ゾーンの区域をユーザが設定で
きることを特徴とする、上記(3)に記載のコンピュー
タ・プロダクト。 (5)前記タイマ手段を前記ユーザが設定できることを
特徴とする、上記(3)に記載のコンピュータ・プロダ
クト。 (6)ジェスチャを行うためユーザによって操作可能
で、メモリとプロセッサとシステム・バスに結合された
表示装置とを有するコンピュータ・システム上で実行可
能な入力装置を登録するためのコンピュータ・プロダク
トであって、 a.前記システムへの異常入力を防止するためのプログ
ラム・コードと、 b.前記コードにおいて、マルチストローク・ジェスチ
ャにおける過剰ストローク数を検出する手段と、 c.前記コードにおいて、あるジェスチャに伴う前記表
示装置における過剰座標数を検出する手段と、 d.前記コードにおいて、ジェスチャを行う際にユーザ
が使用する前記入力装置の変化を検出する手段と、 e.前記コードにおいて、前記b、c、dにおける手段
のいずれかまたはすべてが活動化された場合に前記ジェ
スチャを取り消す手段とを含むコンピュータ・プロダク
ト。 (7)メモリとプロセッサとシステム・バスに結合され
た表示装置とを有し、入力装置を登録するためのシステ
ムであって、 a.ジェスチャを認識し、それを表示装置上に変換する
ためのプログラム・コードと、 b.前記コードにおいて、前記入力装置が予め選択され
た期間に使用されなかった後、あるいは前記ジェスチャ
のあるモーションが前記コードで定義される構成を越え
た後、前記ジェスチャの入力を停止する手段とを備え、
それにより、前記システムが望まないジェスチャを自動
的に取り消し、異常信号が前記システムに入力されるの
を防止するようになっているシステム。 (8)メモリとプロセッサとシステム・バスに結合され
た表示装置とを有し、システム上で実行可能な入力装置
を登録するための、コンピュータ・ベースのペン入力シ
ステムであって、 a.前記システムへの異常入力を防止するためのプログ
ラム・コードと、 b.前記コードにおいて、マルチストローク・ジェスチ
ャにおける過剰ストローク数を検出する手段と、 c.前記コードにおいて、あるジェスチャに伴う前記表
示装置における過剰座標数を検出する手段と、 d.前記コードにおいて、ジェスチャを行う際にユーザ
が使用する前記入力装置の変化を検出する手段と、 e.前記コードにおいて、前記b、c、dにおける手段
のいずれかまたはすべてが活動化された場合に前記ジェ
スチャを取り消す手段とを含み、それにより、前記シス
テムが望まないジェスチャを自動的に取り消し、異常信
号が前記システムに入力されるのを防止するようになっ
ているコンピュータ・ベースのペン入力システム。
【0056】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、異常なユ
ーザ入力、定義領域から逸脱した入力等の好ましくない
ユーザ入力を自動的に取り消すことを可能にし、ユーザ
にとって使い易い入力システムを提供することができ
る。
ーザ入力、定義領域から逸脱した入力等の好ましくない
ユーザ入力を自動的に取り消すことを可能にし、ユーザ
にとって使い易い入力システムを提供することができ
る。
【図1】平坦なパネル・ディスプレイ上に配設されてい
わゆる「タッチ・パッド」を形成し、フィンガ・タッチ
およびスタイラスの位置検出に使用される、オーバレイ
・ユニットの正面図である。
わゆる「タッチ・パッド」を形成し、フィンガ・タッチ
およびスタイラスの位置検出に使用される、オーバレイ
・ユニットの正面図である。
【図2】フィンガ・タッチとスタイラスの複合検出の構
成図である。
成図である。
【図3】コンピュータ・ベースのペン入力システムへの
入力として使用される様々なジェスチャ・タイプおよび
ジェスチャ形状のテーブルである。
入力として使用される様々なジェスチャ・タイプおよび
ジェスチャ形状のテーブルである。
【図4】ユーザがタッチして入力装置を移動させるとき
の本発明の流れ図である。
の本発明の流れ図である。
【図5】入力装置から新しいポイントを受け取ったとき
の本発明の流れ図である。
の本発明の流れ図である。
【図6】図4および図5の流れ図で使用されるサブルー
チンの流れ図である。
チンの流れ図である。
【図7】図4および図5の流れ図で使用されるサブルー
チンの流れ図である。
チンの流れ図である。
【図8】図4および図5の流れ図で使用されるサブルー
チンの流れ図である。
チンの流れ図である。
【図9】図4および図5の流れ図で使用されるサブルー
チンの流れ図である。
チンの流れ図である。
10 ワークパッド 16 オーバレイ 20 スタイラス 30 タッチ制御プロセッサ 37 タッチ・パネル・アダプタ・カード 42 ワイヤ選択マルチプレクサ 46 放射ピックアップ測定装置 50 モード・マルチ・プレクサ 52 キャパシタンス測定装置 54 発振器ドライバ
Claims (8)
- 【請求項1】メモリとタイマ装置を含むプロセッサとシ
ステム・バスに結合された表示装置とを備えるシステム
に第1入力装置を登録する方法であって、 a.システムをジェスチャ・モードに置く段階と、 b.入力装置のタイプを決定し、第1ジェスチャ・スト
ローク用の前記決定された装置タイプの識別を前記メモ
リに記憶し、 b1.前記決定された装置タイプ用のモーション・ゾー
ンを確立する段階と、 b2.ユーザ向けにジェスチャ取消し期間を確立する段
階と、 b3.ジェスチャ期間を効用係数で割る段階と、 b4.前記効用係数を前記タイマ装置のリセット係数と
してセーブする段階とを実行する段階と、 c.第2またはそれ以降の番号のジェスチャ・ストロー
ク用の近接タイマを取り消し、 c1.前記入力装置のタイプを決定する段階と、 c2.現ジェスチャ・ストロークと前ジェスチャ・スト
ロークの前記装置タイプを比較する段階と、 c3.前記現ジェスチャ・ストロークと前ジェスチャ・
ストロークの装置タイプが異なる場合、そのジェスチャ
を取り消す段階とを実行する段階と、 d.前記現ジェスチャと前ジェスチャの装置タイプが同
じ場合、ストローク・カウントを増分し、 d1.前記ジェスチャ・ストローク・カウントを予め選
択された最大カウントと比較する段階と、 d2.前記ストローク・カウントが前記最大カウントを
上回った場合、前記ジェスチャを取り消す段階と、 d3.最終ジェスチャ位置の座標を記録する段階と、 d4.前記最終ジェスチャ位置のタイプ・スタンプを記
録する段階と、 d5.ジェスチャ取消しタイマを始動させる段階と、 d6.前記ジェスチャ取消しタイマが予め選択された期
間を越えたとき、前記ジェスチャを取り消す段階とを実
行する段階とを含む方法。 - 【請求項2】メモリとタイマ装置を含むプロセッサとシ
ステム・バスに結合された表示装置とを備えるシステム
に第1入力装置を登録する方法であって、 a.ポイント・カウンタを増分する段階と、 b.前記ポイント・カウンタを最大値と比較する段階
と、 c.ポイント移動をモーション・ゾーンと比較する段階
と、 d.ジェスチャの最終点のタイム・スタンプを記録する
段階と、 e.現ポイントのタイム・スタンプから最終タイマの始
動時間を差し引く段階と、 f.前記段階eの結果をジェスチャ取消し期間と比較す
る段階と、 g.タイマ・リセットの予定が組まれているかどうか判
定する段階と、 h.最終モーション・ポイントのタイム・スタンプから
現ポイントのタイム・スタンプを差し引く段階と、 i.前記段階hの結果をジェスチャ取消し期間から差し
引く段階と、 j.前記段階iの結果を用いてジェスチャ取消しタイマ
を再始動させる段階と、 k.前記タイム・スタンプを最終タイマ再始動時間とし
て登録する段階とを含み、それにより前記システムが望
まないジェスチャを自動的に取り消し、異常信号が前記
システムに入力されるのを防止するようにする方法。 - 【請求項3】ジェスチャを行うためユーザによって操作
可能で、メモリとプロセッサとシステム・バスに結合さ
れた表示装置とを有するコンピュータ・システム上で実
行可能な入力装置を登録するためのコンピュータ・プロ
ダクトであって、 a.前記コンピュータ・システムに対する変更可能なジ
ェスチャ・モードを定義するプログラム・コードと、 b.前記システム内で、ユーザが使用する入力装置用の
モーション・ゾーンを確立する手段と、 c.前記入力装置のモーション停止を検出する手段と、 d.タイマ手段が予め選択した期間を越えたとき、ジェ
スチャを取り消す手段とを含むコンピュータ・プロダク
ト。 - 【請求項4】前記モーション・ゾーンの区域をユーザが
設定できることを特徴とする、請求項3に記載のコンピ
ュータ・プロダクト。 - 【請求項5】前記タイマ手段を前記ユーザが設定できる
ことを特徴とする、請求項3に記載のコンピュータ・プ
ロダクト。 - 【請求項6】ジェスチャを行うためユーザによって操作
可能で、メモリとプロセッサとシステム・バスに結合さ
れた表示装置とを有するコンピュータ・システム上で実
行可能な入力装置を登録するためのコンピュータ・プロ
ダクトであって、 a.前記システムへの異常入力を防止するためのプログ
ラム・コードと、 b.前記コードにおいて、マルチストローク・ジェスチ
ャにおける過剰ストローク数を検出する手段と、 c.前記コードにおいて、あるジェスチャに伴う前記表
示装置における過剰座標数を検出する手段と、 d.前記コードにおいて、ジェスチャを行う際にユーザ
が使用する前記入力装置の変化を検出する手段と、 e.前記コードにおいて、前記b、c、dにおける手段
のいずれかまたはすべてが活動化された場合に前記ジェ
スチャを取り消す手段とを含むコンピュータ・プロダク
ト。 - 【請求項7】メモリとプロセッサとシステム・バスに結
合された表示装置とを有し、入力装置を登録するための
システムであって、 a.ジェスチャを認識し、それを表示装置上に変換する
ためのプログラム・コードと、 b.前記コードにおいて、前記入力装置が予め選択され
た期間に使用されなかった後、あるいは前記ジェスチャ
のあるモーションが前記コードで定義される構成を越え
た後、前記ジェスチャの入力を停止する手段とを備え、 それにより、前記システムが望まないジェスチャを自動
的に取り消し、異常信号が前記システムに入力されるの
を防止するようになっているシステム。 - 【請求項8】メモリとプロセッサとシステム・バスに結
合された表示装置とを有し、システム上で実行可能な入
力装置を登録するための、コンピュータ・ベースのペン
入力システムであって、 a.前記システムへの異常入力を防止するためのプログ
ラム・コードと、 b.前記コードにおいて、マルチストローク・ジェスチ
ャにおける過剰ストローク数を検出する手段と、 c.前記コードにおいて、あるジェスチャに伴う前記表
示装置における過剰座標数を検出する手段と、 d.前記コードにおいて、ジェスチャを行う際にユーザ
が使用する前記入力装置の変化を検出する手段と、 e.前記コードにおいて、前記b、c、dにおける手段
のいずれかまたはすべてが活動化された場合に前記ジェ
スチャを取り消す手段とを含み、 それにより、前記システムが望まないジェスチャを自動
的に取り消し、異常信号が前記システムに入力されるの
を防止するようになっているコンピュータ・ベースのペ
ン入力システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/267,731 US5570113A (en) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | Computer based pen system and method for automatically cancelling unwanted gestures and preventing anomalous signals as inputs to such system |
US267731 | 1994-06-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0816314A true JPH0816314A (ja) | 1996-01-19 |
JP3007815B2 JP3007815B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=23019926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14893895A Expired - Lifetime JP3007815B2 (ja) | 1994-06-29 | 1995-06-15 | 異常信号がシステムに入力されるのを防止するシステムおよび方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5570113A (ja) |
EP (1) | EP0690368A3 (ja) |
JP (1) | JP3007815B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1069344A (ja) * | 1996-06-14 | 1998-03-10 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | コンピュータでジェスチャと手書き文字を区別する方法及びシステム |
JP2006085703A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-30 | Microsoft Corp | フリックジェスチャ |
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