JPH08163097A - 光周波数多重用ロック装置 - Google Patents
光周波数多重用ロック装置Info
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- JPH08163097A JPH08163097A JP7068139A JP6813995A JPH08163097A JP H08163097 A JPH08163097 A JP H08163097A JP 7068139 A JP7068139 A JP 7068139A JP 6813995 A JP6813995 A JP 6813995A JP H08163097 A JPH08163097 A JP H08163097A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/06—Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
- H01S5/068—Stabilisation of laser output parameters
- H01S5/0683—Stabilisation of laser output parameters by monitoring the optical output parameters
- H01S5/0687—Stabilising the frequency of the laser
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/40—Arrangement of two or more semiconductor lasers, not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30
- H01S5/4025—Array arrangements, e.g. constituted by discrete laser diodes or laser bar
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 誤差信号の消滅比を高めて多重光源の数を最
大に拡張できるようにする。 【構成】 各低周波発信器１１からの低周波信号で各光
源１３の中心搬送周波数を揺さぶる（dither) 。光源か
らの光信号を２×２光結合器１５によって結合する。光
結合器１５から出た１つの出力を最終多重化出力として
外部へ伝送し、他の出力を２×１光結合器１６を経て共
振手段の光ファイバーフィルタ１７に送る。このフィル
タで反射された光信号を光結合器１６を経て光検出器１
８で電気信号に変換し、これを光周波数安定化調節器１
９に印加する。調節器１９内のＰＩＤ回路２０で誤差信
号を検出し、これをＰＳＤ回路２１で対応する電流値へ
変換し、電流値を光源１３のバイアスに重ねて印加す
る。この工程を繰返し遂行することで、光源の中心搬送
周波数f1〜fnが共振器の共振周波数f1′〜fn′に対応し
て整列されるので、等間隔に光周波数多重化された出力
が得られる。
大に拡張できるようにする。 【構成】 各低周波発信器１１からの低周波信号で各光
源１３の中心搬送周波数を揺さぶる（dither) 。光源か
らの光信号を２×２光結合器１５によって結合する。光
結合器１５から出た１つの出力を最終多重化出力として
外部へ伝送し、他の出力を２×１光結合器１６を経て共
振手段の光ファイバーフィルタ１７に送る。このフィル
タで反射された光信号を光結合器１６を経て光検出器１
８で電気信号に変換し、これを光周波数安定化調節器１
９に印加する。調節器１９内のＰＩＤ回路２０で誤差信
号を検出し、これをＰＳＤ回路２１で対応する電流値へ
変換し、電流値を光源１３のバイアスに重ねて印加す
る。この工程を繰返し遂行することで、光源の中心搬送
周波数f1〜fnが共振器の共振周波数f1′〜fn′に対応し
て整列されるので、等間隔に光周波数多重化された出力
が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光周波数多重のためのロ
ック装置（locking apparatus)に関する。更に詳しく
は、本発明は個々の光源にディザリング（dithering)用
の低周波信号を印加して、共振器として用いられた光フ
ァイバーフィルタの反射出力が極小値となる点でロック
に必要な誤差信号を検出し、それによりチャンネル当た
りの誤差信号の数を減少させ、増大したチャンネル数を
収容可能にした光周波数多重用ロック装置に関する。
ック装置（locking apparatus)に関する。更に詳しく
は、本発明は個々の光源にディザリング（dithering)用
の低周波信号を印加して、共振器として用いられた光フ
ァイバーフィルタの反射出力が極小値となる点でロック
に必要な誤差信号を検出し、それによりチャンネル当た
りの誤差信号の数を減少させ、増大したチャンネル数を
収容可能にした光周波数多重用ロック装置に関する。
【０００２】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる韓国特許出願１９９４−３２５９５号の明細
書の記載に基づくものであって、当該韓国特許出願の番
号を参照することによって当該韓国特許出願の明細書の
記載内容が本明細書の一部分を構成するものとする。
の基礎たる韓国特許出願１９９４−３２５９５号の明細
書の記載に基づくものであって、当該韓国特許出願の番
号を参照することによって当該韓国特許出願の明細書の
記載内容が本明細書の一部分を構成するものとする。
【０００３】
【従来の技術】一般に、光多重装置はいくつもの基本伝
送信号を電気的方法でない光学的方法により一括りにし
て単一の光ファイバーを通じて伝送する装置であり、そ
の伝送される情報量は基本信号の伝送速度と一括りにで
きる信号の数、即ちチャンネルの数との積により決定さ
れる。
送信号を電気的方法でない光学的方法により一括りにし
て単一の光ファイバーを通じて伝送する装置であり、そ
の伝送される情報量は基本信号の伝送速度と一括りにで
きる信号の数、即ちチャンネルの数との積により決定さ
れる。
【０００４】しかしながら、マルチメディアのような広
帯域サービスの需要の最近の漸増により、伝送すべき情
報量が主要な伝送区間で使用可能な伝送容量を超過する
ようになり、その結果、光周波数多重方式のような新し
い多重方式が要求されている。
帯域サービスの需要の最近の漸増により、伝送すべき情
報量が主要な伝送区間で使用可能な伝送容量を超過する
ようになり、その結果、光周波数多重方式のような新し
い多重方式が要求されている。
【０００５】この光周波数多重方式は、その送信側で
は、いくつもの光源からそれぞれ出力される変調された
光信号を受け取って、その受け取った光信号をそれぞれ
所定の光周波数スロット（optical frequency slots)に
合わせて整列させた後、この整列した光信号を一括りに
して送り出し、他方、受信側では周波数スロットで整列
されている各光信号を光フィルターを用いて分離・抽出
して信号を再生するという伝送方式のものである。
は、いくつもの光源からそれぞれ出力される変調された
光信号を受け取って、その受け取った光信号をそれぞれ
所定の光周波数スロット（optical frequency slots)に
合わせて整列させた後、この整列した光信号を一括りに
して送り出し、他方、受信側では周波数スロットで整列
されている各光信号を光フィルターを用いて分離・抽出
して信号を再生するという伝送方式のものである。
【０００６】大量の情報を伝送するための光周波数多重
方式では、加入者用の伝送方式とは異なって、現在実在
する技術が許容する限度内でチャンネル当たりの伝送速
度を最大化させ、かつまた多重チャンネルの数を増加さ
せるという方法が一般に用いられている。しかしなが
ら、この様な光周波数多重方式は多重に必要な周波数ス
ロットを発生させるのに用いるシステムにより左右され
る。
方式では、加入者用の伝送方式とは異なって、現在実在
する技術が許容する限度内でチャンネル当たりの伝送速
度を最大化させ、かつまた多重チャンネルの数を増加さ
せるという方法が一般に用いられている。しかしなが
ら、この様な光周波数多重方式は多重に必要な周波数ス
ロットを発生させるのに用いるシステムにより左右され
る。
【０００７】最近、上記のような問題点を解決するため
に、光ファイバーフィルタを共振器として用い、共振周
波数を光多重のためのスロットとして用いることが提案
されている。
に、光ファイバーフィルタを共振器として用い、共振周
波数を光多重のためのスロットとして用いることが提案
されている。
【０００８】図１は従来の光周波数多重用ロック装置の
構成を示す。図１に示すように、このロック装置は複数
の光源２により構成された送信部１を有する。これら光
源２から出射されたそれぞれの光は光結合器４により一
つに結合される。光結合器４から出たその結合された光
は、次に光共振器して用いられる光ファイバーフィルタ
５へ送られ、光ファイバーフィルタ５の連続する共振周
波数コンポーネントを透過する。光ファイバーフィルタ
５から射出する光出力は光ファイバ５を透過する光が光
ファイバーフィルタ５の共振周波数に一致すると最大に
なり、一致しないと減少する。それ故、光ファイバーフ
ィルタ５を透過して光検出器６に検出される光出力が常
に最大になるように、光周波数安定化調節器７を用いて
光の中心周波数（または中心搬送波）を調整している。
この調整により、図３の（Ａ）に示すように、各光源２
の光周波数が光ファイバーフィルタ５の連続した共振周
波数にそれぞれ一致させられる。
構成を示す。図１に示すように、このロック装置は複数
の光源２により構成された送信部１を有する。これら光
源２から出射されたそれぞれの光は光結合器４により一
つに結合される。光結合器４から出たその結合された光
は、次に光共振器して用いられる光ファイバーフィルタ
５へ送られ、光ファイバーフィルタ５の連続する共振周
波数コンポーネントを透過する。光ファイバーフィルタ
５から射出する光出力は光ファイバ５を透過する光が光
ファイバーフィルタ５の共振周波数に一致すると最大に
なり、一致しないと減少する。それ故、光ファイバーフ
ィルタ５を透過して光検出器６に検出される光出力が常
に最大になるように、光周波数安定化調節器７を用いて
光の中心周波数（または中心搬送波）を調整している。
この調整により、図３の（Ａ）に示すように、各光源２
の光周波数が光ファイバーフィルタ５の連続した共振周
波数にそれぞれ一致させられる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の光周波数多重用ロック装置では、光ファイ
バーフィルタの透過光を利用して多チャンネル周波数を
安定化させているので、その透過光の強さ（光強度）は
多重化チャンネルの数に対応して増加することになる。
この結果、多重化された透過光を受ける光検出器は、あ
る一定量の透過光を受けると飽和状態になってしまう。
この場合には、光検出器の信号弁別能力が低下して、そ
の結果、安定化用のフィードバック信号が得られなくな
ってしまう。
ような従来の光周波数多重用ロック装置では、光ファイ
バーフィルタの透過光を利用して多チャンネル周波数を
安定化させているので、その透過光の強さ（光強度）は
多重化チャンネルの数に対応して増加することになる。
この結果、多重化された透過光を受ける光検出器は、あ
る一定量の透過光を受けると飽和状態になってしまう。
この場合には、光検出器の信号弁別能力が低下して、そ
の結果、安定化用のフィードバック信号が得られなくな
ってしまう。
【００１０】それゆえ、本発明は上記のような従来技術
が直面する問題点を解決するためになされたもので、そ
の目的は、光源に低周波信号を印加することで、光源の
中心周波数を揺さぶってやり（dither；小さな幅で変動
させること、ディザまたはディザリングともいう）、こ
の揺さぶりを受けた各光源の中心周波数を光ファイバー
フィルタの有する共振周波数に合わせて整列した後、各
共振点における反射出力を光検出器で受けて、各共振点
におけるディザリングしているときの変化の程度を分析
して、その分析結果をフィードバック信号として用いる
ことにより、多数のチャンネルを収容できることを可能
にした光周波数多重のためのロック装置を提供すること
にある。
が直面する問題点を解決するためになされたもので、そ
の目的は、光源に低周波信号を印加することで、光源の
中心周波数を揺さぶってやり（dither；小さな幅で変動
させること、ディザまたはディザリングともいう）、こ
の揺さぶりを受けた各光源の中心周波数を光ファイバー
フィルタの有する共振周波数に合わせて整列した後、各
共振点における反射出力を光検出器で受けて、各共振点
におけるディザリングしているときの変化の程度を分析
して、その分析結果をフィードバック信号として用いる
ことにより、多数のチャンネルを収容できることを可能
にした光周波数多重のためのロック装置を提供すること
にある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の光源のそれぞれの中心周波数を揺
さぶるために該光源のそれぞれに対し低周波信号を印加
する局部発信手段と、前記複数の光源から出力された振
動する光信号を一つに括る光結合手段と、該光結合手段
によって結合された信号をそれぞれ光周波数スロットに
整列させる共振手段と、該共振手段で反射されて前記光
結合手段を経た反射光信号を電流信号に変換する光検出
手段と、該光検出手段からの前記電流信号により検出し
た誤差信号に基づいて前記光源の光周波数を制御する光
周波数安定化調整手段とを具備することを特徴とする。
め、本発明は、複数の光源のそれぞれの中心周波数を揺
さぶるために該光源のそれぞれに対し低周波信号を印加
する局部発信手段と、前記複数の光源から出力された振
動する光信号を一つに括る光結合手段と、該光結合手段
によって結合された信号をそれぞれ光周波数スロットに
整列させる共振手段と、該共振手段で反射されて前記光
結合手段を経た反射光信号を電流信号に変換する光検出
手段と、該光検出手段からの前記電流信号により検出し
た誤差信号に基づいて前記光源の光周波数を制御する光
周波数安定化調整手段とを具備することを特徴とする。
【００１２】また、本発明は、その一形態として、前記
光結合手段は、前記光源からそれぞれ出力した振動する
光信号を結合する２×２光結合器と、該２×２光結合器
の１出力端子に連結された２×１光結合器とを有するこ
とを特徴とすることができる。
光結合手段は、前記光源からそれぞれ出力した振動する
光信号を結合する２×２光結合器と、該２×２光結合器
の１出力端子に連結された２×１光結合器とを有するこ
とを特徴とすることができる。
【００１３】また、本発明は、他の形態として、前記光
周波数安定化調整手段は、前記光検出手段からの出力か
ら誤差信号を検出するＰＩＤ回路と、該ＰＩＤ回路によ
り検出された前記誤差信号に基づいて制御電流を発生す
るＰＳＤ回路とを有することを特徴とすることができ
る。
周波数安定化調整手段は、前記光検出手段からの出力か
ら誤差信号を検出するＰＩＤ回路と、該ＰＩＤ回路によ
り検出された前記誤差信号に基づいて制御電流を発生す
るＰＳＤ回路とを有することを特徴とすることができ
る。
【００１４】また、本発明は、さらに他の形態として、
前記共振手段は光ファイバーフィルタからなることを特
徴とすることができる。
前記共振手段は光ファイバーフィルタからなることを特
徴とすることができる。
【００１５】
【作用】本発明では、光源に低周波信号を印加すること
で、光源の中心周波数を揺さぶってやり、この揺さぶり
を受けた各光源の中心周波数を光ファイバーフィルタの
有する共振周波数に合わせて整列した後、各共振点にお
ける反射出力を光検出器で受けて、各共振点におけるデ
ィザリングしているときの変化の程度を分析して、その
分析結果をフィードバック信号として用いる。この様
に、本発明では、多チャンネル周波数を安定化させるの
に、光ファイバーフィルタの反射出力を利用して誤差信
号を抽出しており、光ファイバーフィルタの透過出力を
利用していないので、多重化された透過光を受ける光検
出器が飽和状態になってしまい信号弁別能力が低下し
て、安定化用のフィードバック信号が得られなくなって
しまうという従来装置での不都合は生じない。また、透
過出力を利用する場合に比べてチャンネル当たりの出力
が低く、誤差信号の消滅比が高いので、周波数ロックの
ための受信感度を高めることができる。従って、本発明
では、多数のチャンネルを収納でき、また最大限に拡張
が可能となり、高速の基本伝送信号を多数個一つに括り
多重化するのに利用できる。
で、光源の中心周波数を揺さぶってやり、この揺さぶり
を受けた各光源の中心周波数を光ファイバーフィルタの
有する共振周波数に合わせて整列した後、各共振点にお
ける反射出力を光検出器で受けて、各共振点におけるデ
ィザリングしているときの変化の程度を分析して、その
分析結果をフィードバック信号として用いる。この様
に、本発明では、多チャンネル周波数を安定化させるの
に、光ファイバーフィルタの反射出力を利用して誤差信
号を抽出しており、光ファイバーフィルタの透過出力を
利用していないので、多重化された透過光を受ける光検
出器が飽和状態になってしまい信号弁別能力が低下し
て、安定化用のフィードバック信号が得られなくなって
しまうという従来装置での不都合は生じない。また、透
過出力を利用する場合に比べてチャンネル当たりの出力
が低く、誤差信号の消滅比が高いので、周波数ロックの
ための受信感度を高めることができる。従って、本発明
では、多数のチャンネルを収納でき、また最大限に拡張
が可能となり、高速の基本伝送信号を多数個一つに括り
多重化するのに利用できる。
【００１６】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１７】図２は本発明の一実施例の光周波数多重用
ロック装置の構成を示す。このロック装置によれば、光
ファイバーフィルタの透過出力でない反射出力を利用し
て誤差信号(error signal)を抽出することにより、その
誤差信号の消滅比（extinction ratio）を高め、多重光
源を最大に拡張できるようになっている。
ロック装置の構成を示す。このロック装置によれば、光
ファイバーフィルタの透過出力でない反射出力を利用し
て誤差信号(error signal)を抽出することにより、その
誤差信号の消滅比（extinction ratio）を高め、多重光
源を最大に拡張できるようになっている。
【００１８】図２に示すように、このロック装置には、
複数の低周波発信器１１から構成された局部発信部（lo
cal oscillating unit) １０と、複数の光源１３から構
成された送信部(transmitting unit) １２とがある。そ
れぞれの低周波発信器１１から出力された低周波信号は
個々の光源１３に印加される。それら光源１３におい
て、それぞれ光源の中心搬送周波数ｆ１〜ｆｎを低い周
波数で揺さぶってやる。この結果、それぞれ光源１３は
振動する光信号（dithering optical signals)を出力す
る。
複数の低周波発信器１１から構成された局部発信部（lo
cal oscillating unit) １０と、複数の光源１３から構
成された送信部(transmitting unit) １２とがある。そ
れぞれの低周波発信器１１から出力された低周波信号は
個々の光源１３に印加される。それら光源１３におい
て、それぞれ光源の中心搬送周波数ｆ１〜ｆｎを低い周
波数で揺さぶってやる。この結果、それぞれ光源１３は
振動する光信号（dithering optical signals)を出力す
る。
【００１９】光源１３からそれぞれ出力されたＮ個の振
動する光信号は２×２光結合器１５および２×１光結合
器１６から構成された光結合手段によって結合される。
２×２光結合器１５は光源１３から出力した複数の光信
号を一括りに結合して、結合された同じ２つの光信号を
出力する働きをし、その１つの出力信号は最終的に整列
された（または多重化された）出力として光ファイバー
を通じて外部へ伝送され、他の出力信号は整列に必要な
誤差信号の抽出のために２×１光結合器１６へ印加され
る。
動する光信号は２×２光結合器１５および２×１光結合
器１６から構成された光結合手段によって結合される。
２×２光結合器１５は光源１３から出力した複数の光信
号を一括りに結合して、結合された同じ２つの光信号を
出力する働きをし、その１つの出力信号は最終的に整列
された（または多重化された）出力として光ファイバー
を通じて外部へ伝送され、他の出力信号は整列に必要な
誤差信号の抽出のために２×１光結合器１６へ印加され
る。
【００２０】２×１光結合器１６に印加された光信号は
この光結合器１６を通ってファブリ−ペロー（Fabry-Pe
rot)型共振器の形態で構成された光ファイバーフィルタ
１７に送られる。この光ファイバーフィルタ１７の共振
特性によって、図３の（Ｂ）に示すように共振点で最小
値を示す反射された光信号が、逆方向に２×１光結合器
１６を経て光検出器１８に印加される。
この光結合器１６を通ってファブリ−ペロー（Fabry-Pe
rot)型共振器の形態で構成された光ファイバーフィルタ
１７に送られる。この光ファイバーフィルタ１７の共振
特性によって、図３の（Ｂ）に示すように共振点で最小
値を示す反射された光信号が、逆方向に２×１光結合器
１６を経て光検出器１８に印加される。
【００２１】光検出器１８に印加された反射光信号は電
気信号に変換され、順番に、光周波数安定化調節器（op
tical frequencystabilizing controller)１９に印加さ
れる。光周波数安定化調節器１９内には位相検出（phas
e sensitive detection)機能を有するＰＩＤ回路２０
と、ＰＩＤ回路２０により検出された誤差信号に基づい
て制御電流を生成するのに供されるＰＳＤ回路２１とが
ある。ＰＩＤ回路２０は受信信号の上記共振点における
離脱程度、換言すると、｜fn -fn′｜の値に相当する誤
差信号を検出する。この誤差信号は次にＰＳＤ回路２１
に印加され、このＰＳＤ回路２１で、順番に、その受信
された誤差信号は対応する電流値へ変換される。ＰＳＤ
回路２１からの電流値は光源１３のバイアスに重ねて印
加される。上記の工程を繰返し遂行することにより、光
源１３の中心搬送周波数f1〜fnが、共振器（１７）の共
振長さ(resonance lengths) によって定まる共振周波数
f1′〜fn′に対応して整列されるので、等間隔に光周波
数多重化された出力を得ることができる。
気信号に変換され、順番に、光周波数安定化調節器（op
tical frequencystabilizing controller)１９に印加さ
れる。光周波数安定化調節器１９内には位相検出（phas
e sensitive detection)機能を有するＰＩＤ回路２０
と、ＰＩＤ回路２０により検出された誤差信号に基づい
て制御電流を生成するのに供されるＰＳＤ回路２１とが
ある。ＰＩＤ回路２０は受信信号の上記共振点における
離脱程度、換言すると、｜fn -fn′｜の値に相当する誤
差信号を検出する。この誤差信号は次にＰＳＤ回路２１
に印加され、このＰＳＤ回路２１で、順番に、その受信
された誤差信号は対応する電流値へ変換される。ＰＳＤ
回路２１からの電流値は光源１３のバイアスに重ねて印
加される。上記の工程を繰返し遂行することにより、光
源１３の中心搬送周波数f1〜fnが、共振器（１７）の共
振長さ(resonance lengths) によって定まる共振周波数
f1′〜fn′に対応して整列されるので、等間隔に光周波
数多重化された出力を得ることができる。
【００２２】また、２×１光結合器１６を光ファイバー
フィルタ１７の前端に設けているので、２×２光結合器
を用いる場合に発生する未使用の出力から戻ってくるフ
レネル反射（Fresnel reflection) の出力を除去するこ
とができ、これによりノイズを減らすことができる。
フィルタ１７の前端に設けているので、２×２光結合器
を用いる場合に発生する未使用の出力から戻ってくるフ
レネル反射（Fresnel reflection) の出力を除去するこ
とができ、これによりノイズを減らすことができる。
【００２３】なお、本発明の好適の実施例を記載した
が、本発明はこれに限定されず、当業者であれば特許請
求の範囲に記載された本発明の技術思想の範囲で、色々
な変形や付加、および置換が可能であるのは勿論であ
る。
が、本発明はこれに限定されず、当業者であれば特許請
求の範囲に記載された本発明の技術思想の範囲で、色々
な変形や付加、および置換が可能であるのは勿論であ
る。
【００２４】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、それぞれの光源にディザリング用の低周波信号を印
加し、共振器として用いられた光ファイバーフィルタか
らの反射出力を利用して誤差信号を抽出するように構成
しているので、光ファイバーフィルタの透過出力を利用
する場合に比べて、チャンネル当りの出力が低く、誤差
信号の消滅比が高い光周波数多重用ロック装置を提供で
きる。それゆえ、本発明によれば、周波数ロックのため
の受信感度を高めることができるので、本発明のロック
装置は多数の光伝送信号を高い割合で一括に多重化する
（maltiplex grouping high rate) のに用いることがで
きる。
ば、それぞれの光源にディザリング用の低周波信号を印
加し、共振器として用いられた光ファイバーフィルタか
らの反射出力を利用して誤差信号を抽出するように構成
しているので、光ファイバーフィルタの透過出力を利用
する場合に比べて、チャンネル当りの出力が低く、誤差
信号の消滅比が高い光周波数多重用ロック装置を提供で
きる。それゆえ、本発明によれば、周波数ロックのため
の受信感度を高めることができるので、本発明のロック
装置は多数の光伝送信号を高い割合で一括に多重化する
（maltiplex grouping high rate) のに用いることがで
きる。
【図１】従来の光周波数多重化用ロック装置の構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施例の光周波数多重化ロック装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図３】（Ａ）および（Ｂ）の図は、それぞれ図２に示
すロック装置の一部を構成する光ファイバーフィルタの
透過特性（Ａ）と、反射特性（Ｂ）を示す波形図であ
る。
すロック装置の一部を構成する光ファイバーフィルタの
透過特性（Ａ）と、反射特性（Ｂ）を示す波形図であ
る。
１０ 局部発信器 １１ 低周波発信器 １２ 送信部 １３ 光源 １４ 多重部 １５ ２×２光結合器 １６ ２×１光結合器 １７ 光ファイバーフィルタ １８ 光検出器 １９ 光周波数安定化調節器 ２０ 誤差信号検出用のＰＩＤ回路 ２１ 誤差信号を電流値に変換するためのＰＳＤ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リュ ガブ ヨル 大韓民国 デージョン スウォク ガジョ ンドン 161 エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスティテュート内 (72)発明者 バク チャン スュ 大韓民国 デージョン スウォク ガジョ ンドン 161 エレクトロニクス アンド テレコミュニケーションズ リサーチ インスティテュート内
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の光源のそれぞれの中心周波数を揺
さぶるために該光源のそれぞれに対し低周波信号を印加
する局部発信手段と、 前記複数の光源から出力された振動する光信号を一つに
括る光結合手段と、 該光結合手段によって結合された信号をそれぞれ光周波
数スロットに整列させる共振手段と、 該共振手段で反射されて前記光結合手段を経た反射光信
号を電流信号に変換する光検出手段と、 該光検出手段からの前記電流信号により検出した誤差信
号に基づいて前記光源の光周波数を制御する光周波数安
定化調整手段とを具備することを特徴とする光周波数多
重用ロック装置。 - 【請求項２】 前記光結合手段は、 前記光源からそれぞれ出力した振動する光信号を結合す
る２×２光結合器と、 該２×２光結合器の１出力端子に連結された２×１光結
合器とを有することを特徴とする請求項１に記載の光周
波数多重用ロック装置。 - 【請求項３】 前記光周波数安定化調整手段は、 前記光検出手段からの出力から誤差信号を検出するＰＩ
Ｄ回路と、 該ＰＩＤ回路により検出された前記誤差信号に基づいて
制御電流を発生するＰＳＤ回路とを有することを特徴と
する請求項１または２に記載の光周波数多重用ロック装
置。 - 【請求項４】 前記共振手段は光ファイバーフィルタか
らなることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記
載の光周波数多重用ロック装置。
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