JPH08162685A - 誘電体ベーストランジスタ - Google Patents

誘電体ベーストランジスタ

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JPH08162685A
JPH08162685A JP6301730A JP30173094A JPH08162685A JP H08162685 A JPH08162685 A JP H08162685A JP 6301730 A JP6301730 A JP 6301730A JP 30173094 A JP30173094 A JP 30173094A JP H08162685 A JPH08162685 A JP H08162685A
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JP
Japan
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layer
dielectric constant
intermediate layer
base
low dielectric
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JP6301730A
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English (en)
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Tsunehiro Namigashira
経裕 波頭
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘電体ベーストランジスタに関し、高誘電率
ベース層への電子の注入効率を向上させて、所期の誘電
体ベーストランジスタの駆動特性を得る。 【構成】 低誘電率中間層4,5と高誘電率ベース層1
との間、或いは、低誘電率中間層4,5とエミッタ電極
8及びコレクタ電極9との間の少なくとも一方に導電性
中間層2,3,6,7を介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘電体ベーストランジス
タに関するものであり、特に、高誘電体ベース層と低誘
電体中間層との界面特性、或いは、電極と低誘電率中間
層との界面特性を改善した誘電体ベーストランジスタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在のエレクトロニクスの中心的存在と
してシリコンデバイスが多種多様な分野に用いられてい
るが、シリコンデバイスでは実現が困難な新たな分野の
開拓も行われており、そのような新たなエレクトロニク
ス分野としては、酸化物超伝導体をはじめとして、メモ
リ機能を有する強誘電体、或いは、ディスプレイ用透明
材料等の様々な機能性酸化物を用いた分野が注目されて
いる。
【0003】この内の一つとして、図6に示す、ベース
層に誘電体を用いた誘電体ベーストランジスタがあり、
この誘電体ベーストランジスタの利点は、電極として超
伝導体を用いているので、超伝導体ストリップラインを
有するデバイスとの相性が良いこと、或いは、超伝導体
電極を除いて他の部分を全て透明にできるので、可視光
が照射されても吸収が生ぜず、光吸収に基づくトランジ
スタの誤動作が生じないという点が挙げられ、液晶表示
装置用トランジスタとしての用途も有望なものである。
【0004】図6(a)参照 この、従来の誘電体ベーストランジスタは、SrTiO
3 の様な高誘電率物質を高誘電率ベース層36として、
この上に、ベース電位を制御するための低誘電率物質か
らなる低誘電率中間層37,38を介してNb等の超伝
導体からなるエミッタ電極39、及び、コレクタ電極4
0を設けていた。なお、高誘電率ベース層の裏面にAg
等のベース電極41を設ける。
【0005】図6(b)参照 図6(b)は、この様な従来の誘電体ベーストランジス
タの伝導帯側のエネルギ・バンド・ダイヤグラムを示す
もので、エミッタ電極39からの電子は、低誘電率中間
層37をトンネルして高誘電率ベース層36に注入され
る。この場合、ベースに印加された電圧は、D=εE
(D:電束密度、ε:誘電率、E:電界)の関係に基づ
いて、誘電率の小さな低誘電率中間層37にほとんど印
加されることになり、ベース電圧の印加によるベース電
位の制御性が高まるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
誘電体ベーストランジスタにおいては、図6(b)の破
線の円内に示すように、高誘電率ベース層36と低誘電
率中間層37,38との界面、及び、低誘電率中間層3
7,38とエミッタ電極39及びコレクタ電極40との
界面に電気的バリア42,43が形成されやすく、電子
の注入効率が低下して、誘電体ベーストランジスタの動
作特性が期待したほど向上しないという問題があった。
【0007】したがって、本発明は、高誘電率ベース層
への電子の注入効率を向上させて、所期の誘電体ベース
トランジスタの駆動特性を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理的
構成の説明図であり、図1(a)を参照して本発明にお
ける課題を解決するための手段を説明する。 図1(a)参照 本発明は、低誘電率中間層4,5を有する誘電体ベース
トランジスタにおいて、低誘電率中間層4,5と高誘電
率ベース層1との間、或いは、低誘電率中間層4,5と
エミッタ電極8及びコレクタ電極9との間の少なくとも
一方に導電性中間層2,3,6,7を介在させたことを
特徴とする。なお、10はベース電極である。
【0009】
【作用】図1(b)は、本発明の誘電体ベーストランジ
スタの伝導帯側のエネルギ・バンド・ダイヤグラムを示
すもので、図1(b)を参照して本発明の作用を説明す
る。 図1(b)参照 低誘電率中間層4,5と高誘電率ベース層1との間、及
び、低誘電率中間層4,5とエミッタ電極8及びコレク
タ電極9との間の少なくとも一方に導電性中間層2,
3,6,7を介在させることによって、エネルギーバン
ド構造が緩やかになるので、低誘電率中間層4,5と高
誘電率ベース層1との間、或いは、低誘電率中間層4,
5とエミッタ電極8及びコレクタ電極9との間に電気的
バリアが形成されず、電子がスムーズに高誘電率ベース
層1に注入されるようになる。
【0010】
【実施例】図2は、レーザ・アブレーション(lase
r ablation)法によって導電性中間層を形成
する本発明の第1の実施例の説明図であり、図2を参照
して第1の実施例の製造工程を説明する。
【0011】なお、レーザ・アブレーション法とは、堆
積装置の外部から紫外線レーザをターゲットに照射し
て、所定の組成の層を堆積させる方法であり、本願発明
における導電性中間層を構成するために好適な材料は高
融点の酸化物であるため、通常の抵抗加熱や電子ビーム
照射等の手段では形成できないので、導電性中間層の堆
積のためには、酸化性雰囲気にした堆積装置の外部から
紫外線レーザをターゲットに照射しながら堆積すること
が必要となる。
【0012】図2(a)参照 先ず、厚さ400μmの(110)面のSrTiO3
ース層11上に、Nbが0.1wt%ドープされた厚さ
100Åのn型の(NbSr)TiO3 層12、厚さ1
00ÅのIn2 3 層13、厚さ100ÅのPBCO
(PrBa2 Cu 3 7-x )層14、及び、厚さ150
0ÅのYBCO(YBa2 Cu3 7-x )層15を連続
的にレーザ・アブレーション法によって堆積させる。ま
た、SrTiO3 ベース層11の裏面にもYBCO層か
らなるベース電極16を堆積させる。
【0013】なお、この場合の層厚は、上記の数値に限
られるものではなく、(NbSr)TiO3 層12、I
2 3 層13、及び、PBCO層14は50〜300
Åの範囲であれば良く、また、YBCO層15は100
0〜2000Åの範囲であれば良い。さらに、(NbS
r)TiO3 層12のNb含有量は0.05wt%〜
0.5wt%の範囲であれば良い。また、SrTiO3
ベース層11の誘電率は約10000であり、In2
3層13の誘電率は約20である。
【0014】図2(b)参照 次いで、エミッタとコレクタとを形成するために、エッ
チングによりYBCO層乃至(NbSr)TiO3 層を
選択的に除去して、(NbSr)TiO3 導電性中間層
17、In2 3 低誘電率中間層18、PBCO導電性
中間層19、YBCO層からなるエミッタ電極20、及
び、コレクタ電極21を形成して、誘電体ベーストラン
ジスタが完成する。
【0015】この場合、SrTiO3 ベース層11とI
2 3 低誘電率中間層18との間に、バリアハイトの
低い(NbSr)TiO3 導電性中間層17を設けたこ
とにより、界面に電子の注入を阻止する電気的バリアが
形成されることはない。また、In2 3 低誘電率中間
層18とYBCO層からなるエミッタ電極20及びコレ
クタ電極21との間にもYBCO層との接触抵抗に優れ
たPBCO導電性中間層19を設けたことにより、界面
に電子の注入を阻止する電気的バリアが形成されること
はない。したがって、電子の注入効率が高くなるので、
電流容量が大きく、且つ、相互コンダクタンスの大きな
誘電体ベーストランジスタを得ることができる。
【0016】次に、図3を参照して、イオン注入により
導電性中間層を形成する本発明の第2の実施例の製造工
程を説明する。 図3(a)参照 先ず、厚さ400μmの(110)面のSrTiO3
ース層11上に設けたフォトレジストマスク22をマス
クとしてNbイオン23を0.1wt%程度のドープ量
になるようにイオン注入して、深さ100Åのn型のN
bドープSrTiO3 導電性中間層24を選択的に形成
する。なお、この場合のNbドープ量は0.05wt%
〜0.5wt%の範囲であれば良く、NbドープSrT
iO3 導電性中間層24の深さも50〜300Åの範囲
であれば良い。
【0017】図3(b)参照 次いで、フォトレジストマスクを除去したのち、厚さ1
00ÅのIn2 3 層13、厚さ100ÅのPBCO層
14、及び、厚さ1500ÅのYBCO層15を連続的
にレーザ・アブレーション法によって堆積させる。ま
た、SrTiO3ベース層11の裏面にもYBCO層か
らなるベース電極16を堆積させる。なお、この場合の
層厚も、上記の数値に限られるものではなく、In2
3 層13及びPBCO層14は50〜300Åの範囲で
あれば良く、また、YBCO層15は1000〜200
0Åの範囲であれば良い。
【0018】図3(c)参照 次いで、エミッタとコレクタとを形成するために、エッ
チングによりNbドープSrTiO3 導電性中間層24
の間のYBCO層乃至In2 3 層を選択的に除去し
て、In2 3 低誘電率中間層18、PBCO導電性中
間層19、YBCO層からなるエミッタ電極20、及
び、コレクタ電極21を形成して、誘電体ベーストラン
ジスタが完成する。
【0019】この場合のNbドープSrTiO3 導電性
中間層24は、結晶組成的には、(NbSr)TiO3
と同等であり、また、その作用も、第1の実施例の(N
bSr)TiO3 導電性中間層17の作用と同様であ
る。なお、この場合、SrTiO3 ベース層11側に導
電性中間層を形成するためにNbをイオン注入している
が、Nbの代わりにLaイオンをイオン注入して0.0
5wt%〜0.5wt%のLaを含有するLaドープS
rTiO3 導電性中間層としても良い。
【0020】また、この第2の実施例においては、高誘
電率ベース層表面に導電性を高める元素をイオン注入し
て導電性中間層を形成しているので、導電性中間層の性
質を高誘電率ベース層の性質と近似したものにすること
ができ、電気的バリアが形成されることがなくなる。
【0021】次に、図4を参照して、固相拡散により導
電性中間層を形成する本発明の第3の実施例の製造工程
を説明する。 図4(a)参照 先ず、厚さ400μmの(100)面のSrTiO3
ース層11上に、厚さ100ÅのLaTiO3 層25、
厚さ100ÅのPBCO層14、及び、厚さ1500Å
のYBCO層15を連続的にレーザ・アブレーション法
によって堆積させる。また、SrTiO3 ベース層11
の裏面にもYBCO層からなるベース電極16を堆積さ
せる。
【0022】なお、LaTiO3 層(誘電率は約20)
を用いる場合には、結晶構造の関係から(100)面の
SrTiO3 ベース層を用いるものであり、また、この
場合の層厚も、上記の数値に限られるものではなく、L
aTiO3 層25及びPBCO層14は50〜300Å
の範囲であれば良く、また、YBCO層15は1000
〜2000Åの範囲であれば良い。
【0023】図4(b)参照 次いで、10-5Torr以下の真空中で、900℃の基
板温度で1時間熱処理することによって、LaTiO3
層25中のLaをSrTiO3 ベース層11側に固相拡
散させて深さ100Åのn型の(LaSr)TiO3
26を形成する。この場合の拡散は、SrTiO3 ベー
ス層11中のSrもLaTiO3 層25中に固相拡散す
る相互拡散現象である。
【0024】なお、この場合の熱処理条件も、上記の数
値条件に限られるものでなく、基板温度は800〜10
00℃の範囲であれば良く、処理時間は15分〜2時間
の範囲であれば良く、また、(LaSr)TiO3 層2
6の深さは50〜300Åの範囲であれば良い。
【0025】図4(c)参照 次いで、エミッタとコレクタとを形成するために、エッ
チングによりYBCO層乃至(LaSr)TiO3 層2
6を選択的に除去して、(LaSr)TiO3層導電性
中間層27、LaTiO3 低誘電率中間層28、PBC
O導電性中間層19、YBCO層からなるエミッタ電極
20及びコレクタ電極21を形成して、誘電体ベースト
ランジスタが完成する。
【0026】この場合の(LaSr)TiO3 導電性中
間層27の作用も、第1の実施例の(NbSr)TiO
3 導電性中間層17の作用と同様である。なお、この場
合、熱処理によって導電性の(LaSr)TiO3 層2
6を形成したのち、パターニングによって(LaSr)
TiO3 導電性中間層27を形成しているが、LaTi
3 層25乃至YBCO層15の堆積後に、パターニン
グによってLaTiO3 低誘電率中間層28、PBCO
導電性中間層19、YBCO層からなるエミッタ電極2
0及びコレクタ電極21を形成し、次いで、熱処理を施
すことによって(LaSr)TiO3 導電性中間層27
を選択的に形成しても良い。
【0027】また、この第3の実施例においては、低誘
電率中間層の構成元素を高誘電率ベース層に固相拡散す
ることによって導電性中間層を形成しているので、低誘
電率中間層と高誘電率ベース層との中間的性質を有する
導電性の中間層が形成することができる。したがって、
低誘電率中間層と高誘電率ベース層との両方に良好な電
気的コンタクトを形成できるので、電気的バリアが形成
されることがなくなり、且つ、導電性中間層の堆積工程
を省略することができるので、堆積装置のターゲット機
構を簡素化することができる。
【0028】なお、上記各実施例においては、低誘電率
中間層と高誘電率ベース層との間、及び、低誘電率中間
層とエミッタ電極及びコレクタ電極との間の両方に導電
性中間層を介在させているが、図5に示すように何方か
一方の界面側のみに設けても良いものである。
【0029】図5参照 即ち、図5(a)に示すように、低誘電率中間層31と
高誘電率ベース層29との間にのみ導電性中間層30を
介在させても良いし、或いは、図5(b)に示すよう
に、低誘電率中間層31とエミッタ電極32及びコレク
タ電極33との間にのみ導電性中間層35を介在させて
も良い。なお、34はベース電極である。前者の場合に
は、低誘電率中間層31と高誘電率ベース層29との間
に電気的バリア〔図6(b)の42〕が形成されること
を防止することができ、後者の場合には低誘電率中間層
31とエミッタ電極32及びコレクタ電極33との間に
電気的バリア〔図6(b)の43〕が形成されることを
防止することができる。
【0030】また、本発明は上記実施例に記載されてい
る組成に限られるものではなく、例えば、高誘電率ベー
ス層は(BaSr)TiO3 で構成しても良く、また、
低誘電率中間層としては、SnO2 を用いても良く、S
nO2 を用いる場合には、(100)面を主面とするS
rTiO3 ベース層を用いる。
【0031】また、エミッタ電極及びコレクタ電極とし
ては、YBCO以外にAg、Nb、Au、或いは、IT
Oを用いても良く、また、ベース電極としては、YBC
O以外にAgを用いても良い。
【0032】また、ベース電極は、便宜上高誘電率ベー
ス層の裏面に設けているが、高誘電率ベース層の表面側
に設けても良いものであり、さらに、上記実施例におい
ては、高誘電率ベース層として厚さ400μmのSrT
iO3 基板を用いているが、素子動作の観点からは、原
理的には高誘電率ベース層は薄い方が望ましいので、サ
ファイア等の誘電体基板上に薄いSrTiO3 層を堆積
させても良いものである。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、低誘電率中間層と高誘
電率ベース層との間、或いは、低誘電率中間層とエミッ
タ電極及びコレクタ電極との間の少なくとも一方に導電
性中間層を介在させたので、ベースへの電子の注入効率
が向上し、大きな電流容量を有し、且つ、大きな相互コ
ンダクタンスを有する誘電体ベーストランジスタを実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図4】本発明の第3の実施例の説明図である。
【図5】本発明の他の実施例の説明図である。
【図6】従来の誘電体ベーストランジスタの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 高誘電率ベース層 2 導電性中間層 3 導電性中間層 4 低誘電率中間層 5 低誘電率中間層 6 導電性中間層 7 導電性中間層 8 エミッタ電極 9 コレクタ電極 10 ベース電極 11 SrTiO3 ベース層 12 (NbSr)TiO3 層 13 In2 3 層 14 PBCO層 15 YBCO層 16 ベース電極 17 (NbSr)TiO3 導電性中間層 18 In2 3 低誘電率中間層 19 PBCO導電性中間層 20 エミッタ電極 21 コレクタ電極 22 フォトレジストマスク 23 Nbイオン 24 NbドープSrTiO3 導電性中間層 25 LaTiO3 層 26 (LaSr)TiO3 層 27 (LaSr)TiO3 導電性中間層 28 LaTiO3 低誘電率中間層 29 高誘電率ベース層 30 導電性中間層 31 低誘電率中間層 32 エミッタ電極 33 コレクタ電極 34 ベース電極 35 導電性中間層 36 高誘電率ベース層 37 低誘電率中間層 38 低誘電率中間層 39 エミッタ電極 40 コレクタ電極 41 ベース電極 42 電気的バリア 43 電気的バリア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低誘電率中間層とエミッタ電極及びコレ
    クタ電極との間、或いは、前記低誘電率中間層と高誘電
    率ベース層との間の少なくとも一方に導電性中間層を介
    在させたことを特徴とする誘電体ベーストランジスタ。
  2. 【請求項2】 上記高誘電率ベース層がSrTiO3
    らなり、また、上記低誘電率中間層としてIn2 3
    LaTiO3 、及び、SnO2 の内の一つを用いたこと
    を特徴とする請求項1記載の誘電体ベーストランジス
    タ。
  3. 【請求項3】 上記低誘電率中間層と高誘電率ベース層
    との間に設ける上記導電性中間層として、(NbSr)
    TiO3 及び(LaSr)TiO3 の内の一つを用いた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の誘電体ベース
    トランジスタ。
  4. 【請求項4】 上記低誘電率中間層と上記エミッタ電極
    及び上記コレクタ電極との間に設ける上記導電性中間層
    として、PrBa2 Cu3 7-x を用いたことを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の誘電体ベ
    ーストランジスタ。
JP6301730A 1994-12-06 1994-12-06 誘電体ベーストランジスタ Withdrawn JPH08162685A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100847848B1 (ko) * 2007-02-26 2008-07-23 삼성전기주식회사 이종접합 바이폴라 트랜지스터 및 그 제조방법

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