JPH0816226A - 工具番号照合停止機能を有するnc装置 - Google Patents

工具番号照合停止機能を有するnc装置

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JPH0816226A
JPH0816226A JP14659194A JP14659194A JPH0816226A JP H0816226 A JPH0816226 A JP H0816226A JP 14659194 A JP14659194 A JP 14659194A JP 14659194 A JP14659194 A JP 14659194A JP H0816226 A JPH0816226 A JP H0816226A
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JP
Japan
Prior art keywords
tool number
command
block
machining program
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP14659194A
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English (en)
Inventor
Katsuji Tanabe
勝次 田辺
Eiji Kobayashi
栄治 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP14659194A priority Critical patent/JPH0816226A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明はNC加工プログラムを変更すること
なく、特定された工具番号指令のブロックで加工の実行
を一旦、停止させることができる工具番号照合停止機能
を有するNC装置を提供する。 【構成】予め入力手段6により照合工具番号を照合工具
番号設定メモリ11に設定入力することにより一旦停止
させるNC加工プログラムの位置を指定しておき、前記
NC加工プログラムをブロック毎に解釈し実行する際
に、ブロック内に工具番号指令があれば、工具番号停止
部10にてその工具番号指令の工具番号と前記設定入力
した照合工具番号とを照合し、照合の結果一致した場合
はこの工具番号指令を加工プログラム実行部9に出力せ
ず、この工具番号指令を実行する前または実行後に一旦
停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は工具の破損、摩耗など
により交換した場合、NC加工プログラムの途中で一
旦、停止させそこから交換した工具の切削状態を確認し
ながら削ることができる工具番号照合停止機能を有する
NC(数値制御)装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】NC加工プログラムを実行中に特定の指
令ブロック(以下、ブロックと記載)でNC加工プログ
ラムの実行を一旦停止させそこから確認しながら削る場
合がある。例えば、工具の破損、摩耗などにより工具を
交換した場合、または寿命がきて交換時期にきた工具を
使用する場合である。かかる加工の実行を一旦停止させ
る場合、従来はシーケンス番号をNC加工プログラムの
ブロックの先頭に入れておき、NC加工プログラム実行
中にあらかじめ設定しておいたシーケンス番号のブロッ
クが現れると設定されたシーケンス番号のブロックでN
C加工プログラムの実行を一旦停止させてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近はNC
加工プログラム作成時間の短縮、メモリ容量の削減を図
るために、必要最小限にしかシーケンス番号を入れない
ことが多くなってきている。また、自動プログラミング
機能を備えたNC装置などにより自動作成されたNC加
工プログラムには各ブロックの先頭にシーケンス番号が
付されていないことが多い。そこで、各ブロックの先頭
にシーケンス番号が付されていない場合と、特定のブロ
ックで加工の実行を一旦停止させるには、シーケンス番
号をNC加工プログラムのブロックの先頭に挿入すると
いうプログラム編集操作が必要になり、シーケンス番号
を挿入する編集操作に時間を要するとともに、NC加工
プログラムを熟知したオペレータにしかできないという
問題があった。この発明は上記問題点を解決するために
提案されたものであり、次の目的を達成する。すなわ
ち、この発明はNC加工プログラムを変更することな
く、特定された工具番号指令のブロックで加工の実行を
一旦、停止させることができる工具番号照合停止機能を
有するNC装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するために創案されたものであって、工具番号指令
を少なくとも含む複数の指令ブロックよりなるNC加工
プログラムが記憶されている加工プログラムメモリと、
この加工プログラムメモリ内の前記NC加工プログラム
を、順次、指令ブロック毎に読み出し、この指令ブロッ
クの指令内容を解釈する加工プログラム解釈部と、この
加工プログラム解釈部で解釈された指令ブロックが工具
番号指令を含む指令ブロックであるか否かを判別するブ
ロック判別部と、前記加工プログラム解釈部で解釈され
た指令ブロックを実行する加工プログラム実行部と、所
定の工具番号指令の位置で停止されるために入力手段に
より設定入力され、設定入力された工具番号を照合工具
番号として記憶する照合工具番号設定メモリと、前記ブ
ロック判別部において、前記加工プログラム解釈部で解
釈された指令ブロックが工具番号指令を含む指令ブロッ
クであると判別された場合、この指令ブロックの工具番
号と前記照合工具番号設定メモリに設定された照合工具
番号とを照合し、一致しない場合には前記加工プログラ
ム解釈部で解釈された指令ブロックを実行する前または
実行後に、前記NC加工プログラムの実行を一旦停止さ
せる工具番号停止部と、前記各メモリおよび前記各部を
統轄制御する中央処理装置とを備えてなることを特徴と
する工具番号照合停止機能を有するNC装置としたもの
である。
【0005】
【作用】上記の構成を有する発明においては、予め入力
手段により照合工具番号を設定入力することにより一旦
停止させるNC加工プログラムの位置を指定しておき、
前記NC加工プログラムをブロック毎に解釈し実行する
際に、ブロック内に工具番号指令があれば、工具番号停
止部にてその工具番号指令の工具番号と前記設定入力し
た照合工具番号とを照合し、照合の結果一致した場合は
この工具番号指令を加工プログラム実行部に出力せず、
この工具番号指令を実行する前または実行後に一旦停止
させる。
【0006】
【実施例】以下、図面に沿って、この発明による一実施
例について説明する。この発明は、図1はこの発明の工
具番号照合停止機能を有するNC装置を示すブロック図
であり、図2はこのブロックを用いた工具番号照合停止
機能の概略説明図である。1は工具番号照合停止機能を
処理する中央処理装置(CPU)、2はこの工具番号照
合停止機能を含む数値制御処理機能のシステムプログラ
ムを記憶する読出専用メモリ(以下、ROMと称す)、
3は処理中のデータを一次記憶する読み書き可能なメモ
リ(以下、RAMと称す)である。4はNC加工プログ
ラムを記憶する加工プログラムメモリ、5は各種データ
を表示する表示手段であるCRT、6は照合工具番号等
のデータを入力する入力手段であるキーボード、7はN
C加工プログラムをブロック毎に読み出し、そのブロッ
クの指令を解釈し、解釈した指令をCPU1に出力する
加工プログラム解釈部である。
【0007】8は加工プログラム解釈部7で解釈された
ブロックに工具番号指令が含まれているか否かを判別す
るブロック判別部、9は加工プログラム実行部、10は
この発明の特徴である工具番号(T番号)停止部、11
は停止させたい工具番号指令を含むブロックの照合工具
番号(例えば、T10の工具番号指令の場合は照合工具
番号としてデータ「10」をキーボード6にて入力す
る)を記憶させておく照合工具番号設定メモリである。
ブロック判別部8において、工具番号指令が含まれてい
ないと判別された場合には、加工プログラム解釈部7で
解釈されたブロックの指令を加工プログラム実行部9に
出力し、NC加工プログラムの指令を実行する。ブロッ
ク判別部8において、工具番号指令が含まれていると判
別された場合には、加工プログラム解釈部7で解釈され
たブロックの指令を工具番号停止部10に出力し、工具
番号停止部10では、照合工具番号設定メモリ11の照
合工具番号と同一番号であるか否かを照合し、同一番号
でない場合にはこの解釈されたブロックの指令を加工プ
ログラム実行部9に出力し、実行させる。同一番号であ
る場合には、シングルブロックモードにするとともに、
このブロックを実行するために一旦停止させる。
【0008】次に、この発明の作用を説明する。なお、
加工プログラムメモリ4には図3に示すNC加工プログ
ラム(A1 にて示すプログラム番号「1234」)が記
憶されているものとする。また、このNC加工プログラ
ムには例えば工具番号指令「T03」A2 ,「T10」
3 が含まれているものとする。まず、オペレータは工
具番号照合停止処理する場合の照合工具番号を設定す
る。すなわち、所定の設定モードをCRT画面に表示さ
せ、キーボード6を操作することにより、照合工具番号
「10」を設定し照合工具番号設定メモリ11に記憶さ
せる。
【0009】図4はこの発明の工具番号照合停止処理の
流れ図である。この流れ図に基づいて工具番号照合停止
処理を説明する。なお、これから説明する処理は照合工
具番号「10」の工具番号指令を含むブロックの前で加
工を一旦停止させ、そこから確認しながら加工するもの
とする。工具番号照合停止処理を起動させると、CPU
1は加工プログラムメモリ4内のプログラム番号「12
34」A1 のNC加工プログラムを呼び出すとともに、
NC加工プログラムをブロック毎に順次読み出し、加工
プログラム解釈部7において読み出したブロックを解釈
する。ブロック判別部8は加工プログラム解釈部7の解
釈結果に基づき、ブロック毎に工具番号指令(Tコー
ド)が含まれているか否かを判別する。判別の結果、ブ
ロック内に工具番号指令がある場合は、この工具番号指
令を工具番号停止部10に出力する(ステップ21)。
一方、ブロック内に工具番号指令がなければ、ステップ
24に飛んで、読み出し、解釈したブロックの制御を加
工プログラム実行部9にて実行する。
【0010】工具番号停止部10において、CPU1は
照合工具番号設定メモリ11内の照合工具番号「10」
を読み出して、工具番号停止部10に出力された工具番
号指令の工具番号と照合工具番号「10」とが一致する
かどうかを判断する(ステップ22)。判断の結果、設
定された照合工具番号「10」と一致しない場合は、ス
テップ24に飛んで、読み出したブロックの制御を加工
プログラム実行部9にて実行する。例えば、読み出した
ブロックが工具番号指令「T03」A2 を含むものであ
れば、工具番号「3」は照合工具番号「10」と一致し
ないから、加工プログラム実行部9で実行処理する。
【0011】一方、ステップ22において読み出したブ
ロックが工具番号指令「T10」A 3 を含むものであれ
ば、工具番号「10」は照合工具番号「10」と一致す
るから、CPU1は工具番号指令「T10」A3 の実行
処理は行わず、このブロックでシングルブロック停止さ
せる。すなわち、工具番号停止部10は加工プログラム
実行部9に対して工具番号「10」の工具番号指令を出
力させず、「T10;」のブロックの制御の実行を行わ
ずに、「T10;」のブロックの前で工作機械を停止さ
せる。なお、ステップ24において通常の制御を実行し
た後、実行したブロックが終了指令(例えば、「M3
0;」)かどうか判断し、終了指令であれば、この処理
を終了し、終了指令でなければ、ステップ21からの処
理を繰り返す。
【0012】ステップ23の処理にて照合停止が行われ
ると、オペレータはそのブロックから工具および被加工
物の状態を確認しながら、シングルブロックモード又は
連続モードでNC加工プログラムを実行する。なお、前
記実施例では工具番号指令を含むブロック実行前に一旦
停止させているが、工具番号指令を含むブロックを実行
後に一旦停止させるように制御してもよい。また、前記
実施例ではNC旋盤の工具番号指令で説明を行っている
が、マシニングセンタ、ターニングセンタ等の工具交換
指令における工具番号で制御を行ってもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、予め工具番号照合停止処理を行う照合工具番号を設
定しておけば、該当する工具番号を含むブロックの前の
処理が終了した時点で、一旦停止することができる。従
って、シーケンス番号をNC加工プログラムのブロック
の先頭に挿入するという編集作業が不要となり、工具交
換後の動作確認時間を短縮できるという顕著な効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による工具番号照合停止機能を有する
NC装置のブロック図である。
【図2】図1のブロックを用いた工具番号照合停止機能
の概略説明図である。
【図3】工具番号指令を含むNC加工プログラムの説明
図である。
【図4】この発明による工具番号照合停止処理の流れ図
である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 加工プログラムメモリ 5 CRT 6 キーボード 7 加工プログラム解釈部 8 ブロック判別部 9 加工プログラム実行部 10 工具番号停止部 11 照合工具番号設定メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具番号指令を少なくとも含む複数の指
    令ブロックよりなるNC加工プログラムが記憶されてい
    る加工プログラムメモリと、 この加工プログラムメモリ内の前記NC加工プログラム
    を、順次、指令ブロック毎に読み出し、この指令ブロッ
    クの指令内容を解釈する加工プログラム解釈部と、 この加工プログラム解釈部で解釈された指令ブロックが
    工具番号指令を含む指令ブロックであるか否かを判別す
    るブロック判別部と、 前記加工プログラム解釈部で解釈された指令ブロックを
    実行する加工プログラム実行部と、 所定の工具番号指令の位置で停止されるために入力手段
    により設定入力され、設定入力された工具番号を照合工
    具番号として記憶する照合工具番号設定メモリと、 前記ブロック判別部において、前記加工プログラム解釈
    部で解釈された指令ブロックが工具番号指令を含む指令
    ブロックであると判別された場合、この指令ブロックの
    工具番号と前記照合工具番号設定メモリに設定された照
    合工具番号とを照合し、一致しない場合には前記加工プ
    ログラム解釈部で解釈された指令ブロックを実行する前
    または実行後に、前記NC加工プログラムの実行を一旦
    停止させる工具番号停止部と、 前記各メモリおよび前記各部を統轄制御する中央処理装
    置とを備えてなることを特徴とする工具番号照合停止機
    能を有するNC装置。
JP14659194A 1994-06-28 1994-06-28 工具番号照合停止機能を有するnc装置 Pending JPH0816226A (ja)

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