JPH08160949A - 楽音音高解読機能付音楽装置 - Google Patents

楽音音高解読機能付音楽装置

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Publication number
JPH08160949A
JPH08160949A JP6330437A JP33043794A JPH08160949A JP H08160949 A JPH08160949 A JP H08160949A JP 6330437 A JP6330437 A JP 6330437A JP 33043794 A JP33043794 A JP 33043794A JP H08160949 A JPH08160949 A JP H08160949A
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JP
Japan
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sound
accompaniment
pitch
chord
function
Prior art date
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Application number
JP6330437A
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English (en)
Inventor
Hiroko Okuda
広子 奥田
Hiroshi Yoshimura
寛 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08160949A publication Critical patent/JPH08160949A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テンション音を含む色彩豊かな音楽を表現可
能な音楽装置を提供する。 【構成】 伴奏データメモリ112は音楽を構成する各
音を音楽的意味の識別子で表現した伴奏原データを記憶
する。これらの識別子のなかにはテンション音の識別子
も含まれる。CPU102は伴奏原データに含まれる各
音の識別子をコード機能に従って解読して音高に変換す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコード機能に合わせて
楽音音高を決定可能な楽音音高解読機能付き音楽装置に
関し、例えば自動伴奏機能をもつ電子楽器に応用でき
る。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な自動伴奏装置は、伴奏パ
ターンメモリに伴奏の各音をコード根音からの音程(相
対音高)で表現した伴奏原データを用意し、鍵盤操作か
らコードの根音とタイプを検出し、検出したコードのタ
イプによって音程データを変更し、それに検出根音デー
タを加算することによって実際の伴奏音高を求めてい
た。この種の従来装置はコードの根音とタイプとによっ
て伴奏音高を決定する方式であり、調性和声機能を定め
なければ使用できる伴奏音高を決定できないという音楽
的事実に反している。この結果、この種の装置は音楽的
に不自然な音が出る問題があった。この問題を解消する
ため、本件出願人に係る特開平3−068922号は各
コードを根音とタイプとで表現したコードの列(コード
進行)を調性分析して各コードの機能(調性和声機能)
を抽出する調判定技術を提案している。また、自動伴奏
のための伴奏原データとしてコード機能ごとに伴奏の各
音の音高データを用意している。この技術によれば音楽
的に不自然な音が出ることは少なくなる。しかしなが
ら、いずれの従来技術も伴奏原データ(音楽原データ)
自体に音高情報をもたせる必要があり、音楽的に不自然
な音が出ないようにするには特開平3−088922号
のように大量のデータを要する問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、新しい
アプローチとして音楽原データには音高情報をもたせ
ず、各音をその音楽的意味を表わす識別子で表現し、各
識別子をコード機能に従って解読して音高に変換するよ
うな楽音音高解読機能付音楽装置を用いる。そしてこの
発明の目的はこの種の音楽装置において、テンション音
を含む音楽を生成可能な楽音音高解読機能付音楽装置を
提供することである。
【0004】
【手段、作用】この発明によれば、音楽を構成する各音
を音楽的意味としての識別子で表現した音楽原データを
記憶する音楽原データ記憶手段と、コード機能を指定す
るコード機能指定手段と、前記音楽原データにおける各
音の識別子を前記指定されたコード機能に従って音高に
変換する音高解読手段と、を備え、前記音楽原データは
テンション音の識別子を含み、前記音高解読手段は前記
音楽原データに含まれる各テンション音の識別子を前記
指定されたコード機能に従って音高に変換するテンショ
ン音解読手段を含む、ことを特徴とする楽音音高解読機
能付音楽装置が提供される。
【0005】この構成によれば、音楽原データにより、
音楽を構成する各音をその音楽的意味である識別子で表
現し、音高解読手段により、各音の識別子(各音の意
味)をコード機能に従って解読して音高に変換している
ので大量のデータを要することなく自然な音楽を生成で
きる。更に、音楽データ中にテンション音の識別子を含
め、テンション音解読手段によりテンション音の識別子
をコード機能に従って音高に変換しているので、テンシ
ョン音を含む音楽を生成可能である。
【0006】前記音楽原データ記憶手段は伴奏を構成す
る各音を音楽的意味としての識別子で表現した伴奏原デ
ータを記憶する伴奏原データ記憶手段であり得る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1はこの発明を自動伴奏機能をもつ電子楽器
(自動伴奏装置)に適用した場合のハードウェア構成を
示すブロック図である。図1においてCPU102はプ
ログラムメモリ104に置かれるプログラムを実行して
装置各部を制御する。この実施例に従い、SDBメモリ
106は種々の伴奏スタイルのために複数の音階音デー
タベースを記憶する。各音階音データベースはコード機
能別に音階音の音高セットに関する情報を含んでいる。
【0008】KMAPメモリ108は種々の伴奏スタイ
ルのために複数のコード構成音テーブルを記憶する。各
コード構成音テーブルはコード機能別に和声音(コード
構成音)の音高セットに関する情報を含んでいる。
【0009】伴奏ヘッダメモリ110は伴奏スタイル別
に各パートの伴奏パターンのためのヘッダ情報を記憶す
る。後述するように、ヘッダ情報のなかには、SDBメ
モリ106上のどの音階音データベースを使用するかを
示す情報、KMAPメモリ108上のどのコード構成音
テーブルを使用するかを示す情報、伴奏原データメモリ
112上の使用する伴奏原データを指示する情報等が含
まれている。伴奏原データメモリ112は種々の伴奏ス
タイルの伴奏のための伴奏原データを記憶する。伴奏原
データは伴奏を構成する各音を音楽的意味の識別子によ
って表現する。
【0010】調・機能評価知識メモリ114は各コード
を根音とタイプで表現したコードの列(コード進行)に
おける各コードの機能、調の主音(キーノート)を評価
するための音楽知識データを記憶する。RAM116は
CPU102のワークメモリとして使用される。
【0011】鍵盤118は演奏データの入力装置であ
る。自動伴奏モード下では、鍵盤118の左手領域で順
次押鍵パターンによって指定されるコードに対し、CP
U102は指定コードの根音とタイプを検知する。この
ようにして各コードを根音とタイプで表現したコードの
列(コード進行)が得られる。このコード進行に対し、
CPU102は調・機能評価知識メモリ114に置かれ
る音楽知識データを参照して調・機能判定処理を実行
し、各コードのキーノートとコード機能を判定する。こ
の調・機能判定処理としては本件出願人に係る特願平3
−68922号に開示するものが使用できる。
【0012】伴奏スタイルセレクタ120は伴奏スタイ
ルを選択するための入力装置である。音源122はCP
U102の制御の下にメロディと伴奏のための楽音信号
を電子的に発生する装置である。サウンドシステム12
4は音源122からの楽音信号を音として再生する。
【0013】本自動伴奏装置は伴奏原データメモリ11
2にある伴奏音の各識別子を与えられた伴奏スタイルと
コード機能に基づき音楽的に解読して音高データ(キー
ノートに対する音程を表わす)に変換する音高解読機能
を有している。セレクタ120から入力される伴奏スタ
イルは伴奏ヘッダ情報を介して使用する伴奏原データと
音階音データベース(SDB)とコード構成音テーブル
を特定するのに用いられる。
【0014】コード機能が指定されると音高解読機能は
まず伴奏原データにおける各和声音の識別子をコード構
成音テーブルに書かれた、指定コード機能に対する和声
音の音高セットを用いて音高データに変換する。その
後、音高解読機能は伴奏原データにおける各非和声音識
別子を和声音の音高解読結果と、音階音データベースに
書かれた、指定コード機能に対する音階音の音高セット
とに基づき音高データに変換する。
【0015】更に本自動伴奏装置は上記の音高解読機能
のみならず、音高解読結果を音楽的にテストして、適時
修正を行う修正機能を備えている。第1の修正機能は音
高列が形成する形状を音楽的状況に合わせて修正する。
このために形状調整区間が用意され、所定のコード機能
の場合には伴奏原データ中に含ませた変更データに従っ
て形状調整区間内の音高列を修正する。第2の修正機能
は非和声音の音高解読結果が音楽的に好ましくないアボ
イド音かどうかを調べ、該当する場合にはその伴奏音を
アボイド音以外の音高に修正する。
【0016】図2に音階音データベースの例を参照符号
106Eで示す。図2において、左端の列はコード機能
(例えばI)を示している。図示のように音階音データ
ベース106Eはコード機能別に音階音の音高セットに
関する情報をもっている。例えば第1行のコード機能I
のとき、音階音はC、D、E、F、G、A、Bで構成さ
れる。図ではCに対しては第1音階音を示す記号ST
1、Dに対しては第2音階音を示す記号ST2、以下同
様にして、EにはST3、FにはST4、GにはST
5、AにはST6、BにはST7の記号がつけられてい
る。更に、これらの音階音のうちC、E、Gはコード構
成音(和声音)でもあるため、それぞれ、K1、K2、
K3の記号をつけてある。また、Fはアボイド音である
ため、記号AVをつけている。いいかえると実施例の音
階音データベースはアボイド音のテーブルを兼ねてい
る。更に、音階音データベース106Eはテンション音
のテーブルを兼ねている。例えば、コード機能Iに対し
て、Dは第2テンション音T2、Aは第1テンション音
T1、Bは第3テンション音T3であり、F#はテンシ
ョン音Tであることが記されている。
【0017】後述するように、音階音データベース10
6E上のテンション音情報はテンション音を含む伴奏原
データを音高解読するのに利用される。
【0018】図3にコード構成音テーブルの例を参照符
号108Eで示す。コード構成音テーブルはコード機能
別に和声音(コード構成音)の音高セットに関する情報
をもっている。図示のコード構成音テーブル108Eは
3ポリ用(K1〜K3)と4ポリ用(K1〜K4)のテ
ーブルをまとめて示したものである。例えばコード機能
Iのとき、3ポリではK1がC4(第4オクターブの
C)、K2がE4、K3がG4であり、4ポリではK4
としてC5が加わる。なお、コード構成音テーブル10
8EにおけるC4等の音高データはキーノートがCのと
きの和声音の音高、いいかえるとキーノートからの音程
を表わしている。
【0019】また、図示のコード構成音テーブル108
Eはコード機能によらず、できるだけ伴奏音域を維持す
る“隣接”モード用のテーブルである。そのためにいく
つかのコード機能に対する和声音の配置は最低音K1が
根音ではない転回形をとっている。例えばコード機能IV
に対する3ポリの和声音としてK1に本来第3構成音で
あるC4を割り当て、その上にK2としてF4(コード
根音)、K3としてA4(本来、第2構成音)がくるよ
うにしている。“隣接”モード用のコード構成音テーブ
ルとは対照的に、伴奏音域をコードの根音に従って平行
シフトさせる“平行”モード用のコード構成音テーブル
も用意される。
【0020】図4に伴奏パートに対するヘッダの例を参
照符号110Eで示す。ヘッダメモリ110Eは記号ア
ドレス“SDB”に使用する音階音データベースのアド
レスポインタを記憶する。また記号アドレス“KMA
P”には使用するコード構成音テーブルのアドレスポイ
ンタを記憶する。これらにより、伴奏原データの各音識
別子を音高解読するために使用する音階音データベース
とコード構成音テーブルが特定される。また、“スタイ
ル”、“拍子”、“パターン長”の各記号アドレスには
伴奏のスタイル、拍子、パターン長さの情報がそれぞれ
記憶される。
【0021】記号アドレス“ライン数”には伴奏パート
を構成する伴奏のライン数が記憶され、後続するライン
数分のアドレスには伴奏原データメモリ112におけ
る、各ラインデータのアドレスポインタが記憶される。
記号アドレス“AVT”にはアボイド音の許容長(例え
ば16分音符の長さ)が記憶される。後述するように、
許容長を超えるアボイド音が発生した場合、そのアボイ
ド音は除去される。記号アドレス“形状調整区間”には
伴奏の音高列の形状を調整する区間情報が記憶される
(なおそのような区間をもたない伴奏に対してはNUL
L値が設定される)。
【0022】図5に伴奏パートを構成する伴奏原データ
メモリの例を参照番号112Eで示す。図示の例では伴
奏パートは3つのラインから成る。各ラインデータはそ
れぞれ記号アドレス“ライン1”、“ライン2”、“ラ
イン3”から始まる。ライン1の最初のアドレスには和
声音の識別子として第3コードトーンを示す符号K3が
記憶される。次のアドレスにはそのリズムのアドレスポ
インタが記憶される。リズムアドレスポインタが指すリ
ズムメモリには212に示すようにその伴奏音の発音タ
イミングパターンと消音タイミングパターンが書かれて
いる。その次のアドレスはラインの終了符号ENDが記
憶されている。したがってライン1はK3の伴奏音のみ
から成る。同様にしてライン2はK2(第2和声音)の
伴奏音のみから成る。
【0023】これに対し、ライン3は倚音(A)とK1
(第1和声音)の伴奏音から成る。このため、ライン3
の最初のアドレスには第1の伴奏音である非和声音の識
別子として倚音を意味する符号Aが記憶される。次のア
ドレスには基本の調性和声モード、即ちキーノートが
“C”でコード機能が“I”のときの倚音Aの音高デー
タが記憶される。なお、本実施例では伴奏原データメモ
リ上の非和声音についてはその識別子とともに基本の調
性和声モードにおける音高データを記憶するようにして
いる。その次のアドレスに倚音Aのリズム情報としてそ
のリズムデータの格納アドレスポインタが記憶される。
更に次アドレスに和声音の識別子として第1和声音を示
す符号K1が記憶され、その次のアドレスに和声音K1
のリズム情報のアドレスポインタが記憶される。
【0024】なお、図5の伴奏原データが示す伴奏パー
トはパターン長が1小節であり、図6に示す形式で各ラ
インが構成される。このように伴奏原データは伴奏音列
の各音を音楽的意味の識別子の列で表現するものであ
る。したがって、自動伴奏のために、与えられたコード
機能に対して各識別子をヘッダが指定する音階音データ
ベースとコード構成音テーブルを用いて音高データに変
換する必要がある。
【0025】図7において、(A)は図6の伴奏原デー
タに対し、キーが“C”でコード機能がI(コード名が
Major)のときの音高解読結果をそのリズムとともに
楽譜で示したものである。コード機能Iの場合、ライン
1のK3=G4、ライン2のK2=E4、ライン3のA
=D4、K1=C4に音高変換されている。図8(B)
は同じ伴奏原データに対し、キーが“C”でコード機能
がIV(コード名がFMajor)のときの音高解読結果を示し
たものである。コード機能IVの場合、ライン1のK3=
A4、ライン2のK2=F4、ライン3のA=D4、K
1=C4に音高変換されている。
【0026】図8は本自動伴奏装置により実行されるコ
ード機能別伴奏パターン作成処理9−Gのフローチャー
トである。この処理9−Gの目的は伴奏原データにおけ
る各音識別子をコード機能別に解読してその音高を決定
することである。本実施例ではこのコード機能別伴奏パ
ターン作成処理9−Gはステップ9−0に示すように、
伴奏スタイルセレクタ120による伴奏スタイルの選択
操作に応答して実行される。コード機能別伴奏パターン
作成処理の最初のステップ9−1でCPU102は選択
伴奏スタイルに対応づけられたヘッダを読み込む。そし
てヘッダに書かれている音階音データベースアドレスポ
インタを用いて、選択伴奏スタイルに合う音階音データ
ベースSDBをアクセスし、そのSDBの最初のコード
機能を選択する(9−2)。
【0027】以下、9−3〜9−14で選択コード機能
に対する伴奏の音高解読処理を実行する。まずステップ
9−3でCPU102は伴奏原データを走査するポイン
タをヘッダに書かれている最初のラインアドレスポイン
タの値にセットすることにより、最初の伴奏ラインを選
択する。そして9−4〜9−10で選択伴奏ラインに対
する音高解読処理を実行する。まず和声音高解読ステッ
プ9−4でCPU102は選択伴奏ラインに含まれる各
和声音の識別子をコード構成音テーブルを用いて音高に
変換する。次に選択伴奏ラインに形状調整区間が含ま
れ、かつ選択コード機能が4和音、即ち4つの構成音を
もつ和音かどうかチェックし(9−5)該当する場合に
は形状修正ステップ9−6で伴奏ラインの形状を修正す
る。
【0028】次にステップ9−7で選択伴奏ラインに非
和声音が含まれるかどうかをチェックし、該当すれば非
和声音解読処理9−8を実行してライン中の各非和声音
の識別子を音高に変換する。次にアボイドチェック・修
正ステップ9−9で非和声音解読処理の結果をテスト
し、好ましくないアボイド音、即ち許容長AVTを超え
るアボイド音が発生している場合にはその音をアボイド
音でない音高に変更する。次にテンション解読ステップ
9−10で選択伴奏ラインに含まれるテンション音の識
別子を音高に変換する。ステップ9−11ですべてのラ
インについて音高解読処理が完了したかどうかをチェッ
クし、未完了なら次の伴奏ラインを選択して(9−1
2)、9−4に戻る。
【0029】ステップ9−13ではすべてのコード機能
について音高解読処理が完了したかどうかをチェック
し、未完了なら、SDBから次のコード機能を選択して
(9−14)、9−3へ戻る。このように、コード機能
別伴奏パターン処理9−Gではコード機能別に伴奏パー
トの各ラインの伴奏音高列を決定し、結果をRAM11
6の所定エリアに格納する。
【0030】その後、鍵盤118で演奏が始まると、C
PU102はコード判定処理で左手鍵域の押鍵パターン
からコードのタイプと根音を検出し、調性分析処理でコ
ードの機能とキーノートを判別する。そして伴奏処理を
実行し、判別されたコード機能に対する伴奏パートの各
ラインの伴奏音高をRAM116から読み出し、発音の
各タイミングでRAM116からの該当する伴奏音高デ
ータにキーノートデータを加算して実音高データを生成
し、それによって音源122を制御する。これにより、
伴奏スタイルとコード機能に合った自動伴奏が実現され
る。
【0031】図9に和声音解読処理9−4のフローチャ
ートを示す。まず10−1でCPU102は伴奏原デー
タの走査ポインタをライン開始アドレスから進めていっ
て伴奏ラインの最初の和声音識別子をロケートする。次
に10−2でCPU102はヘッダが指すコード構成音
テーブルKMAPをルックアップして、選択コード機能
における該当和声音識別子に対する音高データを取り出
す。例えば伴奏原データの和声音識別子がK3でコード
機能がIIm、使用するKMAPが図4に示す4ポリの隣
接型コード構成音テーブル108Eであれば、このテー
ブルの4ポリK3の列とIImの行との交点に示す音高デ
ータA4がK3の音高解読結果として取り出される。
【0032】1つの和声音識別子について音高を解読し
たら、伴奏原データ走査ポインタを進めていって次の和
声音識別子をロケートし(10−4)、その音高解読1
0−2を実行する。伴奏原データ走査ポインタがライン
終了符号ENDに達したら(10−3)、処理終了であ
る。形状修正処理9−6は伴奏原データの音高列の形状
を調整する機能を実現するものである。この形状修正処
理9−6は伴奏パターンに形状調整区間があり、コード
機能が4和音の場合に、その形状調整区間に対して実行
される。このためにヘッダは形状調整区間の有無や領域
に関する情報をもっており、伴奏原データメモリにも必
要に応じ形状調整のための情報をもたせている。
【0033】図10に形状調整が行われる伴奏原データ
の例を参照符号112Gで部分的に示してある。図示の
ように和声音識別子の隣りに変更データが置かれる。変
更データ“0”は和声音高解読処理9−4で解読した和
声音高データを変更しないことを表わし、変更データ
“+1”は解読した和声音高データを1つ上の和声音に
変更することを意味し、変更データ“−1”は解読和声
音高データを1つ下の和声音に変更することを意味して
いる。
【0034】図11は形状修正処理9−6のフローチャ
ートである。まず12−1でCPU102は伴奏ライン
の原データメモリから最初の和声音識別子をロケートす
る。12−2でロケートした和声音識別子が形状調整区
間内の音かどうかをチェックする。これは、ヘッダに置
かれた形状調整区間情報と和声音識別子のリズム情報と
を比較することで行われる。
【0035】形状調整区間内の音ならば12−3へ進
み、ロケートした和声音識別子に対する音高解読結果で
ある音高データをRAM116から読み出す。次に12
−4で伴奏原データメモリ112からロケートした和声
音識別子に対する変更データを読み取る。この変更デー
タが“0”以外の値をもつときは(12−5)、12−
6へ進み、変更データを音程の値に換算する。これはコ
ード構成音テーブルから選択コード機能に対する和声音
間の音高差(音程)を計算することで得られる。例えば
コード構成音テーブルKMAPとして図4に示す4ポリ
の隣接型テーブル108Eを用いたとし、コード機能が
V7、和声音識別子がK4、変更データが“+1”だと
すると、K4に対する解読結果はB4(数値表現で4×
12+11=59)である。コード機能V7について、
K4とそれより1つ上の和声音との間の音程はK4の音
名BとK1の音名Dとの差(12mod(2−11+1
2))、即ち短3度(数値表現で3)である。したがっ
てB4に短3度を加えるとD5(62=59+3)とな
り、これが変更後の和声音高を定める(12−7)。
【0036】以下、伴奏ラインの終了(12−8)に至
るまで原データから和声音の識別子を見つける(12−
9)ごとに12−2〜12−7に示す処理を実行するこ
とにより、形状調整区間内の和声音高列の形状を修正す
る。例えば、形状調整区間の和声音の識別子がK3−K
4−K4−K3、その変更データ列が0−0−1−1、
使用コード構成音テーブルKMAPが図4の4ポリ・隣
接型だとすると、コード機能がIのときは音高列G4−
C5−C5−G4が得られる。コード機能がIM7のとき
は和声音解読処理9−4の結果、音高列G4−B4−B
4−G4が形成される。更に形状修正処理9−6によ
り、この音高列はG4−B4−C5−B4に変更され
る。
【0037】図12は非和声音高解読処理9−8のフロ
ーチャートである。まず、原データ走査ポインタをライ
ン開始位置から進めていって最初の非和声音識別子をロ
ケートする(13−1)。13−2でロケートした非和
声音識別子の種類を判別する。本実施例では非和声音識
別子として倚音Aと経過音Pと逸音Eを使用している。
そこで判別した非和声音の種類に対応して倚音解読処理
13−3、経過音解読処理13−4、逸音解読処理13
−5をそれぞれ実行して非和声音の音高を決定する。
【0038】1つの非和声音識別子について音高解読処
理を行ったら、原データ走査ポインタを進めていって次
の非和声音識別子をサーチし、見つかれば(13−
7)、同様の音高解読処理13−2〜13−5を繰り返
す。原データ走査ポインタがライン終了符号ENDに達
したら処理完了である。
【0039】図13に倚音解読処理13−3のフローチ
ャートを示す。まず14−1でCPU102はコード機
能が基準のコード機能Iかどうかをチェックし、該当す
れば14−2に進み、原データの倚音音高データを読む
(14−3)。次に倚音に後続する和声音の音高データ
(和声音解読処理9−4、形状修正処理9−6によって
既に得られている)を読み(14−4)、倚音から後続
和声音への音程の方向DIRを求める(14−4)。こ
の倚音の方向情報DIRは他のコード機能に対する倚音
の音高解読に利用される。
【0040】以上述べるように実施例では倚音から後続
和声音への音の進行方向がすべてのコード機能で同じに
なるようにしている。即ち、基準コード機能以外のコー
ド機能に対しては(14−1)、後続する和声音の音高
データを読み出し(14−5)、音階音データベースS
DBから後続和声音の音高に隣接し、DIRの方向をも
つ音階音(同時に和声音であるケースもある得る)の音
高を倚音として読む(14−6)。
【0041】例えばコード機能=N、後続和声音の音高
=C4=12×4、SDB=図2の音階音データベース
106E、DIR=“−”(下向)、だとすると、CP
U102は音階音データベース106Eのコード機能IV
の行を和声音の音高クラスCの列から右方に向って見て
いく。すると、音高クラスDが音階音であることが見つ
け出される。したがって倚音の音高は後続和声音より長
2度以上(Cから右方に動かした値2で示される)であ
り、倚音音高=D4(=12×4+2)が求められる。
【0042】図14に経過音解読処理13−4のフロー
チャートを示す。コード機能が基準機能Iのときは(1
5−1)原データメモリに書かれている経過音高データ
を写しとる(15−2)。ほかのコード機能のときは1
5−3へ進み、経過音の前後の和声音高データを読み
(15−3)、高さを比較する(15−4)。前後の和
声音の音高が異なるときは15−5に進み、経過音の音
高データを前の和声音の音高に初期化する。次に(15
−6)、前の和声音の音高から後の音高に向けて音階音
データベースSDBをサーチし、音階音を見つける都
度、その音高に経過音音高データを更新する。
【0043】一方、前後の和声音が同じ高さの場合には
15−7へ進み、音階音データベースSBDから、和声
音の音高に隣接する音階音を経過音の音高とする。
【0044】図15に逸音解読処理13−5のフローチ
ャートを示す。コード機能が基準機能Iのときは(16
−1)、原データメモリから逸音音高データを写しとる
(16−2)。更に後続する和声音の音高データを読み
(16−3)、後続和声音に対する逸音の音程INTを
求める(16−4)。この音程情報INTはすべてのコ
ード機能について逸音から後続和声音への跳躍進行を同
様なものにするのに利用される。即ち、基準機能以外の
コード機能に対しては後続する和声音の音高データを読
み(16−4)、音階音データベースから(INT+和
声音の音高)に最も近い音階音を見つけ出し、それを逸
音の音高とする(16−5)。
【0045】以上述べたように、非和声音解読処理では
和声音の音高解読結果と音階音データベースとに基づい
て各非和声音の識別子を音高に変換する。なお、上記の
例では伴奏原データメモリ上に基準コード機能に対する
非和声音の音高データをもたせているがもたせない方法
も考えられる。これは非和声音の意味づけ(非和声音識
別子の種類)を細かく分け、各意味づけに沿う解読処理
を行うことで実現できる。
【0046】例えば倚音Aを後続和声音に対して上向す
る倚音“+A”と下向する倚音“−A”とに分け、+A
(−A)の解読においてSDBを後続和声音より高い方
向(低い方向)にサーチする。また、経過音については
前後の和声音の音高が異なるものをPグループ、前後の
和声音の音高が同じになるものをNグループとする。更
にPグループの経過音について、SDB上で前後の和声
音間に2の音階音が含まれる場合に前の和声音に近い音
階音で定義される音をP1、後の和声音に近い音階音で
定義される音をP2で区別化する。またNグループを前
後和声音の上側の音階音としての意味を持つ+Nと前後
和声音の下側の音階音としての意味を持つ−Nとに分け
る。
【0047】また逸音については後続する和声音に対す
る音程情報を含む識別子で表現する。例えばE(+5)
は後続する和声音より5半音高いかそれに最も近い音階
音としての意味を持つ逸音識別子である。このように非
和声音識別子を豊富化し、それぞれの意味づけに合った
処理を行うことで一層きめの細かい音高解読が可能とな
るとともに伴奏原データから基準コード機能に対する非
和声音音高データを除去することができる。
【0048】図16にアボイドチェック修正処理9−9
のフローチャートを示す。まず17−1で原データ操作
ポインタを伴長ライン開始位置から進めていって最初の
非和声音識別子をロケートする。17−2ではロケート
した非和声音識別子に対する非和声音解読処理結果、即
ち音高データを読む。そしてその音高クラスとコード機
能を開いて音階音データベースSDBをルックアップ
し、解読した音高がアボイド音かどうかをテストする
(17−3)。アボイド音ならばその音長がヘッダ(図
5)にかかれた許容長AVTを越えるかどうかを調べ
る。該当すれば音楽的に好ましくないアボイド音なので
アボイド除去処理17−4を実行して、その音をアボイ
ド音でない音に変更する。
【0049】以降、伴奏ラインの原データから非和声音
識別子を見つける都度(17−7)、以上の処理を繰り
返し原データポインタがライン終了符号ENDに達した
ら(17−6)処理を抜ける。
【0050】図17はアボイド除去処理17−5のフロ
ーチャートである。まず18−1でアボイド音の前後の
和声音の音高を取り出す。次に(18−2)、アボイド
音として解読された非和声音の種類を識別する。非和声
音が倚音Aの場合には音階音データベースSDBを参照
して、後の和声音の音高に隣接し、かつアボイド音とは
反対側にある音階音を見つけ出し、それを修正音高とす
る(18−3)。逸音Eの場合は、音階音データベース
SDBを参照し、アボイド音に隣接する音階音を見つけ
出し、それを修正音高とする(18−4)。経過音Pの
場合は前後の和声音高を比較し、同じなら(18−
5)、その音を倚音Aとみなして18−3の倚音修正処
理を実行する。異なるなら音階音データベースSDBを
参照し、前後の和声音間にあるアボイド音以外の音階音
をサーチする。そのような音階音が見つかればそれを経
過音の修正音高とする。見つからなければ(18−
7)、倚音とみなして倚音修正処理18−3を実行す
る。
【0051】このようにアボイドチェック・修正処理を
行うことで音楽的に好ましくないアボイド音を発生しな
い伴奏を実現できる。なお、アボイドチェック・修正処
理は非和声音解読処理で1つの非和声音を解読する都度
行った方が処理速度上好ましい。伴奏原データがテンシ
ョン音の識別子を含む場合には、テンション解読処理9
−10によりその音高が解読される。
【0052】図18にテンション音の識別子を含む伴奏
原データメモリの例を112Gで示す。図18において
伴奏ライン1は第2コード構成音K2から成り、そのリ
ズム情報は記号K2の次アドレスに置かれるリズムポイ
ンタによって示される。ライン2は第1テンション音T
1から成り、記号T1の次アドレスに置かれるリズムポ
インタが指すリズムメモリにそのリズム情報が記憶され
る。ライン3は第2テンション音T2と下向テンション
音−Tとから成り、各リズムポインタによりそのリズム
情報が示される。
【0053】図19は図18に示す伴奏原データの解読
結果を楽譜で示したものである。図19(A)はコード
C(キーがCでコード機能I)のとき、(B)はコード
F(コード機能IV)のとき、(C)はコードG(コード
機能V)のときの結果である。コード機能Iの場合、ラ
イン1のK2=E4、ライン2のT1=A4、ライン3
のT2=D5、−T=C5に変換されている。コード機
能IVの場合、K2=A4、T1=D5、T2=G5、−
T=F5に変換され、コード機能VではK2=B4、T
1=E5、T2=A5、−T=G5に変換されている。
なお、この実施例ではテンション音の識別子としてT
1、T2、T3、+T、−Tの5種類が用意されてい
る。+Tは上向テンション音であり、前音より上向する
音階音としての意味をもっている。また、−Tは下向テ
ンション音であり前音より下向する音階音としての意味
をもっている。
【0054】図20にテンション解読処理9−10のフ
ローチャートを示す。まず20−1でCPU102は伴
奏ラインの最初のテンション音識別子をロケートし、2
0−2でその種類を識別する。第1テンション音T1の
場合は20−3に進み、音階音データベースSDBか
ら、現コード機能における第1テンション音T1の音高
データを読み込む。第2テンション音T2の場合は20
−4へ進み、音階音データベースSDBから現コード機
能における第2テンション音T2の音高データを読み込
む。第3テンション音T3の場合は20−5へ進み、音
階音データベースSDBから現コード機能における第3
テンション音T3の音高データを読み込む。上向テンシ
ョン音+Tの場合は20−6へ進み+Tの前音の音高P
を読み、20−7で音階音データベースSDBから前音
の音高Pの上に隣接する音高データを読み込む。例え
ば、キーC、コード機能Iで前音がD5なら、図2に示
す音階音データベースから+Tの音高としてE5が求め
られる。下向テンション音−Tの場合は、20−8へ進
み、−Tの前音の音高Pを読み、20−9で音階音デー
タベースSDBから前音の音高Pの下に隣接する音高デ
ータを読み込む。例えば、キーCでコード機能Iのとき
に、図19(A)のライン3のように前音がD5なら、
図2の音階音データベースから−TとしてC5が求めら
れる。
【0055】なお、音階音データベース上ではT1、T
2、T3の音名は示しているがオクターブは示していな
い。T1〜T3のオクターブは他のラインの和声音の音
高に上乗せする方法で求められる。この代りに、コード
構成音テーブルのようにオクターブ情報を付けたテンシ
ョン音テーブルを用意するようにしてもよい。また、テ
ンション音テーブルを隣接用と平行用に分け、隣接用
(平行用)のコード構成音テーブルを用いるときには隣
接用(平行用)のテンション音テーブルが選択されるよ
うに、ヘッダを設定するとよい。以上で実施例の説明を
終えるがこの発明の範囲内で種々の変形が可能である。
【0056】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、音楽を構成する各音を音楽的意味としての識別
子で表現した音楽原データを用意し、指定されたコード
機能に従って各識別子を解読しており、かつ、音楽原デ
ータ中にテンション音の識別子を含ませ、その音高解読
をコード機能に従って行っているので、比較的少ないデ
ータ量でテンション音を含む色彩豊かで自然な音楽を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る音楽装置のハードウェ
ア構成を示すブロック図。
【図2】音階音データベースの一例を示す図。
【図3】コード構成音テーブルの一例を示す図。
【図4】伴奏ヘッダーメモリの例を示す図。
【図5】伴奏原データメモリの例を示す図。
【図6】3つの伴奏ラインの音識別子の列を示す図。
【図7】伴奏例を楽譜で示す図。
【図8】コード機能別に音高解読を行う伴長パターン作
成処理のフローチャート。
【図9】和声音高解読処理のフローチャート。
【図10】音高例の形状修正が行われる伴奏原データを
示す図。
【図11】形状修正処理のフローチャート。
【図12】非和声音高解読処理のフローチャート。
【図13】倚音解読処理のフローチャート。
【図14】経過音解読処理のフローチャート。
【図15】倚音解読処理のフローチャート。
【図16】アボイドチェック・修正処理のフローチャー
ト。
【図17】アボイド除去処理のフローチャート。
【図18】テンション音の識別子を含む伴奏原データメ
モリの例を示す図。
【図19】図18の伴奏原データの解読結果を楽譜で示
す図。
【図20】テンション解読処理のフローチャート。
【符号の説明】
102 CPU 104 プログラムメモリ 106 SDB(音階音データベース)メモリ 108 KMAP(コード構成音テーブル)メモリ 110 伴奏ヘッダメモリ 112 伴奏原データメモリ 120 伴奏スタイルセレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音楽を構成する各音を音楽的意味としての
    識別子で表現した音楽原データを記憶する音楽原データ
    記憶手段と、 コード機能を指定するコード機能指定手段と、 前記音楽原データにおける各音の識別子を前記指定され
    たコード機能に従って音高に変換する音高解読手段と、 を備え、 前記音楽原データはテンション音の識別子を含み、 前記音高解読手段は前記音楽原データに含まれる各テン
    ション音の識別子を前記指定されたコード機能に従って
    音高に変換するテンション音解読手段を含む、 ことを特徴とする楽音音高解読機能付音楽装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の楽音音高解読機能付音楽装
    置において、前記音楽原データ記憶手段は、伴奏を構成
    する各音を音楽的意味としての識別子で表現した伴奏原
    データを記憶する伴奏原データ記憶手段であることを特
    徴とする楽音音高解読機能付音楽装置。
JP6330437A 1994-12-08 1994-12-08 楽音音高解読機能付音楽装置 Abandoned JPH08160949A (ja)

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JP6330437A JPH08160949A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 楽音音高解読機能付音楽装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5705761A (en) * 1995-09-11 1998-01-06 Casio Computer Co., Ltd. Machine composer for adapting pitch succession to musical background

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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