JPH08160853A - 車両用地図表示装置 - Google Patents
車両用地図表示装置Info
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- JPH08160853A JPH08160853A JP6307595A JP30759594A JPH08160853A JP H08160853 A JPH08160853 A JP H08160853A JP 6307595 A JP6307595 A JP 6307595A JP 30759594 A JP30759594 A JP 30759594A JP H08160853 A JPH08160853 A JP H08160853A
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- vehicle
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Abstract
れる道路地図範囲を一目で把握できるようにする。 【構成】 制御回路3は車両の目的地および推奨経路を
設定した後、画面表示モードおよび表示環境の設定を行
う。次にベース画面内に所定範囲の道路地図を表示す
る。ウインドウ画面を表示するモードが選択されている
場合は、表示環境の設定に基づいてウインドウ画面を表
示する。その際、ベース画面内に表示される道路地図範
囲を示す表示枠をウインドウ画面内に表示する。車両が
所定距離以上走行すると、ベース画面およびウインドウ
画面の書き換えを行い、所定距離未満しか走行していな
い場合は、ベース画面内の車両位置マークとウインドウ
画面内の車両位置マークおよび表示エリア枠だけを移動
させる。
Description
目的地までの範囲内の道路地図を表示装置に表示するこ
とができる車両用地図表示装置に関する。
の現在地周辺の道路地図を遠方よりも拡大して表示す
る、いわゆる鳥瞰図表示形式によって道路地図を表示す
るようにした車両用地図表示装置が知られている(例え
ば、特開平2-244188号公報参照)。上記公報に開示され
た装置は、車両の現在地の後方に視点を置き、この視点
から車両の進行方向を見下ろした様子を表示装置の画面
上に表示する。このような鳥瞰図表示を行うと、現在地
周辺の地図情報を拡大して表示できるとともに、現在地
から遠方までの広範囲を表示できるため、道路地図の接
続状況を視覚的に捉えやすくなる。
鳥瞰図表示すると、平面地図を表示する場合に比べて距
離感を把握しにくくなるという問題があり、表示装置に
表示される道路地図範囲の広さがわかりにくくなる。こ
のため、不案内な地域を走行する場合のように、運転者
が車両の現在位置を正確に認識していない場合等は、鳥
瞰図を表示するよりも平面地図を表示する方が望まし
い。
6-278910号において、平面地図と鳥瞰図とを切り換えて
表示する装置を提案した。ところが、平面地図と鳥瞰図
とでは画面内に表示される道路地図範囲が一致しないた
め、表示を切り換えた場合に、道路地図上の位置関係が
わかりにくくなるという問題がある。この種の問題は、
道路地図の詳細図と広域図とを同時に表示装置に表示す
る場合にも起こりうる。
の表示領域に表示される道路地図範囲を一目で把握でき
るようにした車両用地図表示装置を提供することにあ
る。
づけて本発明を説明すると、本発明は、道路地図に関す
る道路地図データを記憶する道路地図記憶手段2と、道
路地図データを表示装置8に表示させる表示制御手段3
とを備えた車両用地図表示装置に適用され、車両の現在
地を検出する車両位置検出手段1と、道路地図上の現在
地周辺の上空に視点を置き、この視点から所定の見下ろ
し角度および見開き角度で道路地図を見下ろした鳥瞰図
が表示装置8に表示されるように、道路地図記憶手段2
から所定範囲の道路地図データを読み出して鳥瞰図デー
タに変換する鳥瞰図データ変換手段と、道路地図記憶手
段2から車両の現在地を含む所定範囲の道路地図データ
を読み出して平面地図データを作成する平面地図データ
作成手段とを備え、表示装置8の表示画面内の第1の表
示領域に鳥瞰図データまたは平面地図データに基づく道
路地図を表示させ、かつ第1の表示領域の一部である第
2の表示領域に鳥瞰図データまたは平面地図データに基
づく道路地図をウインドウ表示させる場合には、第1の
表示領域に表示される道路地図範囲を少なくとも含む範
囲の道路地図を第2の表示領域に表示させ、かつ第1の
表示領域に表示される道路地図範囲を示す表示枠を第2
の表示領域内の対応する位置に表示させるように表示制
御手段3を構成するものである。請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載された車両用地図表示装置におい
て、表示枠内の決まった位置に車両の現在地を示すマー
クが表示されるように、マークの表示位置に応じて表示
枠の表示位置を変更するように表示制御手段3を構成す
るものである。請求項3に記載の発明は、請求項1また
は2に記載された車両用地図表示装置において、車両が
所定距離以上走行したか否かを判定する判定手段を備
え、車両が所定距離以上走行したと判定されると、車両
の現在地に応じて第1の表示領域および第2の表示領域
に表示される道路地図範囲を変更し、車両が所定距離未
満しか走行していないと判定されると、第1の表示領域
に表示される道路地図範囲を変更せずに第2の表示領域
に表示される表示枠の表示位置を車両の現在地に応じて
変更するように表示制御手段3を構成するものである。
れる第1の表示領域の一部である第2の表示領域に道路
地図をウインドウ表示する場合には、第1の表示領域に
表示される道路地図範囲のすべてを第2の表示領域に表
示するようにし、かつ第1の表示領域に表示される道路
地図範囲を示す表示枠を第2の表示領域内の対応する位
置に表示する。請求項2に記載の発明では、表示枠内の
決まった位置に車両の現在地を示すマークを表示するこ
とで、表示枠とマークとの相対的な位置関係を常に一定
にする。請求項3に記載の発明では、車両が所定距離以
上走行した場合には、第1の表示領域および第2の表示
領域に表示される道路地図範囲を車両の現在地に応じて
変更し、所定距離未満しか走行していない場合には、第
1の表示領域および第2の表示領域に表示される道路地
図範囲を変更せずに第2の表示領域に表示される表示枠
の表示位置を車両の現在地に応じて変更する。
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
実施例のブロック図である。図1において、1は車両の
現在地を検出する現在地検出装置であり、例えば車両の
進行方位を検出する方位センサや車速を検出する車速セ
ンサやGPS(Global Positioning System)衛星から
のGPS信号を検出するGPSセンサ等から成る。2は
道路地図データを格納する地図記憶メモリであり、例え
ばCD−ROMおよびその読み出し装置から成る。地図
記憶メモリ2に格納される道路地図データは、主に道路
データ、名称データおよび背景データ等から成る。ま
た、地図記憶メモリ2には、複数の地図縮尺の道路地図
データが格納されている。
マイクロプロセッサおよびその周辺回路から成る。4は
車両の目的地等を入力する入力装置、5は道路地図を真
上から見た平面地図を表示装置に表示する際に用いる道
路地図データを格納する平面地図データ用メモリ、6は
道路地図の鳥瞰図を表示する際に用いる道路地図データ
を格納する鳥瞰図データ用メモリである。
タを格納する画像メモリであり、画像メモリ7に格納さ
れた画像データは適宜読み出されて表示装置8に表示さ
れる。9は不図示のビーコン受信機等から送信される交
通情報を受信するアンテナである。
ーチャートであり、以下このフローチャートに基づいて
本実施例の動作を説明する。なお、制御回路3は、キー
がイグニッションオン位置に操作されたときに図2の処
理を開始する。図2のステップS1では、推奨経路およ
び目的地を設定する。目的地は入力装置4を介して操作
者によって設定され、推奨経路は例えば周知のダイクス
トラ法等を用いた演算によって自動的に設定される。あ
るいは、ROM等に推奨経路の候補を予め記憶してお
き、その中からいずれかを推奨経路として選択してもよ
い。
する。ここで設定される表示画面モードには例えば以下
の〜に示す8つのモードがある。これらモードの選
択は、操作者が入力装置を介して行う。 ウインドウ画面を常時表示するモード ウインドウ画面を常時表示しないモード 推奨経路上の所定の誘導ポイントに近づくと自動的に
ウインドウ画面を表示するモード 交通・案内情報を受信すると自動的にウインドウ画面
を表示するモード ベース画面を鳥瞰図とし、ウインドウ画面を平面地図
とするモード ベース画面を鳥瞰図とし、ウインドウ画面を鳥瞰図と
するモード ベース画面を平面地図とし、ウインドウ画面を鳥瞰図
とするモード ベース画面を平面地図とし、ウインドウ画面を平面地
図とするモード なお、ベース画面とは表示装置8の表示画面全体を指
し、ウインドウ画面とはベース画面の一部にウインドウ
表示される画面をいう。
ここで設定される表示環境には例えば以下の5つがあ
る。これら表示環境の選択は、操作者が入力装置4を介
して行う。 ウインドウ画面の大きさの設定 ベース画面およびウインドウ画面内の地図縮尺の設定 ウインドウ画面の表示位置の設定 ベース画面およびウインドウ画面の表示色の設定 ベース画面およびウインドウ画面の表示方向の設定
る。ステップS5では、図3〜5に詳細を示す地図表示
処理を行う。この処理を行うことにより、例えば図6の
ような道路地図が表示される。図6は、ベース画面に鳥
瞰図を表示し、ウインドウ画面に平面地図を表示する例
を示す。
車両の現在地を検出する。ステップS7では、画面上の
道路地図を更新するか否か、すなわち道路地図の書き換
えを行うか否かを判定する。ここでは、例えば車両が所
定距離以上走行した場合や操作者が入力装置4を介して
スクロールを指示した場合等に、道路地図の更新を行う
ものと判定する。
プS5に戻り、判定が否定されるとステップS8に進
む。ステップS8では、図2のメイン処理を継続するか
否かを判定する。例えば、不図示の電源スイッチがオフ
された場合や、処理の中止を指示するスイッチが操作さ
れた場合等には、ステップS8の判定が否定されて図2
のメイン処理を終了する。
プS9に進み、付属情報の表示の更新を行った後、ステ
ップS6に戻る。ここで、付属情報とは、例えば車両の
現在地に表示される車両位置マークを示す。上記ステッ
プS9では、車両の走行距離に応じて車両位置マーク等
の付属情報の表示位置を変更する。なお、ベース画面と
ウインドウ画面の双方に車両位置マークを表示する場合
には、双方の車両位置マークとも表示位置を変更する。
ドウ画面が表示されているか否かを判定する。判定が否
定されるとステップS6に戻り、判定が肯定されるとス
テップS11に進む。ステップS11では、表示エリア
枠の更新を行う。ここで、表示エリア枠とは、ベース画
面に表示される道路地図範囲を示す枠であり、図6に示
すように、ウインドウ画面内に太線の実線で表示され
る。
説明する図である。図7に示すように、表示エリア枠の
内部には三角形状の車両位置マークが表示される。図7
(a)では、車両位置マークの座標をM(X,Y)と
し、表示エリア枠を示す台形領域ABCDの各頂点の座
標をそれぞれ、A(X−10,Y−20)、B(X+1
0,Y−20)、C(X+40,Y+60)、D(X−
40,Y+60)としている。
ら(ΔX,ΔY)だけ移動した例を示す。図示のよう
に、表示エリア枠内部の車両位置マークの相対的な位置
が変化しないように、表示エリア枠は座標ABCDから
A'B'C'D'に移動する。図8は、ウインドウ画面内の
表示エリア枠のスクロールを説明する図である。図8
(a)は車両の移動前に北方向を上にして表示した図、
図8(b)は車両の移動後に進行方向を上にして表示し
た図、図8(c)は車両の移動後に北方向を上にして表
示した図をそれぞれ示す。また、図8(b),(c)の
白三角マークは移動前の車両位置、黒三角マークは移動
後の車両位置を示す。
どの方向に移動しても、またウインドウ画面内における
表示方向を切り換えても、車両位置マークは表示エリア
枠内部の決まった位置に表示される。
処理の詳細を示すフローチャートである。図3のステッ
プS101では、ベース画面に表示される道路地図が鳥
瞰図か否かを判定する。ここでは、図2のステップS2
で設定された表示画面モードに基づいて判定する。ステ
ップS101の判定が肯定されるとステップS102に
進み、図4に詳細を示す鳥瞰図表示処理を行い、画面上
のベース画面表示領域に鳥瞰図を表示する。
るとステップS103に進み、図5に詳細を示す平面地
図表示処理を行い、画面上のベース画面表示領域に鳥瞰
図を表示する。ステップS102またはS103の処理
が終了するとステップS104に進み、ウインドウ画面
を表示するか否かを判定する。ここでは、図2のステッ
プS2で設定された表示画面モードに基づいて判定す
る。
テップS105に進み、ウインドウ画面に表示される道
路地図が鳥瞰図か否かを判定する。この判定も、図2の
ステップS2で設定された表示画面モードに基づいて判
断する。ステップS105の判定が肯定されるとステッ
プS106に進み、図4に詳細を示す鳥瞰図表示処理を
行ってウインドウ画面内に鳥瞰図を表示する。一方、ス
テップS105の判定が否定されるとステップS107
に進み、図5に詳細を示す平面地図表示処理を行ってウ
インドウ画面内に平面地図を表示する。
終了するとステップS108に進み、図6に示すよう
に、ベース画面に表示される道路地図範囲を示す表示エ
リア枠をウインドウ画面内に表示する。ステップS10
4の判定が否定された場合、またはステップS108の
処理が終了した場合にはともにステップS109に進
み、車両位置マーク等の付属情報をベース画面およびウ
インドウ画面の双方に表示してリターンする。
結果の画面表示例を示し、図9はベース画面を平面地図
にしてウインドウ画面を鳥瞰図にする例を示し、図10
は図6とは異なる表示位置にウインドウ画面を表示させ
る例を示す。なお、ウインドウ画面の表示位置の変更は
前述した図2のステップS3の処理によって行う。図4
は、図3のステップS102の鳥瞰図表示処理の詳細を
示すフローチャートである。図4のステップS201で
は、鳥瞰図表示をする際の表示方向角度を演算する。
する図である。図示のXY軸は道路地図平面を示し、原
点Oは車両の出発地を、座標G(X0,Y0)は車両の
現在地を、座標P1(X1,Y1)は目的地をそれぞれ
示す。図示のように、表示方向角度αは現在地Gおよび
目的地P1を結ぶ線分(図示の点線)と、X軸との間の
角度であり、(1)式で示される。
方向角度αを求める。
4で検出した現在地およびステップS201で演算した
表示方向角度αに基づいて、現在地周辺の道路地図デー
タを地図記憶メモリ2から読み込む。例えば、現在地を
含む数10km四方の道路地図データを読み込む。
で読み込んだ道路地図データの中から、鳥瞰図を表示す
る際に用いるデータを選択し、選択したデータを鳥瞰図
データ用メモリ6に格納する。ここでは、表示装置8に
表示する道路地図情報のデータ量を削減するために、デ
ータ種別が所定の条件を満たすデータのみを抽出して鳥
瞰図データ用メモリ6に格納する。ステップS204で
は、ステップS203で選択した道路地図データを鳥瞰
図データに変換する。
図であり、道路地図をXY平面とし、XY平面に直交す
るZ軸上に視点Mを置き、視点Mからの見下ろし角度を
φとした例を示す。図示の長方形abcdは図13に拡
大表示するように表示装置6の表示範囲を示し、図12
の台形ABCDは表示装置6に表示される道路地図範囲
を示す。
ためには、まず図示の台形領域ABCD内の道路地図デ
ータのすべてを表示装置6に表示できるように、視点M
の高さZ、視点Mからの見下ろし角度φおよび視点から
の見開き角度θを定めた後、これらパラメータを用いて
図12の長方形領域abcdに投影される鳥瞰図データ
を作成する。その際、見下ろし角度φは、表示装置6の
表示画面の上辺および下辺の各中点を結ぶ中心線付近が
目的地方向となるように設定する。
テップS204で変換した鳥瞰図データを、表示装置6
に表示するための最終的な地図画像データに変換してリ
ターンする。
表示処理を示すフローチャートである。図5のステップ
S301では、車両の現在地周辺の道路地図を地図記憶
メモリ2から読み込む。ステップS302では、ステッ
プS301で読み込んだ道路地図データの中から、平面
地図を表示するのに用いるデータを選択し、その選択し
たデータを平面地図データとして平面地図データ用メモ
リ5に格納する。ここでは、図4のステップS203と
同様に、優先順位の高いデータ等の選択を行う。ステッ
プS303では、平面地図データ用メモリ5に格納され
ている平面地図データを地図画像データに変換して画像
メモリ7に格納してリターンする。
と、制御回路3は車両の目的地および推奨経路を設定し
た後、画面表示モードおよび表示環境の設定を行う。次
にベース画面内に所定範囲の道路地図を表示する。ウイ
ンドウ画面を表示するモードが選択されている場合は、
表示環境の設定に基づいてウインドウ画面を表示する。
その際、ベース画面内に表示される道路地図範囲を示す
表示枠をウインドウ画面内に表示する。車両が所定距離
以上走行すると、ベース画面およびウインドウ画面の書
き換えを行い、所定距離未満しか走行していない場合
は、ベース画面内の車両位置マークとウインドウ画面内
の車両位置マークおよび表示エリア枠だけを移動させ
る。
に表示される道路地図範囲を示す表示エリア枠をウイン
ドウ画面内に表示するようにしたため、ベース画面に表
示される道路地図範囲を一目で把握することができる。
したがって、不案内な地域を走行する場合でも、現在地
と目的地との位置関係がわかりやすくなり、道に迷うお
それが少なくなる。また、ベース画面に鳥瞰図を表示す
る場合でも、ウインドウ画面に平面地図を表示すれば、
鳥瞰図表示形式の欠点である距離感を把握しにくいとい
う欠点を解消できる。
される道路地図範囲のすべてがウインドウ画面内に表示
される例を示したが、操作者による地図縮尺の選択によ
っては、ベース画面内に表示される道路地図範囲をすべ
てウインドウ画面に表示できないおそれもある。このよ
うな場合は、その旨を警告表示したり、あるいは一部の
表示枠だけを表示してもよい。あるいは、ベース画面内
に表示される道路地図範囲がすべて表示されるように、
ウインドウ画面内の地図縮尺を自動的に設定してもよ
い。
インドウ画面の表示位置を変更する例を説明したが、車
両位置マークおよび推奨経路と重ならない位置に自動的
にウインドウ画面を表示するようにしてもよい。すなわ
ち、ウインドウ画面の表示位置や表示面積等を自動的に
設定してもよい。上記実施例において、ベース画面およ
びウインドウ画面を別々にスクロールさせるためのスイ
ッチを設けてもよい。例えば、ウインドウ画面をスクロ
ールさせるためのスイッチが操作された場合には、その
操作に応じて道路地図をスクロールさせるとともに、表
示エリア枠および車両位置マークを移動させればよい。
上記実施例では、図2に示す制御回路3によるメイン処
理の中で表示画面モードと表示環境の設定を行っている
が、表示画面モードと表示環境の設定を割り込み処理で
行ってもよい。すなわち、操作者が入力装置4を介して
表示画面モードまたは表示環境の変更を指示すると、制
御回路3の処理に割り込みをかけて表示画面モード等の
設定を変更するようにしてもよい。これにより、モード
の変更等を迅速に行える。
図記憶メモリ2が道路地図記憶手段に、制御回路が表示
制御手段に、現在地検出装置1が車両位置検出手段に、
図4の鳥瞰図表示処理が鳥瞰図データ変換手段に、図5
の平面地図データ作成手段が平面地図データ作成手段
に、図2のステップS7が判定手段に、それぞれ対応す
る。
れば、第1の表示領域の一部である第2の表示領域に道
路地図をウインドウ表示する際には、第1の表示領域に
表示される道路地図範囲のすべてを第2の表示領域に表
示するようにし、かつ第1の表示領域に表示される道路
地図範囲を示す表示枠を第2の表示領域内の対応する位
置に表示するようにしたため、第1の表示領域に表示さ
れる道路地図範囲を一目で把握でき、距離感も掴みやす
くなる。請求項2に記載の発明によれば、表示枠内の決
まった位置に車両の現在地を示すマークを表示するた
め、車両の現在地を見失うおそれが少なくなる。請求項
3に記載の発明によれば、車両が所定距離以上走行する
と第1の表示領域および第2の表示領域に表示される道
路地図範囲を変更し、所定距離未満しか走行していない
場合には第2の表示領域に表示される表示枠の表示位置
のみを車両の現在地に応じて変更するようにしたため、
画面の書き換えに伴う表示遅れ時間を少なくできるとと
もに、表示枠の移動によって車両の走行位置を確認しや
すくなる。
ブロック図。
ト。
ト。
ート。
地図を表示する例を示す図。
を説明する図。
瞰図を表示する例を示す図。
面地図を表示する例を示す図。
した図。
Claims (3)
- 【請求項1】 道路地図に関する道路地図データを記憶
する道路地図記憶手段と、 前記道路地図データを表示装置に表示させる表示制御手
段とを備えた車両用地図表示装置において、 車両の現在地を検出する車両位置検出手段と、 前記道路地図上の現在地周辺の上空に視点を置き、この
視点から所定の見下ろし角度および見開き角度で前記道
路地図を見下ろした鳥瞰図が前記表示装置に表示される
ように、前記道路地図記憶手段から所定範囲の前記道路
地図データを読み出して鳥瞰図データに変換する鳥瞰図
データ変換手段と、 前記道路地図記憶手段から車両の現在地を含む所定範囲
の前記道路地図データを読み出して平面地図データを作
成する平面地図データ作成手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記表示装置の表示画面内の第1
の表示領域に前記鳥瞰図データまたは前記平面地図デー
タに基づく道路地図を表示させ、かつ前記第1の表示領
域の一部である第2の表示領域に前記鳥瞰図データまた
は前記平面地図データに基づく道路地図をウインドウ表
示させる場合には、前記第1の表示領域に表示される道
路地図範囲を少なくとも含む範囲の道路地図を前記第2
の表示領域に表示させ、かつ前記第1の表示領域に表示
される道路地図範囲を示す表示枠を前記第2の表示領域
内の対応する位置に表示させることを特徴とする車両用
地図表示装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された車両用地図表示装
置において、 前記表示制御手段は、前記表示枠内の決まった位置に車
両の現在地を示すマークが表示されるように、前記マー
クの表示位置に応じて前記表示枠の表示位置を変更する
ことを特徴とする車両用地図表示装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載された車両用地
図表示装置において、 車両が所定距離以上走行したか否かを判定する判定手段
を備え、 前記表示制御手段は、車両が所定距離以上走行したと判
定されると、車両の現在地に応じて前記第1の表示領域
および前記第2の表示領域に表示される道路地図範囲を
変更し、車両が所定距離未満しか走行していないと判定
されると、前記第1の表示領域に表示される道路地図範
囲を変更せずに前記第2の表示領域に表示される前記表
示枠の表示位置を車両の現在地に応じて変更することを
特徴とする車両用地図表示装置。
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- 1994-12-12 JP JP30759594A patent/JP3428752B2/ja not_active Expired - Lifetime
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