JPH08160387A - 液晶電気光学装置の周辺駆動回路 - Google Patents
液晶電気光学装置の周辺駆動回路Info
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- JPH08160387A JPH08160387A JP7219558A JP21955895A JPH08160387A JP H08160387 A JPH08160387 A JP H08160387A JP 7219558 A JP7219558 A JP 7219558A JP 21955895 A JP21955895 A JP 21955895A JP H08160387 A JPH08160387 A JP H08160387A
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Abstract
を削減する。 【構成】 液晶電気光学装置において、液晶表示部(1
01)と信号線駆動回路と周辺駆動回路が同一基板状に
設けられている。信号線駆動回路のシフトレジスタ(1
02)の第N段目のレジスタ(103)に信号が入力さ
れる際には、信号の伝達を終了している第(N−1)段
以前のレジスタ(106)、及び信号の入力を待機して
いる第(N+1)段目以降のレジスタ(107)への電
力供給が停止される。他方、走査線駆動回路のシフトレ
ジスタ(108)の第N段のレジスタ(110)に信号
が入力される際には、第(N−1)段目以前のレジスタ
(111)と、第(N+1)段目以降のレジスタ(11
2)への電力供給が停止される。
Description
電気光学装置の画素部を駆動するための周辺駆動装置に
関するものである。特に、低い消費電力で動作すべき液
晶電気光学装置の周辺駆動回路に関するものである。
装置の概略構成図であり、液晶電気光学装置は、画像を
表示する画素マトリックス部(2901)と、画素マト
リックス部(2901)を駆動するための信号線駆動回
路(2902)と走査線駆動回路(2903)により構
成されている。画素マトリックス(2901)は走査線
(2904)、信号線(2905)により、それぞれ走
査線駆動回路(2903)、信号線駆動回路(290
2)に接続されている。
て、走査線(2904)と信号線(2905)とはマト
リックス状に配置されている。特に、アクティブマトリ
ックス型の液晶表示装置において、その交差部分に、画
素薄膜トランジスタ(以下、薄膜トランジスタをTFT
と略す)(2906)が配置されている。画素TFT
(2906)のゲート電極は走査線(2904)に接続
され、ソース電極は信号線(2905)に接続され、ド
レイン電極は液晶容量(2907)の画素電極に接続さ
れている。液晶容量(2907)には保持容量(290
8)が並列に接続されている。液晶容量(2907)は
大きな電気容量値をとりえないため、保持容量(290
8)において、電荷を保持する。
ジスタ回路(2909)、バッファ回路(2910)、
サンプリング回路(2911)で構成されている。他
方、走査線駆動回路(2903)は、シフトレジスタ
(2916)とNAND回路インバータ型バッファ(2
917)により構成されている。
スタ回路(2909)、(2916)の回路図であり、
図30(a)はクロックトインバータ(3001)によ
り構成したシフトレジスタ回路の回路図であり、図30
(b)はトランスミッションゲート(3002)により
構成したシフトレジスタ回路の回路図である。
表示する際には、信号線駆動回路(2902)におい
て、ビデオ信号に同期した信号が入力端子(2912)
からシフトレジスタ(2909)に入力される。シフト
レジスタ(2909)のレジスタにより、この入力信号
はクロックパルスに従って順次にシフトされて、インバ
ータ形式のバッファ回路(2910)に入力されて、記
憶される。バッファ回路(2910)により、サンプリ
ング回路(2911)のアナログスイッチ(2913)
はオン、オフが制御される。
になると、ビデオ信号線(2915)と保持容量(29
14)が短絡されて、保持容量(2914)に電荷が充
電されて、オフ状態になると、保持容量(2914)に
サンプリングされたビデオ信号として電荷が保持され
る。再び、アナログスイッチ(2913)がオン状態に
なると、保持容量(2914)の電荷が放電して、信号
線(2905)を介して、画素TFT(2906)にサ
ンプリングされたビデオ信号が伝達される。
て、垂直同期信号に同期した入力信号と、水平同期信号
に同期したクロックに従って、シフトレジスタ(291
6)とNAND回路インバータ型バッファ(2917)
により、走査線(2904)を順次に駆動して、画素T
FT(2906)のオン・オフを制御する。
(2906)のゲイト電極にスレッショルド電圧を越え
る電圧が印加されると、画素TFT(2906)がオン
状態となり、画素TFT(2906)のドレイン電極と
ソース電極は短絡状態となる。この状態で、保持容量
(2914)から信号線(2905)を介して、画素T
FT(2906)にサンプリングされたビデオ信号が伝
達されて、液晶容量(2907)と保持容量(290
8)が充電される。画素TFT(2906)がオフ状態
となると、画素TFT(2906)のドレイン電極は開
放状態となり、液晶容量(2907)と保持容量(29
08)に蓄積された電荷は次に画素TFT(2906)
がオン状態になるまで保持される。
線駆動回路(2902)において、シフトレジスタ回路
(2909)、(2916)の代わりに、デコーダ回路
を用いることもできる。
号線駆動回路の回路図である。この場合には、画素とア
ドレスを1対1に対応させる。ビデオ信号を画素に書き
込む場合には、アドレス信号がをアドレス信号入力線
(3101)を介して信号線駆動回路に入力される。ア
ドレス信号に従って、NANDゲート(3102)は信
号線を選択して、信号をアナログスイッチ(3103)
に出力する。アナログスイッチ(3103)において、
保持容量(3104)のオン・オフがせいぎょされて、
ビデオ信号がサンプリングされて、保持容量(310
4)に電荷として保持される。
査線駆動回路(2902)において、シフトレジスタ回
路(2909)、(2916)の代わりに、デコーダ回
路とカウンタ回路を用いることもできる。
り構成した信号線駆動回路の回路図である。カウンタ回
路(3202)はクロックパルス入力(3201)を計
数して、この計数結果ををアドレス信号として、NAN
Dゲート(3203)に入力する。アドレス信号に従っ
て、NANDゲート(3203)は信号線を選択して、
対応するアナログスイッチ(3204)に信号を入力す
る。アナログスイッチ(3204)において、NAND
ゲート(3203)からの信号が入力されると、ビデオ
信号をサンプリングして、保持容量(3205)に電荷
として保持する。
板上に、液晶電気光学装置の周辺駆動回路を、CMOS
回路で作製している。図33はCMOS回路により構成
されたシフトレジスタの回路構成図であり、図30
(a)に示すシフトレジスタに対応する。
合には、Pチャネル型TFTとNチャネル型TFTを同
一基板に製造するために、工程が増加するという問題点
が生ずる。更に、Pチャネル型TFTとNチャネル型T
FTで特性が揃い難いという特性上の欠点がある。
周辺駆動回路を一導電型のTFTと抵抗等の素子により
構成して、工程の簡略化、素子の特性の均一化を図って
いる。
り構成されたシフトレジスタ回路の構成図である。ま
た、図35はPチャネル型TFTと抵抗を用いた基本ゲ
ート回路の構成図であり、NAND回路、NOR回路、
インバータ回路の構成図を示す。これらの基本回路によ
り、JK−フリップフロップやカウンタ回路等を構成す
ることができる。図36はJK−フリップフロップの構
成図であり、図37は4ビットカウンタ回路の構成図で
ある。
源、クリア、クロック、イネーブルそれぞれの入力信号
に従って、リップルキャリの出力信号、カウンタのビッ
ト出力Q1 〜Q4 、その反転出力信号をそれぞれ作成す
る。
ネル型TFTと抵抗を用いた周辺駆動回路は消費電力が
大きいという問題点がある。例えば、図34に示したシ
フトレジスタ回路は、Pチャネル型TFT(3401)
がオンになると、電源(3402)とグランド(340
3)が抵抗(3404)で短絡され貫通電流が流れるこ
とになり、消費電力が大きくなる。
電流を流さないようにすると、放電しにくくなり、電源
電位からグランド電位に変化するのが遅くなり、周波数
特性が悪くなる。従来では、周波数特性を優先させてい
るために、抵抗(3404)を大きな値にすることが困
難である。
機器等の電子機器に利用する際に大きな障害になる。
動回路を利用しても、液晶電気光学装置全体を駆動する
際に必要とされる消費電力を低減することが可能な液晶
電気光学装置の周辺駆動回路を提供することにある。
解決するために、本発明に係る液晶電気光学装置の周辺
駆動回路の構成は、レジスタを複数段接続して構成され
たシフトレジスタ回路と、前記レジスタに電力を供給す
る電力供給回路と、を有する液晶電気光学装置の周辺駆
動回路において、前記レジスタの1つに信号が入力され
た場合に、前記電力供給回路は当該レジスタ以外の少な
くとも1つのレジスタへの電力供給を停止することを特
徴とする。
レジスタは、クロック信号に同期して、1個の信号をレ
ジスタで遅延して、順次に伝達している。従って、シフ
トレジスタとして機能しているのは全体の一部である。
そのため、本発明は、機能しているレジスタのみに電力
を供給して、周辺駆動回路全体の消費電力を削減するよ
うにしている。
図1に基づいて説明する。図1は液晶表示装置の構成図
であり、液晶表示部(101)と信号線駆動回路と周辺
駆動回路が同一基板状に設けられている。信号線駆動回
路において、複数段のレジスタから成るシフトレジスタ
(102)、バッファ(104)、サンプラ(105)
が順次に接続され、サンプラ(105)の出力は信号線
を介して、液晶表示部(101)に接続されている。他
方、走査線駆動回路において、シフトレジスタ(10
8)、バッファ(109)が順次に接続されて、バッフ
ァ(109)の出力は走査線を介して、液晶表示部(1
01)に接続されている。
(102)の第N段目のレジスタ(103)に信号が入
力される際には、バッファ(104)の最終段と、サン
プラ(105)に影響がないように、電力を保ちなが
ら、信号の伝達を終了した後の第(N−1)段以前のレ
ジスタ(106)への電力供給を停止することが可能で
ある。
+1)段目以降のレジスタ(107)への電力供給を停
止することも可能である。
8)についても同様に、バッファ(109)に影響がな
いように電力を保ちながら、第N段のレジスタ(11
0)に入力信号があるときは、第(N−1)段目以前の
レジスタ(111)と、第(N+1)段目以降のレジス
タ(112)への電力供給を停止することが可能であ
る。
いて、隣り合う2段のレジスタの出力が同時にアクティ
ブになるように構成した場合には、第N段目のレジスタ
に入力信号が到達した時点で、第(N−1)段のレジス
タの出力もアクティブであるため、第(N−2)段以前
のレジスタへの電力供給を停止することができる。
分する場合には、第N段目のレジスタに信号が入力した
時点で、アクティブ信号を出力していない第(N+1)
段目のレジスタに電源を供給し始めて、次のクロック変
化に基づいて、第(N+1)段目のレジスタに信号を確
実に伝達するようする。従って、第N段目のレジスタに
信号が入力された時点で、第(N+2)段以降のレジス
タへの電力供給を停止することが可能である。なお、素
子遅延により、入力信号のパルス幅を変化することが許
される場合には、第(N+1)段目以降のレジスタへの
電力供給を停止ことが可能になる。
ることを優先させる場合など、必ずしも、第N段目のレ
ジスタに入力信号が到達した場合に、電力供給を停止す
るレジスタは第(N−2)段目以前と第(N+2)段目
以降のレジスタに限らなくてよい。
電力供給を継続して、第(N−3)段目、第(N−4)
段目等のレジスタには電力供給をしないことも可能であ
る。従って、第(N−x)段〔x≧2〕のシフトレジス
タへの電力供給を停止するとも可能である。
達した場合に、第(N+2)段目のレジスタに電源を供
給して、第(N+3)段、第(N+4)段等のレジスタ
には電力を供給しないことも可能である。従って、第
(N+y)段目〔y≧2〕のレジスタへの電力供給を停
止するとも可能である。
路をPチャネル型薄膜トランジスタと抵抗により構成し
た場合には、それぞれの回路は消費電力が大きいが、機
能すべき部分のみを作動しているため、全体として消費
電力を抑えることができる。特に、常時作動している電
力供給回路の消費電力はシフトレジスタ回路の消費電力
よりも小さくすることが好ましい。
辺駆動回路の他の構成は、レジスタが複数段接続されて
構成されたブロックと、該ブロックを複数段接続されて
構成されたシフトレジスタ回路と、前記ブロック毎に接
続され、前記レジスタに電力を供給する電力供給回路
と、を有する液晶電気光学装置の周辺駆動回路におい
て、前記ブロックの1つを構成するレジスタに信号が入
力された場合に、前記電源供給回路は、当該ブロック以
外への電力供給を停止することを特徴とする。
トレジスタにおいて、を任意の数のレジスタをまとめて
ブロック化して、ブロック毎に電力供給を制御する。こ
の構成を採用することにより、レジスタを1段ずつ制御
するよりも、制御回路を簡素にすることができる。
図2に基づいて説明する。シフトレジスタ(201)の
レジスタを何段かまとめて、レジスタブロック(20
2)〜(204)を形成する。制御回路(205)はレ
ジスタブロック毎に制御信号(206)〜(208)を
供給する。
力されるレジスタが存在するシフトレジスタブロック
(204)には、電力を供給する制御信号(208)が
入力されて、電力が供給される。また、シフトさせるべ
き入力信号を伝達した後のレジスタブロック(202)
と、信号の入力を待機しているレジスタブロック(20
3)には、電力供給を停止する信号(206)、(20
7)が入力されて、電力供給が停止される。
信号の受け渡している期間は、これらのブロックに電力
を供給しなければならないが、入力信号があるブロック
1つに対して電力を供給し、入力信号がないブロックに
対する電力供給は停止してよい。
辺駆動回路の他の構成は、画素部の画素を特定する液晶
電気光学装置の周辺駆動回路において、該周辺駆動回路
に電力を供給する電力供給駆動回路を有し、前記電力供
給回路は、前記画素を特定している周辺駆動回路以外の
少なくとも一部分への電力供給を停止すること、或いは
供給電力を下げることを特徴とする。
辺駆動回路は、周辺駆動回路の機能していない部分、即
ち画素を特定していない部分は、電力供給を停止する、
或いは供給電力を下げるようにしている。
は、信号線駆動回路において、ビデオ信号をサンプリン
グして、保持容量を充電することをいう。或いは、走査
線駆動回路において、走査線に接続された画素TFTを
オン状態にすることをいう。
路として、順次に符号を付す。第N番目の回路に入力信
号が到達すると、第N番目の回路の出力がアクティブと
なると同時に、第(N−1)番目の回路もアクティブ出
力となっている。従って、これら以外の回路では、アク
ティブ出力となっていないので、供給電力を下げること
ができる。即ち、第(N−2)番目以前の回路部分への
電力供給を停止する、或いは供給電力を下げることがで
きる。更に、第(N+1)番目以降の回路部分への電力
供給を停止する、或いは供給電力を下げることができ
る。
給はそのままで、第(N+2)番目、第(N+3)番目
等の回路部分への電力供給を停止する、或いは供給電力
を下げることができる。従って、第(N+x)段〔x≧
1〕の回路への電力供給を停止する、或いは供給電力を
下げることも可能である。
給して、第(N−2)段、第(N−3)段等の回路には
電力を供給しない、或いは供給電力を下げることも可能
である。従って、第(N−y)段目〔y≧2〕の回路へ
の電力供給を停止する、或いは供給電力を下げることも
可能である。
特性から電位差で5V程度必要となる。ところが、液晶
に直流電圧を印加したままであると劣化するため、交流
駆動にする必要がある。電位差は10数V必要となり、
周辺駆動回路の電源電圧は、20V前後必要となる。
していない部分では、供給電力を20V以下にすること
で、消費電力を削減できる。或いは、画素を特定してい
ない部分に電力供給を停止することで、最小限必要な消
費電力とすることができる。なお、周辺駆動回路を20
V以下で動作させて、画素を特定する場合にのみ、20
Vの電源電圧とすることで、消費電力を削減できると言
える。
コーダー回路等を薄膜トランジスタと抵抗により構成し
た場合には、それぞれの回路は消費電力が大きいが、機
能すべき部分のみを作動することで、全体として消費電
力を抑えることができる。
発明に係る液晶電気光学装置の構成の1つは、複数の画
素がマトリクス上に配置され、前記画素を少なくとも1
つ含むように複数のブロックに分割された画素部を駆動
するための液晶電気光学装置の周辺駆動回路において、
該周辺駆動回路に電力を供給する電力供給回路を有し、
前記ブロック中に、電圧を印加する、又はサンプリング
されたビオ信号を書き込まれる画素が存在しない場合
に、あるいはサンプリングされたビデオ信号が書き込ま
れる画素が存在しない場合に、前記電力供給回路は、前
記周辺駆動回路のうち、前記ブロック中の画素に対応す
る少なくとも一部に対して、電力供給を停止する。又
は、電力供給を削減することを特徴とする。
を任意の数をまとめてブロックとし、そのブロックの画
素に対応する回路ごとに電力の供給を制御している。従
って、画素をブロック化すると共に、周辺駆動回路もブ
ロック化して、ブロック毎に電力供給を制御している。
即ち、画素を特定していないブロックに対して、電力供
給を停止する、或いは供給電力を下げるようにしてい
る。
ロックとして、順次に符号を付す。第N番目のブロック
に入力信号が到達した場合には、第(N−1)番目以前
のブロックへの電力供給を停止する、或いは供給電力を
下げることができる。更に、第(N+1)番目以降のブ
ロックへの電力供給を停止する、或いは供給電力を下げ
ることができる。
力供給はそのままで、第(N+2)番目、第(N+3)
番目等のブロックへの電力供給を停止する、或いは供給
電力を下げることができる。従って、第(N+x)段
〔x≧1〕のブロックへの電力供給を停止する、或いは
供給電力を下げることも可能である。
を供給して、第(N−2)段、第(N−3)段等のブロ
ックには電力を供給しない、或いは供給電力を下げるこ
とも可能である。従って、第(N−y)段目〔y≧1〕
のブロックへの電力供給を停止する、或いは供給電力を
下げることができる。回路部分の電源電圧を下げること
も可能である。
り、3段分のレジスタのみを図示している。図4は3段
のレジスタの入出力信号のチャート図である。
な構成で、レジスタのの入出力が図4に示すものとなる
シフトレジスタを取り上げる。
タをブロック化し、ブロックごとに電力供給する場合を
示す。なお、電力供給を制御する制御回路は画素マトリ
ックスを形成した透明基板外にCMOS回路により構成
するものとする。
合を図5に示す。入力信号を検出して、制御信号を作り
出すことも可能であるが、ここでは、制御回路(50
1)とシフトレジスタ(502)が同期していることを
利用する。
は、シフトレジスタ(502)と制御回路(501)の
カウンタ(504)に入力される。カウンタ(504)
の出力は、デコーダ(505)により制御信号(50
6)となる。制御信号(506)は、シフトレジスタ
(502)に入力される。
目のブロックに対する制御信号(506)のタイミング
チャートを示す。クロックオシレータ(503)のクロ
ック信号(601)に基づいて、デコーダ(502)は
制御信号(506)を作成する。電力供給信号(60
2)、第Nシフトレジスタブロック起動時に初期化する
クリア信号(603)、クロック供給信号(604)の
3系統の信号を作成する。
力を作り出すのに必要なの期間(605)以外に、(6
06)の時点で、ブロックに電力を供給し始めて、(6
07)の時点でクロック信号を入力し始める。電力供給
とクロック信号の入力を同時にせずに、時間差(60
8)を設けることで、起動時の出力を確実にする。
ックに信号が入力された後は、何れの時点でも第Nブロ
ックに対する電力供給を停止してもよいがここでは、
(609)の時点で電力供給とクロック供給を停止す
る。
場合に、第4ブロックに供給する制御信号(506)を
作り出す回路を示す。
一のクロックオシレータ(701)の出力をバイナリカ
ウンタ(702)に入力する。バイナリカウンタ(70
2)の出力を、AND回路(703)、(704)、
(705)で検出し、OR回路(706)、(707)
で合成して、制御信号とする。
ロックが入力信号をブロック内部で伝えるために必要な
期間を、AND回路(704)はクリア期間を、AND
回路(705)はクリア期間と入力信号を伝える期間の
間をそれぞれ選び出す。
4)、(705)の出力をOR回路(706)によって
論理和をとると電力供給信号(602)となる。また、
AND回路(704)の出力をインバータ(708)で
反転したものはクリア信号(603)となり、AND回
路(703)、(705)の出力はOR回路(708)
によってクロック供給信号(604)となる。
トレジスタブロックへ電源を供給する回路を示す。
型TFT(802)を通してシフトレジスタブロック
(803)に接続する。
極には電力供給信号(602)を印加する。
レジスタの1段(901)の記憶ループの値を確定する
Pチャネル型TFT(902)を接続する。
極には、クリア信号(603)を印加する。
トレジスタの起動前後で変化しないようにループの値を
確定するために、バッファ(903)の出力が通常電源
電位の場合には接点(904)に、通常グランド電位の
場合には接点(905)にPチャネル型TFT(90
2)のドレイン電極を接続する。
ク線(1001)、(1002)をPチャネル型TFT
(1003)、(1004)を通して、シフトレジスタ
ブロック(1005)に接続する。
04)のゲート電極には、クロック供給信号(604)
を印加する。
電気光学装置の周辺駆動回路として用いた場合の消費電
力を比較する。抵抗1ヶにつき電源電圧の2乗を抵抗値
で割ったものが、1ヶの抵抗における消費電力となる。
図32に示した従来例の場合、シフトレジスタ1段中抵
抗は3ヶあり、全段に対し常時電源が供給される。従っ
て従来型の場合、シフトレジスタの段数に比例して消費
電力が増大する。
ジスタ1段中の抵抗は3ヶであるが、信号伝達にシフト
レジスタ8段、隣接ブロックとの制御信号の重なりによ
ってシフトレジスタ4段相当の回路に対し常時電源が供
給され、他のシフトレジスタには電源が供給されない。
したがって、周辺駆動回路としての消費電力を極めて小
さくでき、またシフトレジスタの段数が増加しても消費
電力は変わらない。
kΩとして、640段のシフトレジスタを動作させるも
のとし、電源電位出力になるか、グランド電位出力にな
るかが確率1/2でおきるものとすると、消費電力は従
来型で1280mWであるのに対し、実施例1の構成に
おいては24mWとすることができた。
タのレジスタ毎に制御回路を設け、外部から特別の信号
を用いる場合を示す。
01)のレジスタ毎に制御回路(1102)を設けて、
入力信号(1103)を検出し、制御信号(1104)
を作成する。
のでは、パルス幅が保証されないので、入力信号が到達
する以前に電力を供給する。具体的には、基本クロック
の半周期前に電力を供給して、レジスタを起動させて、
基本クロックが1周期後に、即ち、レジスタが出力をア
クティブにした直後に、電力の供給を停止する。
模式図を示す。図12(a)は第N番目のレジスタがア
クティブである状態を示し、図12(b)は図12
(a)の状態から、クロック1周期後の状態を示す。図
12aに示すように、シフトレジスタ(1201)の第
N段目のレジスタ(1202)の出力信号(1203)
は制御回路(1204)の第(N+1)番目の回路(1
205)と第(N−2)番目の回路(1206)に入力
される。
では、第N段目のレジスタ(1202)の出力信号(1
203)がアクティブになると、第(N+1)段目のレ
ジスタ(1207)に電力を供給する制御信号(120
8)を作成して、第(N+1)段目のレジスタを起動す
る。
では、第N段のレジスタ(1202)の出力(120
3)がアクティブになると、第(N−2)段目のシフト
レジスタ(1209)に電力供給の停止をする制御信号
(1210)を作成して、第(N−2)段目のレジスタ
を停止する。
201)に入力されると、図12(b)に示すように、
第(N+2)番目の制御回路(1211)では、第(N
+1)段目のレジスタ(1207)の出力信号(121
2)がアクティブになると、第(N+2)段目のレジス
タ(1213)に電力を供給する制御信号(1214)
を作成して、第(N+2)段目のレジスタを起動する。
では、第(N+1)段目レジスタ(1207)の出力
(1212)がアクティブになると、第(N−1)段目
のシフトレジスタ(1216)に電力供給の停止をする
制御信号(1217)を作成して、第(N−1)段目の
レジスタを停止する。
入力される度に、以上の動作を繰り返して、レジスタを
順次に起動・停止する。
も、停止しても、図1のサンプラ(105)が誤動作し
ないように、図1のバッファ(104)の出力は変化し
てはならない。これから、図1のバッファ(104)の
出力は確実であり、図11のシフトレジスタ(110
1)に電源を供給しない期間は、シフトレジスタ(11
01)内の信号は不確実なことを考慮して、実施例2で
はバッファの出力を次段のレジスタの入力とする。
1段分のタイミングチャートを示す。基本クロック(1
301)と第(N−1)段目のレジスタのバッファ出力
(1302)から第N段調整入力A(1303)電源電
位(1304)を作る。ここで、レジスタの1段は基本
クロックの1.5周期分だけ動作しているが、制御信号
はクロックの立ち上がり、立ち下がりから遅れるので、
第N段目のレジスタへの入力信号として、基本クロック
の2周期分を作り出し、パルス幅を確実に基本クロック
1周期分とする。
5)と第(N+1)段目のレジスタのバッファ出力(1
306)から第N段調整入力B(1307)の電源電位
(1308)を作る。そして、入力調整信号A(130
3)とB(1307)をアクティブハイとして論理和を
とり、(1309)のような調整信号を作る。
タのバッファ出力信号(1302)は、基本クロック
(1301)から遅れて変化するので、調整信号(13
09)の(1310)において誤動作信号を生じる。
クロック(1311)でマスクすることで、動作を確実
なものとする。これらの信号によって第N段目のレジス
タのバッファ出力(1312)が形成できる。
(1313)に示すようなものであり、素子遅延による
入力信号幅の変化をさけるため、入力信号が到達する、
基本クロックの半周期前に電力供給を始める。
できて、低消費電力化が求められるため論理回路を使用
しないものが望ましい。実施例2では、周波数特性は悪
くなるものの構成が容易なコンデンサーを中心とした回
路を考える。
(1401)が充電状態で、シフトレジスタの電力供給
を停止し、放電状態でシフトレジスタに電源を供給する
制御信号出力(1402)を作る。
体の電源投入後、制御回路の初期状態を設定する。つま
り、入力信号をシフトレジスタに入力する前に、Pチャ
ネル型TFT(1403)のゲート電極にグランド電位
信号を印加し、コンデンサー(1401)を充電する。
取りこぼさないために、第(N−1)段目のレジスタに
入力信号が到達した時点で、第N段目のレジスタを起動
して、次のクロック変化で入力信号を取り込む。
は第(N−1)段目のレジスタのバッファ出力をゲート
電極の入力とする。これによって、第(N−1)段目の
レジスタのバッファ出力がグランド電位になると、コン
デンサー(1401)を放電して、第N段目のレジスタ
に電源を供給する信号を作り出す。
て、入力信号が第(N+2)段目のレジスタに到達する
と、第N段目のレジスタはアクティブ信号を出していな
い状態になり、電力供給を停止してよい。
は第(N+2)段シフトレジスタのバッファ出力をゲー
ト電極の入力とする。これによって、第(N+2)段シ
フトレジスタのバッファ出力がグランド電位になると、
コンデンサー(1401)を充電して、第N段目のシフ
トレジスタの電力供給を停止する。ここで、(140
6)は、電源保護のための抵抗である。
示す。信号調整部(1501)について、Pチャネル型
TFT(1502)のゲート電極に基本クロック、Pチ
ャネル型TFT(1503)のゲート電極にマスク用の
1.5倍周期のクロック、Pチャネル型TFT(150
4)のゲート電極に第(N−1)段目のレジスタのバッ
ファ出力を印加し、第N段目のトレジスタのバッファ出
力の立ち下がり、つまり図13における信号(130
3)を作る。
電極に基本クロックの反転、Pチャネル型TFT(15
06)のゲート電極にマスク用の1.5倍周期のクロッ
ク、Pチャネル型TFT(1507)のゲート電極に第
(N+1)段シフトレジスタのバッファ出力を印加し、
第N段目のレジスタのバッファ出力の立ち上がり、つま
り、図13における信号(1307)を作る。
3における信号(1309)となる。基本的にPチャネ
ル型TFT(1504)、(1507)はオフ状態にあ
るので、通常抵抗(1508)には電流が流れないた
め、信号調整部には制御信号を入力しない。
せていたが、Pチャネル型TFT(1590)、(15
10)、(1511)のゲート電極に制御信号を印加
し、不必要な期間、電力供給を停止することで、シフト
レジスタ全体で低消費電力を図る。
電極に1.5倍周期のクロック、Pチャネル型TFT
(1513)のゲート電極に信号調整部(1501)の
出力を印加し、記憶ループを構成しない期間のバッファ
入力を作る。
電極に、1.5倍周期のクロックの反転信号、Pチャネ
ル型TFT(1515)のゲート電極に記憶ループを構
成するインバータ(1516)の出力を印加する。
5)と抵抗(1517)がインバータを構成している。
このインバータと、Pチネャル型TFT(1518)と
抵抗(1519)で構成するインバータで記憶ループを
なす。
(1521)は、バッファを構成する。ここでPチャネ
ル型TFT(1522)は、クリアをする時に、シフト
レジスタの各出力を確定し、制御回路のコンデンサーの
充電状態が確保できなくなるのを防ぐためのものであ
る。
きければ、電源を供給するPチャネル型TFT(150
9)、(1510)、(1511)を1つにまとめるこ
とも可能である。
場合、実施例2の回路構成で、制御信号を基本クロック
に同期させ、シフトレジスタ1段に1周期分だけ電源を
供給することも可能である。
電気光学装置の周辺駆動回路として用いた場合の消費電
力を比較する。抵抗1ヶにつき電源電圧の2乗を抵抗値
で割ったものが、1ヶの抵抗における消費電力となる。
図32に示した従来例の場合、レジスタ1段には抵抗が
3個あり、全段に対し常時電源が供給される。従って従
来型の場合、シフトレジスタの段数に比例して消費電力
が増大する。
回路の場合、レジスタ1段には抵抗が3個あるが、レジ
スタ3段に対して常時電源が供給され、他のレジスタに
は電力が供給されない。したがって、周辺駆動回路とし
ての消費電力を極めて小さくでき、またシフトレジスタ
の段数が増加しても消費電力は変わらない。
kΩとして、640段のシフトレジスタを動作させるも
のとし、電源電位出力になるか、グランド電位出力にな
るかが確率1/2でおきるものとすると、消費電力は従
来型で1280mWであるのに対し、実施例2の構成に
おいては6mWとすることができた。
タにおいて、レジスタ毎に制御回路を設ける場合を示
す。実施例2で、1.5倍周期のクロックによって誤動
作を防いでいた部分を、クロックをマスクする回路を設
けて対応する。従って、信号の主な引き回し、制御回路
は実施例2と同様である。
グチャートを示す。信号調整部において基本クロックの
反転(1601)と第(N−1)段目のレジスタのバッ
ファ出力(1602)から第N段入力(1603)の電
源電位(1604)を作る。
ック(1605)がタイミング的に望ましいが、第N段
の制御信号は(1606)のようになるので、起動直後
(1607)において、記憶ループが形成され第N段入
力(1603)を受け付けない。
(1606)、(1608)でマスクして、(160
9)のようなループ形成信号を作る。これらで、第N段
のバッファ出力(1610)を作成する。
す。信号調整部(1701)について、Pチャネル型T
FT(1702)のゲート電極に基本クロック、Pチャ
ネル型TFT(1703)のゲート電極に第(N−1)
段目のレジスタのバッファ出力を印加し、第N段目のレ
ジスタ起動時の信号設定をする。
Pチャネル型TFT(1705)のゲート電極に第N番
目の制御信号、Pチャネル型TFTのゲート電極(17
06)に第(N+1)番目の制御信号、Pチャネル型T
FTのゲート電極(1707)に基本クロックの反転を
印加して、出力(1708)を得る。信号(1708)
の反転をとることで記憶ループを形成する信号を作る。
バッファ回路(1710)は、実施例2と同じである。
ここで、Pチャネル型TFT(1711)、(171
2)、(1713)、(1714)、(1715)は電
力供給、Pチャネル型TFT(1716)はクリア実行
のためのものである。
電気光学装置の周辺駆動回路として用いた場合の消費電
力を比較する。抵抗1個につき電源電圧の2乗を抵抗値
で割ったものが、1この抵抗の消費電力となる。図34
に示した従来例の場合、レジスタ1段には抵抗は3個あ
り、全段に対し常時電源が供給される。従って、従来型
の場合、レジスタの段数に比例して消費電力が増大す
る。
回路の場合、レジスタ1段には抵抗は5個あるが、レジ
スタ3段のみに対して常時電源が供給され、他のシフト
レジスタには電源が供給されない。したがって、周辺駆
動回路としての消費電力を極めて小さくでき、またレジ
スタの段数が増加しても消費電力は変わらない。
kΩとして、640段のシフトレジスタを動作させるも
のとし、電源電位出力になるか、グランド電位出力にな
るかが確率1/2でおきるものとすると、消費電力は従
来型で1280mWであるのに対し、実施例3の構成に
おいては10mWとすることができた。
本クロックの2周期分とする場合を示す。実施例2、実
施例3では、電源を基本クロックの1.5周期の期間供
給していたが、実施例4では2周期分とすることで、回
路を簡素化する。
ジスタ(1801)、バッファ(1802)、制御回路
(1803)の構成は変わらない。第(N−1)段目の
トレジスタからのアクティブ出力(1804)によっ
て、クロック同期して第N段目のレジスタの出力がアク
ティブとなると、第N段目のレジスタに対応するバッフ
ァ(1805)の出力(1806)を変化させる。
2)番目の制御回路(1807)と第(N−2)番目の
制御回路(1808)に入力し、第N段バッファ出力
が、アクティブになると、第(N+2)番目の制御回路
(1807)では、電力供給信号(1809)を、第
(N−2)番目の制御回路(1808)では電力供給停
止信号(1810)を作る。
の流れを図18bに示す。実施例4では、第(N+1)
段目のレジスタの入力として、第N番目のバッファ出力
ではなく、第N段目のレジスタの出力を用いる。
(1901)で、入力信号を取り込み、クロック反転
(1902)で記憶ループを構成する。
基本クロックの2周期分だけ電源を供給する。
の実線のようになる。第(N+1)段目のレジスタで
は、期間(1905)、(1906)で信号の取り込み
を行うので、(1904)の点線のようになっている必
要はない。また、第N段目のレジスタに対するバッファ
に入力する信号として、(1907)を用いるとバッフ
ァ出力(1908)で誤動作がおきない。
タ(2001)の出力は、第N段目のバッファ(200
2)と第(N+1)段目のレジスタの入力となる。
2)、(N−2)番目の制御回路(2003)の入力と
なり、制御信号を作る。
タの各インバータに、電力供給をするPチャネル型TF
T(2004)、(2005)、(2006)を直列に
接続したものである。
007)、(2008)、(2009)のソース電極を
1点にまとめ、電力供給を制御する1つのPチャネル型
TFTを介して電源に接続することも可能である。
路(2003)は、実施例2と同じ構成である。つま
り、第N番目の制御回路コンデンサー(2010)を放
電するPチャネル型TFT(2011)のゲート電極へ
の入力が、第(N−2)番目のバッファ出力であり、充
電するPチャネル型TFT(2012)のゲート電極へ
の入力が、第(N+2)番目のバッファ出力である。
3)、(2014)はクロック同期アナログスイッチで
あり、Pチャネル型TFT(2015)、(2016)
はクリア実行のためのものである。
電気光学装置の周辺駆動回路として用いた場合の消費電
力を比較する。抵抗1個につき電源電圧の2乗を抵抗値
で割ったものが、1個の抵抗の消費電力となる。図34
に示した従来例の場合、シフトレジスタ1段には抵抗が
3個あり、全段に対し常時電源が供給される。従って、
従来型の場合、シフトレジスタの段数に比例して消費電
力が増大する。
回路の場合、シフトレジスタ1段には抵抗は3個ある
が、シフトレジスタ4段のみに対して常時電源が供給さ
れ、他のシフトレジスタには電源が供給されない。従っ
て、周辺駆動回路としての消費電力を極めて小さくで
き、またシフトレジスタの段数が増加しても消費電力は
変わらない。
kΩとして、640段のシフトレジスタを動作させるも
のとし、電源電位出力になるか、グランド電位出力にな
るかが確率1/2でおきるものとすると、消費電力は従
来型で1280mWであるのに対し、実施例4の構成に
おいては8mWとすることができた。
場合に、電源電圧を必要とされる値にする回路構成を示
す。これはまた、機能していない部分の、電源電圧を下
げる回路構成でもある。
周辺駆動回路を構成し、一導電型TFTここではPチャ
ネル型TFTと抵抗で回路を実現する場合を想定する。
図21にシフトレジスタ回路を示す。図21に示すよう
に本実施例で、1段(2101)とは、インバータ3個
(2102)、(2103)、(2104)とアナログ
スイッチ2個(2105)、(2106)で構成される
回路を指す。ここで、(2107)は、アナログスイッ
チをオン、オフするバッファである。
圧を、点線が低消費電力を実現する電源電圧を示す。液
晶を駆動させることになるビデオ信号の電圧変化範囲を
考えると、アナログスイッチを動作させるバッファに
は、20V程度の電源電圧が必要である。これから、P
チャネル型TFTで構成するアナログスイッチをオン、
オフするバッファ出力は(2201)のように、通常は
20V程度の電源電位、サンプリング時にはグランド電
位となる。従って、バッファ入力として、通常はグラン
ド電位で、サンプリング時に20V程度の電位となる波
形(2202)が必要となる。
ジスタ回路について考える。シフトレジスタ回路は、サ
ンプリングするタイミングを、入力信号としてシフトさ
せていると考えられる。よって、シフトレジスタにおい
て、サンプリングするタイミングを作る場合、つまり、
第N段目のレジスタに入力信号が存在する場合に、第N
段目のレジスタに対する電源電圧を20V程度とすれ
ば、バッファ・アナログスイッチ・ビデオ信号を通して
液晶を駆動させることが可能である。逆に、入力信号が
存在しない場合には、シフトレジスタ回路が誤動作しな
い範囲でシフトレジスタ回路の電源電圧を下げることが
できる。この回路構成では、液晶を駆動させる電源電位
を恒常的に使用せず、論理が反転しない範囲で電源電圧
を下げることが可能であるので、消費電力を削減するこ
とになる。
消費電力を実現する電源電圧をシフトレジスタ回路1段
(2301)に供給する回路構成を示す。Pチャネル型
TFT(2302)をオン状態にすることで、液晶を駆
動できる電源電圧(高電圧電源)を、Pチャネル型TF
T(2303)をオン状態にすることで、低消費電力と
する電源電圧(低電圧電源)を供給する。
す。図24には、シフトレジスタ回路第N段(240
1)に対応する制御回路と、制御回路を動作させる信号
の引き出し方法を示す。
回路のコンデンサ(2402)は以下のような動作をす
る。液晶を駆動できる電圧に充電されている時には、シ
フトレジスタ回路第N段に低消費電力とする電源電圧を
供給する。逆に、コンデンサがグランド電位近くに放電
している時には、シフトレジスタ回路第N段に液晶を駆
動できる電源電圧を供給する。
ず、Pチャネル型TFT(2403)をあらかじめオン
にして、コンデンサ(2402)を液晶を駆動できる電
位に充電する。充電後、Pチャネル型TFT(240
3)はオフにしておく。つまり、初期状態では、低消費
電力とする電源電位が供給されることになる。 第(N
−1)段目のレジスタ(2404)の出力をバッファを
通して、Pチャネル型TFT(2405)のゲート電極
に接続する。
タ回路に入力信号が到達すると、コンデンサをグランド
電位近くに放電する。コンデンサの電位は、Pチャネル
形TFT(2406)によって、クロック同期して液晶
を駆動できる電源電圧制御信号となる。さらに、インバ
ータ(2407)を介して、低消費電力とする電源電圧
制御信号となる。
御回路のコンデンサが放電した場合、第N段目のレジス
タ回路に液晶を駆動できる電源電圧を供給し、低消費電
力とする電源の供給を停止する。ここで、シフトレジス
タの電源電位が低くなった場合、シフトレジスタの出力
では、電源電位の高い制御回路を誤動作させる。これを
避けるため、液晶を駆動できる電源電位で恒常的に使用
されるバッファ出力を用いた。
源制御信号がPチャネル型TFT(2302)、(23
03)を同時にオン状態とし、電源を短絡する可能性が
あるので、抵抗(2408)によって、液晶を駆動でき
る電源電圧制御信号をひずませ、Pチャネル型TFT
(2302)がオン状態となるのを遅らせ、電源短絡を
回避する。
409)の出力をバッファを通して、Pチャネル型TF
T(2410)のゲート電極に接続する。第(N+1)
段目のレジスタに入力信号が到達すると、コンデンサを
液晶を駆動できる電源電位に充電する。これによって、
第N段目のレジスタ回路に低消費電力とする電源電圧を
供給し、液晶を駆動できる電源の供給を停止する。
アナログスイッチをオンさせる場合にのみ、電源電圧を
必要な値に設定できる。前記以外の場合には、低消費電
力となる電源電圧とすることで、回路全体での消費電力
削減が、実現できる。
力を比較する。抵抗1個につき電源電圧の2乗を抵抗値
で割ったものが、1個の抵抗における消費電力となる。
図37に示した回路に常時、液晶を駆動できる電圧20
Vを印加するとする。レジスタ1段につき抵抗は3個、
抵抗値は300kΩ、グランド電位出力になるか、電源
電位出力になるかが、1/2の確率でおきるものとす
る。シフトレジスタ回路を640段構成とし、バッファ
を除くと、消費電力は1280mWとなる。これに対し
て、本実施例の場合は次のようになる。液晶を駆動する
電圧を20V、低消費電力とする電圧を5V、シフトレ
ジスタ1段あたり抵抗4個、抵抗値は300kΩとす
る。シフトレジスタ回路640段中、2段に液晶を駆動
できる電源電圧を供給し、638段には低消費電力とな
る電源電圧を供給することになる。これらの仮定から、
消費電力は111mWと計算できる。
消費電力が削減できることができる。
定している部分にのみ電源を供給し、画素を特定してい
ない部分には、電力供給を停止する回路構成を示す。本
実施例では、デコーダ回路とカウンタ回路を用いて画素
を特定する周辺駆動回路を想定する。
を、図35で示した基本ゲート回路で構成するデコーダ
回路を通すことで、画素を特定する信号を作り出す。デ
コーダ回路をバッファと兼用させるとすると、消費電力
を削減する為には、カウンタ回路の電力を削減すること
になる。カウンタ回路を画素を特定する部分と、特定し
ない部分に分離することは、図37で示した回路構成で
は不可能であるので、カウンタ回路を分割する。
を、1つのカウンタで生成するのではなく、図25のよ
うに、ビット数の少ないカウンタ回路を用いる。前記カ
ウンタ回路を必要な分用意し、それらを順次動作させ局
所的なアドレスを生成することで、画素を特定する。こ
れによって、動作させる必要のないカウンタ回路に対す
る電力供給を停止できる。ここで、(2501)は画素
マトリックス、(2502)は分割したカウンタ回路、
(2503)はデコーダ回路、(2504)は制御回路
である。
回路と制御回路を示す。第(N−1)番目のカウンタ回
路(2601)で、リップルキャリが生じると第N番目
のカウンタ回路(2602)に電源を供給し始め、第
(N+1)番目のカウンタ回路(2603)がカウント
し始めると、第N番目のカウンタ回路の電源の供給を停
止する。
設定用の一導電型TFTここではPチャネル型TFT
(2604)、電力供給を始めるためコンデンサを放電
するPチャネル型TFT(2605)、電力供給を停止
するためコンデンサを充電するPチャネル型TFT(2
606)、記憶保持のためのコンデンサ(2607)で
構成される。 第N番目のカウンタ回路は、電源を供給
し始めた時点で、その出力値は不定となっている。従っ
て、第(N−1)番目のカウンタ回路のリップルキャリ
が生じ、電源を供給し始める時点で、クリアを実行す
る。クリア信号を生成する回路がPチャネル型TFT
(2608)で構成される。
ル型TFTのソース電極と電源との間に、Pチャネル型
TFTを直列に接続し、このPチャネル型TFTで電力
供給を制御することで実現できる。図26では、直列に
追加接続するPチャネル型TFTをひとまとめにして、
Pチャネル型TFT(2609)で示す。また、第N番
目のカウンタ回路(2602)に対するイネーブル信号
は、Pチャネル形TFT(2609)によって供給され
る。
は、第(N+1)番目のカウンタ回路の最小値出力を検
出するデコーダ回路(2610)の出力を用いる。
ミングチャートを示す。電源(2701)投入直後、第
(N−1)番目のカウンタ回路のリップルキャリ(27
02)によって、第N番目のカウンタ回路のクリア信号
(2703)を形成する。第N番目のカウンタ回路の出
力(2704)をデコーダ回路に入力し、デコード信号
(2705)を作り出す。リップルキャリを出力した次
のクロックパルスで、第N番目のカウンタ回路に対する
電力供給を停止する。
力を比較する。抵抗1個につき電源電圧の2乗を抵抗値
で割ったものが、1個の抵抗における消費電力となる。
640個の画素に対してアドレス信号を生成するとする
と、10ビットのカウンタが必要となる。カウンタ1ビ
ットは、JK−フリップフロップ1個に対応し、JK−
フリップフロップ1個に10ゲート必要であるので、電
源とグランドを接続することになる抵抗はJKフリップ
フロップだけで100個ある。他に16個のゲートを必
要とし、ゲート1個に対して、電源とグランドを接続す
ることになる抵抗は1個ある。従って、電源とグランド
を接続することになる抵抗は合計116個となる。抵抗
値を300kΩ、電源電圧を20Vとする。グランド電
位出力になるか、電源電位出力になるかが、1/2の確
率でおきるものとする。バッファ兼用のデコーダ回路を
除くと、消費電力は77mWとなる。
になる。画素数に関係なく、4ビットカウンタを順次使
用するので、通常4ビットカウンタが動作しているとみ
なせる。つまり、JK−フリップフロップは4個、JK
−フリップフロップ1個あたり抵抗は10個である。ま
た、JK−フリップフロップ間に必要なゲートは8個で
あるから、電源とグランドを接続することになる抵抗は
合計48個となる。抵抗値を300kΩ、電源電圧を2
0Vとする。グランド電位出力になるか、電源電位出力
になるかが、1/2の確率でおきるものとする。この仮
定から、消費電力はバッファ兼用のデコーダ回路を除く
と32mWとなる。
て、デコーダ回路とカウンタ回路のみの周辺駆動回路構
成の場合、消費電力は対数的に増加するが、本実施例の
場合、消費電力の増加は回路的には、発生しない。この
ように、本実施例による回路構成で、消費電力が削減で
きることがわかる。
定する場合に、電源電圧を必要とされる値にする回路構
成を示す。これはまた、機能していない部分の、電源電
圧を下げる回路構成でもある。
回路とカウンタ回路を用いて画素を特定する周辺駆動回
路を想定する。ただし、カウンタ回路は6ビット出力と
する。
01)は実施例5と同様の構成である。第N番目のカウ
ンタ回路(2802)に電力供給を開始する信号は、第
(N−1)番目のカウンタ回路(2803)のリップル
キャリを用いる。また、第N番目のカウンタ回路に電力
供給を停止する信号は、第(N+1)番目のカウンタ回
路(2804)の最小値出力を検出するデコーダ回路
(2805)の出力を用いる。 第N番目のカウンタ回
路のイネーブル信号として、低消費電力とする電源電圧
を制御する信号を用いる。これから、第N番目のカウン
タ回路はクリア状態で次にイネーブル信号がアクティブ
になるのを待つ。従って、電源電圧が変化してもクリア
を実行する必要はない。
力を比較する。抵抗1個につき電源電圧の2乗を抵抗値
で割ったものが、1個の抵抗における消費電力となる。
640個の画素に対してアドレス信号を生成するとする
と、10ビットのカウンタが必要となる。カウンタ1ビ
ットは、JK−フリップフロップ1個に対応し、JK−
フリップフロップ1個に10ゲート必要であるので、電
源とグランドが接続される抵抗はJKフリップフロップ
だけで100個ある。他に16個のゲートを必要とし、
ゲート1個に対して、電源とグランドを接続することに
なる抵抗は1個ある。従って、電源とグランドが接され
る抵抗は合計116個となる。抵抗値を300kΩ、電
源電圧を20Vとする。グランド電位出力になるか、電
源電位出力になるかが、1/2の確率でおきるものとす
る。バッファ兼用のデコーダ回路を除くと、消費電力は
77mWとなる。
になる。640画素に対して、6ビットカウンタは11
個必要である。このうち、1個に対して液晶を駆動でき
る電圧20Vを、残り10個に対して低消費電力とする
電圧5Vを供給する。6ビットカウンタ回路では、JK
−フリップフロップは6個、JK−フリップフロップ1
個あたり抵抗は10個である。また、JK−フリップフ
ロップ間に必要なゲートは12個であるから、電源とグ
ランドを接続することになる抵抗は合計72個となる。
抵抗値を300kΩとして、グランド電位出力になる
か、電源電位出力になるかが、1/2の確率でおきるも
のとする。この仮定から、消費電力はバッファ兼用のデ
コーダ回路を除くと62mWとなる。本実施例による回
路構成で、消費電力が削減できる。
すべき回路に電力を供給して、それ以外の回路に電力供
給を停止する、或いは供給電力を下げるようにしたた
め、回路全体の消費電力を削減することができる。ま
た、作動すべきでない回路の誤動作を防止することがで
きる。
成される消費電力の大きな周辺駆動回路を用いた場合で
も、周辺駆動回路全体として極めて低い消費電力とする
ことができた。例えば、シフトレジスタの段数の増加し
ても、動作電力が供給されるのは、信号が入力されてい
るレジスタのみであるため、消費電力が増大することが
ない。
装置の概略構成図である。
タのブロック回路図である。
る。
のタイミングチャート図である。
である。
す。
図である。
る。
る。
図である。
ート図である。
段の構成図である。
ロックの構成図である。
ある。
1段の構成図である。
ジスタの構成図である。
ある。
路の構成図である。
ある。
構成図である。
回路の構成図である。
ートの構成図である。
回路の構成図である。
路の構成図である。
トレジスタと、トランスミッションゲートにより構成さ
れたシフトレジスタの構成図である。
の構成図である。
線駆動回路の構成図である。
のシフトレジスタの構成図である。
トレジスタの構成図である。
成図である。
レジスタブロック 104、109・・・バッファ 105・・・サンプリング回路 401 シフトレジスタ 402〜404・・・シフトレジスタブロック 405・・・制御回路 406、407・・・電力供給停止信号 408・・・電力供給信号 409・・・伝達すべき入力信号
Claims (53)
- 【請求項1】レジスタを複数段接続して構成されたシフ
トレジスタ回路と、 前記レジスタに電力を供給する電力供給回路と、 を有する液晶電気光学装置の周辺駆動回路において、 前記レジスタの1つに信号が入力された場合に、前記電
力供給回路は当該レジスタ以外の少なくとも1つのレジ
スタへの電力供給を停止することを特徴とする液晶電気
光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項2】請求項1において、前記シフトレジスタ回
路は、Pチャネル型薄膜トランジスタと抵抗により構成
されることを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回
路。 - 【請求項3】請求項1において、前記電力供給回路は、
前記シフトレジスタ回路の出力に従って、前記レジスタ
への電力供給を制御することを特徴とする液晶電気光学
装置の周辺駆動回路。 - 【請求項4】請求項1において、前記電力供給回路は、
Pチャネル型薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデンサ
ーとにより構成されることを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。 - 【請求項5】請求項1において、前記電力供給回路の消
費電力は、前記シフトレジスタ回路路の消費電力以下で
あることを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回
路。 - 【請求項6】レジスタを複数段接続して構成されたシフ
トレジスタ回路と、 前記レジスタに電力を供給する電力供給回路と、 を有する液晶電気光学装置の周辺駆動回路において、 第N段目〔Nは自然数〕のレジスタに信号が入力された
場合に、前記電力供給回路は、第N段以外のレジスタの
少なくとも1つのレジスタへの電力供給を停止すること
を特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項7】請求項6において、前記シフトレジスタ回
路は、Pチャネル型薄膜トランジスタと抵抗により構成
されることを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回
路。 - 【請求項8】請求項6において、前記電力供給回路は、
前記シフトレジスタ回路の出力に従って、前記レジスタ
への電力供給を制御することを特徴とする液晶電気光学
装置の周辺駆動回路。 - 【請求項9】請求項6において、前記電力供給回路は、
Pチャネル型薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデンサ
ーとにより構成されることを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。 - 【請求項10】請求項6において、前記電力供給回路の
消費電力は、前記シフトレジスタ回路路の消費電力以下
であることを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回
路。 - 【請求項11】レジスタを複数段接続して構成されたシ
フトレジスタ回路と、 前記レジスタに電力を供給する電力供給回路と、 を有する液晶電気光学装置の周辺駆動回路において、 第N段目〔Nは自然数〕のレジスタに信号が入力された
場合に、前記電力供給回路は、第(N−2)段以前のレ
ジスタと、第(N+2)段以降のレジスタへの電力供給
を停止することを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆
動回路。 - 【請求項12】請求項11において、前記シフトレジス
タ回路は、Pチャネル型薄膜トランジスタと抵抗で構成
されることを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回
路。 - 【請求項13】請求項11において、前記電力供給回路
は、前記シフトレジスタ回路の出力に従って、前記レジ
スタへの電力供給を制御することを特徴とする液晶電気
光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項14】請求項11において、前記電力供給回路
は、Pチャネル型薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデ
ンサーとにより構成されることを特徴とする液晶電気光
学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項15】請求項11において、前記電力供給回路
の消費電力は、前記シフトレジスタ回路路の消費電力以
下であることを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動
回路。 - 【請求項16】レジスタを複数段接続して構成されたシ
フトレジスタ回路と、 前記レジスタに電力を供給する電力供給回路と、 を有する液晶電気光学装置の周辺駆動回路において、 第N段目〔Nは自然数〕のレジスタに信号が入力された
場合に、前記電力供給回路は、第(N−x)段〔x≧
2〕以前のレジスタと、第(N+y)段〔y≧2〕以降
のレジスタへの電力供給を停止することを特徴とする液
晶電気光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項17】請求項16において、前記シフトレジス
タ回路は、Pチャネル型薄膜トランジスタと抵抗により
構成されることを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆
動回路。 - 【請求項18】請求項16において、前記電力供給回路
は、前記シフトレジスタ回路の出力に従って、前記レジ
スタへの電力供給を制御することを特徴とする液晶電気
光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項19】請求項16において、前記電力供給回路
は、Pチャネル型薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデ
ンサーとにより構成されることを特徴とする液晶電気光
学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項20】請求項16において、前記電力供給回路
の消費電力は、前記シフトレジスタ回路の消費電力以下
であることを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回
路。 - 【請求項21】レジスタが複数段接続されて構成された
ブロックと、 該ブロックを複数段接続されて構成されたシフトレジス
タ回路と、 前記ブロック毎に接続され、前記レジスタに電力を供給
する電力供給回路と、 を有する液晶電気光学装置の周辺駆動回路において、 前記ブロックの1つを構成するレジスタに信号が入力さ
れた場合に、前記電源供給回路は、当該ブロック以外へ
の電力供給を停止することを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。 - 【請求項22】請求項21において、前記シフトレジス
タ回路は、Pチャネル型薄膜トランジスタと抵抗とによ
り構成されることを特徴とする液晶電気光学装置の周辺
駆動回路。 - 【請求項23】請求項21において、前記電力供給回路
の消費電力は、前記シフトレジスタ回路の消費電力以下
であることを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回
路。 - 【請求項24】画素部の画素を特定する液晶電気光学装
置の周辺駆動回路において、 該周辺駆動回路に電力を供給する電力供給駆動回路を有
し、 前記電力供給回路は、前記画素を特定している周辺駆動
回路以外の少なくとも一部分への電力供給を停止するこ
とを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項25】請求項24において、前記周辺駆動回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデン
サとにより構成されることを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。 - 【請求項26】請求項24において、前記電力供給回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデン
サとにより構成されることを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。 - 【請求項27】画素部の画素を特定する液晶電気光学装
置の周辺駆動回路において、 該周辺駆動回路に電力を供給する電力供給駆動回路を有
し、 該電力供給回路は、前記画素を特定している周辺駆動回
路以外の少なくとも一部分への供給電圧を下げることを
特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項28】請求項27において、周辺駆動回路は、
一導電型の薄膜トランジスタと抵抗で構成されたシフト
レジスタを有することを特徴とする液晶電気光学装置の
周辺駆動回路。 - 【請求項29】請求項27において、前記電力供給回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと抵抗とコンデンサに
より構成されることを特徴とする液晶電気光学装置の周
辺駆動回路。 - 【請求項30】液晶光学装置の画素部を駆動する周辺駆
動回路において、 走査線駆動回路又は信号線駆動回路の少なくとも何れか
1つと、 前記周辺駆動回路に電力を供給する電力供給駆動回路と
を有し、 前記走査線駆動回路が電圧を前記画素部の第N番目〔N
は自然数〕の画素に印加する場合に、又は、前記信号線
駆動回路により、ビデオ信号をサンプリングして前記画
素部の第N番目の画素に出力する場合に、 前記電力供給回路は、前記周辺駆動回路に対して、第
(N+1)番目以降の画素に対応する部分と、第(N−
2)番目以前の画素に対応する部分へ供給する電力を低
下することを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回
路。 - 【請求項31】請求項30において、周辺駆動回路は、
一導電型の薄膜トランジスタと抵抗で構成されたシフト
レジスタを有することを特徴とする液晶電気光学装置の
周辺駆動回路。 - 【請求項32】請求項30において、前記電力供給回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと抵抗とコンデンサに
より構成されることを特徴とする液晶電気光学装置の周
辺駆動回路。 - 【請求項33】液晶光学装置の画素部を駆動する周辺駆
動回路において、 前記周辺駆動回路に電力を供給する電力供給駆動回路を
有し、 前記画素部の第N番目〔Nは自然数〕の画素に電圧が印
加される場合に、又は、前記画素部の第N番目の画素に
サンプリングされたビデオ信号が書き込まれる場合に、 前記電力供給回路は、前記周辺駆動回路に対して、の第
(N+x)番目[x≧1]の画素に対応する部分と、第
(N−y)番目[y≧2]の画素に対応する部分へ供給
する電力を低下することを特徴とする液晶電気光学装置
の周辺駆動回路。 - 【請求項34】請求項33において、前記周辺駆動回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗とにより構成
されることを特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回
路。 - 【請求項35】請求項33において、前記電力供給回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデン
サとにより構成されることを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。 - 【請求項36】複数の画素がマトリクス上に配置され、
前記画素を少なくとも1つ含むように複数のブロックに
分割された画素部を駆動するための液晶電気光学装置の
周辺駆動回路において、 該周辺駆動回路に電力を供給する電力供給回路を有し、 前記ブロック中に、電圧を印加する、又はサンプリング
されたビオ信号を書き込まれる画素が存在しない場合
に、あるいはサンプリングされたビデオ信号が書き込ま
れる画素が存在しない場合に、 前記電力供給回路は、前記周辺駆動回路のうち、前記ブ
ロック中の画素に対応する少なくとも一部に対して電力
供給が停止されることを特徴とする液晶電気光学装置の
周辺駆動回路。 - 【請求項37】請求項36において、前記周辺駆動回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗とにより構成
されるカウンタとデコーダとを有することを特徴とする
液晶電気光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項38】請求項36において、前記電力供給回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデン
サとにより構成されることを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。 - 【請求項39】複数の画素がマトリクス状に配置され、
前記画素を少なくとも1つ含むように複数のブロックに
分割された画素部を駆動するための液晶電気光学装置の
周辺駆動回路において、 該周辺駆動回路に電力を供給する電力供給回路を有し、 第N番目〔Nは自然数〕のブロック中に、電圧が印加さ
れる画素が存在する場合に、又はサンプリングされたビ
デオ信号が書き込まれる画素が存在する場合に、 前記電力供給回路は、第(N+1)番目以降のブロック
及び(N−1)番目以前の前記ブロックの、少なくとも
一つのブロックに含まれる画素に対応する周辺駆動回路
への電力供給を停止することを特徴とする液晶電気光学
装置の周辺駆動回路。 - 【請求項40】請求項39において、前記周辺駆動回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗とにより構成
されたカウンタとデコーダとを有することを特徴とする
液晶電気光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項41】請求項39において、前記電力供給回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデン
サとにより構成されることを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。 - 【請求項42】複数の画素がマトリクス状に配置され、
前記画素を少なくとも1つ含むように複数のブロックに
分割された画素部を駆動するための液晶電気光学装置の
周辺駆動回路において、 該周辺駆動回路に電力を供給する電力供給回路を有し、 第N番目〔Nは自然数〕のブロック中に、前記周辺駆動
回路により、電圧が印加される画素が存在する場合に、
又は前記周辺駆動回路により、サンプリングされたビデ
オ信号が書き込まれる画素が存在する場合に、 前記電力供給回路は、第(N+x)番目[x≧1]以降
のブロックと第(N−y)番目[y≧1]以前のブロッ
クの少なくとも一つのブロックに含まれる画素に対応す
る周辺駆動回路への電力供給を停止することを特徴とす
る液晶電気光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項43】請求項42において、前記周辺駆動回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗とにより構成
されたカウンタとデコーダとを有することを特徴とする
液晶電気光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項44】請求項42において、前記電力供給回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデン
サとにより構成されることを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。 - 【請求項45】複数の画素がマトリクス上に配置され、
前記画素を少なくとも1つ含むように複数のブロックに
分割された画素部を駆動するための液晶電気光学装置の
周辺駆動回路において、 該周辺駆動回路に電力を供給する電力供給回路を有し、 前記ブロック中に、電圧を印加する、或いはサンプリン
グされたビデオ信号が書き込まれる画素が存在しない場
合に、あるいはサンプリングされたビデオ信号が書き込
まれる画素が存在しない場合に、 前記電力供給回路は、前記周辺駆動回路のうち、前記ブ
ロック中の画素に対応する少なくとも一部に対して供給
する電力を下げることを特徴とする液晶電気光学装置の
周辺駆動回路。 - 【請求項46】請求項45において、前記周辺駆動回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗とにより構成
されるカウンタとデコーダを有することを特徴とする液
晶電気光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項47】請求項45において、前記電力供給回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデン
サとにより構成されることを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。 - 【請求項48】複数の画素がマトリクス状に配置され、
前記画素を少なくとも1つ含むように複数のブロックに
分割された画素部を駆動するための液晶電気光学装置の
周辺駆動回路において、 該周辺駆動回路に電力を供給する電力供給回路を有し、 第N番目〔Nは自然数〕のブロック中に、前記周辺駆動
回路により、電圧が印加される画素が存在する場合に、
或いは前記周辺駆動回路により、サンプリングされたビ
デオ信号が書き込まれる画素が存在する場合に、 前記電力供給回路は、第(N+1)番目以降のブロック
及び(N−1)番目以前の前記ブロックの、少なくとも
一つのブロックに含まれる画素に対応する周辺駆動回路
への供給電力を下げることを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。 - 【請求項49】請求項48において、前記周辺駆動回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗とにより構成
されたカウンタとデコーダとを有することを特徴とする
液晶電気光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項50】請求項48において、前記電力供給回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデン
サとにより構成されることを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。 - 【請求項51】複数の画素がマトリクス状に配置され、
前記画素を少なくとも1つ含むように複数のブロックに
分割された画素部を駆動するための液晶電気光学装置の
周辺駆動回路において、 前記周辺駆動回路に電力を供給する電力供給回路を有
し、 第N番目〔Nは自然数〕のブロック中に、前記周辺駆動
回路により、電圧が印加される画素が存在する場合に、
又は前記周辺駆動回路により、サンプリングされたビデ
オ信号が書き込まれる画素が存在する場合に、 前記電力供給回路は、第(N+x)番目[x≧1]以降
のブロックと第(N−y)番目[y≧1]以前のブロッ
クの少なくとも一つのブロックに含まれる画素に対応す
る周辺駆動回路への供給電力ををさげること、 を特徴とする液晶電気光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項52】請求項51において、前記周辺駆動回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗とにより構成
されたカウンタとデコーダとを有することを特徴とする
液晶電気光学装置の周辺駆動回路。 - 【請求項53】請求項51において、前記電力供給回路
は、一導電型の薄膜トランジスタと、抵抗と、コンデン
サとにより構成されることを特徴とする液晶電気光学装
置の周辺駆動回路。
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