JPH08160258A - 光・電気変換部付き光ファイバケーブル - Google Patents

光・電気変換部付き光ファイバケーブル

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JPH08160258A
JPH08160258A JP6298181A JP29818194A JPH08160258A JP H08160258 A JPH08160258 A JP H08160258A JP 6298181 A JP6298181 A JP 6298181A JP 29818194 A JP29818194 A JP 29818194A JP H08160258 A JPH08160258 A JP H08160258A
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optical
optical fiber
fiber cable
shield
housing
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JP6298181A
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Hiroshi Yano
寛 矢野
Shinji Takahashi
真司 高橋
Yukihiro Yamamoto
行博 山本
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Mitsubishi Electric Tokki Systems Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Tokki Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーダ機器や放送機器のアナテナ近傍等の高
レベルのノイズ空間においても、誤動作なく使用するこ
とができるとともに、接近して配置された電気機器にも
容易に接続することができる光・電気変換器付き光ファ
イバケーブルを得る。 【構成】 光・電気変換器(14)が収納されたシールド
筐体(3)の、光・電気変換器収納部(3B)と光ファイバケ
ーブル端部固定部(3A)との間に、光ファイバ心線(11a)
(11b)を通す貫通部(22a)(22b)を備えたシールド隔壁(2
1)を設けるとともに、メタルコネクタ(18)の取付け方向
と、光ファイバケーブル(1)の軸線方向とが直交するよ
う構成した。 【効果】 光・電気変換器への外部からの電磁波の侵入
が抑止されて充分な電磁シールドが行なわれ、接近して
配置された電気機器間でも無理なく容易に光ファイバケ
ーブルが配設でき、光ファイバケーブルに無理な応力が
かからなくなり耐久性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車載用レーダ装置等の
搭載電気機器どうしを接続する光伝送回路に用いられ、
光ファイバケーブルの端部に、光信号と電気信号との変
換を行なう光・電気変換器が設けられた光・電気変換部
付き光ファイバケーブルの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来から使用されている車載用レ
ーダ装置の構成図で、図において、(A)は移動車、(B)は
移動車(A)に搭載されたレーダアンテナ、(C)は電気機
器、(D)はレーダアンテナ(B)と電気機器(C)間及び電気
機器(C)相互間を接続する光伝送回路である。この光伝
送回路(D)は、一方の電気機器(C)からの電気信号出力を
光信号に変換して、光ファイバケーブル内を伝搬させ、
他方の電気機器(C)へ入力される光信号を電気信号に変
換することによって信号伝送を行うものである。このよ
うにレーダアンテナ(B)、電気機器(C)相互間を光信号に
変換して信号伝送することによって、外部や電気機器
(C)自身からの電磁波がノイズとして伝送回路(D)に混入
されることがなくなり、ノイズに強い装置が得られる。
【0003】図5は上記光伝送回路(D)に使用される、
例えば特開平2−221901号等に示された従来の光
・電気変換部付き光ファイバケーブルの蓋体の一部を除
去して示す平面図である。図において、(1)は光ファイ
バケーブル、(2)はこの光ファイバケーブル(1)の端部に
設けられた光・電気変換部、(3)は光・電気変換部(2)の
シールド筐体で、シールド筐体本体(4)とこのシールド
筐体本体(4)の上部に防水パッキン(5)を挟んでねじ(6)
により固定されたシールド筐体蓋体(7)とから構成され
ている。
【0004】(8)は光ファイバケーブル(1)の端部をねじ
(9)でシールド筐体本体(4)に固定するケーブル保持体、
(10)は光ファイバケーブル(1)のテンションメンバ、(11
a)(11b)は光ファイバケーブル(1)の光ファイバ心線、(1
2)はテンションメンバ(10)をねじ(13)でシールド筐体本
体(4)に固定するテンションメンバ固定具、(14)は光信
号を電気信号に、電気信号を光信号に変換する光・電気
変換器、(15a)(15b)は光・電気変換器(14)に光ファイバ
心線(11a)(11b)を接続する光コネクタ、(16)は光・電気
変換器(14)の電気信号入出力回路及び端子が配線されて
いる印刷配線板、(17a)(17b)はこの印刷配線板(16)の電
気信号入出力端子に接続されたメタルリード線、(18)は
電気機器(C)の接続端子に挿入接続されるメタルコネク
タである。
【0005】以上のように構成され、電気機器(C)から
の電気信号はメタルコネクタ(18)からメタルリード線(1
7a)を介して印刷配線板(16)の電気信号入力端子から光
・電気変換器(14)に入力され、ここで光信号に変換され
て光コネクタ(15a)を介して光ファイバ心線(11a)に出力
され、光ファイバケーブル(1)の他端の光・電気変換部
(2)に伝送される。一方、光ファイバケーブル(1)の他端
の光・電気変換部(2)から光ファイバ心線(11b)によって
伝送された光信号は、光コネクタ(15b)を介して光・電
気変換器(14)に入力され、ここで電気信号に変換されて
印刷配線板(16)の電気信号出力端子、メタルリード線(1
7b)及びメタルコネクタ(18)を介して接続されている電
気機器(C)に入力される。
【0006】このように信号の伝送は光信号で、電気機
器との接続はメタルコネクタ(17)により電気信号で行う
ことにより、電気機器との接続部における塵埃による汚
れ防止や清掃等の塵埃対策が不要になり、ノイズに強い
光ファイバケーブルが電気ケーブルと同様に手軽に取り
扱えるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車載用
レーダ装置のように、レーダアンテナ(B)のような強力
な電磁波を放射する機器と接近して配置されている搭載
電気機器(A)に、上述のような光・電気変換器付き光フ
ァイバケーブル(1)を使用した場合、強力な電磁波のよ
うな高レベルのノイズ下では、光・電気変換器(14)をシ
ールド筐体(3)に収納しても、シールド筐体(3)の光ファ
イバケーブル(1)の貫通部からの電磁波の侵入により光
・電気変換器(14)のシールドが完全でなく、光・電気変
換器(14)が誤動作するという問題点があった。
【0008】また、図5の従来例に示すような、光ファ
イバケーブル(1)の軸線方向とメタルコネクタ(17)の取
付け方向とが同じ方向の光・電気変換部付き光ファイバ
ケーブルを、図4に示すように接近した電気機器(A)間
に接続する場合、光ファイバケーブル(1)の自重により
垂れ下ったり、両端の電気機器(A)への接続位置の高さ
が異なって、光ファイバケーブル(1)を電気機器(A)の筐
体壁面に沿って引き回すため、光ファイバケーブル(1)
の光・電気変換部(2)との接続部位に曲げ応力や引っ張
り応力が働き光ファイバケーブルが破損したり、劣化を
早めてしまうという問題点もあった。
【0009】この発明は上述のような問題点を解消する
ためになされたもので、光・電気変換器への外部からの
電磁波の侵入が抑止されて充分な電磁シールドが行なわ
れる光・電気変換器付き光ファイバケーブルを提供する
こと目的としている。
【0010】また、接近して配置された電気機器にも光
ファイバケーブルをいためることなく、容易に接続する
ことができる光・電気変換器付き光ファイバケーブルを
提供すること目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光・電気
変換器付き光ファイバケーブルは、光・電気変換器を収
納したシールド筐体の、光ファイバケーブル端部の固定
部と光・電気変換器の収納部との間に、この光・電気変
換器に接続される光ファイバ心線を通す貫通部を備えた
シールド隔壁を設けたものである。
【0012】また、メタルコネクタの取付け方向と、光
ファイバケーブルの軸線方向とが直交するよう構成した
ものである。
【0013】また、光・電気変換器を収納したシールド
筐体の、光ファイバケーブル端部の固定部と光・電気変
換器の収納部との間に、この光・電気変換器に接続され
る光ファイバ心線を通す貫通部を備えたシールド隔壁を
設けるとともに、メタルコネクタの取付け方向と、光フ
ァイバケーブルの軸線方向とが直交するよう構成したも
のである。
【0014】さらに、シールド筐体を、光ファイバケー
ブル端部、光・電気変換器及びメタルコネクタを固着し
たシールド筐体本体と、このシールド筐体本体の上部に
電磁シールドパッキンを介して取付けられるシールド筐
体蓋体とに分割し、これら本体と蓋体とのシールド隔壁
における分割面に、光ファイバ心線貫通部を設けたもの
である。
【0015】さらにまた、光・電気変換器をシールド筐
体本体に取付けられた印刷配線板上に固着し、この光・
電気変換器にシールド隔壁の貫通部を通した光ファイバ
心線に接続された光コネクタを挿着し、上記印刷配線板
の下面から下方に向けメタルコネクタのコンタクトピン
に接続されるリード線を取出したものである。
【0016】
【作用】上記のように構成された光・電気変換器付き光
ファイバケーブルにおいては、光・電気変換器と光ファ
イバケーブル端部との間のシールド隔壁によって、シー
ルド筐体への光ファイバケーブル挿通部からの電磁波の
侵入が抑制でき、電磁シールドが充分行なわれる。な
お、シールド隔壁の光ファイバ心線を通す貫通部は相当
狭く構成できるので、これからの電磁波の侵入による影
響は無視することができる。
【0017】また、メタルコネクタの取付け方向と、光
ファイバケーブルの軸線方向とが直交しているので、電
気機器に接続した場合、光ファイバケーブルが電気機器
の壁面に沿って配設されることにより、接近して配置さ
れた電気機器間でも無理なく容易に光ファイバケーブル
が配設できる。
【0018】また、光・電気変換器と光ファイバケーブ
ル端部との間のシールド隔壁によって、シールド筐体へ
の光ファイバケーブル挿通部からの電磁波の侵入が抑制
でき、電磁シールドが充分行なわれ、メタルコネクタの
取付け方向と、光ファイバケーブルの軸線方向とが直交
していることにより、接近して配置された電気機器間で
も無理なく容易に光ファイバケーブルが配設できる。
【0019】さらに、シールド筐体を本体と蓋体とに分
割し、その分割面のシールド隔壁に光ファイバ心線貫通
部を設けたので、シールド隔壁を備えたシールド筐体の
組み立てが極めて容易となる。
【0020】さらにまた、光・電気変換器を印刷配線板
上に固着し、この光・電気変換器に光ファイバ心線の光
コネクタを挿着し、印刷配線板の下面からメタルコネク
タのコンタクトピンに接続されるリード線を取出したの
で、メタルコネクタが光ファイバケーブルと直交して取
付けられる光・電気変換器付き光ファイバケーブルで
の、光・電気変換器への光ファイバ心線及び電気信号入
・出力線の接続が極めて簡単かつ容易に行なわれる。
【0021】
【実施例】以下この発明を図について説明する。図1、
図2はこの発明の一実施例を示し、図1は蓋体の一部を
除去して示す平面図、図2は縦断面図である。図におい
て、(1)は光ファイバケーブル、(2)は光・電気変換部、
(3)はシールド筐体、(4)はシールド筐体本体、(5)は電
磁シールドパッキン、(7)はシールド筐体本体(4)の上部
に電磁シールドパッキン(5)を挟んでねじ(6)により固定
されたシールド筐体蓋体、(8)はケーブル保持体、(9)は
ねじ、(10)は光ファイバケーブル(1)のテンションメン
バ、(11a)(11b)は光ファイバケーブル(1)の光ファイバ
心線、(13)はテンションメンバ(10)を固定するねじ、(1
4)は光・電気変換器、(15)は光・電気変換器(14)に挿着
された光コネクタ、(16)は印刷配線板、(17a)(17b)はメ
タルリード線、(18)はメタルコネクタである。
【0022】(19)はシールド筐体本体(4)のケーブル挿
通穴に設けられた光ファイバケーブル(1)の端部固定用
のナット、(20)は防水パッキン、(21)は、シールド筐体
(3)の光ファイバケーブル端部の固定部(3A)と光・電気
変換器(14)の収納部(3B)との間に設けられたシールド隔
壁で、シールド筐体本体(4)側に設けられた本体側シー
ルド隔壁(21a)とシールド筐体蓋体側に設けられた蓋体
側シールド隔壁(21b)とに分割され、その分割面である
本体側シールド隔壁(21a)の上面に光ファイバ心線(11a)
(11b)を埋め込むことが可能な最小限の凹溝が施され
て、それら心線の貫通部(22a)(22b)を構成している。(2
3)はこのシールド隔壁(21)の分割面に設けられた電磁シ
ールドパッキンである。なお、光ファイバケーブル(1)
のテンションメンバ(10)の先端部は、本体側シールド隔
壁(21a)の末貫通穴に挿入されシールド隔壁分割面側か
らねじ(13)により固定されている。
【0023】(24)は上面に光・電気変換器(14)を固着し
た印刷配線板(16)をシールド筐体本体(4)に固定するね
じ、(25a)(25b)は、印刷配線板(16)の下面から下方に向
け取出されたメタルリード線(17a)(17b)に接続される、
メタルコネクタ(18)のコンタクトピン、(26)はコンタク
トピン(25a)(25b)を支持固定する絶縁座、(27)は、シー
ルド筐体(3)の他端下方のメタルコネクタ接続部(3C)に
おいて、シールド筐体本体(4)とこれに螺合嵌入される
メタルコネクタ(18)間に介在させる防水・電磁シールド
パッキンである。
【0024】以上の構成において、メタルコネクタ(18)
が接続されている電気機器からの電気信号は、メタルコ
ネクタ(18)のコンタクトピン(25a)からメタルリード線
(17a)を経て印刷配線板(16)の電気信号入力端子に印加
されて、光・電気変換器(14)に入力される。光・電気変
換器(14)で変換された光信号は光コネクタ(15)を介して
光ファイバ心線(11a)に出力され、光ファイバケーブル
(1)の他端の光・電気変換部(2)に伝送される。一方、光
ファイバケーブル(1)の他端の光・電気変換部(2)から光
ファイバ心線(11b)によって伝送された光信号は、光コ
ネクタ(15)を介して光・電気変換器(14)に入力され、こ
こで電気信号に変換されて印刷配線板(16)の電気信号出
力端子、メタルリード線(17b)及びメタルコネクタ(18)
のコンタクトピン(25b)を介して接続されている電気機
器に入力される。
【0025】この場合、シールド筐体本体(4)とこれに
電磁シールドパッキン(5)を介して固定されたシールド
筐体蓋体(7)からなるシールド筐体(3)内部に、本体側シ
ールド隔壁(21a)と電磁シールドパッキン(23)を介して
重合される蓋体側シールド隔壁(21b)からなるシールド
隔壁(21)が設けられているので、光・電気変換器収納部
(3B)及びメタルコネクタ接続部(3C)は完全にシールドさ
れ、例え光ファイバケーブル(1)のケーブル挿通穴から
ケーブル端部固定部(3A)に外来電磁波が侵入しても、光
・電気変換器収納部(3B)及びメタルコネクタ接続部(3C)
に電磁波が侵入することはなく、また、コンタクトピン
(25a)(25b)、メタルリード線(17a)(17b)及び印刷配線板
(16)から電磁波が発生しても外部にノイズとして放出さ
れることはない。
【0026】なお、シールド隔壁(21)に光ファイバ心線
(11a)(11b)の貫通部(22a)(22b)が設けられているが、光
ファイバ心線(11a)(11b)は光ファイバケーブル(1)に比
し遥かに細いので、最小限の凹溝を施すのみで充分シー
ルドを保つことができる。しかも、シールド隔壁(21)の
分割面に貫通部(22a)(22b)を設けることにより、光ファ
イバ心線(11a)(11b)の配線が極めて容易となる。
【0027】また、メタルコネクタ(18)が光ファイバケ
ーブル(1)の軸線方向と直交する下方向に取付けられて
おるので、シールド筐体(3)がL型となり長さが従来の
ものに比べ短くなるとともに、光・電気変換器(14)を支
持する印刷配線板(16)の下面から下方向にメタルリード
線(17a)(17b)が取出されるので、無理のない配線が可能
でそれだけ組み立てが容易となり安価となる。しかも、
電気機器に接続した場合、光ファイバケーブル(1)が電
気機器の壁面に沿って配設されることにより、接近して
配置された電気機器間でも光ファイバケーブル(1)を無
理なく容易に配設できる。
【0028】なお、以上の説明では請求項1〜5のすべ
ての要件を備えた実施例を示したが、これら請求項のう
ち何れか一の要件を備えたものでもよいことは勿論であ
る。例えば、シールド隔壁(21)は備えているが、メタル
コネクタ(18)を光ファイバケーブル(1)の軸線方向に沿
って取付けたものでもよいし、メタルコネクタ(18)を光
ファイバケーブル(1)の軸線方向と直交する方向に取付
けるが、シールド構成は従来と同様としたものでもよ
い。
【0029】図3はこの発明の光・電気変換部付き光フ
ァイバケーブルを車載用レーダ装置に使用した場合の構
成図で、図において、(A)は移動車、(B)は移動車(A)に
搭載されたレーダアンテナ、(C)は電気機器、(D1)は光
ファイバケーブル(1)の両端に上記実施例の光・電気変
換部(2)が接続された光伝送回路、(D2)は光ファイバケ
ーブル(1)の一端に上記実施例の光・電気変換部(2)が、
他端にメタルコネクタ(18)を光ファイバケーブル(1)の
軸線方向に沿って取付けた光・電気変換部(2)が接続さ
れた光伝送回路である。図からも明らかなように、電気
機器(C)の接続端子の位置によって光伝送回路(D1)と(D
2)とを使い分けることによって、光ファイバケーブル
(1)をさらに無理なく容易に配設することができる。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0031】光・電気変換器の収納部と光ファイバケー
ブル端部固定部との間にシールド隔壁を設けたので、シ
ールド筐体への光ファイバケーブル挿通部からの電磁波
の侵入が抑制でき、電磁シールドが充分行なわれ、レー
ダ機器や放送機器のアナテナ近傍等の高レベルのノイズ
空間においても、誤動作なく使用することができる。
【0032】また、メタルコネクタの取付け方向と、光
ファイバケーブルの軸線方向とが直交しているので、電
気機器に接続した場合、光ファイバケーブルが電気機器
の壁面に沿って配設されることにより、接近して配置さ
れた電気機器間でも無理なく容易に光ファイバケーブル
が配設でき、光ファイバケーブルに無理な応力がかから
なくなり耐久性が向上する。
【0033】また、光・電気変換器の収納部と光ファイ
バケーブル端部固定部との間にシールド隔壁を設け、か
つメタルコネクタの取付け方向と、光ファイバケーブル
の軸線方向とが直交するよう構成したので、光・電気変
換器の電磁シールドが充分行なわれるとともに、接近し
て配置された電気機器間でも無理なく容易に光ファイバ
ケーブルが配設できる。
【0034】さらに、シールド筐体を本体と蓋体とに分
割し、その分割面のシールド隔壁に光ファイバ心線貫通
部を設けたので、シールド隔壁を備えたシールド筐体の
組み立てが極めて容易となる。
【0035】さらにまた、光・電気変換器を印刷配線板
上に固着し、この光・電気変換器に光ファイバ心線の光
コネクタを挿着し、印刷配線板の下面からメタルコネク
タのコンタクトピンに接続されるリード線を取出したの
で、メタルコネクタが光ファイバケーブルと直交して取
付けされる光・電気変換器付き光ファイバケーブルで
の、光・電気変換器への光ファイバ心線及び電気信号入
・出力線の接続が極めて簡単かつ容易に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の蓋体の一部を除去して
示す平面図。
【図2】 この実施例の縦断面図。
【図3】 この発明の光・電気変換部付き光ファイバケ
ーブルを車載用レーダ装置に使用した場合の構成図。
【図4】 従来から使用されている車載用レーダ装置の
構成図。
【図5】 従来の光・電気変換部付き光ファイバケーブ
ルの蓋体の一部を除去して示す平面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバケーブル、2 光・電気変換部、3 シ
ールド筐体、3A ケーブル端部固定部、3B 光・電
気変換器収納部、4 シールド筐体本体、5電磁シール
ドパッキン、7 シールド筐体蓋体、11a、11b
光ファイバ心線、14 光・電気変換器、15 光コネ
クタ、16 印刷配線板、17a、17b メタルリー
ド線、18 メタルコネクタ、21 シールド隔壁、2
1a本体側シールド隔壁、21b 蓋体側シールド隔
壁、22a、22b 貫通部、23 電磁シールドパッ
キン、25a、25b コンタクトピン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド筐体内部に光信号と電気信号と
    の変換を行なう光・電気変換器が収納され、この筐体の
    一端から光ファイバケーブルの端部がケーブル挿通孔を
    介して挿入固定され、この筐体の他端に、上記光・電気
    変換器に電気的に接続されたメタルコネクタを取付けた
    光・電気変換部付き光ファイバケーブルにおいて、上記
    シールド筐体の、上記光ファイバケーブル端部の固定部
    と上記光・電気変換器の収納部との間に、この光・電気
    変換器に接続される光ファイバ心線を通す貫通部を備え
    たシールド隔壁を設けたことを特徴とする光・電気変換
    部付き光ファイバケーブル。
  2. 【請求項2】 シールド筐体内部に光信号と電気信号
    との変換を行なう光・電気変換器が収納され、この筐体
    の一端から光ファイバケーブルの端部がケーブル挿通孔
    を介して挿入固定され、この筐体の他端に、上記光・電
    気変換器に電気的に接続されたメタルコネクタを取付け
    た光・電気変換部付き光ファイバケーブルにおいて、上
    記メタルコネクタの取付け方向と、上記光ファイバケー
    ブルの軸線方向とが直交するよう構成したことを特徴と
    する光・電気変換部付き光ファイバケーブル。
  3. 【請求項3】 シールド筐体内部に光信号と電気信号
    との変換を行なう光・電気変換器が収納され、この筐体
    の一端から光ファイバケーブルの端部がケーブル挿通孔
    を介して挿入固定され、この筐体の他端に、上記光・電
    気変換器に電気的に接続されたメタルコネクタを取付け
    た光・電気変換部付き光ファイバケーブルにおいて、上
    記シールド筐体の、上記光ファイバケーブル端部の固定
    部と上記光・電気変換器の収納部との間に、この光・電
    気変換器に接続される光ファイバ心線を通す貫通部を備
    えたシールド隔壁を設けるとともに、上記メタルコネク
    タの取付け方向と、上記光ファイバケーブルの軸線方向
    とが直交するよう構成したことを特徴とする光・電気変
    換部付き光ファイバケーブル。
  4. 【請求項4】 シールド筐体は、光ファイバケーブル
    端部、光・電気変換器及びメタルコネクタを固着したシ
    ールド筐体本体と、このシールド筐体本体の上部に電磁
    シールドパッキンを介して取付けられるシールド筐体蓋
    体とに分割され、このシールド筐体本体とシールド筐体
    蓋体とのシールド隔壁における分割面に、光ファイバ心
    線貫通部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項
    3の何れかに記載の光・電気変換部付き光ファイバケー
    ブル。
  5. 【請求項5】 光・電気変換器はシールド筐体本体に
    取付けられた印刷配線板上に固着され、この光・電気変
    換器にシールド隔壁の貫通部を通した光ファイバ心線に
    接続された光コネクタが挿着され、上記印刷配線板の下
    面から下方に向けメタルコネクタのコンタクトピンに接
    続されるリード線が取出されたことを特徴とする請求項
    3に記載の光・電気変換部付き光ファイバケーブル。
JP6298181A 1994-12-01 1994-12-01 光・電気変換部付き光ファイバケーブル Pending JPH08160258A (ja)

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JP6298181A JPH08160258A (ja) 1994-12-01 1994-12-01 光・電気変換部付き光ファイバケーブル

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007266400A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Hitachi Cable Ltd 光モジュール
JP2008210931A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Opnext Japan Inc 光電変換モジュール
JP2017068206A (ja) * 2015-10-02 2017-04-06 富士通株式会社 光モジュール
JP2021018273A (ja) * 2019-07-17 2021-02-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 接続装置、ケーブル装置、及び照明器具

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