JPH08160097A - ターミナルブロック及びこれを用いた制御システム - Google Patents

ターミナルブロック及びこれを用いた制御システム

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JPH08160097A
JPH08160097A JP6300772A JP30077294A JPH08160097A JP H08160097 A JPH08160097 A JP H08160097A JP 6300772 A JP6300772 A JP 6300772A JP 30077294 A JP30077294 A JP 30077294A JP H08160097 A JPH08160097 A JP H08160097A
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JP6300772A
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English (en)
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Eiji Kobayashi
英二 小林
Akihiro Ohashi
章宏 大橋
Tetsuo Sato
哲夫 佐藤
Mitsuo Takakura
満郎 高倉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断線、接触不良等のターミナルブロックの故
障原因及び故障したターミナルブロックの場所を容易に
特定できるターミナルブロック及びこれを用いた制御シ
ステムを提供すること 【構成】 ターミナルブロック30の枠体32には磁気
コアセンサ40が埋設されており、枠体32に取り付け
られた端子34、34間には渡り線38が予めコイル4
0Bが巻回された磁気コアセンサ40のコア40Aを貫
通するように配線されている。磁気コアセンサ40のコ
イル40Bの出力端はターミナルブロック30の外部に
設けられた伝送制御部(図示せず)を介して遠隔地点に
設置された、プラントの状態を監視する監視装置に送出
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラント等の制御シス
テムに係り、特に信号線の中継に用いられるターミナル
ブロック(Terminal Block)及びこれを用いた制御シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来ではプラント等の制御システムで用
いられてきたターミナルブロックにおいては、図3に示
すように信号線3、3を枠体1に取り付けられた端子
2、2に接続し、端子2、2間を渡り線4により接続す
るように配線する方式が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プラント等の制御システムにおける配線方式では、ター
ミナルブロックは単に信号を伝達する中継装置としての
機能しかないために、渡り線の断線、ターミナルブロッ
クにおける端子と渡り線(または信号線)との接触不良
等の故障が発生した場合に、故障の原因と故障の発生箇
所を特定することが困難であった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、断線、接触不良等のターミナルブロックの
故障原因及び故障したターミナルブロックの場所を容易
に特定できるターミナルブロック及びこれを用いた制御
システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のターミナルブロ
ックは、一組または複数組の端子が取り付けられ、これ
らの端子間に信号線を中継するターミナルブロックにお
いて、各組の端子間に前記信号線を中継する渡り線に流
れる電流を検出する電流検出手段を有することを特徴と
する。
【0006】本発明のターミナルブロックは、一組また
は複数組の端子が取り付けられ、これらの端子間に信号
線を中継するターミナルブロックにおいて、各組の端子
間に前記信号線を中継する渡り線に流れる電流を検出す
る電流検出手段と、前記電流検出手段により検出された
データの内容を表示する表示手段を有することを特徴と
する。
【0007】本発明のターミナルブロックは、一組また
は複数組の端子が取り付けられ、これらの端子間に信号
線を中継するターミナルブロックにおいて、各組の端子
間に前記信号線を中継する渡り線に流れる電流を検出す
る電流検出手段と、該電流検出手段により検出されたデ
ータを回線を介して外部に伝送するデータ伝送制御手段
とを有することを特徴とする。
【0008】本発明のターミナルブロックは、一組また
は複数組の端子が取り付けられ、これらの端子間に信号
線を中継するターミナルブロックにおいて、各組の端子
間に前記信号線を中継する渡り線に流れる電流を検出す
る電流検出手段と、該電流検出手段により検出されたデ
ータの内容を表示する表示手段と、前記電流検出手段に
より検出されたデータを回線を介して外部に伝送するデ
ータ伝送制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】本発明のターミナルブロックは、前記電流
検出手段は、渡り線に流れる電流を該渡り線に非接触で
検出する電流センサであることを特徴とする。
【0010】本発明の制御システムは、上記ターミナル
ブロックを複数個、有し、該複数のターミナルブロック
から得られる渡り線の電流検出データを遠隔地点に配置
された監視装置で集中的に監視することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成からなるターミナルブロックでは、電
流検出手段、例えば図1に示すように非接触型の電流検
出器である磁気コアセンサ10を貫通する渡り線4に電
流が流れると、コア10Aに巻回された巻線10Bにフ
レミングの法則により起電力が発生するため、渡り線4
に流れる電流を出力電圧として取り出すことができる。
この電流検出手段の検出出力を監視することにより各タ
ーミナルブロックの正常、異常の状態を判定することが
できる。電流検出手段としての磁気コアセンサ10は、
枠体1に埋設され、渡り線4がコア10Aの中心を貫通
するように枠体1に取り付けられた端子2、2に接続さ
れるように配線される(図2)。
【0012】またターミナルブロックに渡り線に流れる
電流を検出する電流検出手段に加えて、この電流検出手
段の検出データの内容を表示する表示手段を設けること
により、各ターミナルブロックの状態を目視により判別
することができる。
【0013】更にターミナルブロックに上記電流検出手
段、表示手段に加えて電流検出手段の検出出力を外部に
伝送する伝送制御手段を設けることにより各ターミナル
ブロックの状態を遠隔地点に設置された監視装置により
集中的に監視することができる。
【0014】したがって、上記構成のターミナルブロッ
クをプラント等の制御システムに用いることにより、タ
ーミナルブロックの故障原因及び故障したターミナルブ
ロックの場所を特定できると共に、上記電流検出手段の
検出データの統計処理、来歴処理により、プラントに用
いられているセンサ、アクチュエータ等の故障及び寿命
診断等、予防保全が可能となり、従来に比してプラント
の保守、点検が容易になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図4には本発明に係るターミナルブロックが使用
されるプラント制御システムの構成が示されている。同
図において、ネットワーク22には制御用コントローラ
24、26及びマンマシンインターフェイス20が接続
されており、更に制御用コントローラ24には、制御手
段御用コントローラ24とプラント側のセンサ、アクチ
ュエータ類32との間のディジタル信号、アナログ信号
の受渡しを行なうプロセス入出力装置28が接続されて
いる。
【0016】またプロセス入出力装置28は、ターミナ
ルブロック30を介してプラント側のセンサ、アクチュ
エータ類32と接続されている。ターミナルブロック3
0はシリアル回線56により制御用コントローラ24と
接続されている。ここでプロセス入出力装置28とプラ
ント側のセンサ、アクチュエータ類32との間には実際
には複数のターミナルブロックが接続されているが、説
明の便宜上、ターミナルブロック30は1つのみについ
て示している。
【0017】尚、制御用コントローラ26についてもプ
ロセス入出力装置、ターミナルブロック及びプラント側
のセンサ、アクチュエータ類との間で制御用コントロー
ラ24と同様に接続されているが、ここでは煩雑を避け
るため図上、省略している。
【0018】上記構成において、プラント側の状態を示
すセンサ類の信号は、ターミナルブロック30を介して
プロセス入出力装置28に送出され、更にプロセス入出
力装置28より制御用コントローラ24に送出され、マ
ンマシンインターフェイス20によりプラントの状態が
監視される。
【0019】またターミナルブロック30からターミナ
ルブロック30内に埋設されている電流検出手段として
の磁気コアセンサの検出出力がシリアル回線56を介し
て制御用コントローラ24に送出される。
【0020】制御用コントローラ24ではターミナルブ
ロック30を含む各ターミナルブロックの状態情報(各
端子間に接続されている渡り線に流れる電流の検出デー
タ)を各ターミナルブロックの各端子間に接続されてい
る渡り線(または各端子)に対応付けて故障状態の有無
を判定し、その判定結果をマンマシンインターフェイス
20に出力する。
【0021】操作者はマンマシンインターフェイス20
の表示画面に上記判定結果を表示することにより断線、
接触不良等の各ターミナルブロックの故障原因及び故障
したターミナルブロックの場所を認識することができ
る。
【0022】図4におけるターミナルブロック30の具
体的構成を図5に示す。同図においてターミナルブロッ
ク30の枠体32には図1に示す構成の磁気コアセンサ
40が埋設されており、枠体32に取り付けられた端子
34、34間には渡り線38が予めコイル40Bが巻回
された磁気コアセンサ40のコア40Aを貫通するよう
に配線されている。磁気コアセンサ40のコイル40B
の出力端はターミナルブロック30の外部に設けられた
伝送制御部(図示せず)を介して遠隔地点に設置され
た、プラントの状態を監視する監視装置に送出されるよ
うに構成されている。また36は信号線である。
【0023】上記構成において、プラント側の状態を検
出するセンサ類からの状態検出信号がターミナルブロッ
ク30を通過する時、ターミナルブロック30の端子3
4、34に渡り線38が正常に接続されていれば、渡り
線38に電流が流れ、磁気コアセンサ40のコイル40
Bに起電力が生じ、磁気コアセンサ40の出力がオン状
態となる。したがって、磁気コアセンサ40の出力のオ
ン、オフ状態に着目すれば、ターミナルブロック30内
の渡り線38の断線、渡り線38と端子34との接触不
良等の故障状態を検出することができ、遠隔地点に設置
された監視装置で集中的に監視することができる。
【0024】次に本発明に係るターミナルブロックの他
の実施例の構成を図6及び図7に示す。図6に示すよう
に本実施例に係るターミナルブロックは、ターミナルブ
ロック(TB)部50と、信号伝送部60とから構成さ
れている。ターミナルブロック(TB)部50には複数
の磁気コアセンサ52が組み込まれており、各磁気コア
センサ52の出力端子は信号伝送部60の入力端子1P
〜4P,1N〜4Nに接続されている。
【0025】信号伝送部60は、図7に示すようにター
ミナルブロック(TB)部50の複数の磁気コアセンサ
52の出力信号を受ける複数のホトカプラ62と、複数
のホトカプラ62の出力信号を一時的に保持するレジス
タ64と、伝送制御回路66と、クロック発振器68
と、シリアルインターフェイス70とから構成されてい
る。
【0026】上記構成において、ターミナルブロック部
50内の複数の磁気コアセンサ52の検出出力は、信号
伝送部60のフォトカプラ62を介してレジスタ64に
保持される。
【0027】レジスタ64に保持された複数の磁気コア
センサ52の検出データはシリアルインターフェイス7
0によりシリアルデータに変換され、伝送制御部66の
制御下にシリアル回線56を介して制御用コントローラ
24に伝送され、マンマシンインターフェイス20のコ
ンソール上でターミナルブロック30の状態が監視され
る。
【0028】本実施例によれば、ターミナルブロックに
信号伝送部を設け、監視装置として機能するマンマシン
インターフェイスにターミナルブロック内の磁気コアセ
ンサの検出出力を伝送するように構成したのでターミナ
ルブロック内の渡り線が正常に接続されているか否かを
遠隔地点に設置された監視装置により集中的に監視する
ことができる。
【0029】次に本発明に係るターミナルブロックの他
の実施例の構成を図8及び図9に示す。本実施例が図6
及び図7に示した実施例と構成上、異なるのは信号伝送
部だけであり、ターミナルブロック部の構成は同じであ
るので重複する説明は省略する。これらの図において信
号伝送部80は、ターミナルブロック(TB)部50の
複数の磁気コアセンサ52の出力信号を抵抗群R1〜R
8を介して選択的に取り込むマルチプレクサ72と、マ
ルチプレクサ72の出力信号をアナログ/ディジタル変
換するA/D変換器74と、レジスタ64と、伝送制御
回路66と、クロック発振器68と、シリアルインター
フェイス70とから構成されている。
【0030】上記構成において、ターミナルブロック部
50内の複数の磁気コアセンサ52の検出出力は、抵抗
群R1〜R8を介してマルチプレクサ72により順次、
選択され、A/D変換器74によりディジタルデータに
変換され、レジスタ64に保持される。
【0031】レジスタ64に保持された複数の磁気コア
センサ52の検出データはシリアルインターフェイス7
0によりシリアルデータに変換され、伝送制御部66の
制御下にシリアル回線56を介して制御用コントローラ
24に伝送され、マンマシンインターフェイス20のコ
ンソール上でターミナルブロック30の状態が監視され
る。
【0032】図10にターミナルブロック30の状態と
磁気コアセンサ54の出力波形との関係を示す。同図に
示すようにターミナルブロック30において渡り線が端
子間に正常に接続されていれば、磁気コアセンサ54か
ら一定電圧が出力され(図10(a))、断線していれ
ば磁気コアセンサ54の出力は零のままである(図10
(b))。
【0033】一方、ターミナルブロック30において渡
り線が端子と接触不良を起こしている場合には信号の反
射等の影響により出力波形が歪む。この場合に図6、7
に示した実施例では磁気コアセンサ54の出力をホトカ
プラ62を用いてオン、オフの2値で表現するため、渡
り線が正常に接続されているか、断線しているかの2通
りの判別しかできないが、図8、9に示す実施例では磁
気コアセンサ54の出力を符号化してデータとして制御
用コントローラ24に送出するようにしているので、微
妙な出力波形の変化を検出し、接触不良等の故障原因も
判別することができる。
【0034】次に本発明に係るターミナルブロックの他
の実施例の構成を図11及び図12に示す。本実施例が
図6及び図7に示した実施例と構成上、異なるのは信号
伝送部を設けずに、ターミナルブロック30内の渡り線
の接続状態を表示する表示部90を設けた点であり、タ
ーミナルブロック部の構成は同じであるので重複する説
明は省略する。
【0035】これらの図において、表示部90は、磁気
コアセンサ52−1、52−2、52−3、52−4の
各出力端とそれぞれ接続される抵抗R11と発光ダイオ
ード92−1の直列回路、抵抗R12と発光ダイオード
92−2の直列回路、抵抗R13と発光ダイオード92
−3の直列回路、抵抗R14と発光ダイオード92−4
の直列回路とから構成されている。
【0036】上記構成において、ターミナルブロック3
0内の磁気コアセンサ52−1、52−2、52−3、
52−4を貫通する各渡り線54が正常に接続されてい
れば、各発光ダイオード92−1〜92−4は発光し、
断線していれば発光しないので、ターミナルブロック3
0内の渡り線の配線状態を外部から監視できる。
【0037】本実施例によれば、他の実施例に比して部
品点数が少なくて済み、またターミナルブロック30内
の渡り線の配線状態を視覚により容易に認識できる。
【0038】本発明に係るターミナルブロックの他の実
施例の構成を図13及び図14に示す。本実施例が図6
及び図7、または図8及び図9に示した実施例と構成
上、異なるのは信号伝送部に加えて、ターミナルブロッ
ク30内の渡り線の接続状態を表示する表示部90を設
けた点であり、ターミナルブロック部の構成は他の実施
例と同じである。
【0039】また信号伝送部は図6及び図7、または図
8及び図9に示した実施例における信号伝送部の構成
を、表示部90は図10及び図11に示した実施例にお
ける表示部の構成を、それぞれそのまま適用することに
より実現できるので重複する説明は省略する。
【0040】本実施例によれば、ターミナルブロック3
0内の渡り線が正常に接続されているか否かを遠隔地点
に設置された監視装置により集中的に監視することがで
きると共に、ターミナルブロック30内の渡り線の配線
状態を視覚により容易に認識できる。
【0041】また、本発明の別の利用方法として、ター
ミナルブロックのセンサ信号が正常である場合に、その
信号を監視装置に伝送することによって、必要時にプラ
ントの状態を波形表示等によりモニタリングすることが
できる。
【0042】尚、上記実施例ではプラント側の状態を示
すセンサ類の信号がプロセス入出力装置28側に送出さ
れる制御システムに本発明に係るターミナルブロックを
適用した場合について説明したが、本発明の構成は信号
の方向に拘束されるものではない。
【0043】また図7に示した実施例では絶縁回路とし
てホトカプラを用いたが、これに限定されず、例えばリ
レーを用いた絶縁回路としてもよい。
【0044】更にターミナルブロック30内の複数の磁
気コアセンサ52−1〜52−4の出力信号を上記各実
施例ではシリアルデータに変換して外部にシリアルに伝
送するようにしているが、これに限らず、例えばパラレ
ルに伝送するようにしてもよい。
【0045】またターミナルブロック30内の複数の磁
気コアセンサ52−1〜52−4の出力信号を制御用コ
ントローラを介さずに直接、マンマシンインターフェイ
スのコンソールに送出してもよい。
【0046】更にターミナルブロック30をプロセス入
出力装置28とプラント側のセンサ、アクチュエータ類
32との中間以外の位置に配置してもよい。
【0047】また渡り線4を磁気コアセンサのコアに予
め通さず、必要に応じて通すように構成してもよい。
【0048】更に渡り線に流れる電流を検出する電流検
出手段として上記各実施例では磁気コアセンサを用いて
いるが、これに限定されず、他の非接触型の電流検出
器、あるいは非接触型以外の他の型の電流検出器、さら
には電流検出手段の代わりに渡り線の接続状態を検知す
る他の手段に置換するようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、プラント等の制御シス
テムに使用されるターミナルブロックに取り付けられた
一組または複数組の端子間に信号線を中継する渡り線に
流れる電流を検出する電流検出手段を設けるようにした
ので、渡り線の断線や渡り線と端子との接触不良等のタ
ーミナルブロックの故障原因、並びに故障したターミナ
ルブロックの場所を特定することができる。
【0050】更に渡り線に流れる電流データの統計処
理、来歴処理を行なうことによりプラント側のセンサ、
アクチュエータ等の故障及び寿命診断等の予防保全が可
能となり、従来に比してプラントの保守、点検が容易に
行なえるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るターミナルブロックに用いられる
磁気コアセンサの原理を示す説明図である。
【図2】図1に示した磁気コアセンサをターミナルブロ
ックに埋設した構成を示す説明図である。
【図3】従来のターミナルブロックの構成を示す構成図
である。
【図4】本発明に係るターミナルブロックが適用される
制御システムの構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示したターミナルブロックの一実施例の
基本的構成を示す図である。
【図6】本発明に係るターミナルブロックの他の実施例
の電気的構成を示す構成図である。
【図7】図6における信号伝送部の具体的構成を示す構
成図である。
【図8】本発明に係るターミナルブロックの更に他の実
施例の電気的構成を示す構成図である。
【図9】図8における信号伝送部の具体的構成を示す構
成図である。
【図10】ターミナルブロック内の渡り線の接続状態と
磁気コアセンサの出力波形との関係を示す説明図であ
る。
【図11】本発明に係るターミナルブロックの更に他の
実施例の電気的構成を示す構成図である。
【図12】図11における表示部の具体的構成を示す構
成図である。
【図13】本発明に係るターミナルブロックの更に他の
実施例の電気的構成を示す構成図である。
【図14】図13における信号伝送部及び表示部の具体
的構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 端子 3 信号線 4 渡り線 10 磁気コアセンサ 10A コア 10B 巻線 20 マンマシンインターフェイス 22 ネットワーク 24 制御用コントローラ 26 制御用コントローラ 28 プロセス入出力装置 30 ターミナルブロック 32 プラント側(センサ、アクチュエータ類) 34 端子 36 信号線 38 渡し線 40 磁気コアセンサ 50 ターミナルブロック部 60 信号伝送部 62 ホトカプラ 64 レジスタ 66 伝送制御回路 68 クロック発振器 70 シリアルインターフェイス 72 マルチプレクサ 74 A/D変換器 80 信号伝送部 90 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高倉 満郎 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一組または複数組の端子が取り付けら
    れ、これらの端子間に信号線を中継するターミナルブロ
    ックにおいて、 各組の端子間に前記信号線を中継する渡り線に流れる電
    流を検出する電流検出手段を有することを特徴とするタ
    ーミナルブロック。
  2. 【請求項2】 一組または複数組の端子が取り付けら
    れ、これらの端子間に信号線を中継するターミナルブロ
    ックにおいて、 各組の端子間に前記信号線を中継する渡り線に流れる電
    流を検出する電流検出手段と、 前記電流検出手段により検出されたデータの内容を表示
    する表示手段を有することを特徴とするターミナルブロ
    ック。
  3. 【請求項3】 一組または複数組の端子が取り付けら
    れ、これらの端子間に信号線を中継するターミナルブロ
    ックにおいて、 各組の端子間に前記信号線を中継する渡り線に流れる電
    流を検出する電流検出手段と、 該電流検出手段により検出されたデータを回線を介して
    外部に伝送するデータ伝送制御手段とを有することを特
    徴とするターミナルブロック。
  4. 【請求項4】 一組または複数組の端子が取り付けら
    れ、これらの端子間に信号線を中継するターミナルブロ
    ックにおいて、 各組の端子間に前記信号線を中継する渡り線に流れる電
    流を検出する電流検出手段と、 該電流検出手段により検出されたデータの内容を表示す
    る表示手段と、 前記電流検出手段により検出されたデータを回線を介し
    て外部に伝送するデータ伝送制御手段とを有することを
    特徴とするターミナルブロック。
  5. 【請求項5】 前記電流検出手段は、渡り線に流れる電
    流を該渡り線に非接触で検出する電流センサであること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のターミ
    ナルブロック。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載のター
    ミナルブロックを複数個、有し、該複数のターミナルブ
    ロックから得られる渡り線の電流検出データを遠隔地点
    に配置された監視装置で集中的に監視することを特徴と
    する制御システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2720047A1 (en) * 2012-10-11 2014-04-16 Tektronix, Inc. Automatic probe ground connection checking techniques

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