JP4905944B2 - ターミネータおよび多芯ケーブル検査装置 - Google Patents

ターミネータおよび多芯ケーブル検査装置 Download PDF

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本発明は、第1コネクタおよび第2コネクタに両端部が接続された複数の絶縁線を有する多芯ケーブルに装着可能に構成されたターミネータ、およびターミネータを装着した多芯ケーブルについての各種の検査を可能に構成された多芯ケーブル検査装置に関するものである。
この種のターミネータおよび多芯ケーブル検査装置として、出願人は、送信側ユニット(検査装置本体)および受信側ユニット(ターミネータ)を備えてLANケーブル等の多芯ケーブルの検査を可能に構成された検査装置を特開2002−257888号公報に開示している。この検査装置では、受信側ユニットが、検査対象の多芯ケーブルにおけるケーブル(絶縁線)の本数と同数の抵抗を備えると共に多芯ケーブルにおける両端部に接続された2つのコネクタのうちの一方に装着可能に構成されている。この場合、後述するように多芯ケーブルにおける各ケーブルの断線や短絡の有無等を電気的に検査する際に使用されるタイプの受信側ユニット(以下、「検査用の受信側ユニット」ともいう)は、任意の1つの抵抗と他の各1つの抵抗との直列合成抵抗値が互いに相違するように各抵抗の抵抗値が規定されている。
この検査装置によって例えば多芯ケーブルにおける各ケーブルの断線や短絡の有無を検査する際には、まず、多芯ケーブルにおける両コネクタのうちの一方に検査用の受信側ユニットを装着すると共に、両コネクタのうちの他方を送信側ユニットに装着する。次いで、演算制御部が、電圧生成部(信号生成部)を制御して試験電圧(試験信号)を生成させると共に、信号切換部を制御して検査対象の2本のケーブルのうちの一方と例えばグランド電位との間に試験電圧を印加させる。この状態において、電圧検出部が上記の2本のケーブルのうちの他方とグランド電位との間の電圧(すなわち、検出用抵抗の両端電圧)を検出してその電圧値を演算制御部に報知する。これに応じて、演算制御部は、電圧検出部によって検出された電圧値と、基準電圧(検査用基準データ)とを比較することにより、上記の2本のケーブル間に断線または短絡が生じているか否かを判別する。この後、他のケーブル間についても同様にして検査することにより、多芯ケーブルの良否が検査される。
一方、この検査装置では、例えば複数の多芯ケーブルが設置されている状態において、各多芯ケーブルにおける各両端部のペアを特定する処理(各多芯ケーブルの端部がいずれの多芯ケーブルの端部かを特定する処理)を実行可能に構成されている。この際には、上記の検査用の受信側ユニットに代えて、ケーブル端部特定用の受信側ユニット(以下、「端部特定用の受信側ユニット」ともいう)を使用する。この場合、端部特定用の受信側ユニットは、上記の検査用の受信側ユニットとは異なり、その抵抗値が互いに等しい複数の抵抗を有して1つの受信側ユニットが構成されると共に、各受信側ユニット毎に上記の各抵抗の抵抗値が相違するように構成されている。
この受信側ユニットを使用して各多芯ケーブルの各両端部のペアを特定する際には、まず、各多芯ケーブルの一方の端部に端部特定用の受信側ユニットをそれぞれ装着すると共に、任意の1本の多芯ケーブルにおける他端部を送信側ユニットに装着する。次いで、演算制御部が、電圧生成部を制御して試験電圧を生成させると共に、信号切換部を制御して検査対象の2本のケーブルのうちの一方とグランド電位との間に試験電圧を印加させる。この状態において、電圧検出部が上記の2本のケーブルのうちの他方とグランド電位との間の電圧(すなわち、検出用抵抗の両端電圧)を検出してその電圧値を演算制御部に報知する。これに応じて、演算制御部は、電圧検出部によって検出された電圧値と、基準電圧とを比較することにより、送信側ユニットに装着されている多芯ケーブルにいずれの受信側ユニットが装着されているか(いずれの抵抗値の受信側ユニットが装着されているか)を特定して表示部に表示させる。これにより、表示部に表示された受信側ユニットが受信側ユニット側におけるいずれの端部(コネクタ)に装着されているかを特定することで、その状態において送信側ユニットに装着されている多芯ケーブルの端部とペアとなる受信側ユニット側の端部を特定することが可能となっている。
特開2002−257888号公報(第4−8頁、第1−15図)
ところが、出願人が開示している検査装置には、以下の改善すべき課題が存在する。すわなち、出願人が開示している検査装置では、各多芯ケーブルの各両端部のペアを特定する際には、端部特定用のターミネータを各多芯ケーブルに装着し、各多芯ケーブルにおけるケーブルの断線や短絡の有無を検査する際には、検査用のターミネータを各多芯ケーブルに装着する必要がある。したがって、出願人が開示している検査装置を用いて多芯ケーブルを検査する際には、抵抗値が相違する2種類(2個)以上の端部特定用のターミネータと、検査用のターミネータとの少なくとも3個のターミネータを用意しておく必要があるため、それらの導入コストに起因してケーブル検査に要するコストを低減するのが困難となっているという課題がある。
また、出願人が開示している検査装置では、例えば端部特定用のターミネータを装着して上記の両端部のペアを特定する処理を実行した後に、各多芯ケーブル毎のケーブルの短絡や断線の有無を検査する処理を実行するのに先立ち、多芯ケーブルに装着されている端部特定用のターミネータを取り外して検査用のターミネータを装着する必要がある。この場合、検査対象の多芯ケーブルのなかには、数十メートルから数百メートルの長さのものが存在し、このような長尺の多芯ケーブルを検査対象としたときには、受信側ユニットを装着した端部と、送信側ユニットに装着した端部とが大きく離間することとなる。したがって、両端部のペアを特定する処理時が完了した後に、端部特定用のターミネータに代えて検査用のターミネータを装着するために、送信側ユニットの設置場所からターミネータが装着されている場所まで長い距離を移動し、その後に、送信側ユニットの設置場所まで長い距離を移動してから検査処理を開始する必要がある。このため、出願人が開示している検査装置には、ターミネータの交換装着作業が煩雑であるという課題が存在する。また、出願人が開示している検査装置には、端部特定用のターミネータを装着すべきときに検査用のターミネータを装着したり、検査用のターミネータを装着すべきときに端部特定用のターミネータを装着したりするおそれがあるという課題も存在する。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、多芯ケーブルの検査に要するコストの低減を図りつつ、各種の検査を確実かつ迅速に実行し得るターミネータおよび多芯ケーブル検査装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載のターミネータは、第1コネクタおよび第2コネクタに両端部が接続されたN本(Nは2以上の自然数)の絶縁線を有する多芯ケーブルに装着(接続)可能に構成されたターミネータであって、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタのいずれか一方に装着(接続)される装着用コネクタと、一端部が相互に接続されると共に他端部が前記装着用コネクタを介して前記N本の絶縁線に接続されるN個の抵抗回路とを備え、前記N個の抵抗回路は、任意の1つと他の各1つとの直列合成抵抗値が互いに相違すると共に、当該N個のうちの少なくとも1つは、抵抗値が互いに相違するM個(Mは2以上の自然数)の抵抗と、当該M個の抵抗うちのいずれかを前記絶縁線に接続する接続切り替え部とを備えて構成されている。
また、請求項2記載のターミネータは、請求項1記載のターミネータにおいて、前記N個の抵抗回路のうちの2つ以上の当該抵抗回路が、前記M個の抵抗と前記接続切り替え部とを備えて構成されている。
また、請求項3記載の多芯ケーブル検査装置は、請求項1または2記載のターミネータを装着(接続)した前記多芯ケーブルを電気的に検査可能に構成された多芯ケーブル検査装置であって、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタのいずれか他方が装着(接続)される検査用コネクタと、試験用信号を生成する信号生成部と、信号を検出する信号検出部と、前記検査用コネクタに装着(接続)された前記多芯ケーブルにおける任意の2本の前記絶縁線を選択信号に従って選択して当該2本の絶縁線の一方に前記試験用信号を供給すると共に所定電位に一端が接続された検出用抵抗の他端に当該2本の絶縁線の他方を接続する選択部と、検査用基準データを記憶する記憶部と、前記多芯ケーブルに対する検査に先立ち、前記選択信号を前記選択部に出力して、前記多芯ケーブルにおける前記一方の絶縁線と前記所定電位との間に前記試験用信号を供給させ、かつ前記検出用抵抗の両端に発生する前記信号を前記信号検出部に検出させると共に、当該検出された信号および前記記憶部に記憶されている前記検査用基準データに基づいて前記多芯ケーブルを検査する制御部とを備えている。
請求項1記載のターミネータによれば、一端部が相互に接続されると共に他端部が装着用コネクタを介して多芯ケーブルにおけるN本の絶縁線に接続され、かつ任意の1つと他の各1つとの直列合成抵抗値が互いに相違するN個の抵抗回路を備え、N個の抵抗回路のうちの少なくとも1つが、抵抗値が互いに相違するM個の抵抗と、M個の抵抗うちのいずれかを絶縁線に接続する接続切り替え部とを備えたことにより、端部特定処理用のターミネータの機能と検査処理用のターミネータの機能とを1つのターミネータで兼用させる構成とすることができ、この構成において接続切り替え部の切り替え状態を各ターミネータ毎に互いに異ならせておくことで、同じ構成の複数のターミネータを互いに相違するターミネータとして検査装置に認識させることができるため、多芯ケーブルの検査に要するコストを十分に低減することができる。また、同じ構成のターミネータを量産できる結果、ターミネータ自体のコストを十分に低減することができる。
また、このターミネータによれば、端部特定処理を完了した後に検査処理を直ちに実行するときにおいてもターミネータを交換装着することなく、検査装置の処理モードを変更するだけで処理を続行することができる。したがって、ターミネータを装着した側の端部(例えば第1コネクタ)と検査装置に装着した側の端部(例えば第2コネクタ)とが遠く離れているときであっても、端部特定処理および検査処理の両処理を短時間で迅速に実施することができる。さらに、端部特定処理時および検査処理時においてターミネータを交換装着する必要がなく1つのターミネータで両処理を実行できるため、端部特定用のターミネータを装着すべきときに検査用のターミネータを装着したり、検査用のターミネータを装着すべきときに端部特定用のターミネータを装着したりするといった誤接続の事態を招くことなく、両検査処理を確実かつ迅速に実行することができる。
また、請求項2記載のターミネータによれば、N個のうちの2つ以上がM個の抵抗と接続切り替え部とを備えたことにより、1つのターミネータにおける接続切り替え部の切り替え状態の組み合わせ、つまり端部特定処理時において、検査装置に対して相違するターミネータであると認識させ得るターミネータの種類数を十分に多くすることができる。
また、請求項3記載の多芯ケーブル検査装置によれば、多芯ケーブルに対する検査に先立ち、選択信号を選択部に出力して、多芯ケーブルにおける2本の絶縁線のうちの1本と所定電位との間に試験用信号を供給させ、かつ検出用抵抗の両端に発生する信号を信号検出部に検出させると共に、検出された信号および記憶部に記憶されている検査用基準データに基づいて、上記のいずれかのターミネータが装着されている多芯ケーブルを検査する制御部を備えたことにより、ターミネータにおける接続切り替え部の切り替え状態の組み合わせの数に応じた検査用基準データを記憶部に記憶させておくことで、検査装置に装着されている多芯ケーブルの端部に複数種類のターミネータのうちのいずれが装着されているかを正確かつ容易に特定することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るターミネータおよび多芯ケーブル検査装置の最良の形態について説明する。
最初に、本発明に係る多芯ケーブル検査装置の検査対象(多芯ケーブル)の一例であるLANケーブル10の構成について、図1を参照して説明する。LANケーブル10は、2本ずつ撚り合わされて4対のツイストペアに形成された8本の絶縁線(導線を絶縁樹脂で被覆したもの)11,11・・を備えて構成されている。また、各絶縁線11の両端部は、コネクタ12(本発明における「第1コネクタ」の一例)の1番ピン12a〜8番ピン12h、およびコネクタ13(本発明における「第2コネクタ」の一例)の1番ピン13a〜8番ピン13hに予め規定した対応関係でそれぞれ接続されている。具体的には、このLANケーブル10は、一例として、ストレートケーブルであって、8本の絶縁線11,11・・は、両コネクタ12,13の同一ピン番号のピン間(例えば、1番ピン12aと1番ピン13aとの間)に一対一の接続状態で接続されている。
この場合、LANケーブル10は、各コネクタ12,13の1番ピン12a,13aおよび2番ピン12b,13bに接続される一対の絶縁線11,11がツイストペアに形成されている。また、3番ピン12c,13cおよび6番ピン12f,13fに接続される一対の各絶縁線11,11がそれぞれツイストペアに形成されている。さらに、4番ピン12d,13dおよび5番ピン12e,13eに接続される一対の各絶縁線11,11がそれぞれツイストペアに形成されている。また、7番ピン12g,13gおよび8番ピン12h,13hに接続される一対の各絶縁線11,11がそれぞれツイストペアに形成されている。
次に、LANケーブル10を検査する多芯ケーブル検査装置(以下、「検査装置」ともいう)1の構成について、図1を参照して説明する。
検査装置1は、図1に示すように、検査装置本体2およびターミネータ3を備えて構成されている。また、検査装置本体2は、検査用コネクタ20、操作部21、表示部22、信号生成部23、信号検出部24、選択部25、演算制御部26、記憶部27および検出用抵抗Rgを備えて構成されている。この場合、検査用コネクタ20は、LANケーブル10におけるコネクタ12,13の1番ピン12a,13a〜8番ピン12h,13hに電気的に接続可能な1番ピン20a〜8番ピン20hを備え、LANケーブル10における両コネクタ12,13のいずれか一方を装着可能に構成されている(同図ではコネクタ12を装着した状態を図示している)。また、操作部21は、検査処理の開始を指示するスタートスイッチや、検査モードを変更する変更スイッチ(図示せず)等を備えている。表示部22は、例えばLCDで構成されて、表示部22の制御に従って各種の表示画面(図示せず)を表示する。
信号生成部23は、演算制御部26からの制御信号S2に従って交流信号としての試験用信号S1を生成する。信号検出部24は、一例としてA/D変換器を備えて信号S3を検出する。具体的には、信号検出部24は、LANケーブル10を介してターミネータ3内部の後述する抵抗R1a〜R8のいずれか2つと検出用抵抗Rg(一例として、43kΩ)との直列回路に試験用信号S1を印加したときに検出用抵抗Rgの両端に現れる信号S3の電圧(本例では振幅)を検出すると共に、検出した電圧の電圧値を示す電圧データDoを演算制御部26に出力する。選択部25は、信号生成部23および信号検出部24と、検査用コネクタ20との間に配設されている。この選択部25は、演算制御部26からの制御信号S4(本発明における選択信号)に従い、検査用コネクタ20における1番ピン20a〜8番ピン20hのうちの任意の2本、すなわち、検査用コネクタ20に装着されたLANケーブル10における8本の絶縁線11のうちの任意の2本を選択して、信号生成部23によって生成された試験用信号S1を2本の内の1本に供給すると共に、他の1本を検出用抵抗Rgに接続する。
演算制御部26は、本発明における制御部に相当し、例えばCPUで構成されて、記憶部27に記憶されている動作プログラムに従って検査装置本体2を総括的に制御する。具体的には、演算制御部26は、LANケーブル10の端部を特定する端部特定処理と、LANケーブル10の良否を検査する検査処理とを実行する。また、演算制御部26は、上記の端部特定処理や検査処理の結果(処理結果の表示画面)を表示部22に表示させる。記憶部27は、RAMおよびROMを含んで構成されて、演算制御部26の動作プログラム、および上記の端部特定処理や検査処理において使用する検査用基準データDsを記憶する。
一方、ターミネータ3は、8つの抵抗回路R11〜R18と、装着用コネクタ30とを備えている(本発明における抵抗回路の数N個が8個である構成の一例)。この場合、装着用コネクタ30は、LANケーブル10におけるコネクタ12,13の1番ピン12a,13a〜8番ピン12h,13hに電気的に接続可能な1番ピン30a〜8番ピン30hを備え、LANケーブル10における両コネクタ12,13のいずれか一方に装着可能に構成されている(同図ではコネクタ13に装着した状態を図示している)。また、図2に示すように、抵抗回路R11は、抵抗R1a,R1bおよび切り替えスイッチSW1を備え、抵抗回路R12は、抵抗R2a,R2bおよび切り替えスイッチSW2を備え、抵抗回路R13は、抵抗R3a,R3bおよび切り替えスイッチSW3を備えて構成されている(本発明における抵抗の数M個が2個である構成の一例)。
この場合、切り替えスイッチSW1〜SW3は、本発明における「接続切り替え部」の一例であって、例えば、ディップスイッチで構成されている。このターミネータ3では、切り替えスイッチSW1の切り替え操作によって抵抗R1a,R1bのいずれかが1番ピン30aに接続され、切り替えスイッチSW2の切り替え操作によって抵抗R2a,R2bのいずれかが2番ピン30bに接続され、切り替えスイッチSW3の切り替え操作によって抵抗R3a,R3bのいずれかが3番ピン30cに接続される。さらに、図3に示すように、抵抗回路R14は、抵抗R4を備え、抵抗回路R15は、抵抗R5を備え、抵抗回路R16は、抵抗R6を備え、抵抗回路R17は、抵抗R7を備え、抵抗回路R18は、抵抗R8を備えて構成され、図1に示すように、これらの抵抗R4〜R8が4番ピン30d〜8番ピン30hに常時接続されている。
また、このターミネータ3では、図4に示すように、抵抗R1a,R1b,R2a,R2b,R3a,R3b,R4〜R8の各抵抗(以下、区別しないときには、「抵抗R」ともいう)の抵抗値が互いに相違するように規定され、図1に示すように、各抵抗Rの一端部が相互に共通接続されている。さらに、このターミネータ3では、切り替えスイッチSW1〜SW3がどのように切り替えられていたとしても、上記の8個の抵抗回路R11〜R18のうちの任意の1つの入出力部間の抵抗値と他の各1つの入出力部間の抵抗値との直列合成抵抗値(装着用コネクタ30における任意の2つのピン間の直列合成抵抗値)が互いに相違するように各抵抗回路R11〜R18内の抵抗Rの抵抗値が規定されている。
この場合、このターミネータ3では、抵抗R1a,R1bの抵抗値が互いに相違し、抵抗R2a,R2bの抵抗値が互いに相違し、抵抗R3a,R3bの抵抗値が互いに相違している。したがって、図5に示すように、このターミネータ3では、切り替えスイッチSW1〜SW3を切り替え操作することにより、装着用コネクタ30における1番ピン30aおよび2番ピン30b間の直列合成抵抗と2番ピン30bおよび3番ピン30c間の直列合成抵抗との組み合わせを8種類とすることが可能となっている。これにより、このターミネータ3では、切り替えスイッチSW1〜SW3の切り替え状態を適宜変更することにより、そのターミネータ3を、1番ピン30aおよび2番ピン30b間の直列合成抵抗値と、2番ピン30bおよび3番ピン30c間の直列合成抵抗値との組み合わせが相違する8種類のターミネータ3A〜3Hのうちのいずれかとして認識させるようにセットすることが可能となっている。
次いで、検査装置1の動作について説明する。
例えば、8本のLANケーブル10が設置されている状態において、各LANケーブル10における各両端部のペアを特定する際には、まず、8つのターミネータ3を用意すると共に、各ターミネータ3の切り替えスイッチSW1〜SW3の切り替え状態を互いに相違させるようにして切り替える。次いで、切り替えスイッチSW1〜SW3の切り替えが完了した各ターミネータ3(ターミネータ3A〜3H)を8本のLANケーブル10におけるそれぞれの一端部(一例として、コネクタ13)にそれぞれ装着する。続いて、8本のLANケーブル10のうちの任意の1本における他端部(この例では、コネクタ12)を検査装置本体2の検査用コネクタ20に装着する。これにより、図1に示すように、LANケーブル10に対する検査装置本体2およびターミネータ3A〜3Hの装着が完了する。
次いで、操作部21の変更スイッチ(図示せず)を端部特定処理モードに切り替え操作した後に、スタートスイッチ(図示せず)を操作する。これに応じて、演算制御部26が、信号生成部23に制御信号S2を出力することによって試験用信号S1の生成を開始させると共に、選択部25に制御信号S4を出力することによって1番ピン20aおよび2番ピン20b(すなわち、LANケーブル10における1番ピン12a,13a間の絶縁線11と、2番ピン12b,13b間の絶縁線11)を選択させる。この際には、信号生成部23から出力された試験用信号S1が検査用コネクタ20における1番ピン20aと本発明における所定電位に相当するグランド電位との間に印加されると共に、信号検出部24が、試験用信号S1の印加によって2番ピン20bとグランド電位との間、つまり検出用抵抗Rgの両端に生じる信号(この例では、電圧)を信号S3として検出して電圧データDoを生成し、生成した電圧データDoを演算制御部26に出力する。
この際に、検査装置本体2(検査用コネクタ20)に装着されているLANケーブル10の端部にターミネータ3Aが装着されている場合には、図4,5に示すように、切り替えスイッチSW1によって1番ピン30aに接続されている抵抗R1aの抵抗値(この例では、1kΩ)と、切り替えスイッチSW2によって2番ピン30bに接続されている抵抗R2aの抵抗値(この例では、8kΩ)との直列合成抵抗値である9kΩに対応する電圧値(つまり試験用信号S1の電圧値を9kΩと検出用抵抗Rgの抵抗値とで分圧した電圧値)の電圧データDoが信号検出部24から出力される。したがって、演算制御部26は、その旨を記憶部27に記憶させる。
次いで、演算制御部26は、信号生成部23に制御信号S2を出力することによって試験用信号S1の生成を継続して実行させると共に、選択部25に制御信号S4を出力することによって2番ピン20bおよび3番ピン20c(すなわち、LANケーブル10における2番ピン12b,13b間の絶縁線11と、3番ピン12c,13c間の絶縁線11)を選択させる。この際には、信号生成部23から出力された試験用信号S1が検査用コネクタ20における2番ピン20bとグランド電位との間に印加されると共に、信号検出部24が、試験用信号S1の印加によって3番ピン20cとグランド電位との間に生じる信号(この例では、電圧)を信号S3として検出して電圧データDoを生成し、生成した電圧データDoを演算制御部26に出力する。
この際には、図4,5に示すように、切り替えスイッチSW2によって2番ピン30bに接続されている抵抗R2aの抵抗値(この例では、8kΩ)と、切り替えスイッチSW3によって3番ピン30bに接続されている抵抗R3aの抵抗値(この例では、26kΩ)との直列合成抵抗値である34kΩに対応する電圧値(つまり試験用信号S1の電圧値を34kΩと検出用抵抗Rgの抵抗値である43kΩとで分圧した電圧値)の電圧データDoが信号検出部24から出力される。したがって、演算制御部26は、その旨を記憶部27に記憶させる。次いで、演算制御部26は、記憶部27に記憶させた情報と、検査用基準データDsとに基づき、検査装置本体2(検査用コネクタ20)に装着されているのがターミネータ3Aであると特定してその旨を表示部22に表示させる。これにより、検査装置本体2に装着している端部(コネクタ12)と、ターミネータ3Aが装着されている端部(コネクタ13)とがペアである旨が特定される。
続いて、端部のペアの特定が完了したLANケーブル10(コネクタ12)を検査装置本体2から取り外すと共に、特定が完了していない他のLANケーブル10(コネクタ12)を検査装置本体2に装着した後に、操作部21のスタートスイッチを操作する、この際に、演算制御部26は、上記の一連の端部特定処理時と同様にして信号生成部23、信号検出部24および選択部25を制御すると共に、信号検出部24からの電圧データDoと記憶部27に記憶されている検査用基準データDsに基づいて検査装置本体2(検査用コネクタ20)に装着されているのがターミネータ3Bであると特定し、その旨を表示部22に表示させる。この後、残りの6本のLANケーブル10についても同様の手順で端部特定処理を実行することにより、8本のLANケーブル10のすべてについて、両端部(コネクタ12,13)のペアが特定される。
次いで、両端部のペアの特定が完了した8本のLANケーブル10について、その良否を電気的に検査する際には、切り替えスイッチSW1〜SW3等を操作することなく、ターミネータ3A〜3Hを装着したままの状態で、操作部21の変更スイッチ(図示せず)を検査処理モードに切り替え操作してスタートスイッチ(図示せず)を操作する。これに応じて、演算制御部26が、信号生成部23に制御信号S2を出力することによって試験用信号S1の生成を開始させると共に、選択部25に制御信号S4を出力することによって1番ピン20a〜8番ピン20hのうちから予め指定された順序で任意の2つのピンを順次選択させる。この際には、信号生成部23から出力された試験用信号S1が選択部25によって選択された2つのピンの内の1つとグランド電位との間に印加されると共に、信号検出部24が、試験用信号S1の印加によって2つのピンの内の他の1つとグランド電位との間(つまり検出用抵抗Rgの両端)に生じる信号(この例では、電圧)を信号S3として検出して電圧データDoを生成し、生成した電圧データDoを演算制御部26に出力する。
また、演算制御部26は、信号検出部24から出力された電圧データDoを記憶部27に記憶させる処理と、選択部25を制御して他の2つのピンを選択させる処理とを交互に実行することにより、検査用コネクタ20の1番ピン20a〜8番ピン20h間についての複数の電圧データDoを記憶部27に記憶させる。次いで、演算制御部26は、記憶部27に記憶させた情報と、検査用基準データDsとに基づき、検査装置本体2(検査用コネクタ20)に装着されているLANケーブル10に断線(オープン)、短絡(ショート)、およびコネクタ12,13に対する絶縁線11の誤接続(リバース、トランスポーズおよびスプリットペア)等が生じているか否かを判別する。この際に、演算制御部26は、断線、短絡および誤接続が生じている判別したときには、その旨を表示部22に表示させると共に、断線、短絡および誤接続が生じていないと判別したときには、LANケーブル10が良品である旨を表示部22に表示させる。
次いで、検査処理が完了したLANケーブル10を検査装置本体2(検査用コネクタ20)から取り外すと共に、残りの7本のLANケーブル10についても、上記の1本のLANケーブル10と同様にして電気的検査を実行する。これにより、8本のLANケーブル10のすべてについて、その良否(断線、短絡および誤接続の有無)が検査される。以上により、検査処理が完了する。
このように、このターミネータ3によれば、一端部が相互に接続されると共に他端部が装着用コネクタ30を介してLANケーブル10におけるN本(この例では、8本)の絶縁線11に接続され、かつ任意の1つと他の各1つとの直列合成抵抗値が互いに相違するN個(この例では、8個)の抵抗回路R11〜R18を備え、N個の抵抗回路R11〜R18のうちの少なくとも1つ(この例では、抵抗回路R11〜R18の3つ)が、抵抗値が互いに相違するM個(この例では、2個)の抵抗(抵抗R1a〜R3a,R1b〜R3b)と、M個の抵抗うちのいずれかを絶縁線11に接続する接続切り替え部(切り替えスイッチSW1〜SW3)とを備えたことにより、端部特定処理用のターミネータの機能と検査処理用のターミネータの機能とを1つのターミネータ3で兼用させる構成とすることができ、この構成において切り替えスイッチSW1〜SW3の切り替え状態を各ターミネータ3毎に互いに異ならせておくことで、同じ構成の複数のターミネータ3を互いに相違するターミネータ3(ターミネータ3A〜3Hのうちのいずれか)として検査装置本体2に認識させることができるため、LANケーブル10の検査に要するコスト(導入コスト)を十分に低減することができる。また、同じ構成のターミネータ3を量産できる結果、ターミネータ3自体のコストを十分に低減することができる。
また、このターミネータ3によれば、端部特定処理を完了した後に検査処理を直ちに実行するときにおいてもターミネータ3を交換装着することなく、検査装置本体2の処理モードを変更するだけで処理を続行することができる。したがって、ターミネータ3を装着した側の端部(この例では、コネクタ13)と検査装置本体2に装着した側の端部(この例では、コネクタ12)とが遠く離れているときであっても、端部特定処理および検査処理の両処理を短時間で迅速に実施することができる。さらに、端部特定処理時および検査処理時においてターミネータ3を交換装着する必要がなく1つのターミネータ3で両処理を実行できるため、端部特定用のターミネータを装着すべきときに検査用のターミネータを装着したり、検査用のターミネータを装着すべきときに端部特定用のターミネータを装着したりするといった誤接続の事態を招くことなく、両検査処理を確実かつ迅速に実行することができる。
また、このターミネータ3によれば、N個(8個)のうちの2つ以上(この例では、3個)が上記のM個の抵抗と接続切り替え部とを備えたことにより、1つのターミネータ3における切り替えスイッチSW1〜SW3の切り替え状態の組み合わせ、つまり端部特定処理時において、検査装置本体2に対して相違するターミネータであると認識させ得るターミネータ3の種類数を十分に多くすることができる。
また、この検査装置1によれば、LANケーブル10に対する検査に先立ち、選択信号(制御信号S4)を選択部25に出力して、LANケーブル10における2本の絶縁線11の内の1本とグランド電位(所定電位)との間に試験用信号S1を供給させ、かつ2本の絶縁線11の内の1本とグランド電位との間(つまり検出用抵抗Rgの両端)に発生する信号を検出させて電圧データDoを信号検出部24に出力させると共に、検出された信号(電圧データDo)および記憶部27に記憶されている検査用基準データDsに基づいて、上記のいずれかのターミネータ3A〜3Hが装着されているLANケーブル10を検査する演算制御部26を備えたことにより、ターミネータ3における切り替えスイッチSW1〜SW3の切り替え状態の組み合わせの数に応じた検査用基準データDsを記憶部27に記憶させておくことで、検査装置本体2に装着されているLANケーブル10の端部に複数種類のターミネータ3A〜3Hのうちのいずれが装着されているかを正確かつ容易に特定することができる。
なお、本発明は、上記した発明の実施の形態に限定されず、適宜変更が可能である。例えば、上述した実施の形態では、本発明における多芯ケーブルとして8本の絶縁線11を有するLANケーブル10を検査する例について説明したが、本発明に係るターミネータを装着して本発明に係る多芯ケーブル検査装置によって検査する対象は、多芯ケーブルである限り、LANケーブル10に限らず、他のケーブルにも本発明を適用できるのは勿論である。また、本発明におけるN個の抵抗回路として8つの抵抗回路R11〜R18を有するターミネータ3について説明したが、本発明はこれに限定されず、検査対象の多芯ケーブルが有する絶縁線の本数に応じて抵抗回路の数を適宜変更することができる。具体的には、6本の絶縁線を有する多芯ケーブルを対象とするときには、本発明におけるN個の抵抗回路として6つの抵抗回路を備えてターミネータを構成し、10本の絶縁線を有する多芯ケーブルを対象とするときには、本発明におけるN個の抵抗回路として10つの抵抗回路を備えてターミネータを構成すればよい。
さらに、本発明におけるN個の抵抗回路R11〜R18のうちの3個の抵抗回路R11〜R13に抵抗値が相違するM個(この例では、2個)の抵抗(例えば、抵抗R1a,R1b)と接続切り換え部(例えば切り替えスイッチSW1)を配設したターミネータ3について説明したが、本発明はこれに限定されず、N個の抵抗回路のうちの1個以上に抵抗値が相違するM個の抵抗および接続切り換え部を配設してターミネータを構成することができる。また、1つの抵抗回路に配設する抵抗の数(M個)は2個に限定されず、3個以上の任意の数の抵抗を配設して接続切り替え部によって切り替え接続する構成を採用することができる。さらに、本発明における接続切り替え部は、切り替えスイッチSW1〜SW3のようなディップスイッチに限定されず、各種切替スイッチを採用することもできるし、任意の抵抗を検査用コネクタ20の所望のピンに接続するジャンパ線を接続切り替え部として採用することもできる。
また、信号検出部24によって電圧値を検出して本発明における信号としての電圧データDoを出力する構成について説明したが、本発明はこれに限定されず、電圧値に代えて、選択部25によって選択されている2つのピン間を導通する電流の電流値や抵抗値等を検出して本発明における信号として出力する構成を採用することができる。
検査装置1およびLANケーブル10の構成を示すブロック図である。 抵抗回路R11〜R13の回路図である。 抵抗回路R14〜R18の回路図である。 ターミネータ3における抵抗R1a,R1b・・R8および検出用抵抗Rgの各抵抗値の一例について説明するための説明図である。 ターミネータ3における切り替えスイッチSW1〜SW3の切り替え状態と合成抵抗値との関係について説明するための説明図である。
符号の説明
1 検査装置
2 検査装置本体
3,3A〜3H ターミネータ
10 LANケーブル
11 絶縁線
12,13 コネクタ
12a〜12h,13a〜13h,20a〜20h,30a〜30h 1番ピン〜8番ピン
20 検査用コネクタ
23 信号生成部
24 信号検出部
25 選択部
26 演算制御部
27 記憶部
30 装着用コネクタ
Do 電圧データ
Ds 検査用基準データ
R1a,R1b,R2a,R2b,R3a,R3b,R4〜R8 抵抗
Rg 検出用抵抗
R11〜R18 抵抗回路
SW1〜SW3 切り替えスイッチ
S1 試験用信号
S2,S4 制御信号
S3 信号

Claims (3)

  1. 第1コネクタおよび第2コネクタに両端部が接続されたN本(Nは2以上の自然数)の絶縁線を有する多芯ケーブルに装着可能に構成されたターミネータであって、
    前記第1コネクタおよび前記第2コネクタのいずれか一方に装着される装着用コネクタと、
    一端部が相互に接続されると共に他端部が前記装着用コネクタを介して前記N本の絶縁線に接続されるN個の抵抗回路とを備え、
    前記N個の抵抗回路は、任意の1つと他の各1つとの直列合成抵抗値が互いに相違すると共に、当該N個のうちの少なくとも1つは、抵抗値が互いに相違するM個(Mは2以上の自然数)の抵抗と、当該M個の抵抗うちのいずれかを前記絶縁線に接続する接続切り替え部とを備えて構成されているターミネータ。
  2. 前記N個の抵抗回路のうちの2つ以上の当該抵抗回路は、前記M個の抵抗と前記接続切り替え部とを備えて構成されている請求項1記載のターミネータ。
  3. 請求項1または2記載のターミネータを装着した前記多芯ケーブルを電気的に検査可能に構成された多芯ケーブル検査装置であって、
    前記第1コネクタおよび前記第2コネクタのいずれか他方が装着される検査用コネクタと、
    試験用信号を生成する信号生成部と、
    信号を検出する信号検出部と、
    前記検査用コネクタに装着された前記多芯ケーブルにおける任意の2本の前記絶縁線を選択信号に従って選択して当該2本の絶縁線の一方に前記試験用信号を供給すると共に所定電位に一端が接続された検出用抵抗の他端に当該2本の絶縁線の他方を接続する選択部と、
    検査用基準データを記憶する記憶部と、
    前記多芯ケーブルに対する検査に先立ち、前記選択信号を前記選択部に出力して、前記多芯ケーブルにおける前記一方の絶縁線と前記所定電位との間に前記試験用信号を供給させ、かつ前記検出用抵抗の両端に発生する前記信号を前記信号検出部に検出させると共に、当該検出された信号および前記記憶部に記憶されている前記検査用基準データに基づいて前記多芯ケーブルを検査する制御部とを備えている多芯ケーブル検査装置。
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