JPH09163465A - 遠隔監視システム - Google Patents
遠隔監視システムInfo
- Publication number
- JPH09163465A JPH09163465A JP31502695A JP31502695A JPH09163465A JP H09163465 A JPH09163465 A JP H09163465A JP 31502695 A JP31502695 A JP 31502695A JP 31502695 A JP31502695 A JP 31502695A JP H09163465 A JPH09163465 A JP H09163465A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- remote
- remote station
- resistance
- monitoring system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 センタ監視部側で異常値が検出された場合
に、センタ監視部側でセンサ故障の有無を判別すること
ができるようにする。 【解決手段】 現地に配置され、情報取得命令に応じて
センサ11を駆動してセンサ情報を取得するリモートス
テーション(RS)12と、任意の箇所に配置され、リ
モートステーション12に情報取得命令を送出し、当該
リモートステーション12から取得したセンサ情報を受
け取って監視するセンタ監視部13とを備える。センタ
監視部13はリモートステーション12に試験命令を送
出する機能を有する。リモートステーション12はセン
サ11の許容動作範囲内にある基準抵抗体B、及び試験
命令が与えられたときセンサ11の駆動から基準抵抗体
Bの駆動に切り替えるスイッチCを備える。
に、センタ監視部側でセンサ故障の有無を判別すること
ができるようにする。 【解決手段】 現地に配置され、情報取得命令に応じて
センサ11を駆動してセンサ情報を取得するリモートス
テーション(RS)12と、任意の箇所に配置され、リ
モートステーション12に情報取得命令を送出し、当該
リモートステーション12から取得したセンサ情報を受
け取って監視するセンタ監視部13とを備える。センタ
監視部13はリモートステーション12に試験命令を送
出する機能を有する。リモートステーション12はセン
サ11の許容動作範囲内にある基準抵抗体B、及び試験
命令が与えられたときセンサ11の駆動から基準抵抗体
Bの駆動に切り替えるスイッチCを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばセンサ設置
点から遠方にあるセンタ監視部側でセンサ情報を監視す
る遠隔監視システムに係り、特に異常値発生の原因を突
き止めるためのセルフチェック機能をI/Oボードに持
たせるようにしたものに関する。
点から遠方にあるセンタ監視部側でセンサ情報を監視す
る遠隔監視システムに係り、特に異常値発生の原因を突
き止めるためのセルフチェック機能をI/Oボードに持
たせるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば遠隔温度監視システムにあ
っては、図3に示すように構成される。図3において、
11は現在温度等を抵抗値に変換する温度センサ(測温
抵抗体)、12はセンサ11の近傍に配置されるリモー
トステーション(RS)、13は温度センサ11の設置
箇所から遠方にあるセンタ監視部である。
っては、図3に示すように構成される。図3において、
11は現在温度等を抵抗値に変換する温度センサ(測温
抵抗体)、12はセンサ11の近傍に配置されるリモー
トステーション(RS)、13は温度センサ11の設置
箇所から遠方にあるセンタ監視部である。
【0003】リモートステーション12は、センタ監視
部13との間で情報や命令の授受を行うRS制御部12
1と、温度センサ11の抵抗値を取り込んでデジタル信
号に変換するアナログ・デジタル変換部Aを搭載したI
/Oボード122とを備える。すなわち、RS制御部1
21は、センタ監視部13から情報収集命令を受ける
と、I/Oボード122から温度センサ11の抵抗値情
報を読み込んでセンタ監視部13に送り返す。
部13との間で情報や命令の授受を行うRS制御部12
1と、温度センサ11の抵抗値を取り込んでデジタル信
号に変換するアナログ・デジタル変換部Aを搭載したI
/Oボード122とを備える。すなわち、RS制御部1
21は、センタ監視部13から情報収集命令を受ける
と、I/Oボード122から温度センサ11の抵抗値情
報を読み込んでセンタ監視部13に送り返す。
【0004】一方、センタ監視部13はリモートステー
ション12との間で情報や命令の授受を行う情報処理部
131と、この情報処理部131の処理結果を適宜表示
する表示装置132とを備える。すなわち、情報処理部
131は、リモートステーション12に対して定期的に
あるいは任意に情報収集命令を送り、リモートステーシ
ョン12からの抵抗値情報を入力して温度情報に変換
し、その温度情報を所定の形式で表示装置132に表示
する。
ション12との間で情報や命令の授受を行う情報処理部
131と、この情報処理部131の処理結果を適宜表示
する表示装置132とを備える。すなわち、情報処理部
131は、リモートステーション12に対して定期的に
あるいは任意に情報収集命令を送り、リモートステーシ
ョン12からの抵抗値情報を入力して温度情報に変換
し、その温度情報を所定の形式で表示装置132に表示
する。
【0005】ところで、一般的な温度監視システムで
は、異常値(故障と思われる値)が表示された場合、調
査手段としてセンサ入力部に基準抵抗器を接続し、セン
サ入力部の内部回路に異常があるのか、または温度セン
サ自体に異常があるのか切り分けを行っている。
は、異常値(故障と思われる値)が表示された場合、調
査手段としてセンサ入力部に基準抵抗器を接続し、セン
サ入力部の内部回路に異常があるのか、または温度セン
サ自体に異常があるのか切り分けを行っている。
【0006】しかしながら、上述した遠隔温度監視シス
テムでは、センサ入力部であるリモートステーション1
2が遠方にあるため、故障原因を調査するためには、セ
ンサ11及びリモートステーション12を設置した現地
に作業員を派遣して、センタ監視部13側のオペレータ
と連絡を取り合いながら基準抵抗器との切替作業を行わ
なければならなかった。
テムでは、センサ入力部であるリモートステーション1
2が遠方にあるため、故障原因を調査するためには、セ
ンサ11及びリモートステーション12を設置した現地
に作業員を派遣して、センタ監視部13側のオペレータ
と連絡を取り合いながら基準抵抗器との切替作業を行わ
なければならなかった。
【0007】尚、先行技術例として、特開平2−211
759号公報に「通信回線端末制御装置」が開示されて
いる。この装置は、通信回線に接続された端末機の試験
を電話局等回線センタの交換機側から遠隔操作で行える
ようにして、異常時にその迅速な原因把握を可能にし、
多大な稼動を不要にするというものである。
759号公報に「通信回線端末制御装置」が開示されて
いる。この装置は、通信回線に接続された端末機の試験
を電話局等回線センタの交換機側から遠隔操作で行える
ようにして、異常時にその迅速な原因把握を可能にし、
多大な稼動を不要にするというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の遠隔監視システムでは、リモートステーション等のセ
ンサ入力部が遠方にあるため、センタ監視部側で異常値
が表示された場合には、故障原因調査のために作業員を
現地に派遣して、センサに代わって基準信号発生器を接
続するといった、煩雑な作業が必要であった。
の遠隔監視システムでは、リモートステーション等のセ
ンサ入力部が遠方にあるため、センタ監視部側で異常値
が表示された場合には、故障原因調査のために作業員を
現地に派遣して、センサに代わって基準信号発生器を接
続するといった、煩雑な作業が必要であった。
【0009】本発明の課題は、上記の問題を解決し、セ
ンタ監視部側で異常値が検出された場合に、センタ監視
部側でセンサ故障の有無を判別することのできる遠隔監
視システムを提供することにある。
ンタ監視部側で異常値が検出された場合に、センタ監視
部側でセンサ故障の有無を判別することのできる遠隔監
視システムを提供することにある。
【0010】ここで、先行技術例に開示されている「通
信回線端末制御装置」は、端末機の試験を電話局等回線
センタの交換機側から遠隔操作で行えるようにしたもの
であって、異常発生時にセンタ側からその原因を判別で
きるようにした点で本発明と同じであるが、先行技術例
は端末機を含む通信回線上の問題であるのに対し、本発
明はセンサ入力部にセルフチェック機能を持たせるよう
にしたことを特徴とするものであり、基本的な技術的思
想が異なる。
信回線端末制御装置」は、端末機の試験を電話局等回線
センタの交換機側から遠隔操作で行えるようにしたもの
であって、異常発生時にセンタ側からその原因を判別で
きるようにした点で本発明と同じであるが、先行技術例
は端末機を含む通信回線上の問題であるのに対し、本発
明はセンサ入力部にセルフチェック機能を持たせるよう
にしたことを特徴とするものであり、基本的な技術的思
想が異なる。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、現地に配置され、情報取得命令に応じて
センサを駆動してセンサ情報を取得するリモートステー
ションと、任意の箇所に配置され、前記リモートステー
ションに情報取得命令を送出し、当該リモートステーシ
ョンから取得したセンサ情報を受け取って監視するセン
タ監視部とを備える遠隔監視システムにおいて、前記セ
ンタ監視部に設けられ、前記リモートステーションに試
験命令を送出する試験命令送出手段と、前記リモートス
テーションに設けられ、前記センサの許容動作範囲内に
ある基準供試体、及び前記試験命令が与えられたとき前
記センサの駆動から前記基準供試体の駆動に切り替える
切替手段とを具備して構成される。
めに本発明は、現地に配置され、情報取得命令に応じて
センサを駆動してセンサ情報を取得するリモートステー
ションと、任意の箇所に配置され、前記リモートステー
ションに情報取得命令を送出し、当該リモートステーシ
ョンから取得したセンサ情報を受け取って監視するセン
タ監視部とを備える遠隔監視システムにおいて、前記セ
ンタ監視部に設けられ、前記リモートステーションに試
験命令を送出する試験命令送出手段と、前記リモートス
テーションに設けられ、前記センサの許容動作範囲内に
ある基準供試体、及び前記試験命令が与えられたとき前
記センサの駆動から前記基準供試体の駆動に切り替える
切替手段とを具備して構成される。
【0012】すなわち、上記構成では、センタ監視部か
ら試験命令を送出することで、リモートステーションで
自動的にセンサ駆動から基準供試体駆動に切り替わり、
その計測情報がセンタ監視部に返ってくるため、その結
果からセンサの異常か伝送回路系の異常かを判別するこ
とができるようになる。
ら試験命令を送出することで、リモートステーションで
自動的にセンサ駆動から基準供試体駆動に切り替わり、
その計測情報がセンタ監視部に返ってくるため、その結
果からセンサの異常か伝送回路系の異常かを判別するこ
とができるようになる。
【0013】上記の構成において、前記切替手段は、リ
レースイッチを用いてオン/オフ動作により駆動電圧供
給経路を切り替えることで実現できる。
レースイッチを用いてオン/オフ動作により駆動電圧供
給経路を切り替えることで実現できる。
【0014】また、前記センサが温度に応じて抵抗値が
変わる測温抵抗体であるときは、前記基準供試体に抵抗
を用いることができる。
変わる測温抵抗体であるときは、前記基準供試体に抵抗
を用いることができる。
【0015】この場合、前記リモートステーションは、
前記測温抵抗体、基準供試体としての抵抗に選択的に駆
動電圧を印加する電源回路と、駆動電圧印加時の電流値
を測定する電流計と、この電流計の測定値をデジタル信
号に変換して出力するアナログ・デジタル変換部とを備
えることで実現できる。
前記測温抵抗体、基準供試体としての抵抗に選択的に駆
動電圧を印加する電源回路と、駆動電圧印加時の電流値
を測定する電流計と、この電流計の測定値をデジタル信
号に変換して出力するアナログ・デジタル変換部とを備
えることで実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を詳細に説明する。
実施形態を詳細に説明する。
【0017】図1は本発明による遠隔温度監視システム
の構成を示すものである。尚、図1において、図3と同
一部分には同一符号を付して示し、ここでは重複した説
明を省略する。
の構成を示すものである。尚、図1において、図3と同
一部分には同一符号を付して示し、ここでは重複した説
明を省略する。
【0018】図1において、図3に示した従来構成と異
なる点は、I/Oボード122内に、温度センサ11の
動作許容範囲内にある回路チェック用基準抵抗体Bを設
け、スイッチCにより温度センサ11と回路チェック用
基準抵抗体Bを選択的にアナログ・デジタル変換部Aに
接続するようにしたことにある。
なる点は、I/Oボード122内に、温度センサ11の
動作許容範囲内にある回路チェック用基準抵抗体Bを設
け、スイッチCにより温度センサ11と回路チェック用
基準抵抗体Bを選択的にアナログ・デジタル変換部Aに
接続するようにしたことにある。
【0019】ここで、RS制御部12は、センタ監視部
13から試験命令を受け取ると、スイッチCを温度セン
サ11から回路チェック用基準抵抗体Bに切り替える機
能を有する。
13から試験命令を受け取ると、スイッチCを温度セン
サ11から回路チェック用基準抵抗体Bに切り替える機
能を有する。
【0020】上記I/Oボード122の具体的な構成を
図2に示す。図2において、(a)は温度センサ11の
温度情報(抵抗値)を取得する通常の測定状態、(b)
は異常値検出時に回路チェック用基準抵抗体Bの抵抗情
報を取得する状態を示している。
図2に示す。図2において、(a)は温度センサ11の
温度情報(抵抗値)を取得する通常の測定状態、(b)
は異常値検出時に回路チェック用基準抵抗体Bの抵抗情
報を取得する状態を示している。
【0021】図2に示す温度センサ11は、測温抵抗体
111の両端が一対の端子112,113に接続され、
その一方端が温度センサ11のアース端子114に接続
されている。このような温度センサ11に対し、I/O
ボード122は、温度センサ11の端子112,113
に接続される一対の端子122a,122bと、温度セ
ンサ11のアース端子114に接続され内部回路で接地
された端子122cを備える。
111の両端が一対の端子112,113に接続され、
その一方端が温度センサ11のアース端子114に接続
されている。このような温度センサ11に対し、I/O
ボード122は、温度センサ11の端子112,113
に接続される一対の端子122a,122bと、温度セ
ンサ11のアース端子114に接続され内部回路で接地
された端子122cを備える。
【0022】I/Oボード122内において、端子12
2a,122bはそれぞれ通常オン状態のリレー接点C
1,C2を介して定電圧電源回路122dの第1DC
(直流電圧V1)電極(+),(−)に接続される。ま
た、この第1DC電極(+),(−)には、回路チェッ
ク用基準抵抗体B及び通常オフ状態のリレー接点C3が
直列に接続される。
2a,122bはそれぞれ通常オン状態のリレー接点C
1,C2を介して定電圧電源回路122dの第1DC
(直流電圧V1)電極(+),(−)に接続される。ま
た、この第1DC電極(+),(−)には、回路チェッ
ク用基準抵抗体B及び通常オフ状態のリレー接点C3が
直列に接続される。
【0023】一方、上記定電圧電源回路122dの第2
DC電極(第1DC電圧V1より低い電圧V2)
(+),(−)には上記リレー接点C1〜C3を同時に
駆動制御するリレーコイルC4が接続される。この定電
圧電源回路122dはRS制御部121からの切替制御
信号により、第1DC電極、第2CD電極が選択的にオ
ン/オン制御される。
DC電極(第1DC電圧V1より低い電圧V2)
(+),(−)には上記リレー接点C1〜C3を同時に
駆動制御するリレーコイルC4が接続される。この定電
圧電源回路122dはRS制御部121からの切替制御
信号により、第1DC電極、第2CD電極が選択的にオ
ン/オン制御される。
【0024】上記定電圧電源回路122dの内部には電
流計(図示せず)が内蔵されており、この電流計によっ
て上記測温抵抗体111の抵抗値変化に対応する電流量
を計測する。この計測結果は、前述の抵抗値情報として
アナログ・デジタル変換部Aに供給される。
流計(図示せず)が内蔵されており、この電流計によっ
て上記測温抵抗体111の抵抗値変化に対応する電流量
を計測する。この計測結果は、前述の抵抗値情報として
アナログ・デジタル変換部Aに供給される。
【0025】すなわち、上記構成によるI/Oボード1
22に対し、RS制御部121はセンタ監視部13から
情報収集命令を受けると、定電圧電源回路122dの第
1DC電極をオン状態とする切替制御信号を供給する。
このとき、I/Oボード122では、リレーコイルC4
が通電されていないため、図2(a)に示すように、各
リレー接点C1,C2がオン、C3がオフ状態となって
いる。よって、測温抵抗体111にDC電圧V1が印加
されるようになり、その抵抗値に対応した電流値を計測
することができる。この電流値はアナログ・デジタル変
換部Aでデジタル信号に変換され、RS制御部121を
通じてセンタ監視部13に送出される。
22に対し、RS制御部121はセンタ監視部13から
情報収集命令を受けると、定電圧電源回路122dの第
1DC電極をオン状態とする切替制御信号を供給する。
このとき、I/Oボード122では、リレーコイルC4
が通電されていないため、図2(a)に示すように、各
リレー接点C1,C2がオン、C3がオフ状態となって
いる。よって、測温抵抗体111にDC電圧V1が印加
されるようになり、その抵抗値に対応した電流値を計測
することができる。この電流値はアナログ・デジタル変
換部Aでデジタル信号に変換され、RS制御部121を
通じてセンタ監視部13に送出される。
【0026】また、RS制御部121はセンタ監視部1
3から試験命令を受けると、I/Oボード122に対
し、定電圧電源回路122dの第2DC電極をもオン状
態とする切替制御信号を供給する。このとき、I/Oボ
ード122では、リレーコイルC4が通電されるため、
図2(b)に示すように、各リレー接点C1,C2がオ
フ、C3がオン状態となる。よって、回路チェック用基
準抵抗体Bが第1DC電極に接続されるようになり、当
該抵抗体BにDC電圧V1が印加されるようになり、そ
の抵抗値に対応した電流値を計測することができる。こ
の電流値はアナログ・デジタル変換部Aでデジタル信号
に変換され、RS制御部121を通じてセンタ監視部1
3に送出される。
3から試験命令を受けると、I/Oボード122に対
し、定電圧電源回路122dの第2DC電極をもオン状
態とする切替制御信号を供給する。このとき、I/Oボ
ード122では、リレーコイルC4が通電されるため、
図2(b)に示すように、各リレー接点C1,C2がオ
フ、C3がオン状態となる。よって、回路チェック用基
準抵抗体Bが第1DC電極に接続されるようになり、当
該抵抗体BにDC電圧V1が印加されるようになり、そ
の抵抗値に対応した電流値を計測することができる。こ
の電流値はアナログ・デジタル変換部Aでデジタル信号
に変換され、RS制御部121を通じてセンタ監視部1
3に送出される。
【0027】以上のことから、センタ監視部13では、
温度センサ11の許容動作範囲外の異常温度が観測され
た場合、試験命令を発してRS制御部121に送り、I
/Oボード122に測温抵抗体111の測定から基準抵
抗体Bの測定に切替させる。このときの温度値(抵抗
値)が正常であれば温度センサ11の故障とみなすこと
ができる。また、異常であれば、伝送回路系の故障とみ
なすことができる。
温度センサ11の許容動作範囲外の異常温度が観測され
た場合、試験命令を発してRS制御部121に送り、I
/Oボード122に測温抵抗体111の測定から基準抵
抗体Bの測定に切替させる。このときの温度値(抵抗
値)が正常であれば温度センサ11の故障とみなすこと
ができる。また、異常であれば、伝送回路系の故障とみ
なすことができる。
【0028】したがって、上記構成による遠隔温度監視
システムは、センタ監視部13側で異常値が検出された
場合に、センタ監視部13側でセンサ故障の有無を判別
することができるので、以後の対応策を早急に立てるこ
とができ、保守作業の簡略化を実現することができる。
システムは、センタ監視部13側で異常値が検出された
場合に、センタ監視部13側でセンサ故障の有無を判別
することができるので、以後の対応策を早急に立てるこ
とができ、保守作業の簡略化を実現することができる。
【0029】尚、上記実施形態では、温度監視の場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、他の遠隔監視システムにも適用可能である。
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、他の遠隔監視システムにも適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、センタ監
視部側で異常値が検出された場合に、センタ監視部側で
センサ故障の有無を判別することのできる遠隔監視シス
テムを提供することができる。
視部側で異常値が検出された場合に、センタ監視部側で
センサ故障の有無を判別することのできる遠隔監視シス
テムを提供することができる。
【図1】本発明の一実施形態とする遠隔温度監視システ
ムの基本構成を示すブロック回路図である。
ムの基本構成を示すブロック回路図である。
【図2】同実施形態のI/Oボードの具体的な構成を示
すブロック回路図である。
すブロック回路図である。
【図3】従来の遠隔温度監視システムの構成を示すブロ
ック回路図である。
ック回路図である。
11 温度センサ 111 測温抵抗体 112,113,114 端子 12 リモートステーション(RS) 121 RS制御部 122 I/Oボード 122a,122b,122c 端子 122d 定電圧電源回路 A アナログ・デジタル変換部 B 回路チェック用基準抵抗体 C スイッチ C1,C2 リレー接点(通常オン) C3 リレー接点(通常オフ) C4 リレーコイル V1 第1DC電圧 V2 第2DC電圧 13 センタ監視部 131 情報処理部 132 表示装置
Claims (4)
- 【請求項1】 現地に配置され、情報取得命令に応じて
センサを駆動してセンサ情報を取得するリモートステー
ションと、 任意の箇所に配置され、前記リモートステーションに情
報取得命令を送出し、当該リモートステーションから取
得したセンサ情報を受け取って監視するセンタ監視部と
を備える遠隔監視システムにおいて、 前記センタ監視部に設けられ、前記リモートステーショ
ンに試験命令を送出する試験命令送出手段と、 前記リモートステーションに設けられ、前記センサの許
容動作範囲内にある基準供試体、及び前記試験命令が与
えられたとき前記センサの駆動から前記基準供試体の駆
動に切り替える切替手段とを具備することを特徴とする
遠隔監視システム。 - 【請求項2】 前記切替手段は、リレースイッチを用い
てオン/オフ動作により駆動電圧供給経路を切り替える
ことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視システム。 - 【請求項3】 前記センサが温度に応じて抵抗値が変わ
る測温抵抗体であるとき、前記基準供試体に抵抗を用い
ることを特徴とする請求項1記載の遠隔監視システム。 - 【請求項4】 前記リモートステーションは、前記測温
抵抗体、基準供試体としての抵抗に選択的に駆動電圧を
印加する電源回路と、駆動電圧印加時の電流値を測定す
る電流計と、この電流計の測定値をデジタル信号に変換
して出力するアナログ・デジタル変換部とを備えること
を特徴とする請求項3記載の遠隔監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31502695A JPH09163465A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 遠隔監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31502695A JPH09163465A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 遠隔監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09163465A true JPH09163465A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18060536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31502695A Withdrawn JPH09163465A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 遠隔監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09163465A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007258536A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Hitachi High-Technologies Corp | 電子線応用装置 |
JP5143315B1 (ja) * | 2012-04-02 | 2013-02-13 | 株式会社 エニイワイヤ | インターフェース故障検出方式およびその方式に使用する子局ターミナル |
JP2016062360A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-25 | 株式会社日立ビルシステム | 生活見守りシステム |
-
1995
- 1995-12-04 JP JP31502695A patent/JPH09163465A/ja not_active Withdrawn
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