JP5143315B1 - インターフェース故障検出方式およびその方式に使用する子局ターミナル - Google Patents

インターフェース故障検出方式およびその方式に使用する子局ターミナル Download PDF

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Abstract

【課題】伝送同期方式によりデータの伝送が行われる制御・監視信号伝送システムにおいて、子局に外付けされるインターフェースの断線故障を検出できるインターフェース故障検出方式とその方式に使用する子局ターミナルを提供する
【解決手段】子局は、所定の他局を対応局として、前記対応局に対する制御データまたは前記対応局から送出された監視データを対応データとして伝送信号から取り込む。そして、自局が対応する前記出力部に対する出力データまたは自局が対応する入力部からの入力データを自局データとして、前記対応データと前記自局データを用いた論理判断に基づき、前記伝送信号に設けられた管理データ領域にインターフェース故障を示すデータを構成する信号を重畳する。
【選択図】図1,7

Description

本発明は、制御部に接続された親局と複数の出力部および入力部、或いは複数の被制御装置に対応する複数の子局との間の信号線を省配線化し共通データ信号線で接続し、伝送クロックで同期させるなどの伝送同期方式によりデータの伝送を行う制御・監視信号伝送システムにおいて、子局に外付けされるリレースイッチ、フォトカプラ、リードリレーなどのインターフェースの故障を検出する方式およびその方式に使用する子局ターミナルに関するものである。
制御部と、複数の出力部と入力部、或いは複数の被制御装置を備える制御システムにおいて、配線の数を減らす、所謂省配線化が広く実施されている。そして、その省配線化の一般的な手法として、複数の出力部と入力部、或いは被制御装置から延出される信号線の各々を制御部に直接繋ぐパラレル接続に代えて、パラレル信号とシリアル信号の変換機能を備えた親局と複数の子局を、制御部と複数の出力部と入力部、或いは複数の被制御装置にそれぞれ接続し、親局と複数の子局との間で共通データ信号線を介してシリアル信号によりデータ授受を行う方式が広く採用されている。
上記制御システムでは、入力部や出力部として、様々な装置を使用することが可能であるが、そのような装置の一つとして、リレースイッチがある。リレースイッチは、オンオフ動作を遠隔で行うことができるため、その用途は広く、様々な場面で利用されている。例えば、特開平9−163465号公報には、センサ設置点から遠方にあるセンタ監視部側でリレースイッチを利用しセンサ情報を監視する遠隔監視システムが開示されている。この遠隔監視システムでは、リレースイッチを用いたオン/オフ動作により、センサの駆動から基準供試体の駆動に切換え、その計測結果からセンサの異常か伝送回路系の異常かをセンタ監視部で判別することができる。
しかしながら、上記遠隔監視システムでも、リレースイッチが故障した場合には、その故障情報をセンタ監視部で得ることができない。ただし、リレースイッチの故障を検出する方式も、これまでに提案されている。例えば、一方の入力信号の電圧レベルが他方の入力信号のレベルよりも高い2つの入力信号の切換を行うリレーであれば、2つの入力信号にリレー切換後の出力信号を加えた3つの電圧レベルを比較して、リレーの故障判定を行うことができる。そして、その一例として、特開2001−35335号公報に開示されているリレー故障検出装置がある。
特開平9−163465号公報 特開2001−35335号公報
しかしながら、上記リレースイッチの故障検出方式は、切換えのなされる入力信号の一方の電圧レベルが他方の電圧レベルよりも高い場合に限定され、複数の入力信号の電圧レベルが等しい場合や、単独のスイッチのオンオフがなされる場合には適用できないという問題があった。また、リレースイッチの故障を検出するのみで、リレースイッチを駆動するコイルの故障を検出するこができないという問題もあった。
更に、オンオフ動作を遠隔で行うものとしては、リレースイッチの他に、フォトカプラ、リードリレーなどもあるが、上記リレースイッチの故障検出方式は、これらフォトカプラやリードリレーも含めたインターフェース全般に適用できるものではなかった。
そこで本発明は、制御部に接続された親局と、複数の出力部、入力部、被制御装置に対応する複数の子局が共通データ信号線で接続され、伝送同期方式によりデータの伝送が行われる制御・監視信号伝送システムにおいて、子局に外付けされるリードスイッチ、フォトカプラ、リードリレーなどのインターフェースの断線故障を検出できるインターフェース故障検出方式とその方式に使用する子局ターミナルを提供することを目的とする。
本発明に係るインターフェース故障検出方式は、親局と複数の子局が共通データ信号線で接続され、伝送同期方式によりデータの伝送が行われる制御・監視信号伝送システムにおいて、前記共通データ信号線に伝送される伝送信号に、制御信号のデータと監視信号のデータとで構成される制御・監視データ領域と異なる管理データ領域を設ける。前記子局は、所定の他局を対応局として、前記対応局に対する制御データまたは前記対応局から送出された監視データを対応データとして前記伝送信号から取り込む。そして、自局が対応する前記出力部に対する出力データまたは自局が対応する入力部からの入力データを自局データとして、前記対応データと前記自局データを用いた論理判断に基づき、前記管理データ領域にインターフェース故障を示すデータを構成する信号を重畳する。
本発明に係るインターフェース故障検出方式が適用される制御・監視信号伝送システムの伝送同期方式の同期手法としては、例えば、親局が有するタイミング発生手段で生成される伝送クロックを利用する手法が好適である。この場合、前記伝送クロックの制御下で、親局は、制御部から引き渡された制御データの値に応じて制御信号として一連のパルス状信号を共通データ信号線に出力すると共に、一連のパルス状信号に複数の子局の各々からクロックの1周期毎に重畳された監視信号のデータ値を抽出し、これを前記制御部に引き渡す。一方、複数の子局の各々は、一連のパルス状信号の始まりを示すスタート信号を起点として、一連のパルス状信号のパルスをカウントし、カウントの値が自局アドレスと一致したとき、一連のパルス状信号から自局に対応するデータを抽出するとともに、自局に対応するデータを抽出したクロックと同じパルス周期に、監視信号を一連のパルス状信号に重畳し、または、カウントの値が自局アドレスと一致したとき、一連のパルス状信号から自局に対応するデータを抽出し、または、監視信号を一連のパルス状信号に重畳する。ただし、その同期手法に制限はなくシステム設計条件に適する手法を採用すればよい。
前記対応データおよび前記自局データは、それぞれ、異なる2つの状態で示される2値データであり、前記子局は、前記対応データの状態変化が有ったときに前記自局データの状態変化が無い場合、または、前記自局データの状態変化が有ったときに前記対応データの状態変化が無い場合に、インターフェース故障と判定するものであってもよい。
更に、前記子局は、前記対応データの状態変化が有ったときに前記自局データの状態変化が無い場合を第一の故障状態と、前記自局データの状態変化が有ったときに前記対応データの状態変化が無い場合を第二の故障状態として判別するものであってもよい。
前記管理データ領域は、前記親局からのデータが重畳される管理制御データ領域と、前記子局からのデータが重畳される管理監視データ領域とで構成され、前記子局から前記管理監視データ領域に重畳されるデータを“0”以外のデータとし、前記親局において前記管理監視データ領域から抽出されたデータが“0”のとき、前記共通データ信号線の断線と判断してもよい。
本発明に係る子局ターミナルは、自局アドレス設定手段と、対応局参照アドレス設定手段と、参照局データ変化検出手段と、自局データ変化検出手段と、故障検出手段と、管理監視データ送信手段を備える。
前記自局アドレス設定手段は、自局のアドレスを設定する。
前記対応局参照アドレス設定手段は、自局が対応する出力部と対をなし一つのインターフェースを構成する入力部、または、自局が対応する入力部と対をなし一つのインターフェースを構成する出力部に対応する所定の他局を対応局として指定する対応局アドレスを設定する。
対応局データ変化検出手段は、前記対応局に対する制御データまたは前記対応局から送出された監視データを対応データとして取り込み、前記対応データの変化を検出する。
自局データ変化検出手段は、自局が対応する前記出力部に対する出力データ、または、自局が対応する前記入力部からの入力データの変化を検出する。
前記故障検出手段は、前記対応局データ変化検出手段から引き渡されたデータの状態変化の有無情報と、前記自局データ変化手段から引き渡されたデータの状態変化の有無情報を用いた論理判断に基づきインターフェース故障を検出する。
前記管理監視データ送信手段は、前記故障検出手段から出力されたインターフェース故障を示すデータを構成する信号を前記伝送信号に重畳する。
本発明に係るインターフェース故障検出方式では、一つのインターフェースを構成する出力部と入力部のそれぞれが子局に接続されていることを利用し、所定の子局が対応する出力部と対をなし一つのインターフェースを構成する入力部、または、自局が対応する入力部と対をなし一つのインターフェースを構成する出力部に対応する所定の他局を、当該所定の子局の対応局と定義する。そして、当該子局が、対応局に対する制御データまたは対応局から送出された監視データを対応データとして伝送信号から取り込み、その対応データを利用することで、インターフェースの故障を検出できる。従って、コイルとスイッチで構成されるリレースイッチ、発光部と受光部で構成されるフォトカプラなど、出力部と入力部で構成されるインターフェースであれば、伝送同期方式によりデータの伝送が行なわれる制御・監視信号伝送システムにおいて、種類によることなく、その故障を検出することができる。なお、このインターフェース故障検出方式で検出できる故障としては、初期動作不良、接続ミスなどが挙げられる。また、共通の出力部に対し複数の入力部が連動する一対多の対応にも適用できる。
また、子局から管理監視データ領域に重畳されるデータを“0”以外のデータとすれば、親局において管理監視データ領域から抽出されたデータが“0”のときは子局から出力された情報が共通データ信号線を介して親局へ伝送されない状態であるといえる。従って、そのときは、共通データ信号線の断線と判断することができ、インターフェース故障と併せて共通データ信号線の断線も検出することが可能となる。
本発明に係るインターフェース故障検出方式を採用した制御・監視信号伝送システムの実施例における、親局と子局の間の伝送方式の模式図である。 制御・監視信号伝送システムの概略構成を示すシステム構成図である。 親局のシステム構成図である。 入力子局のシステム構成図である。 故障検出手段のシステム構成図である。 出力子局のシステム構成図である。 故障判断で利用するデータ信号の相関を示すタイムチャート図である。 伝送クロック信号のタイムチャート図である。 親局に記憶されるIDXアドレスデータテーブルの模式図である。
図1〜9を参照しながら、本発明に係るインターフェース故障検出方式を採用した制御・監視信号伝送システムの実施例を説明する。
図2に示すように、この制御・監視信号伝送システムは、制御部1および共通データ信号線DP、DN(以下、伝送ラインということがある)に接続された単一の親局2と、前記共通データ信号線DP、DNに接続された入出力子局4、出力子局6および入力子局7の複数で構成される。なお、図2においては、図示の便宜上、各々の子局が一つずつ示されているが、共通データ信号線DP、DNに接続される子局の種類や数に制限は無い。
入出力子局4、出力子局6および入力子局7は、制御部1の出力指示に応じて動作する出力部8に対する信号出力処理と、制御部1への入力情報を取り入れる入力部9からの入力信号処理のいずれかまたは双方を行うものである。なお、本発明に係るインターフェース故障検出方式が適用される場合の出力部8と入力部9は一つのインターフェースを構成するものであるが、システムの構成としては、どのような装置が接続されていてもよい。例えば、出力部8が、アクチュエータ、(ステッピング)モータ、ソレノイド、電磁弁、リレー、サイリスタ、ランプ等であってもよく、入力部9が、リードスイッチ、マイクロスイッチ、押釦スイッチ、光電スイッチ、各種センサ等であってもよい。入出力子局4は、出力部8と入力部9で構成される被制御装置5に接続され、出力子局6は出力部8のみに接続され、入力子局7は入力部9にのみ接続されている。なお、本発明に係るインターフェース故障検出方式を適用しないものであれば、出力子局6は、出力部8を内包するもの(出力部一体型子局80)であってもよく、また、入力子局7は入力部9を内包するもの(入力部一体型子局90)であってもよい。
制御部1は、例えばプログラマブルコントローラ、コンピュータ等であり、制御並列データ13、および制御管理並列データ14を送出する出力ユニット11と、入出力子局4および入力子局7からの監視信号から抽出される監視データに基づき得られた監視並列データ15および管理監視信号から抽出される管理監視データに基づき得られた第一管理監視並列データ16と第二管理監視並列データ17を受け取る入力ユニット12を有する。そして、これら出力ユニット11と入力ユニット12が親局2に接続されている。また、入力ユニット12から受け取ったデータに基づいて、出力ユニット11から送出されるデータを算出する管理判断手段18を備えている。
親局2は、図3に示すように、出力データ部21、管理データ部22、タイミング発生部23、親局出力部24、親局入力部25、および入力データ部26を備える。そして、共通データ信号線DP、DNに接続され、本発明の伝送信号に相当する一連のパルス状信号である制御信号(以下、伝送クロック信号というものとする)を共通データ信号線DP、DNに送出するとともに、入出力子局4、出力子局6、または入力子局7(以下、これら全てを指す場合は「子局4、6、7」という)から送出された監視信号、管理監視信号から抽出された監視並列データ15、第一管理監視並列データ16および第二管理監視並列データ17を制御部1の入力ユニット12へ送出する。
出力データ部21は、制御部1の出力ユニット11からの制御並列データ13をシリアルデータとして親局出力部24へ引き渡す。
管理データ部22は、子局4、6、7の各々に関する情報を集約したIDXアドレステーブルを記憶する記憶手段29を備え、制御部1の出力ユニット11からの制御管理並列データ14とIDXアドレステーブルに基づき、後述する第一管理制御データISToと第二管理制御データIDXoからなる管理制御データを創出し、シリアルデータとして親局出力部24へ引き渡す。IDXアドレステーブルとは、入出力子局4、出力子局6または入力子局7のいずれか一つを特定するためのデータを含むものであるが、この実施例では、子局4、6、7の先頭アドレスが用いられている。図9に、先頭アドレスを用いたIDXアドレステーブルの一例を示す。
図9に示すように、#ad0のアドレスが付与された局は、監視信号のデータ値が1ビットであり、IDXアドレステーブルのデータは#ad0と#ad1が連続した値となる。一方、#ad1のアドレスが付与された局は、監視信号のデータ値が2ビットであるため、#ad2のパルスも#ad1と同じ局に割り当てられることになる。そのため、IDXアドレステーブルのデータは、#ad1の次の値として#ad3が記憶されることになる。なお、この実施例では、監視信号のデータ値が1ビットである場合であっても、すなわち#ad0も、#ad1と同様、先頭アドレスとされる。また、この実施例のIDXアドレステーブルには、各アドレスに対応する子局の分類データが併せて記憶されている。図9に示す例では、入力子局7には“1”が、出力子局6には“2”が、入出力子局4には“3”が付与され、各アドレスに対応するものとして記憶されている。
タイミング発生部23は、発振回路(OSC)31とタイミング発生手段32からなり、OSC31を基にタイミング発生手段32が、このシステムのタイミングクロックを生成し親局出力部24に引き渡す。
親局出力部24は、制御データ発生手段33とラインドライバ34からなる。制御データ発生手段33が、出力データ部21及び管理データ部22から受けたデータと、タイミング発生部23から受けたタイミングクロックに基づき、ラインドライバ34を介して共通データ信号線DP、DNに一連のパルス状信号として伝送クロック信号を送出する。
伝送クロック信号は、図1に示すように、スタート信号STに続く制御・監視データ領域と、更にこれに続く管理データ領域を有するものとなっている。制御・監視データ領域は、親局2から送出される制御信号のデータOUTn(nは整数)と入出力子局4または入力子局7から送出される監視信号のデータINn(nは整数)とで構成される。そして、伝送クロック信号のパルスは、図8に示すように、1周期の後半が高電位レベル(この実施例では+24V)と、前半が低電位レベル(この実施例では+12V)とされ、低電位レベルとなるパルス前半のパルス幅間隔が出力データ期間となり、同じく低電位レベルとなるパルス前半が入力データ期間ともなる。そして、低電位レベルのパルス幅間隔が制御信号のデータOUTnを、低電位レベルに重畳される電流の有無が監視信号のデータINnを表すものとなっている。この実施例では、伝送クロック信号の1周期をt0とした時、低電位レベルのパルス幅間隔は(1/4)t0から(3/4)t0まで拡張されるが、制御部1から入力される制御並列データ13の各データの値に応じたものであれば、その幅に制限はなく適宜に決めればよい。また、入力データ期間と出力データ期間も適宜に決めることができ、例えば、入力データ期間はこの実施例と同様にパルス前半(低電位レベル)とし、パルス後半(高電位レベル)のパルス幅間隔を出力データ期間としてもよく、逆に、出力データ期間をこの実施例と同様にパルス前半(低電位レベル)とし、パルス後半(高電位レベル)を入力データ期間としてもよい。更に、パルス後半(高電位レベル)を出力データ期間と入力データ期間を兼ねるものとしてもよい。伝送クロック信号の1周期の後半が低電位レベルとなる場合も同様である。なお、図1において、上段は制御データ(出力データ)期間を、下段は監視データ(入力データ)期間を示すものとなっている。
伝送クロック信号の管理データ領域は、親局2から送出される管理制御信号が重畳される管理制御データ領域と、子局4、6、7から送出される管理監視信号が重畳される管理監視データ領域で構成される。管理制御信号で伝送される管理制御データは第一管理制御データISToと第二管理制御データIDXoで構成され、制御信号のデータOUTnと同様に、低電位レベルのパルス幅間隔として表される。また、管理監視信号で伝送される管理監視データは第一管理監視データSTiと第二管理監視データIDXiで構成され、監視信号のデータINnと同様に、低電位レベルに重畳される電流の有無として表される。なお、この実施例では、第一管理制御データISToおよび第二管理制御データIDXoは、子局4、6、7に対し要求するデータの種類を特定する指示データ、或いは子局4、6、7のいずれか一つを特定するためのアドレスデータとされる。一方、第一管理監視データSTiおよび第二管理監視データIDXiは、自局の状態を示すデータとされ、更に、管理監視データとして常に“0”以外のデータが送信されるものとされているが、詳細は後述する。
スタート信号STは、伝送クロック信号の高電位レベルと同じ電位レベルであって、伝送クロック信号の1周期より長い信号となっている。
親局入力部25は監視信号検出手段35と監視データ抽出手段36で構成される。監視信号検出手段35は、共通データ信号線DP、DNを経由して子局4、6、7から送出された監視信号と管理監視信号を検出する。監視信号および管理監視信号のデータ値は、既述のように低電位レベルに重畳される電流の有無で表されており、スタート信号STが送信された後、まず、入出力子局4または入力子局7の各々から順次監視信号を受け取り、続いて子局4、6、7の何れか一局からの管理監視信号を受け取るものとなっている。監視信号および管理監視信号のデータは、タイミング発生手段32の信号に同期して監視データ抽出手段36で抽出される。そして、監視信号のデータが直列の入力データ37として入力データ部26に送出される。管理監視信号から抽出された管理監視データ39もまた入力データ部26に送出される。
入力データ部26は、親局入力部25から受け取った直列の入力データ37を並列(パラレル)データに変換し、監視並列データ15として制御部1の入力ユニット12へ送出する。また、親局入力部25から受け取った管理監視データ39を第一管理監視並列データ16と第二管理監視並列データ17に分離して入力ユニット12へ送出する。
入力子局7は、本発明の子局ターミナルに相当するもので、図4に示すように、伝送受信手段41、管理制御データ抽出手段42、アドレス抽出手段43、自局アドレス設定手段44、管理監視データ送信手段45、監視データ送信手段46、自局入力データ変化検出手段47、対応局出力参照アドレス設定手段48、対応局出力データ変化検出手段49故障検出手段50および入力手段72を有する子局入力部70を備える。なお、この実施例の入力子局7は、内部回路としてマイクロコンピュータ・コントロール・ユニットであるMCUを備えており、このMCUが子局入力部70として機能するものとなっている。処理において必要となる演算や記憶は、このMCUの備えるCPU、RAMおよびROMを使用して実行されるが、子局入力部70を構成する上記各手段のそれぞれの処理におけるCPU、RAMおよびROMとの関係は、説明の便宜上、図示を省略するものとする。
入力子局7に接続されている入力部9は対応する出力部8と一つのインターフェース91を構成するものとなっている。そして、そのインターフェース91を構成する出力部8が接続されている出力子局6は、本発明の子局ターミナルの他の実施形態であり、前記入力子局7と同様、内部回路としてマイクロコンピュータ・コントロール・ユニットであるMCUを備えており、このMCUが子局出力部60として機能するものとなっている。そして、子局入力部70のMCUと同様に、出力子局6の処理において必要となる演算や記憶は、このMCUの備えるCPU、RAMおよびROMを使用して実行されるものとなっている。
入出力子局4には、対応関係にある出力部8と入力部9の双方が接続されている。そして、入出力子局4も、出力子局6および入力子局7と同様、内部回路としてマイクロコンピュータ・コントロール・ユニットであるMCUを備えており、このMCUが子局入出力部40として機能するものとなっている。そして、子局出力部60のMCUおよび子局入力部70のMCUと同様に、入出力子局4の処理において必要となる演算や記憶は、このMCUの備えるCPU、RAMおよびROMを使用して実行されるものとなっている。
入力子局7の伝送受信手段41は、共通データ信号線DP、DNに伝送される伝送クロック信号を受けて、これを管理制御データ抽出手段42、アドレス抽出手段43、および管理監視データ送信手段45に引き渡す。管理制御データ抽出手段42は、伝送クロック信号の管理データ領域から、管理制御信号のデータを抽出し、これらを故障検出手段50に引き渡す。一方、アドレス抽出手段43は、伝送クロック信号の始まりを示すスタート信号STを起点としてパルスをカウントし、そのカウント値が自局アドレス設定手段44で設定された自局アドレスデータと一致するタイミングで監視データ送信手段46を有効にするとともに、カウント値が対応局参照アドレスと一致するタイミングで、対応局に対応する制御データを対応局データ変化検出手段49に引き渡す。
監視データ送信手段46は、アドレス抽出手段43から引き渡された入力タイミングにより有効とされているとき、入力手段72から引き渡されるシリアルデータに基づいて、トランジスタTRのベース電流を“on”または“off”とする。ベース電流が“on”の場合、トランジスタTRは”on”となり、共通データ信号線DP、DNに監視信号である電流信号が出力される。この実施例では、図8に示すように、監視データのデータ値が”1”の場合には所定値Ith以上の電流(例えば、30mA)を流すことで表現されている。従って、例えば、図8に示す信号のアドレス0番地(#ad0)、1番地(#ad1)、2番地(#ad2)及び3番地(#ad3)のそれぞれにおける監視データはそれぞれ“0”、“0”、“1”、“0”を表すことになる。
管理監視データ送信手段45は、伝送クロック信号のスタート信号STを起点としてパルスをカウントし、管理データ領域のタイミングを得る。そして、故障検出手段50から引き渡されるデータに基づき、前記トランジスタTRのベース電流を出力し、共通データ信号線DP、DNに管理監視信号である電流信号を出力する。
自局アドレス設定手段44は、自局アドレスをアドレス抽出手段43および故障検出手段50に引き渡す。
対応局参照アドレス設定手段48は、対応局参照アドレスをアドレス抽出手段43に引き渡す。
自局データ変化検出手段47は、入力手段72から引き渡されたデータを自局データとし、この自局データの状態が変化したとき、自局データ状態変化情報を故障検出手段50に引き渡す。
対応局データ変化検出手段49は、アドレス抽出手段43から引き渡された信号のデータを対応データとし、この対応データの状態が変化したとき、対応データ状態変化情報を故障検出手段50に引き渡す。
故障検出手段50は、図5に示すように、ISTo抽出手段51、IDXo抽出手段52、子局アドレス指定検出手段53、論理判定手段55、および符号化手段56で構成されている。
ISTo抽出手段51は、管理制御データ抽出手段42から引き渡された管理制御信号のデータから第一管理制御データISToを抽出し、これを子局アドレス指定検出手段53に引き渡す。また、IDXo抽出手段52は、管理制御データ抽出手段42から引き渡された管理制御信号のデータから第二管理制御データIDXoを抽出し、これを子局アドレス指定検出手段53に引き渡す。子局アドレス指定検出手段53には、また、自局アドレス設定手段44から自局アドレスデータが引き渡されている。
子局アドレス指定検出手段53は、第二管理制御データIDXoを自局アドレスのデータ値と比較し、一致したときには、第一管理制御データISToに応じて、所定のデータを符号化手段56に引き渡す。すなわち、第一管理制御データISToがインターフェース故障検出を指示するデータである場合にはインターフェース故障検出信号Dを符号化手段56に引き渡す。
論理判定手段55は、対応局データ変化検出手段49から入力される対応データ状態変化情報と、自局データ変化検出手段47から入力される自局データ状態変化情報に基づいた判定信号を符号化手段56へ出力する。具体的には、まず、対応データが図7のタイムチャート(a)で示すようにLOWからHIGHに変化する場合、この実施例では出力部8であるコイルがONとなり、入力部9であるスイッチがONとなる。従って、インターフェース91が正常であれば、入力部9からの入力である自局データも図7のタイムチャート(a)で示すようにLOWからHIGHに変化する。ところが、コイルまたはスイッチとの接続線が断線している場合や、コイル不良または接点不良(開放のまま、または溶着)の場合には、図7のタイムチャート(c)に示すように、自局データは変化しない。一方、対応データが図7のタイムチャート(b)で示すようにHIGHからLOWに変化する場合、この実施例では出力部8であるコイルがOFFとなり、入力部9であるスイッチが遅れてOFFとなる。従って、インターフェース91が正常であれば、入力部9からの入力である自局データも図7のタイムチャート(b)に示すようにHIGHからLOWに変化する。ところが、コイルまたはスイッチとの接続線が断線している場合や、コイル不良または接点不良(接触不良または溶着不良)の場合には、図7のタイムチャート(c)およびタイムチャート(d)に示すように、自局データは変化しない。従って、対応データと自局データの一方のみが変化した場合には、インターフェースの接続線に断線が生じているか、或いはインターフェースに故障があるものと判定できる。そこで、論理判定手段55は、対応データと自局データの双方が変化したときは正常信号N、一方のみが変化したときはインターフェース故障(故障A、本発明の第一の故障状態に相当)信号Aaを符号化手段56に出力する。なお、この実施例では、出力部8が動作しない場合には入力部9も動作しないはずであるが、対応関係の設定や誤配線、隣接電気信号の混蝕、機械的振動による接点バウンドがある場合には、図7のタイムチャート(e)およびタイムチャート(f)に示すように、自局データのみが変化する場合もある。このような場合にも、対応するインターフェースに故障(故障B、本発明の第二の故障状態に相当)があるものと判定され、インターフェース故障(故障B)信号Abを符号化手段56に出力する。
符号化手段56は、子局アドレス指定検出手段53からインターフェース故障検出信号Dが入力された場合は、論理判断回路55から出力された正常信号N或いはインターフェース故障(故障Aおよび故障B)信号Aa、Abに応じて、正常およびインターフェース故障(故障Aおよび故障B)を示す情報を所定の符号データに変換し、第二管理監視データIDXiとして管理監視データ送信手段45に引き渡す。
このとき、管理監視データ送信手段45に引き渡される第二管理監視データIDXi、すなわち、正常またはインターフェース故障(故障Aおよび故障B)を示す符号データには“0”以外の値が採用されている。そのため、管理監視データとして“0”以外のデータが送信されることになる。すなわち、管理監視データが“0”であるときは入力子局7から出力された情報が共通データ信号線DP、DNを介して親局へ伝送されない状態であるといえる。従って、そのときは、共通データ信号線DP、DN側の断線と判断することがでる。
なお、この実施例において第一管理監視データSTiは使用されていないが、第二管理監視データIDXiの更なる判別が必要な場合などには、この第一管理監視データSTiを使用することができる。
子局出力部60のMCUは、図6に示すように、図4の子局入力部70のMCUにおける監視データ送信手段46を制御データ抽出手段81とし、入力手段72を出力手段82としたものである。制御データ抽出手段81は、アドレス抽出手段43から引き渡された制御データ信号からデータ値を抽出し、これをシリアルデータとして出力手段82に引き渡す。ただし制御データ抽出手段81は、図4のように前記トランジスタTRへベース電流を出力しない。なお、制御データ信号から抽出されたデータ値は、自局データとして自局データ変化検出手段47にも引き渡される。出力手段82は、制御データ抽出手段81から引き渡されたシリアルデータをパラレルデータに変換し、出力部8に出力し、出力部8に所定の動作をさせる。子局出力部60のMCUのその他の構成は、子局入力部70のMCUの構成と同じであるため、その説明は省略する。
次に、上記構成の制御・監視信号伝送システムにおけるインターフェース異常検出方式の手順について説明する。
制御部1は、適宜設定されたタイミングで、或いは利用者による任意の入力指示により、インターフェース故障検出を指示するための管理制御並列データ14を親局2に出力する。これを受けた親局2は、インターフェース故障検出を要求する第一管理制御データISToと、IDXアドレステーブルに記憶されているデータ群の中の一つを指定する第二管理制御データIDXoを出力する。なお、親局2の管理データ部22には、既に、図9に示すIDXアドレスデータテーブルが作成されており、スタート信号STとこれに続く制御・監視データ領域と管理データ領域で構成される伝送サイクル毎に、第二管理制御データIDXoによって、順次入力子局7の全てに対し割り付けられた先頭アドレスを指定していく。
第二管理制御データIDXoによるIDXアドレステーブルのデータの指定は、テーブル番号に従ったものとなっている。すなわち、まず、テーブル番号1のインデックスアドレスデータ(#ad0)が選択され第二管理制御データIDXoとして出力される。そして、伝送サイクル毎に、子局分類データが“1”となっている各テーブル番号に対応する先頭アドレスデータに順次変更される。ただし、第二管理制御データIDXoでIDXアドレステーブルのデータを指定する順番に制限は無く、例えば、機能による優先順位に従うものとしてもよい。
出力子局6および入力子局7は、第二管理制御データIDXoが自局アドレスと一致するとき、故障検出手段50からの出力に基づき、インターフェース故障(故障Aおよび故障B)または正常を示すデータで構成される管理監視信号を、管理監視データ領域に重畳する。これを受けて、親局2では、管理監視信号から管理監視データを抽出し制御部1に引き渡す。
制御部1では、第二管理監視並列データ16の内容によって、所定の処理が実行される。具体的には、第二管理監視並列データ16が異常を示すものであれば、異常表示を行う。また、管理監視データが“0”である場合は、共通データ信号線DP、DNの断線と判断し、その旨の表示を行う。
以上の手順を経て制御部1では、出力子局6および入力子局7が対応する出力部8および入力部9で構成されるインターフェースについての断線や故障、更には、初期動作不良や誤配線、誤配置、隣接電気信号の混蝕、機械的振動による接点バウンドなどの有無を把握することができる。
なお、対応局参照アドレスは、制御部側から適宜変更することが可能となっている。その場合、対応局参照アドレスを変更することを示すデータと、変更後の対応局参照アドレスのデータを、管理制御データ領域に重畳し、出力子局6および入力子局7側で、これらを抽出させればよい。
この制御・監視信号伝送システムでは、インターフェース故障の検出に加えて、所望のデータをモニタリングすることができる。その場合は、図6において想像線で示すゲート手段62を設け、このゲート手段62に対しモニタリングの対象となるデータ63を入力するとともに、子局アドレス指定検出手段53からモニタリング信号Mを出力するものとする。そして、親局2からは、第一管理制御データISToとして入力モニタ指令データを、対応する出力子局6或いは入力子局7へ送信することにより、指定された出力子局6或いは入力子局7では、ゲート手段62から管理監視データ送信手段45を介して、モニタリングデータ63が管理監視データとして出力されることになるので、制御部1側でこれを把握することが可能となる。
1 制御部
2 親局
4 入出力子局
5 被制御装置
6 出力子局
7 入力子局
8 出力部
9 入力部
11 出力ユニット
12 入力ユニット
13 制御並列データ
14 管理制御並列データ
15 監視並列データ
16 第一管理監視並列データ
17 第二管理監視並列データ
18 管理判断手段
21 出力データ部
22 管理データ部
23 タイミング発生部
24 親局出力部
25 親局入力部
26 入力データ部
29 記憶手段
31 OSC(発振回路)
32 タイミング発生手段
33 制御データ発生手段
34 ラインドライバ
35 監視信号検出手段
36 監視データ抽出手段
37 入力データ
39 管理監視データ
40 子局入出力部
41 伝送受信手段
42 管理制御データ抽出手段
43 アドレス抽出手段
44 自局アドレス設定手段
45 管理監視データ送信手段
46 監視データ送信手段
47 自局データ変化検出手段
48 対応局参照アドレス設定手段
49 対応データ変化検出手段
50 故障検出手段
51 ISTo抽出手段
52 IDXo抽出手段
53 子局アドレス指定検出手段
55 論理判断回路
56 符号化手段
60 子局出力部
62 ゲート手段
63 モニタリングデータ
70 子局入力部
80 出力部一体型子局
81 制御データ抽出手段
82 出力手段
90 入力部一体型子局
91 インターフェース
Aa インターフェース故障(故障A)信号
Ab インターフェース故障(故障B)信号
D インターフェース故障検出信号D
N 正常信号
M モニタリング信号
TR トランジスタ

Claims (5)

  1. 親局と複数の子局が共通データ信号線で接続され、伝送同期方式によりデータの伝送が行われる制御・監視信号伝送システムにおいて、
    前記共通データ信号線に伝送される伝送信号に、制御信号のデータと監視信号のデータとで構成される制御・監視データ領域と異なる管理データ領域を設け、
    前記子局は、所定の他局を対応局として、前記対応局に対する制御データまたは前記対応局から送出された監視データを対応データとして前記伝送信号から取り込み、
    自局が対応する出力部に対する出力データまたは自局が対応する入力部からの入力データを自局データとして、前記対応データと前記自局データを用いた論理判断に基づき、前記管理データ領域にインターフェース故障を示すデータを構成する信号を重畳することを特徴とするインターフェース故障検出方式。
  2. 前記対応データおよび前記自局データは、それぞれ、異なる2つの状態で示される2値データであり、前記子局は、前記対応データの状態変化が有ったときに前記自局データの状態変化が無い場合、または、前記自局データの状態変化が有ったときに前記対応データの状態変化が無い場合に、インターフェース故障と判定する請求項1に記載のインターフェース故障検出方式。
  3. 前記子局は、前記対応データの状態変化が有ったときに前記自局データの状態変化が無い場合を第一の故障状態と、前記自局データの状態変化が有ったときに前記対応データの状態変化が無い場合を第二の故障状態として判別する請求項2に記載のインターフェース故障検出方式。
  4. 前記管理データ領域は、前記親局からのデータが重畳される管理制御データ領域と、前記子局からのデータが重畳される管理監視データ領域とで構成され、前記子局から前記管理監視データ領域に重畳されるデータを“0”以外のデータとし、前記親局において前記管理監視データ領域から抽出されたデータが“0”のとき、前記共通データ信号線の断線と判断する請求項1、2又は3に記載のインターフェース故障検出方式
  5. 親局が接続された共通データ信号線に接続され、
    自局のアドレスを設定する自局アドレス設定手段と、
    自局が対応する出力部と対をなし一つのインターフェースを構成する入力部、または、自局が対応する入力部と対をなし一つのインターフェースを構成する出力部に対応する所定の他局を対応局として指定する対応局アドレスを設定する対応局参照アドレス設定手段と、
    前記対応局に対する制御データまたは前記対応局から送出された監視データを対応データとして取り込み、前記対応データの変化を検出する対応局データ変化検出手段と、
    自局が対応する前記出力部に対する出力データ、または、自局が対応する前記入力部からの入力データの変化を検出する自局データ変化検出手段と、
    前記対応局データ変化検出手段から引き渡されたデータの状態変化の有無情報と、前記自局データ変化手段から引き渡されたデータの状態変化の有無情報を用いた論理判断に基づきインターフェース故障を検出する故障検出手段と、
    前記故障検出手段から出力されたインターフェース故障を示すデータを構成する信号を前記伝送信号に重畳する管理監視データ送信手段を備えたことを特徴とする子局ターミナル。
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