JPH08159916A - 変位付与試料ホルダ - Google Patents
変位付与試料ホルダInfo
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- JPH08159916A JPH08159916A JP30662894A JP30662894A JPH08159916A JP H08159916 A JPH08159916 A JP H08159916A JP 30662894 A JP30662894 A JP 30662894A JP 30662894 A JP30662894 A JP 30662894A JP H08159916 A JPH08159916 A JP H08159916A
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- holders
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Abstract
ができる変位付与試料ホルダを提供すること。 【構成】 ベース部材1と、ベース部材1に互いに離接
する方向に移動可能に係合し、試料を挟み込み式に保持
する試料台10,11を有する一対の可動ホルダ5,6
と、ベース部材1より回転可能に支持されて一対の可動
ホルダ5,6の各々にねじ係合し、一対の可動ホルダ
5,6を互いに離接する方向に駆動する両ねじ棒21
と、シンブル32が回転可能に取り付けられた本体30
がベース部材1に移動可能に取り付けられ、スピンドル
31が両ねじ棒21に連結されたマイクロメータ29と
を設ける。
Description
持し、試料に所定方向の変位を与える変位付与試料ホル
ダに関する。
する際、眼内レンズは変位付与試料ホルダで保持され
る。この種の試料ホルダは、ベース部材と、ベース部材
に互いに離接する方向に移動可能に係合し、試料を挟み
込み式に保持する試料台を有する一対の可動ホルダと、
ベース部材より回転可能に支持されて一対の可動ホルダ
の各々にねじ係合し、一対の可動ホルダを互いに離接す
る方向に駆動する両ねじ棒とを有し、両開きの精密バイ
スと同じような構造になっている。
じ棒をハンドルで回転させることにより、一対の可動ホ
ルダを互いに離接する方向に動かし、一対の可動ホルダ
の間隔を狭めることにより試料台に挟み込み式に保持さ
れている試料に圧縮方向の変位を与えることができる。
を知るために、一対の可動ホルダの間隔、すなわち開口
量を読み取る。従来、この開口量の読み取りは、ベース
部材に設けられた目盛りを読み取るか、あるい両ねじ棒
の回転量をロータリエンコーダにより検出し、この回転
量と両ねじ棒のねじピッチより開口量を演算している。
材に設けられた目盛りを読み取る方式では、開口量の読
み取り精度が悪く、開口量の読み取りに個人差が生じ
る。ロータリエンコーダによる方式では、開口量を高精
度に読み取ることができるが、ロータリエンコーダや演
算回路などが必要になり、コストアップとなる。
を高精度に読み取ることができる変位付与試料ホルダを
提供することを目的としている。
めに、本発明による変位付与試料ホルダは、ベース部材
と、ベース部材に互いに離接する方向に移動可能に係合
し、試料を挟み込み式に保持する試料台を有する一対の
可動ホルダと、ベース部材より回転可能に支持されて一
対の可動ホルダの各々にねじ係合し、一対の可動ホルダ
を互いに離接する方向に駆動する両ねじ棒と、本体に対
してシンブルを回転することにより回転しながら本体に
対して進退するスピンドルを備え、本体がベース部材に
移動可能に取り付けられるとともに、スピンドルを両ね
じ棒に連結されたマイクロメータとを具備する。
スピンドルとともに両ねじ棒が回転し、この両ねじ棒の
回転により一対の可動ホルダが互いに離接する方向に移
動して開口量が変化する。このとき、マイクロメータの
本体に対してスピンドルが進退するから、その本体は可
動ホルダとともに移動する。開口量はシンブルの回転に
より変化し、マイクロメータの計測値は開口量を示すこ
とになる。
ダの一実施例を示している。変位付与試料ホルダはベー
ス部材1を有しており、ベース部材1には逆台形状断面
のガイド部材2,3が各々ボルト4により互いに平行に
固定されている。ガイド部材2と3との間には一対の可
動ホルダ5,6が互いに離接する方向(図1、図2で見
て左右方向)に摺動可能に係合している。
取り付けブロック7,8がボルト9によって固定装着さ
れており、試料台取付ブロック7,8には試料台10,
11がボルト13により取り付けられている。これらの
試料台10,11は、底板10a,11aと、ねじ12
によって底板10a,11aに固定された上板10c,
11cとから成り、上板10c,1cには半円状の切り
欠き部10b、11bが形成されている。半円状の切り
欠き部10b,11bにより試料装填部が形成され、装
填された試料は試料台10,11により両側より挟み込
まれるようにされている。
る取り付け位置は不変であるのに対し、試料台11は、
試料台取付ブロック8に対して可動ホルダ5,6の離接
方向に取り付け位置を変更可能に取り付けられており、
調節ねじ14により取り付け位置を微調整できるように
なっている。
側位置にボルト15,16によって軸受けブロック1
7,18が固定装着されている。軸受けブロック17,
18はブッシュ19,20によって両ねじ棒21を回転
可能に支持している。
方向に延在して、右ねじ部22にて可動ホルダ5のねじ
孔23に貫通螺合し、左ねじ部24にて可動ホルダ6の
ねじ孔25に貫通螺合し、一方向に回転されることによ
り可動ホルダ5と6を互いに接近する方向へ駆動し、逆
方向に回転されることにより可動ホルダ5と6を互いに
離れる方向へ駆動する。
ータ支持スライダ26が可動ホルダ5,6の移動方向と
同方向に摺動可能に係合している。マイクロメータ支持
スライダ26の端面部には半割形状のマイクロメータ取
付部材27が固定されており、マイクロメータ取付部材
27はボルト28により締結されてマイクロメータ29
の本体(スリーブ)30を取り外し可能に支持してい
る。
ティジタル表示式のものであり、本体30にスピンドル
31を回転させるシンブル32が回転可能に設けられて
おり、また本体30にはディジタル表示部33とリセッ
ト、ホールドなどの機能ボタン34を有するディジタル
表示ユニット35が取り付けられている。
上に配置されており、ねじ止め式のカップリング37に
よって両ねじ棒21の軸端部38に連結されている。両
ねじ棒21の右ねじ部22および左ねじ部24のピッチ
は、マイクロメータ29のシンブル32の一回転当たり
のスピンドル移動量の半分の値に設定されている。
ク17と、マイクロメータ支持スライダ26には各々、
ばね止め具39〜42が取り付けられており、ばね止め
具39と42、40と41との間には各々バックラッシ
ュ除去用の引っ張りばね43,44が取り付けられてい
る。
ルダの初期調整の手順を説明する。先ず、マイクロメー
タ29をマイクロメータ支持スライダ26より取り外し
た状態で、既知の外径の基準丸棒を試料台10,11の
切り欠き部10b,11bに入れ、両ねじ棒21の回転
によって可動ホルダ5と6を互いに近づける方向へ移動
させるか、あるいは試料台11の試料台取付ブロック8
に対する取付位置の調整により、試料台10,11によ
って基準丸棒を両側より挟み込む。
棒の外径と同じ値になるようにシンブル32を回し、こ
のマイクロメータ29の初期設定完了後に、マイクロメ
ータ29の本体30をマイクロメータ取付部材27によ
ってマイクロメータ支持スライダ26に取り付け、カッ
プリング37によってスピンドル31を両ねじ棒21の
軸端部38に連結する。
イクロメータ29の計測値とが一致し、初期調整が完了
する。なお、基準丸棒が試料の標準寸法と同じものであ
るような場合には、この初期調整完了段階で、マイクロ
メータ29のディジタル表示部33の表示値を零にリセ
ットしてもよい。
の切り欠き部10b,11bに入れられる。試料に圧縮
方向の変位を与える場合には、マイクロメータ29のシ
ンブル32を回してスピンドル31を回転させる。この
スピンドル31の回転によって両ねじ棒21が回転し、
可動ホルダ5と6が互いに接近する方向へ移動し、可動
ホルダ5と6の開口量が減少するとともに試料が試料台
10,11により挟まれ、試料に圧縮方向の変位が与え
られる。なお、このスピンドル31の回転に伴い本体3
0の全体がマイクロメータ支持スライダ26にともに軸
線方向へ移動することになる。
部24のピッチを、マイクロメータ29のシンブル32
の一回転当たりのスピンドル移動量の半分の値に設定す
ることにより、シンブル32の一回転によって可動ホル
ダ5と6が各々マイクロメータ29のシンブル32の一
回転当たりのスピンドル移動量の半分だけ移動する。こ
れにより、マイクロメータ29の計測値は常に可動ホル
ダ5と6の開口量あるいはそれに対応する値を示し、可
動ホルダ5と6の開口量はマイクロメータ29の計測精
度をもって正確に検出される。
る場合には、眼内レンズの周縁から突出しているJ字状
の部分をホルダで左右から圧縮し、そのとき、レンズ部
分がその中心軸に沿って膨出したり、縮小することを光
学顕微鏡で観察する。
ロメータを使用してもよい。この場合、ゼロリセット機
能がないから、試料を装填した時の初期値と、試料台を
移動した時のマイクロメータの計測値との差を求めて、
試料の変位量を知ることになる。また、眼内レンズの検
査用試料ホルダとして説明したが、試料は眼内レンズに
限定されず、種々の試料のホルダとして使用でき、顕微
鏡で観察するためのホルダにも限定されない。たとえ
ば、材料試験機における曲げ試験の支点の移動機構にも
使用できる。
明による変位付与試料ホルダによれば、マイクロメータ
のシンブルを回すことによってスピンドルとともに両ね
じ棒が回転し、この両ねじ棒の回転により一対の可動ホ
ルダが互いに離接する方向に移動して開口量が変化する
から、簡単な構造でマイクロメータの計測値から開口量
を高精度に読み取ることができる。
示す平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ベース部材と、前記ベース部材に互いに
離接する方向に移動可能に係合し、試料を挟み込み式に
保持する試料台を有する一対の可動ホルダと、前記ベー
ス部材より回転可能に支持されて前記一対の可動ホルダ
の各々にねじ係合し、前記一対の可動ホルダを互いに離
接する方向に駆動する両ねじ棒と、本体に対してシンブ
ルを回転することにより回転しながら前記本体に対して
進退するスピンドルを備え、前記本体が前記ベース部材
に移動可能に取り付けられるとともに、前記スピンドル
が前記両ねじ棒に連結されたマイクロメータとを具備す
ることを特徴とする変位付与試料ホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30662894A JP3312510B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 変位付与試料ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30662894A JP3312510B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 変位付与試料ホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08159916A true JPH08159916A (ja) | 1996-06-21 |
JP3312510B2 JP3312510B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=17959384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30662894A Expired - Fee Related JP3312510B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 変位付与試料ホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3312510B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106767225A (zh) * | 2017-03-09 | 2017-05-31 | 吉林大学 | 一种多模式螺旋测微器及测量方法 |
JP2020062711A (ja) * | 2018-10-16 | 2020-04-23 | 株式会社イマオコーポレーション | クランプ装置およびクランプシステム |
JP2021133452A (ja) * | 2020-02-26 | 2021-09-13 | 株式会社ナベヤ | クランプ中心可変バイス |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP30662894A patent/JP3312510B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN106767225B (zh) * | 2017-03-09 | 2019-04-19 | 吉林大学 | 一种多模式螺旋测微器及测量方法 |
JP2020062711A (ja) * | 2018-10-16 | 2020-04-23 | 株式会社イマオコーポレーション | クランプ装置およびクランプシステム |
JP2021133452A (ja) * | 2020-02-26 | 2021-09-13 | 株式会社ナベヤ | クランプ中心可変バイス |
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---|---|
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