JPH08159859A - 重量検出装置とこの重量検出装置を使用した飲料用自動販売機 - Google Patents

重量検出装置とこの重量検出装置を使用した飲料用自動販売機

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JPH08159859A
JPH08159859A JP32970994A JP32970994A JPH08159859A JP H08159859 A JPH08159859 A JP H08159859A JP 32970994 A JP32970994 A JP 32970994A JP 32970994 A JP32970994 A JP 32970994A JP H08159859 A JPH08159859 A JP H08159859A
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JP32970994A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Nishimura
泰秀 西村
Izumi Kurose
泉 黒瀬
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単でしかも精度よく被重量計測物の
重量を検出を重量検出装置が提供できるばかりか、荷重
伝達を速やかに行わしめて偏荷重による検出誤差をなく
すことができる重量検出装置を提供する。 【構成】 ベース20と、フレーム21と、このフレー
ム21に取り付けられて容器50を載せるカバー24と
を備えて、ベース20とフレーム21との間に、カバー
24に載せられた容器50の重量を検出する歪ゲージ2
2を設けた構成にすることにより、構成が簡単でしかも
精度よく容器の重量を検出を重量検出装置が提供できる
ばかりか、荷重伝達を速やかに行わしめて偏荷重による
検出誤差をなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内の液体原料の残
量検知装置等に使用される重量検出装置とこの重量検出
装置を使用した飲料用自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】飲料用自動販売機の分野においては、金
属製容器内に収容した原料液体の残量を検知し容器交換
時期を把握して保守性を向上したいとの要求があるが、
既存容器の改造を行わずに低コストで残量を検知できる
良い計測装置及びその表示装置がなかった。
【0003】従来、飲料用自動販売機に収容されている
密閉、加圧された容器内の原料残量を調べるのに、容器
に接続された原料配管とガス配管とを一度外して容器内
を減圧した後、持ち上げるか、揺するかするといった感
覚的な方法にたよるか、また、実開昭59−10897
0号公報及び特開平3−273383号公報に開示され
た技術がある。
【0004】この実開昭59−108970号公報に開
示された技術は、飲料用自動販売機のシロップ供給系統
の一部に透明なシロップパイプを設け、このシロップパ
イプを挟んで、発光素子と受光素子とを対向配設し、受
光素子の受光状態によりシロップの有無を検知するよう
にしたものであり、特開平3−273383号公報に開
示された技術は、本体電極と検知電極に設けた端子に電
流を流し、容器内のシロップが検知電極の棒状電極に浸
漬した場合は、シロップを介して本体電極を経て電流が
流れ、また、浸漬していない場合は検知電極に設けた絶
縁体により電流が断たれることでシロップ液量を検知す
るようにしたものである。
【0005】しかしながら、容器内の原料残量を調べる
のに、一度配管を外して減圧するという作業は手間がか
かるものであり、また、容器を持ち上げたり揺すったり
することは狭い飲料用自動販売機内では無理であり、容
器を飲料用自動販売機の外に引き出さなければならな
い。また、感覚的な方法では正確な情報が得られない
し、作業する人によって個人差も大きい。そのため、経
験の少ない人では残量把握が難しい面もあった。
【0006】また、実開昭59−108970号公報公
報に開示された残量検知装置では、炭酸ガス等が原料に
含まれている場合には間欠的にシロップパイプの中に原
料が満たされていない空間ができるため、この状態をし
てシロップがなくなったと誤検出してしまう可能性があ
る。また、シロップが有色であれば、光の透過率が変化
するので検出の状態がばらつくこともあり得る。また、
売り切れの状態のみを検出するためどれだけ容器内に残
っているか検出できないという不具合があった。
【0007】また、特開平3−273383号公報に開
示された残量検知装置は、シロップの種類によって抵抗
等が異なるため、検出される残量が正確に測定できない
し、シロップの種類によっては電極を溶出させてしまう
という不具合があった。
【0008】したがって、上記の不具合を改善するため
に、重量検出装置で、シロップが入った容器の重量を検
出することがおこなわれている。この重量検出装置とし
ては、実開昭59−68230号公報に示すものがあ
る。この公報に開示された重量検出装置は、ロードセル
の固定側を剛体のベースに固定し、移動側にばね構造を
設けた皿部材を設け、このばね構造を介して計量皿を支
持するものである。
【0009】また、従来の重量検出装置としては、上記
構造の他に、過負荷に対して荷重を受ける計量皿とロー
ドセルの間に介在されたフレームと、台座となるベース
に固定されたフレームの間にねじを用いて両者の間隔を
許容荷重範囲のストロークに設定するものがある。
【0010】また、従来の重量検出装置としては、上記
構造の他に、ロードセルの取付部材と計量皿を支持する
皿受板の間に緩衝材を挟み込んでいるものがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
59−68230号公報に開示された重量検出装置にあ
っては、荷重を受ける計量皿とロードセルとの間がばね
構造のため荷重検出の応答性が悪いという問題点があっ
た。
【0012】また、過負荷に対して荷重を受ける計量皿
とロードセルの間に介在されたフレームと、台座となる
ベースに固定されたフレームの間にねじを用いて両者の
間隔を許容荷重範囲のストロークに設定する重量検出装
置においては、ねじの面積のみで荷重を受けることによ
り相手部材の変形という問題点があったし、また、調整
時間を必要とし、部品点数が増加するという問題点があ
った。
【0013】また、ロードセルの取付部材と計量皿を支
持する皿受板の間に緩衝材を挟み込んでいる重量検出装
置においては、挟み込まれた緩衝材の経年変化によりロ
ードセルの初期設定位置が変わる、過負荷に対して緩衝
材のみで許容しきれないという問題点があった。
【0014】また、縦方向あるいは横方向の動的な過負
荷あるいは移動範囲を許容しようとするものがあるが、
同時に別方向の動的な過負荷あるいは移動範囲を許容で
きるものではない。さらに、動的な過負荷を受ける面あ
るいは変形面全面に緩衝材を介在させているものはな
く、ある特定部分の緩衝能力しかもたないという問題点
があった。
【0015】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、荷重
伝達を速やかに行わしめて偏荷重による検出誤差をなく
すことができる重量検出装置を提供することにある。
【0016】また、本発明の第2の目的とするところ
は、構成が簡単でしかも精度よく被重量計測物の重量を
検出する重量検出装置を提供することにある。
【0017】また、本発明の第3の目的とするところ
は、ロードセルを保護できるし、緩衝部材の経年変化に
よるロードセル初期設定位置の変化がなく、部品点数及
び組立工数が少なくなる重量検出装置を提供することに
ある。
【0018】また、本発明の第4の目的とするところ
は、過負荷による移動範囲を規制することができる重量
検出装置を提供することにある。
【0019】また、本発明の第5の目的とするところ
は、カバーの回転が阻止されて精度のよい重量検出を行
うことができる重量検出装置を提供することにある。
【0020】また、本発明の第6の目的とするところ
は、構成が簡単でしかも精度よく被重量計測物の重量を
検出する重量検出装置を使用した飲料用自動販売機を提
供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、請求項1に係わる発明の重量検出装置は、
被重量計測物の重量を計測する重量検出装置であって、
上面部に被重量計測物を載置する載置部と、この載置部
に載せられた被重量計測物の重量を検知するセンサ部と
を有することを特徴とする。
【0022】そして、前記センサ部に、歪ゲージを利用
した検出機構を使用してもよいし、また、前記センサ部
に、差動トランスを利用した検出機構を使用してもよい
し、また、前記センサ部に、ポテンショメータを利用し
た検出機構を使用してもよいし、前記センサ部に、静電
容量を利用した検出機構を使用してもよい。
【0023】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項6に係わる発明の重量検出装置は、請求項1
又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5記
載の重量検出装置において、前記載置部に、被重量計測
物の大きさに応じ且つこの被重量計測物の脚部に接して
被重量計測物を位置決めする踏面部を複数形成した。
【0024】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項7に係わる発明の重量検出装置は、一枚のプ
レートに脚部を設けて、このプレートに被重量計測物を
載せる載置部を設けると共に、プレートに、前記載置部
に載せられた被重量計測物の重量を検知するセンサ部を
設けたことを特徴とする。そして、前記センサ部が歪ゲ
ージであってもよいし、前記センサ部が圧電素子であっ
てもよい。
【0025】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項10に係わる発明の重量検出装置は、ベース
と、被重量計測物を載せるカバーとを備えて、ベースと
カバーとの間にもしくはベース自体に、カバーに載せら
れた被重量計測物の重量を検知するセンサ部を設けたこ
とを特徴とする。
【0026】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項11に係わる発明の重量検出装置は、前記ベ
ースを、センター部材にヒンジを介して複数の保持部材
を連結し、これらの保持部材の中間部に支点部を設けて
構成し、前記ベースに、前記保持部材の支点部より外側
の部位にヒンジを介して支持部材を設けて、これらの支
持部材でカバーを支持し、このカバーと前記センター部
材との間に、前記カバーに載せられた被重量計測物の重
量を検知するセンサ部を設けたことを特徴とする。
【0027】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項12に係わる発明の重量検出装置は、ベース
と、フレームと、このフレームに取り付けられて被重量
計測物を載せるカバーとを備えて、ベースとフレームと
の間に、カバーに載せられた被重量計測物の重量を検知
するセンサ部を設けたことを特徴とする。
【0028】そして、前記センサ部に、歪ゲージを利用
した検出機構を使用してもよいし、また、前記センサ部
に、差動トランスを利用した検出機構を使用してもよい
し、また、前記センサ部に、ポテンショメータを利用し
た検出機構を使用してもよいし、前記センサ部に、静電
容量を利用した検出機構を使用してもよいし、前記セン
サ部に、圧電素子を利用した検出機構を使用してもよ
い。
【0029】また、上記の第3の目的を達成するため
に、請求項18に係わる発明の重量検出装置は、フレー
ムを介してロードセルの一端が締結固定されたカバー
と、ロードセルの他端が締結固定されたベースとの間
に、定格荷重分より大きく且つ限界荷重分より小さいス
トロークに相当する縦方向の隙間を有すると共に、前記
ベースとカバーとの間に横方向の隙間を有することを特
徴とする。
【0030】また、上記の第4の目的を達成するため
に、請求項19に係わる発明の重量検出装置は、フレー
ムを介してロードセルの一端が締結固定されたカバー
と、ロードセルの他端が締結固定されたベースとの間
に、少なくともカバーとベースの二者の過負荷時接触す
るであろう面のストッパー作動部を除いた全周に一体形
の緩衝部材を設けたことを特徴とする。
【0031】また、上記の第4の目的を達成するため
に、請求項20に係わる発明の重量検出装置は、請求項
17記載の重量検出装置において、前記ベースに、カバ
ーが過負荷を受けて緩衝部材によっては許容されない移
動量を抑制する調整用のストッパーを備えた。
【0032】また、上記の第5の目的を達成するため
に、請求項21に係わる発明の重量検出装置は、請求項
10又は請求項11又は請求項12又は請求項13又は
請求項14又は請求項15又は請求項16又は請求項1
7又は請求項18又は請求項19又は請求項20記載の
重量検出装置において、ベースに対してカバーの回転を
阻止する回転阻止手段を設けた。
【0033】また、上記の第6の目的を達成するため
に、請求項22に係わる発明の飲料用自動販売機は、被
重量計測物の重量を計測する重量検出装置であって、上
面部に被重量計測物を載置する載置部と、この載置部に
載せられた被重量計測物の重量を検知するセンサ部とを
有する重量検出装置を使用したことを特徴とする。
【0034】
【作用】請求項1に係わる発明にあっては、前記載置部
に被重量計測物を載置することで、この被重量計測物の
重量をセンサ部が検出し、荷重伝達を速やかに行わしめ
て偏荷重による検出誤差をなくすことができる。
【0035】また、前記載置部に、被重量計測物の大き
さに応じ且つこの被重量計測物の脚部に接して被重量計
測物を位置決めする踏面部を複数形成することにより、
前記載置部に、大きさの異なる被重量計測物を載置する
ことができ、センサ部への偏荷重を避けると共に、被重
量計測物同志の干渉をなくすことができる。
【0036】また、本発明の重量検出装置にあっては、
一枚のプレートに脚部を設けて、このプレートに被重量
計測物を載せる載置部を設けると共に、プレートに、前
記載置部に載せられた被重量計測物の重量を検出するセ
ンサ部を設けたことにより、構成が簡単でしかも精度よ
く被重量計測物の重量を検出を重量検出装置が提供でき
る。
【0037】また、本発明の重量検出装置は、ベース
と、被重量計測物を載せるカバーとを備えて、ベースと
カバーとの間にもしくはベース自体に、カバーに載せら
れた被重量計測物の重量を検出するセンサ部を設けたこ
とから、構成が簡単でしかも精度よく被重量計測物の重
量を検出を重量検出装置が提供できるばかりか、荷重伝
達を速やかに行わしめて偏荷重による検出誤差をなくす
ことができる。
【0038】また、本発明の重量検出装置を、ベース
を、センター部材にヒンジを介して複数の保持部材を連
結し、これらの保持部材の中間部に支点部を設けて構成
し、前記ベースに、前記保持部材の支点部より外側の部
位にヒンジを介して支持部材を設けて、これらの支持部
材でカバーを支持し、このカバーと前記センター部材と
の間に、前記カバーに載せられた被重量計測物の重量を
検出するセンサ部を設けた構成にすることにより、前記
ベースに被重量計測物が載せられると、この被重量計測
物の重量は支持部材を介して保持部材に伝えられてこの
保持部材が支点部を支点にして回動し、前記センター部
材を押し上げて前記センサ部を作動させるようになり、
荷重伝達を速やかに行わしめて偏荷重による検出誤差を
なくすことができる。
【0039】また、本発明の重量検出装置を、ベース
と、フレームと、このフレームに取り付けられて被重量
計測物を載せるカバーとを備えて、ベースとフレームと
の間に、カバーに載せられた被重量計測物の重量を検知
するセンサ部を設けた構成にすることにより、構成が簡
単でしかも精度よく被重量計測物の重量を検出する重量
検出装置が提供できるばかりか、荷重伝達を速やかに行
わしめて偏荷重による検出誤差をなくすことができる。
【0040】また、本発明の重量検出装置にあっては、
フレームを介してロードセルの一端が締結固定されたカ
バーと、ロードセルの他端が締結固定されたベースとの
間に、少なくともカバーとベースの二者の過負荷時接触
するであろう面のストッパー作動部を除いた全周に一体
形の緩衝部材を設けたことにより、縦方向、横方向及び
縦、横組み合わせ方向の緩衝能力を発揮することによ
り、ロードセルを保護できるし、緩衝部材の経年変化に
よるロードセル初期設定位置の変化がないし、また、動
的な過負荷によって衝突するであろう面のストッパー作
動部を除いた全周に一体形の干渉部材を設けているため
に、緩衝能力が高くロードセルを保護することができる
し、さらには、縦方向、横方向及び縦、横組み合わせ方
向の動的な過負荷に対して一つの緩衝部材で対応できる
ことにより部品点数及び組立工数が少なくなる。
【0041】また、本発明の重量検出装置にあっては、
前記ベースに、カバーが過負荷を受けて緩衝部材によっ
ては許容されない移動量を抑制する調整用のストッパー
を備えたことにより、過負荷による移動範囲を規制する
ことができる。
【0042】また、本発明の重量検出装置にあっては、
前記ベースに対してカバーの回転を阻止する回転阻止手
段を設けたことにより、この回転阻止手段によりカバー
の回転が阻止されて精度のよい重量検出を行うことがで
きる。
【0043】また、請求項1記載の重量検出装置を使用
した飲料用自動販売機が実現できる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係わる重量検出装置を使用した容
器の液体残量検知装置全体の斜視図、図2は同液体残量
検知装置の構成説明図、図3は液体入り容器の重量の判
別レベルの説明図、図4は容器の液体残量検知装置の残
量検出フローチャートである。
【0045】容器の液体残量検知装置は図1に示すよう
に液体原料入りの容器50の重量を計測する重量検出装
置としての複数個の重量センサ1(1−1、1−2、1
−3、1−4、1−5、1−6)と、これらの重量セン
サ1からの信号を基に容器50内の液体原料の残量検知
を計算するセンサ出力処理部2を有しこのセンサ出力処
理部2からの制御信号により液体の残量を表示する残量
表示部3とより構成してある。
【0046】前記重量センサ1としては、後述するリニ
ヤ出力を出す歪ゲージを利用したもの、リニヤ出力を出
す差動トランスを利用したもの、リニヤ出力を出す静電
容量を利用したものがある。
【0047】前記残量表示部3のセンサ出力処理部2
は、図2に示すように前記重量センサ1−1、1−2、
1−3、1−4、1−5、1−6が入力側に接続される
マルチプレクサ(MPX)4と、中央処理装置(MP
U)5とを備えており、マルチプレクサ(MPX)4の
出力側はアンプ7を介して中央処理装置(MPU)5の
入力側に接続してあり、この中央処理装置(MPU)5
の出力側から切換指令(セレクト信号)aがマルチプレ
クサ(MPX)4に出されるようになされており、ま
た、中央処理装置(MPU)5にはリセットスイッチ
6、容器設定手段7Aが接続してある。
【0048】そして、中央処理装置(MPU)5のシリ
アル出力bは、例えば、モデム40等の通信手段を介し
て液体原料の供給先の表示手段に接続してある。
【0049】前記残量表示部3の表示パネル8には、図
1に示すように重量センサ1−1、1−2、1−3、1
−4、1−5、1−6毎の6組の表示部10−1、10
−2、10−3、10−4、10−5、10−6が設け
てあって、各表示部10−1、10−2、10−3、1
0−4、10−5、10−6は、発光ダイオードから成
る緑点灯9−1、黄点灯9−2、赤点灯9−3のレベル
表示灯が設けてある。また、表示パネル8には前記リセ
ットスイッチ6が設けてある。
【0050】そして、前記中央処理装置(MPU)5の
出力側はドライバ11、12の入力側に接続してあり、
ドライバ11、12の出力側は表示パネル8の入力側に
接続してある。なお、14は電源回路である。
【0051】容器50の大きさには一般に3種類(5ガ
ロン、3ガロン、2ガロン)があり、それぞれ容器重
量、容器容量が〔表1〕のように決まっている。また、
液体原料の種類により液体原料の比重が異なるが、3種
類(5ガロン、3ガロン、2ガロン)の容器50の中身
重量(液体原料の比重が1.3(MAX)の場合)(K
g)と、総重量(液体原料の比重が最大(MAX)の場
合と最小(MIN)の場合)(Kg)とは〔表1〕のよ
うに決定される。
【表1】
【0052】また、液体原料の種類により比重が異なる
が、液体原料が満たされたときの重量は容器の大きさに
よりある範囲に収まる。すなわち、2ガロンの容器50
の場合には10.97Kg(MIN)〜13.241K
g(MAX)の範囲イ、3ガロンの容器50の場合には
15.055Kg(MIN)〜18.461Kg(MA
X)の範囲ロ、5ガロンの容器50の場合には23.2
25Kg(MIN)〜28.902Kg(MAX)の範
囲ハに収まる。
【0053】そして、前記中央処理装置(MPU)5は
容器重量判定手段と液体残量判定手段と補正手段とを有
する。この容器重量判定手段は、図3のようにレベル範
囲イと範囲ロとの中間点を第1の判定レベル(13.9
Kg)L1とし、範囲ロと範囲ハとの中間点を第2の判
定レベル(20.5Kg)L2と設定することにより、
第1の判定レベルL1以下の場合が小(2ガロンの容
器:重量3.4Kg)、第1の判定レベルL1以上第2
の判定レベルL2以下の場合が中(3ガロンの容器:重
量3.7Kg)、第2の判定レベルL2以上の場合が大
(5ガロンの容器:重量4.3Kg)となるように重量
から容器の大きさを認識する。なお、図3において0.
5Kg以下の範囲ニはすべて零と判定する。
【0054】また、液体残量判定手段は、液体原料残量
判定レベル1を(総重量−容器重量)×0.2とし、液
体原料残量判定レベル2を(総重量−容器重量)×0.
5としており、液体原料残量判定レベル1、2を基にし
て表示レベルである緑色(緑点灯9−1の点灯)、黄色
(黄点灯9−2の点灯)、赤色(赤点灯9−3の点灯)
を決定する。
【0055】すなわち、緑色(緑点灯9−1の点灯)は
液体原料残量判定レベル2<液体原料残量であり、黄色
(黄点灯9−2の点灯)は液体原料残量判定レベル1≦
液体原料残量≦液体原料残量判定レベル2であり、赤色
(赤点灯9−3の点灯)は液体原料残量<液体原料残量
判定レベル1である。また、前記補正手段は容器交換時
に重量計測の始点を零に補正する。
【0056】次に、上記のように構成された液体残量検
知装置の作動を、図4に示す重量検知フローを参照して
説明する。まず、前記重量センサ1−1、1−2、1−
3、1−4、1−5、1−6にはそれぞれに液体原料を
入れた容器50が載置されている。この容器50の底形
状は図5の(1)に示すように外周部に脚部51が突出
形成してある。したがって、容器50が前記重量センサ
1−1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−6に載
置された状態では、前記脚部51が、前記カバー24の
面部に形成された容器位置決め用凸部31の外方の踏面
部32に位置している。
【0057】したがって、前記重量センサ1−1、1−
2、1−3、1−4、1−5、1−6は、液体を入れた
容器50の重量を検知して、その検知信号をセンサ出力
処理部2に入力している。このセンサ出力処理部2にお
いては、中央処理装置(MPU)5から切換指令(セレ
クト信号)aがマルチプレクサ(MPX)4に出力され
て、このマルチプレクサ(MPX)4が重量センサ1−
1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−6の検知信
号の選択切り換えを行って、選択された検知信号はアン
プ7で増幅されて中央処理装置(MPU)5に入力され
ている。
【0058】この状態で、容器50が交換のために、例
えば重量センサ1ー1から取り除かれた場合に、この重
量センサ1−1が容器なしの検知信号をセンサ出力処理
部2に入力する。
【0059】センサ出力処理部2においては、中央処理
装置(MPU)5から切換指令(セレクト信号)aがマ
ルチプレクサ(MPX)4に出力されて、このマルチプ
レクサ(MPX)4が選択切り換えを行って容器なしの
検知信号をアンプ7を介して中央処理装置(MPU)5
に入力する。
【0060】この中央処理装置(MPU)5では容器な
しの検知信号に基づいて重量計測を行い(ステップS1
01)、計測値が0.5Kg以下の状態が30秒以上継
続したとき平均値を出し零レベルと認識し、リセットボ
タン6−1が押されたとき更新する(ステップS10
2、ステップS103、ステップS104、ステップS
105)。計測値が0.5Kg以下でない場合はリセッ
トボタン6が押されても零更新しない。リセットボタン
6が押されたとき(ステップS106)、制御出力は零
で、零更新される(ステップS107、ステップS10
8)。
【0061】次に、容器設置部60に液体原料入りの容
器50が載置されると重量計測が行われる(ステップS
109)。この重量計測の結果、液体原料入りの容器5
0の重量が第2の判定レベル(20.5Kg)L2より
大きい場合には、容器重量判定手段によりこの容器50
は大の大きさ(5ガロンの容器:重量4.3Kg)であ
ると認識され(ステップS110、ステップS11
1)、液体残量判定手段により、液体原料残量判定レベ
ル1及び液体原料残量判定レベル2の算出が行われる
(ステップS112)。
【0062】前記ステップS109の重量計測の結果、
ステップS110で液体原料入りの容器50の重量が第
2の判定レベル(20.5Kg)L2より小さいと判定
された場合には、液体原料入りの容器50の重量が第1
の判定レベル(13.9Kg)L1より大きいか否かが
判定され(ステップS113)、大きいと判定される
と、容器重量判定手段によりこの容器50は中の大きさ
(3ガロンの容器:重量3.7Kg)であると認識され
(ステップS114)、液体残量判定手段により、液体
原料残量判定レベル1及び液体原料残量判定レベル2の
算出が行われる(ステップS115)。
【0063】ステップS113において、液体原料入り
の容器50の重量が第1の判定レベル(13.9Kg)
L1より小さいと判定されると、容器重量判定手段によ
りこの容器50は小の大きさ(2ガロンの容器:重量
3.4Kg)であると認識され(ステップS116)、
液体残量判定手段により、液体原料残量判定レベル1及
び液体原料残量判定レベル2の算出が行われる(ステッ
プS117)。
【0064】このステップS112、ステップS11
5、ステップS117におけるそれぞれの算出の結果、
液体残量判定手段により液体原料残量判定レベル2<液
体原料残量か否かが判断され(ステップS118)、液
体原料残量判定レベル2<液体原料残量であると判定さ
れると、前記中央処理装置(MPU)5からドライバ1
1、12に駆動信号が出力されて、残量表示部3におい
て、表示パネル8の残量表示部10−1に緑点灯9−1
が点灯する(ステップS119)。そして、ステップS
101に戻る。
【0065】前記ステップS118において液体原料残
量判定レベル2<液体原料残量ではないと判断される
と、液体原料残量判定レベル1<液体原料残量か否かが
判断され(ステップS120)、液体原料残量判定レベ
ル1<液体原料残量であると判定されると、前記中央処
理装置(MPU)5からドライバ11、12に駆動信号
が出力されて、残量表示部3において、表示パネル8の
6組の残量表示部10−1に黄点灯9−2が点灯する
(ステップS121)。そして、ステップS101に戻
る。
【0066】前記ステップS120において液体原料残
量判定レベル1<液体原料残量ではないと判断される
と、前記中央処理装置(MPU)5からドライバ11、
12に駆動信号が出力されて、残量表示部3において、
表示パネル8の6組の残量表示部10−1に赤点灯9−
3が点灯する(ステップS122)。そして、制御出力
がオンになり(ステップS123)、ステップS101
に戻る。
【0067】また、前記重量センサ1−1、1−2、1
−3、1−4、1−5、1−6にそれぞれ液体原料入り
の容器50が載置されていて、液体原料が消費されるた
めに容器50内の液体原料が減少した場合においても、
前記センサ出力処理部2においては、中央処理装置(M
PU)5から切換指令(セレクト信号)aがマルチプレ
クサ(MPX)4に出力されて、このマルチプレクサ
(MPX)4が重量センサ1−1、1−2、1−3、1
−4、1−5、1−6の検知信号の選択切り換えを行っ
て、選択された検知信号はアンプ7で増幅されて中央処
理装置(MPU)5に入力されている。
【0068】したがって、例えば、容器設置部60に載
置された液体原料入りの容器50の残量レベルの検出
は、これのリセットスイッチ6をリセットオンさせるこ
となく行われる。
【0069】このために、液体残量判定手段により液体
原料残量判定レベル2<液体原料残量か否かが判断され
(ステップS118)、液体原料残量判定レベル2<液
体原料残量であると判定されると、前記中央処理装置
(MPU)5からドライバ11、12に駆動信号が出力
されて、残量表示部3において、表示パネル8の残量表
示部10−1に緑点灯9−1が点灯する(ステップS1
19)。
【0070】前記ステップS118において液体原料残
量判定レベル2<液体原料残量ではないと判断される
と、液体原料残量判定レベル1<液体原料残量か否かが
判断され(ステップS129)、液体原料残量判定レベ
ル1<液体原料残量であると判定されると、前記中央処
理装置(MPU)5からドライバ11、12に駆動信号
が出力されて、残量表示部3において、表示パネル8の
6組の残量表示部10−1に黄点灯9−2が点灯する
(ステップS121)。
【0071】前記ステップS120において液体原料残
量判定レベル1<液体原料残量ではないと判断される
と、前記中央処理装置(MPU)5からドライバ11、
12に駆動信号が出力されて、残量表示部3において、
表示パネル8の6組の残量表示部10−1に赤点灯9−
3が点灯する(ステップS122)。そして、制御出力
オンになり(ステップS123)。
【0072】前記歪ゲージを用いた重量センサ1−1、
1−2、1−3、1−4、1−5、1−6は、図6及び
図7に示すように平面視で円形の皿状のベース20と、
平面視で円環状のフレーム21と、ビーム22と、緩衝
部材(ゴムパッキン)23と、平面視で円形のカバー2
4とを備えている。そして、前記ベース20の底部には
ビーム取付部25が形成してあり、また、前記ベース2
0の周壁部20aの上部にはフランジ部26が形成して
あり、このフランジ部26には周方向に所定の間隔をお
いて複数の取付孔27が設けてある。また、前記ベース
20の周壁部20aには図8に示すようにねじ孔33が
形成してある。
【0073】前記フレーム21の内周部にはビーム取付
部28が形成してあり、フレーム21の面部には周方向
に所定の間隔をおいて複数のカバー取付孔29が設けて
ある。また、フレーム21の周壁部21bには図8に示
すように切欠き部21aが形成してある。また、前記ビ
ーム22は、その内部に前、後面部に抜ける空洞部22
aを有するブロック状体であり、その上面部22bには
複数の歪ゲージ30が貼り付けてあり、これらでロード
セルを構成している。そして、歪ゲージ30には防水用
にゴム被覆が施されている。
【0074】前記カバー24の面部には容器載置部60
が形成してある。この容器載置部60は、容器位置決め
用凸部31と踏面部32とより成る。また、カバー24
には所定の間隔をおいて複数のフレーム固定部36が形
成してある(図6の(3)参照)。
【0075】また、前記緩衝部材23は平面視で円環状
の水平部位23aとこの水平部位23aの内周部に形成
された垂直部位23bとを有しており、前記水平部位2
3aには周方向に所定の間隔をおいて複数のねじ挿入孔
34が設けてある。
【0076】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの左側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの右側に前記フレーム21のビーム取付部28
がねじ35bにより固着してある。そして、前記ベース
20のフランジ部26には緩衝部材23の水平部位23
aが載せてあり、前記ベース20の周壁部の内面と前記
フレーム21の外周部との間に緩衝部材23の垂直部位
23bが位置している。そして、前記フレーム21の上
面側には前記カバー24は位置していて、このカバー2
4はフレーム固定部36においてねじ37によりフレー
ム21に固着してあり、カバー24の周部の踏面部32
は前記緩衝部材23の水平部位23aに上方に位置して
いる。
【0077】そして、前記ベース20のフランジ部26
の取付孔27にはストッパーねじ38が挿入してあり、
これらのストッパーねじ38は、図9の(2)に示すよ
うに前記緩衝部材23の水平部位23aの挿入孔34に
挿入してあり、ストッパーねじ38の端部38aはカバ
ー24の踏面部32の下面に対して所定の隙間tをおい
て対向している。このために、カバー24は、前記緩衝
部材23の水平部位23aが撓み、前記隙間tの分のみ
前記ベース20に対して上下方向に動き得るようにして
ある。
【0078】また、前記ベース20の周壁部20aのね
じ孔33には回り止め用ねじ39が螺合してあり、この
回り止め用ねじ39は前記フレーム21の周壁部21b
の切欠き部21aに挿入してあって、この回転阻止手段
によりこのフレーム21はベース20に対して回らない
ようにしてある。
【0079】次に、上記のように構成された重量センサ
1の作動を説明する。一般に、シロップ等の液体原料を
入れた容器50は、図5の(1)に示すようにその底面
周部に脚部51を有している。そして、前記重量センサ
1の容器設置部60に液体原料入りの容器50が載置さ
れ、その重量計測が行われるのであるが、この場合、前
記カバー24が液体原料入りの容器50の重量により下
方に押されて前記フレーム21を介してビーム22を撓
ませる。このビーム22の撓みが歪ゲージ30を変形さ
せて、この歪ゲージ30が歪みを検出しこの歪みをブリ
ッジ回路(図示せず)で電圧出力に変化して出力信号と
している。
【0080】上記した実施例1にあっては、前記カバー
24の踏面部32と前記ベース20のフランジ部26と
の間に前記緩衝部材23の水平部位23aを介在させ、
前記ベース20の周壁部20aの内面と前記フレーム2
1の外周部21aとの間に緩衝部材23の垂直部位23
bを位置させることにより、縦方向、横方向及び縦、横
組合わせ方向での緩衝能力が発揮される。しかも、前記
緩衝部材23は前記カバー24の踏面部32の全周に亘
っているために、緩衝能力が高くなる。また、縦方向、
横方向及び縦、横組合わせ方向の動的な過荷重に対して
一つの緩衝部材23で対応できることにより、部品点数
及び組立数が少なくなる。
【0081】また、図9の(3)に示すように前記緩衝
部材23としては垂直部位23bを切除した水平部位2
3aのみでもよく、この場合には、前記ベース20の周
壁部20aの内面と前記フレーム21の外周部21cと
の間に隙間t−1が設けてある。また、図9の(2)に
仮想線で示すようにカバー24の踏面部32を延長し
て、この延長部を屈曲させることにより緩衝部材23の
保護を行うことができる。
【0082】また、前記緩衝部材23を使用することな
く、図10に示すようにカバー24の踏面部32を延長
してこの延長部を屈曲させて屈曲部32aを形成し、ま
た、前記ベース20の周壁部20aのフランジ部26と
踏面部32との間、前記ベース20の周壁部20aの内
面と前記踏面部32の屈曲部32aとの間、前記ベース
20の周壁部20aの内面とフレーム21の外周部21
cとの間にそれぞれ隙間t−2、t−3、t−4を設け
るようにしてもよい。そして、隙間t−2は定格荷重に
よるカバー24のストローク分より大きく、なおかつ限
界荷重によるストローク分より小さいものである。この
場合、前記ベース20の周壁部20aのフランジ部26
がストッパー部になる。
【0083】したがって、ストッパー作動位置調整が不
要になり、工数、部品点数の削減ができる。また、スト
ッパー面積が広く、応力が小さいため過荷重による部材
の局部的変形あるいは破壊が防止できる。
【0084】また、図11に示すように前記ベース20
の周壁部20aのフランジ部26を削除して、踏面部3
2と前記ベース20の周壁部20aの端部20cとの
間、前記ベース20の周壁部20aの内面と前記踏面部
32の屈曲部32aとの間、前記ベース20の周壁部2
0aの内面とフレーム21の外周部21cとの間にそれ
ぞれ隙間t−2、t−3、t−4を設けるようにしても
よい。この場合、前記ベース20のの周壁部20aの端
部20cがストッパー部になる。
【0085】上記した重量検出装置は、図6及び図7に
示すように平面視で円形の皿状のベース20と、平面視
で円環状のフレーム21と、ビーム22と、平面視で円
形のカバー24とを備えたものであるが、これらの部品
を基本とした重量検出装置の変形例(実施例)を次に説
明する。
【0086】図12に示す重量検出装置は、平面視で円
形の皿状のベース20と、平面視で円環状のフレーム2
1と、ビーム22と、平面視で円形のカバー24とを備
えており、そして、前記ベース20の底部にはビーム取
付部25が形成してあり、また、前記ベース20の周壁
部20aの上部にはフランジ部26が形成してある。
【0087】前記フレーム21の内周部にはビーム取付
部28が形成してあり、フレーム21の面部には周方向
に所定の間隔をおいて複数のカバー取付孔29が設けて
ある。また、前記ビーム22は、その内部に前、後面部
に抜ける空洞部22aを有するブロック状体であり、そ
の上面部22bには複数の歪ゲージ30が貼り付けてあ
り、歪ゲージ30には防水用にゴム被覆が施されてい
る。
【0088】前記カバー24の面部には容器載置部60
が形成してある。この容器載置部60は、容器位置決め
用凸部31と踏面部32とより成る。また、カバー24
には一か所にフレーム固定部36が形成してある。
【0089】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8とカバー24のフレーム固定部36がねじ35bによ
り固着してある。そして、前記フレーム21の上面側に
は前記カバー24が位置していて、このカバー24はね
じ37によりフレーム21に固着されていて、カバー2
4の周部の踏面部32は前記ベース20の周壁部20a
のフランジ部26の上方に隙間を存して位置している。
このために、カバー24は、前記隙間の分のみ前記ベー
ス20に対して上下方向に動き得るようにしてある。
【0090】図13に示す重量検出装置は、図12に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図12に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は平面コ字形状を成していて、
中央部にビーム取付部28を有しており、左右はカバー
取付部40、41に成されていて、これらのカバー取付
部40、41にカバー取付孔42が形成してある。
【0091】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8とカバー24のフレーム固定部36がねじ35bによ
り固着してある。そして、前記フレーム21の上面側に
は前記カバー24が位置していて、このカバー24はね
じ37によりフレーム21に固着されていて、カバー2
4の周部の踏面部32は前記ベース20の周壁部20a
のフランジ部26の上方に隙間を存して位置している。
このために、カバー24は、前記隙間の分のみ前記ベー
ス20に対して上下方向に動き得るようにしてある。
【0092】図14に示す重量検出装置は、図12に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状と、カバー
24の踏面部32の取付孔の位置が異なり、他の構成は
同じである。この同じ構成は図12に示す重量検出装置
に付した符号と同じ符号を付して説明を省略する。前記
フレーム21は平面4角枠形状を成していて、一方の角
部にビーム取付部28を有しており、4つの角部にそれ
ぞれカバー取付孔43が形成してある。
【0093】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8とカバー24のフレーム固定部36がねじ35bによ
り固着してある。そして、前記フレーム21の上面側に
は前記カバー24が位置していて、このカバー24はね
じ37によりフレーム21に固着されていて、カバー2
4の周部の踏面部32は前記ベース20の周壁部20a
のフランジ部26の上方に隙間を存して位置している。
このために、カバー24は、前記隙間の分のみ前記ベー
ス20に対して上下方向に動き得るようにしてある。
【0094】図15に示す重量検出装置は、図12に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図12に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は平面3角枠形状を成してい
て、各辺部44、45、46には折り曲げにより形成さ
れた補強リブ部44a、45a、46aが形成してあ
り、一辺部44にはビーム取付部28が形成してある。
そして、前記フレーム21の角部にはそれぞれ取付片部
47が形成してあり、取付片部47にはカバー取付孔4
8が形成してある。
【0095】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8とカバー24のフレーム固定部36がねじ35bによ
り固着してある。そして、前記フレーム21の上面側に
は前記カバー24が位置していて、このカバー24はね
じ37によりフレーム21の取付片部47に固着されて
いて、カバー24の周部の踏面部32は前記ベース20
の周壁部20aのフランジ部26の上方に隙間を存して
位置している。このために、カバー24は、前記隙間の
分のみ前記ベース20に対して上下方向に動き得るよう
にしてある。
【0096】図16に示す重量検出装置は、図12に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図12に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は平面3角枠形状を成してい
て、各辺部44、45、46には折り曲げにより形成さ
れた補強リブ部44a、45a、46aが形成してあ
り、一辺部44にはビーム取付部28が形成してある。
そして、前記フレーム21の角部にはカバー取付孔49
が形成してある。
【0097】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側ね
じ35aにより固着してあり、このビーム22の上面部
22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部28
とカバー24のフレーム固定部36がねじ35bにより
固着してある。そして、前記フレーム21の上面側には
前記カバー24が位置していて、このカバー24はねじ
37によりフレーム21のカバー取付孔49に固着され
ていて、カバー24の周部の踏面部32は前記ベース2
0の周壁部20aのフランジ部26の上方に隙間を存し
て位置している。このために、カバー24は、前記隙間
の分のみ前記ベース20に対して上下方向に動き得るよ
うにしてある。
【0098】また、前記フレーム21のビーム22への
取り付けは、前記フレーム21の辺部44の補強リブ部
44aに設けた取付孔51を利用して、この補強リブ部
44aにビーム22の端面部52をねじ53で固着する
ようにして行ってもよい。また、前記フレーム21にス
ペーサ54を介して前記カバー24を取り付けるように
してもよい。
【0099】図17に示す重量検出装置は、図12に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図12に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は平面V字形状を成していて、
交差部にはビーム取付部28が形成してあり、このビー
ム取付部28にビーム取付孔56とカバ−取付孔57と
が設けてある。また、フレーム21の自由端部には取付
片部54が形成してあり、取付片部54にカバー取付孔
55が設けてある。
【0100】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8とカバー24のフレーム固定部36がねじ35bによ
り固着してある。そして、前記フレーム21の上面側に
は前記カバー24が位置していて、このカバー24はね
じ37によりフレーム21の取付片部54に固着されて
いて、カバー24の周部の踏面部32は前記ベース20
の周壁部20aのフランジ部26の上方に隙間を存して
位置している。このために、カバー24は、前記隙間の
分のみ前記ベース20に対して上下方向に動き得るよう
にしてある。
【0101】図18に示す重量検出装置は、図12に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図12に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は平面V字形状を成していて、
交差部にはビーム取付部28が形成してあり、このビー
ム取付部28にビーム取付孔56が設けてある。また、
フレーム21の自由端部には取付片部54が形成してあ
り、取付片部54にカバー取付孔55が設けてある。
【0102】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8とカバー24のフレーム固定部36がねじ35bによ
り固着してある。そして、前記フレーム21の上面側に
は前記カバー24が位置していて、このカバー24はね
じ37によりフレーム21の取付片部54に固着されて
いて、カバー24の周部の踏面部32は前記ベース20
の周壁部20aのフランジ部26の上方に隙間を存して
位置している。このために、カバー24は、前記隙間の
分のみ前記ベース20に対して上下方向に動き得るよう
にしてある。
【0103】図19に示す重量検出装置は、図12に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図12に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は平面V字形状を成していて、
交差部にはビーム取付部28が形成してあり、このビー
ム取付部28にビーム取付孔56が設けてある。また、
フレーム21の自由端部には取付片部54が形成してあ
り、取付片部54にカバー取付孔55が設けてある。
【0104】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の下面
部22cの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8を沿わせ、また、ビーム22の上面部22bの左側
に、カバー24のフレーム固定部36を沿わせて、ねじ
35bによりカバー24、ビーム22及びフレーム21
のビーム取付部28が一体に固着してある。そして、前
記フレーム21の上面側には前記カバー24が位置して
いて、このカバー24はねじ37によりフレーム21の
取付片部54に固着されていて、カバー24の周部の踏
面部32は前記ベース20の周壁部20aのフランジ部
26の上方に隙間を存して位置している。このために、
カバー24は、前記隙間の分のみ前記ベース20に対し
て上下方向に動き得るようにしてある。
【0105】図20に示す重量検出装置は、図12に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図12に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は、その中央部にビーム取付部
28を、左右にカバー取付部57、58をそれぞれ有し
ており、このビーム取付部28にビーム取付孔59が設
けてあり、また、カバー取付部57、58にはカバー取
付孔61が設けてある。
【0106】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の下面
部22cの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8を沿わせ、また、ビーム22の上面部22bの左側
に、カバー24のフレーム固定部36を沿わせて、ねじ
35bによりカバー24、ビーム22及びフレーム21
のビーム取付部28が一体に固着してある。そして、前
記フレーム21の上面側には前記カバー24が位置して
いて、このカバー24はねじ37によりカバー取付部5
7、58に固着されていて、カバー24の周部の踏面部
32は前記ベース20の周壁部20aのフランジ部26
の上方に隙間を存して位置している。このために、カバ
ー24は、前記隙間の分のみ前記ベース20に対して上
下方向に動き得るようにしてある。
【0107】図21に示す重量検出装置は、図12に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図12に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は平面V字形状を成していて、
交差部にはビーム取付部28とカバー取付片部62が形
成してあり、このビーム取付部28にビーム取付孔56
が設けてある。また、フレーム21の自由端部にはカバ
ー取付片部63、64が形成してあり、カバー取付片部
62、63、64に取付孔部65が設けてある。
【0108】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の下面
部22cの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8を沿わせ、また、ビーム22の上面部22bの左側
に、カバー24のフレーム固定部36を沿わせて、ねじ
35bによりカバー24、ビーム22及びフレーム21
のビーム取付部28が一体に固着してある。そして、前
記フレーム21の上面側には前記カバー24が位置して
いて、このカバー24はねじ37によりフレーム21の
カバー取付片部62、63、64に固着されていて、カ
バー24の周部の踏面部32は前記ベース20の周壁部
20aのフランジ部26の上方に隙間を存して位置して
いる。このために、カバー24は、前記隙間の分のみ前
記ベース20に対して上下方向に動き得るようにしてあ
る。
【0109】図22に示す重量検出装置は、平面視で円
形の皿状のベース20と、平面視で円環状のフレーム2
1と、ビーム22と、平面視で円形のカバー24とを備
えており、そして、前記ベース20の底部にはビーム取
付部25が形成してあり、また、前記ベース20の周壁
部20aの上部にはフランジ部26が形成してある。
【0110】前記フレーム21の内周部にはビーム取付
部28が形成してあり、フレーム21の面部には周方向
に所定の間隔をおいて複数のカバー取付孔29が設けて
ある。また、前記ビーム22は、その内部に前、後面部
に抜ける空洞部22aを有するブロック状体であり、そ
の上面部22bには複数の歪ゲージ30が貼り付けてあ
り、歪ゲージ30には防水用にゴム被覆が施されてい
る。
【0111】前記カバー24の面部には容器載置部60
が形成してある。この容器載置部60は、容器位置決め
用凸部31と踏面部32とより成る。
【0112】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8がねじ35bにより固着してある。そして、前記フレ
ーム21の上面側には前記カバー24が位置していて、
このカバー24はねじ37によりフレーム21に固着さ
れていて、カバー24の周部の踏面部32は前記ベース
20の周壁部20aのフランジ部26の上方に隙間を存
して位置している。このために、カバー24は、前記隙
間の分のみ前記ベース20に対して上下方向に動き得る
ようにしてある。
【0113】図23に示す重量検出装置は、図22に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図22に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は平面コ字形状を成していて、
中央部にビーム取付部28を有しており、左右はカバー
取付部66、67に成されていて、これらのカバー取付
部66、67に取付孔68が形成してある。
【0114】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8がねじ35bにより固着してある。そして、前記フレ
ーム21の上面側には前記カバー24が位置していて、
このカバー24はねじ37によりフレーム21のカバー
取付部66、67に固着されていて、カバー24の周部
の踏面部32は前記ベース20の周壁部20aのフラン
ジ部26の上方に隙間を存して位置している。このため
に、カバー24は、前記隙間の分のみ前記ベース20に
対して上下方向に動き得るようにしてある。
【0115】図24に示す重量検出装置は、図22に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図12に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は平面4角枠形状を成してい
て、一方の角部にビーム取付部28を有しており、4つ
の角部にそれぞれカバー取付孔69が形成してある。
【0116】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8がねじ35bにより固着してある。そして、前記フレ
ーム21の上面側には前記カバー24が位置していて、
このカバー24はねじ37によりフレーム21に固着さ
れていて、カバー24の周部の踏面部32は前記ベース
20の周壁部20aのフランジ部26の上方に隙間を存
して位置している。このために、カバー24は、前記隙
間の分のみ前記ベース20に対して上下方向に動き得る
ようにしてある。
【0117】図25に示す重量検出装置は、図22に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図22に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は平面3角枠形状を成してい
て、各辺部70、71、72には折り曲げにより形成さ
れた補強リブ部70a、71a、72aが形成してあ
り、一辺部70にはビーム取付部28が形成してある。
そして、前記フレーム21の角部にはそれぞれ取付片部
73が形成してあり、取付片部73には取付孔74が形
成してある。
【0118】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8がねじ35bにより固着してある。そして、前記フレ
ーム21の上面側には前記カバー24が位置していて、
このカバー24はねじ37によりフレーム21の取付片
部73に固着されていて、カバー24の周部の踏面部3
2は前記ベース20の周壁部20aのフランジ部26の
上方に隙間を存して位置している。このために、カバー
24は、前記隙間の分のみ前記ベース20に対して上下
方向に動き得るようにしてある。
【0119】図26に示す重量検出装置は、図22に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図22に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。したがって、前記フレーム21は平面3角枠形状
を成していて、各辺部70、71、72には折り曲げに
より形成された補強リブ部70a、71a、72aが形
成してあり、一辺部70にはビーム取付部28が形成し
てある。そして、前記フレーム21の角部にはカバー取
付孔75が形成してある。
【0120】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8がねじ35bにより固着してある。そして、前記フレ
ーム21の上面側には前記カバー24が位置していて、
このカバー24はねじ37によりフレーム21に固着さ
れていて、カバー24の周部の踏面部32は前記ベース
20の周壁部20aのフランジ部26の上方に隙間を存
して位置している。このために、カバー24は、前記隙
間の分のみ前記ベース20に対して上下方向に動き得る
ようにしてある。
【0121】また、前記フレーム21のビーム22への
取り付けは、前記フレーム21の辺部70の補強リブ部
70aに設けた取付孔76を利用して、この補強リブ部
70aにビーム22の端面部52をねじ53で固着する
ようにして行ってもよい。また、前記フレーム21にス
ペーサ76Aを介して前記カバー24を取り付けるよう
にしてもよい。
【0122】図27に示す重量検出装置は、図22に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図22に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は平面V字形状を成していて、
交差部にはビーム取付部28が形成してあり、このビー
ム取付部28にビーム取付孔77と取付片部78とが設
けてある。また、フレーム21の自由端部には取付片部
79が形成してあり、取付片部78、79に取付孔部8
0が設けてある。
【0123】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8がねじ35bにより固着してある。そして、前記フレ
ーム21の上面側には前記カバー24は位置していて、
このカバー24はねじ37によりフレーム21の取付片
部78、79に固着されていて、カバー24の周部の踏
面部32は前記ベース20の周壁部20aのフランジ部
26の上方に隙間を存して位置している。このために、
カバー24は、前記隙間の分のみ前記ベース20に対し
て上下方向に動き得るようにしてある。
【0124】図28に示す重量検出装置は、図22に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図22に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は、その中央部にビーム取付部
28を、左右にカバー取付部81、82をそれぞれ有し
ており、このビーム取付部28にビーム取付孔83が設
けてあり、また、カバー取付部81、82には取付孔部
84が設けてある。
【0125】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の下面
部22cの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8を沿わせて、ねじ35bによりビーム22のビーム取
付部28に固着してある。そして、前記フレーム21の
上面側には前記カバー24が位置していて、このカバー
24はねじ37によりカバー取付部81、82に固着さ
れていて、カバー24の周部の踏面部32は前記ベース
20の周壁部20aのフランジ部26の上方に隙間を存
して位置している。このために、カバー24は、前記隙
間の分のみ前記ベース20に対して上下方向に動き得る
ようにしてある。
【0126】図29に示す重量検出装置は、図22に示
す重量検出装置に対してフレーム21の形状が異なり、
他の構成は同じである。この同じ構成は図22に示す重
量検出装置に付した符号と同じ符号を付して説明を省略
する。前記フレーム21は平面V字形状を成していて、
交差部にはビーム取付部28と取付片部85が形成して
あり、このビーム取付部28にビーム取付用ねじ孔86
が設けてある。また、フレーム21の自由端部にはカバ
ー取付片部87、88が形成してあり、カバー取付片部
85、87、88に取付孔部89が設けてある。
【0127】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の下面
部22cの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8を沿わせてねじ35bによりビーム22がフレーム2
1のビーム取付部28に固着してある。そして、前記フ
レーム21の上面側には前記カバー24が位置してい
て、このカバー24はねじ37によりフレーム21のカ
バー取付片部85、87、88に固着されていて、カバ
ー24の周部の踏面部32は前記ベース20の周壁部2
0aのフランジ部26の上方に隙間を存して位置してい
る。このために、カバー24は、前記隙間の分のみ前記
ベース20に対して上下方向に動き得るようにしてあ
る。
【0128】図30に示す重量検出装置は、平面視で円
形の皿状のベース20と、フレーム21と、ビーム22
と、平面視で円形のカバー24とを備えており、そし
て、前記ベース20の底部にはビーム取付部25が形成
してあり、また、前記ベース20の周壁部20aの上部
にはフランジ部26が形成してある。
【0129】前記フレーム21は、その一端側の中央部
にビーム取付部28を有しており、このビーム取付部2
8の一端側は略直角に折り曲げてあって、この折曲部9
0の左右にはカバー取付片部91、92が形成しある。
また、ビーム取付部28の他端側には左右の脚部93、
94が形成してあり、これらの脚部93、94の端部に
はカバー取付片部95、96が形成してあり、カバー取
付片部91、92、95、96にはカバー取付孔97が
設けてある。
【0130】また、前記ビーム22は、その内部に前、
後面部に抜ける空洞部22aを有するブロック状体であ
り、その上面部22bには複数の歪ゲージ30が貼り付
けてあり、歪ゲージ30には防水用にゴム被覆が施され
ている。
【0131】前記カバー24の面部には容器載置部60
が形成してある。この容器載置部60は、容器位置決め
用凸部31と踏面部32とより成る。
【0132】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8がねじ35bにより固着してある。そして、前記フレ
ーム21の上面側には前記カバー24が位置していて、
このカバー24はねじ37によりフレーム21のカバー
取付片部91、92、95、96に固着されていて、カ
バー24の周部の踏面部32は前記ベース20の周壁部
20aのフランジ部26の上方に隙間を存して位置して
いる。このために、カバー24は、前記隙間の分のみ前
記ベース20に対して上下方向に動き得るようにしてあ
る。また、前記フレーム21には点線で示すように補強
リブ部90a、93a、94aを形成してもよい。
【0133】図31に示す重量検出装置は、図22に示
す重量検出装置に対してカバー24を省略して、フレー
ム21に容器50の位置決め用の位置決め部材98を固
着し、他の構成を同じにしたものである。この同じ構成
は図22に示す重量検出装置に付した符号と同じ符号を
付して説明を省略する。前記位置決め部材98は円筒状
の筒体100の底部にフランジ部101を形成し、この
フランジ部101に複数の取付孔102を設けたもので
ある。
【0134】そして、前記ベース20の底部のビーム取
付部25には、前記ビーム22の下面部22cの右側が
ねじ35aにより固着してあり、このビーム22の上面
部22bの左側に、前記フレーム21のビーム取付部2
8と位置決め部材98とがねじ35bにより固着してあ
る。前記フレーム21の上面側には前記位置決め部材9
8が位置していて、この位置決め部材98はねじ37に
よりフレーム21に固着されている。このために、前記
位置決め部材98の容器50が載置された時、前記フレ
ーム21を介してビーム22が撓み、歪ゲージ30の歪
みがブリッジ電気回路により電圧出力に変換されて重量
検知信号として出力される。
【0135】なお、上記した各重量検出装置のベース2
0は皿状であるために、この内部に水が溜まることがあ
る。したがって、図32の(1)、(2)、(3)に示
すようにベース20の底部に水抜き用の孔102ー1を
形成してもよい。
【0136】図33に示す重量検出装置は、ベース20
と、このベース20に貼着された歪ゲージ30と、カバ
ー24とより構成してある。すなわち、前記ベース20
は平面視で十字形状のベース本体103を備えており、
このベース本体103の4つの保持部104の端部は折
り曲げて支持脚部105に形成してある。そして、各保
持部には突起状の取付座部106が設けてあり、ベース
本体103の中心部には、前記歪ゲージ30が貼着して
ある。
【0137】前記カバー24の面部には容器載置部60
が形成してある。この容器載置部60は、容器位置決め
用凸部31と踏面部32とより成る。そして、踏面部3
2には複数の取付孔107が設けてある。
【0138】そして、前記ベース20に、前記カバー2
4の取付孔107に挿通したねじ37を取付座部106
に螺合してこのカバー24が前記ベース21に取り付け
てある。
【0139】したがって、前記カバー24の容器載置部
60に容器50を載置すると、前記ベース20には図3
3の(2)に示すように作用力F1とその反力F2が作
用してベース20が撓み、歪ゲージ30の歪みがブリッ
ジ電気回路により電圧出力に変換されて重量検知信号と
して出力される。また、前記取付座部106は図33の
(3)に示すように保持部104の一部を切り起こして
形成してもよい。また、前記歪ゲージ30を図36に示
すように各保持部104の基部にも貼着するようにして
もよい。前記各保持部104の、歪ゲージ30を貼着す
る部位はその基部に限らないし、貼着される歪ゲージ3
0の数は各保持部104に1個である必要はなく、複数
でもよい。
【0140】図34に示す重量検出装置は、前記ベース
20の4つの保持部104の支持脚部105を取付座部
106より内側に位置させたものであり、他の構成は図
33に示す重量検出装置と同じである。この場合、前記
ベース20には図34の(2)に示すように作用力F1
とその反力F2が作用してベース20が撓み、歪ゲージ
30の歪みがブリッジ電気回路により電圧出力に変換さ
れて重量検知信号として出力される。また、前記取付座
部106は図34の(3)に示すように保持部104の
端部をクランク状に曲げて形成してもよい。また、前記
歪ゲージ30を図37に示すように各保持部104の基
部にも貼着するようにしてもよい。前記各保持部104
の、歪ゲージ30を貼着する部位はその基部に限らない
し、貼着される歪ゲージ30の数は各保持部104に1
個である必要はなく、複数でもよい。
【0141】また、前記ベース20の形状は、図35の
(1)に示す3本足形状で各保持部104の端部に支持
脚部105を設けたもの、図35の(2)に示す円板体
107に4つの中抜き部108を形成し、円板体107
の周縁部に複数の支持脚部105を形成したもの、図3
5の(3)に示す4本足形状で各保持部104の端部に
支持脚部105を設け、各保持部104に補強リブ部1
09を形成したものがある。また、4本足形状のベース
20には図35の(4)に示すように各保持部104の
交差部に切欠部110を形成することにより歪みを大き
くすることができる。
【0142】また、前記取付座部106は、図35の
(1)に示すベース20にあっては、図38の(1)に
示すように、図35の(2)に示すベース20にあって
は、図38の(2)に示すように、図35の(3)に示
すベース20にあっては、図38の(3)に示すよう
に、それぞれ各保持部104の基部に位置させてもよ
い。また、図38の(4)に示すベース20にあって
は、4本足形状で各保持部104の端部に支持脚部10
5を設け、各保持部104の両側縁部に切欠き部111
を形成し、前記取付座部106を各保持部104の基部
に位置させたものである。また、図38の(5)に示す
ベース20にあっては、4本足形状で各保持部104の
端部に突出型の支持脚部105を設け、前記取付座部1
06を各保持部104の基部に位置させたものである。
【0143】また、図35の(1)に示すベース20に
あっては、図39の(1)に示すように、図35の
(2)に示すベース20にあっては、図39の(2)に
示すように、図35の(3)に示すベース20にあって
は、図39の(3)に示すように図35の(4)に示す
ベース20にあっては、図39の(4)に示すように保
持部104の基部もにそれそれ歪ゲージ30を貼着して
もよい。図39の(5)に示すベース20は保持部10
4と梁板(センシング部)112とを別部材として両者
をねじ113等で連結し、梁板112に歪ゲージ30を
貼着するようにしたものであり、センシング部が小さく
出るようになって、取扱い及び歪ゲージ貼付工程が容易
になり、コストダウンにつながる。
【0144】図40に示す重量検出装置は、ベース20
と、このベース20に貼着された歪ゲージ30と、カバ
ー24とより構成してある。すなわち、前記ベース20
は平面視で十字形状のベース本体103を備えており、
このベース本体103の4つの保持部104の端部は折
り曲げて支持脚部105が形成してある。そして、各保
持部には突起状の取付座部106が設けてあり、ベース
本体103の保持部104にはそれぞれ歪ゲージ30が
貼着してある。
【0145】前記カバー24の面部には容器載置部60
が形成してある。この容器載置部60は、容器位置決め
用凸部31と踏面部32とより成る。そして、前記カバ
ー24の中央部には複数の取付孔107が設けてある。
【0146】そして、前記ベース20に、前記カバー2
4の取付孔107に挿通したねじ37を取付座部106
に螺合してこのカバー24が前記ベース20に取り付け
てある。
【0147】図41に示す重量検出装置は、ベース20
と、このベース20に貼着された歪ゲージ30と、カバ
ー24とより構成してある。すなわち、前記ベース20
は平面視で十字形状のベース本体103を備えており、
このベース本体103の4つの保持部104の端部は折
り曲げて支持脚部105が形成してある。そして、ベー
ス本体103の中央部には固着用孔部114が設けてあ
り、ベース本体103の保持部104にはそれぞれ歪ゲ
ージ30または圧電素子(図示せず)が貼着してある。
【0148】前記カバー24の面部には容器載置部60
が形成してある。この容器載置部60は、容器位置決め
用凸部31と踏面部32とより成る。そして、前記カバ
ー24の中央部にはかしめ用孔部115が設けてある。
そして、前記ベース20の固着用孔部114に、前記カ
バー24のかしめ用孔部115の周縁部115aをかし
め取付してこのカバー24が前記ベース20に取り付け
てある。
【0149】図42に示す重量検出装置は、ベース20
及びカバー24を兼ねるプレート116と、このプレー
ト116に設けられた支持脚部117と、プレート11
6に貼着された歪ゲージ30とより構成してある。すな
わち、図42の(1)に示す重量検出装置は、円盤状の
プレート116の下面部に支持脚部117をねじ止め等
により固着し、プレート116の上面部に支持脚部11
7の位置より外側に位置させて容器位置決め部118を
形成し、プレート116の中央部に歪ゲージ30を貼着
して構成してある。この場合、前記プレート116上に
容器50が載置されると、このプレート116には図4
2の(3)に示すように作用力F1とその反力F2が作
用してプレート116が撓み、歪ゲージ30の歪みがブ
リッジ電気回路により電圧出力に変換されて重量検知信
号として出力される。また、図42の(2)に点線で示
すようにプレート116の周部を折り曲げてストッパー
119を形成してもよい。
【0150】図43に示す重量検出装置は、プレート1
16の周部に容器位置きめ部31と踏面部32から成る
容器載置部60を折り曲げ形成し、この部分をストッパ
ー119とし、他の構成は図42の(1)に示す重量検
出装置と同じである。
【0151】図44に示す重量検出装置は、プレート1
16の周部に容器位置きめ部31と踏面部32から成る
容器載置部60を折り曲げ形成し、容器位置きめ部31
の中央を凹陥させたものであり、他の構成は図42に示
す重量検出装置と同じである。
【0152】図45に示す重量検出装置は、プレート1
16の周部に容器位置きめ部31と踏面部32から成る
容器載置部60及び支持脚部117を折り曲げ形成し、
他の構成は図42に示す重量検出装置と同じである。
【0153】また、前記プレート116の形状は、図4
6の(1)に示す円板体107に4つの中抜き部108
を形成し、円板体107の周部に複数の支持脚部105
を形成したもの、図46の(2)に示す4本足形状で各
保持部104の端部に支持脚部105を設けたもの、図
46の(3)に示す3本足形状で各保持部104の端部
に支持脚部105を設けたのもの、図46の(4)に示
す四角形状にしたものがある。また、4本足形状のベー
ス20には図46の(5)に示すように各保持部104
の交差部に切欠部110を形成することにより歪みを大
きくすることができる。
【0154】また、図46の(1)に示すプレート11
6にあっては、図47の(1)に示すように、図46の
(2)に示すプレート116にあっては、図47の
(2)に示すように、図46の(3)に示すプレート1
16にあっては、図47の(3)に示すように図46の
(5)に示すプレート116にあっては、図47の
(4)に示すように保持部104の基部にそれそれ歪ゲ
ージ30を貼着してもよい。
【0155】図48に示す重量検出装置は、ベース12
0と、センサ部121と、カバ−122とを備えてい
る。このベース120は、図49に示すように平面視で
四角形状のセンター部材123を有しており、このセン
ター部材123の各辺部にはヒンジ124を介して保持
部材125の基端部が連結してあり、保持部材125の
先端部にはヒンジ126を介して支持部材127が取り
付けてある。また、前記保持部材125には切り起こし
片よりなる支持脚部128が設けてある。また、センタ
ー部材123には調整ねじ123Aが取り付けてある。
【0156】前記カバー122の面部には容器載置部1
29が形成してある。この容器載置部129は、容器位
置決め用凸部131と踏面部132とより成り、カバー
122の面部の中央部は凹陥していてセンサ取付部13
0に成されている。
【0157】前記センサ部121としては図51に示す
差動トランス式のもの、図52に示すポテンショメータ
式のもの、図53に示す静電容量式のものがある。すな
わち、差動トランス式のセンサ部121は、ケース13
3を備えており、このケース133の上面部には開口部
133aとこの開口部133aの外側に位置させて取付
座部134とが形成してあり、ケース133の下面部に
はばね案内筒部135と開口部136とゴムブーツ装着
部137とが形成してある。また、ケース133内には
スプール138が設けてある。
【0158】すなわち、このスプール138はその外周
部にコイル装着部139、140、141と取付部14
2とを有しており、また、スプール138の中心部には
プランジャ案内孔143が形成してあり、このプランジ
ャ案内孔143の上端部にはばね受部144が形成して
ある。そして、前記取付部142をケース133に固着
してスプール138はケース133に取り付けてあり、
スプール138の下部は前記開口部136より下方に突
出している。そして、各コイル装着部139、140、
141にはコイル145、146、147が装着してあ
り、プランジャ案内孔143にはプランジャ148が上
下動可能に挿入してある。
【0159】このプランジャ148の上部にはコア14
9が固着してあり、プランジャ148はばね受部144
とコア149の上端部との間に設けられたスプリング1
50により下方に付勢されている。プランジャ148の
下部にはゴムブーツ装着部151が形成されており、こ
のゴムブーツ装着部151にゴムブーツ152の下部が
装着してあり、ゴムブーツ152の上部は前記ケース1
33のゴムブーツ装着部137に装着してあって、ゴム
ブーツ152はプランジャ148の摺動部をごみ等から
保護している。また、前記スプール138の上端部に
は、電子部品153を実装した基板154が固着してあ
る。また、ケース133の上面側の開口部133aは蓋
体155により閉塞されている。
【0160】そして、このように構成されたセンサ部1
21は、そのばね案内筒部135に荷重受けスプリング
156を取り付けた状態で前記ベース120のセンター
部材123上に載せられて、このセンサ部121上に前
記カバー122が重ねられ、前記取付座部134に設け
られた孔部134aに挿入された取付ねじ157をカバ
ー122のセンサ取付部130のねじ孔部130aを螺
合することによりセンサ部にカバー122を固着し、さ
らにカバー122の踏面部132を取付ねじ158によ
り前記支持部材127に固着して重量検出装置が構成し
てある。そして、前記プランジャ148の下端部は前記
調整ねじ123Aの端部に当接している。
【0161】従って、この重量検出装置のカバー122
の容器載置部129に容器50が載置されると、この容
器50の重量により各保持部材125が支持脚部128
を支点にして外側ヒンジ側部分125Aが下がり、内側
ヒンジ側部分125Bが上がるように作動して前記ベー
ス120のセンター部材123が持ち上げられる。この
ために、前記プランジャ148が押されて前記コア14
9が上に移行する。
【0162】前記重量検出装置1において、中央のコイ
ル146に電圧V1をかけたとき、上のコイル145に
はV2が、下のコイル147にはV3がそれぞれ生じ
る。そして、前記コア149が中立の位置では上下のコ
イル145、147を貫く磁束の量が等しいのでV2=
V3になるが、上記のように前記コア149が上に移行
すると、変位量が大きい程上のコイル145を貫く磁束
が多くなり、電圧V2が多くなり、電圧V3は小さくな
る。この電圧の差(V2−V3)が差動出力電圧Vであ
り、差動出力電圧Vを検出して容器50の重量検知を行
う。
【0163】なお、前記重量検出装置において、ベース
120を、センター部材123の各辺部にはヒンジ12
4を介して保持部材125の基端部が連結し、保持部材
125の先端部にはヒンジ126を介して支持部材12
7を取り付け、前記保持部材125に切り起こし片より
なる支持脚部128を設けて構成したが、図50に示す
ように前記ヒンジ124、126を廃止して平面視で十
字形状のベース本体157を形成し、このベース本体1
57の各保持部材158に切り起こし片よりなる支持脚
部159を設け、各保持部材158の先端部に支持部材
127を取り付けて構成してもよい。このベース120
を使用した場合、各保持部材158が支持脚部159を
支点にして先側部分が下がり、基端側部分が上がるよう
に弾性変形して前記ベース120のセンター部分が持ち
上げられる。このために、前記プランジャ147が押さ
れて前記コア149が上に移行する。
【0164】前記センサ部121としては図52に示す
ポテンショメータ式のものがある。このセンサ部121
は、ケース161を備えており、このケース161の上
面部には開口部162が、また上側外部には取付座部1
63が形成してあり、ケース161の下面部にはプラン
ジャ案内筒部164とゴムブーツ装着部165とばね案
内筒部174とが形成してある。
【0165】そして、プランジャ案内筒部164にはプ
ランジャ166が上下動可能に挿入してある。このプラ
ンジャ166は前記開口部162を塞いだ蓋体167と
プランジャ166の先部との間に設けられたスプリング
168により下方に付勢されている。プランジャ166
の下部にはゴムブーツ装着部169が形成されており、
このゴムブーツ装着部169にゴムブーツ170の下部
が装着してあり、ゴムブーツ170の上部は前記ケース
161のゴムブーツ装着部165に装着してあって、ゴ
ムブーツ170はプランジャ166の摺動部をごみ等か
ら保護している。また、前記ケース161内には基板1
71が縦方向に固着してあり、この基板171には抵抗
体172が印刷してある。また、前記プランジャ166
には摺動子173が取り付けてあって、この摺動子17
3が前記抵抗体172に摺接している。
【0166】そして、このように構成されたセンサ部1
21は、そのばね案内筒部174に荷重受けスプリング
175を取り付けた状態で前記ベース120のセンター
部材123上に載せられて、このセンサ部121上に前
記カバー122が重ねられ、前記取付座部134に設け
られた孔部134aに挿入された取付ねじ157をカバ
ー122のセンサ取付部130のねじ孔部130aを螺
合することによりセンサ部121にカバー122を固着
し、さらにカバー122の踏面部158を取付ねじ15
8により前記支持部材125に固着して重量検出装置が
構成してある。
【0167】したがって、この重量検出装置のカバー1
22の容器載置部129に容器50が載置されると、こ
の容器50の重量により各保持部材125が支持脚部1
28を支点にして外側ヒンジ側部分125Aが下がり、
内側ヒンジ側部分125Bが上がるように作動して前記
ベース120のセンター部材123が持ち上げられる。
このために、前記プランジャ148が押されて上に移行
する。
【0168】このプランジャ148の移行により、前記
摺動子173が前記抵抗体172に摺接して移動して抵
抗値が変化する。この抵抗値の変化量を検出して容器5
0の重量検知を行う。
【0169】前記センサ部121としては図53に示す
静電容量式のものがある。このセンサ部121は、ケー
ス181を備えており、このケース181の上面部には
開口部182が、また上側外部には取付座部183が形
成してあり、ケース181の下面部にはプランジャ案内
筒部184とゴムブーツ装着部185とばね案内筒部1
86とが形成してある。
【0170】そして、前記ケース181内には、中央部
に孔部187aを有する下側固定電極187と、可動電
極188と、上側固定電極189とがそれぞれの間に絶
縁フイルム190、191を挟んで重ねて設けてあり、
上側固定電極189の上方には絶縁部材192を介装し
て電子部品194を実装した基板193が設けてある。
【0171】そして、前記プランジャ案内筒部184に
はプランジャ196が上下動可能に挿入してある。この
プランジャ196は前記孔部187aを貫通していて、
その先端部は可動電極188に当接している。また、プ
ランジャ196の下部にはゴムブーツ装着部199が形
成されており、このゴムブーツ装着部199にゴムブー
ツ200の下部が装着してあり、ゴムブーツ200の上
部は前記ケース181のゴムブーツ装着部185に装着
してあって、ゴムブーツ200はプランジャ196の摺
動部をごみ等から保護している。
【0172】そして、このように構成されたセンサ部1
21は、そのばね案内筒部186に荷重受けスプリング
201を取り付けた状態で前記ベース120のセンター
部材123上に載せられて、このセンサ部121上に前
記カバー122が重ねられ、前記取付座部134に設け
られた孔部134aに挿入された取付ねじ157をカバ
ー122のセンサ取付部130のねじ孔部130aを螺
合することによりセンサ部121にカバー122を固着
し、さらにカバー122の踏面部を取付ねじ158によ
り前記支持部材127に固着して重量検出装置が構成し
てある。
【0173】したがって、この重量検出装置のカバー1
22の容器載置部129に容器50が載置されると、こ
の容器50の重量により各保持部材125が支持脚部1
28を支点にして外側ヒンジ側部分125Aが下がり、
内側ヒンジ側部分125Bが上がるように作動して前記
ベース120のセンター部材123が持ち上げられる。
このために、前記プランジャ196が押されて上に移行
する。
【0174】このプランジャ196の移行により、前記
可動電極188が上側固定電極189側に移動して、可
動電極188と上側固定電極189との間の静電容量と
可動電極188と下側固定電極187との間の静電容量
とに差が生じる。この静電容量の差を検出して容器の重
量検知を行う。
【0175】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の重量検出
装置にあっては、被重量計測物の重量を計測する重量検
出装置であって、上面部に被重量計測物を載置する剛性
の載置部と、この載置部に載せられた被重量計測物の重
量を検出するセンサ部とを有することにより、前記載置
部に被重量計測物を載置することで、この被重量計測物
の重量ををセンサ部が検出し、荷重伝達を速やかに行わ
しめて偏荷重による検出誤差をなくすことができる。
【0176】また、前記センサ部に、歪ゲージを利用し
た検出機構を使用することにより、機構が簡単になる
し、荷重による歪みを直接電気的に変換でき精度が得ら
れやすい。
【0177】また、前記センサ部に、差動トランス、ポ
テンショメータを利用した検出機構を使用することによ
り、直線性が得られ、ストロークが大きく取れ構造の自
由度が高いものになる。
【0178】また、前記センサ部に、静電容量を利用し
た検出機構を使用することによりデジタル出力を取りや
すいし、センシング部の部品構成が簡単になり回路が作
りやすいものになる。
【0179】また、前記載置部に、被重量計測物の大き
さに応じ且つこの被重量計測物の脚部に接して被重量計
測物を位置決めする踏面部を複数形成することにより、
前記載置部に、大きさの異なる被重量計測物を載置する
ことができ、センサ部への偏荷重を避けると共に、被重
量計測物同志の干渉をなくすことができる。
【0180】また、本発明の重量検出装置にあっては、
一枚のプレートに脚部を設けて、このプレートに被重量
計測物を載せる載置部を設けると共に、プレートに、前
記載置部に載せられた被重量計測物の重量を検出するセ
ンサ部を設けたことにより、構成が簡単でしかも精度よ
く被重量計測物の重量を検出を重量検出装置が提供でき
る。
【0181】また、本発明の重量検出装置は、ベース
と、被重量計測物を載せるカバーとを備えて、ベースと
カバーとの間にもしくはベース自体に、カバーに載せら
れた被重量計測物の重量を検出するセンサ部を設けたこ
とから、構成が簡単でしかも精度よく被重量計測物の重
量を検出を重量検出装置が提供できるばかりか、荷重伝
達を速やかに行わしめて偏荷重による検出誤差をなくす
ことができる。
【0182】また、本発明の重量検出装置を、ベース
を、センター部材にヒンジを介して複数の保持部材を連
結し、これらの保持部材の中間部に支点部を設けて構成
し、前記ベースに、前記保持部材の支点部より外側の部
位にヒンジを介して支持部材を設けて、これらの支持部
材でカバーを支持し、このカバーと前記センター部材と
の間に、前記カバーに載せられた被重量計測物の重量を
検出するセンサ部を設けた構成にすることにより、前記
ベースに被重量計測物が載せられると、この被重量計測
物の重量は支持部材を介して保持部材に伝えられてこの
保持部材が支点部を支点にして回動し、前記センター部
材を押し上げて前記センサ部を作動させるようになり、
荷重伝達を速やかに行わしめて偏荷重による検出誤差を
なくすことができる。
【0183】また、本発明の重量検出装置を、ベース
と、フレームと、このフレームに取り付けられて被重量
計測物を載せるカバーとを備えて、ベースとフレームと
の間に、カバーに載せられた被重量計測物の重量を検出
するセンサ部を設けた構成にすることにより、構成が簡
単でしかも精度よく被重量計測物の重量を検出を重量検
出装置が提供できるばかりか、荷重伝達を速やかに行わ
しめて偏荷重による検出誤差をなくすことができる。
【0184】また、本発明の重量検出装置にあっては、
フレームを介してロードセルの一端が締結固定されたカ
バーと、ロードセルの他端が締結固定されたベースとの
間に、定格荷重分より大きく且つ限界荷重分より小さい
ストロークに相当する縦方向の隙間を有すると共に、前
記ベースとカバーとの間に横方向の隙間を有するように
したことにより、ストッパー作動位置調整不要による工
数及び部品点数の削減が可能になるし、ストッパー面積
が広く、応力が小さいため過負荷による部材の局部的変
形あるいは破壊が防げるという効果がある。
【0185】また、本発明の重量検出装置にあっては、
フレームを介してロードセルの一端が締結固定されたカ
バーと、ロードセルの他端が締結固定されたベースとの
間に、少なくともカバーとベースの二者の過負荷時接触
するであろう面のストッパー作動部を除いた全周に一体
形の緩衝部材を設けたことにより、縦方向、横方向及び
縦、横組み合わせ方向の緩衝能力を発揮することによ
り、ロードセルを保護できるし、緩衝部材の経年変化に
よるロードセル初期設定位置の変化がないという効果が
あるし、また、動的な過負荷によって衝突するであろう
面のストッパー作動部を除いた全周に一体形の緩衝部材
を設けているために、緩衝能力が高くロードセルを保護
することができるし、さらには、縦方向、横方向及び
縦、横組み合わせ方向の動的な過負荷に対して一つの緩
衝部材で対応できることにより部品点数及び組立工数が
少なくなるという効果がある。
【0186】また、本発明の重量検出装置にあっては、
前記ベースに、カバーが過負荷を受けて緩衝部材によっ
ては許容されない移動量を抑制する調整用のストッパー
を備えたことにより、過負荷による移動範囲を規制する
ことができる。
【0187】また、本発明の重量検出装置にあっては、
前記ベースに対してカバーの回転を阻止する回転阻止手
段を設けたことにより、この回転阻止手段によりカバー
の回転が阻止されて精度のよい重量検出を行うことがで
きる。
【0188】また、本発明の飲料用自動販売機にあって
は、被重量計測物の重量を計測する重量検出装置であっ
て、上面部に被重量計測物を載置する剛性の載置部と、
この載置部に載せられた被重量計測物の重量を検出する
センサ部とを有する重量検出装置を使用することによ
り、前記載置部に被重量計測物を載置することで、この
被重量計測物の重量ををセンサ部が検出し、荷重伝達を
速やかに行わしめて偏荷重による検出誤差をなくすこと
ができる飲料用自動販売機が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる重量検出装置(重量センサ)を
備えた容器の液体残量検出装置全体の斜視図である。
【図2】同容器の液体残量検出装置の構成説明図であ
る。
【図3】液体(液体原料)入り容器の重量の判別レベル
の説明図である。
【図4】容器の液体残量検出装置の残量検出フローチャ
ートである。
【図5】(1)は容器の断面図である。(2)は重量検
出装置の斜視図である。(3)は重量検出装置のカバー
の断面図である。
【図6】(1)は本発明に係わる重量検出装置の断面図
である。(2)は(1)のA−A線、B−B線、C−C
線に沿う断面を表示した平面図である。(3)は(2)
のD−D線に沿う断面図である。
【図7】同重量検出装置の一部破断した分解斜視図であ
る。
【図8】同重量検出装置のベース及びフレームの分解状
態の一部省略した斜視図である。
【図9】(1)は同重量検出装置の一部省略した正面図
である。(2)は(1)のE部の断面図である。(3)
は(1)のE部の他の実施例の断面図である。
【図10】図9のE部における他の実施例の断面図であ
る。
【図11】図9のE部における別の他の実施例の断面図
である。
【図12】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図13】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図14】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図15】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図16】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図17】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図18】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図19】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図20】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図21】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図22】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図23】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図24】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図25】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図26】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図27】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図28】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図29】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図30】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図31】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図32】(1)は本発明に係わる重量検出装置のベー
スの斜視図である。(2)は同ベースの縦断面図であ
る。(3)は同ベースの他の実施例の縦断面図である。
【図33】(1)は本発明に係わる重量検出装置の他の
実施例の分解斜視図である。(2)は同重量検出装置に
おける力の作用説明図である。(3)は取付座部の他の
実施例の斜視図である。
【図34】(1)は本発明に係わる重量検出装置の他の
実施例の分解斜視図である。(2)は同重量検出装置に
おける力の作用説明図である。(3)は取付座部の他の
実施例の斜視図である。
【図35】(1)、(2)、(3)はベースの他の実施
例の斜視図である。(4)はベースの他の実施例の一部
省略した平面図である。
【図36】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図37】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図38】(1)、(2)、(3)、(4)、(5)は
ベースの他の実施例の斜視図である。
【図39】(1)、(2)、(3)はベースの他の実施
例の斜視図である。(4)はベースの他の実施例の一部
省略した平面図である。(5)はベースの他の実施例の
平面図である。
【図40】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
分解斜視図である。
【図41】(1)は本発明に係わる重量検出装置の他の
実施例の分解斜視図である。(2)は同重量検出装置の
一部省略した断面図である。
【図42】(1)は本発明に係わる重量検出装置の他の
実施例の斜視図である。(2)は同重量検出装置の断面
図である。(3)は同重量検出装置における力の作用説
明図である。
【図43】(1)は本発明に係わる重量検出装置の他の
実施例の斜視図である。(2)は同重量検出装置の断面
図である。
【図44】(1)は本発明に係わる重量検出装置の他の
実施例の斜視図である。(2)は同重量検出装置の断面
図である。
【図45】(1)は本発明に係わる重量検出装置の他の
実施例の斜視図である。(2)は同重量検出装置の断面
図である。
【図46】(1)、(2)、(3)、(4)はプレート
の他の実施例の斜視図である。(5)はプレートの他の
実施例のの平面図である。
【図47】(1)、(2)、(3)はプレートの他の実
施例の斜視図である。(4)はプレートの他の実施例の
の平面図である。
【図48】本発明に係わる重量検出装置の他の実施例の
断面図である。
【図49】同重量検出装置の分解斜視図である。
【図50】同重量検出装置のベースの他の実施例の断面
図である。
【図51】本発明に係わる重量検出装置におけるセンサ
部の断面図である。
【図52】本発明に係わる重量検出装置におけるセンサ
部の他の実施例の断面図である。
【図53】本発明に係わる重量検出装置におけるセンサ
部の他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1−1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−6 重
量検出装置 20 ベース 21 フレーム 24 カバー 50 容器(被重量計測物)

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被重量計測物の重量を計測する重量検出
    装置であって、上面部に被重量計測物を載置する載置部
    と、この載置部に載せられた被重量計測物の重量を検知
    するセンサ部とを有することを特徴とする重量検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記センサ部に、歪ゲージを利用した検
    出機構を使用した請求項1記載の重量検出装置。
  3. 【請求項3】 前記センサ部に、差動トランスを利用し
    た検出機構を使用した請求項1記載の重量検出装置。
  4. 【請求項4】 前記センサ部に、ポテンショメータを利
    用した検出機構を使用した請求項1記載の重量検出装
    置。
  5. 【請求項5】 前記センサ部に、静電容量を利用した検
    出機構を使用した請求項1記載の重量検出装置。
  6. 【請求項6】 前記載置部に、被重量計測物の大きさに
    応じ且つこの被重量計測物の脚部に接して被重量計測物
    を位置決めする踏面部を複数形成した請求項1又は請求
    項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5記載の重量
    検出装置。
  7. 【請求項7】 一枚のプレートに脚部を設けて、このプ
    レートに被重量計測物を載せる載置部を設けると共に、
    プレートに、前記載置部に載せられた被重量計測物の重
    量を検知するセンサ部を設けたことを特徴とする重量検
    出装置。
  8. 【請求項8】 前記センサ部が歪ゲージである請求項7
    記載の重量検出装置。
  9. 【請求項9】 前記センサ部が圧電素子である請求項7
    記載の重量検出装置。
  10. 【請求項10】 ベースと、被重量計測物を載せるカバ
    ーとを備えて、ベースとカバーとの間にもしくはベース
    自体に、カバーに載せられた被重量計測物の重量を検知
    するセンサ部を設けたことを特徴とする重量検出装置。
  11. 【請求項11】 前記ベースを、センター部材にヒンジ
    を介して複数の保持部材を連結し、これらの保持部材の
    中間部に支点部を設けて構成し、前記ベースに、前記保
    持部材の支点部より外側の部位にヒンジを介して支持部
    材を設けて、これらの支持部材でカバーを支持し、この
    カバーと前記センター部材との間に、前記カバーに載せ
    られた被重量計測物の重量を検知するセンサ部を設けた
    ことを特徴とする重量検出装置。
  12. 【請求項12】 ベースと、フレームと、このフレーム
    に取り付けられて被重量計測物を載せるカバーとを備え
    て、ベースとフレームとの間に、カバーに載せられた被
    重量計測物の重量を検知するセンサ部を設けたことを特
    徴とする重量検出装置。
  13. 【請求項13】 前記センサ部に、歪ゲージを利用した
    検出機構を使用した請求項10又は請求項11又は請求
    項12記載の重量検出装置。
  14. 【請求項14】 前記センサ部に、差動トランスを利用
    した検出機構を使用した請求項10又は請求項11又は
    請求項12記載の重量検出装置。
  15. 【請求項15】 前記センサ部に、ポテンショメータを
    利用した検出機構を使用した請求項10又は請求項11
    又は請求項12記載の重量検出装置。
  16. 【請求項16】 前記センサ部に、静電容量を利用した
    検出機構を使用した請求項10又は請求項11又は請求
    項12記載の重量検出装置。
  17. 【請求項17】 前記センサ部に、圧電素子を利用した
    検出機構を使用した請求項10又は請求項11又は請求
    項12記載の重量検出装置。
  18. 【請求項18】 フレームを介してロードセルの一端が
    締結固定されたカバーと、ロードセルの他端が締結固定
    されたベースとの間に、定格荷重分より大きく且つ限界
    荷重分より小さいストロークに相当する縦方向の隙間を
    有すると共に、前記ベースとカバーとの間に横方向の隙
    間を有することを特徴とする重量検出装置。
  19. 【請求項19】 フレームを介してロードセルの一端が
    締結固定されたカバーと、ロードセルの他端が締結固定
    されたベースとの間に、少なくともカバーとベースの二
    者の過負荷時接触するであろう面のストッパー作動部を
    除いた全周に一体形の緩衝部材を設けたことを特徴とす
    る重量検出装置。
  20. 【請求項20】 前記ベースに、カバーが過負荷を受け
    て緩衝部材によっては許容されない移動量を抑制する調
    整用のストッパーを備えた請求項18記載の重量検出装
    置。
  21. 【請求項21】 ベースに対してカバーの回転を阻止す
    る回転阻止手段を設けた請求項10又は請求項11又は
    請求項12又は請求項13又は請求項14又は請求項1
    5又は請求項16又は請求項17又は請求項18又は請
    求項19又は請求項20記載の重量検出装置。
  22. 【請求項22】 被重量計測物の重量を計測する重量検
    出装置であって、上面部に被重量計測物を載置する載置
    部と、この載置部に載せられた被重量計測物の重量を検
    知するセンサ部とを有する重量検出装置を使用したこと
    を特徴とする飲料用自動販売機。
JP32970994A 1994-12-02 1994-12-02 重量検出装置とこの重量検出装置を使用した飲料用自動販売機 Pending JPH08159859A (ja)

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JP2002013975A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Teraoka Seiko Co Ltd 薄型秤
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