JPH11166853A - 計重器 - Google Patents

計重器

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JPH11166853A
JPH11166853A JP34996597A JP34996597A JPH11166853A JP H11166853 A JPH11166853 A JP H11166853A JP 34996597 A JP34996597 A JP 34996597A JP 34996597 A JP34996597 A JP 34996597A JP H11166853 A JPH11166853 A JP H11166853A
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JP
Japan
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legs
weighing
base
weighed
leg
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Pending
Application number
JP34996597A
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English (en)
Inventor
Masao Soe
正夫 添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基台の脚を3つの脚部で構成しても、載台の
転覆を防止することができる計重器を提供すること。 【解決手段】 載台2の平面形状のうち脚部7a側の周
縁部を円弧状に形成し、3つの脚部7a、7b、7cを
頂点とする三角形において載台2とオーバラップする領
域に近似させる。これにより、載台2の面積を大きくし
ながら、載台2の周縁部近傍に被計量物を載置した場合
でも計重器1の転覆を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被計量物の計重ま
たは計量を行うための計重器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、計重器の計量部を支持する基台
は、作業台に対し安定して設置されることが必要とされ
るために、従来より基台の脚は正方形または長方形のそ
れぞれの頂点を形成するように4つの脚部で構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、基台の脚を4
つの脚部で構成することは、これら全ての脚部が作業台
に対して接地していれば、高い安定性を得ることができ
るという点では有意義ではあるが、実際は、それぞれの
脚部の高さ調整、すなわち、各脚部を均しく作業台に接
地させるための高さ調整が非常に困難であるという問題
がある。
【0004】また、基台の脚を4つの脚部で構成した場
合、上述したような各脚部の調整が不完全であれば少な
くとも3つの脚部は作業台に接地させることができる
が、残り1つの脚部は作業台から浮いた状態となる。こ
のような状態で被計量物の計量を行うと、被計量物の重
量および計重器の自重により計量部にねじり力が作用し
て変形し非接地状態にあった脚部が作業台に接地し、結
果的に、計重器のがたつきが解消されたように認識させ
られることがある。しかし、このような状態は計重器に
とっては好ましくなく、正確な測定を行うことができな
い。したがって、このような不安定な状態にあることを
作業者に認識させるために、計量部が容易に変形しない
ように設計強度を高める必要があるという問題がある。
【0005】これを解決するために、基台の脚を3つの
脚部で構成し、従来の4つ脚部で成る脚よりも高い安定
性を得ようとすることが考えられる。しかしながら、図
7に示すように3つの脚部a、bおよびcに対して計量
部の載台Tを図示するように配置した場合、図中ダブル
ハッチングで示す領域Taに被計量物を載置したときに
計重器全体が転覆してしまう可能性がある。常に載台T
の中央部に被計量物を載置させた場合にはこのような問
題は起こり得ないが、計量部内部で構成されるロバーバ
ル機構の効果が減殺されてしまう。つまり、載台T上の
どの位置に被計量物が載置されていても釣り合いが保た
れ、正確な測定を得ることができるという利点を十分に
発揮させることができない。
【0006】本発明は上述の問題に鑑みてなされ、基台
の脚を3つの脚部で構成しても、載台の転覆を防止する
ことができる計重器を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、被計量物
が載置される載台を有し、前記被計量物の重量を計量す
る計量部と、前記被計量物の重量を表示する表示部と、
前記計量部および前記表示部を支持する基台と、この基
台を支持する脚とを備えた計重器において、前記脚を3
つの脚部で構成し、これら3つの脚部のうち、1つを前
記表示部側に設けると共に、他の2つを前記計量部側に
設け、かつ、前記載台の平面形状を、前記3つの脚部を
頂点とする三角形のうち前記載台とオーバラップする領
域に近似させたことを特徴とする計重器、によって解決
される。
【0008】すなわち、本発明は、計量部の載台の平面
形状を、3つの脚部を頂点とする三角形のうち上記載台
とオーバラップする領域に近似させることにより、載台
の周縁部近傍に被計量物を載置した場合でも計重器全体
の転覆を防止するようにしている。したがって、基台の
脚を3つの脚部で構成した場合でも常に正確な計重また
は計量を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としては、図
5に示すように載台T’の平面形状を、表示部側の脚部
aに向かって幅が狭まる台形状に形成することにより、
3つの脚部a、bおよびcを頂点とする三角形のうち載
台T’とオーバラップする領域Sに近似させる。また、
他の実施の形態として図6に示すように、脚部a側から
他の2つの脚部bおよびc側へ向かう載台T”の周縁部
を波形に形成することにより、載台T”の平面形状を領
域Sに近似させる。
【0010】以上のように載台T’、T”を構成するこ
とにより、計重器の転覆を防止して被計量物の正確な計
重または計量を行うことができる。次に、載台の面積を
より大きくして作業性を向上させる構成例と共に、計重
器全体の詳細について以下の実施例において説明する。
【0011】
【実施例】図1から図4は、本発明の実施例による計重
器を示し、その全体は1で示される。被計量物が載置さ
れる載台2の内方には図2から図4に示す計量部3が配
設され、本実施例では後述するロードセル方式が採用さ
れている。計量部3は基台6に支持され、載台2上の被
計量物の重量を計量する。被計量物の重量は操作パネル
9の表示部5にデジタル値で表示されるようになってお
り、操作パネル9全体は支柱4を介して基台6に支持さ
れている。基台6の底部には3つの脚部7a、7bおよ
び7cが取り付けられ、各ねじ部Bのねじ機構により高
さ調整が可能となっており、水準器25により載台2の
水平度が測定されるようになっている。なお、これら3
つの脚部7a、7bおよび7cは、本実施例では二等辺
三角形を形成しており、載台2とオーバラップする領域
を大きくしている。
【0012】計量部3について説明すると、ロードセル
本体は、中央部に切欠き30aを有してロバーバル機構
を構成する弾性体30と、ストレインゲージを含むひず
み検知部31、32で成るロードセル本体とで成り、電
気式に被計量物の重量を測定する。弾性体30の図中左
側上部はねじ34、34により取付部材33を介して載
台2に固定され、また、その図中右側下部はねじ35、
35により取付板材38と一体化され基台6の凹所6a
に固定されている。符号36は、弾性体30の曲げ量を
規制するストッパ部36である。これにより、載台2に
被計量物が載置されたときに弾性体30に作用する曲げ
荷重をひずみ検知部31、32により検知される。その
出力信号はリード線37を介して操作パネル9に供給さ
れ、表示部5に被計量物の重量がデジタル値で表示され
る。
【0013】図2に示すように、本実施例における載台
2の平面形状は、脚部7a側の周縁部が円弧状で、その
他の部分が略コの字形状となっている。すなわち、脚部
7a、7bおよび7cをそれぞれ頂点とする三角形のう
ち載台2とオーバラップする領域に対して載台2の平面
形状を近似させるべく、脚部7a側の両角部をそぎ落と
して脚部7a側を幅狭とし、上記領域外に存ずる載台2
の部分を少なくするようにしている。
【0014】なお、図4を参照して、載台2と基台6と
の間には載台2の下降位置を規制するストッパ40(4
0)が設けられ、また、操作パネル9と支柱4との接続
部分には操作パネル9の取付角度を調整可能な調整部1
0が設けられている。さらに操作パネル9には、図1を
参照して、計重器1の電源スイッチ11をはじめとして
各種操作キーや設定キー12が設けられ、作業内容に合
わせて使用されるようになっている。
【0015】したがって、本実施例によれば、基台6の
脚を3つの脚部7a、7b、7cで構成したので、各脚
部7a〜7cの高さの微調整を必要とすることなく作業
台に均等に接地させることができ、従来の4つの脚部で
構成するよりも高い安定性を得ることができる。また、
この安定性により計量部3の剛性が小さくても正確な計
量を行うことができる。すなわち、全ての脚部が作業台
に接地していないことによって起きていた計量中におけ
る計量部3のねじり変形をなくすことができるので、計
量部3の設計強度を高める必要をなくしても常に正確な
計量を行うことができる。
【0016】また、本実施例によれば、載台2の平面形
状のうち脚部7a側の周縁部を円弧状に形成して、3つ
の脚部7a〜7cを頂点とする三角形において載台2と
オーバラップする領域に近似させるようにしているの
で、載台2の面積を大きくしながら、載台2の周縁部近
傍に被計量物を載置した場合でも計重器1全体の転覆を
防止することができる。
【0017】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0018】例えば以上の実施例では、計量部3をロー
ドセル方式で構成したが、これに限らず、機械式や電磁
式で構成したものについても、本発明は適用可能であ
る。
【0019】また、載台2の平面形状は、上述した実施
の形態または実施例で説明したほかに、3つの脚部7a
〜7cを頂点とする三角形のうち載台2とオーバラップ
する領域に近似した形状であれば、どのような形状でも
適用可能であり、上述と同様な効果を得ることができ
る。また、3つの脚部7a〜7cで形成される三角形は
二等辺三角形に限らず、勿論、正三角形でもよい。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の計重器によ
れば、基台を支持する脚を3つの脚部で構成し、これら
3つの脚部のうち、1つを表示部側に設けると共に、他
の2つを計量部側に設け、かつ、計量部の載台の平面形
状を、上記3つの脚部を頂点とする三角形のうち載台と
オーバラップする領域に近似させたので、従来の4つの
脚部で構成したものよりも安定性を良くし、また、計量
部の剛性を高めることなく常に正確な計重または計量を
行うことができると共に、載台の周縁部近傍に被計量物
を載置した場合でも計重器全体の転覆を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による計重器を示す斜視図であ
る。
【図2】計量部の平面図である。
【図3】図2における[3]−[3]線方向の断面図で
ある。
【図4】図2における[4]−[4]線方向の断面図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態による載台の平面形状を示
す模式図である。
【図6】同変形例を示す模式図である。
【図7】従来技術を説明するための模式図である。
【符号の説明】 1 計重器 2 載台 3 計量部 5 表示部 6 基台 7a 脚部 7b 脚部 7c 脚部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計量物が載置される載台を有し、前記
    被計量物の重量を計量する計量部と、前記被計量物の重
    量を表示する表示部と、前記計量部および前記表示部を
    支持する基台と、この基台を支持する脚とを備えた計重
    器において、 前記脚を3つの脚部で構成し、これら3つの脚部のう
    ち、1つを前記表示部側に設けると共に、他の2つを前
    記計量部側に設け、かつ、 前記載台の平面形状を、前記3つの脚部を頂点とする三
    角形のうち前記載台とオーバラップする領域に近似させ
    たことを特徴とする計重器。
  2. 【請求項2】 前記載台の平面形状は、前記表示部側に
    向かって幅狭となることを特徴とする請求項1に記載の
    計重器。
  3. 【請求項3】 前記載台の前記表示部側の周縁部は、前
    記表示部側へ凸なる円弧状を呈することを特徴とする請
    求項2に記載の計重器。
  4. 【請求項4】 前記1つの脚部側から前記他の2つの脚
    部側へ向かう前記載台の周縁部は、波形に形成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の計重器。
  5. 【請求項5】 前記3つの脚部には、それぞれ高さ調整
    機構が備えられることを特徴とする請求項1から請求項
    4のいずれかに記載の計重器。
JP34996597A 1997-12-04 1997-12-04 計重器 Pending JPH11166853A (ja)

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JP34996597A JPH11166853A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 計重器

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ID=18407315

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JP34996597A Pending JPH11166853A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 計重器

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JP (1) JPH11166853A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009025201A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Shimadzu Corp 電子天秤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009025201A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Shimadzu Corp 電子天秤

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