JPH08159397A - ガスボンベ用バルブ装置 - Google Patents

ガスボンベ用バルブ装置

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JPH08159397A
JPH08159397A JP10847195A JP10847195A JPH08159397A JP H08159397 A JPH08159397 A JP H08159397A JP 10847195 A JP10847195 A JP 10847195A JP 10847195 A JP10847195 A JP 10847195A JP H08159397 A JPH08159397 A JP H08159397A
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則雄 大長
Keitaro Yonezawa
慶多朗 米澤
Masakatsu Kawahara
雅克 河原
Noriaki Arai
則明 新井
Teruo Hatori
輝夫 羽鳥
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス充填作業を能率良く行えるうえコンパク
トに造れるバルブ装置を提供する。 【構成】 弁箱3内で、ガス入口4と入口路8と閉止弁
7の閉止弁室25と出口路9とガス出口5とを順に連通
させる。上記ガス出口5をガス充填路10によって上記
の入口路8へ連通させる。そのガス充填路10に、上記
の入口路8から閉止弁室25への流れを阻止する逆止弁
11を設ける。空になったガスボンベ1内へ高圧ガスを
充填する時には、上記の閉止弁室25内の閉止部材26
を閉じたままで、出口ノズル22に接続したガス充填金
具から高圧の充填ガスを供給する。すると、その充填ガ
スは、ガス出口5から閉止弁室25内へ流入し、その圧
力で逆止部材36を押し開いて、入口路8とガス入口4
とを順に通ってガスボンベ1の内部空間Aへ充填され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧縮ガスや液化ガス
を収容するガスボンベに取り付けてガスの取り出し及び
充填に使用するバルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のガスボンベ用バルブ装
置は、図18(a)の第1従来例に示すように、弁箱103
内でガス入口104とガス出口105との間に閉止弁107を設
けて構成されている。上記の第1従来例のバルブ装置で
は、空になったガスボンベ101に新たな高圧ガスを充填
する作業が次の手順でなされる。まず、上記ガス出口10
5にガス充填金具117を接続して、上記の閉止弁107のハ
ンドル車を緩め側へ回転操作してその閉止弁107を開
き、次いで、ガスボンベ101内へガスを充填する。その
ガス充填が完了した後、上記ハンドルを締付側へ回転操
作して上記の閉止弁107を閉じるのである。
【0003】上記の第1従来例では、ガス充填の際に、
ハンドル車を緩め側と締付側とに2度も回転操作する必
要があるので、その回転操作に手間がかかり、ガス充填
作業の能率が悪いという問題があった。
【0004】上記の問題点を解消するため、本発明者た
ちは、本出願人の提案に係る実公昭49−43951号
公報(以下、第2従来例という)に記載の技術や特開平5
−215299号公報(以下、第3従来例という)に記載
の技術を先に考えた。
【0005】上記の第2従来例は、図18(b)に示すよ
うに、弁箱103の外面でガス出口105とは異なる箇所に、
ガス入口104へ連通するガス充填口113を設け、そのガス
充填口113に両側逆止弁付き急速継手116のプラグ119を
ネジ止め固定して、その急速継手116のソケット120をガ
ス充填金具の先端部に固定したものである。そして、ガ
ス充填時に上記の金具のソケット120をバルブ装置102の
プラグ119に接続すると、これらソケット120とプラグ11
9とに内蔵した2つの逆止部材111・112が互いに突き合
わされて開弁するのである。
【0006】前記の第3従来例は、図18(c)に示すよ
うに、弁箱203内で入口路208からガス充填路210を分岐
させて、そのガス充填路210に、ガス入口204からガス充
填用接続口213へのガス流れを阻止する逆止弁211を設け
たものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の図18(b)の第
2従来例は、ガス充填作業時に閉止弁107のハンドル車
を開閉操作する必要がないので、その作業が容易になる
点で優れるが、次の問題がある。
【0008】弁箱103の外面からプラグ119が大きく突出
してバルブ装置102が大形化するため、そのバルブ装置1
02を既存の保護キャップで覆うことができない。また、
前記の急速継手116は、プラグ119にソケット120を接続
することによって2つの逆止部材111・112を開弁させて
おく構造であるため、ガスボンベ101へのガス充填の終
了後に上記ソケット120をプラグ119から分離する時に
は、ガスボンベ101内の充填ガスの圧力が作用したまま
でその分離操作が行われることになる。このため、急速
継手116の分離操作に大きな力が必要であり、その操作
が非常に困難となって、ガス充填作業の能率を低下させ
る。
【0009】さらに、ガス充填金具には、図18(a)の
第1従来例で示した既存のガス充填金具117を使えず、
上記ソケット120を備えた専用のガス充填金具を新たに
用意する必要がある。そして、ガス充填所において、上
記の第1従来例のバルブ装置を設けたガスボンベと第2
従来例のバルブ装置を設けたガスボンベとの2種類のガ
スボンベが混在する場合には、接続されるガス充填金具
が異なるため、これらガスボンベをバルブ装置ごとに区
分けする必要がある。その区分けの手間がかかる分だけ
ガス充填作業の能率がさらに低下する。
【0010】前記の図18(c)の第3従来例は、上記の
第2従来例と同様に、ガス充填作業時に閉止弁207のハ
ンドル車を開閉操作する必要がないので、その作業が容
易になる。また、ガスボンベ201へのガス充填作業が終
了した時点で、逆止弁211が逆止バネによって自動的に
閉弁してガスボンベ201からガス充填用接続口213への逆
流を阻止するので、ガス充填金具を圧抜き状態で取外す
ことが可能となる。このため、その金具を軽い力で取り外
すことができ、ガス充填作業がさらに容易となる。
【0011】しかし、この第3従来例では、次の問題が
残されていた。上記のガス充填用接続口213を設けるた
めに、弁箱203からガス充填用ノズルを突設する必要が
あるので、弁箱203が大形にならざるを得ない。また、
前記の図18(a)の既存のガス充填金具117を上記ガス
充填用接続口213に接続できるようにする場合には、そ
の接続部分のネジ寸法等に対応して上記ノズルの突出長
さが大きくなるので、弁箱203の外径寸法がさらに大き
くなる。従って、そのバルブ装置202を既存の保護キャ
ップによって覆えなくなる。
【0012】本発明の目的は、ガス充填作業を能率良く
行えるうえコンパクトに造れるバルブ装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、例えば、図1と図2、図3から図6の
各図、若しくは図7と図8、図9と図10、又は、図1
1から図17の各図に、それぞれ示すように、バルブ装
置を次のように構成したものである。
【0014】弁箱3内で、ガス入口4とガス出口5との
間に閉止弁7を設けた、ガスボンベ用バルブ装置におい
て、上記ガス出口5をガスボンベ1の内部空間Aへ連通
させるガス充填路10を、上記の閉止弁7に対して並列
に設け、そのガス充填路10に、上記ガスボンベ1の上
記の内部空間Aから上記ガス出口5への流れを阻止する
逆止弁11を設け、上記ガス出口5にガス充填金具17
を取り付け可能に構成した。
【0015】
【作用】本発明は、例えば図1と図2(又は図7と図
8、若しくは図9と図10)に示すように、次のように
作用する。ガス取り出し時には、閉止弁7を開き側へ操
作することにより、ガスボンベ1内の高圧ガスが閉止弁
7を通ってガス出口5から取り出される。空になったガ
スボンベ1内へ新たな高圧ガスを充填する時には、上記
の閉止弁7を閉じたままで、ガス出口5にガス充填金具
17を接続して、その金具17から高圧の充填ガスを供
給する。すると、その充填ガスは、ガス出口5から逆止
弁11とガス入口4とを順に通ってガスボンベ1の内部
空間Aへ充填される。
【0016】そのガス充填作業が終了した時点では、逆
止弁11が逆止バネ等によって自動的に閉弁してガスボ
ンベ1からガス出口5への逆流を阻止するので、ガス充
填金具17内のガスを外部へ排出すること等によって上
記の金具17を圧抜き状態で取り外すことが可能とな
る。このため、その金具17を軽い力で取り外せる。
【0017】
【実施例】
(第1実施例)図1と図2は第1実施例を示している。ま
ず、図2の系統図によって、バルブ装置の概略の構成を
説明する。
【0018】ガスボンベ1に固定されたバルブ装置2
は、弁箱3の外面にガス入口4とガス出口5とを備え
る。上記ガス入口4から上記ガス出口5に至るまでのガ
ス取り出し路6に閉止弁7が設けられる。上記ガス取り
出し路6は、入口路8と出口路9とによって構成され
る。
【0019】上記ガス出口5を上記ガスボンベ1の内部
空間Aへ連通させるガス充填路10が、上記の閉止弁7
に対して並列に設けられる。そのガス充填路10に、上
記ガスボンベ1の上記の内部空間Aから上記ガス出口5
への流れを阻止する第1逆止弁11が設けられる。
【0020】さらに、上記の出口路9に残圧保持用の第
2逆止弁12が設けられる。この第2逆止弁12は、上
記のガス出口5から上記の閉止弁7及び第1逆止弁11
への流れを阻止するように装着される。なお、前記の入
口路8から分岐した逃がし路14には破裂板式の安全弁
15が設けられる。上記ガス出口5にガス充填金具17
が接続可能とされる。その金具17には、上記の第2逆
止弁12を強制的に開弁する強制開弁手段18が設けら
れる。
【0021】上記バルブ装置2は、次のように使用され
る。ガス取り出し時には、閉止弁7を開くことにより、
ガスボンベ1内の高圧ガスが閉止弁7と第2逆止弁12
とを順に通ってガス出口5から取り出される。上記ガス
取り出し中において、何らかの原因で、逆流ガスがガス
出口5へ侵入してきた場合には、上記の第2逆止弁12
がその逆流を阻止するので、ガスボンベ1内が逆流ガス
によって汚染されるのを防止できる。
【0022】ガスの取り出しが進んで上記ガスボンベ1
の残圧が設定値にまで低下すると、第2逆止弁12が逆
止バネ(ここでは図示せず)によって自動的に閉じられ
る。これにより、それ以上のガスの取り出しを防止し
て、ガスボンベ1の残圧を設定圧力に保持する。その結
果、閉止弁7を誤って開いたままにしておいても、空に
なったガスボンベ1内へ雰囲気が侵入することを防止で
きる。
【0023】空になったガスボンベ1内へ新たな高圧ガ
スを充填する時には、前記の閉止弁7を閉じたままで、
ガス出口5にガス充填金具17を接続する。すると、そ
の金具17に設けた前記の強制開弁手段18による手動
操作(又は充填ガス自体の圧力)によって、上記の第2逆
止弁12が開かれる。次いで、上記の金具17から高圧
の充填ガスを供給する。すると、その充填ガスは、ガス
出口5から第2逆止弁12と第1逆止弁11とを順に通
って、ガス入口4からガスボンベ1の内部空間Aへ充填
される。
【0024】上記バルブ装置2の具体的な構造を、上記
の図2を参照しながら図1によって説明する。バルブ装
置2の前記の弁箱3の脚ネジ部21が、前記ガスボンベ
1の首部1aにネジ止め固定される。ガスボンベ1の輸
送中や保管中には、上記の首部1aの外周部分に保護キ
ャップ(図示せず)がネジ止め等によって固定され、その
保護キャップによって上記バルブ装置2が覆われる。上
記の脚ネジ部21の下面に前記ガス入口4が開口され
る。上記の弁箱3の途中高さ部から出口ノズル22が左
向きに突設され、その出口ノズル22に前記ガス出口5
が開口される。
【0025】上記の弁箱3内で、上記のガス入口4が前
記の入口路8と閉止弁座24と閉止弁室25と前記の出
口路9を順に経て上記のガス出口5へ連通される。上記
の閉止弁室25に閉止部材26が昇降自在に挿入され、
その閉止部材26がスピンドル27とハンドル28によ
って上記の閉止弁座に開閉操作される。これらスピンド
ル27とハンドル28とによって開閉操作手段29が構
成される。
【0026】さらに、上記の弁箱3からボス部分31が
右向きに突設される。そのボス部分31にネジ止め固定
した蓋ボルト32に前記の第1逆止弁11が装着され
る。即ち、上記の閉止弁室25と前記の入口路8との間
に第1逆止弁座33と第1逆止弁室34と連通路35と
が順に設けられる。その第1逆止弁室34に挿入した第
1逆止部材36が第1逆止バネ37によって上記の第1
逆止弁座33へ閉止接当される。ガス充填時には、ガス
出口5から閉止弁室25へ流入してきた圧力によって、
第1逆止部材36が第1逆止バネ37に抗して第1逆止
弁座33から離間される。前記ガス充填路10は、出口
路9と閉止弁室25と第1逆止弁室34と連通路35と
入口路8とによって構成されており、前記ガス出口5と
前記ガス入口4との間で前記の閉止弁座24に対して並
列に設けられている。
【0027】前記の第2逆止弁12は、出口ノズル22
に内嵌したカセット筒39に内装されている。即ち、第
2逆止弁室40に挿入した筒状の第2逆止部材41が、
その弁室40の内圧力と第2逆止バネ42とによって第
2逆止弁座43に閉止接当される。ガス取り出し時に
は、閉止弁室25から第2逆止弁用入口路44へ流入し
てきた圧力ガスによって第2逆止部材41が第2逆止バ
ネ42に抗して第2逆止弁座43から離間される。出口
ノズル22に前記のガス充填金具17(ここでは図示せ
ず)を接続した時には、前記の強制開弁手段18の開弁
具18aによって上記の第2逆止部材41が第2逆止弁
座43から離間可能とされる。
【0028】上記バルブ装置2は、次の長所が得られ
る。ガス取出しとガス充填とを1つのガス出口5によっ
て行えることから、前記の図18(b)の第2従来例のガ
ス充填口113や図18(c)の第3従来例のガス充填用接
続口213を弁箱3に設ける必要がなく、その弁箱3から
ガス充填用ノズルを省略できる。このため、弁箱3を小
径かつ低い背丈に造れる。また、閉止弁室25の周肉壁
部分のスペースを第1逆止弁11の装着空間として利用
できるので、弁箱3をさらにコンパクトに造れる。
【0029】さらに、従来例のガス充填口113やガス充
填用接続口213へガス充填金具を挿入するための貫通孔
を保護キャップに形成する必要もなくなるので、既存の
保護キャップをそのまま利用可能である。また、ガス出
口5からガス充填を行えることから、ガス充填金具17
は、前記の図18(a)で示した既存のものをそのまま利
用可能である。
【0030】なお、前記の入口路8から分岐された逃が
し路14の終端部に前記の破裂板式安全弁(ここでは図
示せず、前記の図2中の符号15を参照)が設けられ
る。その安全弁は、弁箱3から図上で裏側へ突設したボ
ス部分に装着される。これに代えて、上記の安全弁を図
上で右側のボス部分に配置するとともに第1逆止弁を裏
側のボス部分に配置してもよい。
【0031】図3から図12は、第2実施例から第9実
施例を示している。これらの実施例においては、上記の
第1実施例と同じ機能の部材には原則として同一の符号
を付けて説明する。
【0032】(第2実施例)図3は第2実施例を示してい
る。この場合、第1逆止弁11が、前記の第1実施例の
第2逆止弁とほぼ同様に構成される。即ち、閉止弁室2
5が、第1逆止弁用入口路46と第1逆止弁座33とを
順に経て入口路8に連通される。第1逆止弁室34に挿
入した筒状の第1逆止部材36が、その弁室34の内圧
力と第1逆止バネ37とによって第1逆止弁座33に閉
止接当される。ガス充填時には、上記の第1逆止弁用入
口路46へ流入してきた圧力ガスによって第1逆止部材
36が第1逆止バネ37に抗して第1逆止弁座33から
離間される。
【0033】なお、前記の第1実施例の第2逆止弁は、
ここでは省略してあるが、出口ノズル22内や弁箱3の
途中高さ部分等に設けてもよい。
【0034】(第3実施例)図4は第3実施例を示してい
る。この場合、出口ノズル22が弁箱3から上向きに突
設される。また、閉止弁7の閉止弁室25が横向きに配
置され、スピンドル27とハンドル28が左向きに突設
される。上記の出口ノズル22内には、前記の第1実施
例と同様の第2逆止弁12が設けられる。第1逆止弁1
1は、上記の閉止弁室25の反対側に配置されて、出口
路9と入口路8との間で閉止弁座24に対して並列に設
けられる。この実施例によれば、閉止弁室25の底壁部
分のスペースを第1逆止弁11の装着空間として利用で
きるので、弁箱3をコンパクトかつ低い背丈に造れる。
【0035】(第4実施例)図5は第4実施例を示してい
る。前記ガス充填路10が前記の入口路8に対して並列
に設けられ、そのガス充填路10の終端部分10aが脚
ネジ部21の下面に開口される(前記の図2中の二点鎖
線図参照)。その終端部分10aに前記の第1逆止弁1
1が設けられる。この第1逆止弁11は、脚ネジ部21
に固定したカセット筒48と、そのカセット筒48に装
着した第1逆止部材36と、その第1逆止部材36を第
1逆止弁座33へ閉止接当させる第1逆止バネ37によ
って構成される。なお、前記の破裂板式の安全弁15
は、弁箱3から右向きに突設したボス部分49と袋ナッ
ト50とに内装されている。符号14は逃がし路であ
る。
【0036】この第4実施例は、上記カセット筒48が
ガスボンベ1の内部空間A内に突入されるので、第1逆
止弁11によって弁箱3が大きくなることを防止でき
る。
【0037】(第5実施例)図6は第5実施例を示し、上
記の図5の第4実施例を次のように変更したものであ
る。ガス充填路10の終端部分10aに第1逆止弁座3
3と第1逆止弁室34とが順に形成される。第1逆止部
材36を第1逆止弁座33へ付勢する第1逆止バネ37
は、筒状のバネ受けボルト51によって受け止められ
る。この第5実施例は、第1逆止弁11が弁箱3から突
出しないので、バルブ装置の外形寸法がさらに小さくな
る。
【0038】(第6実施例)図7と図8とは第6実施例を
示している。その図7は、前記の図1に相当する図で、
図8は、上記の図7の左側面視の部分断面図である。
【0039】前記の閉止弁室25の周壁からボス部分3
1が横外向きに突設され、そのボス部分31に前記の第
1逆止弁11が装着される。即ち、図7に示すように、
蓋ボルト32の筒孔54に第1逆止部材36が挿入され
る。上記の筒孔54の内部空間が、上記の第1逆止部材
36の貫通孔55によって第1逆止弁室34に連通され
る。
【0040】また、同上の図7と図8に示すように、同
上の閉止弁室25の周壁から上記ボス部分31の突設方
向とほぼ反対の方向へ前記の弁箱3が膨出される。その
膨出部分3aに前記の出口路9が設けられる。その出口
路9の終端部分の周壁に前記の出口ノズル22が設けら
れる。さらに、上記の出口路9の途中部に第2逆止弁1
2が装着される。即ち、上記の膨出部分3aに別の蓋ボ
ルト56が固定され、その別の蓋ボルト56内の第2逆
止弁室40に第2逆止部材41が保密状に挿入される。
上記の第2逆止弁室40が前記ガス出口5に連通され、
前記の閉止弁室25が連通孔57によって第2逆止弁用
入口路44へ連通される。
【0041】そして、前記の第1実施例(図1と図2参
照)と同様に、ガスボンベ1の内部空間Aの圧力が設定
値を越えた状態では、上記の閉止弁室25を経て上記の
第2逆止弁用入口路44へ流入してきたガスの圧力によ
って上記の第2逆止部材41が逆止バネ42に抗して開
かれ、同上の内部空間Aの圧力が上記の設定値にまで低
下したときには同上の第2逆止部材41が上記の逆止バ
ネ42によって自動的に閉じられるのである。さらに、
外部からガス出口5へ逆流ガスが侵入してきた場合に
は、その逆流ガスが上記の第2逆止弁室40内へ流入し
て、その流入ガスの圧力と上記の逆止バネ42とによっ
て上記の第2逆止部材41が第2逆止弁座43へ強力に
押圧される。これにより、ガスボンベ1内へ上記の逆流
ガスが侵入しない。なお、空になったガスボンベ1へ新
たなガスを充填する際には、ガス充填金具に設けた強制
開弁手段18の開弁具18aによって上記の第2逆止部
材41を開けばよい。
【0042】この第6実施例では、第1逆止弁11を装
着したボス部分31とほぼ反対の方向へ弁箱3を膨出さ
せて、その膨出部分3aに設けたガス出口路9の途中部
に第2逆止弁12を装着したので、その第2逆止弁12
を設けた場合であっても弁箱3からの出口ノズル22の
突出長さが短い。
【0043】(第7実施例)図9と図10とは第7実施例
を示している。図9は、前記の図3のバルブ装置に、前
記の第1逆止弁を強制的に開く手段を追加したものを示
している。図10は系統図である。
【0044】図10に示すように、前述の第2逆止弁1
2用の強制開弁手段18に加えて、第1逆止弁11を強
制的に開くための別の手段68が設けられる。その別の
強制開弁手段68は、前記の第1逆止弁室34及び第1
逆止弁座33に対して直列状に設けたシリンダ孔76
と、そのシリンダ孔76に保密状に挿入したピストン7
7とを備える。上記ピストン77から右向きに突出させ
たピストンロッド78が前記の第1逆止部材36に対面
されるとともに、同上ピストン77の左端面が連通孔7
9を経て弁箱3の外部空間に対面される。その連通孔7
9は、防塵キャップ80によって覆われる。
【0045】空になったガスボンベ1へのガス充填に先
立って同上ガスボンベ1内を真空引きする場合には、バ
ルブ装置が次のように操作される。閉止弁7を閉じたま
まの状態で、まず、前記の防塵キャップ80を連通孔7
9から取り外す。次いで、操作具82を上記の連通孔7
9からシリンダ孔76内へ挿入して、その操作具82に
よって、ピストン77とピストンロッド78とを介して
第1逆止部材36を第1逆止弁座33から離間させる。
この状態で、出口ノズル22のガス出口5に接続したガ
ス充填金具17から真空引きする。すると、ガスボンベ
1内の残留ガスは、ガス入口4から第1逆止弁座33内
・第1逆止弁用入口路46・閉止弁室25・出口路9・ガス
出口5を順に経て外部へ吸引される。なお、上記の真空
引き時には、前記の第2逆止弁12も前記の強制開弁手
段18によって開き操作しておくことが好ましい。
【0046】また、上記の真空引き中には、上記の操作
具82を連通孔79から取り外しておいてもよい。即
ち、上記ピストン77は、上記の連通孔79側の大気圧
力と入口路8側の負圧力との差力によって右側の開弁操
作側へ押圧されるとともにOリング84の摩擦力によっ
て開弁操作姿勢に保たれる。なお、上記の操作具82を
開弁操作姿勢に強力に保持するために、適当な保持具
(図示せず)を操作具82と弁箱3との間に設けてもよ
い。
【0047】(第8実施例)図11は、第8実施例を示
し、前記の図4のバルブ装置に別の強制開弁手段68を追
加したものを示している。この場合、閉止弁室25とハ
ンドル28とを弁箱3の背後に配置して、その弁箱3の
途中高さ部に、別の強制開弁手段68の前記シリンダ孔
76および連通孔79を設けたものである。なお、上記
シリンダ孔76と上記の閉止弁室25とが弁座孔86に
よって連通されている。
【0048】(第9実施例)図12は、第9実施例を示
し、前記の図1のバルブ装置に別の強制開弁手段68を追
加したものを示している。図12(a)は縦断面図で、図
12(b)は、その図12(a)中のB−B線矢視断面図で
ある。
【0049】この場合、出口ノズル22が弁箱3の背部
に配置され、その弁箱3の前部の途中高さ部分に、別の
強制開弁手段68の前記シリンダ孔76および連通孔7
9が設けられる。なお、上記シリンダ孔76と閉止弁室
25とは溝88によって連通されている。また、上記の
出口ノズル22内の出口路9は孔89を介して上記の閉
止弁室25へ連通されており、その出口路9には前記の
図1と同様の第2逆止弁(図示せず)が装着されている。
【0050】なお、上記の別の強制開弁手段68は、前
記の第6実施例(図7および図8)のバルブ装置などにも
適用可能である。
【0051】図13から図17は、それぞれ、上述の各
実施例の第1変形例から第5変形例を示し、前記の図2
に相当する系統図である。なお、各変形例においては、
上記の図2と同じ構成の要素に同一の符号を付けて説明
する。
【0052】(第1変形例)図13の系統図に示すように、
上記ガス入口4から上記ガス出口5までに、閉止弁7と
減圧弁62とが順に設けられ、これら閉止弁7及び減圧
弁62に対して前記ガス充填路10が並列に設けられ、
そのガス充填路10に第1逆止弁11が設けられる。こ
の第1逆止弁11は、直列に接続した2つの逆止弁11
a・11bを備える。これら逆止弁11a・11bの間
と、上記の閉止弁7及び減圧弁62の間とが分岐路73
によって接続される。残圧保持用の第2逆止弁12は、
上記の逆止弁11b及び上記の減圧弁62と、上記ガス
出口5との間に設けられる。上記の第2逆止弁12から
減圧弁62への流れは、第3逆止弁63によって阻止さ
れる。
【0053】上記ガス出口5に接続されるガス充填金具
17に、上記の第2逆止弁12を強制的に開弁操作する
強制開弁手段18が設けられる。また、第1逆止弁11
の他方の逆止弁11bを強制的に開弁操作する別の強制
開弁手段68が弁箱3に設けられる。また、ガス入口4
と上記の閉止弁7の入口との間に弁装置用フィルタ66
が設けられ、上記の減圧弁62の入口側に減圧弁用一次
側フィルタ67が設けられる。
【0054】閉止弁7の入口路8から分岐した逃がし路
14に、一次側安全弁15が設けられる。上記の減圧弁
62と上記の第3逆止弁63との間に減圧出口側安全弁
65が接続される。さらに、前記ガス出口5に二次側安
全弁69のガス導入路70が連通され、そのガス導入路
70に開閉部Pが設けられる。この開閉部Pが、前記ガ
ス充填金具17の強制開弁手段18に設けた操作部71
によって閉じ操作される。
【0055】上記バルブ装置2は次のように使用され
る。なお、ガスボンベ1には、旧来の充填圧力(約150kg
f/cm2 )の2倍の圧力である約300kgf/cm2 の高圧ガスが
充填されている。ガス取り出し時には、閉止弁7を開く
ことにより、ガスボンベ1内の高圧ガスが減圧弁62に
よって所定圧にまで減圧された後、第3逆止弁63と第
2逆止弁12とを順に通ってガス出口5から取り出され
る。
【0056】このガス取り出し中において、異物のかみ
込みによる逆止弁11bからの漏れ等によってガス出口
5が異常に高い圧力になった場合には、その異常圧力が
二次側安全弁69から逃がされる。また、減圧弁62に
異物がかみ込む等の理由によってガス出口5が異常に高
い圧力になった場合にも、その異常圧力が同上の二次側
安全弁69又は前記の減圧出口側安全弁65から逃がさ
れる。なお、上記の二次側安全弁69の逃がし容量を十
分な値に設定することによって、前記の減圧出口側安全
弁65を省略してもよい。
【0057】上記ガス取り出し中において、何らかの原
因で、逆流ガスがガス出口5へ侵入してきた場合には、
上記の第2逆止弁12によってその逆流を阻止して、ガ
スボンベ1内が逆流ガスで汚染されるのを防止する。
【0058】ガスの取り出しが進んでガスボンベ1の残
圧が設定圧にまで低下すると、第3逆止弁63がバネ
(ここでは図示せず)によって自動的に閉じられるととも
に、第2逆止弁12もバネ(ここでは図示せず)によって
自動的に閉じられる。これにより、それ以上のガス取り
出しを防止して、ガスボンベ1の残圧を設定圧に保持す
る。その結果、閉止弁7を誤って開いたままにしておい
ても、空になったガスボンベ1内へ雰囲気が侵入するこ
とを防止できる。
【0059】空になったガスボンベ1へ高圧ガスを充填
する時には、まず、ガス出口5にガス充填金具17を接
続する。すると、その金具17に設けた強制開弁手段1
8による手動操作(又は充填ガスの圧力)によって、上記
の第2逆止弁12が開弁される。その金具17の接続と
同時に、二次側安全弁69のガス導入路70の開閉部P
が、同上の金具17に設けた操作部71によって閉じら
れる。次いで、閉止弁7を閉じた状態で、上記ガス充填
金具17から高圧の充填ガスを供給する。すると、その
充填ガスは、ガス出口5から第2逆止弁12と第1逆止
弁11b・11aとを順に通って、ガス入口4からガス
ボンベ1へ充填される。なお、上記ガス充填時におい
て、同上の閉止弁7を開いた状態では、充填ガスは、上
述の経路でガスボンベ1へ充填されるとともに、分岐路
73と閉止弁7とを順に通ってガスボンベ1へ充填され
る。
【0060】このガス充填時において、上記の開閉部P
が閉じらているので、上記ガス出口5へ供給されてきた
高圧の充填ガスが二次側安全弁69へ流入しない。この
ため、その二次側安全弁69から充填ガスが吹き出すこ
とが防止される。上記のガス充填に先立ってガスボンベ
1内を真空引きする場合には、上記の第2逆止弁12お
よび閉止弁7を開き操作するとともに、前記の強制開弁
手段68によって他方の第1逆止弁11bを開き操作す
ればよい。
【0061】なお、ガスボンベ1内のガスを高圧のまま
取り出す場合には、上記の強制開弁手段68によって逆
止弁11bを開けるとともに、閉止弁7を開ける。する
と、ガスボンベ1内の高圧ガスが、閉止弁7と逆止弁1
1bと第2逆止弁12とを通ってガス出口5から取り出
される。
【0062】この第1変形例は、直列に接続した2つの
逆止弁11a・11bによって第1逆止弁11を構成し
たので、閉止弁7を閉じたガスボンベ1の保管中におい
て、そのガスボンベ1の内部空間Aのガスがガス充填路
10を通ってガス出口5へ漏れ出すことを一層確実に防
止できる。
【0063】(第2変形例)この第2変形例は、図14に
示すように、上記の第1変形例をシンプルにしたもので
ある。即ち、ガス充填路10に第1逆止弁11を一つだ
け設けたものであり、その他の構成および作動は上記の
第1変形例と同一である。なお、ガス充填に先立ってガ
スボンベ1内を真空引きする場合には、別の強制開弁手
段68によって第1逆止弁11を開き操作すればよい。
また、ガスボンベ1内のガスを高圧のまま取り出す場合
には、上記の強制開弁手段68によって第1逆止弁11
を開けると、ガスボンベ1内の高圧ガスが上記の第1逆
止弁11と第2逆止弁12とを通ってガス出口5から取
り出される。
【0064】(第3変形例)この第3変形例は、図15に
示すように、上記の図14中の第2逆止弁12を省略し
たものである。ガスボンベ1の残圧の保持は、第3逆止
弁63のバネ(ここでは図示せず)によってなされる。ま
た、そのガスボンベ1の内圧の確認は、強制開弁手段6
8によって第1逆止弁11を開ければよい。その他の構
成および作動は、図13又は図14の場合と同様であ
る。
【0065】(第4変形例)この第4変形例は、図16に
示すように、上記の図15中の第3逆止弁63と減圧出
口側安全弁65とを省略したものである。これにより、
バルブ装置2の構造を大幅に簡素化できる。その他の構
成および作動は、図13から図15の場合と同様であ
る。
【0066】(第5変形例)この第5変形例は、図17に
示すように、第2逆止弁12を、ガス充填路10の入口
部分と第1逆止弁11との間に設けたものである。この
場合、第3逆止弁63のバネ(図示せず)だけによって残
圧を保持できるので、前記の図13の第1変形例や図1
4の第2変形例と比べて、残圧を小さくできる。その他
の構成および作動は、上記の図13や図14の場合と同
様である。
【0067】上記の各実施例は、さらに次のように変更
可能である。開閉操作手段29は、ハンドル28を手動
で操作するものに代えて、エアーシリンダや電動機等の
アクチュエータを備えたものであってもよい。閉止弁7
は、シート弁式のものに代えて、金属ダイヤフラム式の
ものやボール弁によって構成してもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。ガス充填作業時に閉止弁
を開閉操作する必要がないので、その作業が容易であ
る。また、ガスボンベへのガス充填作業が終了した時点
で、逆止弁がガスボンベからガス出口への逆流を阻止す
るので、ガス充填金具を圧抜き状態で取外すことが可能
となる。このため、その金具を軽い力で取り外すことが
でき、ガス充填作業がさらに容易となる。
【0069】上記の効果を得るにあたって、ガス出口か
らガス充填を行えるので、ガス充填用接続口を新たに設
ける必要がない。このため、その接続口用のノズルを弁
箱から省略でき、その弁箱を小径かつ低い背丈に造れ
る。その結果、本発明のバルブ装置に既存の保護キャッ
プを利用することが可能となる。
【0070】さらに、上述のようにガス出口からガス充
填を行えるので、既存のガス充填金具をそのまま利用可
能となる。このため、図18(a)の従来例のバルブ装置
を設けたガスボンベと本発明のバルブ装置を設けたガス
ボンベとの2種類のガスボンベが混在した場合であって
も、これらガスボンベをバルブ装置ごとに区分けする必
要がなく、ガス充填作業を能率良く行える。
【0071】なお、前記の構成において、次のように構
成した場合には、さらに次の効果を奏する。前記の閉止
弁の閉止弁室と入口路との間で閉止弁座と並列に前記の
逆止弁を設けた場合には、上記の閉止弁室の周肉壁部分
のスペースを上記の逆止弁の装着空間として利用できる
ので、弁箱をコンパクトに造れる。
【0072】出口路と入口路との間で閉止弁座と並列に
逆止弁を設けた場合にも、上記の閉止弁室の底壁部分の
スペースを上記の逆止弁の装着空間として利用できるの
で、弁箱をコンパクトかつ低い背丈に造れる。ガス充填
路を入口路に対して並列に設けて、そのガス充填路の終
端部分に逆止弁を設けた場合には、その逆止弁が弁箱か
ら突出するのを抑制できるので、バルブ装置がさらにコ
ンパクトになる。
【0073】ガス充填用の逆止弁を装着したボス部分と
ほぼ反対の方向へ弁箱を膨出して、その膨出部分に設け
たガス出口路の途中部に残圧保持用の別の逆止弁を装着
した場合には、その別の逆止弁を設けた場合であっても
弁箱からの出口ノズルの突出長さが短くなる。従って、
この点からもバルブ装置がコンパクトになり、そのバル
ブ装置を既存の保護キャップで覆うことが可能となる。
【0074】前記の閉止弁と前記ガス出口との間に減圧
弁を設けて、これら閉止弁及び減圧弁に対して逆止弁を
並列に設けて構成した場合には、ガスボンベ内の高圧ガ
スを減圧した状態で取り出す場合においても本発明の上
述の各効果を奏することが可能である。
【0075】上記の逆止弁を強制的に開弁する手段を設
けた場合には、次の効果を奏する。即ち、空になったガ
スボンベの充填作業に先立って同上ガスボンベの真空引
きを行うときに、上記の逆止弁を強制的に開くことによ
って、前記の閉止弁を閉じたままで前記ガス出口から真
空引きを行うことが可能となる。このため、その閉止弁
を開く操作を省略できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスボンベ用バルブ装置の第1実施例を示し、
そのバルブ装置の縦断面図である。
【図2】上記バルブ装置の系統図である。
【図3】上記バルブ装置の第2実施例を示し、上記の図
1に相当する図である。
【図4】同上バルブ装置の第3実施例を示し、同上の図
1に相当する図である。
【図5】同上バルブ装置の第4実施例を示し、同上の図
1に相当する部分図である。
【図6】同上バルブ装置の第5実施例を示し、上記の図
5に相当する図である。
【図7】同上バルブ装置の第6実施例を示し、前記の図
1に相当する図である。
【図8】上記の図7のバルブ装置の左側面視の部分断面
図である。
【図9】同上バルブ装置の第7実施例を示し、前記の図
3に相当する図である。
【図10】上記の図9のバルブ装置の系統図である。
【図11】同上バルブ装置の第8実施例を示し、前記の
図4に相当する図である。
【図12】同上バルブ装置の第9実施例を示し、図12
(a)は、前記の図1に相当する図で、図12(b)は、上
記の図12(a)中のB−B線矢視断面図である。
【図13】上述の各実施例のバルブ装置の第1変形例を
示し、前記の図2に相当する図である。
【図14】同上バルブ装置の第2変形例を示し、同上の
図2に相当する図である。
【図15】同上バルブ装置の第3変形例を示し、同上の
図2に相当する図である。
【図16】同上バルブ装置の第4変形例を示し、同上の
図2に相当する図である。
【図17】同上バルブ装置の第5変形例を示し、同上の
図2に相当する図である。
【図18】図18(a)は第1従来例を示し、図18(b)
は第2従来例を示し、図18(c)は第3従来例を示し、
それぞれ、前記の図2に相当する図である。
【符号の説明】
1…ガスボンベ、3…弁箱、3a…膨出部分、4…ガス
入口、5…ガス出口、7…閉止弁、8…入口路、9…出
口路、10…ガス充填路、10a…ガス充填路10の終
端部分、11…逆止弁(第1逆止弁)、12…別の逆止弁
(第2逆止弁)、17…ガス充填金具、24…閉止弁座、
25…閉止弁室、26…閉止部材、29…開閉操作手段
(スピンドル27とハンドル28)、31…ボス部分、3
3…逆止弁座(第1逆止弁座)、34…逆止弁室(第1逆
止弁室)、36…逆止部材(第1逆止部材)、42…逆止
バネ、62…減圧弁、68…(別の)強制開弁手段、76
…シリンダ孔、77…ピストン、A…ガスボンベ1の内
部空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 則明 兵庫県尼崎市下坂部4丁目6番1号 株式 会社ネリキ内 (72)発明者 羽鳥 輝夫 兵庫県尼崎市下坂部4丁目6番1号 株式 会社ネリキ内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱(3)内で、ガス入口(4)とガス出口
    (5)との間に閉止弁(7)を設けた、ガスボンベ用バルブ
    装置において、 上記のガス出口(5)をガスボンベ(1)の内部空間(A)へ
    連通させるガス充填路(10)を、上記の閉止弁(7)に対
    して並列に設け、そのガス充填路(10)に、上記ガスボ
    ンベ(1)の上記の内部空間(A)から上記ガス出口(5)へ
    の流れを阻止する逆止弁(11)を設け、上記ガス出口
    (5)にガス充填金具(17)を取り付け可能に構成した、
    ことを特徴とするガスボンベ用バルブ装置。
  2. 【請求項2】 弁箱(3)内で、ガス入口(4)を入口路
    (8)と閉止弁座(24)と閉止弁室(25)と出口路(9)を
    順に経てガス出口(5)へ連通させ、上記の閉止弁室(2
    5)に挿入した閉止部材(26)を開閉操作手段(29)に
    よって上記の閉止弁座(24)に開閉操作可能に構成し
    た、ガスボンベ用バルブ装置において、 上記の出口路(9)をガスボンベ(1)の内部空間(A)へ連
    通するガス充填路(10)を、上記の閉止弁座(24)に対
    して並列に設けて、そのガス充填路(10)に、上記ガス
    ボンベ(1)の上記の内部空間(A)から上記の出口路(9)
    への流れを阻止する逆止弁(11)を設け、上記ガス出口
    (5)にガス充填金具(17)を取り付け可能に構成した、
    ことを特徴とするガスボンベ用バルブ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のガスボンベ用バルブ装
    置において、 前記の逆止弁(11)を、前記の閉止弁室(25)と前記の
    入口路(8)との間で前記の閉止弁座(24)と並列に設け
    て構成した、ことを特徴とするガスボンベ用バルブ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のガスボンベ用バルブ装
    置において、 前記の逆止弁(11)を、前記の出口路(9)と前記の入口
    路(8)との間で前記の閉止弁座(24)と並列に設けて構
    成した、ことを特徴とするガスボンベ用バルブ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のガスボンベ用バルブ装
    置において、 前記ガス充填路(10)を前記の入口路(8)に対して並列
    に設けて、そのガス充填路(10)の終端部分(10a)に
    前記の逆止弁(11)を設けた、ことを特徴とするガスボ
    ンベ用バルブ装置。
  6. 【請求項6】 請求項2又は3に記載のガスボンベ用バ
    ルブ装置において、 前記の閉止弁室(25)の周壁からボス部分(31)を外向
    きに突設して、そのボス部分(31)に前記の逆止弁(1
    1)を装着するとともに、同上の閉止弁室(25)の周壁
    から上記ボス部分(31)の突設方向とほぼ反対の方向へ
    前記の弁箱(3)を膨出して、その膨出部分(3a)に前記
    の出口路(9)を設け、その出口路(9)の途中部に別の逆
    止弁(12)を装着し、 上記の別の逆止弁(12)は、前記ガスボンベ(1)の内部
    空間(A)の圧力が設定値を越えた状態ではその圧力によ
    って逆止バネ(42)に抗して開かれ、同上の圧力が上記
    の設定値にまで低下したときに上記の逆止バネ(42)に
    よって自動的に閉じられるように構成した、ことを特徴
    とするガスボンベ用バルブ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のガスボンベ用バルブ装
    置において、 前記の閉止弁(7)と前記ガス出口(5)との間に減圧弁
    (62)を設け、上記の閉止弁(7)及び上記の減圧弁(6
    2)に対して前記の逆止弁(11)を並列に設けて構成し
    た、ことを特徴とするガスボンベ用バルブ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載のガス
    ボンベ用バルブ装置において、 前記の逆止弁(11)を強制的に開弁する手段(68)を設
    けた、ことを特徴とするガスボンベ用バルブ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のガスボンベ用バルブ装
    置において、 前記の強制開弁手段(68)を、前記の逆止弁(11)の逆
    止弁室(34)及び逆止弁座(33)に対して直列状に設け
    たシリンダ孔(76)と、そのシリンダ孔(76)に保密状
    に挿入したピストン(77)とで構成し、上記ピストン
    (77)の一端面を上記の逆止弁(11)の逆止部材(36)
    に対面させるとともに、同上ピストン(77)の他端面を
    上記シリンダ孔(76)を経て前記の弁箱(3)の外部空間
    に対面させて構成した、ことを特徴とするガスボンベ用
    バルブ装置。
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