JPH08159378A - 空気流通管 - Google Patents
空気流通管Info
- Publication number
- JPH08159378A JPH08159378A JP6307458A JP30745894A JPH08159378A JP H08159378 A JPH08159378 A JP H08159378A JP 6307458 A JP6307458 A JP 6307458A JP 30745894 A JP30745894 A JP 30745894A JP H08159378 A JPH08159378 A JP H08159378A
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- JP
- Japan
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- outside
- moisture
- air duct
- air
- pipe
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/02—Ducting arrangements
- F24F13/0263—Insulation for air ducts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/02—Ducting arrangements
- F24F13/0281—Multilayer duct
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気流通管の外側の結露を防止し、断熱効果
が優れた空気流通管を提供する。 【構成】 透湿性を有する材料よりなる空気流通管１０
において、管肉厚方向の内側１２が高く、外側１１に向
かって低く変化する許容含水率を有する。
が優れた空気流通管を提供する。 【構成】 透湿性を有する材料よりなる空気流通管１０
において、管肉厚方向の内側１２が高く、外側１１に向
かって低く変化する許容含水率を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅・ビル等の建物の
空調用に用いられる空気流通管に関する。
空調用に用いられる空気流通管に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、住宅・ビル等の建物の空調用に用
いられる空気流通管は、寒冷地においては、暖かい室内
の空気が、外の冷気により冷やされた空気流通管に触れ
るため、空気流通管の外側に結露を起こす問題がある。
この結露の問題を解消するためと、断熱性をもたせるた
めに、空気流通管の外周にロックウールやグラスファイ
バー等を巻いて対処されてきた。一方、空気流通管自身
に断熱性を持たせたものとしては、例えば、特開平６−
１５９５８６号公報において、筒体本体の外周面を無機
珪酸塩発泡体で被覆した空気流通管が記載されている。
いられる空気流通管は、寒冷地においては、暖かい室内
の空気が、外の冷気により冷やされた空気流通管に触れ
るため、空気流通管の外側に結露を起こす問題がある。
この結露の問題を解消するためと、断熱性をもたせるた
めに、空気流通管の外周にロックウールやグラスファイ
バー等を巻いて対処されてきた。一方、空気流通管自身
に断熱性を持たせたものとしては、例えば、特開平６−
１５９５８６号公報において、筒体本体の外周面を無機
珪酸塩発泡体で被覆した空気流通管が記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記外
周にロックウールやグラスファイバー等を巻いて断熱性
を持たせた空気流通管においては、透湿性はあっても水
に濡れた場合には断熱効果が薄れ、その結果結露すると
いった問題がある。
周にロックウールやグラスファイバー等を巻いて断熱性
を持たせた空気流通管においては、透湿性はあっても水
に濡れた場合には断熱効果が薄れ、その結果結露すると
いった問題がある。
【０００４】又、特開平６−１５９５８６号公報記載の
空気流通管においては、断熱効果は有しているが、管肉
厚の内側より外側に向かって許容含水率（含湿率）を変
化させたものではないため、空気流通管の管肉厚の方向
において外側より内側に向かって水分（湿度）の移動現
象が起こらない。従って、空気流通管の外側より内側に
向かって水分（湿度）の移動させることができず、空気
流通管の外側に発生する結露を防止することができない
といった問題がある。
空気流通管においては、断熱効果は有しているが、管肉
厚の内側より外側に向かって許容含水率（含湿率）を変
化させたものではないため、空気流通管の管肉厚の方向
において外側より内側に向かって水分（湿度）の移動現
象が起こらない。従って、空気流通管の外側より内側に
向かって水分（湿度）の移動させることができず、空気
流通管の外側に発生する結露を防止することができない
といった問題がある。
【０００５】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、空気流通管の外側の結露を防止
し、断熱効果が優れた空気流通管を提供するものであ
る。
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、空気流通管の外側の結露を防止
し、断熱効果が優れた空気流通管を提供するものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明の
空気流通管においては、透湿性を有する材料よりなる空
気流通管において、管肉厚方向の内側が高く、外側に向
かって低く変化する許容含水率を有していることを特徴
とする。
空気流通管においては、透湿性を有する材料よりなる空
気流通管において、管肉厚方向の内側が高く、外側に向
かって低く変化する許容含水率を有していることを特徴
とする。
【０００７】又、請求項２記載の本発明の空気流通管に
おいては、請求項１記載の空気流通管であって、管肉厚
方向の内側より外側に向かって発泡倍率が変化する発泡
体が用いられていることを特徴とする。
おいては、請求項１記載の空気流通管であって、管肉厚
方向の内側より外側に向かって発泡倍率が変化する発泡
体が用いられていることを特徴とする。
【０００８】尚、本発明において、透湿性とは吸湿性と
吸水性を有するものをさし、許容含水率とは、水分であ
る湿気の含有量をも含んだ最大の含有率をいう。
吸水性を有するものをさし、許容含水率とは、水分であ
る湿気の含有量をも含んだ最大の含有率をいう。
【０００９】
【作用】請求項１記載の本発明の空気流通管において
は、管肉厚方向の内側が高く、外側に向かって低く変化
する許容含水率を有していることにより、又、請求項２
記載の本発明の空気流通管においては、管肉厚方向の内
側より外側に向かって発泡倍率が変化する発泡体が用い
られていることにより、管肉厚方向において、外側と内
側の相対湿度の差が小さくても、外側より内側に向かっ
て水分（湿気）が移動し、空気流通管外側の結露を防止
することができ、且つ、発泡体が用いられることにより
優れた断熱性が確保される。
は、管肉厚方向の内側が高く、外側に向かって低く変化
する許容含水率を有していることにより、又、請求項２
記載の本発明の空気流通管においては、管肉厚方向の内
側より外側に向かって発泡倍率が変化する発泡体が用い
られていることにより、管肉厚方向において、外側と内
側の相対湿度の差が小さくても、外側より内側に向かっ
て水分（湿気）が移動し、空気流通管外側の結露を防止
することができ、且つ、発泡体が用いられることにより
優れた断熱性が確保される。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は、本発明の空気流通管の一例を示す斜視図
である。図１において、１０は角形の空気流通管であ
り、この空気流通管１０は、押出成形により連続的に押
出し、発泡されて形成されたものである。この発泡体の
材料としては、ポリエチレン樹脂等が好適に用いられ、
又、連続気泡の発泡であることが水分（湿気）の移動を
可能にする点で必要である。
する。図１は、本発明の空気流通管の一例を示す斜視図
である。図１において、１０は角形の空気流通管であ
り、この空気流通管１０は、押出成形により連続的に押
出し、発泡されて形成されたものである。この発泡体の
材料としては、ポリエチレン樹脂等が好適に用いられ、
又、連続気泡の発泡であることが水分（湿気）の移動を
可能にする点で必要である。
【００１１】上記空気流通管１０の外側１１と内側１２
との管肉厚方向において、発泡倍率は、内側１２が高
く、外側１１に向かって連続的に低く変化している。従
って、この内側１２より外側１１に向かっての内部密度
の違いにより、水分（湿気）の移動が可能となり、外側
１１の水分（湿気）が内側１２に移動してゆき、外側１
１の水分（湿気）が減少することにより、冷気による空
気流通管１０の結露が結果的に防止されることになる。
との管肉厚方向において、発泡倍率は、内側１２が高
く、外側１１に向かって連続的に低く変化している。従
って、この内側１２より外側１１に向かっての内部密度
の違いにより、水分（湿気）の移動が可能となり、外側
１１の水分（湿気）が内側１２に移動してゆき、外側１
１の水分（湿気）が減少することにより、冷気による空
気流通管１０の結露が結果的に防止されることになる。
【００１２】図２は、本発明の空気流通管の他の例を示
す斜視図である。図２において、２０は円形の３層より
なる空気流通管であり、この空気流通管２０は、３層押
出金型を用いて、押出成形しながら発泡させることが可
能であり、又、それぞれの層となる筒状体を単独に押出
成形しながら発泡させ、この筒状体を後工程において３
層とする方法も可能である。
す斜視図である。図２において、２０は円形の３層より
なる空気流通管であり、この空気流通管２０は、３層押
出金型を用いて、押出成形しながら発泡させることが可
能であり、又、それぞれの層となる筒状体を単独に押出
成形しながら発泡させ、この筒状体を後工程において３
層とする方法も可能である。
【００１３】この空気流通管２０は、外側より内側に向
かって発泡倍率を段階的に変化させた外層２１、中間層
２２、及び内層２３の３層よりなるものであり、内層２
３が最も発泡倍率が高く、中間層２２が中程度、更に外
層２１が最も発泡倍率が低くなるように構成されてい
る。従って、この内層２３より外側２１に向かっての内
部密度の違いにより、水分（湿気）の移動が可能とな
り、外側２０ａの水分（湿気）が内側２０ｂに移動して
ゆき、外層２１の水分（湿気）が減少することにより、
冷気による空気流通管２０の結露が結果的に防止される
ことになる。
かって発泡倍率を段階的に変化させた外層２１、中間層
２２、及び内層２３の３層よりなるものであり、内層２
３が最も発泡倍率が高く、中間層２２が中程度、更に外
層２１が最も発泡倍率が低くなるように構成されてい
る。従って、この内層２３より外側２１に向かっての内
部密度の違いにより、水分（湿気）の移動が可能とな
り、外側２０ａの水分（湿気）が内側２０ｂに移動して
ゆき、外層２１の水分（湿気）が減少することにより、
冷気による空気流通管２０の結露が結果的に防止される
ことになる。
【００１４】
【発明の効果】請求項１記載の本発明の空気流通管にお
いては、管肉厚方向の内側が高く、外側に向かって連続
的に低く変化する許容含水率を有していることにより、
又、請求項２記載の本発明の空気流通管においては、管
肉厚方向の内側より外側に向かって発泡倍率が連続的に
変化する発泡体が用いられていることにより、管肉厚方
向において、外側と内側の相対湿度の差が小さくても、
外側より内側に向かって水分（湿気）が移動し、空気流
通管外側の結露を防止することができ、且つ、発泡体が
用いられることにより優れた断熱性が確保される。従っ
て、空気流通管として好適に用いられる。
いては、管肉厚方向の内側が高く、外側に向かって連続
的に低く変化する許容含水率を有していることにより、
又、請求項２記載の本発明の空気流通管においては、管
肉厚方向の内側より外側に向かって発泡倍率が連続的に
変化する発泡体が用いられていることにより、管肉厚方
向において、外側と内側の相対湿度の差が小さくても、
外側より内側に向かって水分（湿気）が移動し、空気流
通管外側の結露を防止することができ、且つ、発泡体が
用いられることにより優れた断熱性が確保される。従っ
て、空気流通管として好適に用いられる。
【図１】本発明の空気流通管の一例を示す斜視図。
【図２】本発明の空気流通管の他の例を示す斜視図。
１０、２０ 空気流通管 １１、２０ａ 外側 １２、２０ｂ 内側 ２１ 外層 ２２ 中間層 ２３ 内層
Claims (2)
- 【請求項１】 透湿性を有する材料よりなる空気流通管
において、管肉厚方向の内側が高く、外側に向かって低
く変化する許容含水率を有していることを特徴とする空
気流通管。 - 【請求項２】 管肉厚方向の内側より外側に向かって発
泡倍率が変化する発泡体が用いられていることを特徴と
する請求項１記載の空気流通管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6307458A JPH08159378A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 空気流通管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6307458A JPH08159378A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 空気流通管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08159378A true JPH08159378A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17969314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6307458A Pending JPH08159378A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 空気流通管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08159378A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1241414A1 (en) * | 2001-03-15 | 2002-09-18 | LoVa Techniek v.o.f. | Airduct element and method for manufacturing thereof |
| NL1020863C2 (nl) * | 2002-06-14 | 2003-12-17 | Ubbink Nederland Bv | Ventilatiesysteem. |
| WO2004094922A1 (en) * | 2003-04-16 | 2004-11-04 | Verplas Limited | Ventilation duct |
| ES2253940A1 (es) * | 2003-03-06 | 2006-06-01 | Jose Martinez Pallares | Procedimiento para la construccion de conductos prefabricados para aire acondicionado y ventilacion, y conducto construido por dicho procedimiento. |
| JP2012159098A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-23 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 断熱パイプカバー |
| JP2013178034A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Kyoraku Co Ltd | 発泡ダクト |
| JP2016023761A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 積水化学工業株式会社 | 中空管、中空管の製造装置および中空管の製造方法 |
| JP2016120735A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-07 | 株式会社イノアックコーポレーション | 空調用ダクト及びその製造方法 |
| JP2017020656A (ja) * | 2016-08-30 | 2017-01-26 | キョーラク株式会社 | 発泡ダクト |
| JP2020063840A (ja) * | 2019-08-28 | 2020-04-23 | 積水化学工業株式会社 | 中空管 |
| WO2021106416A1 (ja) * | 2019-11-26 | 2021-06-03 | 三菱重工業株式会社 | 断熱構造、断熱体、断熱構造の製造方法、及び断熱体の製造方法 |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP6307458A patent/JPH08159378A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP1241414A1 (en) * | 2001-03-15 | 2002-09-18 | LoVa Techniek v.o.f. | Airduct element and method for manufacturing thereof |
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| EP2633966B1 (en) * | 2012-02-28 | 2017-08-30 | Kyoraku Co., Ltd. | Foam duct |
| JP2013178034A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Kyoraku Co Ltd | 発泡ダクト |
| JP2016023761A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 積水化学工業株式会社 | 中空管、中空管の製造装置および中空管の製造方法 |
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| WO2021106416A1 (ja) * | 2019-11-26 | 2021-06-03 | 三菱重工業株式会社 | 断熱構造、断熱体、断熱構造の製造方法、及び断熱体の製造方法 |
| JP2021085439A (ja) * | 2019-11-26 | 2021-06-03 | 三菱重工業株式会社 | 断熱構造、断熱体、断熱構造の製造方法、及び断熱体の製造方法 |
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