JPH08159230A - 駆動伝達構造 - Google Patents

駆動伝達構造

Info

Publication number
JPH08159230A
JPH08159230A JP29712494A JP29712494A JPH08159230A JP H08159230 A JPH08159230 A JP H08159230A JP 29712494 A JP29712494 A JP 29712494A JP 29712494 A JP29712494 A JP 29712494A JP H08159230 A JPH08159230 A JP H08159230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
guide
drive
drive transmission
driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29712494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Ogawa
祐司 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP29712494A priority Critical patent/JPH08159230A/ja
Publication of JPH08159230A publication Critical patent/JPH08159230A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で安価にでき、駆動輪と従動輪と
の間のフレーム形状の選択幅が大きくなる駆動伝達構造
を提供する。 【構成】 フレーム上に相互に離間して設けられた駆動
輪16及び従動輪17と;これら各輪に同じ距離だけ偏
心して立設された連結ピン18,19と;一端が前記駆
動輪の連結ピン18に相対回転自在に連結され、他端が
前記従動輪の連結ピン19に相対回動自在に連結された
駆動伝達レバー20と;該駆動伝達レバーに立設された
ガイドピン21と;該ガイドピンが摺動自在に係合して
駆動伝達レバーの移動軌跡を画定するガイド溝23とを
備え前記フレームに固定されたガイド板22と;からな
る駆動伝達構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、駆動輪の回転を、駆動輪から離
れた位置にある従動輪に伝達する駆動伝達構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】相互に離れた駆動輪と
従動輪との間に、動力を伝達する手段としては、ベルト
やチェーンによる駆動や、歯車列がよく知られている。
図6は、このうち歯車列の例を示すもので、同図におい
て、1は駆動軸で、2は駆動軸に固定された駆動ギヤ、
3は従動軸で4は従動ギヤ、5から8はアイドルギヤで
ある。
【0003】上記の構成において、図示しない動力源に
より駆動軸1が矢印の方向に回転すると、駆動軸1に固
定された駆動ギヤ2が回転し、駆動ギヤ2の回転は、こ
れと噛み合うアイドルギヤ5に伝達され、順次アイドル
ギヤ6,7,8を介して従動ギヤ4に回転が伝達され
る。
【0004】このとき、駆動ギヤ2と従動ギヤ4の回転
方向は、中間に介在するアイドルギヤ5,6の数が奇数
なら同方向、偶数ならば逆方向となる。また、アイドル
ギヤの歯数は駆動ギヤ2と従動ギヤ4の回転比には何ら
影響がない。したがって、駆動ギヤ2と従動ギヤ4との
間の距離と、従動ギヤ4の回転方向が決まれば、アイド
ルギヤの個数や歯数を種々設定することは可能である。
【0005】しかし、上述の歯車列では、駆動軸1と従
動軸3との軸間距離が離れていれば、それだけ多くのア
イドルギヤが必要になる。あるいは、歯数の多い大径の
アイドルギヤが必要になる。もし、図6の例のように、
多数のアイドルギヤを使用すれば、部品点数が多くな
り、組立にも時間がかかり、コストを上げる。歯数の大
きい大径のアイドルギヤにすれば、部品点数は減少する
が、大径のギヤは製造コストも高く、また、アイドルギ
ヤを設置する広い場所が必要となり、装置が大型化して
しまう。
【0006】一方、ベルト駆動にすると、ベルトのスリ
ップがあって、正確な回転比で伝達することはできな
い。タイミングベルトやチェーンにした場合は、回転方
向が同方向に限定されてしまう。
【0007】さらに、従来の駆動伝達構造では、図7に
示すような場合に問題が生じる。これは、カメラの一部
で、フィルムのパトローネを収容する部分を拡大した図
である。駆動ギヤ2と従動ギヤ4との間のフレーム11
が、パトローネの円筒に沿って、円弧状に湾曲してい
る。この場合には、フレーム11の膨出部分11´が邪
魔で、ギヤ列、ベルト、チェーンのいずれを用いても動
力を伝達することはできない。動力を伝達するために
は、フレーム11の形状を変更するか、駆動軸1及び従
動軸3を長く延ばしてアイドルギヤやベルトなどがフレ
ームの膨出部11´と干渉しなくなるように変更しなけ
ればならないが、当然カメラが大きくなってしまい、コ
ンパクト化の要請に反してしまう。
【0008】
【発明の目的】本発明は、このような問題の解決を図っ
たもので、構造が簡単で安価にでき、駆動輪と従動輪と
の間のフレーム形状の選択幅が大きくなる駆動伝達構造
を提供することを目的としている。
【0009】
【発明の概要】上記の目的を達成するために本発明は、
駆動輪と、従動輪と、一端が前記駆動輪に、他端が前記
従動輪にそれぞれ偏心状態で回動自在に連結された駆動
伝達レバーと、該駆動伝達レバーの中間にあって該レバ
ーの動きを規制するガイド手段と、を有する構成を特徴
としている。
【0010】または、フレーム上に相互に離間して立設
された軸に設けられた駆動輪及び従動輪と、これら各輪
に同一偏心量で設けられた連結部材と、一端が前記駆動
輪の連結部材に、他端が前記従動輪の連結部材に、それ
ぞれ回動自在に連結された駆動伝達レバーと、該駆動伝
達レバーに立設されたガイド部材と、該ガイド部材が摺
動自在に係合して駆動伝達レバーの移動軌跡を画定する
係合部材を備え、前記フレームに固定されたガイド板
と、を有する構成としてもよい。
【0011】駆動輪が回転すると、駆動輪に偏心して結
合された駆動伝達レバーが動く。この駆動伝達レバーの
移動軌跡は、ガイド板に形成された係合部材にガイド部
材が係合して移動することによって画定され、駆動伝達
レバーの他端側の動きが決められる。この他端側は、従
動輪と偏心して結合しているので、駆動輪の回転を従動
輪に伝達することができる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面によって説明
する。図1、図2において、11はパトローネ格納室の
壁の一部を構成するフレームで、半円筒状である。この
フレーム11の左右両側には、張り出し部12,13が
形成され、それぞれに軸14,15が立設されている。
軸14には駆動輪16としての駆動ギヤが、また、軸1
5には従動輪17としての従動ギヤを回動自在に支持す
る。駆動輪16は、図示しない動力源から回転力を受
け、自転できる構成である。
【0013】駆動輪16と従動輪17には、偏心した位
置にそれぞれ連結部材としての連結ピン18,19が立
設されるている。これらの偏心量δはお互いに等しい。
そして、これらの連結ピン18,19に駆動伝達レバー
20の両端が相対回動自在に結合されている。駆動伝達
レバー20の中間にはガイド部材としてのガイドピン2
1が立設され、このガイドピン21は、ガイド板22に
穿設された係合部材としてのガイド溝23に嵌合し該溝
内を摺動自在である。ガイド板22は、図示しないが、
フレーム11に固定されており、また、ガイド溝23は
軸14と15を結ぶ方向の直線溝である。以上の構成に
おいて、ガイドピン21、ガイド板22及びガイド溝2
3でガイド手段24を構成する。
【0014】図2から図5により作用を説明する。図2
の矢印aに示すように、図示しない動力源により駆動輪
16が時計方向に回転すると、連結ピン18に押される
ようにして駆動伝達レバー20は図の右下方向に移動す
る。駆動伝達レバー20のガイドピン21は、ガイド溝
23内に嵌まっているので、ガイド溝に沿って矢印bの
方向に移動し、駆動伝達レバー20の他端側が連結ピン
19を介して従動輪17を矢印cに示すように反時計方
向に回転させる。駆動輪16が回転して連結ピン18が
図3に示す位置に達すると、従動輪17も反時計方向へ
の回転を続け、ガイドピン21はガイド溝23の右端に
達し、一瞬停止した後、矢印b´方向へと移動方向を反
転する。駆動輪16が時計方向の回転を続けて連結ピン
18が図4に示す位置に来ると、ガイドピン21はガイ
ド溝23の中央に戻ってくる。駆動伝達レバー20の移
動に従って、従動輪17も図4に示す位置まで反時計方
向に回転する。この後、駆動輪16の時計方向の回転に
伴い、従動輪17は反時計方向に回転し、図5の位置に
来ると、駆動伝達レバー20のガイドピン21はその移
動方向を再びb方向に反転させる。以下、図2から図5
を繰り返す。すなわち、駆動輪16が時計方向の回転を
すると、従動輪17は、反時計方向の回転をし、ガイド
ピン21は往復直線運動をすることとなる。駆動輪1
6、従動輪17は、歯車でも、プーリでも、回転体であ
れば本発明は成立する。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、従来にない簡単な構成の駆動伝達構造を得ることが
できる。また、駆動輪と従動輪との間のフレームが湾曲
して突出していても、フレームに干渉せずに駆動伝達構
造を取り付けることができ、フレーム形状を設計する際
の自由度が大きくなる。したがって、スペースの有効活
用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動伝達構造の実施例を示す断面図で
ある。
【図2】図1に示す実施例の作用を説明する斜視図であ
る。
【図3】図1に示す実施例の作用を説明する斜視図であ
る。
【図4】図1に示す実施例の作用を説明する斜視図であ
る。
【図5】図1に示す実施例の作用を説明する斜視図であ
る。
【図6】従来の駆動伝達機構の構成を示す斜視図であ
る。
【図7】従来技術が有する問題点を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
16 駆動輪 17 従動輪 20 駆動伝達レバー 21 ガイドピン 23 ガイド溝 24 ガイド手段 δ 偏心量

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動輪と;従動輪と;一端が前記駆動輪
    に、他端が前記従動輪に、それぞれ偏心状態で回動自在
    に連結された駆動伝達レバーと;該駆動伝達レバーの中
    間にあって該レバーの動きを規制するガイド手段と;を
    有することを特徴とする駆動伝達構造。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段が、前記駆動伝達レバー
    に立設されたガイドピンと、該ガイドピンが嵌入するガ
    イド溝を備えたガイド板とからなることを特徴とする請
    求項1記載の駆動伝達構造。
  3. 【請求項3】 フレーム上に相互に離間して立設された
    軸に設けられた駆動輪及び従動輪と;これら各輪に同一
    偏心量で立設された連結部と;一端が前記駆動輪の連結
    部に、他端が前記従動輪の連結部に、それぞれ回動自在
    に連結された駆動伝達レバーと;該駆動伝達レバーに設
    けられたガイド部材と;該ガイド部材が摺動自在に係合
    して駆動伝達レバーの移動軌跡を画定する係合部材を備
    え、前記フレームに固定されたガイド板と;を有するこ
    とを特徴とする駆動伝達構造。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材が駆動伝達レバーに立設
    されたガイドピンで、前記係合部材が直線状のガイド溝
    であることを特徴とする請求項3記載の駆動伝達構造。
JP29712494A 1994-11-30 1994-11-30 駆動伝達構造 Pending JPH08159230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29712494A JPH08159230A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 駆動伝達構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29712494A JPH08159230A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 駆動伝達構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08159230A true JPH08159230A (ja) 1996-06-21

Family

ID=17842529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29712494A Pending JPH08159230A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 駆動伝達構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08159230A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002036856A (ja) * 2000-07-26 2002-02-06 Calsonic Kansei Corp 車両用の空気調和ユニット
JP2007112548A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Gecoss Corp 鋼矢板吊り治具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002036856A (ja) * 2000-07-26 2002-02-06 Calsonic Kansei Corp 車両用の空気調和ユニット
JP2007112548A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Gecoss Corp 鋼矢板吊り治具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017110172A1 (ja) 弁開閉時期制御装置
US5286236A (en) Ball-type speed reducer
US4966043A (en) Crank drive
JPH0754829A (ja) クランク装置
JP2006515917A (ja) 調整装置
EP0169646B1 (en) A mechanism for transmitting rotational motion from one shaft to another
JP6604188B2 (ja) 弁開閉時期制御装置
JPS58170953A (ja) 変速機のドラム式切換装置
KR101006779B1 (ko) 무단변속장치
EP0953488A3 (en) Windshield wiper system and drive mechanism
JPH08159230A (ja) 駆動伝達構造
WO2007116603A1 (ja) 運動変換装置
KR101354154B1 (ko) 무단변속장치
GB1597588A (en) Variable throw crank assemblies and variable speed transmissions incorporating the same
US4862989A (en) Two and four-wheel drive transfer device
KR101254596B1 (ko) 허브타입의 무단변속장치
EP0612936B1 (en) Mechanism for transforming rotational into curvilinear motion
JP2003326677A (ja) 加工処理装置内のローラ、特に印刷機内のローラのためのならし駆動装置
EP1803971A1 (en) Ball transmission unit for a speed converter (variants) and a step-by-step gear box based thereon
KR101327336B1 (ko) 무단변속장치
JPH0448978Y2 (ja)
JP2670807B2 (ja) 回転運動伝達機構
JPH1137240A (ja) 摩擦ローラ式変速機
JP2530312Y2 (ja) 転動ピン式減速機
JP3079144B2 (ja) 可変減速装置