JPH08158982A - 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック - Google Patents
内燃機関のインジェクタ用コネクタブロックInfo
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- JPH08158982A JPH08158982A JP30737494A JP30737494A JPH08158982A JP H08158982 A JPH08158982 A JP H08158982A JP 30737494 A JP30737494 A JP 30737494A JP 30737494 A JP30737494 A JP 30737494A JP H08158982 A JPH08158982 A JP H08158982A
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- electric wire
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- combustion engine
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、複数のインジェクタに対するイン
ジェクタ接続端子のピッチ間隔にずれが生じないように
して固定することを可能にした内燃機関のインジェクタ
用コネクタブロックに関する。 【構成】 ワイヤハーネス用コネクタA0 と複数のイン
ジェクタ接続部A1 〜A 6 を耐熱性合成樹脂材により一
体に形成してワイヤハーネス接続用端子3とインジェク
タ接続用端子6,6′をインサート成形により設けた成
形基体A′において、ワイヤハーネス接続用端子3の圧
接型電線接続部とインジェクタ接続用端子6,6′の圧
接型電線接続部間において電線B,B1 〜B6 を配索
し、ワイヤハーネス用コネクタA0 とインジェクタ接続
部A1 〜A6 間において電線上に耐熱性合成樹脂被覆を
設けて成る。
ジェクタ接続端子のピッチ間隔にずれが生じないように
して固定することを可能にした内燃機関のインジェクタ
用コネクタブロックに関する。 【構成】 ワイヤハーネス用コネクタA0 と複数のイン
ジェクタ接続部A1 〜A 6 を耐熱性合成樹脂材により一
体に形成してワイヤハーネス接続用端子3とインジェク
タ接続用端子6,6′をインサート成形により設けた成
形基体A′において、ワイヤハーネス接続用端子3の圧
接型電線接続部とインジェクタ接続用端子6,6′の圧
接型電線接続部間において電線B,B1 〜B6 を配索
し、ワイヤハーネス用コネクタA0 とインジェクタ接続
部A1 〜A6 間において電線上に耐熱性合成樹脂被覆を
設けて成る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の内燃機関の
インジェクタに対して該インジェクタを作動させる電源
を接続するのに用いる内燃機関のインジェクタ用コネク
タブロックに関するものである。
インジェクタに対して該インジェクタを作動させる電源
を接続するのに用いる内燃機関のインジェクタ用コネク
タブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図22及び図23において(実公平6−
29494号)、インジェクタ用コネクタブロックa
は、一端に一体成形したワイヤハーネス用コネクタbを
有する耐熱硬質樹脂製の棒状の主幹部cに、所要の間隔
で必要数配列された複数のインジェクタ接続部dを有し
ており、主幹部cには、ワイヤハーネス用コネクタbと
インジェクタ接続部dのそれぞれにタブ状端子e1 とe
2 を露出する複数のバスバーeがインサート成形により
埋め込まれている(図23参照)。
29494号)、インジェクタ用コネクタブロックa
は、一端に一体成形したワイヤハーネス用コネクタbを
有する耐熱硬質樹脂製の棒状の主幹部cに、所要の間隔
で必要数配列された複数のインジェクタ接続部dを有し
ており、主幹部cには、ワイヤハーネス用コネクタbと
インジェクタ接続部dのそれぞれにタブ状端子e1 とe
2 を露出する複数のバスバーeがインサート成形により
埋め込まれている(図23参照)。
【0003】即ち、バスバーeの一端に突設したタブ状
端子e1 はコネクタb内に収納され、中間に分岐導体部
e3 を介して立設したタブ状端子e2 は、主幹部cと一
体に形成されて側方へ膨出すると共に下方を開口してキ
ャップ状をなすインジェクタ接続部dのそれぞれの中央
内側から露出して下方を臨む姿勢に配列固定されてい
る。そして、インジェクタ接続部d内のタブ状端子e2
は、中継端子挿着孔fの上部から下方に突出して露出し
ており(図25参照)、その中継端子挿着孔fに雌型接
触部g1 を両側に有する中継端子gを挿着して、該中継
端子gの一側をタブ状端子e2 に接続すると共に他側を
インジェクタhに突設したタブ状端子iに接続すること
により、インジェクタhに電源を付与している(図24
参照)。なお、符号jは防水用パッキンである。
端子e1 はコネクタb内に収納され、中間に分岐導体部
e3 を介して立設したタブ状端子e2 は、主幹部cと一
体に形成されて側方へ膨出すると共に下方を開口してキ
ャップ状をなすインジェクタ接続部dのそれぞれの中央
内側から露出して下方を臨む姿勢に配列固定されてい
る。そして、インジェクタ接続部d内のタブ状端子e2
は、中継端子挿着孔fの上部から下方に突出して露出し
ており(図25参照)、その中継端子挿着孔fに雌型接
触部g1 を両側に有する中継端子gを挿着して、該中継
端子gの一側をタブ状端子e2 に接続すると共に他側を
インジェクタhに突設したタブ状端子iに接続すること
により、インジェクタhに電源を付与している(図24
参照)。なお、符号jは防水用パッキンである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、バスバーeに中間の分岐導体部e3 を介して立設さ
れたタブ状端子e2 は、インジェクタ用コネクタブロッ
クaのインサート成形時において熱変形により相互のピ
ッチがずれるおそれがあり、硬質材料による主幹部に連
設した複数のインジェクタ接続部d内におけるタブ状端
子e2 は対向する複数のインジェクタhのピッチと同じ
に配列されるように寸法の精度が厳格に要求されている
ところよりして、上記ピッチずれにより一旦インジェク
タ接続部d間のピッチに誤差が生ずるとインジェクタ用
コネクタブロックaをインジェクタh群に対して結合で
きなくなる欠点がある。
は、バスバーeに中間の分岐導体部e3 を介して立設さ
れたタブ状端子e2 は、インジェクタ用コネクタブロッ
クaのインサート成形時において熱変形により相互のピ
ッチがずれるおそれがあり、硬質材料による主幹部に連
設した複数のインジェクタ接続部d内におけるタブ状端
子e2 は対向する複数のインジェクタhのピッチと同じ
に配列されるように寸法の精度が厳格に要求されている
ところよりして、上記ピッチずれにより一旦インジェク
タ接続部d間のピッチに誤差が生ずるとインジェクタ用
コネクタブロックaをインジェクタh群に対して結合で
きなくなる欠点がある。
【0005】また、上記従来技術にあっては、バスバー
eに分岐導体部e3 を介してタブ状端子e2 を設けてい
るので、バスバー材料の歩留りが極めて悪く、コスト高
となる欠点がある。本発明は上記した点に着目して為さ
れたものであり、インジェクタ接続部内に一対のインジ
ェクタ接続用端子をインサート成形により設け、該イン
ジェクタ接続用端子とワイヤハーネス用コネクタ内にイ
ンサート成形により設けたコネクタ用端子とを電線によ
り接続することにより、インジェクタ接続部相互間のピ
ッチずれを無くして寸法精度管理が容易なインジェクタ
用コネクタブロックを提供するものである。
eに分岐導体部e3 を介してタブ状端子e2 を設けてい
るので、バスバー材料の歩留りが極めて悪く、コスト高
となる欠点がある。本発明は上記した点に着目して為さ
れたものであり、インジェクタ接続部内に一対のインジ
ェクタ接続用端子をインサート成形により設け、該イン
ジェクタ接続用端子とワイヤハーネス用コネクタ内にイ
ンサート成形により設けたコネクタ用端子とを電線によ
り接続することにより、インジェクタ接続部相互間のピ
ッチずれを無くして寸法精度管理が容易なインジェクタ
用コネクタブロックを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内燃機関のインジェクタ用コネクタブロッ
クは、ワイヤハーネス用コネクタと複数のインジェクタ
接続部を耐熱性合成樹脂材により一体に形成してワイヤ
ハーネス接続用端子とインジェクタ接続用端子をインサ
ート成形により設けた成形基体において、該ワイヤハー
ネス接続用端子の圧接型電線接続部と該インジェクタ接
続用端子の圧接型電線接続部間において電線を配索し、
該ワイヤハーネス用コネクタと該インジェクタ接続部間
において該電線上に耐熱性合成樹脂被覆を設けて成るこ
とを特徴とする。
め、本発明の内燃機関のインジェクタ用コネクタブロッ
クは、ワイヤハーネス用コネクタと複数のインジェクタ
接続部を耐熱性合成樹脂材により一体に形成してワイヤ
ハーネス接続用端子とインジェクタ接続用端子をインサ
ート成形により設けた成形基体において、該ワイヤハー
ネス接続用端子の圧接型電線接続部と該インジェクタ接
続用端子の圧接型電線接続部間において電線を配索し、
該ワイヤハーネス用コネクタと該インジェクタ接続部間
において該電線上に耐熱性合成樹脂被覆を設けて成るこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】複数のインジェクタ接続部を対向するインジェ
クタとの間において同時に着脱し得る。
クタとの間において同時に着脱し得る。
【0008】
【実施例】図1において、インジェクタ用コネクタブロ
ックAは、耐熱硬質合成樹脂製の棒状の主幹部1の一端
においてワイヤハーネス(図示せず)から電源の供給を
受けるためのワイヤハーネス用コネクタA0 を有すると
共に、主幹部1の延長方向の一側に膨出して等間隔を存
してキャップ状に下方に開口した6個のインジェクタ接
続部A1 ,A2 ,A3 ,A4 ,A5 ,A6 を有し、各イ
ンジェクタ接続部A 1 ,A2 ,A3 ,A4 ,A5 ,A6
はそれぞれ対向する内燃機関のインジェクタD1 ,
D2 ,D3 ,D4 ,D5 ,D6 に嵌合して接続される。
ックAは、耐熱硬質合成樹脂製の棒状の主幹部1の一端
においてワイヤハーネス(図示せず)から電源の供給を
受けるためのワイヤハーネス用コネクタA0 を有すると
共に、主幹部1の延長方向の一側に膨出して等間隔を存
してキャップ状に下方に開口した6個のインジェクタ接
続部A1 ,A2 ,A3 ,A4 ,A5 ,A6 を有し、各イ
ンジェクタ接続部A 1 ,A2 ,A3 ,A4 ,A5 ,A6
はそれぞれ対向する内燃機関のインジェクタD1 ,
D2 ,D3 ,D4 ,D5 ,D6 に嵌合して接続される。
【0009】図5は、インジェクタ用コネクタブロック
Aの成形基体A′を示し、成形基体A′の上面には、ワ
イヤハーネス用コネクタA0 から主幹部1に沿って各イ
ンジェクタ接続部A1 〜A6 の凹部2′に連通する電線
配索用凹部2が形成されている。
Aの成形基体A′を示し、成形基体A′の上面には、ワ
イヤハーネス用コネクタA0 から主幹部1に沿って各イ
ンジェクタ接続部A1 〜A6 の凹部2′に連通する電線
配索用凹部2が形成されている。
【0010】ワイヤハーネス用コネクタA0 には7個の
ワイヤハーネス接続用端子3が隔壁4内に第1次インサ
ート成形により雄タブ状端子3aがフード5内に露出し
て設けられ(図6参照)、後端にはL字状に起立されて
導体圧接溝3cを有する圧接型電線接続部3bが連設さ
れている。
ワイヤハーネス接続用端子3が隔壁4内に第1次インサ
ート成形により雄タブ状端子3aがフード5内に露出し
て設けられ(図6参照)、後端にはL字状に起立されて
導体圧接溝3cを有する圧接型電線接続部3bが連設さ
れている。
【0011】6個のインジェクタ接続部A1 〜A6 の凹
部2′内には一対のインジェクタ接続用端子6,6′が
隔壁7内に第1次インサート成形により固定されて雄タ
ブ状端子6a,6a′が雄ハウジング8内において下方
に開口している接続用キャビティR,R1 内に露出し、
導体圧接溝6c,6c′を有する圧接型電線接続部6
b,6b′が隔壁7上において凹部2′内に露出してい
る(図4参照)。
部2′内には一対のインジェクタ接続用端子6,6′が
隔壁7内に第1次インサート成形により固定されて雄タ
ブ状端子6a,6a′が雄ハウジング8内において下方
に開口している接続用キャビティR,R1 内に露出し、
導体圧接溝6c,6c′を有する圧接型電線接続部6
b,6b′が隔壁7上において凹部2′内に露出してい
る(図4参照)。
【0012】主幹部1の電線配索用凹部2内には、ワイ
ヤハーネス用コネクタA0 から第3のインジェクタ接続
部A3 にかけて電線ガイドレール部9により複数の電線
ガイド溝9aが形成され、その他の電線配索用凹部2内
とインジェクタ接続部A1 〜A6 の凹部2′内には電線
ガイドピン10が突設されている。
ヤハーネス用コネクタA0 から第3のインジェクタ接続
部A3 にかけて電線ガイドレール部9により複数の電線
ガイド溝9aが形成され、その他の電線配索用凹部2内
とインジェクタ接続部A1 〜A6 の凹部2′内には電線
ガイドピン10が突設されている。
【0013】電線配索用凹部2内において、一側には共
通回路用電線Bが設けられ、他側に向けて順次に第1専
用回路用電線B1 、第2専用回路用電線B2 、第3専用
回路用電線B3 、第4専用回路用電線B4 、第5専用回
路用電線B5 及び第6専用回路用電線B6 が電線ガイド
溝9a又は電線ガイド溝9aと電線ガイドピン10によ
り配索されている。電線B,B1 〜B6 の端部は対応す
るワイヤハーネス接続用端子3の圧接型電線接続部3b
の導体圧接溝3c内に圧入して接続される(図6参
照)。
通回路用電線Bが設けられ、他側に向けて順次に第1専
用回路用電線B1 、第2専用回路用電線B2 、第3専用
回路用電線B3 、第4専用回路用電線B4 、第5専用回
路用電線B5 及び第6専用回路用電線B6 が電線ガイド
溝9a又は電線ガイド溝9aと電線ガイドピン10によ
り配索されている。電線B,B1 〜B6 の端部は対応す
るワイヤハーネス接続用端子3の圧接型電線接続部3b
の導体圧接溝3c内に圧入して接続される(図6参
照)。
【0014】共通回路用電線Bは、凹部2の外壁11に
沿って配索され、インジェクタ接続部A1 の凹部2′内
において共通回路のインジェクタ接続用端子6の圧接型
電線接続部6bに圧接接続された後電線ガイドピン10
により膨出外壁11′に沿って外方へ迂回し、専用回路
のインジェクタ接続用端子6′の外側を通って再び外壁
11に沿って配索され、同様にしてインジェクタ接続部
A2 〜A5 における共通回路のインジェクタ接続用端子
6に接続され(図7参照)、最後のインジェクタ接続部
A6 における共通回路のインジェクタ接続用端子6に圧
接接続された状態で終端する。
沿って配索され、インジェクタ接続部A1 の凹部2′内
において共通回路のインジェクタ接続用端子6の圧接型
電線接続部6bに圧接接続された後電線ガイドピン10
により膨出外壁11′に沿って外方へ迂回し、専用回路
のインジェクタ接続用端子6′の外側を通って再び外壁
11に沿って配索され、同様にしてインジェクタ接続部
A2 〜A5 における共通回路のインジェクタ接続用端子
6に接続され(図7参照)、最後のインジェクタ接続部
A6 における共通回路のインジェクタ接続用端子6に圧
接接続された状態で終端する。
【0015】第1専用回路用電線B1 はインジェクタ接
続部A1 の専用回路のインジェクタ接続用端子6′の圧
接型電線接続部6b′における導体圧接溝6c′内に圧
入して接続され(図8参照)、同様に第2乃至第6専用
回路用電線B2 〜B6 がインジェクタ接続部A2 〜A6
における専用回路のインジェクタ接続用端子6′の圧接
型電線接続部6b′に接続される。
続部A1 の専用回路のインジェクタ接続用端子6′の圧
接型電線接続部6b′における導体圧接溝6c′内に圧
入して接続され(図8参照)、同様に第2乃至第6専用
回路用電線B2 〜B6 がインジェクタ接続部A2 〜A6
における専用回路のインジェクタ接続用端子6′の圧接
型電線接続部6b′に接続される。
【0016】上記の如くに、電線配索用凹部2,2′内
においてワイヤハーネス接続用端子3とインジェクタ接
続用端子6,6′間に電線B,B1 〜B6 を配索した成
形基体A′を、次に耐熱硬質合成樹脂材Pに第2次イン
サート成形して、インジェクタ用コネクタブロックAを
得る(図1,図2,図3参照)。第2次インサート成形
により電線配索用凹部2,2′から成形基板A′の周囲
に耐熱硬質合成樹脂材Pの被覆層12が形成され、ワイ
ヤハーネス用コネクタA0 に前記フード5が形成される
と共にインジェクタ接続部A1 〜A6 の雄ハウジング部
8の周囲には雌ハウジングの進入する間隔13を存して
フード14が形成される。
においてワイヤハーネス接続用端子3とインジェクタ接
続用端子6,6′間に電線B,B1 〜B6 を配索した成
形基体A′を、次に耐熱硬質合成樹脂材Pに第2次イン
サート成形して、インジェクタ用コネクタブロックAを
得る(図1,図2,図3参照)。第2次インサート成形
により電線配索用凹部2,2′から成形基板A′の周囲
に耐熱硬質合成樹脂材Pの被覆層12が形成され、ワイ
ヤハーネス用コネクタA0 に前記フード5が形成される
と共にインジェクタ接続部A1 〜A6 の雄ハウジング部
8の周囲には雌ハウジングの進入する間隔13を存して
フード14が形成される。
【0017】上記構成において、使用時には接続用キャ
ビティR,R′内に両端に雌型端子15a,15bを有
する中継端子15,15を嵌着して一方の雌型端子15
a,15aを雄タブ状端子6a,6a′と接続してお
き、この状態においてインジェクタ用コネクタブロック
Aにおけるインジェクタ接続部A1 〜A6 の雄ハウジン
グ8を内燃機関のインジェクタD1 〜D6 における雌ハ
ウジング16に嵌合して中継端子15,15の雌型端子
15b,15bとインジェクタD1 〜D6 の雄端子1
7,17と接続する(図2,図3,図9,図10参
照)。なお、符号18は予め雄ハウジング8の外周に嵌
着される防水用シールパッキンである。
ビティR,R′内に両端に雌型端子15a,15bを有
する中継端子15,15を嵌着して一方の雌型端子15
a,15aを雄タブ状端子6a,6a′と接続してお
き、この状態においてインジェクタ用コネクタブロック
Aにおけるインジェクタ接続部A1 〜A6 の雄ハウジン
グ8を内燃機関のインジェクタD1 〜D6 における雌ハ
ウジング16に嵌合して中継端子15,15の雌型端子
15b,15bとインジェクタD1 〜D6 の雄端子1
7,17と接続する(図2,図3,図9,図10参
照)。なお、符号18は予め雄ハウジング8の外周に嵌
着される防水用シールパッキンである。
【0018】図11の構造においては、成形基体A″の
電線配索用凹部2,2′には前記電線ガイドレール部9
と電線ガイドピン10が省かれ、他方、雄ハウジング8
の周囲にフード14が形成されると共にワイヤハーネス
用コネクタA0 におけるフード5の半身5aが形成され
ている。
電線配索用凹部2,2′には前記電線ガイドレール部9
と電線ガイドピン10が省かれ、他方、雄ハウジング8
の周囲にフード14が形成されると共にワイヤハーネス
用コネクタA0 におけるフード5の半身5aが形成され
ている。
【0019】この場合には、ワイヤハーネス接続用端子
3からインジェクタ接続用端子6,6′に前記と同様に
電線B,B1 〜B6 を配索後、電線配索用凹部2,2′
内に耐熱硬質合成樹脂材P′の充填層12′を設けて電
線B,B1 〜B6 を固定し(図14参照)、成形基体
A″にカバー19を被せ、係止孔20に成形基体A″の
係止突起21を係合させて固定する。カバー19にはフ
ード5の前記半身5aに対応した半身5bが設けられて
おり、カバー19を被せることによってフード5が完成
する。
3からインジェクタ接続用端子6,6′に前記と同様に
電線B,B1 〜B6 を配索後、電線配索用凹部2,2′
内に耐熱硬質合成樹脂材P′の充填層12′を設けて電
線B,B1 〜B6 を固定し(図14参照)、成形基体
A″にカバー19を被せ、係止孔20に成形基体A″の
係止突起21を係合させて固定する。カバー19にはフ
ード5の前記半身5aに対応した半身5bが設けられて
おり、カバー19を被せることによってフード5が完成
する。
【0020】図15は、インジェクタ接続用一体端子2
2,22′を示し、下方には接続用キャビティR,R′
に位置する雌型端子22a,22a′が設けられ、上方
には導体圧接溝22c,22c′を有する圧接型電線接
続部22b,22b′が設けられている(図16,17
参照)。インジェクタ接続用一体端子22,22′は成
形基体A′の第1次インサート成形時に設けられ、この
場合には接続用キャビティR,R′内において前記中継
端子15が不要となる。
2,22′を示し、下方には接続用キャビティR,R′
に位置する雌型端子22a,22a′が設けられ、上方
には導体圧接溝22c,22c′を有する圧接型電線接
続部22b,22b′が設けられている(図16,17
参照)。インジェクタ接続用一体端子22,22′は成
形基体A′の第1次インサート成形時に設けられ、この
場合には接続用キャビティR,R′内において前記中継
端子15が不要となる。
【0021】図18の構造においては、成形基体A′の
主幹部1の一側の延長方向において下方に開放した収容
溝23が形成され、該収容溝23にL型の補強板24の
垂直板部24aが嵌合して水平板部24bが主幹部1の
底部に当接した状態で仮固定され、成形基体A′を耐熱
硬質合成樹脂P内に第2次インサート成形して前記同様
に被覆層12を設けることにより固定する(図19参
照)。
主幹部1の一側の延長方向において下方に開放した収容
溝23が形成され、該収容溝23にL型の補強板24の
垂直板部24aが嵌合して水平板部24bが主幹部1の
底部に当接した状態で仮固定され、成形基体A′を耐熱
硬質合成樹脂P内に第2次インサート成形して前記同様
に被覆層12を設けることにより固定する(図19参
照)。
【0022】図20の場合には、成形基体A′のインジ
ェクタ接続部A1 〜A6 において、前記インジェクタ接
続用一体端子22,22′をインサート成形により設
け、また主幹部1に形成した前記収容溝23に前記補強
板24を嵌着し、第2次インサート成形により一体化す
る(図21参照)。
ェクタ接続部A1 〜A6 において、前記インジェクタ接
続用一体端子22,22′をインサート成形により設
け、また主幹部1に形成した前記収容溝23に前記補強
板24を嵌着し、第2次インサート成形により一体化す
る(図21参照)。
【0023】
【発明の効果】第1項の発明においては、複数のインジ
ェクタ接続用端子が相互に独立して成型基体内にインサ
ート成形により設けられているので、該インジェクタ接
続用端子をバスバーに連設した場合の如くにバスバーの
熱変形によって設定位置にずれを生ずることが無く、複
数のインジェクタに対応してインジェクタ接続用端子の
ピッチ精度を上げることが可能となり、複数のインジェ
クタに対する一括接続が容易に為し得られる。
ェクタ接続用端子が相互に独立して成型基体内にインサ
ート成形により設けられているので、該インジェクタ接
続用端子をバスバーに連設した場合の如くにバスバーの
熱変形によって設定位置にずれを生ずることが無く、複
数のインジェクタに対応してインジェクタ接続用端子の
ピッチ精度を上げることが可能となり、複数のインジェ
クタに対する一括接続が容易に為し得られる。
【0024】第2項の発明においては、単1の共通回路
用電線を複数のインジェクタ接続部に対応して迂回させ
るだけの配索によって、分岐部を設けないで各インジェ
クタ接続用端子と接続することができる。第3項の発明
においては、インジェクタ接続用端子がインジェクタと
の接続用キャビティ内に位置する雌型端子を有している
ので、従来用いられていた雌−雌型中継端子を省くこと
ができる。
用電線を複数のインジェクタ接続部に対応して迂回させ
るだけの配索によって、分岐部を設けないで各インジェ
クタ接続用端子と接続することができる。第3項の発明
においては、インジェクタ接続用端子がインジェクタと
の接続用キャビティ内に位置する雌型端子を有している
ので、従来用いられていた雌−雌型中継端子を省くこと
ができる。
【0025】第4項の発明においては、電線配索用凹部
内で電線を配索するので、電線が凹部内に位置決めさ
れ、その後の合成樹脂材による固定作業を容易にする。
第5項の発明においては、電線ガイドピンにより複数の
電線を該電線ガイドピンにより整理しつつ配索すること
ができる。
内で電線を配索するので、電線が凹部内に位置決めさ
れ、その後の合成樹脂材による固定作業を容易にする。
第5項の発明においては、電線ガイドピンにより複数の
電線を該電線ガイドピンにより整理しつつ配索すること
ができる。
【0026】第6項の発明においては、電線が多く並設
される部分における電線の配索を電線ガイドレールによ
り整理して行うことができる。第7項の発明において
は、該被覆層により電線を固定すると共に端子との接続
部を補強し、全体を防水型に形成することができる。
される部分における電線の配索を電線ガイドレールによ
り整理して行うことができる。第7項の発明において
は、該被覆層により電線を固定すると共に端子との接続
部を補強し、全体を防水型に形成することができる。
【0027】第8項の発明においては、補強板により成
形基体の変形を防止し、インジェクタとの着脱操作を容
易にする。第9項の発明においては、電線配索用凹部内
に対する樹脂材の充填が容易に為し得られ、該充填によ
って電線を固定すると共に、端子との接続部を補強する
ことができる。
形基体の変形を防止し、インジェクタとの着脱操作を容
易にする。第9項の発明においては、電線配索用凹部内
に対する樹脂材の充填が容易に為し得られ、該充填によ
って電線を固定すると共に、端子との接続部を補強する
ことができる。
【図1】本発明にかかる内燃期間のインジェクタ用コネ
クタブロックをインジェクタに対応させて示す斜視図で
ある。
クタブロックをインジェクタに対応させて示す斜視図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B断面図であり、中継端子を設けた
状態を示す。
状態を示す。
【図4】図1のB−B断面図において、上記中継端子を
省いた状態を示す。
省いた状態を示す。
【図5】図1のインジェクタ用コネクタブロック内にお
ける成形基体を示す斜視図。
ける成形基体を示す斜視図。
【図6】図5におけるワイヤハーネス用コネクタの拡大
斜視図である。
斜視図である。
【図7】図5におけるインジェクタ接続部の拡大斜視図
である。
である。
【図8】図7のC−C線拡大断面図である。
【図9】インジェクタの斜視図である。
【図10】図9のD−D線断面図である。
【図11】成形基体の他の構造を示す斜視図である。
【図12】図11におけるインジェクタ接続部の拡大斜
視図である。
視図である。
【図13】図11のE−E線断面図である。
【図14】図11のE−E線断面図において、電線配索
用凹部内に樹脂材を充填した状態を示す。
用凹部内に樹脂材を充填した状態を示す。
【図15】雌型端子を有するインジェクタ接続用端子を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図16】雌型端子を有する図2に対応した断面図であ
る。
る。
【図17】雌型端子を有する図3に対応した断面図であ
る。
る。
【図18】補強板を設けた成型基体の断面図である。
【図19】同上の被覆層を設けた断面図である。
【図20】補強板を設けると共に、雌型端子を有するイ
ンジェクタ接続用端子を有する成型基体の断面図であ
る。
ンジェクタ接続用端子を有する成型基体の断面図であ
る。
【図21】同上の被覆層を設けた断面図である。
【図22】従来におけるインジェクタション用コネクタ
ブロックの斜視図である。
ブロックの斜視図である。
【図23】同上の内部に設けたられるバスバーの斜視図
である。
である。
【図24】同上のインジェクタとの接続部分を分離して
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図25】インジェクタ接続部の断面図である。
A インジェクタ用コネクタブロック A′,A″ 成形基体 A0 ワイヤハーネス用コネクタ A1 〜A6 インジェクタ接続部 B 共通回路用電線 B1 〜B6 専用回路用電線 1 主幹部 2,2′ 電線配索用凹部 3 ワイヤハーネス接続用端子 3b 圧接型電線接続部 6,6′ インジェクタ接続用端子 6b,6b′ 圧接型電線接続部 9 電線ガイドレール 10 電線ガイドピン 12 被覆層 12′ 充填層 R.R′ 接続用キャビティ 22a,22a′ 雌型端子 24 補強板
Claims (9)
- 【請求項1】 ワイヤハーネス用コネクタと複数のイン
ジェクタ接続部を耐熱性合成樹脂材により一体に形成し
てワイヤハーネス接続用端子とインジェクタ接続用端子
をインサート成形により設けた成形基体において、該ワ
イヤハーネス接続用端子の圧接型電線接続部と該インジ
ェクタ接続用端子の圧接型電線接続部間において電線を
配索し、該ワイヤハーネス用コネクタと該インジェクタ
接続部間において該電線上に耐熱性合成樹脂被覆を設け
て成ることを特徴とする内燃機関のインジェクタ用コネ
クタブロック。 - 【請求項2】 耐熱性合成樹脂材による略棒状の主幹部
の一端にワイヤハーネス用コネクタを設けると共に該主
幹部の延長方向の一側において複数のインジェクタ接続
部を設け、該主幹部内に該インジェクタ接続部側に位置
する共通回路用電線と他側へ向けて並設される複数の専
用回路用電線を設け、該共通回路用電線は最後端のイン
ジェクタ接続部を除いた各インジェクタ接続部において
共通回路のインジェクタ接続用端子に接続した後に専用
回路のインジェクタ接続用端子の外側へ迂回して配索さ
れ、各専用回路用電線の端部を対応するインジェクタ接
続部における専用回路のインジェクタ接続用端子に接続
して成ることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の
インジェクタ用コネクタブロック。 - 【請求項3】 インジェクタ接続用端子がインジェクタ
との接続用キャビティ内に位置する雌型端子を有するこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関のイン
ジェクタ用コネクタブロック。 - 【請求項4】 電線が成形基板の上面に設けた電線配索
用凹部において配索されることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれかに記載の内燃機関のインジェクタ用コ
ネクタブロック。 - 【請求項5】 電線配索用凹部内に電線ガイドピンを有
することを特徴とする請求項4に記載の内燃機関のイン
ジェクタ用コネクタブロック。 - 【請求項6】 電線配索用凹部内に電線ガイドレールを
有することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関のイ
ンジェクタ用コネクタブロック。 - 【請求項7】 成形基体の表面全体にわたって耐熱合成
樹脂の被覆層を設けて成ることを特徴とする請求項1な
いし6のいずれかに記載の内燃機関のインジェクタ用コ
ネクタブロック。 - 【請求項8】 成形基体の主幹部に沿って被覆層との間
に補強板を設けて成ることを特徴とする請求項7の記載
の内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック。 - 【請求項9】 電線配索用凹部内に耐熱硬質樹脂を充填
層を設け、成形基板にカバーを結合することを特徴とす
る請求項4ないし6のいずれかに記載の内燃機関のイン
ジェクタ用コネクタブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6307374A JP2988610B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6307374A JP2988610B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08158982A true JPH08158982A (ja) | 1996-06-18 |
JP2988610B2 JP2988610B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=17968297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6307374A Expired - Fee Related JP2988610B2 (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 内燃機関のインジェクタ用コネクタブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2988610B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012136984A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Mitsuba Corp | 燃料供給装置 |
KR101320880B1 (ko) * | 2012-06-18 | 2013-10-23 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 인젝터 커넥터용 프로텍터 |
WO2013183306A1 (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-12 | 本田技研工業株式会社 | 燃料噴射装置 |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP6307374A patent/JP2988610B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012136984A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Mitsuba Corp | 燃料供給装置 |
WO2013183306A1 (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-12 | 本田技研工業株式会社 | 燃料噴射装置 |
CN104350271A (zh) * | 2012-06-08 | 2015-02-11 | 本田技研工业株式会社 | 燃料喷射装置 |
JPWO2013183306A1 (ja) * | 2012-06-08 | 2016-01-28 | 本田技研工業株式会社 | 燃料噴射装置 |
US9429122B2 (en) | 2012-06-08 | 2016-08-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Fuel injection device |
KR101320880B1 (ko) * | 2012-06-18 | 2013-10-23 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 인젝터 커넥터용 프로텍터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2988610B2 (ja) | 1999-12-13 |
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