JPH08158248A - クリーニング用活性炭及びクリーニング方法並びに活性炭の再処理装置 - Google Patents

クリーニング用活性炭及びクリーニング方法並びに活性炭の再処理装置

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JPH08158248A
JPH08158248A JP6329345A JP32934594A JPH08158248A JP H08158248 A JPH08158248 A JP H08158248A JP 6329345 A JP6329345 A JP 6329345A JP 32934594 A JP32934594 A JP 32934594A JP H08158248 A JPH08158248 A JP H08158248A
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Kensho Muramoto
憲昭 村本
Koji Aramoto
孝二 荒本
Eiichi Niimori
栄一 新盛
Masaru Toshima
勝 戸島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衣類等の被洗浄物のクリーニング品質の向
上、活性炭のリサイクルを図るクリーニング用活性炭及
びクリーニング方法及並びに活性炭の再処理装置を提供
する。 【構成】 粒径の異なる複数種の活性炭が混合され、複
数種の活性炭の1つが再処理された微粉末活性炭である
クリーニング用活性炭の構成と、粒径の異なる複数種の
活性炭のうちに使用済み活性炭を燃焼処理して生成され
た再処理活性炭と未使用の活性炭が含まれているクリー
ニング方法、および使用済み活性炭を入れる燃焼ドラム
と、該燃焼ドラムを回転させる回転駆動手段と、前記燃
焼ドラムに送風する送風手段とを備え、前記燃焼ドラム
を回転させ送風手段で送風しながら前記燃焼ドラム内の
使用済み活性炭を燃焼させて再処理活性炭を生成する活
性炭の再利用処理装置の構成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クリーニング用活性炭
及びクリーニング方法並びに活性炭の再処理装置に係
り、より詳細には、衣類等の被洗浄物のクリーニング品
質の向上、活性炭のリサイクルを図るクリーニング用活
性炭及びクリーニング方法及並びに活性炭の再処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】衣類等の被洗浄物のドライクリーニング
の方法としては、石油系溶剤を使用する方法と有機系溶
剤を使用する方法が知られているが、有機系溶剤につい
ては環境問題等があるために石油系溶剤を使用する方法
が主流になっている。
【0003】ところで、石油系溶剤を使用するクリーニ
ング方法にあっては、ドライ機内に活性炭入りのろ過フ
ィルタやカーボンタンクに多量の活性炭を入れて溶剤を
循環させ、溶剤で除去した被洗浄物から出る異物や脂肪
酸、蛋白等の老廃物を活性炭に付着させて、溶剤の浄化
を行いながらクリーニングするようにしている。そし
て、このクリーニングに際して用いられるろフィルタや
カーボンタンクの活性炭は粒径が同じものが使用され、
また、使用済みの活性炭は老廃物や石油系溶剤を含んで
いるために再利用することなくそのまま廃棄している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の衣類等の被洗浄物のクリーニング方法や、それに用い
る活性炭の場合、次のような課題がある。すなわち、 クリーニングに用いるろ過フィルタやカーボンタン
クの活性炭は、粒径が同じであるために、石油系溶剤に
含まれる老廃物等の除去機能が充分でなく、溶剤の浄化
機能が低い。 また、活性炭は、被洗浄物の量が多くなるほど、ま
たその汚れが激しくなるほど寿命が短くなり、特に、多
量の汚れの酷い被洗浄物をクリーニングする時期(通常
は3月〜7月)には1か月に数回活性炭(ろ過フィルタ
やカーボンタンク)を交換しなければならず、シーズン
オフの月でも最低1回は交換しなければならない。その
ため、使用済みの活性炭をすべて廃棄するのでは、コス
トが高くなる。 しかも、ドライクリーニングで発生する使用済み活
性炭は、今後、産業廃棄物として処理しなければならな
くなり、これまでのように単純に投機することができ
ず、焼却処分をしなければならなくなるので、一層コス
トが高くなる。 そして、これまでのように使用済み活性炭をすべて
廃棄するのでは、資源の有効利用を図れない。 等の課題がある。
【0005】本発明は、上記のような課題に対処して創
作したものであって、その目的とする処は、クリーニン
グの品質を向上することができるクリーニング用活性炭
及びクリーニング方法並びに活性炭の再処理装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、上記目的を達成
するための手段としての本発明の請求項1のクリーニン
グ用活性炭は、粒径の異なる複数種の活性炭が混合され
ている構成とした。
【0007】請求項2のクリーニング用活性炭は、上記
請求項1のクリーニング用活性炭において、複数種の活
性炭の1つが微粉末活性炭である構成としている。ま
た、請求項3のクリーニング用活性炭は、上記請求項2
のクリーニング用活性炭において、微粉末活性炭が使用
済み活性炭を燃焼処理して生成された再処理活性炭であ
る構成としている。更に、請求項4のクリーニング用活
性炭は、上記請求項3のクリーニング用活性炭におい
て、再処理活性炭と未使用活性炭とが混合されている構
成としている。
【0008】本発明の請求項5のクリーニング方法は、
粒径の異なる複数種の活性炭を混合してなる活性炭を用
いる構成としている。また、請求項6のクリーニング方
法は、上記請求項5のクリーニング方法において、粒径
の異なる複数種の活性炭のうちに使用済み活性炭を燃焼
処理して生成された再処理活性炭と未使用の活性炭が含
まれている構成としている。
【0009】本発明の請求項8の活性炭の再処理装置
は、クリーニングに際して用いられた使用済み活性炭を
再利用可能に処理する活性炭の装置であって、この再処
理装置は前記使用済み活性炭を入れる燃焼ドラムと、該
燃焼ドラムを回転させる回転駆動手段と、前記燃焼ドラ
ムに送風する送風手段とを備え、前記燃焼ドラムを回転
させ送風手段で送風しながら前記燃焼ドラム内の使用済
み活性炭を燃焼させて再処理活性炭を生成する構成とし
ている。
【0010】
【作用】本発明の請求項1のクリーニング用活性炭は、
粒径の異なる複数種の活性炭が混合されているので、溶
剤を浄化する浄化機能が向上して、クリーニング品質が
向上するように作用する。
【0011】請求項2のクリーニング用活性炭は、複数
種の活性炭の1つが微粉末活性炭であるので、溶剤を浄
化する機能が一層向上して、クリーニング品質が向上す
ると共に、使用済み活性炭を燃焼処理して生成された再
処理活性炭を用いることが可能になるように作用する。
請求項3のクリーニング用活性炭は、微粉末活性炭とし
て使用済み活性炭を燃焼処理して生成された再処理活性
炭を用いるので、使用済み活性炭の再利用が可能になる
ように作用する。また、請求項4のクリーニング用活性
炭は、再処理活性炭と未使用活性炭とを混合しているの
で、再処理活性炭を用いた場合でも溶剤を浄化する機能
が向上するように作用する。
【0012】請求項5のクリーニング方法は、粒径の異
なる複数種の活性炭を混合してなる活性炭を用いるの
で、活性炭による溶剤の浄化機能が向上して、クリーニ
ング品質が向上するように作用する。請求項6のクリー
ニング方法は、粒径の異なる複数種の活性炭のうちに使
用済み活性炭を燃焼処理して生成された再処理活性炭と
未使用の活性炭が含まれているので、使用済み活性炭の
再利用を行いつつ、活性炭による溶剤の浄化機能が向上
して、クリーニング品質が向上するように作用する。
【0013】請求項8の活性炭の再処理装置は、クリー
ニングに際して用いられた使用済み活性炭を燃焼ドラム
内に入れて、該燃焼ドラムを回転させると共にドラム内
に送風しながら燃焼ドラム内で使用済み活性炭を燃焼さ
せることで、使用済み活性炭に付着している石油系溶剤
や老廃物等を除去して、再利用が可能な再処理活性炭を
得ることができるように作用する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を具体化
した実施例について説明する。ここに、図1〜図3は、
本発明の一実施例を示し、図1はクリーニング用活性炭
再処理システムの全体図、図2は図1の再処理装置の拡
大側面図、図3は図2の燃焼ドラムの正面図である。
【0015】本実施例のクリーニング用活性炭再処理シ
ステムは、石油系溶剤を用いるクリーニングで使用され
た使用済み活性炭を再利用可能に処理するための活性炭
の再処理システムである。そして、図1〜図3に示すよ
うに、使用済み活性炭を燃焼処理するための再処理装置
1と、この再処理装置1による活性炭の燃焼処理に伴う
排煙等を補助する付帯装置2と、再処理装置1で再処理
された再処理活性炭を受ける活性炭受け皿3とを備えて
いる。
【0016】図1に示すように、再処理装置1は、基台
フレーム5上にドラムユニット6を回転及び揺動可能に
取り付けている。基台フレーム5は、基台7上に側面台
形状をなすフレーム8を取付け、基台7にはキャスター
9,9を取り付けて移動可能とし、またフレーム8の頂
部上面にはドラムユニット6を揺動可能に保持するため
のブラケット10を固定している。
【0017】ドラムユニット6は、側面略三角形状をな
す揺動フレーム11を基台フレーム5のブラケット10
に軸12で揺動可能に軸支し、この揺動フレーム11を
構成する上フレーム11aに固着したピローブロック1
3,13にて中空シャフト14を回転可能に保持し、こ
の中空シャフト14の先端部にドラム取り付け補強板1
5を介して燃焼ドラム16を取り付けている。この燃焼
ドラム16は、図3にも示すように断面六角形状をなす
容器であり、その内部後方側(中空シャフト14の先端
側)には多数の透孔17aをパンチング形成したステン
レス製のパンチング板17を取り付け、前方側外周面に
は煙突ストッパ18を設けている。
【0018】そして、中空シャフト14の略中間部にプ
ーリ20を固着し、一方、揺動フレーム11の中間フレ
ーム11bに減速機付きモータ21を配設し、このモー
タ21の回転軸に固着したプーリ22と前記中空シャフ
ト14のプーリ20との間にVベルト(あるいはタイミ
ングベルト)23を張装し、モータ21の回転によって
中空シャフト14を介して燃焼ドラム16を回転させる
ようにし、これらによって燃焼ドラム16を回転駆動す
るドラム回転駆動手段を構成している。
【0019】また、揺動フレーム11の上フレーム11
aに固着した送風機用フレーム11c上には中空シャフ
ト14の後端部に対応して送風機25を配設し、この送
風機25から中空シャフト14内通路14aを介して燃
焼ドラム16内に送風するようにしている。さらに、揺
動フレーム11の下部には操作フレーム11dを一体形
成している。
【0020】一方、付帯装置2は、基台フレーム27上
に煙突28を取り付けている。基台フレーム27は、基
台29上に側面略台形状をなすフレーム30を取り付
け、基台29にはキャスター31,31を取り付けて再
処理装置1と同様に移動可能としている。また、煙突2
8の上側には内部に下方に向かって水をシャワー状(霧
状)に噴出する水噴出部材32を取り付けると共に、下
側には水噴出部材32から噴出された水を回収する水受
け部33を形成し、この水受け部33で受けた水を外部
に排出する排出管34を設けている。さらに、活性炭受
皿3は筒状容器35からなり、筒状容器35には取り出
し口36を設けている。
【0021】次に、本実施例の活性炭再処理システムの
作用について説明する。先ず、クリーニングで使用され
た使用済み活性炭を燃焼ドラム16内に所要量投入した
後、モータ21を回転駆動して中空シャフト14を回転
させて燃焼ドラム16を回転駆動すると共に、送風機2
5を駆動して中空シャフト14内通路14aを介して燃
焼ドラム16内に送風する。ここで、前記使用済み活性
炭は、燃焼ドラム16の体積の1/3程度量、投入して
いる。そして、燃焼ドラム16内の使用済み活性炭にマ
ッチ等の着火手段を用いて着火する。このとき、使用済
み活性炭は、衣類のクリーニングの際に、該衣類等の被
洗浄物から溶出した石油溶剤や老廃物等の油脂分が付着
しているので、簡単に着火することができる。その後、
再処理装置1の基台フレーム2を移動させて燃焼ドラム
16の先端側を付帯装置2の煙突28に当接させると共
に、水噴出部材32から水を噴射させる。なお、燃焼ド
ラム16内で、前記使用済み活性炭は、油脂分の存在に
よって燃焼を続ける。
【0022】これにより、送風機25から空気を燃焼ド
ラム16内に供給しつつ燃焼ドラム16を回転させて内
部の使用済み活性炭を混ぜながら、その使用済み活性炭
を燃焼させる。そして、送風機25からの送風によって
活性炭の燃焼時に発生する煙は煙突28側に送られ、煙
突28内では水噴出部材32から噴霧・噴射される水に
よって煙中に含まれる燃焼物を除去して水回収部33か
ら水と共に排出ドレン34から排出し、煙突32からは
有害物が放出されることを防止する。
【0023】そして、上述のようにして所要時間使用済
み活性炭を燃焼させた後、燃焼ユニット16を煙突28
から離して、揺動フレーム(傾動フレーム)11の操作
フレーム11dを操作して図2に仮想線で示すように揺
動フレーム11を揺動させることで、燃焼ドラム16を
下方に傾けて、燃焼ドラム16内で燃焼した使用済み活
性炭を再処理活性炭として再処理活性炭受皿35に排出
し、直ちに密閉容器に移し替える。再処理活性炭を密閉
容器にて保存するのは、空気中に放置すると活性炭が灰
分化してしまうためである。
【0024】ここで、燃焼ドラム16の回転数は、例え
ば30rpm 〜60rpm 、送風機25による送風量は0.
5m3 /分〜1.0m3 /分、1回の処理量は40リッ
トル〜50リットルとして再処理実験を行った処、1回
の処理時間は、燃焼時間15分〜20分、消火後の送風
時間10分として合計30分間程度で再処理を行うこと
ができた。また、このときの燃焼温度は800℃〜12
00℃であった。さらに、このようにして得られた再処
理活性炭は、元の使用済み活性炭が燃焼されることによ
って、多数の孔が明いたポーラス状でしかも微粉末とな
った。
【0025】以上のように、本実施例の活性炭再処理シ
ステムにおいては、クリーニングで使用された使用済み
活性炭から石油分やその他の老廃物等を除去した微粉末
活性炭となる再処理活性炭を簡単に生成することができ
る。
【0026】次いで、この活性炭再生処理装置1で再生
処理した再処理活性炭を用いてクリーニングを行う場合
には、再処理活性炭と未使用の新しい活性炭とを混合し
て使用する。これによって、使用する活性炭中には粒径
の異なる複数種の活性炭が混合されることになり、クリ
ーニングに用いる溶剤が通過するときの活性炭のろ過機
能が高くなって、溶剤を浄化する機能が高くなり、その
結果、クリーニング品質が向上する。
【0027】しかも、再処理活性炭を未使用活性炭と混
合して使用することによって、再処理活性炭だけを使用
する場合に比べて格段に使用可能回数が向上し、再処理
活性炭だけを使用した場合には1回の再使用で使用不可
能となったものが、未使用活性炭と混合することによっ
て50〜100回の再使用が可能になり、無理をすれば
100〜150回の再使用も可能である。
【0028】この場合、上記のような再処理活性炭を混
合することによって、この再処理活性炭は微粉末活性炭
であるために、粒径の異なる複数種の活性炭、しかもそ
のうちの1つを微粉末活性炭とする活性炭を容易に生成
できると共に、使用済み活性炭の再利用が可能になる。
もっとも、クリーニングに用いる活性炭としては、上記
のように再処理活性炭と未使用活性炭とを混合したもの
に限られるものではなく、いずれも未使用の粒径の異な
る活性炭を混合して生成したものでもよい。また、混合
する活性炭の1つが微粉末活性炭に限られるものでもな
く、粒径の異なるものであれば、単一(略同径を含む)
粒径の場合に比べて溶剤を浄化する機能が向上するが、
微粉末活性炭を用いる方がより浄化機能が向上する。
【0029】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項1のクリーニング用活性炭によれば、粒径の異
なる複数種の活性炭が混合されているので、溶剤を浄化
する浄化機能が向上して、クリーニング品質が向上する
という効果を有する。
【0030】請求項2のクリーニング用活性炭によれ
ば、複数種の活性炭の1つを微粉末活性炭としているの
で、溶剤を浄化する機能が一層向上して、クリーニング
品質が向上すると共に、使用済み活性炭を燃焼処理して
生成した再処理活性炭を用いることが可能になるという
効果を有する。
【0031】請求項3のクリーニング用活性炭によれ
ば、微粉末活性炭として使用済み活性炭を燃焼処理して
生成された再処理活性炭を用いるので、使用済み活性炭
の再利用が可能になるという効果を有する。
【0032】請求項4のクリーニング用活性炭によれ
ば、再処理活性炭と未使用活性炭とを混合しているの
で、再処理活性炭を用いた場合でも溶剤を浄化する機能
が向上し、しかも再処理活性炭の再利用可能回数が増加
し、活性炭のコストが廉価になる。
【0033】請求項5のクリーニング方法によれば、粒
径の異なる複数種の活性炭を混合してなる活性炭を用い
るので、活性炭による溶剤の浄化機能が向上して、クリ
ーニング品質が向上するという効果を有する。
【0034】請求項6のクリーニング方法によれば、粒
径の異なる複数種の活性炭のうちに使用済み活性炭を燃
焼処理して生成された再処理活性炭と未使用の活性炭が
含まれているので、使用済み活性炭の再利用を行いつ
つ、活性炭による溶剤の浄化機能が向上して、クリーニ
ング品質が向上するという効果を有する。
【0035】請求項8の活性炭の再処理装置によれば、
クリーニングに際して用いられた使用済み活性炭を燃焼
ドラム内に入れて、燃焼ドラムを回転させると共にドラ
ム内に送風しながら燃焼ドラム内で使用済み活性炭を燃
焼させるので、簡単な構成で、容易に、使用済み活性炭
に付着している石油系溶剤や老廃物等を除去して、再利
用が可能な再処理活性炭を得ることができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を活性炭再処理システムの
全体図である。
【図2】 図1の再処理装置の側面図である。
【図3】 図2の燃焼ドラムの正面図である。
【符号の説明】
1・・・再処理装置、2・・・付帯装置、3・・・再処
理活性炭受皿、5・・・基台フレーム、6・・・燃焼ド
ラムユニット、11・・・揺動フレーム、14・・・中
空シャフト、16・・・燃焼ドラム、21・・・減速機
付きモータ、25・・・送風機、28・・・煙突
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村本 憲昭 広島県大竹市新町3丁目9−14 (72)発明者 荒本 孝二 香川県坂出市江尻町1212番地 (72)発明者 新盛 栄一 鹿児島県川内市天辰町2114番地 (72)発明者 戸島 勝 鹿児島県川内市国分寺町6677

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーニングに用いられる活性炭におい
    て、該活性炭は粒径の異なる複数種の活性炭が混合され
    ていることを特徴とするクリーニング用活性炭。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクリーニング用活性炭
    において、複数種の活性炭の1つが微粉末活性炭である
    ことを特徴とするクリーニング用活性炭。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のクリーニング用活性炭
    において、微粉末活性炭が使用済み活性炭を燃焼処理し
    て生成された再処理活性炭であることを特徴とするクリ
    ーニング用活性炭。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のクリーニング用活性炭
    において、再処理活性炭と未使用活性炭とが混合されて
    いることを特徴とするクリーニング用活性炭。
  5. 【請求項5】 活性炭を用いるクリーニング方法におい
    て、粒径の異なる複数種の活性炭を混合してなる活性炭
    を用いることを特徴とするクリーニング方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のクリーニング方法にお
    いて、粒径の異なる複数種の活性炭のうちに使用済み活
    性炭を燃焼処理して生成された再処理活性炭と未使用の
    活性炭が含まれていることを特徴とするクリーニング方
    法。
  7. 【請求項7】 クリーニングに際して用いられた使用済
    み活性炭を再利用可能に処理する活性炭の再利用処理装
    置であって、この再処理装置は、前記使用済み活性炭を
    入れる燃焼ドラムと、該燃焼ドラムを回転させる回転駆
    動手段と、前記燃焼ドラムに送風する送風手段とを備
    え、前記燃焼ドラムを回転させ送風手段で送風しながら
    前記燃焼ドラム内の使用済み活性炭を燃焼させて再処理
    活性炭を生成することを特徴とする活性炭の再利用処理
    装置。
JP6329345A 1994-12-03 1994-12-03 クリーニング用活性炭及びクリーニング方法並びに活性炭の再処理装置 Pending JPH08158248A (ja)

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