JPH08158243A - 防縮加工装置 - Google Patents
防縮加工装置Info
- Publication number
- JPH08158243A JPH08158243A JP29508994A JP29508994A JPH08158243A JP H08158243 A JPH08158243 A JP H08158243A JP 29508994 A JP29508994 A JP 29508994A JP 29508994 A JP29508994 A JP 29508994A JP H08158243 A JPH08158243 A JP H08158243A
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- JP
- Japan
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- shrink
- speed
- drive roller
- ratio
- drive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】防縮部の駆動ローラの周速度とその他の駆動ロ
ーラの周速度の比を簡単にかつ正確に調整できるととも
に、この比が装置の稼働途中でずれたりすることがない
防縮加工装置を提供することを目的としている。 【構成】防縮部の駆動ローラと前工程および/または後
工程の駆動ローラの内いずれかの駆動ローラが、無段変
速機の出力軸に連結され、駆動モータによって回転駆動
する基準駆動軸が前記無段変速機の入力軸に連結されて
いて、前記無段変速機の変速比を変更するコントロール
モータと、前記基準軸の回転速度Aと出力軸の回転速度
Bとを検出する速度検出手段と、この速度検出装置によ
って検出された回転速度Aと回転速度Bとの実測比から
演算された前記防縮部の駆動ローラの周速度と前工程お
よび/または後工程の駆動ローラの周速度との比が、設
定比と一致するように前記コントロールモータへ駆動信
号を送り、前記無段変速機の変速比を変更させる遠隔操
作手段とを備えている構成とした。
ーラの周速度の比を簡単にかつ正確に調整できるととも
に、この比が装置の稼働途中でずれたりすることがない
防縮加工装置を提供することを目的としている。 【構成】防縮部の駆動ローラと前工程および/または後
工程の駆動ローラの内いずれかの駆動ローラが、無段変
速機の出力軸に連結され、駆動モータによって回転駆動
する基準駆動軸が前記無段変速機の入力軸に連結されて
いて、前記無段変速機の変速比を変更するコントロール
モータと、前記基準軸の回転速度Aと出力軸の回転速度
Bとを検出する速度検出手段と、この速度検出装置によ
って検出された回転速度Aと回転速度Bとの実測比から
演算された前記防縮部の駆動ローラの周速度と前工程お
よび/または後工程の駆動ローラの周速度との比が、設
定比と一致するように前記コントロールモータへ駆動信
号を送り、前記無段変速機の変速比を変更させる遠隔操
作手段とを備えている構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防縮加工装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来の防縮加工装置は、加湿部と、加湿
部で加湿されて連続的に送られてくるに長尺の布帛を防
縮加工する防縮部と、この防縮部で防縮加工された布帛
を乾燥する乾燥部とを備えている。そして、各部に設け
られた布帛を後工程へ送り出す駆動ローラは、一般に1
つの駆動モータで駆動されるようになっている。
部で加湿されて連続的に送られてくるに長尺の布帛を防
縮加工する防縮部と、この防縮部で防縮加工された布帛
を乾燥する乾燥部とを備えている。そして、各部に設け
られた布帛を後工程へ送り出す駆動ローラは、一般に1
つの駆動モータで駆動されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、防縮加工装
置では、防縮部で布帛が長手方向に縮むため、防縮部の
駆動ローラの周速度と、加湿部あるいは乾燥部の駆動ロ
ーラの周速度とをその布帛の縮みの割合に応じて異なら
せ、各部で布帛の弛み等が生じないようにしている。
置では、防縮部で布帛が長手方向に縮むため、防縮部の
駆動ローラの周速度と、加湿部あるいは乾燥部の駆動ロ
ーラの周速度とをその布帛の縮みの割合に応じて異なら
せ、各部で布帛の弛み等が生じないようにしている。
【0004】たとえば、上記のように、各部に設けられ
た駆動ローラが1つの駆動モータで駆動されるようにな
っている防縮加工装置においては、防縮部の駆動ローラ
を駆動モータの駆動軸に直結された基準軸の回転に伴っ
て回転させるとともに、基準軸が入力軸に接続されたP
IV変速機などの無段変速機の出力軸に他の駆動ローラ
を接続し、出力軸の回転に伴って各駆動ローラを回転さ
せるようになっている。
た駆動ローラが1つの駆動モータで駆動されるようにな
っている防縮加工装置においては、防縮部の駆動ローラ
を駆動モータの駆動軸に直結された基準軸の回転に伴っ
て回転させるとともに、基準軸が入力軸に接続されたP
IV変速機などの無段変速機の出力軸に他の駆動ローラ
を接続し、出力軸の回転に伴って各駆動ローラを回転さ
せるようになっている。
【0005】すなわち、無段変速機の出力軸の回転速度
を調整することによって防縮部の駆動ローラの周速度に
対する他の駆動ローラの周速度比を無段階で調整できる
ようにしている。しかし、上記従来の防縮加工装置で
は、無段変速機の出力軸の回転速度を、布帛の弛みを見
ながら作業者が無段変速機に設けられたハンドルを手動
操作して調整しているため、作業者の勘にたよらなけれ
ばならず、作業性が悪く、時間もかかり小ロットの対応
が難しい。
を調整することによって防縮部の駆動ローラの周速度に
対する他の駆動ローラの周速度比を無段階で調整できる
ようにしている。しかし、上記従来の防縮加工装置で
は、無段変速機の出力軸の回転速度を、布帛の弛みを見
ながら作業者が無段変速機に設けられたハンドルを手動
操作して調整しているため、作業者の勘にたよらなけれ
ばならず、作業性が悪く、時間もかかり小ロットの対応
が難しい。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みて、防縮
部の駆動ローラの周速度とその他の駆動ローラの周速度
の比を簡単にかつ正確に調整できるとともに、この比が
装置の稼働途中でずれたりすることがない防縮加工装置
を提供することを目的としている。
部の駆動ローラの周速度とその他の駆動ローラの周速度
の比を簡単にかつ正確に調整できるとともに、この比が
装置の稼働途中でずれたりすることがない防縮加工装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる防縮加工
装置は、このような目的を達成するために、布帛を防縮
させながら駆動ローラによって後工程に送る防縮部を有
し、防縮部の駆動ローラと、前工程から防縮部方向へ布
帛を送る駆動ローラおよび/または後工程において布帛
をさらに後方へ搬送する駆動ローラとが、同一の駆動モ
ータによって駆動されていて、前記防縮部の駆動ローラ
と前工程および/または後工程の駆動ローラの内いずれ
かの駆動ローラが、無段変速機の出力軸に連結されてお
り、前記駆動モータによって回転駆動する基準駆動軸が
前記無段変速機の入力軸に連結されている防縮加工装置
において、前記無段変速機の変速比を変更するコントロ
ールモータと、前記基準軸の回転速度Aと出力軸の回転
速度Bとを検出する速度検出手段と、この速度検出装置
によって検出された回転速度Aと回転速度Bとの実測比
から演算された前記防縮部の駆動ローラの周速度と前工
程および/または後工程の駆動ローラの周速度との比
が、設定比と一致するように前記コントロールモータへ
駆動信号を送り、前記無段変速機の変速比を変更させる
遠隔操作手段とを備えている構成とした。
装置は、このような目的を達成するために、布帛を防縮
させながら駆動ローラによって後工程に送る防縮部を有
し、防縮部の駆動ローラと、前工程から防縮部方向へ布
帛を送る駆動ローラおよび/または後工程において布帛
をさらに後方へ搬送する駆動ローラとが、同一の駆動モ
ータによって駆動されていて、前記防縮部の駆動ローラ
と前工程および/または後工程の駆動ローラの内いずれ
かの駆動ローラが、無段変速機の出力軸に連結されてお
り、前記駆動モータによって回転駆動する基準駆動軸が
前記無段変速機の入力軸に連結されている防縮加工装置
において、前記無段変速機の変速比を変更するコントロ
ールモータと、前記基準軸の回転速度Aと出力軸の回転
速度Bとを検出する速度検出手段と、この速度検出装置
によって検出された回転速度Aと回転速度Bとの実測比
から演算された前記防縮部の駆動ローラの周速度と前工
程および/または後工程の駆動ローラの周速度との比
が、設定比と一致するように前記コントロールモータへ
駆動信号を送り、前記無段変速機の変速比を変更させる
遠隔操作手段とを備えている構成とした。
【0008】
【作用】上記構成によれば、防縮加工しようとする布帛
の種類に応じた縮み率を制御装置に入力すると、速度検
出手段によって検出された基準軸の回転速度Aと出力軸
の回転速度Bとから、制御装置が回転速度Aと回転速度
Bとの回転速度の比が、防縮部の駆動ローラの周速度と
前工程および/または後工程の駆動ローラの周速度との
比に一致する値であるかを演算し、この演算結果から、
遠隔操作手段によって無段変速機の変速ハンドルをコン
トロールモータによって動かして変速比を変更して防縮
部の駆動ローラの周速度と前工程および/または後工程
の駆動ローラの周速度との比を設定比にすることができ
る。
の種類に応じた縮み率を制御装置に入力すると、速度検
出手段によって検出された基準軸の回転速度Aと出力軸
の回転速度Bとから、制御装置が回転速度Aと回転速度
Bとの回転速度の比が、防縮部の駆動ローラの周速度と
前工程および/または後工程の駆動ローラの周速度との
比に一致する値であるかを演算し、この演算結果から、
遠隔操作手段によって無段変速機の変速ハンドルをコン
トロールモータによって動かして変速比を変更して防縮
部の駆動ローラの周速度と前工程および/または後工程
の駆動ローラの周速度との比を設定比にすることができ
る。
【0009】
【実施例】以下に、本発明を、その実施例をあらわす図
面を参照しつつ詳しく説明する。図1および図2は本発
明にかかる防縮加工装置の1実施例をあらわしている。
図1および図2に示すようにこの防縮加工装置1は、従
来の防縮加工装置と同様に加湿部としてのスチームダン
ピングボックス2と、防縮部としてのラバーベルト機3
と、乾燥部としてのフェルト乾燥機4とを備えている。
面を参照しつつ詳しく説明する。図1および図2は本発
明にかかる防縮加工装置の1実施例をあらわしている。
図1および図2に示すようにこの防縮加工装置1は、従
来の防縮加工装置と同様に加湿部としてのスチームダン
ピングボックス2と、防縮部としてのラバーベルト機3
と、乾燥部としてのフェルト乾燥機4とを備えている。
【0010】そして、図1に示すように、ラバーベルト
機(ゴム・ベルト式サンフォライズ機)3の駆動ロール
31は、駆動モータ5の駆動軸に直結された基準軸51
の回転に伴って回転駆動するようになっている。一方、
スチームダンピングボックス2の駆動ロール21および
フェルト乾燥機4の駆動ロール41は、前記基準軸51
が入力軸61,71に連結された無段変速機としての図
3に示すPIV変速機6,7の出力軸62,72の回転
に伴って回転駆動するようになっている。
機(ゴム・ベルト式サンフォライズ機)3の駆動ロール
31は、駆動モータ5の駆動軸に直結された基準軸51
の回転に伴って回転駆動するようになっている。一方、
スチームダンピングボックス2の駆動ロール21および
フェルト乾燥機4の駆動ロール41は、前記基準軸51
が入力軸61,71に連結された無段変速機としての図
3に示すPIV変速機6,7の出力軸62,72の回転
に伴って回転駆動するようになっている。
【0011】すなわち、駆動ロール21,31,41
は、1台の駆動モータ5によって駆動するようになって
いる。また、PIV変速機6,7は、図4に示すように
それぞれコントロールモータ63(73)の回転駆動に
よって、変速レバー64(74)が進退して変速比が変
えられるようになっている。
は、1台の駆動モータ5によって駆動するようになって
いる。また、PIV変速機6,7は、図4に示すように
それぞれコントロールモータ63(73)の回転駆動に
よって、変速レバー64(74)が進退して変速比が変
えられるようになっている。
【0012】コントロールモータ63(73)は、図4
に示すように、制御装置8に設けた遠隔操作手段(図示
せず)によってコントロールされるようになっている。
すなわち、基準軸51および出力軸62,72には、そ
れぞれ、図4に示すように、速度検出手段としてのエン
コーダ81,82,83が取付けられている。
に示すように、制御装置8に設けた遠隔操作手段(図示
せず)によってコントロールされるようになっている。
すなわち、基準軸51および出力軸62,72には、そ
れぞれ、図4に示すように、速度検出手段としてのエン
コーダ81,82,83が取付けられている。
【0013】そして、制御装置8は、防縮加工しようと
する布帛Cの設定縮み率が入力されると、このエンコー
ダ81によって検出された基準軸51の回転速度と、エ
ンコーダ82あるいはエンコーダ83によって検出され
た出力軸62あるいは出力軸72の回転速度とから演算
された駆動ロール31の周速度と、駆動ロール21ある
いは駆動ロール41の周速度との比が設定縮み率と一致
しているかどうかを判断する。
する布帛Cの設定縮み率が入力されると、このエンコー
ダ81によって検出された基準軸51の回転速度と、エ
ンコーダ82あるいはエンコーダ83によって検出され
た出力軸62あるいは出力軸72の回転速度とから演算
された駆動ロール31の周速度と、駆動ロール21ある
いは駆動ロール41の周速度との比が設定縮み率と一致
しているかどうかを判断する。
【0014】その結果、駆動ロール31の周速度と、駆
動ロール21あるいは駆動ロール41の周速度との比が
設定縮み率と一致していない場合、制御装置8が自動的
に遠隔操作手段によってコントールモータ63あるいは
コントロールモータ73へその出力軸62あるいは出力
軸72の回転速度を増減させる信号を送り、この信号を
受けたコントロールモータ63あるいはコントロールモ
ータ73が作動し、変速レバー64(74)が進退して
変速比が変わるようになっている。
動ロール21あるいは駆動ロール41の周速度との比が
設定縮み率と一致していない場合、制御装置8が自動的
に遠隔操作手段によってコントールモータ63あるいは
コントロールモータ73へその出力軸62あるいは出力
軸72の回転速度を増減させる信号を送り、この信号を
受けたコントロールモータ63あるいはコントロールモ
ータ73が作動し、変速レバー64(74)が進退して
変速比が変わるようになっている。
【0015】また、この防縮加工装置1は、乾燥機4の
上方に2本の冷却ロール91,91からなる冷却装置9
をも備えている。すなわち、この冷却装置9は、冷却ロ
ール91,91内に冷媒として冷却水が供給され、乾燥
装置4から出てきた布帛Cがこの冷却ロール91,91
によって直ちに冷却されるようになっている。
上方に2本の冷却ロール91,91からなる冷却装置9
をも備えている。すなわち、この冷却装置9は、冷却ロ
ール91,91内に冷媒として冷却水が供給され、乾燥
装置4から出てきた布帛Cがこの冷却ロール91,91
によって直ちに冷却されるようになっている。
【0016】以上のように、この防縮加工装置1は、制
御装置8に布帛の縮み率によって予め設定された設定値
を制御装置8に入力すれば、基準軸51の回転速度と出
力軸62(72)の回転速度とから演算された駆動ロー
ラ31と駆動ローラ21(41)との周速度の比が設定
された設定値とずれている場合、自動的にPIV変速機
6(7)の変速比を変更してずれを修正する。
御装置8に布帛の縮み率によって予め設定された設定値
を制御装置8に入力すれば、基準軸51の回転速度と出
力軸62(72)の回転速度とから演算された駆動ロー
ラ31と駆動ローラ21(41)との周速度の比が設定
された設定値とずれている場合、自動的にPIV変速機
6(7)の変速比を変更してずれを修正する。
【0017】したがって、布帛の種類が変わっても駆動
ローラ31と駆動ローラ21あるいは駆動ローラ41と
の周速度の比を防縮率に応じた比に簡単に調整すること
ができる。しかも、制御装置8によってつねに設定値ど
おりに調整されるので、稼働途中で回転比がずれたりし
て発生する加工不良などを防止することができる。
ローラ31と駆動ローラ21あるいは駆動ローラ41と
の周速度の比を防縮率に応じた比に簡単に調整すること
ができる。しかも、制御装置8によってつねに設定値ど
おりに調整されるので、稼働途中で回転比がずれたりし
て発生する加工不良などを防止することができる。
【0018】さらに、この実施例の防縮加工装置1は、
乾燥装置4で乾燥された布帛Cが冷却装置9によってた
だちに冷却されるため、後工程である振り落とし装置で
布帛Cに張力がかかっても、布帛Cに施された防縮加工
が阻害されたりすることがない。
乾燥装置4で乾燥された布帛Cが冷却装置9によってた
だちに冷却されるため、後工程である振り落とし装置で
布帛Cに張力がかかっても、布帛Cに施された防縮加工
が阻害されたりすることがない。
【0019】本発明にかかる防縮加工装置は、上記の実
施例に限定されない。たとえば、上記の実施例では、防
縮部としてラバーベルト機3が用いられているが、フェ
ルト式サンフォライズ機でも構わない。また、上記の実
施例では、スチームダンピングボックス2の駆動ローラ
21およびフェルト乾燥機4の駆動ローラ41が駆動モ
ータ5によって駆動するようになっていたが、いずれか
一方でも構わない。
施例に限定されない。たとえば、上記の実施例では、防
縮部としてラバーベルト機3が用いられているが、フェ
ルト式サンフォライズ機でも構わない。また、上記の実
施例では、スチームダンピングボックス2の駆動ローラ
21およびフェルト乾燥機4の駆動ローラ41が駆動モ
ータ5によって駆動するようになっていたが、いずれか
一方でも構わない。
【0020】さらに、上記の実施例では、制御装置8に
よって自動的に遠隔操作手段を作動させてコントロール
モータ63(73)の動きをコントロールするようにな
っているが、作業者がディスプレー等に表示された設定
値と実測値のずれを見て遠隔操作手段を手動で操作して
コンロールモータ63(73)の動きをコントロールで
きるようにしても構わない。
よって自動的に遠隔操作手段を作動させてコントロール
モータ63(73)の動きをコントロールするようにな
っているが、作業者がディスプレー等に表示された設定
値と実測値のずれを見て遠隔操作手段を手動で操作して
コンロールモータ63(73)の動きをコントロールで
きるようにしても構わない。
【0021】
【発明の効果】本発明にかかる防縮加工装置は、以上の
ように、防縮加工しようとする布帛の種類に応じた縮み
率を制御装置に入力すると、速度検出手段によって検出
された基準軸の回転速度Aと出力軸の回転速度Bとか
ら、制御装置が回転速度Aと回転速度Bとの回転速度の
比が、防縮部の駆動ローラの周速度と前工程および/ま
たは後工程の駆動ローラの周速度との比に一致する値で
あるかを演算し、この演算結果に基づいて設定値からず
れている場合は、遠隔操作手段によって無段変速機の変
速ハンドルをコントロールモータによって動かして防縮
部の駆動ローラの周速度と前工程および/または後工程
の駆動ローラの周速度との比を容易にかつ個人差なく正
確に設定比に合わせることができる。
ように、防縮加工しようとする布帛の種類に応じた縮み
率を制御装置に入力すると、速度検出手段によって検出
された基準軸の回転速度Aと出力軸の回転速度Bとか
ら、制御装置が回転速度Aと回転速度Bとの回転速度の
比が、防縮部の駆動ローラの周速度と前工程および/ま
たは後工程の駆動ローラの周速度との比に一致する値で
あるかを演算し、この演算結果に基づいて設定値からず
れている場合は、遠隔操作手段によって無段変速機の変
速ハンドルをコントロールモータによって動かして防縮
部の駆動ローラの周速度と前工程および/または後工程
の駆動ローラの周速度との比を容易にかつ個人差なく正
確に設定比に合わせることができる。
【図1】本発明にかかる防縮加工装置の1実施例をあら
わす平面図である。
わす平面図である。
【図2】図1の防縮加工装置の正面図である。
【図3】図1の防縮加工装置の無段変速機の断面図であ
る。
る。
【図4】図1の防縮加工装置の制御系統図である。
【符号の説明】 1 防縮加工装置 3 ラバーベルト機(防縮部) 5 駆動モータ 6 PIV変速機(無段変速機) 7 PIV変速機(無段変速機) 8 制御装置 9 布帛 21 駆動ローラ 31 駆動ローラ 41 駆動ローラ 51 基準軸 62 出力軸 63 コントロールモータ 72 出力軸 73 コントロールモータ 81 エンコーダ(速度検出手段) 82 エンコーダ(速度検出手段) 83 エンコーダ(速度検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中安 誠一郎 滋賀県彦根市松原1849 彦根グリーンハイ ツ (72)発明者 高岡 省三 和歌山市岩橋58−13 (72)発明者 高木 道雄 和歌山県伊都郡かつらぎ町佐野532−1 (72)発明者 桑原 勲 和歌山市粟430−11
Claims (1)
- 【請求項1】布帛を防縮させながら駆動ローラによって
後工程に送る防縮部を有し、防縮部の駆動ローラと、前
工程から防縮部方向へ布帛を送る駆動ローラおよび/ま
たは後工程において布帛をさらに後方へ搬送する駆動ロ
ーラとが、同一の駆動モータによって駆動されていて、
前記防縮部の駆動ローラと前工程および/または後工程
の駆動ローラの内いずれかの駆動ローラが、無段変速機
の出力軸に連結されており、前記駆動モータによって回
転駆動する基準駆動軸が前記無段変速機の入力軸に連結
されている防縮加工装置において、前記無段変速機の変
速比を変更するコントロールモータと、前記基準軸の回
転速度Aと出力軸の回転速度Bとを検出する速度検出手
段と、この速度検出装置によって検出された回転速度A
と回転速度Bとの実測比から演算された前記防縮部の駆
動ローラの周速度と前工程および/または後工程の駆動
ローラの周速度との比が、設定比と一致するように前記
コントロールモータへ駆動信号を送り、前記無段変速機
の変速比を変更させる遠隔操作手段とを備えていること
を特徴とする防縮加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29508994A JPH08158243A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 防縮加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29508994A JPH08158243A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 防縮加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08158243A true JPH08158243A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=17816169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29508994A Pending JPH08158243A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 防縮加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08158243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101656366B1 (ko) * | 2016-02-17 | 2016-09-09 | 풍광기계주식회사 | 방축가공기 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61239079A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-24 | 京都機械株式会社 | 布帛の防縮加工装置 |
JPH0261160A (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-01 | Tsudakoma Corp | 糊付乾操機のストレッチ制御装置 |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP29508994A patent/JPH08158243A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61239079A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-24 | 京都機械株式会社 | 布帛の防縮加工装置 |
JPH0261160A (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-01 | Tsudakoma Corp | 糊付乾操機のストレッチ制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101656366B1 (ko) * | 2016-02-17 | 2016-09-09 | 풍광기계주식회사 | 방축가공기 |
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