JPH08157909A - 粉末圧延方法および粉末圧延装置 - Google Patents

粉末圧延方法および粉末圧延装置

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JPH08157909A
JPH08157909A JP29641594A JP29641594A JPH08157909A JP H08157909 A JPH08157909 A JP H08157909A JP 29641594 A JP29641594 A JP 29641594A JP 29641594 A JP29641594 A JP 29641594A JP H08157909 A JPH08157909 A JP H08157909A
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powder
rolled material
rolled
resistivity
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JP29641594A
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Akihiro Tanaka
明弘 田中
Yumiko Takahashi
由美子 高橋
Kunio Hiruma
国夫 昼間
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は圧延材の全長にわたって均一な密度を
確保できる粉末圧延方法および粉末圧延装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】圧延ロールから送出される圧延材の寸法を寸法
検出器により検出し、圧延材の電気抵抗を抵抗検出器に
より検出し、次いで寸法検出器の検出値と抵抗検出器の
検出値に基づいて抵抗率演算器により圧延材の電気抵抗
率を演算し、圧延材の温度を温度検出器により検出し、
この温度検出器からの検出値に基づいて真密度抵抗率演
算器により圧延材の真密度時における電気抵抗率を演算
し、次いで電気抵抗率と真密度時における抵抗率との差
または比を演算し、この演算により算出した電気抵抗率
の差または比を所定の値に制御すべく粉末圧延の製造条
件を制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉末材料を圧延して圧延
材を得る粉末圧延方法および粉末圧延装置に関する。
【0002】
【従来の技術】粉末圧延方法は、例えば被圧延材である
粉末材料を少なくとも一対の圧延ロール間に供給して板
状などの圧延材を製造する圧延方法であり、直接粉末材
料より圧延材料を製造でき、長尺の製品を効率良く製造
できるととともに圧延ロールの内部に高圧力を発生でき
ることから難加工性の圧延材の製造にも適しているとい
う特徴を有している。
【0003】現在、被圧延材が粉末材料でなく固体材料
を対象とする圧延においては、周知の通り機械的にも電
気的にも新しい技術が積極的に採用され、帯状材のよう
な長尺製品を圧延にて製造する場合における圧延材の長
手方向の品質保証も制御技術を駆使して実施されてい
る。一方、被圧延材が粉末材料を対象とする圧延におい
ては、帯状材のような長尺製品を圧延するにしても固体
材料を圧延するような技術が必ずしも採用することがで
きず、圧延により得られた圧延材の長手方向の品質保証
が充分でないのが現状である。
【0004】また、粉末圧延の分野においては、被圧延
材が粉末材料であるという特殊条件であるために、圧延
中の圧延ロール内部における被圧延材の幅方向への流動
が大きく、圧延ロール出側における圧延材の品質、特に
相対密度(本発明では真密度との比をいう)が幅方向端
部で幅中央部領域に比較して著しく低い値となる、ある
いは幅方向端部における圧延ができずに粉末材料が消
失、漏洩してしまうことがある。このため、この被圧延
材の幅方向への流動を阻止べく横方向から拘束する手段
が種々提案され、一部は実施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、粉末圧延方法に
よって長尺の圧延材を得るに際して、圧延対象が粉末材
料であるという理由から従来固体材料を対象とする圧延
技術が積極的に採用されておらず、圧延ロールの出側に
おける圧延材の密度を長手方向全長にわたって均一に保
持して長手方向全長にわたり品質が均一である圧延材を
得ることが困難である。特に粉末圧延方法においては、
圧延ロールの出側における圧延材の相対密度を全長にわ
たって均一に保持することが重要な課題である。
【0006】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、圧延ロールの出側における圧延材の密度の制御を正
確に行い、圧延材の全長にわたって均一な密度を保持で
きる粉末圧延方法および粉末圧延装置を提供することを
目的とする。
【0007】本発明は粉末材料を通電加熱しながら圧延
することにより良好に圧延を行うとともに、通電加熱用
の電流の値を制御して圧延材の密度を容易且つ確実に均
一に保持できる粉末圧延方法および粉末圧延装置を提供
することを目的とする。
【0008】本発明は圧延ロールの回転数を制御して圧
延材の密度を容易且つ確実に均一に保持できる粉末圧延
方法および粉末圧延装置を提供することを目的とする。
本発明は粉末材料を予備加熱して良好に圧延を行うとと
もに、この予備加熱の温度を制御して圧延材の密度を容
易且つ確実に均一に保持できる粉末圧延方法および粉末
圧延装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の粉末圧延方法
は、粉末材料を少なくとも一対の圧延ロール間に供給し
て圧延して圧延材を得る粉末圧延方法において、前記圧
延ロールから送出される前記圧延材の寸法を寸法検出器
により検出し、前記圧延材の電気抵抗を抵抗検出器によ
り検出し、次いで前記寸法検出器の検出値と前記抵抗検
出器の検出値に基づいて抵抗率演算器により前記圧延材
の電気抵抗率を演算し、また前記圧延材の温度を温度検
出器により検出し、この温度検出器からの検出値に基づ
いて真密度抵抗率演算器により前記圧延材の真密度時に
おける電気抵抗率を演算し、次いで前記電気抵抗率と前
記真密度における電気抵抗率との差または比を演算し、
この演算により算出した電気抵抗率の差を所定の値に制
御すべく粉末圧延の製造条件を制御することを特徴とす
る。
【0010】前記粉末圧延の製造条件は、粉末材料を通
電加熱する時に粉末材料に通電する電流の値、または圧
延ロールの回転数、あるいは圧延ロールに供給する粉末
材料の予備加熱の温度である。
【0011】本発明の粉末圧延装置は、粉末材料を少な
くとも一対の圧延ロール間に供給して圧延して圧延材を
得る粉末圧延装置において、前記圧延ロールから送出さ
れる前記圧延材の寸法を検出する寸法検出器と、前記圧
延材の電気抵抗を検出する抵抗検出器と、前記寸法検出
器の検出値と前記抵抗検出器の検出値に基づいて前記圧
延材の電気抵抗率を演算する抵抗率演算器と、前記圧延
材の温度を検出する温度検出器と、この温度検出器から
の検出値に基づいて前記圧延材の真密度時における電気
抵抗率を演算する真密度抵抗率演算器と、を具備し、前
記電気抵抗率と前記真密度電気抵抗率とを用いて前記粉
末圧延の製造条件を制御することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の粉末圧延方法および粉末圧延装置にお
ける基本的な考え方について説明する。粉末材料を少な
くとも一対の圧延ロール間に供給して圧延して圧延材を
製造する粉末圧延を行うに際して、圧延ロールの出側に
おける圧延材の寸法(板材であれば幅、厚さ)および電
気抵抗を検出し、これら検出値から圧延ロール出側にお
ける圧延材の電気抵抗率を演算器により演算する。ま
た、同時に圧延ロールの出側における圧延材の温度を検
出し、この検出された温度における圧延材の真密度の電
気抵抗率を演算器により求める。被圧延材である粉末材
料の種類によって決まっている上記2つの電気抵抗率の
差または比が所定の値になるように圧延条件を制御す
る。
【0013】粉末圧延が粉末材料を通電加熱しながら圧
延ロールの間を通して圧延する方法である場合には、制
御する圧延条件として粉末材料に通電する電流の電流値
を取り上げ、2つの電気抵抗率の差または比が所定の値
になるように通電電流値を制御する。この方法では粉末
材料が導電性を有するものである。この方法では粉末材
料を通電加熱することにより良好に圧延を行うことがで
きる。また、2つの電気抵抗率の差または比が所定の値
になるように圧延ロールの回転数を制御する。さらに、
圧延ロールに供給する粉末材料を予備加熱する方法の場
合には、2つの電気抵抗率の差または比が所定の値にな
るように予備加熱の温度を制御する。この方法では粉末
材料が導電性を有するものに限定されない。この方法で
は粉末材料を予備加熱することにより良好に圧延を行う
ことができる。
【0014】これらの制御により圧延材の全長にわたっ
て容易且つ確実に均一な密度で且つ全体が均質な圧延材
を得ることができる。ここで、粉末圧延が粉末材料を通
電加熱しながら圧延ロールの間を通して圧延する方法の
場合を例にとって説明を加える。
【0015】ここで、電気抵抗(R´)、電流(I
´)、電圧(V´)とすると、これらの関係は次の式で
表される。 R´=V´/I´……………(1) 導電材料においてR´は次の式で表される。
【0016】R´=ρ´(L/A)………(2) (2)式において、ρ´は電気抵抗率、Aは断面積、L
は長さである。(2)式における電気抵抗率ρ´は材料
の種類によって決まる個有値であり、かつ真密度の状態
において温度θの関係である。真密度の電気抵抗率をρ
とすると、 ρ=f(θ)…………………(3) となり,(3)より精度良く数式モデル化できる。
【0017】一般に粉末の状態において金属は抵抗が大
きく、その相対密度の程度によって電気抵抗も変化す
る。次に、粉末材料に通電して加熱する方法はジュール
熱によるものであり、粉末材料に供給される加熱エネル
ギーは次の式で表される。
【0018】H=I2 Rt…………………(4) この(4)式において、Hはジュール熱、Iは電流、R
は被加熱材の抵抗、tは時間である。被加熱材である圧
延材の圧延中の温度は圧延ロールとの熱伝導などの要素
にも関係するが(4)式に比例する。
【0019】
【実施例】本発明の第1の実施例について図1を参照し
て説明する。この実施例は圧延ロールの間に通電して粉
末材料を加熱するとともに、圧延ロールの間に通電する
電流の大きさを制御して圧延材の密度を制御する例であ
る。この方法では粉末材料が導電性を有するものであ
る。例えば粉末材料としてはモリブデン、タングステン
などの金属粉末などが挙げられる。
【0020】先ず、被圧延材である粉末材料Pを用意
し、この粉末材料Pを粉末材料供給機1から圧延ロール
2A、2Bの間に形成される粉溜り部3に供給される。
圧延ロール2A,2Bはモータ(図示せず)により回転
駆動され、モータの回転はモータ回転制御装置(図示せ
ず)により制御される。粉末材料Pは回転する圧延ロー
ル2A、2Bの間を通り圧延される。
【0021】また、圧延ロール2A,2Bには電流制御
装置6から電流Iが供給されており、圧延ロール2A,
2Bの間に粉末材料Pを介して電流Iが流れる。粉末材
料Pは圧延ロール2A,2Bの間を通って圧延されなが
ら圧延ロール2A,2Bの間を通る電流により通電加熱
される。これにより粉末材料Pは圧延ロール2A,2B
の間を通過して連続した圧延材Wとして圧延成形され
る。
【0022】図1の例において圧延材Wが板材の場合に
は、圧延ロール2A,2Bの出側では圧延ロール2A,
2Bを通って出てくる圧延材Wの板厚hと板幅wが寸法
検出器7により検出される。また、抵抗検出器8により
圧延材Wの電気抵抗R´が検出される。図1においてL
は、圧延材Wの電気抵抗R´を検出するに際して検出用
電流を流すために抵抗検出器8に設置された少なくとも
一対の接触子9の間の距離である。
【0023】そして、抵抗率演算器10においてこれら
圧延材Wの板厚h、板幅wと、電気抵抗R´とが組合さ
れて圧延材Wの電気抵抗率ρ´が演算される。すなわ
ち、この電気抵抗率ρ´は前記の(2)式により ρ´=(R´・h・w)/L……(5) で表され
る。
【0024】一方、圧延ロール2A,2Bの出側では温
度検出器11により圧延材Wの温度θが検出され、真密
度抵抗率演算器12において検出された前記温度θにお
ける圧延材Wの真密度時の電気抵抗率ρが前記(3)式
に基づいて演算される。
【0025】次いで、抵抗率演算器10から出力された
電気抵抗率ρ´、真密度抵抗率演算器12から出力され
た真密度時の電気抵抗率ρとが比較されて両者の差(ρ
´ーρ)または比(ρ´/ρ)(以下総称して「Δρ
´」という)が求められる。また、設定器14により目
標値である電気抵抗率差または比(以下総称して「Δ
ρ」という)を設定しておく。
【0026】そして、この電気抵抗率ρ´と真密度時の
電気抵抗率ρとの差(ρ´ーρ)またはまたは比(ρ´
/ρ)のΔρ´と、設定器14によって設定された目標
値である抵抗率差または比のΔρが比較され、その電気
抵抗率の差(Δρ−Δρ´)または比(Δρ/Δρ´)
が電流制御装置6に出力される。電流制御装置6はこの
電気抵抗率の差Δρ−Δρ´が零または比Δρ/Δρ´
が1になるように少なくとも一対の圧延ロール2A,2
Bに流す電流Iの大きさを制御する。
【0027】設定器14により設定された抵抗率Δρは
圧延ロール2A,2Bの出側の圧延材Wの密度を規定す
る値であり、電気抵抗率の差の場合はΔρ=0、または
比の場合はΔρ=1、すなわち粉末材料Pから圧延され
て圧延材Wとなった時に圧延材Wの真密度、すなわち相
対密度100%の状態に圧延される場合もある。
【0028】この第1の実施例によれば、圧延材Wの物
性値である電気抵抗率を真密度における値と比較しなが
ら常に目標値になるように、圧延ロール2A,2Bに通
電する電流の大きさを制御することにより、被圧延材で
ある粉末材料Pの状態変化、すなわち粒度、粒度分布、
含有水分量、流動性などの物性にばらつきが存在した場
合でも、圧延材Wの全長にわたり均一な密度(真密度を
含む)が保証される。
【0029】このようにこの実施例の方法では粉末材料
Pを通電加熱することにより良好に圧延を行うことがで
き、上記の制御により圧延材Wの全長にわたって容易且
つ確実に均一な密度にして全体が均質な圧延材Wを得る
ことができる。
【0030】具体的な例について説明する。基本的には
図1に示した粉末圧延方法によりモリブデン粉を粉末材
料Pとする圧延を実施した。粉末圧延方法の仕様は次の
通りである。
【0031】 圧延ロール直径 :400mm バレル長 :〜100mm 圧延ロールの回転速度 :〜5rpm 電流制御装置 :〜30KA 圧延雰囲気 :真空または不活性ガス 粉末材料P :モリブデン粉末 圧延ロール出側の圧延材厚 :0.6〜3mm 上記装置で高融点金属のーつであるモリブデン粉を圧延
した結果の一例を図2の線図に示す。図2において、横
軸は図1で示した設定器14により設定される目標値で
ある電気抵抗率差または比のΔρであり、このΔρは真
密度抵抗率演算器12により演算された圧延材Wの温度
検出器11により検出された温度における真密度時の電
気抵抗率ρを基本にして設定されるものである。縦軸は
密度を示し、図1で示した電気抵抗率ρ´と真密度時の
電気抵抗率ρの差(ρ´−ρ)または比(ρ´/ρ)の
Δρ´と、設定器14によって設定された目標値である
電気抵抗率の差または比のΔρが比較され、その電気抵
抗率の差Δρ−Δρ´=0、または比Δρ/Δρ´=1
となるように電流制御装置6により電流Iを制御した結
果であり、圧延後に圧延材を切り出して密度を測定し
た。すなわち、設定された目標値である電気抵抗率の差
または比のΔρに応じて全長にわたって密度を一定に制
御できることが確認された。
【0032】第2の実施例について図3を参照して説明
する。この実施例は圧延ロールの回転速度を制御して圧
延材Wの密度を制御する例である。図3において図1と
同じ部分は同じ符号を付して示す。
【0033】圧延ロール2A,2Bの間に粉末材料Pを
通して圧延すると同時に、圧延ロール2A,2Bに電流
Iを供給して粉末材料Pを通電加熱する。この時、電流
制御装置13は圧延ロール2A,2Bに供給する加熱電
流を所定の一定値に保持する。圧延ロール2A,2Bの
出側の圧延材Wは第1の実施例において説明した方法と
同じ方法による検出および演算を実施し、圧延材Wの電
気抵抗率ρ´と真密度時の電気抵抗率ρの差(ρ´−
ρ)または比(ρ´/ρ)のΔρ´と、設定器14によ
って設定された目標値である電気抵抗率の差または比の
Δρが比較され、その電気抵抗率の差Δρ−Δρ´また
は比Δρ/Δρ´を導き出す。
【0034】そして、この電気抵抗率の差Δρ−Δρ´
が零、または比Δρ/Δρ´が1となるようにモータ回
転制御装置5によりモータ4の回転速度を制御し、モー
タ4の回転速度の制御により圧延ロール2A,2Bの回
転速度を制御する。そして、圧延ロール2A,2Bによ
る圧延速度が制御されることとなる。この時、回転速度
検出器21により圧延材Wに対するモータ4の回転速度
を検出し、この速度情報を受けたモータ回転制御装置5
はモータ4の回転速度を制御する。
【0035】すなわち、前記(4)式に示したように圧
延ロール2A,2Bに供給して粉末材料Pを通電加熱す
る加熱エネルギーは、粉末材料Pが圧延ロール2A,2
Bを通過する圧延時間に比例するものである。このこと
から圧延ロール2A,2Bの回転速度を制御して粉末材
料Pが圧延ロール2A,2Bの内部を通過する時間を制
御することにより粉末材料Pの圧延温度が制御され、結
果として圧延材Wの密度が全長にわたって一定に制御さ
れる。
【0036】このようにこの実施例の方法では圧延ロー
ルの回転数を制御することにより、圧延材Wの全長にわ
たって容易且つ確実に均一な密度にして全体が均質な圧
延材Wを得ることができる。
【0037】第3の実施例について図4を参照して説明
する。この実施例は圧延ロールに供給する前の粉末材料
Pを予備加熱するとともに、この予備加熱する粉末材料
Pの温度を制御して圧延材Wの密度を制御する例であ
る。図4において図1と同じ部分は同じ符号を付して示
す。
【0038】粉末材料Pを圧延ロール2A,2Bに供給
する前に、粉末材料供給機1において粉末材料加熱装置
31により粉末材料Pを予備加熱する。粉末材料加熱装
置31は例えば電気ヒータを用いたもので、温度制御装
置32により通電量が制御されて発熱量が制御される。
この結果、粉末材料加熱装置31が粉末材料Pを加熱す
る温度が制御される。温度検出器33により粉末材料P
の温度を検出し、その温度を制御しながら温度制御装置
32が粉末材料加熱装置31の発熱量を制御する。
【0039】圧延ロール2A,2Bの間に粉末材料Pを
供給して圧延すると同時に、圧延ロール2A,2Bに電
流Iを供給して粉末材料Pを通電加熱する、この時、電
流制御装置6は圧延ロール2A,2Bに供給する加熱電
流を所定の一定値に保持する。圧延ロール2A,2Bの
出側の圧延材Wは第1の実施例において説明した方法と
同様の方法により検出および演算を実施し、圧延材Wの
電気抵抗率ρ´と真密度時の電気抵抗率ρの差(ρ´−
ρ)または比(ρ´/ρ)のΔρ´と、設定器14によ
って設定された目標値である電気抵抗率の差または比の
Δρが比較され、その電気抵抗率の差Δρ−Δρ´また
は比Δρ/Δρ´を導き出す。
【0040】ここで、あらかじめ予熱された粉末材料P
が通電加熱電源装置13からの供給電流Iで通電加熱さ
れながら圧延ロール2A,2Bによって圧延されること
は、電流Iによる加熱効率を高めるとともに、圧延ロー
ル2A,2B内での粉末材料Pの流動性、応力状態を変
化させ圧延ロール2A,2Bの出側の圧延材Wの密度を
変化させる。すなわち、結果として圧延材Wの密度を全
長にわたって一定に制御することができる。
【0041】このようにこの実施例の方法では粉末材料
Pを予備加熱することにより良好に圧延を行うことがで
き、上記の制御により圧延材Wの全長にわたって容易且
つ確実に均一な密度にして全体が均質な圧延材Wを得る
ことができる。
【0042】第1の実施例と第2の実施例と第3の実施
例は夫々相互に組み合わせて実施することができる。図
5は図1に示す第1の実施例と図3に示す第2の実施例
とを組み合わせた第4の実施例について示しており、こ
の実施例は図1に示される構成と図3に示される構成と
で構成されている。図5において図1および図3と同じ
部分は同じ符号を付している。
【0043】図6は図1に示す第1の実施例と図4に示
す第3の実施例とを組み合わせた第5の実施例について
示しており、この実施例は図1に示される構成と図4に
示される構成とで構成されている。図6において図1お
よび図4と同じ部分は同じ符号を付している。
【0044】図7は図3に示す第2の実施例と図4に示
す第3の実施例とを組み合わせた第6の実施例について
示しており、この実施例は図1に示される構成と図4に
示される構成とで構成されている。図6において図3お
よびと図4と同じ部分は同じ符号を示している。
【0045】これらの第4の実施例ないし第6の実施例
では、夫々2つの電気抵抗率の差または比が所定の値に
するために2種類の制御が組合されることにより、1種
類の制御よる場合に比較してより精密な制御が可能とな
る。
【0046】本発明は粉末材料Pを通電加熱する場合に
限定されずに、粉末材料Pを通電加熱しない圧延にも適
用できる。図8に示す第7の実施例は、粉末材料Pを圧
延する圧延ロールの回転速度を制御して圧延材Wの密度
を制御する方法であり、図3に示す第2の実施例に準拠
している。図8において図3と同じ部分は同じ符号を付
して示している。
【0047】図9に示す第8の実施例は、粉末材料Pを
圧延する圧延ロールの回転速度を制御して圧延材Wの密
度を制御する方法であり、図4に示す第3の実施例に準
拠している。図9において図4と同じ部分は同じ符号を
付して示している。
【0048】粉末圧延方法においては、圧延材Wの材料
が粉末材料Pであるという特殊条件であるがゆえに、圧
延中に少なくとも一対の圧延ロール2A,2Bの間にお
いて粉末材料Pが圧延材Wの幅方向(圧延ロール軸方
向)に流動する度合が大きく、圧延後の圧延材Wの品
質、特に密度が幅方向において幅端部領域がで幅中央部
領域に比較して著しく低い値になること、あるいは圧延
材Wの幅端部が圧延成形できずに粉末材料Pが消失、漏
洩してしまうことになる。この幅方向への流動を防止す
べく幅方向から拘束する手段を講じると効果的である。
【0049】すなわち、少なくとも一対の圧延ロール2
A,2Bで形成される粉溜り部3の両端に側堰を夫々配
設して粉末材料Pが消失、漏洩を防止することができ
る。第9の実施例ないし第14の実施例は、夫々少なく
とも一対の圧延ロール2A,2Bで形成される粉溜り部
3の両端(少なくとも一対の圧延ロールの両端)に側堰
41A、41Bを配設して圧延を行う実施例を示してい
る。
【0050】図10に示す第9の実施例は側堰を電極と
して粉末材料Pを通電して圧延を行い、この側堰に通電
する電流値を制御して圧延材Wの密度を制御する例であ
る。図10において図1と同じ部分は同じ符号を付して
示している。この方法では粉末材料が導電性を有するも
のに限定される。例えば粉末材料としてはモリブデン、
タングステンなどの金属粉末などが挙げられる。
【0051】粉末材料Pを圧延ロール2A,2Bの間に
供給する。圧延ロール2A,2Bの間の粉溜り部3の両
端面に相当する箇所に側堰41A、41Bが設けられ、
粉溜まり部3の両端面が側堰41A、41Bにより封鎖
されている。このため、粉末材料Pが粉溜り部3の両端
から消失、漏洩することを防止することができる。
【0052】また、少なくとも一対の側堰41A、41
Bには電流制御装置42により少なくとも一対の側堰4
11A、41Bの間に電流を供給する。このため、少な
くとも一対の側堰41A、41Bで挟まれた圧延ロール
2A,2Bの間にある粉末材料Pに電流が流れて粉末材
料Pが通電加熱される。この場合には圧延ロール2A,
2Bに電流を供給して粉末材料Pを通電加熱する場合に
比較して大電流、大容量電源装置を必要とせず効率良く
加熱できる。
【0053】そして、圧延ロール2A,2Bの出側の圧
延材Wは第1の実施例において説明した方法と同様の方
法による検出および演算を実施し、圧延材Wの電気抵抗
率ρ´と真密度時の電気抵抗率ρの差(ρ´−ρ)また
は比(ρ´/ρ)のΔρ´と、設定器14によって設定
された目標値である電気抵抗率の差または比のΔρが比
較され、その電気抵抗率の差Δρ−Δρ´または比Δρ
/Δρ´を導き出す。この際、電流制御装置43は側堰
41A,41Bに供給する加熱電流を一定値に保持す
る。
【0054】電流制御装置42は電気抵抗率の差Δρ−
Δρ´、または比Δρ/Δρ´が零になるように一対の
側堰41A、41Bに流す電流Iの大きさを制御する。
これにより長手方向全長にわたって均一な密度を確保し
て全体が均質な圧延材Wを得ることができる。
【0055】このようにこの実施例の方法では、側堰4
1A、41Bを夫々配設して粉末材料Pが消失、漏洩を
防止することができるとともに、側堰41A、41Bを
用いて粉末材料Pを通電加熱することにより良好に圧延
を行うことができる。また、上記の制御により圧延材W
の全長にわたって容易且つ確実に均一な密度にして全体
が均質な圧延材Wを得ることができる。
【0056】図11に示す第10の実施例は圧延ロール
2A,2Bの回転数を制御して圧延材Wの密度を制御す
る例である。図11において図3と同じ部分は同じ符号
を付して示している。この際、電流制御装置43は側堰
41A,41Bに供給する加熱電流を一定値に保持す
る。この実施例の方法では、側堰41A、41Bを夫々
配設して粉末材料Pが消失、漏洩を防止することができ
るとともに、上記の制御により圧延材Wの全長にわたっ
て容易且つ確実に均一な密度にして全体が均質な圧延材
Wを得ることができる。
【0057】図12に示す第11の実施例は粉末材料P
を予備加熱するための電流を制御して圧延材Wの密度を
制御する例である。図12において図4と同じ部分は同
じ符号を付して示している。この際、電流制御装置43
は側堰41A,41Bに供給する加熱電流を一定値に保
持する。この実施例の方法では、側堰を夫々配設して粉
末材料Pが消失、漏洩を防止することができるととも
に、粉末材料Pを予備加熱することにより良好に圧延を
行うことができる。また、上記の制御により圧延材Wの
全長にわたって容易且つ確実に均一な密度にして全体が
均質な圧延材Wを得ることができる。
【0058】第9の実施例と第10の実施例と第11の
実施例は夫々相互に組み合わせて実施することができ
る。図13は第9の実施例と第10の実施例とを組み合
わせた第12の実施例について示しており、図13にお
いて図10および図11と同じ部分は同じ符号を付して
いる。
【0059】図14は第9の実施例と第11の実施例と
を組み合わせた第13の実施例について示しており、図
14において図10および図12と同じ部分は同じ符号
を付している。
【0060】図15は第10の実施例と第11の実施例
とを組み合わせた第14の実施例について示しており、
図15において図11および図12と同じ部分は同じ符
号を示している。
【0061】これらの第12の実施例ないし第14の実
施例では、夫々2つの電気抵抗率の差または比が所定の
値にするために2種類の制御が組合されることにより、
1種類の制御よる場合に比較してより精密な制御が可能
となる。
【0062】なお、図16に示すように少なくとも一対
の側堰41A、41Bを夫々絶縁体44を介して押圧装
置45により圧延ロール2A,2Bに向けて押圧する
と、粉溜り部3の粉末材料Pが消失、漏洩をより確実に
防止できる。圧力制御装置465により押圧装置44の
圧力を制御する。この構成は第9の実施例ないし第14
の実施例に夫々適用できる。なお、本発明は前述した実
施例に限定されずに、種々変形して実施することができ
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明の粉
末圧延方法によれば、粉末圧延方法において極めて重要
な課題である圧延ロールに出側における圧延材の密度の
制御を正確に行い、圧延材の全長にわたって均一な密度
を確保して均質な長尺材の圧延材を製造することができ
る。このことは粉末圧延方法における歩留向上と後工程
の安定化にも寄与することできる。
【0064】請求項2の発明によれば圧延ロールの間に
ある粉末材料を通電加熱し、粉末圧延の製造条件を粉末
材料を通電加熱する上での粉末材料に通電する電流の値
とすることにより、良質な圧延材を製造できるととも
に、圧延材の密度の制御を容易且つ確実に行うことがで
きる。
【0065】請求項3の発明によれば、圧延ロールの回
転数を制御することにより、圧延材の密度の制御を容易
且つ確実に行うことができる。請求項4の発明によれ
ば、圧延ロールに供給する粉末材料をあらかじめ加熱
し、粉末材料を予備加熱する温度を制御することにり、
良質な圧延材を製造できるとともに、圧延製品の密度の
制御を容易且つ確実に行うことができる。
【0066】請求項5の発明の粉末圧延装置によれば、
圧延ロール出側における圧延材の密度の制御を正確に行
い、圧延材の全長にわたり均一な密度を均質な長尺材の
圧延材を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉末圧延方法の第1の実施例を示す説
明図。
【図2】電気抵抗率と圧延材の密度との関係を示す線
図。
【図3】第2の実施例を示す説明図。
【図4】第3の実施例を示す説明図。
【図5】第4の実施例を示す説明図。
【図6】第5の実施例を示す説明図。
【図7】第6の実施例を示す説明図。
【図8】第7の実施例を示す説明図。
【図9】第8実施例を示す説明図。
【図10】第9の実施例を示す説明図。
【図11】第10の実施例を示す説明図。
【図12】第11の実施例を示す説明図。
【図13】第12の実施例を示す説明図。
【図14】第13の実施例を示す説明図。
【図15】第14の実施例を示す説明図。
【図16】第15の実施例を示す説明図。
【符号の説明】
1…粉末供給機、 2A、2B…圧延ロー
ル、3…粉溜り部、 4…モータ、5…回
転制御装置、 6…電流制御装置、7…寸法
検出器、 8…抵抗検出器、9…接触子、
10…抵抗率演算器、11…温度検出
器、 12…真密度抵抗率演算器、13…通
電加熱電源装置、 14…設定器、21…回転速度
設定器、 31…粉末加熱器、32…温度制御装
置、 33…温度検出器、41A、41B…側
堰、 42…電流制御装置、43…通電加熱電源
装置、 44…絶縁体、45…押圧装置、
46…圧力制御装置、P…粉末材料、
W…圧延材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 昼間 国夫 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末材料を少なくとも一対の圧延ロール
    間に供給して圧延して圧延材を得る粉末圧延方法におい
    て、 前記圧延ロールから送出される前記圧延材の寸法を寸法
    検出器により検出し、前記圧延材の電気抵抗を抵抗検出
    器により検出し、次いで前記寸法検出器の検出値と前記
    抵抗検出器の検出値に基づいて抵抗率演算器により前記
    圧延材の電気抵抗率を演算し、 また前記圧延材の温度を温度検出器により検出し、この
    温度検出器からの検出値に基づいて真密度抵抗率演算器
    により前記圧延材の真密度時における電気抵抗率を演算
    し、 次いで前記電気抵抗率と前記真密度時における電気抵抗
    率との差または比を演算し、この演算により算出した電
    気抵抗率の差または比を所定の値に制御すべく粉末圧延
    の製造条件を制御することを特徴とする粉末圧延方法。
  2. 【請求項2】 前記圧延ロールの間にある前記粉末材料
    が通電加熱され、前記粉末圧延の製造条件が前記粉末材
    料を通電加熱する時に前記粉末材料に通電する電流の値
    である請求項1記載の粉末圧延方法。
  3. 【請求項3】 前記粉末圧延の製造条件が前記圧延ロー
    ルの回転数である請求項1記載の粉末圧延方法。
  4. 【請求項4】 前記圧延ロールに供給する前記粉末材料
    が予備加熱され、前記粉末圧延の製造条件が前記粉末材
    料を前記予備加熱する温度である請求項1記載の粉末圧
    延方法。
  5. 【請求項5】 粉末材料を少なくとも少なくとも一対の
    圧延ロール間に供給して圧延して圧延材を得る粉末圧延
    装置において、 前記圧延ロールから送出される前記圧延材の寸法を検出
    する寸法検出器と、前記圧延材の電気抵抗を検出する抵
    抗検出器と、前記寸法検出器の検出値と前記抵抗検出器
    の検出値に基づいて前記圧延材の電気抵抗率を演算する
    抵抗率演算器と、前記圧延材の温度を検出する温度検出
    器と、この温度検出器からの検出値に基づいて前記圧延
    材の真密度時における電気抵抗率を演算する真密度抵抗
    率演算器とを具備し、前記電気抵抗率と前記真密度電気
    抵抗率とを用いて前記粉末圧延の製造条件を制御するこ
    とを特徴とする粉末圧延装置。
JP29641594A 1994-11-30 1994-11-30 粉末圧延方法および粉末圧延装置 Pending JPH08157909A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016536469A (ja) * 2013-09-13 2016-11-24 アメテック,インコーポレイティド モリブデンストリップ又はモリブデン含有ストリップの作製方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016536469A (ja) * 2013-09-13 2016-11-24 アメテック,インコーポレイティド モリブデンストリップ又はモリブデン含有ストリップの作製方法

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