JPH08156940A - 粉体塗装硝子容器 - Google Patents
粉体塗装硝子容器Info
- Publication number
- JPH08156940A JPH08156940A JP33053494A JP33053494A JPH08156940A JP H08156940 A JPH08156940 A JP H08156940A JP 33053494 A JP33053494 A JP 33053494A JP 33053494 A JP33053494 A JP 33053494A JP H08156940 A JPH08156940 A JP H08156940A
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- JP
- Japan
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- coating
- glass container
- powder
- film thickness
- imparted
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D23/00—Details of bottles or jars not otherwise provided for
- B65D23/08—Coverings or external coatings
- B65D23/0807—Coatings
- B65D23/0814—Coatings characterised by the composition of the material
- B65D23/0828—Coatings characterised by the composition of the material consisting mainly of paints or lacquers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 粉体塗装を施した所望の膜厚を持ち優れた光
輝性並びに装飾性を備えた化粧品用、酒用等に好適な硝
子容器を提供する。 【構成】 硝子容器の基材表面に導電性を持たせる被膜
層を配設した後に、該被膜層にプライマ−コ−トを施
し、その上に粉体塗料を用いた静電塗装により塗装膜厚
の形成、並びに所望の膜厚を得る為の制御を行なう。 【効果】 膜厚を有するボリュ−ム感と質感を有し、硝
子容器の成形時の欠点を修正し、さらにメタリック調の
光輝性或いはエンボス調の装飾性等の独特の高級感を与
える。また、粉体静電塗装により塗料の回収、再使用を
図り得ると共に、紫外線防止或いは抗菌性、及び外力、
衝撃に対し保護する。
輝性並びに装飾性を備えた化粧品用、酒用等に好適な硝
子容器を提供する。 【構成】 硝子容器の基材表面に導電性を持たせる被膜
層を配設した後に、該被膜層にプライマ−コ−トを施
し、その上に粉体塗料を用いた静電塗装により塗装膜厚
の形成、並びに所望の膜厚を得る為の制御を行なう。 【効果】 膜厚を有するボリュ−ム感と質感を有し、硝
子容器の成形時の欠点を修正し、さらにメタリック調の
光輝性或いはエンボス調の装飾性等の独特の高級感を与
える。また、粉体静電塗装により塗料の回収、再使用を
図り得ると共に、紫外線防止或いは抗菌性、及び外力、
衝撃に対し保護する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は粉体塗装硝子容器に関
し、化粧品用、酒用等の硝子容器に粉体塗装を施した膜
厚や優れたメタリック調光輝性及び装飾性を備えた硝子
容器に関する。
し、化粧品用、酒用等の硝子容器に粉体塗装を施した膜
厚や優れたメタリック調光輝性及び装飾性を備えた硝子
容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、硝子製品等に対する塗装手段とし
ては通常のスプレ−吹き付け塗装が主として用いられて
きている。化粧品用や酒用等の硝子瓶に装飾を施すに際
し、スプレ−塗布等の塗装方法を採用するとき、被塗装
体が成形上も瓶形態の短い弧状面を有する硝子容器であ
り、また金属板材等の場合と違って塗装後に成形絞り加
工等を施すことができない制約の他、比較的膜厚の薄い
塗装が一般的に行われている。そして、加飾性向上のた
めその塗装後にさらに印刷、ホットスタンプ等を施すと
いった加飾手段が施されてきている。
ては通常のスプレ−吹き付け塗装が主として用いられて
きている。化粧品用や酒用等の硝子瓶に装飾を施すに際
し、スプレ−塗布等の塗装方法を採用するとき、被塗装
体が成形上も瓶形態の短い弧状面を有する硝子容器であ
り、また金属板材等の場合と違って塗装後に成形絞り加
工等を施すことができない制約の他、比較的膜厚の薄い
塗装が一般的に行われている。そして、加飾性向上のた
めその塗装後にさらに印刷、ホットスタンプ等を施すと
いった加飾手段が施されてきている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】硝子容器製品等に従来
広く採用されている液状粉霧法を用いてメタリック調の
優れた光輝性並びに装飾性等の加飾を得ることは困難で
あった。さらにエンボス模様等についても液状粉霧塗装
より簡単に優れた凹凸を形成し難い。さらに、従来スプ
レ−塗布法等の塗布工程で、塗料の回収、再使用、並び
に有機溶剤の使用による火災或いは公害等の安全性が問
題点として指摘されている。また、静電塗装方法による
塗装は、通常のスプレ−吹き付け塗装に比べ塗料を節約
でき、生産性の向上、さらには塗装状態が安定した均一
な膜厚のものが得られること等の理由から従来金属材料
に対して広く用いられきている。しかしながら、硝子瓶
容器等に対しては、静電塗装による塗装は硝子容器等が
金属材料に比し電気体積抵抗率がきわめて大きく抵抗率
が変動すること等により、例え静電塗装による塗装を施
したとしても、塗装膜として十分な厚さのものを得るこ
とはきわめて困難であった。本発明は硝子容器の基材表
面に導電性を持たせる被膜層を配設した後に、該被膜層
にプライマ−コ−トを施し、その上に粉体塗料を静電塗
装したことを特徴とする粉体塗装硝子容器を提供するこ
とを第一の目的とする。他の目的は化粧品用や酒用等の
硝子容器での弧状面を有し且つ内外装材等とは違った狭
いスペ−スに膜厚のあるボリュ−ム感と質感の溢れる塗
装表面を表現し、さらにメタリック調の光輝性、エンボ
ス調の装飾性を備えた硝子容器を提供すること、また、
白色不不透明瓶では、従来弗化物を使用するとき公害等
の問題が生ずるが、粉体塗装によりボリュ−ム感と質感
を有すると共に、且つ外観においても優れた白色不透明
硝子容器を得ることを目的としている。
広く採用されている液状粉霧法を用いてメタリック調の
優れた光輝性並びに装飾性等の加飾を得ることは困難で
あった。さらにエンボス模様等についても液状粉霧塗装
より簡単に優れた凹凸を形成し難い。さらに、従来スプ
レ−塗布法等の塗布工程で、塗料の回収、再使用、並び
に有機溶剤の使用による火災或いは公害等の安全性が問
題点として指摘されている。また、静電塗装方法による
塗装は、通常のスプレ−吹き付け塗装に比べ塗料を節約
でき、生産性の向上、さらには塗装状態が安定した均一
な膜厚のものが得られること等の理由から従来金属材料
に対して広く用いられきている。しかしながら、硝子瓶
容器等に対しては、静電塗装による塗装は硝子容器等が
金属材料に比し電気体積抵抗率がきわめて大きく抵抗率
が変動すること等により、例え静電塗装による塗装を施
したとしても、塗装膜として十分な厚さのものを得るこ
とはきわめて困難であった。本発明は硝子容器の基材表
面に導電性を持たせる被膜層を配設した後に、該被膜層
にプライマ−コ−トを施し、その上に粉体塗料を静電塗
装したことを特徴とする粉体塗装硝子容器を提供するこ
とを第一の目的とする。他の目的は化粧品用や酒用等の
硝子容器での弧状面を有し且つ内外装材等とは違った狭
いスペ−スに膜厚のあるボリュ−ム感と質感の溢れる塗
装表面を表現し、さらにメタリック調の光輝性、エンボ
ス調の装飾性を備えた硝子容器を提供すること、また、
白色不不透明瓶では、従来弗化物を使用するとき公害等
の問題が生ずるが、粉体塗装によりボリュ−ム感と質感
を有すると共に、且つ外観においても優れた白色不透明
硝子容器を得ることを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の粉体塗装硝子容器においては、厚みや丸み
をもった不整形の硝子容器の形態に順応追随可能で、か
つ粉体塗料を用いた粉体塗装方法により、塗料の回収、
再利用が容易である。しかも有機溶剤の使用による火
災、公害等の発生がなく安全性に優れる等により、多用
されつつある例えばエポキシ系、ポリエステル系、アク
リル系、ポリウレタン系等の粉体塗料による粉体塗装を
施した硝子容器に係り、これによって硝子容器に所望の
厚い膜厚を確保し、エンボス模様やボリュ−ムのある不
透明な白色陶器感やメタリック感、或いは光輝性の優れ
た質感を有する硝子容器を得る点にある。
に、本発明の粉体塗装硝子容器においては、厚みや丸み
をもった不整形の硝子容器の形態に順応追随可能で、か
つ粉体塗料を用いた粉体塗装方法により、塗料の回収、
再利用が容易である。しかも有機溶剤の使用による火
災、公害等の発生がなく安全性に優れる等により、多用
されつつある例えばエポキシ系、ポリエステル系、アク
リル系、ポリウレタン系等の粉体塗料による粉体塗装を
施した硝子容器に係り、これによって硝子容器に所望の
厚い膜厚を確保し、エンボス模様やボリュ−ムのある不
透明な白色陶器感やメタリック感、或いは光輝性の優れ
た質感を有する硝子容器を得る点にある。
【０００５】
【作用】本発明における粉体塗装硝子容器では、化粧品
や酒瓶等の硝子容器の形態に順応追随でき、所望の厚い
膜厚を確保し、硝子容器瓶の表面を厚膜で隠蔽して成形
時の欠点部分を修正する機能を果たすと共に、エンボス
模様やメタリック感又は光輝性の優れた質感並びにボリ
ュ−ム感を塗装表面に醸し出し意匠性及び装飾性の高い
硝子容器が得られるように働く。さらに、硝子容器の基
材表面に層着の厚い皮膜層により、紫外線防止効果の向
上並びに抗菌性の付加と併せ、外部衝撃及び容器に充填
される液体の圧力によって壊れ易い硝子容器の破壊に対
する抵抗及び衝撃強度を増大させるように働く。また、
加工工程で塗料を効率良く回収、再利用が容易で、生産
コスト低下が図られるように働く。
や酒瓶等の硝子容器の形態に順応追随でき、所望の厚い
膜厚を確保し、硝子容器瓶の表面を厚膜で隠蔽して成形
時の欠点部分を修正する機能を果たすと共に、エンボス
模様やメタリック感又は光輝性の優れた質感並びにボリ
ュ−ム感を塗装表面に醸し出し意匠性及び装飾性の高い
硝子容器が得られるように働く。さらに、硝子容器の基
材表面に層着の厚い皮膜層により、紫外線防止効果の向
上並びに抗菌性の付加と併せ、外部衝撃及び容器に充填
される液体の圧力によって壊れ易い硝子容器の破壊に対
する抵抗及び衝撃強度を増大させるように働く。また、
加工工程で塗料を効率良く回収、再利用が容易で、生産
コスト低下が図られるように働く。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。本
発明における被塗装体は、外観上の美感性や装飾性等が
希求される化粧品や酒瓶等の用途に供される硝子容器を
対象とするが、少なくとも通電処理を施し得るか、或い
は導電性を持つシ−ト状体等を配設し得るもので、かつ
上記のような用途に共通する硝子基材からなる容器製品
であればいずれでもよい。本発明において、硝子容器に
静電塗装による塗装手段を施す場合、該硝子基材は金属
材料に比べ電気体積抵抗率が極めて大きいこと等から、
例え静電塗装による塗装を施したとしても塗装膜として
十分なものが得られず、この為予め硝子基材表面に導電
性を持たせる通電処理を施すことが必要である。
発明における被塗装体は、外観上の美感性や装飾性等が
希求される化粧品や酒瓶等の用途に供される硝子容器を
対象とするが、少なくとも通電処理を施し得るか、或い
は導電性を持つシ−ト状体等を配設し得るもので、かつ
上記のような用途に共通する硝子基材からなる容器製品
であればいずれでもよい。本発明において、硝子容器に
静電塗装による塗装手段を施す場合、該硝子基材は金属
材料に比べ電気体積抵抗率が極めて大きいこと等から、
例え静電塗装による塗装を施したとしても塗装膜として
十分なものが得られず、この為予め硝子基材表面に導電
性を持たせる通電処理を施すことが必要である。
【０００７】導電性を持たせる通電処理としては種々使
用可能であるが、熱可塑性樹脂に金属粉末やカ−ボンブ
ラック、グラファイト、カ−ボン繊維等の導電性物質を
適宜量添加したもの、或いは上記のような導電性物質を
添加した樹脂、又は樹脂自体が導電性を有する導電性高
分子樹脂被膜を形成せしめることができる。
用可能であるが、熱可塑性樹脂に金属粉末やカ−ボンブ
ラック、グラファイト、カ−ボン繊維等の導電性物質を
適宜量添加したもの、或いは上記のような導電性物質を
添加した樹脂、又は樹脂自体が導電性を有する導電性高
分子樹脂被膜を形成せしめることができる。
【０００８】前記導電性を持たせる通電処理を施した
後、次にプライマ−コ−トを施すが、該プライマ−コ−
トを施す塗料としては、アルキッド樹脂、エポキシ樹
脂、アクリル樹脂、ビニル系樹脂、ポリウレタン樹脂、
ポリエステル樹脂等から選ばれる少なくとも一種または
二種以上の樹脂をバインダ−とするものが適当であり、
アミノ化合物、フェノ−ル化合物、イソシアネ−ト化合
物、ポリアミド、金属アルコキシド、金属キレ−ト化合
物等の硬化剤と混合して使用できる。また、上記プライ
マ−コ−トを施す塗料には、酸化チタン、酸化鉄、カ−
ボンブラック、フタロシアニンブル−等の顔料、鉛丹、
亜酸化鉛、亜鉛末等の防食顔料のほか、分散安定剤、消
泡剤等が添加されることが適当である。
後、次にプライマ−コ−トを施すが、該プライマ−コ−
トを施す塗料としては、アルキッド樹脂、エポキシ樹
脂、アクリル樹脂、ビニル系樹脂、ポリウレタン樹脂、
ポリエステル樹脂等から選ばれる少なくとも一種または
二種以上の樹脂をバインダ−とするものが適当であり、
アミノ化合物、フェノ−ル化合物、イソシアネ−ト化合
物、ポリアミド、金属アルコキシド、金属キレ−ト化合
物等の硬化剤と混合して使用できる。また、上記プライ
マ−コ−トを施す塗料には、酸化チタン、酸化鉄、カ−
ボンブラック、フタロシアニンブル−等の顔料、鉛丹、
亜酸化鉛、亜鉛末等の防食顔料のほか、分散安定剤、消
泡剤等が添加されることが適当である。
【０００９】次に、本発明において粉体塗料により静電
塗装を施すが、静電塗装手段は従来公知のものを用いる
ことができる。なお、静電塗装においては、金属材料と
違って電気体積抵抗率が極めて大きいこと、或いは内外
装材のごとき平坦でない弧状表面であること等により、
種々の調整が必要である。例えば、粉体静電塗装におけ
る塗装膜厚についても、略均一な膜厚制御手段として
は、静電塗布部での滞留時間が長くなるほど塗膜は厚く
なり、この滞留時間は通板速度に反比例し電極に比例す
る為、通板速度が一定でも電極長さを可変にすれば付着
量を変えることができる。また、ラインスピ−ドを変化
させて行う方法、或いは印加電圧の変化、被塗装体と電
極との距離の変化、電極の面積の変化又はこれらの組合
わせによる方法、さらに粉体塗料噴霧ガンを並列に適宜
機数設置する方法等により、粉体塗装による塗装膜厚の
形成並びに所望の均一膜厚を得るための制御を行なうこ
とができる。
塗装を施すが、静電塗装手段は従来公知のものを用いる
ことができる。なお、静電塗装においては、金属材料と
違って電気体積抵抗率が極めて大きいこと、或いは内外
装材のごとき平坦でない弧状表面であること等により、
種々の調整が必要である。例えば、粉体静電塗装におけ
る塗装膜厚についても、略均一な膜厚制御手段として
は、静電塗布部での滞留時間が長くなるほど塗膜は厚く
なり、この滞留時間は通板速度に反比例し電極に比例す
る為、通板速度が一定でも電極長さを可変にすれば付着
量を変えることができる。また、ラインスピ−ドを変化
させて行う方法、或いは印加電圧の変化、被塗装体と電
極との距離の変化、電極の面積の変化又はこれらの組合
わせによる方法、さらに粉体塗料噴霧ガンを並列に適宜
機数設置する方法等により、粉体塗装による塗装膜厚の
形成並びに所望の均一膜厚を得るための制御を行なうこ
とができる。
【００１０】上記プライマ−コ−トは、乾燥塗膜厚とし
ては２０μ〜４０μの範囲が好ましく、２０μ以下では
粉体塗料の密着性が劣り、一方４０μを超えると不均一
になり易く経済性も悪くなるので好ましくない。また、
必要により硝子容器に密着性の向上を図るため予め粗面
化処理を施すことができる。
ては２０μ〜４０μの範囲が好ましく、２０μ以下では
粉体塗料の密着性が劣り、一方４０μを超えると不均一
になり易く経済性も悪くなるので好ましくない。また、
必要により硝子容器に密着性の向上を図るため予め粗面
化処理を施すことができる。
【００１１】また、本発明において、粉体静電塗装にお
いて用いる塗料は、上記プライマ−コ−トの塗料、すな
わちアルキッド樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ビ
ニル系樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂等か
ら選ばれる少なくとも一種または二種以上の樹脂をバイ
ンダ−とするもの、又はアミノ化合物、フェノ−ル化合
物、イソシアネ−ト化合物、ポリアミド、金属アルコキ
シド、金属キレ−ト化合物等の硬化剤と混合したもの等
を使用することができ、或いは異なる組成物であっても
よいが、相溶性や密着性が得られるものが適当である。
上記粉体静電塗装による乾燥塗膜厚としては、４０μ〜
１２０μが好ましく、さらに好ましくは５０μ〜８０μ
である。４０μでは質感、ボリュ−ム感が劣り粉体塗料
の属性からも薄塗りは技術的にも困難であり、また１２
０μを超えると経済性も悪く粉体塗料が重ねては付け難
いという性質上技術的にも難しい。
いて用いる塗料は、上記プライマ−コ−トの塗料、すな
わちアルキッド樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ビ
ニル系樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂等か
ら選ばれる少なくとも一種または二種以上の樹脂をバイ
ンダ−とするもの、又はアミノ化合物、フェノ−ル化合
物、イソシアネ−ト化合物、ポリアミド、金属アルコキ
シド、金属キレ−ト化合物等の硬化剤と混合したもの等
を使用することができ、或いは異なる組成物であっても
よいが、相溶性や密着性が得られるものが適当である。
上記粉体静電塗装による乾燥塗膜厚としては、４０μ〜
１２０μが好ましく、さらに好ましくは５０μ〜８０μ
である。４０μでは質感、ボリュ−ム感が劣り粉体塗料
の属性からも薄塗りは技術的にも困難であり、また１２
０μを超えると経済性も悪く粉体塗料が重ねては付け難
いという性質上技術的にも難しい。
【００１２】また、上記粉体静電塗装が施された硝子容
器製品に対し、さらに必要に応じ適宜印刷、ホットスタ
ンプ等従来の加飾加工も施すことができる。なお、本発
明の一実施例について説明したが、本発明は上記した実
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
器製品に対し、さらに必要に応じ適宜印刷、ホットスタ
ンプ等従来の加飾加工も施すことができる。なお、本発
明の一実施例について説明したが、本発明は上記した実
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
弧状面等を持った硝子容器基材に対し粉体塗装すること
により、硝子容器瓶の表面を厚膜で隠蔽して成形時の欠
点部分を修正する機能を果たすと共に、膜厚を有するボ
リュ−ム感と質感の溢れる塗装表面を表現でき、さらに
メタリック調の光輝性又はエンボス調の装飾性が得られ
る為、独特の高級感を与え化粧品用、酒用等の硝子容器
として好適である。また、弗化物を使用する白色不透明
瓶は公害等の問題を有するが、本発明の粉体塗装による
硝子容器ではボリュ−ム感のある白色不透明塗装が可能
で、かつ外観においても優れている。また、粉体静電塗
装を採用する為、従来のスプレ−塗装に比し、塗料の回
収、再使用を図り得ると共に、塗装膜厚を制御すること
により、厚い均一な膜厚等の装飾性が得られる他、紫外
線防止効果並びに抗菌性付与、さらに硝子瓶の外力、衝
撃からの保護を図り得る。
弧状面等を持った硝子容器基材に対し粉体塗装すること
により、硝子容器瓶の表面を厚膜で隠蔽して成形時の欠
点部分を修正する機能を果たすと共に、膜厚を有するボ
リュ−ム感と質感の溢れる塗装表面を表現でき、さらに
メタリック調の光輝性又はエンボス調の装飾性が得られ
る為、独特の高級感を与え化粧品用、酒用等の硝子容器
として好適である。また、弗化物を使用する白色不透明
瓶は公害等の問題を有するが、本発明の粉体塗装による
硝子容器ではボリュ−ム感のある白色不透明塗装が可能
で、かつ外観においても優れている。また、粉体静電塗
装を採用する為、従来のスプレ−塗装に比し、塗料の回
収、再使用を図り得ると共に、塗装膜厚を制御すること
により、厚い均一な膜厚等の装飾性が得られる他、紫外
線防止効果並びに抗菌性付与、さらに硝子瓶の外力、衝
撃からの保護を図り得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ０５Ｄ 5/12 Ｂ 7415−4Ｆ 7/00 Ｅ 7415−4Ｆ Ｂ６５Ｄ 23/08 Ａ
Claims (2)
- 【請求項１】 硝子容器の基材表面に導電性を持たせる
被膜層を配設した後に、該被膜層にプライマ−コ−トを
施し、その上に粉体塗料を静電塗装したことを特徴とす
る粉体塗装硝子容器。 - 【請求項２】 前記粉体塗料を制御手段により所望の膜
厚に形成してなる請求項１記載の粉体塗装硝子容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33053494A JPH08156940A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 粉体塗装硝子容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33053494A JPH08156940A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 粉体塗装硝子容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08156940A true JPH08156940A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18233715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33053494A Pending JPH08156940A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 粉体塗装硝子容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08156940A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10426246B2 (en) | 2014-02-14 | 2019-10-01 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic container |
| US10524558B2 (en) | 2016-06-10 | 2020-01-07 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic vessel |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP33053494A patent/JPH08156940A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10426246B2 (en) | 2014-02-14 | 2019-10-01 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic container |
| US10869534B2 (en) | 2014-02-14 | 2020-12-22 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic container |
| US10524558B2 (en) | 2016-06-10 | 2020-01-07 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic vessel |
| US11490711B2 (en) | 2016-06-10 | 2022-11-08 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic vessel |
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