JPH0815616B2 - 押出プレス装置 - Google Patents

押出プレス装置

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JPH0815616B2
JPH0815616B2 JP29742989A JP29742989A JPH0815616B2 JP H0815616 B2 JPH0815616 B2 JP H0815616B2 JP 29742989 A JP29742989 A JP 29742989A JP 29742989 A JP29742989 A JP 29742989A JP H0815616 B2 JPH0815616 B2 JP H0815616B2
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extrusion
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ram
billet
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JP29742989A
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琢磨 前田
正英 林
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は押出プレス装置に係り、特にプレス工程間の
アイドルタイムの短縮を図るようにした押出プレス装置
に関する。
[従来の技術] 押出プレス装置により押出プレスを行なう場合、ダイ
スにコンテナを押し付けた状態で、ビレットローダ上の
ビレットをラム先端のステムにより該コンテナ内に装填
する。(なお、通常は、ステムヘフィックスドダミーブ
ロックを装着させるが、ビレットとの間にダミーブロッ
クを介在させる場合も有る。)そして、ラムをさらに前
進させてステムにてビレットを強力に押圧し、ダイスか
らビレットを所定形状の押出製品として押し出す。
ビレットを押し出した後は、コンテナをコンテナシリ
ンダにより若干後退させて、ディスカードがコンテナか
ら外れた位置からメインラムを後退させる。次に、コン
テナとダイスとの間に切断装置の切断刃を送り込み、ダ
イス前面の残余のビレット(ディスカードと称され
る。)とを切り離す。
その後は、ラムを後退させてステムをコンテナから抜
き出し、次のビレットをコンテナに挿填して次サイクル
の押出プレス操作に移行する。
[発明が解決しようとする課題] 従来装置では次に課題があった。
コンテナをダイスに当接後、ラムの前進でビレットを
コンテナ内に装填し、ラムをさらに前進させ、ビレット
を押圧してダイスから押し出す直前のアプセット(ビレ
ットがコンテナに装填された後ステムで押圧されてコン
テナ径と同等まで圧縮されること)完了時点で、バープ
動作(ビレットの前進によってコンテナ内に閉じ込めら
れた空気の追い出し動作)を行なうためコンテナシリン
ダを作動させてコンテナの後退とともに、ラムも後退さ
せようとする場合、ラムの後退距離が大きいため、一旦
プレフィルバルブを全開して押出シリンダ内の多量の作
動油をオイルリザーバタンクに戻さなくてはならず、こ
のためプレフィルバルブを全開するまでの時間が長くか
かり、結果としてラムの後退作動時間が長くなり、プレ
ス工程間のアイドルタイムが徒らに長くなっていた。
[課題を解決するための手段] この問題点を解決するために、本発明においては、エ
ンドプラテンと、ダイスと、コンテナと、コンテナ内の
ビレット押圧用のステムが先端に設けられたラムを押出
シリンダに係合して前後摺動自在に設けるとともに、こ
の順に押出方向下流側から配設されている押出プレス装
置において、前記押出シリンダの後部に多量の作動油の
給排を行なうプレフイルバルブとは別に、少量の作動油
の抜き出しを行なう作動油抜出バルブを連結して設けた
構成にした。
[作用] バープ動作のために、コンテナの後退とともにラムを
後退させる場合、プレフィルバルブを閉のまま、押出シ
リンダに通じる作動油抜出バルブを開いて作動油の少量
抜き出しラムを若干距離(5〜10mm)素早く後退させる
ことでバープ動作時間が短縮される。
[実施例] 以下、実施例に係る押出プレス装置の構成について第
1,2図を用いて説明する。
第1図は押出プレス装置の要部平面図、第2図は押出
方向に沿って採った断面図である。
符号10はマシンベースであり、一端側にエンドプラテ
ン12が固設され、他端側にシリンダ取付ブロック14が設
置され、該シリンダ取付ブロック14に押出シリンダ16が
固設されている。エンドプラテン12は、押出シリンダ16
に対面する側の下部が突出してダイス支持部20となって
おり、該ダイス支持部20上にはダイスライド22がマシン
幅方向にスライド自在に設定されている。このダイスラ
イド22にダイス24が保持されている。
ダイスライド22は、エンドプラテン12の側方に設けら
れたシリンダ25によりマシン幅方向に移動される。そし
て、エンドプラテン12の背面(押出シリンダ16側の面)
に位置された押出運転位置と、エンドプラテン12の背面
から抜け出されたダイス交換位置との間を往復可能とさ
れている。
エンドプラテン12の押出シリンダ16と対面する側の上
部にはブラケット26が固設されており、該ブラケット26
に切断装置28が設けられている。該切断装置28は、後述
するダイスのディスカードと製品部とを切断するための
ものであり、シリンダ30により上下方向にストロークさ
れる切断刃32を備えている。
前記エンドプラテン12とシリンダ取付ブロック14とは
コラム34により連結されている。該コラム34のエンドプ
ラテン12側の部分にはコンテナガイド(図示略)が設け
られており、該コンテナガイドに沿って押出方向に移動
自在にコンテナ38が設置されている。
該コンテナ38を押出方向またはそれと反対方向に移動
させるためにコンテナシリンダ(コンテナ移動用シリン
ダ)40がエンドプラテン12に設けられている。コンテナ
シリンダ40のピストンロッド42の先端がコンテナホルダ
38Aに連結されており、コンテナシリンダ40のピストン
ロッド42を前進および後退させることにより、コンテナ
ホルダ38Aを第1,2図の左右方向に移動させることができ
る。なお、コンテナホルダ38Aに装着されているコンテ
ナ38はビレット装填孔44を有しており、該ビレット装填
孔44内にはコンテナスリーブ46が装着されている。
コンテナ38の押出シリンダ16側にはビレットローダ52
が設けられている。ビレットローダ52は駆動装置(図示
略)によってステム進退域から退避可能とされている。
前記押出シリンダ16はラム58を備えており、該ラム58
の先端にヘッドプレート56および取付部材54を介してス
テム60が取り付けられている。シリンダ16の上側にはオ
イルリザーバタンク62が設けられており、該オイルリザ
ーバタンク62とシリンダ16の後端の作動油導入口64とは
プレフィルバルブ66にて接続されている。このプレフィ
ルバルブ66にはバタフライバルブ68が設置されている。
導入口64には、該導入口64を開閉するための弁70が設置
されている。この弁70はシリンダ72により開閉作動され
る。
押出シリンダ16の側方にはサイドシリンダ76,78が設
けられており、それらのピストンロッド80,82は前記ヘ
ッドプレート56に固着されている。
このヘッドプレート56および前記コンテナホルダ38A
には、それらの位置を検出するためのリニアスケール等
の位置検出装置90,92が接続されている。
なお、前記シリンダ16,25,28,40,76,78には作動油圧
の供給管(第1,2図では図示略)が接続されている。
第3図は押出プレス装置の油圧配管系統図であり、メ
インポンプ84,86から前記コンテナシリンダ40,サイドシ
リンダ76,78および押出シリンダ16等へ油圧が供給され
る。第3図中の符号V1〜V13はバルブを示す。
このように構成された押出プレス装置の運転方法につ
いて次に説明する。
第1,2図に示す状態から押出を行なうには、まず前サ
イクルの押出中に、次サイクル用のビレット96(長さ測
定を完了したもの)をビレットローダ52で受けてコンテ
ナ38とメインラム58に干渉したい位置まで部分上昇して
いる。次いでビレットローダ52をプレス中心まで上昇さ
せる。そして押出シリンダ16のラム58を前進させてステ
ム60を前進させ、ビレット96をコンテナ38のビレット装
填孔44内に装填する。このラム58の前進時には弁70が開
放され、ラム58はサイドシリンダ76,78により前進され
る。ラム58の前進に伴って、オイルリザーバタンク62か
ら多量の作動油がプレフィルバルブ66を経て押出シリン
ダ16内に流入する。
次に、ビレットローダ52をコンテナ38と押出シリンダ
16との間の位置から退避させる。なお、コンテナ38は予
めコンテナシリンダ40によりダイス24と密着(接触)す
るように移動されている。このようにビレット96の装填
が終了した後、ラム58をさらに前進させ、コンテナ38と
ラム58を一時的に後退させてダイス24面を開き、バープ
サイクルを行なった後、コンテナ38を再度前進させてダ
イス24と密着させる。次にラム58を前進させてビレット
96を強力に押圧してダイス24から押し出す。このラム58
の強力な前進に際しては、弁70は閉弁され、代わりにバ
ルブV12が開放され、作動油圧が押出シリンダ16内に供
給される。
ビレット96の押し出しが終了した後、コンテナシリン
ダ40を作動させてコンテナ38をダイス24から離反させる
ように移動させ、ディスカードがコンテナ38から外れた
位置からメインラム58を後退させる。次いで、切断装置
28のシリンダ30を作動させ、切断刃32を下降させること
により製品とディスカードとを切断する。切断終了後、
シリンダ30により切断刃32を第2図の待機状態まで後退
させる。また、その後、ラム58を所定の待機位置まで後
退させると共に、コンテナ38をダイス24に密着させ、次
回の押出プレス工程に移行する。なお、ラム58の後退は
前記サイドシリンダ76,78により行なわれる。
前記したようにバープサイクルの動作において、ラム
58がサイドシリンダ76,78により後退されるときには、
押出シリンダ16内の作動油圧が油排出専用のプレフィル
バルブ66からオイルリザーバタンク62に戻されることの
ないようにプレフィルバルブ66を閉じたままの状態で、
まず、バルブV9を開放してアプセット時の圧力(120〜1
30kg/cm2)を抜き、この圧力が50kg/cm2近傍になった時
点でバルブV10は開指令のもとにバルブV10は開き始め
る。押出シリンダ16内の圧力がほぼ零となった時点でバ
ルブV9は閉じる。サイドシリンダ78の作動によってラム
58は後退し、さらに、ラム58の後退に伴って押出シリン
ダ16内の作動油はバルブV10からタンクへ排出される。
また、ラム58の部分後退距離は位置検出装置90によりコ
ントロールされ、かつ、コンテナ38の部分後退距離は位
置検出装置92により最小限でコントロールされる。ここ
で、ラム58の後退時に作動油供給系路とは別の後退専用
の系路100,102から作動油がオイルリザーバタンク62に
戻されるのでラムの後退速度が大きくなる。ラム58とコ
ンテナ38の後退距離は、アプセット時にダイス24とコン
テナ38およびビレット96の3者間に閉じ込められた空気
の排出に必要なように最小寸法(約10mm)が一応の目標
である。
この後、先ずコンテナシリンダ40のピストンロッド側
に作動油圧を供給して、コンテナ38をダイス24に当接さ
せてビレット96の押出可能なようにコンテナ38をダイス
24側へ再度押圧しておく。
次に、プレフィルバルブ66の閉を継続したままバルブ
V9とV10を閉じるとともにバルブV11とV12を開けてサイ
ドシリンダ78,80および押出シリンダ16内に作動油圧を
供給する。
こうして、ラム58が前進を開始してビレット96の押し
出しが行なわれる。
本実施例装置においては、押出シリンダ16内の作動油
圧をプレフィルバルブ66をいちいち開閉せずに、バルブ
サイズの小さい圧抜き専用のバルブV9とV10の開閉で作
動油圧の抜き出しを行ない、かつ、バルブV9とV10同様
にバルブV12を開放して作動油圧の導入が可能なために
ラム58の後退および前進が短時間でスムースに行なうこ
とができる。
このようなことから、本実施例装置ではアイドルタイ
ムがきわめて短いものとなる。
[発明の効果] 以上の実施例からも明らかな通り、本発明装置による
とバープ動作を行なうためにラムを後退させる時、ラム
の後退距離が小さいためプレフィルバルブを開放して作
動油を一旦オイルリザーバタンクに戻すといったことは
行なわず、操作の簡単で開閉時間の短かいバルブV10
用いたためにラムの後退時間が短縮され、押出プレス工
程用のアイドルタイムが著しく短縮される。そして、こ
の結果、押出プレス装置の稼動効率が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例装置の平面図、第2図は縦断面図、第3
図は油圧系統図である。 16…押出シリンダ、24…ダイス、28…切断装置、32…切
断刃、38…コンテナ、58…ラム、60…ステム、90,92…
位置検出装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンドプラテンと、ダイスと、コンテナ
    と、コンテナ内のビレット押圧用のステムが先端に設け
    られたラムを押出シリンダに係合して前後摺動自在に設
    けるとともに、この順に押出方向下流側から配設されて
    いる押出プレス装置において、前記押出シリンダの後部
    に多量の作動油の給排を行なうプレフイルバルブとは別
    に、少量の作動油の抜き出しを行なう作動油抜出バルブ
    を連結して設けたことを特徴とする押出プレス装置。
JP29742989A 1989-11-17 1989-11-17 押出プレス装置 Expired - Lifetime JPH0815616B2 (ja)

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JPH0531526A (ja) * 1991-07-30 1993-02-09 Ube Ind Ltd 押出プレスの作動油の圧抜き方法
JPH05220597A (ja) * 1992-02-14 1993-08-31 Ube Ind Ltd 押出プレス装置
JP5831742B2 (ja) * 2011-08-11 2015-12-09 宇部興産機械株式会社 押出プレス装置
CN102430607A (zh) * 2011-12-23 2012-05-02 芜湖精塑实业有限公司 应用于隔热条生产领域的隔热条挤压设备
DE102014209685B3 (de) * 2014-05-21 2015-10-22 Sms Meer Gmbh Strangpresse mit Hydraulikantrieb

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