JPH0815615B2 - メカニカルデスケーリング方法及びそのスケール破砕装置 - Google Patents

メカニカルデスケーリング方法及びそのスケール破砕装置

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JPH0815615B2
JPH0815615B2 JP3087207A JP8720791A JPH0815615B2 JP H0815615 B2 JPH0815615 B2 JP H0815615B2 JP 3087207 A JP3087207 A JP 3087207A JP 8720791 A JP8720791 A JP 8720791A JP H0815615 B2 JPH0815615 B2 JP H0815615B2
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行治 久冨木
稔典 大坪
卓三 加古
圭一郎 大野
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Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造の後、所定の
長さに切断されたスラブまたはブルームの表面からスケ
ールを除去するためのメカニカルデスケーリング方法及
びそのスケール破砕装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造設備により得られたスラブは所
定の長さに切断ののち、熱間圧延が行われる。スラブを
熱間圧延しようとする場合、加熱炉で加熱したのち粗圧
延機にかけ、更に仕上げ圧延機にかけて所望の仕様の製
品を得ている。ところで、加熱炉においては、スラブ表
面に酸化スケールが生成され、これを圧延前に除去して
おかないと、スケールが圧延で押し込まれて表面疵とな
って残るため、従来、数百Kg/cm2 の圧力の高圧水
をスラブ表面に噴射し、スケールを吹き飛ばすことによ
りスケール除去を図っていた。
【0003】しかし、このような高圧水の噴射によるス
ケール除去方法にあっては、スケールの剥離を完全に行
うことはできなかった。特に、シリコン(Si)、ニッ
ケル(Ni)、銅(Cu)などの合金元素を多く含む鋳
片においては、生成するスケールの密着力が強いため、
スケール除去は殆ど不可能であった。
【0004】そこで、機械的な手段によりスケールを除
去することが提案されており、例えば、英国特許736
381号、米国特許1984762号、特開昭61−2
36412号公報などがある。英国特許736381号
に記載の技術は、被打撃体(被加工品)の上面に装置全
体が乗り、この装置を自走させながらレバー状のツール
を回転させ、その先端に設けられた駒形のストライキン
グヘッドを被打撃体の表面に圧接させて、スケールを掻
き落とすことによりスケール除去を行っている。さら
に、米国特許1984762号に記載の技術は、円板状
で且つ周端の全周にわたって波型加工が施されたホィー
ルを回転軸に多層密着させて外嵌ならびに固定し、この
ホィール群を回転させ、その先端部を被加工面に接触さ
せてスケールを掻き落とすことによりスケール除去を行
っている。また、特開昭61−236412号公報に記
載の技術は、軸に外嵌された円板状の支持板の円周方向
に一定間隔に複数のハンマを一列に半径方向に微動可能
に取り付け、その先端部をスラブの表面に当接させるこ
とによりスケール除去を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術にあっては、英国特許736381号の場合、装置
が上面を移動してスケール除去を行うものであるため、
下面のスケール除去が行えないほか、打撃体の先端部が
鋭利な形状であるために熱間で鋳片を打撃すると、被加
工面の表面に鋭利な打痕が残り、この打痕は圧延後でも
消えずに残るという不具合がある。英国特許19847
62号の場合、その構造上、大きな打撃力が得られず、
十分なスケール破砕効果が得られない。
【0006】さらに、特開昭61−236412号公報
に記載の構成は、鋳片両端のまくれ除去には有効である
が、鋳片全面のスケール除去に用いた場合には打撃体頭
部の形状が鋭利であるために、圧延後の打痕を消すこと
はできない。また、打撃中における鋳片上面を押さえる
手段が無いため、打撃の際の振動が大きくなり、これに
伴って打撃むらも多くなり、実用には供することはでき
ない。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の実情
に鑑みてなされたものであり、表面に疵を付けること無
く、被加工材の両面のスケールを除去できるようにした
メカニカルデスケーリング方法及びそのスケール破砕装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、スラブまたはブルームに付着したスケー
ルを加熱炉から圧延機へ搬送する間で除去するメカニカ
ルデスケーリング方法において、回転軸の円周方向に回
動自在にして前記回転軸の周辺に一定間隔に取り付けら
れた打撃体を有するスケール破砕装置を用いた前記打撃
体の先端部の描く包絡線が前記スラブまたはブルームの
表面に対し5mm以上オーバーラップするように予め設
定し、冷却手段により冷却された前記スラブまたはブル
ームが前記スケール破砕装置に進入し、その先端が所定
の位置に達したことをもって上昇位置にあった回転中の
前記打撃体を前記オーバーラップ位置まで移動させると
共に前記スラブまたはブルームを搬送させてスケールを
破砕し、このスケール破砕の終了ののち前記スラブまた
はブルームを前記圧延機方向へ搬送し、その搬送過程で
前記スラブまたはブルームの表面に高圧水を噴射してス
ケールを除去するようにしている。
【0009】また、上記スケール破砕装置は、鋳片の上
下の鋳片幅方向に水平に設置された主軸の周面上の長手
方向に複数に分割して回動可能に一列に設置すると共に
これを円周方向に所定ピッチで設けてなる複数列の打撃
体と、この打撃体の前後上側に設置される押さえローラ
と、前記鋳片に接触する前記打撃体の先端部の円周稜線
を5〜20Rの範囲で丸みを持たせ、前記打撃体が前記
主軸の回転に伴って描く包絡線が鋳片表面と5mm以上
オーバーラップし且つ打撃方向の鋳片打撃ピッチを25
mm以下にする設定手段とを設ける構成にすることがで
きる。
【0010】
【作用】上記した手段によれば、加熱ののち冷却された
スラブまたはブルームは、その表面に対し所定のオーバ
ーラップが設定された打撃体の摺接によって両面に付着
したスケールがオーバーラップの効果により完全に破砕
され、スラブまたはブルームの搬送と共に順次先端から
尾端に向かってスケール破砕が行われ、更に破砕された
スケールが高圧水の噴射によりスラブまたはブルームの
表面からスケールが除去される。したがって、表面に疵
を付けること無く、被加工材の両面のスケールを除去す
ることができる。
【0011】また、上記した他の手段によれば、主軸の
軸方向に沿って複数に分割かつ一列に配設し、これを円
周方向に複数個を設けて構成される打撃体は、オーバー
ラップ、先端部の円周稜線形状及び鋳片打撃ピッチの各
々が主軸の回転に伴う摺接に対し最良なスケール破砕効
果が得られる値に設定されている。したがって、簡単な
構成により、スラブまたはブルームの両面のスケールを
効果的に破砕することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0013】図1は本発明方法を達成するためのスケー
ル破砕装置及び圧延設備の概要を示す構成図である。
【0014】スラブ1を加熱するために加熱炉2が設け
られ、その後段にはスラブ1の上下面を冷却するための
ノズル3(冷却手段)が設けられている。このノズル3
の後段にはスラブ1の表面のスケールを破砕して除去す
るためのスケール破砕装置4が設置され、このスケール
破砕装置4の後段に該装置によって破砕したスケールを
除去するための高圧水噴射装置5が設置されている。こ
の高圧水噴射装置5の後段には、圧延機6が順次設置さ
れている。
【0015】以上の構成において、スラブ1は加熱炉2
で加熱されるが、スラブ1の表面には加熱によって酸化
スケールが生成される。この状態のままスラブ1はノズ
ル3の間に搬送され、噴射された冷却水がスラブ表面に
供給されることにより、酸化スケールは表面から浮き上
がる。この浮き上がったスケールは、次段のスケール破
砕装置4によって完全に掻き取られ、さらに掻き取られ
たスケールが高圧水噴射装置5から噴射された高圧水に
よって流し去られ、スケールがスラブ1上に残留するこ
とはない。しかも、両面のスケールを同時に除去するこ
とができる。
【0016】図2はスケール破砕装置4の詳細を示す側
面図であり、図3はその正面図である。なお、図中、8
はスラブ1の下側に所定間隔に配設されてスラブ1の搬
送に用いられる搬送ローラであり、9a,9bはスラブ
1の振動を抑えるためにスケール破砕位置の前後のスラ
ブ1の上側に配設されたスラブ押さえローラである。い
ずれも、図1では図示を省略している。
【0017】回転軸41には、複数(本実施例では13
個)のリング状のフランジ42が外嵌され、何らかの手
段により固定されている。このフランジ42の各々に
は、円周方向に等間隔に貫通孔が設けられており、同一
位置の貫通孔間には打撃体回転軸43が夫々挿通され、
その両端はボルト44によって両側に配設されたフラン
ジ42に締めつけ固定されている。さらに、打撃体回転
軸43面には、密接状態で複数の打撃体45が打撃体回
転軸43に整列状態で軸支されている。打撃体45の各
々は、回転軸41の円周方向に自在に回動することがで
き、回転しない静止状態では図4のように、一部は垂下
し、一部は倒れている。そして、打撃体45の先端部は
図5(正面図)及び図6(側面図)に示すように、円周
稜線は5〜20Rの範囲で丸みが付けられ、疵の発生を
抑制するように配慮している。また、図3に示すよう
に、中間に配設されたフランジ42の両側に配設された
打撃体は、フランジ幅分の空間を埋めることができるよ
うに先端部を水平方向に突出させた打撃体46を用いて
いる。
【0018】以上の構成によるスケール破砕機構は、同
一構成によるスケール破砕機構4a及びスケール破砕機
構4bを、図2に示すようにスラブ1を挟んで上下に対
象的に配設され、この一対によりスケール破砕装置4が
形成される。
【0019】ここで、スケール破砕装置4の動作を説明
すると、スラブ1の先端を不図示のセンサが検出し、ス
ケール破砕機構4a,4bが共にスラブ1側へ移動する
と共に回転軸41が例えば400rpmで回転し、これ
にともなって打撃体45が回転する。このとき、打撃体
45の先端面がスラブ1の表面からオーバーラップ量L
(mm)だけ食い込む(実際には、打撃体45が回動自
在に取り付けられているのでスラブ1内に食い込むこと
はないが、ここでは仮想的に考えている)ように回転軸
41の軸心位置を設定する。本実施例では、オーバーラ
ップ量Lが5mm以上になるようにしている。
【0020】このとき、打撃体45はスラブ1の先端部
に有るが、この状態からスラブ1を正方向に搬送させる
と、先端側から後端側に向かってスラブ1の上下面のス
ケールは次々と打撃体45によって破砕され、除去しや
すい状態に処理される。
【0021】ところで、スケール除去性を良好にする条
件は種々あり、具体的には、打撃体45の頭部の形状、
オーバーラップ量Lの値、鋳片打撃ピッチなどである。
この詳細について以下に説明する。なお、ここでの圧延
条件は、鋳片厚240mmに対し圧延後の厚みを100
mmにするものとしている。
【0022】図7は打撃体頭部の形状とスケール除去性
及び打疵の関係を示し、図8はオーバーラップ量Lとス
ケール除去性の関係を示し、図9は鋳片打撃ピッチとス
ケール除去性の関係を示している。図7から明らかなよ
うに、打撃体頭部の四周の稜線のR寸法を2mm〜24
mmまで変えながらスケーク除去性の良否を判定したと
ころ、22mmまでは良好な結果が得られたが、これ以
上では打疵部スケール押し込み残り疵が発生した。ま
た、圧延後の打疵残留の有無を見たところ、2〜3mm
では打疵が発生した。このことから、スケール除去性と
圧延後の打疵残留無しを実現するためには、R寸法を4
mm〜22mmに設定すればよいことがわかる。
【0023】更に、図8のように、オーバーラップ量L
を1mm〜15mmまで1mmごとに増加させてスケー
ル除去性の良否を判定したところ、4mm以上から良好
な結果が得られた。このことから明らかなように、公知
例の如くにオーバーラップを0状態にしたのでは、スケ
ール除去が不十分になることがわかる。
【0024】また、図9のように、鋳片打撃ピッチP
(ただし、P=V/NMで、Vは鋳片搬送速度(mm/
min)、Nは打撃回転体の回転数(rpm)、Mは打
撃体設置列数(6列)である)を5mm〜35mmまで
2乃至5mmステップで増やしてスケール除去性の良否
を判定した。その結果、5〜27mmにわたって良好な
スケール除去性が得られ、29mm以上では打疵間にス
ケール残りが生じるようになった。
【0025】以上から余裕をみて総合的に判断すると、
オーバーラップ量Lを5mm以上にし、鋳片打撃ピッチ
Pを25mm以下にし、R寸法を5mm〜20mm程度
に設定すればよいことがわかる。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0027】請求項1のメカニカルデスケーリング方法
においては、スラブまたはブルームに付着したスケール
を加熱炉から圧延機へ搬送する間で除去するメカニカル
デスケーリング方法において、回転軸の円周方向に回動
自在にして前記回転軸の周辺に一定間隔に取り付けられ
た打撃体を有するスケール破砕装置を用いて前記打撃体
の先端部の描く包絡線が前記スラブまたはブルームの表
面に対し5mm以上オーバーラップするように予め設定
し、冷却手段により冷却された前記スラブまたはブルー
ムが前記スケール破砕装置に進入し、その先端が所定の
位置に達したことをもって上昇位置にあった回転中の前
記打撃体を前記オーバーラップ位置まで移動させると共
に前記スラブまたはブルームを搬送させてスケールを破
砕し、このスケール破砕の終了ののち前記スラブまたは
ブルームを前記圧延機方向へ搬送し、その搬送過程で前
記スラブまたはブルームの表面に高圧水を噴射してスケ
ールを除去するようにしたので、表面に疵を付けること
無く、被加工材の両面のスケールを除去することができ
る。
【0028】請求項2のスケール破砕装置においては、
スケール破砕装置は、鋳片の上下の鋳片幅方向に水平に
設置された主軸の周面上の長手方向に複数に分割して回
動可能に一列に設置すると共にこれを円周方向に所定ピ
ッチで設けてなる複数列の打撃体と、この打撃体の前後
上側に設置される押さえローラと、前記鋳片に接触する
前記打撃体の先端部の円周稜線を5〜20Rの範囲で丸
みを持たせ、前記打撃体が前後主軸の回転に伴って描く
包絡線が鋳片表面と5mm以上オーバーラップし且つ打
撃方向の鋳片打撃ピッチを25mm以下にする設定手段
とを設ける構成にしたので、簡単な構成により、スラブ
またはブルームの両面のスケールを効果的に破砕するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を達成するためのスケール破砕装置
及び圧延設備の概要を示す構成図である。
【図2】スケール破砕装置の詳細を示す側面図である。
【図3】スケール破砕装置の詳細を示す正面図である。
【図4】スケール破砕機構の静止状態を示す側面図であ
る。
【図5】打撃体の先端部の詳細を示す正面図である。
【図6】打撃体の先端部の詳細を示す側面図である。
【図7】本発明における打撃体頭部の形状Rとスケール
除去性及び打疵の関係を示す説明図である。
【図8】本発明におけるオーバーラップ量Lとスケール
除去性の関係を示す説明図である。
【図9】本発明における鋳片打撃ピッチPとスケール除
去性の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 スラブ 2 加熱炉 3 ノズル 4a,4b スケール破砕機構 5 高圧水噴射装置 6 粗圧延機 7 仕上圧延機 41 回転軸 42 フランジ 43 打撃体回転軸 44 ボルト 45 打撃体 46 打撃体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 圭一郎 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社 君津製鐵所内 (56)参考文献 特開 平1−178311(JP,A) 実開 昭52−42414(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラブまたはブルームに付着したスケー
    ルを加熱炉から圧延機へ搬送する間で除去するメカニカ
    ルデスケーリング方法において、回転軸の円周方向に回
    動自在にして前記回転軸の周辺に一定間隔に取り付けら
    れた打撃体を有するスケール破砕装置を用いて前記打撃
    体の先端部の描く包絡線が前記スラブまたはブルームの
    表面に対し5mm以上オーバーラップするように予め設
    定し、冷却手段により冷却された前記スラブまたはブル
    ームが前記スケール破砕装置に進入し、その先端が所定
    の位置に達したことをもって上昇位置にあった回転中の
    前記打撃体を前記オーバーラップ位置まで移動させると
    共に前記スラブまたはブルームを搬送させてスケールを
    破砕し、このスケール破砕の終了ののち前記スラブまた
    はブルームを前記圧延機方向へ搬送し、その搬送過程で
    前記スラブまたはブルームの表面に高圧水を噴射してス
    ケールを除去することを特徴とするメカニカルデスケー
    リング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1におけるスケール破砕装置は、
    鋳片の上下の鋳片幅方向に水平に設置された主軸の周面
    上の軸方向に複数に分割して回動可能に一列に設置する
    と共にこれを円周方向に所定ピッチで設けてなる複数列
    の打撃体と、この打撃体の前後上側に設置される押さえ
    ローラと、前記鋳片に接触する前記打撃体の先端部の円
    周稜線を5〜20Rの範囲で丸みを持たせ、前記打撃体
    が前記主軸の回転に伴って描く包絡線が鋳片表面と5m
    m以上オーバーラップし且つ打撃方向の鋳片打撃ピッチ
    を25mm以下にする設定手段とを具備することを特徴
    とするスケール破砕装置。
JP3087207A 1991-03-28 1991-03-28 メカニカルデスケーリング方法及びそのスケール破砕装置 Expired - Lifetime JPH0815615B2 (ja)

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