JPH08155818A - ホーニング加工装置およびホーニング加工方法 - Google Patents

ホーニング加工装置およびホーニング加工方法

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JPH08155818A
JPH08155818A JP29731094A JP29731094A JPH08155818A JP H08155818 A JPH08155818 A JP H08155818A JP 29731094 A JP29731094 A JP 29731094A JP 29731094 A JP29731094 A JP 29731094A JP H08155818 A JPH08155818 A JP H08155818A
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JP
Japan
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expansion pressure
per unit
unit time
grinding amount
honing
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Application number
JP29731094A
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English (en)
Inventor
Masahiko Iiizumi
雅彦 飯泉
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 目標とする加工径に達するまでの加工時間を
一定化させて、仕上面の状態を被加工物相互間で均一化
する。 【構成】 エアノズル47からシリンダボア17に向け
てエアを吹き付けることで、エアマイクロメータ49に
よりシリンダボア17の加工径を検出し、算出回路51
で単位時間当たりの研削量を算出する。拡張圧力制御回
路55は、シリンダボア17にに対する単位時間当たり
の研削量が、あらかじめ定められた単位時間当たりの研
削量を越えたときには、加工速度が速すぎるとして、シ
リンダボア17内面に砥石29を押し付けるための油圧
シリンダ23による拡張圧力を低下させる一方、逆に下
回るときには、加工速度が遅すぎるとして、同拡張圧力
を上昇させてホーニング加工を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、研削砥石が被加工物
の加工孔内面に対し所定の拡張圧力で拡張移動して押付
けられつつ、その砥石が取付けられたホーニングヘッド
が回転かつ軸方向移動して加工孔内面を研削加工するホ
ーニング加工装置およびホーニング加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】被加工物の加工孔内面、例えばエンジン
のシリンダボア内面に対する精密仕上げ加工には、砥石
が取付けられるホーニングヘッドが回転しつつ軸方向移
動すなわち上下動して研削加工を行うホーニング加工が
一般に用いられる(特開昭56−76374号公報参
照)。
【0003】図6は、ホーニングヘッド1を用いて被加
工物3の加工孔内面3aに対し、ホーニング加工を行っ
ている状態を示す概略的な動作説明図である。ホーニン
グボディ5の外周には複数の砥石7が配置され、この砥
石7は、ホーニングボディ5内に設けられて加工孔内面
3aに対して接近離反する方向に移動可能なシュー9の
外周に装着されている。ホーニングボディ5内には砥石
拡張用のテーパコーン11を備えた上下動可能な拡張ロ
ッド13が収納され、拡張ロッド13には、図示しない
油圧機構などにより拡張圧力Pが付与される。
【0004】拡張ロッド13に拡張圧力Pが付与される
と、テーパコーン11が下方へ移動し、これに伴いシュ
ー9が砥石7と共に外方に移動して、加工孔内面3aに
対する砥石7の押付圧力が発生することになる。この状
態でホーニングヘッド1が、図示しない回転モータおよ
び上下動シリンダなどにより回転および上下動すること
で加工孔内面3aがホーニング加工される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ホーニング加工においては、一つの被加工物に対する加
工時間を一定とすることで、仕上面の状態を均一化する
ことが可能となる。しかしながら、実際には、砥石が鋭
利であるとか目詰まりが発生しているなどその性状や、
冷却液であるクーラントの汚れなどにより、加工開始か
ら目標とする加工径に達するまでの加工時間が変化し、
加工効率(単位時間当たりの研削量)が変化するものと
なる。例えば、加工時間が短かい(加工速度が速い)場
合には、加工孔内面にエアを吹き付けてそのときの背圧
もしくは流量により加工孔の内径を測定するエアマイク
ロメータを利用した、いわゆるエア定寸制御が追従でき
ず、加工精度が低下する上、加工孔内面の表面粗さが粗
くなるという問題があり、逆に加工時間が長い(加工速
度が遅い)場合には、砥石に目詰まりが発生し、表面粗
さとしては細かすぎるものとなって、仕上げ面の状態が
被加工物によってばらつくという問題がある。
【0006】そこで、この発明は、目標とする加工径に
達するまでの加工時間を一定させて、仕上面の状態を被
加工物相互間で均一化することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、図1に示すように、ホーニン
グヘッドに設けた砥石を加工孔内面に向けて拡張移動さ
せるための拡張圧力を発生させる拡張圧力発生手段23
と、前記加工孔内面に対する単位時間当たりの研削量の
あらかじめ定められた設定値を記憶する記憶手段55a
と、前記加工孔内面に対する単位時間当たりの研削量を
検出する研削量検出手段51と、この研削量検出手段5
1が検出した単位時間当たりの実際の研削量と前記設定
値とを比較して前記拡張圧力発生手段23による拡張圧
力を制御する拡張圧力制御手段55とを有する構成とし
てある。
【0008】第2に、第1の構成において、拡張圧力制
御手段は、研削量検出手段が検出した単位時間当たりの
実際の研削量が記憶手段に記憶された設定値を越えたと
きには前記拡張圧力発生手段による拡張圧力を低下させ
る一方、前記実際の研削量が前記設定値を下回るときに
は前記拡張圧力を上昇させる。
【0009】第3に、加工孔に対する単位時間当たりの
研削量が、あらかじめ定められた単位時間当たりの研削
量を越えたときには、加工孔内面に砥石を押し付けるた
めの拡張圧力を低下させる一方、逆に下回るときには同
拡張圧力を上昇させて研削加工を行う加工方法としてあ
る。
【0010】第4に、第2の構成または第3の方法にお
いて、拡張圧力の低下または上昇の動作は、中仕上げ加
工もしくは最終仕上げ加工で行う。
【0011】
【作用】第1の構成によれば、研削量検出手段が検出し
た単位時間当たりの実際の研削量と、記憶手段に記憶さ
れたあらかじめ定められた単位時間当たりの研削量とを
比較して、砥石の加工孔内面に対する拡張圧力発生手段
による拡張圧力を制御することで、単位時間当たりの研
削量を設定値に近付けることが可能となる。
【0012】第2の構成または第3の方法によれば、加
工孔に対する単位時間当たりの研削量が、あらかじめ定
められた単位時間当たりの研削量を越えたときには、加
工孔内面に砥石を押し付けるための拡張圧力を低下させ
る一方、逆に下回るときには同拡張圧力を上昇させて研
削加工を行うことで、単位時間当たりの研削量を設定値
に近付け、加工時間を一定化させる。
【0013】第4の構成または方法によれば、中仕上げ
加工もしくは最終仕上げ加工にて、拡張圧力の低下また
は上昇の動作を行うことで、仕上げ面の加工精度が向上
する。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
【0015】図2は、この発明の一実施例を示すホーニ
ング加工装置の要部の構成図である。被加工物となるエ
ンジンのシリンダブロック15は、図示しないホーニン
グ盤本体の加工テーブル上にセットされ、シリンダブロ
ック15の加工孔であるシリンダボア17に対し、ホー
ニングヘッド19を挿入してその内面を研削加工する。
【0016】ホーニングヘッド19は、本体21内に挿
入されて拡張圧力発生手段としての油圧シリンダ23に
よって上下動可能な二つのテーパコーン25と、テーパ
コーン25の下降によってシリンダボア17の内面に向
けて押付けられ円周方向に複数配置されたシュー27
と、シュー27の外周面に装着されシリンダボア17の
内面を研削加工する図中で上下方向に長い直方体状の砥
石29とを備えている。このようなホーニングヘッド1
9は、テーパコーン25およびシュー27によって砥石
29がシリンダボア17の内面に所定の拡張圧力で押付
けられた状態で、全体として上下動シリンダ30および
回転モータ31を駆動源として上下動すると同時に回転
しながらホーニング加工を行う。
【0017】油圧シリンダ23は、駆動モータ32に連
結されたポンプ33の駆動により、タンク35内の油
が、油圧配管37に設けられた絞り弁39、チェック弁
41および、方向制御弁43を介して供給されることで
動作する。
【0018】ホーニングヘッド19の本体21には、上
下方向に延長されるエア通路45が形成され、このエア
通路45は、先端部分がホーニング加工時にシリンダボ
ア17の内面に対向して開口するエアノズル47を構成
し、基端側が図1中で上面に開口してエア配管48を介
してエアマイクロメータ49に接続されている。エアマ
イクロメータ49は、エアノズル47からシリンダボア
17の内面にエアを吹き付けることにより、そのときの
背圧もしくは流量が電気信号に変換され、背圧もしくは
流量に応じたシリンダボア17の所定の加工寸法が算出
回路51により算出される。算出された加工寸法が目標
とする加工径に達したら、定寸装置53によりホーニン
グ盤の動作を停止させるべく、前述した上下動シリンダ
30および回転モータ31の駆動を制御する。
【0019】算出回路51は、エアマイクロメータ49
の出力値から、単位時間当たりの実際の研削量を演算す
る機能を備えている。つまり、算出回路51は、研削量
検出手段を含んでいる。図3は、加工時間と加工径との
関係を、粗加工、中仕上げ加工、最終仕上げ加工の順に
示したもので、ここでの単位時間当たりの研削量は、中
仕上げ加工および最終仕上げ加工でのものであり、中仕
上げ加工の中で示したように、(d2 −d1 )/(t2
−t1 )で表される。なお、定寸装置53による定寸制
御は、時間t0 の中仕上げ加工以後になされる。
【0020】算出回路51が算出した単位時間当たりの
研削量の値は、拡張圧力制御手段としての拡張圧力制御
回路55に入力される。拡張圧力制御回路55は、絞り
弁39を開閉制御して油圧シリンダ23による拡張圧力
を制御するもので、あらかじめ定められた単位時間当た
りの研削量、すなわち目標とする最適な加工効率kを記
憶する記憶手段としてのメモリを内蔵している。拡張圧
力制御回路55は、入力された研削量の値が前記記憶さ
れた研削量(加工効率k)を越えたときには、絞り弁3
9を閉じて拡張圧力を低下させる一方、逆に下回るとき
には絞り弁39を開いて同拡張圧力を上昇させるよう制
御する。
【0021】シリンダブロック15の上部には、アッパ
プレート57が配置されている。アッパプレート57の
貫通孔57aにはガイドリング59が嵌め込まれるとと
もに、ガイドリング59の上部にはマスタリング61,
63が設けられ、ガイドリング59およびマスタリング
61,63は、アッパプレート57上に装着される固定
部材65により固定される。
【0022】ガイドリング59は、ホーニングヘッド1
9をシリンダボア17内に挿入するときの案内となるガ
イド孔59aを備えている。二つのマスタリング61,
63は、ホーニング加工によるシリンダボア17の目標
とする加工内孔径の上限値および下限値とそれぞれ同じ
径を有しており、ホーニング加工に先立ち、エアマイク
ロメータ49のノズル47からのエア圧力を受けて、シ
リンダボア17の内径の上限値および下限値の範囲を設
定する。
【0023】上記したようなホーニング加工装置におい
ては、上下動シリンダ30の動作により、ホーニングヘ
ッド19をマスタリング61,63内に挿入し、この状
態でマスタリング61,63の内面にエアノズル47か
らエアを吹き付けることで、目標とする加工孔内径の上
限値と下限値とをエアマイクロメータ49および算出回
路51により算出する。
【0024】この状態から、ホーニングヘッド19を、
さらに下降させて図2に示すように、シリンダボア17
内に挿入する。このとき、回転モータ31によりホーニ
ングヘッド19は回転し、かつ油圧シリンダ23の動作
によりテーパコーン25が下降して砥石29がシュー2
7を介してシリンダボア17内面に所定の拡張圧力で押
し付けられる。このように、ホーニングヘッド19は、
砥石29が所定の拡張圧力でシリンダボア17の内面に
押し付けられた状態で、上下動および回転動作を行いな
がらホーニング加工を行う。
【0025】上記ホーニング加工では、エアノズル47
からエアをシリンダボア17の内面に吹き付けること
で、エアマイクロメータ49および算出回路51を介し
て定寸装置53により、加工径が目標とする加工孔内径
の上限値と下限値と間の値に達するまで定寸制御を行
う。
【0026】図4は、上記ホーニング加工中において、
拡張圧力制御回路55による拡張圧制御を示すフローチ
ャートである。エアノズル47からエアをシリンダボア
17内面に吹き付けることで、加工量として背圧もしく
は流量がエアマイクロメータ49によって電気信号に変
換され、この電気信号は算出回路51に入力される。算
出回路51は、エアマイクロメータ49によって検出さ
れた単位時間当たりの研削量が、内蔵するメモリに記憶
された単位時間当たりの研削量(加工効率k)を越えて
いるかどうか、すなわちk<(d2 −d1 )/(t2
1 )であるかどうかを判断する(ステップS1)。越
えている場合には、加工速度が速すぎ、この状態で加工
を継続した場合には加工径が目標値に達するまでの加工
時間が短くなるとして、拡張圧力制御回路55は、絞り
弁39を閉じ側に制御し、油圧シリンダ23による拡張
圧力Pを減圧する(ステップS2)。
【0027】逆に、単位時間当たりの研削量が、記憶さ
れている研削量(加工効率k)を越えていない場合に
は、単位時間当たりの研削量が、研削量(加工効率k)
を下回っているかどうか、すなわちk>(d2 −d1
/(t2 −t1 )であるかどうかを判断する(ステップ
S3)。ここで、下回っている場合には、加工速度が遅
すぎ、この状態で加工を継続した場合には加工径が目標
値に達するまでの加工時間が長くなるとして、拡張圧力
制御回路55は、絞り弁39を開き側に制御し、油圧シ
リンダ23による拡張圧力を増圧する(ステップS
4)。
【0028】上記ステップS3で、検出された単位時間
当たりの研削量が、研削量(加工効率k)を下回ってい
ない場合、つまりk=(d2 −d1 )/(t2 −t1
の場合には、拡張圧力制御回路55は、絞り弁39をそ
のままとして油圧シリンダ23による拡張圧力Pを一定
に保持する(ステップS5)。
【0029】図5は、拡張圧力Pに対する加工効率kの
最適な関係を破線Nで示し、加工効率k0 は中仕上げ加
工時での最適なもので、加工効率k1 は最終仕上げ加工
時での最適なものである。これによれば、中仕上げ加工
時ではA点に対応する拡張圧力P0 が適正の拡張圧力
で、最終仕上げ加工時ではB点に対応する拡張圧力P1
が適正の拡張圧力となる。ここで、中仕上げ加工時につ
いてみると、加工効率が設定値を越えA1 点まで上昇し
た場合には、拡張圧力をP01まで下げて加工効率をA11
点まで下げ、逆に加工効率が設定値を下回りA2 点まで
低下した場合には、拡張圧力をP02まで上昇させて加工
効率をA22まで上昇させ、これにより加工効率を一定の
最適なk0 にすることが可能となる。最終仕上げ加工時
においても、上記した中仕上げ加工時と同様の動作によ
り、加工効率を一定の最適なk1 にすることができる。
【0030】このように、単位時間当たりの研削量すな
わち加工効率を最適な値を保持しつつ一定とすること
で、一つのシリンダブロック15のシリンダボア17を
目標とする加工径に達するまでの加工時間が一定化し、
これに伴いシリンダボア17内面の表面粗さが均一化さ
れて加工精度が向上したものとなる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、第1の発明に
よれば、研削量検出手段が検出した単位時間当たりの実
際の研削量と、記憶手段に記憶されたあらかじめ定めら
れた単位時間当たりの研削量とを比較して、砥石の加工
孔内面に対する拡張圧力発生手段による拡張圧力を制御
するようにしたため、単位時間当たりの研削量を設定値
に近付けることができる。
【0032】第2の発明または第3の発明によれば、加
工孔に対する単位時間当たりの研削量が、あらかじめ定
められた単位時間当たりの研削量を越えたときには、加
工孔内面に砥石を押し付けるための拡張圧力を高める一
方、逆に下回るときには同拡張圧力を低下させて研削加
工を行うようにしたため、単位時間当たりの研削量を設
定値に合わせて加工効率を一定化させることができ、こ
れにより加工孔内面の状態を均一化することができ、加
工精度が向上する。
【0033】第4の発明によれば、中仕上げ加工もしく
は最終仕上げ加工にて、拡張圧力の低下または上昇の動
作を行うようにしたため、仕上げ面の加工精度を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のクレーム対応図である。
【図2】この発明の一実施例を示すホーニング加工装置
の要部の構成図である。
【図3】加工時間と加工径との関係を、粗加工、中仕上
げ加工、最終仕上げ加工の順に示した説明図である。
【図4】図2のホーニング加工装置における拡張圧力制
御回路による拡張圧制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】拡張圧力と加工効率との関係を示した動作説明
図である。
【図6】従来例を示すホーニング加工装置の要部の構成
図である。
【符号の説明】
17 シリンダボア(加工孔) 19 ホーニングヘッド 23 油圧シリンダ(拡張圧力発生手段) 29 砥石 55 拡張圧力制御回路(拡張圧力制御手段) 55a 記憶手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホーニングヘッドに設けた砥石を加工孔
    内面に向けて拡張移動させるための拡張圧力を発生させ
    る拡張圧力発生手段と、前記加工孔内面に対する単位時
    間当たりの研削量のあらかじめ定められた設定値を記憶
    する記憶手段と、前記加工孔内面に対する単位時間当た
    りの研削量を検出する研削量検出手段と、この研削量検
    出手段が検出した単位時間当たりの実際の研削量と前記
    設定値とを比較して前記拡張圧力発生手段による拡張圧
    力を制御する拡張圧力制御手段とを有することを特徴と
    するホーニング加工装置。
  2. 【請求項2】 拡張圧力制御手段は、研削量検出手段が
    検出した単位時間当たりの実際の研削量が記憶手段に記
    憶された設定値を越えたときには前記拡張圧力発生手段
    による拡張圧力を低下させる一方、前記実際の研削量が
    前記設定値を下回るときには前記拡張圧力を上昇させる
    構成であることを特徴とする請求項1記載のホーニング
    加工装置。
  3. 【請求項3】 加工孔に対する単位時間当たりの研削量
    が、あらかじめ定められた単位時間当たりの研削量を越
    えたときには、加工孔内面に砥石を押し付けるための拡
    張圧力を低下させる一方、逆に下回るときには同拡張圧
    力を上昇させて研削加工を行うことを特徴とするホーニ
    ング加工方法。
  4. 【請求項4】 拡張圧力の低下または上昇の動作は、中
    仕上げ加工もしくは最終仕上げ加工で行うことを特徴と
    する請求項2記載のホーニング加工装置または請求項3
    記載のホーニング加工方法。
JP29731094A 1994-11-30 1994-11-30 ホーニング加工装置およびホーニング加工方法 Pending JPH08155818A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100812989B1 (ko) * 2006-06-20 2008-03-13 (주)로커스 연마휠
CN111843813A (zh) * 2020-06-29 2020-10-30 西安理工大学 一种液压驱动内燃机缸孔加工珩磨头及其液压回路

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KR100812989B1 (ko) * 2006-06-20 2008-03-13 (주)로커스 연마휠
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