JPH08155669A - レーザ加工ヘッドおよびレーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工ヘッドおよびレーザ加工装置

Info

Publication number
JPH08155669A
JPH08155669A JP6299837A JP29983794A JPH08155669A JP H08155669 A JPH08155669 A JP H08155669A JP 6299837 A JP6299837 A JP 6299837A JP 29983794 A JP29983794 A JP 29983794A JP H08155669 A JPH08155669 A JP H08155669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
nozzle
tip
flow rate
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6299837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2983148B2 (ja
Inventor
Osamu Yoshida
修 吉田
Hajime Osanai
肇 小山内
Yoshiaki Kato
義明 加藤
Hisao Sugiyama
尚男 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Nippon Light Metal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Nippon Light Metal Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6299837A priority Critical patent/JP2983148B2/ja
Publication of JPH08155669A publication Critical patent/JPH08155669A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2983148B2 publication Critical patent/JP2983148B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、ノズルをノズル本体と冷却可能
なノズルチップとで構成し、ノズルチップの温度上昇を
抑えて溶融による不良発生を低減できるレーザ加工ヘッ
ドおよびレーザ加工装置を得ることを目的とする。 【構成】 加工ヘッド本体5の先端部に装着されるノズ
ル20は、ノズル本体21とノズル本体21に着脱可能
に取り付けられるノズルチップ22とで構成されてい
る。ノズル本体21には、一端が冷却水導入口27に接
続され、他端が先端部に開口する第1の冷却水流路25
と、一端が冷却水排出口28に接続され、他端が先端部
に開口する第2の冷却水流路26とが設けられている。
さらにノズルチップ22には、ノズル本体21の先端部
に装着された際に第1および第2の冷却水流路25、2
6を連通する第3の冷却水流路29が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集光されたレーザ光
とともに加工ガスを被加工物上のレーザ光照射部に供給
して被加工物の切断、溶接等のレーザ加工を行うレーザ
加工ヘッドおよびレーザ加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば特開昭63−52792
号公報に記載された従来のレーザ加工装置を示す構成
図、図13は図12のレーザ加工装置のノズルを示す側
面図、図14は図12のレーザ加工装置のレーザ加工ヘ
ッド周りを示す断面図である。図において、1はレーザ
光2を出射するレーザ発振器、3はレーザ発振器1から
出射されるレーザ光2を加工部へ導くためにレーザ光2
の向きを変える反射ミラー、4はレーザ光2を集光する
集光レンズ、5は集光レンズ4を保持するとともに、集
光レンズ4の下流側に加工ガス導入口6が設けられた加
工ヘッド本体、7は加工ヘッド本体5の先端側に着脱可
能に装着されたノズル、8は集光レンズ4の焦点近傍に
設置された被加工物である。9は集光レンズ4の上側外
周部に設置されたOリング、10はOリング9を押さえ
る押えリング、11は押えリング10をOリング9を介
して集光レンズ4側に押圧する押えネジである。ここ
で、ノズル7は、高融点材料で作製され、その先端部に
レーザ光2を通過させるとともに、加工ガス導入口6か
ら加工ヘッド本体5内に導入された加工ガスをレーザ光
2と同軸上に噴射させるノズル孔7aが設けられ、後端
側には雄ねじ部7bが形成されて加工ヘッド本体5の先
端側に螺着できるように構成されている。
【0003】つぎに、上記従来のレーザ加工装置の動作
について説明する。レーザ発振器1から出射したレーザ
光2は、反射ミラー3にて向きを変えられて、集光レン
ズ4に導かれる。そして、レーザ光2は集光レンズ4で
集光され、ノズル7のノズル孔7aを通って、被加工物
8に照射される。これと同時に、加工ガスがガス供給装
置(図示せず)から加工ガス導入口6を介して加工ヘッ
ド本体5内に所定圧力で導入される。この時、集光レン
ズ4はOリング9を介して押えリング10で押圧されて
加工ヘッド本体5に固定されているので、加工ヘッド本
体5内に導入された加工ガスの集光レンズ4の上方への
侵入が阻止される。そこで、加工ガスはノズル孔7aか
らレーザ光2と同軸上に噴射され、被加工物8上のレー
ザ照射部に供給される。そして、被加工部8の加工部に
レーザ光2とともに加工ガスが供給されて、被加工物8
の切断、溶接等のレーザ加工が行われる。
【0004】このレーザ加工においては、被加工物8か
ら生じるスパッタがノズル7の先端部に付着したり、被
加工物8からの反射レーザ光がノズル7の先端部に照射
されて、ノズル7先端部の温度上昇を伴う。しかしなが
ら、ノズル7を高融点材料で作製しているので、ノズル
7先端部の溶融が抑制される。また、ノズル7先端部が
溶融したり、あるいはスパッタが付着してノズル孔7a
が塞がれた場合には、ノズル7を新しいノズル7に交換
することになる。
【0005】しかしながら、この種類のレーザ加工装置
では、小型装置であるために、ノズル7の先端部に冷却
機構を採用することが困難であり、ノズル7の温度上昇
を効率よく抑えることができず、耐熱性の点で不十分な
ものとなっている。そこで、上記従来のレーザ加工装置
のように、ノズル7を高融点材料で作製してノズル7の
耐熱性を高める工夫がなされている。
【0006】一方、大型装置であるアーク溶接装置で
は、例えば実開昭56−131980号公報に記載され
ているように、ノズル先端部の電極や集光ビームを取り
巻くように形成された高温プラズマに冷却したシールド
ガスを噴射するようにノズル先端部の外周に水冷式シー
ルドノズルを配設しているものもある。そして、この水
冷式シールドノズルは、冷却したシールドガスによりノ
ズル先端部の電極を冷却して電極の長寿命化を図り、ピ
ンチ効果により高温プラズマを加工点近傍に絞り込み、
加工品質の向上を図るものであり、着脱容易には構成さ
れていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザ加工装置
は以上のように、ノズル7を高融点材料で構成している
が、ノズル7先端部の冷却機構がないので、特に大出力
のレーザ光2を用いて溶接、表面改質等の加工を行った
場合には、加工時に生じるスパッタが多くなり、該スパ
ッタがノズル7先端部に付着してノズル孔7aが塞がれ
てしまい、それにレーザ光2が干渉することにより、あ
るいは被加工物8がアルミ材等の高反射率材である場合
には、被加工物からの反射レーザ光がノズル7先端部に
照射されることにより、ノズル7先端部の温度上昇が激
しく、ノズル7先端部の温度が融点を越えて、ノズル7
先端部が溶融してしまうという課題があった。また、ノ
ズル7先端部の溶融に伴いノズル孔7aが変形してノズ
ル7を交換する必要があり、ランニングコストが高くな
るという課題もあった。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、ノズル先端部の冷却を可能とし
て、ノズル先端部の温度上昇を抑えて、ノズル先端部の
溶融を防止するとともに、ノズル先端部をノズル本体に
着脱可能なノズルチップで構成して、ノズル先端部の溶
融によるノズル孔の変形に対してノズルチップのみの交
換で対処できるレーザ加工ヘッドを得ることを目的とす
る。また、ノズル先端部の冷却機構をもたせ、かつ、ノ
ズル先端部をノズル本体に着脱可能なノズルチップで構
成して、ノズル先端部の耐熱性を向上させて長寿命化を
図れ、さらにノズル先端部の溶融によるノズル孔の変形
に対してノズルチップのみの交換で対処でき、ランニン
グコストを低減できるレーザ加工装置を得ることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係るレーザ加工ヘッドは、レーザ光を集光する集光レン
ズを保持するとともに、集光レンズの下流側に加工ガス
導入口が設けられた加工ヘッド本体と、該加工ヘッド本
体の先端側に着脱可能に取り付けられたノズルとを備
え、集光レンズにより集光されたレーザ光とともに加工
ガスをノズル先端からレーザ光と同軸方向に噴出して被
加工物上のレーザ光照射部に供給するレーザ加工ヘッド
において、ノズルは、ノズル本体と該ノズル本体の先端
部に着脱可能に取り付けられたノズルチップとから構成
され、ノズル本体には、一端が冷却水導入口に接続さ
れ、他端がノズル本体の先端部に開口する第1の冷却水
流路と、一端が冷却水排出口に接続され、他端がノズル
本体の先端部に開口する第2の冷却水流路とが設けら
れ、ノズルチップには、ノズル本体の先端部に装着され
た際に第1の冷却水流路と第2の冷却水流路とを連通す
る第3の冷却水流路が設けられているものである。
【0010】また、この発明の第2の発明に係るレーザ
加工ヘッドは、上記第1の発明において、ノズルチップ
の被加工物と対向する部位の肉厚を3mm以下としたも
のである。
【0011】また、この発明の第3の発明に係るレーザ
加工装置は、レーザ発振器より出射されたレーザ光を被
加工物上に集光する集光レンズを保持するとともに、集
光レンズの下流側に加工ガスを導入する加工ガス導入口
が設けられた加工ヘッド本体と、該加工ヘッド本体の先
端側に着脱可能に取り付けられたノズルとを備え、集光
レンズにより集光されたレーザ光とともに加工ガスをノ
ズル先端からレーザ光と同軸方向に噴出して被加工物上
のレーザ光照射部に供給し、被加工物を加工するレーザ
加工装置において、ノズルは、一端が冷却水導入口に接
続され、他端が先端部に開口する第1の冷却水流路およ
び一端が冷却水排出口に接続され、他端が先端部に開口
する第2の冷却水流路が設けられたノズル本体と、ノズ
ル本体の先端部に着脱可能に取り付けられて第1の冷却
水流路と第2の冷却水流路とを連通する第3の冷却水流
路が設けられたノズルチップとから構成され、かつ、冷
却水導入口を介して冷却水を供給する冷却水供給手段を
備えているものである。
【0012】また、この発明の第4の発明に係るレーザ
加工装置は、上記第3の発明において、ノズルチップ交
換時に冷却水導入口を介してパージガスを供給して第1
乃至第3の冷却水流路中に残存する冷却水を冷却水排出
口から排出させるパージガス供給手段を備えたものであ
る。
【0013】また、この発明の第5の発明に係るレーザ
加工装置は、上記第3の発明において、冷却水供給手段
から供給された冷却水の経路中に配設されて冷却水の流
量を検出する流量検出手段と、冷却水の流量の異常を報
知する報知手段と、該流量検出手段の検出信号から冷却
水の流量を監視し、冷却水の流量が所定流量以下となっ
た場合に報知手段を作動させる制御手段とを備えたもの
である。
【0014】また、この発明の第6の発明に係るレーザ
加工装置は、上記第3の発明において、冷却水供給手段
から供給された冷却水の経路中に配設されて冷却水の流
量を検出する流量検出手段と、該流量検出手段の検出信
号から冷却水の流量を監視し、冷却水の流量が所定流量
以下となった場合にレーザ発振器を停止させる制御手段
とを備えたものである。
【0015】また、この発明の第7の発明に係るレーザ
加工装置は、上記第3の発明において、冷却水供給手段
から供給された冷却水の経路中に配設されて冷却水の温
度を検出する温度検出手段と、冷却水の温度の異常を報
知する報知手段と、該温度検出手段の検出信号から冷却
水の温度を監視し、冷却水の温度が所定温度以上となっ
た場合に報知手段を作動させる制御手段とを備えたもの
である。
【0016】また、この発明の第8の発明に係るレーザ
加工装置は、上記第3の発明において、冷却水供給手段
から供給された冷却水の経路中に配設されて冷却水の温
度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段の検出信
号から冷却水の温度を監視し、冷却水の温度が所定温度
以上となった場合にレーザ発振器を停止させる制御手段
とを備えたものである。
【0017】
【作用】この発明の第1および第3の発明においては、
ノズルがノズル本体とノズル本体の先端部に着脱可能に
取り付けられたノズルチップとから構成されている。そ
こで、ノズル先端部、すなわちノズルチップがレーザ加
工時に被加工物からのスパッタの付着や反射レーザ光の
照射により温度上昇して溶融してノズル孔が変形した場
合、あるいは付着したスパッタがノズルチップのノズル
孔を塞いでしまった場合、ノズルチップのみを交換して
対処することができる。また、ノズル本体に、一端が冷
却水導入口に接続され、他端がノズル本体の先端部に開
口する第1の冷却水流路と、一端が冷却水排出口に接続
され、他端がノズル本体の先端部に開口する第2の冷却
水流路とが設けられ、ノズルチップに、ノズル本体の先
端部に装着された際に第1および第2の冷却水流路を連
通する第3の冷却水流路が設けられているので、冷却水
導入口から第1の冷却水流路、第3の冷却水流路および
第2の冷却水流路に冷却水を流通させることができる。
そこで、レーザ加工時に被加工物からのスパッタの付着
や反射レーザ光の照射に起因するノズルチップの温度上
昇を抑えることができる。
【0018】また、この発明の第2の発明においては、
ノズルチップの被加工物と対向する部位の肉厚が3mm
以下に構成されているので、スパッタの付着や反射レー
ザ光の照射に起因して生じるノズルチップ先端部の熱が
第3の冷却水流通を流通する冷却水に速やかに吸熱さ
れ、ノズルチップの温度上昇を効率的に抑えることがで
きる。
【0019】また、この発明の第4の発明においては、
ノズルチップ交換時に冷却水の供給を停止した後、パー
ジガス供給手段から冷却水導入口を介してパージガスを
供給できる。そして、第1乃至第3の冷却水流通中に残
存する冷却水は冷却水導入口から供給されたパージガス
により冷却水排出口から放出される。そこで、ノズルチ
ップ交換時における冷却水の飛散がなく、周囲の汚染を
抑えてノズルチップの交換がなされる。
【0020】また、この発明の第5の発明においては、
第1乃至第3の冷却水流通を流通する冷却水の流量が、
流量検出手段を介して制御手段により監視される。そこ
で、冷却水の流量が所定流量以下と判断されると、制御
手段は報知手段を作動させて、冷却水の流量が減少した
ことを作業者に報知する。そこで、作業者は冷却水の流
量を調整したり、レーザ発振器を停止してレーザ加工を
中止したりできる。このことにより、冷却水の流量減少
によるノズルチップの冷却性能の低下に起因するノズル
チップの温度上昇が防止され、ノズルチップの溶融が回
避される。
【0021】また、この発明の第6の発明においては、
第1乃至第3の冷却水流通を流通する冷却水の流量が、
流量検出手段を介して制御手段により監視される。そこ
で、冷却水の流量が所定流量以下と判断されると、制御
手段はレーザ発振器を停止してレーザ加工を中止させ
る。このことにより、冷却水の流量減少によるノズルチ
ップの冷却性能の低下に起因するノズルチップの温度上
昇が防止され、ノズルチップの溶融が回避される。
【0022】また、この発明の第7の発明においては、
第1乃至第3の冷却水流通を流通する冷却水の温度が、
温度検出手段を介して制御手段により監視される。そこ
で、冷却水の温度が所定温度以上と判断されると、制御
手段は報知手段を作動させて、冷却水の温度が上昇した
ことを作業者に報知する。そこで、作業者は冷却水の流
量を調整したり、レーザ発振器を停止してレーザ加工を
中止したりできる。このことにより、冷却水の温度上昇
によるノズルチップの冷却性能の低下に起因するノズル
チップの温度上昇が防止され、ノズルチップの溶融が回
避される。
【0023】また、この発明の第8の発明においては、
第1乃至第3の冷却水流通を流通する冷却水の温度が、
温度検出手段を介して制御手段により監視される。そこ
で、冷却水の温度が所定温度以上と判断されると、制御
手段はレーザ発振器を停止してレーザ加工を中止させ
る。このことにより、冷却水の温度上昇によるノズルチ
ップの冷却性能の低下に起因するノズルチップの温度上
昇が防止され、ノズルチップの溶融が回避される。
【0024】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の実施例1に係るレーザ加工
装置のレーザ加工ヘッド周りを示す断面図であり、図に
おいて図12乃至図14に示した従来のレーザ加工装置
と同一または相当部分には同一符号を付し、その説明を
省略する。図において、20は加工ヘッド本体5の先端
側に装着されたノズルであり、このノズル20は、加工
ヘッド本体5の先端側に着脱可能に取り付けられるノズ
ル本体21とこのノズル本体21の先端部に着脱可能に
取り付けられるノズルチップ22とから構成されてい
る。23a、23bはノズルチップ22を装着する際に
ノズル本体21とノズルチップ22との間に介装される
Oリングである。ノズル本体21は、切頭円錐状の筒体
をなし、その後端外周部に雄ねじ部21aが形成され、
先端内周部に雌ねじ部21bが形成されている。そし
て、ノズル本体21の周壁内に後端面から先端面に貫通
する一対の貫通孔が軸心を対称に穿設され、それぞれの
貫通孔の一側にはメクラ栓24が装着されて、ノズル本
体21の先端面に開口する第1および第2の冷却水流路
25、26が形成されている。さらに、第1および第2
の冷却水流路25、26に臨むように冷却水導入口2
7、冷却水排出口28が設けられている。一方、ノズル
チップ22は、切頭円錐状の筒体をなし、その後端外周
部にノズル本体21の雌ねじ部21bと螺合する雄ねじ
部22aが形成され、先端部にレーザ光2の光軸と一致
する孔軸のノズル孔22bが形成されている。そして、
ノズルチップ22の周壁内を後端面から環状にくりぬい
て第3の冷却水流路29が形成されている。
【0025】そして、ノズル20は、ノズル本体21の
雌ねじ部21bにノズルチップ22の雄ねじ部22aを
螺着して、ノズル本体21の先端側にノズルチップ22
が着脱可能に取り付けられて組み立てられる。そして、
このノズル20を加工ヘッド本体5に螺着して、レーザ
加工ヘッドが構成される。この時、第1および第2の冷
却水流路25、26はノズル本体21の先端面に開口
し、第3の冷却水流路29はノズルチップ22の後端面
に環状に開口しているので、ノズル本体21にノズルチ
ップ22を装着することにより、第1および第2の冷却
水流路25、26が第3の冷却水流路29により連通さ
れて冷却水導入口27から冷却水排出口28に至る冷却
水流路が構成される。また、メクラ栓24、Oリング2
3a、23bにより冷却水流路を流通する冷却水の漏れ
が阻止されている。なお、他の構成は、図12に示され
た従来のレーザ加工装置と同様に構成されている。
【0026】つぎに、この実施例1の動作について説明
する。冷却水供給手段としての冷却水供給装置(図示せ
ず)から冷却水導入口27を介して第1の冷却水流路2
5内に冷却水が所定圧力で供給される。この冷却水は第
1の冷却水流路25から第3の冷却水流路29を経て第
2の冷却水流路26に至り、冷却水排出口28から排出
される。そして、この冷却水の流通によりノズル本体2
1およびノズルチップ22が冷却される。一方、レーザ
発振器1から出射したレーザ光2は、反射ミラー3にて
向きを変えられて、集光レンズ4に導かれる。そして、
レーザ光2は集光レンズ4で集光され、ノズル20のノ
ズル孔22bを通って、被加工物8に照射される。ま
た、加工ガスがガス供給装置(図示せず)から加工ガス
導入口6を介して加工ヘッド本体5内に所定圧力で導入
される。そして、加工ガスはノズル孔22aからレーザ
光2と同軸上に噴射され、被加工物8上のレーザ光照射
部に供給される。そこで、被加工部8の加工部にレーザ
光2とともに加工ガスが供給されて、被加工物8の切
断、溶接等のレーザ加工が行われる。
【0027】このレーザ加工においては、被加工物8か
ら生じるスパッタがノズルチップ22の先端部に付着し
たり、被加工物8からの反射レーザ光がノズルチップ2
2の先端部に照射されて、ノズルチップ22先端部が加
熱される。しかしながら、ノズルチップ22内の第3の
冷却水流通29を冷却水が流通することにより、ノズル
チップ22に加えられた熱が冷却水に吸熱され、ノズル
チップ22の温度上昇が抑えられる。そこで、ノズルチ
ップ22先端部の溶融が抑制される。また、ノズルチッ
プ22先端部が溶融してノズル孔22bの口径が変形し
たり、あるいはスパッタが付着してノズル孔22bが塞
がれた場合には、ノズルチップ22のみを新しいノズル
チップ22に交換することになる。
【0028】このように、この実施例1によれば、加工
ヘッド本体5の先端側に取り付けられるノズル20がノ
ズル本体21とこのノズル本体21に螺着して取り付け
られるノズルチップ22とから構成され、ノズル本体2
1に第1および第2の冷却水流路25、26が設けら
れ、ノズルチップ22に第1および第2の冷却水流路2
5、26を連通する第3の冷却水流路29が設けられて
いるので、ノズルチップ22の耐熱性が向上されてノズ
ル孔22bの口径の変形が発生しにくくなり、ヘッドの
長寿命化が図られるとともに、ノズル20の寿命がきて
もノズルチップ22のみの交換でノズル20の再生がで
きるレーザ加工ヘッドが得られるという効果がある。
【0029】また、この実施例1によれば、加工ヘッド
本体5の先端側にノズル20を取り付けているので、ノ
ズルチップ22の温度上昇が抑えられてノズル孔22b
の口径の変形が発生しにくくなり、ヘッドの長寿命化が
図られ、さらにはノズル20の寿命がきてもノズルチッ
プ22のみの交換でノズル20の再生ができ、ランニン
グコストの低減を図ることができるレーザ加工装置が得
られる。
【0030】なお、上記実施例1において、ノズルチッ
プ22の材料は、耐熱性の高融点で良熱伝導性材料、例
えば銅、銅合金、ステンレス、タングステン合金等で作
製すればよく、その分ノズルチップ22の耐熱性が向上
され、溶融によるノズル孔22bの口径の変形に伴うノ
ズルチップ22の不良の発生率が低減されるという効果
が得られる。
【0031】また、上記実施例1において、ノズルチッ
プ22の先端部、つまり被加工物8と対向する部位の肉
厚を薄くすれば、ノズルチップ22の先端部に加えられ
た熱は速やかに第3の冷却水流路29中を流通する冷却
水に伝達されて吸熱され、ノズルチップ22先端部の温
度上昇が一層抑えられることになる。そこで、銅合金製
ノズルチップ22の先端部の肉厚を変えて、ノズル孔2
2bの口径変形に起因するノズル寿命に至る加工回数を
測定したところ、図2に示すように、ノズルチップ22
の先端部の肉厚が3mm以下、更に強度や製作コスト等
を勘案すると実用上1〜3mmであることが望ましい結
果が得られた。
【0032】実施例2.上記実施例1では、ノズルチッ
プ22の先端部を平坦に作製とするものとしているが、
この実施例2では、図3に示すように、ノズルチップ2
2の先端部を丸みを持たせて作製するものとして、同様
の効果を奏する。
【0033】実施例3.図4はこの発明の実施例3に係
るレーザ加工装置の要部を示す構成図であり、図におい
て30は冷却水供給手段としての冷却水供給装置、31
a、31bは往路側および帰路側の冷却水配管経路中に
それぞれ配設されたカプラ、32はパージガス供給手段
としてのパージガス供給装置、33aはパージガス供給
装置32から往路側の冷却水配管に至るパージガス配管
経路中に配設されたボールバルブ、33bは帰路側の冷
却水配管から分岐されたパージガス配管経路中に配設さ
れたボールバルブである。なお、他の構成は、上記実施
例1と同様に構成されている。
【0034】つぎに、この実施例3の動作について説明
する。レーザ加工時には、カプラ31a、31bがジョ
イントされ、冷却水供給装置30から往路側の冷却水配
管を介して冷却水導入口27に冷却水が供給される。そ
して、冷却水は第1の冷却水流路25、第3の冷却水流
路29、第2の冷却水流路26を通って冷却水排出口2
8に至り、ノズル20、特にノズルチップ22が冷却さ
れる。さらに、冷却水は帰路側の冷却水配管を通って排
出される。ここで、ノズル20が寿命となった場合に
は、つまりノズルチップ22のノズル孔22aの口径が
変形した場合には、レーザ加工を停止する。そして、冷
却水供給装置30を停止し、カプラ31a、31bのジ
ョイントを開放する。その後、ボールバルブ33a、3
3bを開きパージガス供給装置32を作動させて、パー
ジガスとしてのエアを冷却水導入口27に供給する。こ
のエアは、第1の冷却水流路25、第3の冷却水流路2
9、第2の冷却水流路26を通り冷却水排出口28に至
る。さらに、エアはボールバルブ33bを通って外へ排
出される。この時、第1乃至第3の冷却水流路25、2
6、29内に残存している冷却水はエアとともに外へ追
放される。ついで、ボールバルブ33a、33bを閉
じ、パージガス供給装置32を停止する。その後、ノズ
ルチップ22をノズル本体21から取り外し、新しいノ
ズルチップ22をノズル本体21に螺着して、ノズルチ
ップ22の交換作業が終了する。
【0035】この実施例3によれば、冷却水導入口27
を介して第1乃至第3の冷却水流路25、26、29に
パージガスを供給するパージガス供給装置32を備えて
いるので、ノズルチップ22の交換時に第1乃至第3の
冷却水流路25、26、29内に残存している冷却水を
追放することができる。そこで、ノズルチップ22の交
換時に冷却水が周囲に飛散して汚染することが防止でき
る。
【0036】実施例4.上記実施例3では、冷却水およ
びパージガスを流通あるいは停止させるカプラ31a、
31bおよびボールバルブ33a、33bを配管経路中
に配設するものとしているが、この実施例4では、図5
に示すように、配管経路中に三方弁34a、34bを配
設するものとし、同様の効果を奏する。なおこの場合、
カプラ31a、31bが不要となり、その分コストを低
減させることができる。
【0037】実施例5.図6はこの発明の実施例5に係
るレーザ加工装置の要部を示す構成図であり、図におい
て35は帰路側の冷却水配管経路中に配設され、冷却水
配管中を流通する冷却水の流量を検出する流量検出手段
としての流量計、36は報知手段としての警報装置、3
7は流量計35の検出信号に基づいて冷却水配管中を流
通する冷却水の流量が所定流量以下となっていないかを
判定し、該冷却水の流量が所定流量以下となった場合に
警報装置36を作動させる制御手段としての制御装置で
ある。なお、他の構成は上記実施例1と同様に構成され
ている。
【0038】つぎに、この実施例5の動作について説明
する。レーザ加工時には、冷却水供給装置30から往路
側の冷却水配管を介して冷却水導入口27に冷却水が供
給される。そして、冷却水は第1の冷却水流路25、第
3の冷却水流路29、第2の冷却水流路26を通って冷
却水排出口28に至り、ノズル20、特にノズルチップ
22が冷却される。さらに、冷却水は帰路側の冷却水配
管を通って排出される。ここで、冷却水の流量が帰路側
の冷却水配管経路中に配設されている流量計35にて検
出される。そして、流量計35の検出信号が制御装置3
7に出力されている。そこで、冷却水の流量は制御装置
37にて監視されている。そして、制御装置37は流量
計35の検出信号から該流量が所定流量以下となったと
判断すると、警報装置36を作動させて、作業者に異常
の発生を報知する。
【0039】この実施例5によれば、冷却水の流量を検
出する流量計35を帰路側の冷却水配管に配設し、流量
計35の検出信号に基づいて冷却水の流量を監視し、冷
却水の流量が所定流量以下となった場合に警報装置36
を作動させて異常を報知させる制御装置37を備えてい
るので、冷却水の流量の減少を作業者に報知することが
できる。そこで、冷却水の流量の減少によりノズルチッ
プ22が温度上昇し、ノズルチップ22のノズル孔22
bの口径が変形する不良の発生を抑えることができ、ノ
ズルチップ22の長寿命化を図ることができる。
【0040】実施例6.図7はこの発明の実施例6に係
るレーザ加工装置の要部を示す構成図であり、図におい
て38は帰路側の冷却水配管の経路中に配設された流量
検出手段および制御手段としての接点付流量計である。
この実施例6では、接点付流量計38により冷却水の流
量が監視されている。そして、冷却水の流量が所定流量
以下となると、接点付流量計38の接点が閉じられ、警
報装置36が作動される。したがって、この実施例6に
おいても、上記実施例5と同様の効果が得られる。しか
も、接点付流量計38は冷却水の流量の減少を報知する
警報装置36を作動させる制御手段としても機能し、制
御装置37が不要となり、その分構成の簡素化が図られ
る。
【0041】実施例7.図8はこの発明の実施例7に係
るレーザ加工装置の要部を示す構成図であり、図におい
て39は帰路側の冷却水配管中を流通する冷却水の温度
を検出する温度検出手段としての温度計、40は報知手
段としての警報装置、41は温度計39の検出信号に基
づいて冷却水配管中を流通する冷却水の温度が所定温度
以上となっていないかを判定し、該冷却水の温度が所定
温度以上となった場合に警報装置40を作動させる制御
手段としての制御装置である。なお、他の構成は上記実
施例1と同様に構成されている。
【0042】つぎに、この実施例7の動作について説明
する。レーザ加工時には、冷却水供給装置30から往路
側の冷却水配管を介して冷却水導入口27に冷却水が供
給される。そして、冷却水は第1の冷却水流路25、第
3の冷却水流路29、第2の冷却水流路26を通って冷
却水排出口28に至り、ノズル20、特にノズルチップ
22が冷却される。さらに、冷却水は帰路側の冷却水配
管を通って排出される。ここで、帰路側の冷却水配管中
を流通する冷却水の温度が温度計39にて検出される。
そして、温度計39の検出信号が制御装置41に出力さ
れている。そこで、冷却水の温度は制御装置41にて監
視されている。そして、制御装置41は温度計39の検
出信号から該温度が所定温度以上となったと判断する
と、警報装置40を作動させて、作業者に異常の発生を
報知する。
【0043】この実施例7によれば、冷却水の温度を検
出する温度計39を配設し、温度計39の検出信号に基
づいて冷却水の温度を監視し、冷却水の温度が所定温度
以上となった場合に警報装置40を作動させて異常を報
知させる制御装置41を備えているので、冷却水の温度
上昇を作業者に報知することができる。そこで、冷却水
の温度上昇によりノズルチップ22が温度上昇し、ノズ
ルチップ22のノズル孔22bの口径が変形する不良の
発生を抑えることができ、ノズルチップ22の長寿命化
を図ることができる。
【0044】実施例8.図9はこの発明の実施例8に係
るレーザ加工装置の要部を示す構成図であり、図におい
て42は帰路側の冷却水配管中を流通する冷却水の温度
を検出する流量検出手段および制御手段としての接点付
温度計である。この実施例8では、接点付温度計42に
より冷却水の温度が監視されている。そして、冷却水の
温度が所定温度以上となると、接点付温度計42の接点
が閉じられ、警報装置39が作動される。したがって、
この実施例8においても、上記実施例7と同様の効果が
得られる。しかも、接点付温度計42は冷却水の温度上
昇を報知する警報装置39を作動させる制御手段として
も機能し、制御装置41が不要となり、その分構成の簡
素化が図られる。
【0045】実施例9.図10はこの発明の実施例9に
係るレーザ加工装置の要部を示す構成図であり、図にお
いて43は帰路側の冷却水配管経路中に配設された流量
計35の検出信号を入力し、該検出信号に基づいて冷却
水の流量を監視して、冷却水の流量が所定流量以下とな
った場合にレーザ発振器1の作動を停止させる制御手段
としての制御装置である。なお、他の構成は上記実施例
1と同様に構成されている。
【0046】つぎに、この実施例9の動作について説明
する。レーザ加工時には、冷却水供給装置30から往路
側の冷却水配管を介して冷却水導入口27に冷却水が供
給される。そして、冷却水は第1の冷却水流路25、第
3の冷却水流路29、第2の冷却水流路26を通って冷
却水排出口28に至り、ノズル20、特にノズルチップ
22が冷却される。さらに、冷却水は帰路側の冷却水配
管を通って排出される。ここで、冷却水の流量が帰路側
の冷却水配管経路中に配設されている流量計35にて検
出される。そして、流量計35の検出信号が制御装置4
3に出力されている。そこで、冷却水の流量は制御装置
43にて監視されている。そして、制御装置43は流量
計35の検出信号から該流量が所定流量以下となったと
判断すると、レーザ発振器1の作動を停止させる。
【0047】この実施例9によれば、冷却水の流量を検
出する流量計35を帰路側の冷却水配管に配設し、流量
計35の検出信号に基づいて冷却水の流量を監視し、冷
却水の流量が所定流量以下となった場合にレーザ発振器
1の作動を停止させる制御装置43を備えているので、
冷却水の流量が所定流量以下となった場合にはレーザ発
振器1の作動が自動的に停止される。そこで、冷却水の
流量の減少によりノズルチップ22の温度が上昇し、ノ
ズルチップ22のノズル孔22bの口径が変形する不良
の発生を抑えることができ、ノズルチップ22の長寿命
化を図ることができる。
【0048】実施例10.図11はこの発明の実施例1
0に係るレーザ加工装置の要部を示す構成図であり、図
において44は帰路側の冷却水配管中を流通する冷却水
の温度を測定する温度計39の検出信号を入力し、該検
出信号に基づいて冷却水の温度を監視して、冷却水の温
度が所定温度以上となった場合にレーザ発振器1の作動
を停止させる制御手段としての制御装置である。なお、
他の構成は上記実施例1と同様に構成されている。
【0049】つぎに、この実施例10の動作について説
明する。レーザ加工時には、冷却水供給装置30から往
路側の冷却水配管を介して冷却水導入口27に冷却水が
供給される。そして、冷却水は第1の冷却水流路25、
第3の冷却水流路29、第2の冷却水流路26を通って
冷却水排出口28に至り、ノズル20、特にノズルチッ
プ22が冷却される。さらに、冷却水は帰路側の冷却水
配管を通って排出される。ここで、帰路側の冷却水配管
中を流通する冷却水の温度が温度計39にて検出され
る。そして、温度計39の検出信号が制御装置44に出
力されている。そこで、冷却水の温度は制御装置44に
て監視されている。そして、制御装置44は温度計39
の検出信号から該温度が所定温度以上となったと判断す
ると、レーザ発振器1の作動を停止させる。
【0050】この実施例10によれば、帰路側の冷却水
配管中を流通する冷却水の温度を検出する温度計39を
配設し、流温度計39の検出信号に基づいて冷却水の温
度を監視し、冷却水の温度が所定温度以上となった場合
にレーザ発振器1の作動を停止させる制御装置44を備
えているので、冷却水の温度が所定温度以上となった場
合にはレーザ発振器1の作動が自動的に停止される。そ
こで、冷却水の温度上昇によりノズルチップ22の温度
が上昇し、ノズルチップ22のノズル孔22bの口径が
変形する不良の発生を抑えることができ、ノズルチップ
22の長寿命化を図ることができる。
【0051】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0052】この発明の第1の発明によれば、レーザ光
を集光する集光レンズを保持するとともに、集光レンズ
の下流側に加工ガス導入口が設けられた加工ヘッド本体
と、該加工ヘッド本体の先端側に着脱可能に取り付けら
れたノズルとを備え、集光レンズにより集光されたレー
ザ光とともに加工ガスをノズル先端からレーザ光と同軸
方向に噴出して被加工物上のレーザ光照射部に供給する
レーザ加工ヘッドにおいて、ノズルは、ノズル本体と該
ノズル本体の先端部に着脱可能に取り付けられたノズル
チップとから構成され、ノズル本体には、一端が冷却水
導入口に接続され、他端がノズル本体の先端部に開口す
る第1の冷却水流路と、一端が冷却水排出口に接続さ
れ、他端がノズル本体の先端部に開口する第2の冷却水
流路とが設けられ、ノズルチップには、ノズル本体の先
端部に装着された際に第1の冷却水流路と第2の冷却水
流路とを連通する第3の冷却水流路が設けられているの
で、ノズルチップの冷却を可能としてノズルチップの温
度上昇が抑えられ、ノズルチップの溶融を防止できると
ともに、ノズルチップ先端部の溶融による変形が発生し
ても、ノズルチップのみを交換して対処できるレーザ加
工ヘッドを得ることができる。
【0053】また、この発明の第2の発明によれば、上
記第1の発明において、ノズルチップの被加工物と対向
する部位の肉厚を3mm以下としているので、ノズルチ
ップの冷却効率が向上でき、ノズルチップの温度上昇を
一層抑えることができる。
【0054】また、この発明の第3の発明によれば、レ
ーザ発振器より出射されたレーザ光を被加工物上に集光
する集光レンズを保持するとともに、集光レンズの下流
側に加工ガスを導入する加工ガス導入口が設けられた加
工ヘッド本体と、該加工ヘッド本体の先端側に着脱可能
に取り付けられたノズルとを備え、集光レンズにより集
光されたレーザ光とともに加工ガスをノズル先端からレ
ーザ光と同軸方向に噴出して被加工物上のレーザ光照射
部に供給し、被加工物を加工するレーザ加工装置におい
て、ノズルは、一端が冷却水導入口に接続され、他端が
先端部に開口する第1の冷却水流路および一端が冷却水
排出口に接続され、他端が先端部に開口する第2の冷却
水流路が設けられたノズル本体と、ノズル本体の先端部
に着脱可能に取り付けられて第1の冷却水流路と第2の
冷却水流路とを連通する第3の冷却水流路が設けられた
ノズルチップとから構成され、かつ、冷却水導入口を介
して冷却水を供給する冷却水供給手段を備えているの
で、ノズルチップの冷却を可能としてノズルチップの温
度上昇が抑えられてノズルチップの耐熱性を向上させ、
ノズルチップの長寿命化が図られるとともに、ノズルチ
ップ先端部の溶融による変形が発生してもノズルチップ
のみを交換して対処でき、ランニングコストを低減でき
るレーザ加工装置を得ることができる。
【0055】また、この発明の第4の発明によれば、上
記第3の発明において、ノズルチップ交換時に冷却水導
入口を介してパージガスを供給して第1乃至第3の冷却
水流路中に残存する冷却水を冷却水排出口から排出させ
るパージガス供給手段を備えているので、ノズルチップ
交換時に第1乃至第3の冷却水流路中に残存している冷
却水を追放でき、冷却水の飛散による周囲の汚染が防止
できる。
【0056】また、この発明の第5の発明によれば、上
記第3の発明において、冷却水供給手段から供給された
冷却水の経路中に配設されて冷却水の流量を検出する流
量検出手段と、冷却水の流量の異常を報知する報知手段
と、該流量検出手段の検出信号から冷却水の流量を監視
し、冷却水の流量が所定流量以下となった場合に報知手
段を作動させる制御手段とを備えているので、冷却水の
流量の減少によるノズルチップの温度上昇が未然に防止
でき、溶融によるノズルチップの不良発生を抑えること
ができる。
【0057】また、この発明の第6の発明によれば、上
記第3の発明において、冷却水供給手段から供給された
冷却水の経路中に配設されて冷却水の流量を検出する流
量検出手段と、該流量検出手段の検出信号から冷却水の
流量を監視し、冷却水の流量が所定流量以下となった場
合にレーザ発振器を停止させる制御手段とを備えている
ので、冷却水の流量の減少すればレーザ発振器が自動的
に停止されて、冷却水の流量の減少によるノズルチップ
の温度上昇がなく、ノズルチップの長寿命化を図ること
ができる。
【0058】また、この発明の第7の発明によれば、上
記第3の発明において、冷却水供給手段から供給された
冷却水の経路中に配設されて冷却水の温度を検出する温
度検出手段と、冷却水の温度の異常を報知する報知手段
と、該温度検出手段の検出信号から冷却水の温度を監視
し、冷却水の温度が所定温度以上となった場合に報知手
段を作動させる制御手段とを備えているので、冷却水の
温度上昇によるノズルチップの温度上昇が未然に防止で
き、溶融によるノズルチップの不良発生を抑えることが
できる。
【0059】また、この発明の第8の発明によれば、上
記第3の発明において、冷却水供給手段から供給された
冷却水の経路中に配設されて冷却水の温度を検出する温
度検出手段と、該温度検出手段の検出信号から冷却水の
温度を監視し、冷却水の温度が所定温度以上となった場
合にレーザ発振器を停止させる制御手段とを備えている
ので、冷却水の温度が所定温度より上昇すればレーザ発
振器が自動的に停止されて、冷却水の温度上昇によるノ
ズルチップの温度上昇がなく、ノズルチップの長寿命化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係るレーザ加工装置の
レーザ加工ヘッド周りを示す断面図である。
【図2】 この発明の実施例1に係るレーザ加工装置に
おけるノズルチップ先端部の肉厚とノズル寿命との関係
を示すグラフである。
【図3】 この発明の実施例2に係るレーザ加工装置の
要部を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施例3に係るレーザ加工装置の
要部を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施例4に係るレーザ加工装置の
要部を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施例5に係るレーザ加工装置の
要部を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施例6に係るレーザ加工装置の
要部を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施例7に係るレーザ加工装置の
要部を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施例8に係るレーザ加工装置の
要部を示す構成図である。
【図10】 この発明の実施例9に係るレーザ加工装置
の要部を示す構成図である。
【図11】 この発明の実施例10に係るレーザ加工装
置の要部を示す構成図である。
【図12】 従来のレーザ加工装置を示す構成図であ
る。
【図13】 従来のレーザ加工装置のノズルを示す側面
図である。
【図14】 従来のレーザ加工装置のレーザ加工ヘッド
周りを示す断面図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器、2 レーザ光、4 集光レンズ、5
加工ヘッド本体、6加工ガス導入口、8 被加工物、
20 ノズル、21 ノズル本体、22 ノズルチッ
プ、25 第1の冷却水流路、26 第2の冷却水流
路、27 冷却水導入口、28 冷却水排出口、29
第3の冷却水流路、30 冷却水供給装置(冷却水供給
手段)、32 パージガス供給装置(パージガス供給手
段)、35流量計(流量検出手段)、36 警報装置
(報知手段)、37 制御装置(制御手段)、38 接
点付流量計(流量検出手段、制御手段)、39 温度計
(温度検出手段)、40 警報装置(報知手段)、41
制御装置(制御手段)、42 接点付温度計(温度検
出手段、制御手段)、43 制御装置(制御手段)、4
4 制御装置(制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 義明 名古屋市東区矢田南五丁目1番14号 三菱 電機株式会社名古屋製作所内 (72)発明者 杉山 尚男 名古屋市東区矢田南五丁目1番14号 名菱 テクニカ株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を集光する集光レンズを保持す
    るとともに、集光レンズの下流側に加工ガス導入口が設
    けられた加工ヘッド本体と、該加工ヘッド本体の先端側
    に着脱可能に取り付けられたノズルとを備え、集光レン
    ズにより集光されたレーザ光とともに加工ガスをノズル
    先端からレーザ光と同軸方向に噴出して被加工物上のレ
    ーザ光照射部に供給するレーザ加工ヘッドにおいて、 前記ノズルは、ノズル本体と該ノズル本体の先端部に着
    脱可能に取り付けられたノズルチップとから構成され、 前記ノズル本体には、一端が冷却水導入口に接続され、
    他端がノズル本体の先端部に開口する第1の冷却水流路
    と、一端が冷却水排出口に接続され、他端がノズル本体
    の先端部に開口する第2の冷却水流路とが設けられ、 前記ノズルチップには、前記ノズル本体の先端部に装着
    された際に前記第1の冷却水流路と前記第2の冷却水流
    路とを連通する第3の冷却水流路が設けられていること
    を特徴とするレーザ加工ヘッド。
  2. 【請求項2】 ノズルチップの被加工物と対向する部位
    の肉厚を3mm以下としたことを特徴とする請求項1記
    載のレーザ加工ヘッド。
  3. 【請求項3】 レーザ発振器より出射されたレーザ光を
    被加工物上に集光する集光レンズを保持するとともに、
    集光レンズの下流側に加工ガスを導入する加工ガス導入
    口が設けられた加工ヘッド本体と、該加工ヘッド本体の
    先端側に着脱可能に取り付けられたノズルとを備え、集
    光レンズにより集光されたレーザ光とともに加工ガスを
    ノズル先端からレーザ光と同軸方向に噴出して被加工物
    上のレーザ光照射部に供給し、被加工物を加工するレー
    ザ加工装置において、 前記ノズルは、一端が冷却水導入口に接続され、他端が
    先端部に開口する第1の冷却水流路および一端が冷却水
    排出口に接続され、他端が先端部に開口する第2の冷却
    水流路が設けられたノズル本体と、該ノズル本体の先端
    部に着脱可能に取り付けられて前記第1の冷却水流路と
    前記第2の冷却水流路とを連通する第3の冷却水流路が
    設けられたノズルチップとから構成され、 かつ、前記冷却水導入口を介して冷却水を供給する冷却
    水供給手段を備えていることを特徴とするレーザ加工装
    置。
  4. 【請求項4】 ノズルチップ交換時に冷却水導入口を介
    してパージガスを供給して第1乃至第3の冷却水流路中
    に残存する冷却水を冷却水排出口から排出させるパージ
    ガス供給手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の
    レーザ加工装置。
  5. 【請求項5】 冷却水供給手段から供給された冷却水の
    経路中に配設されて前記冷却水の流量を検出する流量検
    出手段と、前記冷却水の流量の異常を報知する報知手段
    と、該流量検出手段の検出信号から前記冷却水の流量を
    監視し、前記冷却水の流量が所定流量以下となった場合
    に前記報知手段を作動させる制御手段とを備えたことを
    特徴とする請求項3記載のレーザ加工装置。
  6. 【請求項6】 冷却水供給手段から供給された冷却水の
    経路中に配設されて前記冷却水の流量を検出する流量検
    出手段と、該流量検出手段の検出信号から前記冷却水の
    流量を監視し、前記冷却水の流量が所定流量以下となっ
    た場合にレーザ発振器を停止させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項3記載のレーザ加工装置。
  7. 【請求項7】 冷却水供給手段から供給された冷却水の
    経路中に配設されて前記冷却水の温度を検出する温度検
    出手段と、前記冷却水の温度の異常を報知する報知手段
    と、該温度検出手段の検出信号から前記冷却水の温度を
    監視し、前記冷却水の温度が所定温度以上となった場合
    に前記報知手段を作動させる制御手段とを備えたことを
    特徴とする請求項3記載のレーザ加工装置。
  8. 【請求項8】 冷却水供給手段から供給された冷却水の
    経路中に配設されて前記冷却水の温度を検出する温度検
    出手段と、該温度検出手段の検出信号から前記冷却水の
    温度を監視し、前記冷却水の温度が所定温度以上となっ
    た場合にレーザ発振器を停止させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項3記載のレーザ加工装置。
JP6299837A 1994-12-02 1994-12-02 レーザ加工装置 Expired - Fee Related JP2983148B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6299837A JP2983148B2 (ja) 1994-12-02 1994-12-02 レーザ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6299837A JP2983148B2 (ja) 1994-12-02 1994-12-02 レーザ加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08155669A true JPH08155669A (ja) 1996-06-18
JP2983148B2 JP2983148B2 (ja) 1999-11-29

Family

ID=17877533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6299837A Expired - Fee Related JP2983148B2 (ja) 1994-12-02 1994-12-02 レーザ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2983148B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11254542A (ja) * 1998-03-11 1999-09-21 Sanyo Electric Co Ltd 光造形装置のモニタリングシステム
EP1306709A3 (de) * 2001-10-23 2004-06-23 TRUMPF LASERTECHNIK GmbH Vorrichtung zur Strahlführung eines Laserstrahls
CN102357737A (zh) * 2011-11-21 2012-02-22 句容市大华激光科技开发有限公司 一种切割激光头
JPWO2011118172A1 (ja) * 2010-03-24 2013-07-04 パナソニック株式会社 レーザ溶接方法およびレーザ溶接装置
KR20140094354A (ko) * 2013-01-22 2014-07-30 삼성디스플레이 주식회사 레이저 어닐링 장치
JP2016219456A (ja) * 2015-05-14 2016-12-22 ファナック株式会社 結露の発生を予測する機能を備えたレーザ装置
CN109570755A (zh) * 2019-01-03 2019-04-05 大族激光科技产业集团股份有限公司 一种激光焊接气体保护装置、激光焊接设备及应用方法
CN110323657A (zh) * 2018-03-31 2019-10-11 深圳市创鑫激光股份有限公司 激光输出头及激光器
CN110323656A (zh) * 2018-03-31 2019-10-11 深圳市创鑫激光股份有限公司 冷却装置、激光输出头以及激光器
CN110385540A (zh) * 2019-09-17 2019-10-29 佛山市宏石激光技术有限公司 一种光纤激光切割头水冷结构
CN110948130A (zh) * 2019-12-23 2020-04-03 芜湖舍达激光科技有限公司 一种铜板加工用激光头冷却装置
CN111037128A (zh) * 2019-12-31 2020-04-21 大族激光科技产业集团股份有限公司 喷嘴自动更换方法、系统、计算机设备和存储介质
WO2024014357A1 (ja) * 2022-07-11 2024-01-18 日酸Tanaka株式会社 レーザ切断装置およびレーザ切断方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102601526B (zh) * 2012-02-20 2015-08-12 南京航空航天大学 体压缩法控制等离子体的固体激光深熔焊接喷嘴及其控制方法
KR102228075B1 (ko) * 2020-12-16 2021-03-12 김유정 레이저 가공헤드 조립체

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11254542A (ja) * 1998-03-11 1999-09-21 Sanyo Electric Co Ltd 光造形装置のモニタリングシステム
EP1306709A3 (de) * 2001-10-23 2004-06-23 TRUMPF LASERTECHNIK GmbH Vorrichtung zur Strahlführung eines Laserstrahls
JPWO2011118172A1 (ja) * 2010-03-24 2013-07-04 パナソニック株式会社 レーザ溶接方法およびレーザ溶接装置
US9162321B2 (en) 2010-03-24 2015-10-20 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Laser welding method and laser welding apparatus
JP5799209B2 (ja) * 2010-03-24 2015-10-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 レーザ溶接装置
CN102357737A (zh) * 2011-11-21 2012-02-22 句容市大华激光科技开发有限公司 一种切割激光头
KR20140094354A (ko) * 2013-01-22 2014-07-30 삼성디스플레이 주식회사 레이저 어닐링 장치
US10461488B2 (en) 2015-05-14 2019-10-29 Fanuc Corporation Laser device provided with function of predicting occurrence of condensation
JP2016219456A (ja) * 2015-05-14 2016-12-22 ファナック株式会社 結露の発生を予測する機能を備えたレーザ装置
CN110323657A (zh) * 2018-03-31 2019-10-11 深圳市创鑫激光股份有限公司 激光输出头及激光器
CN110323656A (zh) * 2018-03-31 2019-10-11 深圳市创鑫激光股份有限公司 冷却装置、激光输出头以及激光器
CN109570755A (zh) * 2019-01-03 2019-04-05 大族激光科技产业集团股份有限公司 一种激光焊接气体保护装置、激光焊接设备及应用方法
CN110385540A (zh) * 2019-09-17 2019-10-29 佛山市宏石激光技术有限公司 一种光纤激光切割头水冷结构
CN110385540B (zh) * 2019-09-17 2020-01-24 佛山市宏石激光技术有限公司 一种光纤激光切割头水冷结构
WO2021051734A1 (zh) * 2019-09-17 2021-03-25 佛山市宏石激光技术有限公司 一种光纤激光切割头水冷结构
CN110948130A (zh) * 2019-12-23 2020-04-03 芜湖舍达激光科技有限公司 一种铜板加工用激光头冷却装置
CN111037128A (zh) * 2019-12-31 2020-04-21 大族激光科技产业集团股份有限公司 喷嘴自动更换方法、系统、计算机设备和存储介质
WO2024014357A1 (ja) * 2022-07-11 2024-01-18 日酸Tanaka株式会社 レーザ切断装置およびレーザ切断方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2983148B2 (ja) 1999-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08155669A (ja) レーザ加工ヘッドおよびレーザ加工装置
JP5105469B2 (ja) プラズマアークトーチの冷却液管または電極、プラズマアークトーチ、およびプラズマアークトーチの電極に冷却液管を配置する方法
US6396025B1 (en) Powder feed nozzle for laser welding
JP3759642B2 (ja) レーザー処理ヘッド及びレーザー処理方法
US5477026A (en) Laser/powdered metal cladding nozzle
JP4678876B2 (ja) レーザ材料加工システムのための集中制御アーキテクチャ
JP5240892B2 (ja) 電気抵抗スポット溶接機の冷却水の止水装置、及びこれを備えた電気抵抗スポット溶接機
WO2005028151A1 (en) Coaxial nozzle design for laser cladding/welding process
JP2006523006A5 (ja)
JP2018531799A (ja) レーザ部品の水冷のためのレーザ加工ヘッド用の熱調整装置
JP2007296583A (ja) 連続鋳造機
CN114346417B (zh) 一种激光加工头
US7550693B2 (en) Hand-held laser welding wand with improved optical assembly serviceability features
US20060175308A1 (en) Hand-held laser welding wand gas lens
US10350691B2 (en) Water cooled wire feed tip collar for laser brazing system
JP3313257B2 (ja) 放物面鏡式加工ヘッド及びレーザ加工機
JP4833558B2 (ja) レーザトーチ
JP2001259872A (ja) レーザ加工機
JP6808459B2 (ja) レーザ加工装置
JPH0970682A (ja) レーザ溶接装置
WO2022161820A1 (en) Laser cutting machine
JP3943226B2 (ja) レーザ加工装置のレーザ溶接ヘッド
JP3882758B2 (ja) 溶接用トーチ
US20240131621A1 (en) Laser machining device and nozzle unit for laser machining device
KR101567188B1 (ko) 전기로 전극 수냉장치 및 그 운전제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees