JPH081553B2 - 画像データの圧縮方式 - Google Patents

画像データの圧縮方式

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JPH081553B2
JPH081553B2 JP62083008A JP8300887A JPH081553B2 JP H081553 B2 JPH081553 B2 JP H081553B2 JP 62083008 A JP62083008 A JP 62083008A JP 8300887 A JP8300887 A JP 8300887A JP H081553 B2 JPH081553 B2 JP H081553B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は3次ベジェ曲線を用いて画像データを圧縮す
る画像データの圧縮方式に関するものである。
[従来の技術] 文字等の画像データをドツト分割して得られるドツト
データは、データ量が極めて多くなることは周知であ
る。そこで、この多量のデータを圧縮して記憶あるいは
伝送させるため、種々のデータ圧縮法が提案されてきて
おり、例えば特開昭54−149522号、特開昭55−79154号
に記載された直線近似法や、特開昭57−39963号、特開
昭58−134745号、特開昭60−75976号に記載されたn次
曲線近似法等がある。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、前者の直線近似法では輪郭のなめらかさが保
証されず、また後者のn次曲線近似法では曲線の滑らか
さが保証されるが、関数式から曲線への変換が複雑なた
め、曲線の発生に時間がかかり、CRTやレーザビームプ
リンタ等の高速の表示装置には、速度の点で実用に耐え
ないという欠点を有していた。そこで曲線の発生の速い
3次ベジエ曲線式を利用する方法があるが、この曲線式
は曲線への近似法が確立されていないため、近似が難し
いという問題があつた。
本発明は上述従来例に鑑みなされたもので、文字等の
画像データの輪郭を、発生速度の速い曲線近似によつて
近似して符号化する画像データの圧縮方式を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の画像データの圧縮
方式は以下のような構成を備える。即ち、 1区間の曲線に対して、その両端点の座標及び前記両
端点における曲線の傾きを導出する導出手段と、 前記1区間の曲線上の前記両端点の間に存在する中間
点の座標と、前記両端点の座標及び前記両端点における
前記曲線の傾きとに基づいて決定される3次ベジェ曲線
と前記1区間の曲線との誤差を導出する誤差導出手段
と、 前記誤差導出手段からの誤差に基づいて、前記1区間
の曲線上の中間点の位置を変更して、前記誤差の導出を
再度行うか、或は、前記3次ベジェ曲線を決定するデー
タを圧縮された画像データとして決定するかを判断する
判断手段と、 前記判断手段による判断結果に基づき、圧縮された画
像データとして決定された前記3次ベジェ曲線を特定す
るデータを記憶手段に記憶させる記憶制御手段とを有す
る。
また、本発明の画像データの圧縮方式は以下のような
構成を備える。即ち、 1区間の曲線に対して、その両端点の座標及び前記両
端点における曲線の傾きを導出する導出手段と、 前記1区間の曲線上の前記両端点の間に存在する中間
点の座標と、前記両端点の座標及び前記両端点における
前記曲線の傾きと、前記中間点の曲線における重み付け
を決定するための係数とに基づいて決定される3次ベジ
ェ曲線と前記1区間の曲線との誤差を導出する誤差導出
手段と、 前記誤差導出手段からの誤差に基づいて、前記中間点
の曲線における重み付けを決定するための係数を変更し
て、前記誤差の導出を再度行うか、或は、前記3次ベジ
ェ曲線を特定するデータを圧縮された画像データとして
決定するかを判断する判断手段と、 前記判断手段による判断結果に基づき、圧縮された画
像データとして決定された前記3次ベジェ曲線を特定す
るデータを記憶手段に記憶させる記憶制御手段とを有す
る。
[作用] 以上の構成において、1区間の曲線に対して、その両
端点の座標及びそれら両端点における曲線の傾きを導出
し、その1区間の曲線上のそれら両端点の間に存在する
中間点の座標と、前記両端点の座標及び両端点における
曲線の傾きとに基づいて決定される3次ベジェ曲線と前
記1区間の曲線との誤差を導出する。この誤差に基づい
て、その1区間の曲線の中間点の位置を変更してその誤
差の導出を再度行うか、或は、その3次ベジェ曲線を特
定するデータを圧縮された画像データとして決定するか
を判断し、その判断結果に基づいて、圧縮された画像デ
ータとして決定された3次ベジェ曲線を特定するデータ
を記憶手段に記憶させる。
また他の発明によれば、1区間の曲線に対して、その
両端点の座標及びそれら両端点における曲線の傾きを導
出し、その1区間の曲線上のそれら両端点の間に存在す
る中間点の座標と、前記両端点の座標及び両端点におけ
る曲線の傾きと、この中間点の曲線における重み付けを
決定するための係数とに基づいて決定される3次ベジェ
曲線と前記1区間の曲線との誤差を導出する。この誤差
に基づいて、その中間点の曲線における重み付けを決定
するための係数を変更してその誤差の導出を再度行う
か、或は、その3次ベジェ曲線を特定するデータを圧縮
された画像データとして決定するかを判断し、その判断
結果に基づいて、圧縮された画像データとして決定され
た3次ベジェ曲線を決定するデータを記憶手段に記憶さ
せる。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳
細に説明する。
[機能ブロツク図の説明(第1図)] 第1図は実施例の機能別構成を示すブロツク図であ
る。
図において、10は[x,y]マトリクス状にドツト分解
された画像データを入力する画像データ入力部で、例え
ばイメージスキヤナから構成されている。11は画像デー
タ入力部10から入力されドツト分解された文字等の画像
データの輪郭を抽出する輪郭抽出部である。12は輪郭抽
出部11で抽出されら文字等の輪郭を、輪郭との偏位量が
許容誤差以下となるようなベクトルで直線近似する直線
近似部である。
近似された輪郭は、識別部13でベクトルの長さに基づ
いて、直線部と曲線部に識別される。曲線として識別さ
れた輪郭部は、傾き算出部14で曲線部の両端点(始点及
び終点)と両端点の前後に設定された所定数の輪郭点と
を結ぶ線分の傾きの平均値や、接続する曲線もしくは直
線の傾きから、輪郭部の両端点(始点、終点)における
輪郭(曲線部)の傾きを求める。
3次のベジエ曲線近似部15は、曲線部と識別された輪
郭線上の始点と終点の間に3次ベジエ曲線の特定の分割
点P(u)を設定し、3次ベジエ曲線式を求める。誤差
算出部16は輪郭点と近似された3次ベジエ曲線との偏位
誤差を算出し、この誤差が最小になるように3次ベジエ
曲線近似部上の分割点P(u)を輪郭線上で移動する。
誤差算出部16で誤差が最小となる3次ベジエ曲線が決
定されると、サンプル点決定部17で分割点P(u)をサ
ンプル点として決定する。
拡張部18では曲線近似部15で近似された曲線の終点
(P3)を調べ、この終点が次の隣接する未知の曲線に連
続してつながつている時は、その未知の曲線の始点に移
動し、再び傾き算出部14からサンプル点決定部17に至る
曲線近似処理を行う。サンプル点再決定部19では、曲線
近似された曲線と基の曲線の輪郭点との偏位が一定の誤
差内にあり、かつ最長のベジエ曲線となる点を終点
(P3)として決定し、その際の分割点(サンプル点)も
再決定する。以上の輪郭抽出部11からサンプル点再決定
部19まではマイクロプロセツサ等から構成される。
尚、偏位が所定の誤差範囲内をこえたときは、1つ前
のサンプル前に戻す。また曲線部の終点が既知の曲線部
あるいは直線部に接続しているときは、拡張部18による
拡張操作は終了する。
コード化部20は、このようにして得られたベジエ曲線
について、この曲線を特定する点P0〜P3の座標値をコー
ド化する。21はコード化された圧縮データを記憶する記
憶部である。
以上説明した各処理を輪郭部の全てに対して行うこと
により、記憶部21には輪郭データを直線部と曲線部とに
分けてコード化した圧縮コードが形成される。
尚、復号化部ではコード化部20でコード化された圧縮
コードを復号して、座標および直線式に変換する。この
座標データをもとにベジエ曲線式により輪郭の曲線部を
得て、輪郭の直線部を合成してもとの文字等の輪郭を求
める。
以下、各部のデータ処理を詳細に説明する。
[画像データの特徴抽出] 画像データ入力部10はスキヤナ装置等のラスタ走査に
よつて画像データを入力し、[x,y]マトリクス状にド
ツト分解する。こうして得られた2値ドツトパターンデ
ータが処理対象となるオリジナル画像データとなる。
輪郭抽出部11は2値ドツトパターンデータのxまたは
y方向において、“0",“1"あるいは“1"から“0"に変
化するドツト位置を輪郭点として抽出する。
[直線近似部と識別部の説明(第2図)] 輪郭上の任意の1区間において、もとの輪郭との偏位
量が所定の許容誤差以下に収まる範囲で、できるだけ長
く設定した複数のベクトルにより直線近似を行う。
第2図は輪郭の任意の1区間(P0,Pn-1)において、
点線で示した輪郭24を2次元ベクトル25の集合で直線近
似を行なつた例を示したものである。
本実施例で使用する文字の輪郭形状は、一般に直線部
と曲線部を有しており、これらを識別するため、上述し
た直線近似にり求めたベクトルの長さに基づいて直線部
と曲線部を認識する。即ち、ある近似直線の両端をP
t(xt,yt),Pt+1(xt+1,yt+1)とすると、そのベクトル
の長さlは、 で算出され、この長さがある一定の値以下のものを曲線
部として認識する。
[傾き算出部の説明(第3図〜第7図)] 識別部13で得られた曲線部を3次ベジエ曲線で近似す
るには、曲線部の両端点(始点と終点)における傾きが
必要になる。
第3図は直線30に連続して平滑に曲線31が始まる場合
を示す図で、この時は直線30の傾きmが、曲線31の端点
(P0)の傾きt0となる。即ち、t0=mである。
第4図はすでにベジエ曲線によつて近似された曲線32
と滑らか(線形)に接続された曲線33が始まる場合は、
曲線32の終点P3′の傾きt3′は曲線33の始点(P0)の傾
きt0となる。即ち、t0=t3′である。
この場合、端点(P0)以降の曲線34上に、所定の輪郭
点(P1,P2)を設定し、端点(P0)と各輪郭点(P1,P2
とを結ぶそれぞれの線分35,36の傾きt1,t2の平均より算
出する。第5図の輪郭点が2点の場合を例にとると、 となる。
第6図は端点(P0)が未知の曲線37,38の中間点とし
て、曲線38の始点もしくは終点が設定されている場合を
示す図である。
第6図の場合、始点(P0)の前後の未知の曲線37,38
上に、所定数の輪郭点(P-1,P-2,P1,P2)を設定し、始
点(P0)と各輪郭点とを結ぶ線分39〜42の傾きの平均よ
り始点における傾きt0を求める。従つて、第6図の場
合、端点P0における傾きt0は、 で表わされる。
第7図は曲線部43の終点(P0)がどの線とも滑らかに
接続していない場合の、終点における傾きt0を求める場
合を示す図である。
この場合は終点P0の前の曲線43上に所定の輪郭点(P
-1,P-2)を設定し、端点P0と各輪郭点P-1,P-2とを結ぶ
線分44,45の傾きt-1,t-2の平均値より、端点P0における
傾きt0を求める。従つて、 となる。
[3次ベジエ曲線近似部の説明(第8図)] 第8図は曲線として識別された輪郭線80を近似した曲
線81を示す図である。輪郭線80の両端点をP0(x0,y0),
P3(x3,y3)とし、それらの点における曲線の傾きをt0,
t3とする。次にP0とP3の間の輪郭線80上のP0の隣の輪郭
点をPu(Xu,Yu)とし、u=0.5とすると、ベジエ曲線を
特定する他の2点P1(x1,y1),P2(x2,y2)はそれぞ
れ、 の式で算出される。
このベジエ曲線は0≦t≦1で、 P(t)=P0(1−t)+3P1(1−t)2t +3P2(1−t)t2+P3t3 となる。
[誤差算出部とサンプル点決定部の説明] 次に、このようにして求められたベジエ曲線と元の輪
郭(曲線部)との偏位を求める。
この偏位を求める方法としては、先のベジエ曲線式に
おいて、tを0から1の間の十分小さい値とし、各tの
値に対応して求められるベジエ曲線上の各点と輪郭点と
の距離の最小値を、ベジエ曲線式と各輪郭点との偏位と
する。この処理をP0〜P3の間の端点を含む全輪郭点につ
いて求め、偏位の最大値を元の輪郭との誤差とする。
この誤差が最も小さくなるように、分割点PuをP0〜P3
の輪郭線上で動かし、ベジエ曲線近似、誤差算出を繰返
す。
サンプル点は、誤差が最小のときのP0〜P3を仮のサン
プル点とする。これは後述するように、次に未知の曲線
がつながつている場合、サンプル点が変更する可能性が
あるためである。
[拡張部の説明(第9図)] 第9図は求められた輪郭線の隣が未知の曲線部のとき
の、曲線部の拡張処理(既に求めた曲線部と未知の曲線
部とを接続する)を示す図である。
点線で示した曲線82は既に求められた曲線部で、その
終点はP3である。曲線部83は未知の曲線部である。曲線
部83の終点P3′にP3を移動し、3次ベジエ曲線近似部15
でベジエ曲線84を求める。このようにして求められたベ
ジエ曲線84と曲線83との誤差が所定の誤差範囲内にある
ときは、更に拡張操作を続行して曲線部の拡張、即ち、
次の曲線区間との接続を行う。
ここで誤差範囲を越えたときは、拡張処理を終了し、
1つ前のサンプル点に戻す。また次に既知の曲線部ある
いは直線部が続くときも、拡張処理は終了する。
サンプル点再決定部19では、このようにして定められ
たベジエ曲線の4点(P0〜P3)を改めてサンプル点とし
て決定する。
[コード化部の説明(第10図、第11図)] 以上のようにして求めた直線部及び曲線部のサンプル
点の座標をコード化し、更に各ブロツク単位に編成した
ブロツクデータの集合として記憶することにより、任意
の文字の輪郭に忠実な圧縮データを得ることができる。
第10図(A)はコード化された輪郭情報フオーマツト
の一例を示す図である。
ここでは前述のようにして、求めた直線部及び曲線部
の各サンプル区間の始点座標、近似曲線の特定点の座標
及び終点座標をコード化し、更に各ブロツク単位に編成
したブロツクデータの集合として記憶することにより、
任意の文字等の画像データの輪郭に忠実な圧縮データを
得ることができる。
ブロツクヘツダ90は1ブロツクのサンプル点数を記憶
するエリア、セグメントヘツダ91は直線あるいはベジエ
曲線を区別するフラグ、及び線分あるいは曲線の開始及
び終了を示すフラグを含んでいる。セグメント情報92は
始点、終点及び各特定点のx,y座標値をコード化して記
憶している。
第10図(B)は第12図の曲線120をコード化して記録
した場合を示している。
ブロツクヘツダ90には曲線120のサンプル点数がセッ
トされる。セグメントヘツダ100には、曲線120の始点P0
のフラグがセツトされる。即ち、曲線フラグ93がオン、
始点フラグ94がともにオンとなつている。セグメント情
報101には始点P0の座標(x0,y0)をコード化したコード
が格納される。曲線120の特定点P1,P2の座標はそれぞれ
セグメント情報103,105に格納され、対応するセグメン
トヘツダ102,104では曲線フラグのみがオンとなつてい
る。また、曲線120の終点P3は次の曲線121の始点でもあ
るため、セグメントヘツダ106の曲線フラグ、始点フラ
グがオンとなり、セグメント情報107に(x3,y3)のコー
ドが格納される。
上記フオーマツトによるコード化された各ブロツクデ
ータは、各ブロツク単位に第11図のように記憶される。
これまで述べてきたことは、文字輪郭データ圧縮に関
するものであるが、次に、このようにして圧縮された輪
郭データを元の輪郭データに復号する場合を説明する。
第11図のように記憶された圧縮データは、ブロツクデ
ータごとにセグメントヘツドとセグメント情報が読ま
れ、セグメントヘツダの直線フラグがオン(直線)もの
は、複合した始点と終点を直線で結ぶことにより再現さ
れる。一方、セグメントヘツダの曲線フラグがオン(曲
線)のものは、復号された4特定点の座標より前述のベ
ジエ曲線式を用いて0≦t≦1で、 P(t)=P0(1−t)+3P1t(1−t) +3P2t2(1−t)+P3t3 により曲線をもとめる。この際、曲線はtを“0"と“1"
の間で十分細かく分解して、それぞれの区間を直線でひ
くことで表現できる。
このようにして、復元した輪郭データは画像データの
記憶部のドツトパターンにより展開され、例えばレーザ
ビームプリンタ、CRT等の出力装置に供給することによ
り所望の文字あるいは画像が復元される。
尚、本実施例では入力した任意の点を修正するのに、
元の曲線上を移動させる方法を用いたが、入力する任意
の点は固定にして分解の係数uを“0"から“1"の間で変
化させることによつて修正することも可能である。また
本実施例は文字の輪郭を例に説明したが、線画データで
あつてもよいことはもちろんである。
以上説明した様に本実施例によれば、従来難しいとさ
れてきたベジエ曲線による輪郭線のコード化が、始点と
終点及び輪郭線上の他の点を指示することにより高速か
つ精度良く行えるという効果がある。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、1区間の曲線に対
して、その両端点の座標及び前記両端点における曲線の
傾きを導出し、その1区間の曲線上の両端点の間に存在
する中間点の座標と、それら両端点の座標及び両端点に
おける曲線の傾きとに基づいて決定される3次ベジェ曲
線とその1区間の曲線との誤差を導出し、この誤差に基
づいて、中間点の位置を変更して再度3次ベジェ曲線を
求めて誤差の導出を行うか、或は、3次ベジェ曲線を特
定するデータを圧縮された画像データとして決定するか
を判断する。この判断結果に基づいて、圧縮された画像
データとして決定された3次ベジェ曲線を特定するデー
タを記憶させるので、画像データとして記憶するデータ
量を増大させることなく、かつ画像データの輪郭等の曲
線を最適に近似したデータを記憶できる効果がある。
また他の発明によれば、1区間の曲線に対して、その
両端点の座標及び前記両端点における曲線の傾きを導出
し、その1区間の曲線上の両端点の間に存在する中間点
の座標と、それら両端点の座標及び両端点における曲線
の傾きと、その中間点の曲線における重み付けを決定す
るための係数とに基づいて決定される3次ベジェ曲線と
その1区間の曲線との誤差を導出し、この誤差に基づい
て、中間点の曲線における重み付けを決定するための係
数を変更して再度3次ベジェ曲線を求めて誤差の導出を
行うか、或は、3次ベジェ曲線を特定するデータを圧縮
された画像データとして決定するかを判断する。この判
断結果に基づいて、圧縮された画像データとして決定さ
れた3次ベジェ曲線を特定するデータを記憶させるの
で、画像データとして記憶するデータ量を増加させるこ
となく、かつ画像データの輪郭等の曲線を最適に近似し
たデータを記憶できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の機能ブロツク図、 第2図は曲線部をベクトルで近似した例を示す図、 第3図〜第7図はそれぞれ曲線上の傾きを求める方法を
示す図、 第8図はベジエ曲線による曲線の近似を示す図、 第9図は曲線の拡張処理を説明するための図、 第10図(A)は輪郭情報のフオーマツトの1例を示す
図、 第10図(B)は第12図の曲線の輪郭情報の1例を示す
図、 第11図はブロツクデータのフオーマツトを示す図、 第12図は曲線をベジエ曲線によつて近似してコード化す
る場合を説明した図である。 図中、10……画像データ入力部、11……輪郭抽出部、12
……直線近似部、13……識別部、14……傾き算出部、15
……3次ベジエ曲線近似部、16……誤差検出部、17……
サンプル点決定部、18……拡張部、19……サンプル点再
決定部、20……コード化部、21……記憶部である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 9/00 (56)参考文献 特開 昭58−134745(JP,A) 特開 昭58−134746(JP,A) 特開 昭58−134747(JP,A) 特開 昭58−134748(JP,A) 特開 昭60−15773(JP,A) 特開 昭59−172068(JP,A) 山口富士夫訳「コンピュータグラフィッ クス」日刊工業新聞社昭和62年5月発行, P.154〜P.161 郡山彬訳「コンピュータグラフィックス (2)」マグロウヒル出版1994年2月第2 版発行,P.539〜P.543

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1区間の曲線に対して、その両端点の座標
    及び前記両端点における曲線の傾きを導出する導出手段
    と、 前記1区間の曲線上の前記両端点の間に存在する中間点
    の座標と、前記両端点の座標及び前記両端点における前
    記曲線の傾きとに基づいて決定される3次ベジェ曲線と
    前記1区間の曲線との誤差を導出する誤差導出手段と、 前記誤差導出手段からの誤差に基づいて、前記1区間の
    曲線上の中間点の位置を変更して、前記誤差の導出を再
    度行うか、或は、前記3次ベジェ曲線を特定するデータ
    を圧縮された画像データとして決定するかを判断する判
    断手段と、 前記判断手段による判断結果に基づき、圧縮された画像
    データとして決定された前記3次ベジェ曲線を特定する
    データを記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、 を有することを特徴とする画像データの圧縮方式。
  2. 【請求項2】更に、前記誤差導出手段からの誤差に基づ
    いて、前記1区間の端点を前記1区間の曲線の次の1区
    間の曲線の端点に変更して再度3次ベジェ曲線を求め
    て、前記誤差の導出を再度行うか否かを判断する第2判
    断手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の画像データの圧縮方式。
  3. 【請求項3】1区間の曲線に対して、その両端点の座標
    及び前記両端点における曲線の傾きを導出する導出手段
    と、 前記1区間の曲線上の前記両端点の間に存在する中間点
    の座標と、前記両端点の座標及び前記両端点における前
    記曲線の傾きと、前記中間点の曲線における重み付けを
    決定するための係数とに基づいて決定される3次ベジェ
    曲線と前記1区間の曲線との誤差を導出する誤差導出手
    段と、 前記誤差導出手段からの誤差に基づいて、前記中間点の
    曲線における重み付けを決定するための係数を変更し
    て、前記誤差の導出を再度行うか、或は、前記3次ベジ
    ェ曲線を特定するデータを圧縮された画像データとして
    決定するかを判断する判断手段と、 前記判断手段による判断結果に基づき、圧縮された画像
    データとして決定された前記3次ベジェ曲線を特定する
    データを記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、 を有することを特徴とする画像データの圧縮方式。
  4. 【請求項4】更に、前記誤差導出手段からの誤差に基づ
    いて、前記1区間の端点を前記1区間の曲線の次の1区
    間の曲線の端点に変更して再度3次ベジェ曲線を求め
    て、前記誤差の導出を再度行うか否かを判断する第2判
    断手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第3項
    記載の画像データの圧縮方式。
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