JPH08153376A - 画像取扱装置 - Google Patents

画像取扱装置

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JPH08153376A
JPH08153376A JP6319027A JP31902794A JPH08153376A JP H08153376 A JPH08153376 A JP H08153376A JP 6319027 A JP6319027 A JP 6319027A JP 31902794 A JP31902794 A JP 31902794A JP H08153376 A JPH08153376 A JP H08153376A
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ビデオ系やパソコン系等の複数の処理系での高
速処理が容易に行なえるとともに、大容量記録媒体と携
帯に便利な比較的小容量の記録媒体の両媒体の適宜の使
い分けが可能となる画像取扱装置を提供する。 【構成】画像データを記録するための記録手段としてそ
のデータ記録フォーマットが互いに異なる少なくとも2
つの第1の記録手段11と第2の記録手段22に対して
画像データを記録する際、各記録手段に対応したデータ
記録フォーマットに従って記録動作を行なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像取扱装置に関し、
特に複数種類の記録媒体の有効活用及び複数のフォーマ
ットでの使用を可能とし、操作性を改善した画像取扱装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCCD等の撮像素子を用いた電子
的撮像装置(デジタルスチルカメラ)では、携帯性の面
で、記録媒体としてはICメモリカードが使用されるこ
とが多い。一方、記録媒体として記憶容量がICメモリ
カードと比較して格段に大きいハードディスクカードを
用いる装置も提案されている。
【0003】ICメモリカードは、媒体を回転駆動する
必要があるフロッピィディスクやカードディスク更には
ハードディスクに比して、消費電力が非常に小さく、ま
た高速アクセスが可能となるため、画像の連続高速記録
及び再生が可能となる。したがって、ICメモリカード
を用いた電子的撮像装置は、消費電力が非常に小さく、
小型化も容易であるため、屋外での撮像等には操作性が
良好で好適である。
【0004】しかしながら、ICメモリカードは、現状
では記憶容量が比較的小さく、大容量データを必要とす
る画像データを多数枚記憶することは難しい。そこで、
画像データを圧縮して、記憶可能な画像枚数を増やして
いる。また、記憶容量の大きなSRAMを使ったメモリ
カードの使用により、この問題は若干解決されるが、S
RAM自体が高価格であることが依然問題として残る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なカメラでは、再生信号は、通常、テレビモニターに表
示されるため、ビデオ系の出力形態で出力されるととも
に、当該信号形態で画像データを圧縮する必要がある。
その結果、ICメモリカードに記憶されている画像ファ
イルはパソコン系で取扱い可能であるが、圧縮画像デー
タはパソコン系では扱えず、したがって、パソコン系で
使用するときには、ビデオ系の信号形態からパソコン系
の信号形態に変換しなければならず、カメラとしての機
能を優先すると、パソコン系では不便なデータ扱いにな
ってしまう。
【0006】一方、記録媒体として極めて大容量の媒体
が開発されれば、大量の枚数の画像を撮影、記憶可能と
なるが、カメラ内でこれら大量の画像を管理することは
困難である。例えば、カメラの場合、キースイッチ数は
できるだけ最小限としているので、画像選択は、少ない
キースイッチを用いて行わなければならず、操作性の問
題が生ずる。
【0007】また、大容量記録媒体として、パソコン系
で広く用いられているハードディスクを用いることもで
きる。ハードディスクは、安価で且つ圧縮処理しない生
データをそのまま記録できるが、携帯性の面での問題を
生ずるだけでなく、ディスクの回転やピックアップの移
動等、機械的駆動部があるため消費電流が大きくなると
いう問題、更には、記録動作状態で振動が加わると媒体
を破壊してしまう恐れがあるという問題を生ずる。
【0008】そこで、本発明の目的はビデオ系やパソコ
ン系等の複数の処理系での高速処理を操作性良く行なえ
るようにした画像取扱装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、大容量記録媒体と携
帯に便利な比較的小容量の記録媒体の両媒体の適宜使い
分けを可能とする画像取扱装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による画像取扱装置は、画像データを記録す
るための記録手段としてそのデータ記録フォーマットが
互いに異なる少なくとも2つの第1の記録手段と第2の
記録手段を適用可能とし、前記第1又は第2の記録手段
に対して画像データを記録するに際し、各記録手段に対
応したデータ記録フォーマットに従って記録動作を行な
うための制御手段を有する。
【0011】ここで、前記第1の記録手段及び第2の記
録手段は、それぞれ機械的駆動系を有さない記録手段及
び機械的駆動系を有する記録手段であり、当該装置に対
して着脱可能とされる。
【0012】また、前記第1の記録手段に記録された画
像データを前記第2の記録手段に記録するためのコピー
モード設定手段と、該コピーモード設定手段によりコピ
ーモードが設定された際には、前記画像データ記録フォ
ーマットをコピー先のデータ記録フォーマットに変換し
て記録を行なうデータフォーマット変換手段を更に有す
るように構成される。
【0013】更に、前記第1の記録手段におけるデータ
記録フォーマットが通常のビデオ系フォーマットであ
り、前記変換された第2の記録手段におけるデータ記録
フォーマットがパソコンに適用可能なフォーマットであ
る。また、前記データフォーマット変換手段により変換
されるフォーマットの種類を複数種備え、前記複数種の
フォーマットの中から一つのフォーマットを選択する選
択手段を有する。このとき、前記複数種のフォーマット
の中から一つのフォーマットを指定するフォーマット指
定モードと予め準備されている固定のフォーマットを設
定するフォーマット固定モードとを選択切換するための
フォーマットモード切換手段を有する。また、前記選択
手段により選択されたフォーマットに係る情報を表示す
るための表示手段をもつ。
【0014】そして、前記第1の記録手段の使用時と前
記第2の記録手段の使用時とで、当該装置に供給される
電源を異にしたり、前記第1の記録手段が一次又は二次
電池で駆動され、前記第2の記録手段が交流商用電源で
駆動される。
【0015】また、交流商用電源の接続を検出する接続
検出手段と、該接続検出手段の検出結果に基づいて前記
第1の記録手段としての機械的駆動系を有さない記録手
段から前記第2の記録手段としての機械的駆動系を有す
る記録手段に画像データの記録が行なわれることを許可
する動作判別手段を更に有する。
【0016】前記画像取扱装置は、更に、画像データを
送信及び受信するための画像伝送手段を有し、画像デー
タ受信側のデータ記録フォーマットに対応した画像デー
タを送信するための送信フォーマット指定手段を含んだ
り、画像データを送信及び受信するための画像伝送手段
を有し、画像データ受信側からの要求フォーマットを認
識するためのフォーマット認識手段と、該認識手段によ
り認識されたデータ記録フォーマットで画像データを送
信する手段を含んで構成される。
【0017】また、前記画像取扱装置は、更に、画像デ
ータを送信及び受信するための画像伝送手段を有し、画
像データ受信側のデータ記録フォーマットに対応したフ
ォーマットを複数種の中から一つまたは複数を指定する
ための指定モードと予め準備されている固定のフォーマ
ットを設定するための固定モードとを選択切換するため
の切換手段を含み、前記固定モードは、更に、予め準備
されている全てのフォーマットが設定される全フォーマ
ット固定モードと、特定の一つのフォーマットが自動的
に設定される単一フォーマット固定モードを有し、前記
画像取扱装置は、更に、画像データを送信及び受信する
ための画像伝送手段を有し、当該装置に供給される電源
の種類に応じて、第1の記録手段乃至は第2の記録手段
に記録されている画像データを選択的に送信するように
構成される。
【0018】
【作用】本発明では、画像データを記録するための記録
手段としてそのデータ記録フォーマットが互いに異なる
少なくとも2つの第1の記録手段と第2の記録手段に対
して画像データを記録する際、各記録手段に対応したデ
ータ記録フォーマットに従って記録動作を行なってい
る。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。本発明は、ICメモリカードとハード
ディスクカードの両記録媒体を装着可能な構造とし、屋
内等のAC電源を使用することができる環境下ではハー
ドディスクカードを一次記録媒体として使用できるが、
基本的には、ICメモリカードに画像データを順次記憶
しておき、実際にシステム使用環境下では、ハードディ
スクカードを装着し、ICメモリカードから読み出した
ビデオ系の画像ファイルフォーマットをパソコン系の画
像ファイルフォーマットに変換して当該ハードディスク
カードに記録する。
【0020】このように、ビデオ系での処理において
は、ICメモリカードに対する記録、再生だけで良く、
パソコン系での処理においては、画像データをビデオ系
からパソコン系のフォーマットに変換してハードディス
クに記録する。かかる変換処理は、別途専用の変換IC
やソフトウェアを設けることなく、通常の例えばカメラ
に内蔵されているデータ圧縮/伸張回路を用いて簡単に
行なうことができる。
【0021】図1(A)と(B)には、ビデオ系の信号
フォーマットとパソコン(PC)系の信号フォーマット
例が示されている。
【0022】ビデオ系信号は、図1(A)に示すような
構成を有し、テレビモニターへの即時再生可能な信号フ
ォーマットを有する。画像の画素の色表現はY/C(色
差信号)、アスペクト比はテレビモニターのアスペクト
比4:3、データ圧縮方式はJPEGが用いられ、ま
た、非圧縮の場合も色差信号が用いられる。更に、ビデ
オ系の場合、画像信号の種類により、フィールド画像、
フレーム画像等、種々の情報をヘッダーに記述する。
【0023】一方、パソコン系の画像信号については、
図1(B)に示すように、画素の色表現はY/C、パソ
コン画面に合わせたアスペクト比1:1を用い、JPE
G方式でデータ圧縮された信号が、非圧縮の場合は、R
GB信号が用いられた信号構成となる。この場合には、
ビデオ系のようなヘッダーはもたない。
【0024】以上の説明は、カメラから取り外した記録
媒体をパソコンに装着した状態でのデータの授受につい
てのものであるが、同様に、カメラ同士、またはカメラ
とパソコン同士のデータ転送も可能となる。
【0025】カメラ間での伝送は、ビデオ系の信号形態
の画像ファイルをそのまま伝送することにより、受信側
のカメラのモニター画面にそのまま再生できる。
【0026】ところが、カメラからパソコンへの伝送の
場合は、ビデオ系とパソコン系間でのデータ変換が必要
であり、つまり受信側であるパソコン系の信号フォーマ
ットに変換する必要がある。本発明では、この変換後の
信号を伝送することにより、パソコン系での即時処理を
可能とせしめる。
【0027】具体的には、カメラからの伝送の際、通信
の初期段階で相手先の確認(相手側の機種がパソコン系
かビデオ系かのチェック、ビデオ系でのフィールドやフ
レーム等の種別、パソコン系での画像ファイルの種別等
のチェック等)を行なう。このチェックは、相手先から
の要求信号を受信することによっても行なうことができ
る。こうして、相手側でそのままで扱える画像ファイル
を事前に把握して、当該画像ファイルに伝送側で変換し
て伝送する。
【0028】尚、相手先がビデオ系かパソコン(PC)
系かが予め判明している(固定されている)場合には、
上記事前チェックを行わずに適合する固定モードでの伝
送により高速処理が可能となる。
【0029】図2は、本発明による画像取扱装置の一実
施例を示し、カメラへの適用例を示す構成ブロック図で
ある。レンズ1を介してCCD2に結像された被写体像
は、電気信号に変換された後、撮像プロセス回路3でγ
補正等の所定の処理が施され、A/Dコンバータ(AD
C)4でデジタル信号に変換される。セレクタ5は、記
録時、A/Dコンバータ4からのデジタル画像データを
フレームメモリ(RAM)6に記録するような経路を設
定する。フレームメモリ6から読み出されたブロックデ
ータ(1画面を複数個のブロックに分割したときの各分
割ブロックについてのデータ)は、セレクタ7を介して
圧縮・伸長ユニット8に供給される。圧縮・伸長ユニッ
ト8のDCT/IDCT回路81は、離散コサイン変換
/逆離散コサイン変換回路であり、上記ブロックデータ
をデータ圧縮のため、直交変換処理する。直交変換され
て得られた変換係数は、量子化/逆量子化回路82で量
子化された後、符号化/復号化部83で符号化される。
【0030】この圧縮・伸長ユニット8における符号化
等の処理は、システム制御回路12からの指示に基づい
て符号化制御回路13により制御される。すなわち、上
記各分割ブロック毎の情報に基づいてシステム制御回路
12は、当該分割ブロックに対する適切なQテーブルを
選択設定して、符号化制御回路13を介して圧縮・伸長
ユニット8における圧縮処理を制御する。こうして得ら
れた画像データは、カードインタフェース(I/F)回
路10に供給され、ICカード11に記録される。ま
た、他のカードインタフェース回路21を介してハード
ディスクカード22にデータを記録することができる。
【0031】再生時には、ICカード11からカードイ
ンタフェース10を介して読み出されたデータがセレク
タ9に送出される。セレクタ9を介して読み出された画
像データは、圧縮・伸長ユニット8で伸長され、セレク
タ7を介してフレームメモリ6に書き込まれる。フレー
ムメモリ6から読み出された画像データは、セレクタ5
を通り、再生プロセス部15で上記再生処理が施された
後、D/Aコンバータ16でアナログ信号に変換されて
EVF17にモニター出力される。LCD18は、その
ときの動作モード等が表示される。
【0032】システム制御回路12は、フレームメモリ
6、セレクタ5,7,9、符号化制御回路13、圧縮・
伸長ユニット8、カードインタフェース回路10,21
及び通信制御回路19の動作を制御するもので、操作部
14からの信号を受けて、カメラ全体の各種制御を行な
っている。また、システム制御回路12は、後述する各
種スイッチが接続された操作部14からの操作情報を受
け、対応する制御を行なうとともに、LCD等よりなる
表示部18を制御し、また、通信制御部19と接続さ
れ、シリアルインタフェース回路20との間で通信制御
動作を行なう。シリアルインタフェース回路20には、
モデムまたは伝送相手側のカメラ乃至パソコンが公衆回
線乃至専用のラインを介して接続されている。
【0033】操作部14には、AFやAE動作のための
シャッタートリガ1スイッチ14A、記録動作のための
トリガ2スイッチ14B、再生時の再生画像の変更を行
なうための左方向及び右方向コマ送りのためのスイッチ
14C及び14D、カメラモードとして記録/再生モー
ドを切り換えるスイッチ14E、カメラから通信回線を
介してデータの送信、受信を行なうときの伝送モードを
設定する伝送スイッチ14F、カメラモード/伝送モー
ドを設定するためのカメラ/伝送モードスイッチ14G
と、記録モードを設定する記録モードスイッチ14H、
伝送モードを設定する伝送モードスイッチ14I、及び
記録媒体を選択するための媒体選択スイッチ14Jが設
けられている。
【0034】検出スイッチ25は、システム制御回路1
2を含む本システムへの電源供給をバッテリー24か外
部AC電源によるDC電源(DC)のいずれで行なって
いるかを検出するスイッチで、外部DC電源用のDCジ
ャックかバッテリー装着状態を判別することにより検出
している。こうして供給されたDC電源を受けたDC/
DCコンバータ23により所定のDC電圧がシステム制
御回路12に供給される。
【0035】図3は、本発明の他の実施例を示し、画像
取扱装置として記録再生装置への適用例の構成ブロック
図である。本実施例の基本構成は、図2のカメラと同様
であるが、本例では、レンズ1やCCD2がなく、代わ
りに、外部入力としてのRGB端子、S端子、NTSC
端子が設けられ、セレクタ26により、いずれかの端子
が選択され、選択された端子への映像信号が増幅器27
で増幅された後、A/Dコンバータ4でデジタルデータ
に変換されて、図2と同様な以後の処理回路部に送出さ
れる。
【0036】図2に示すように、本例の電子スチルカメ
ラは、その画像情報の記録媒体として固体メモリカード
(ICメモリカード)を用いており、この種の電子スチ
ルカメラは、、SMC(Solidstate Mem
ory Camera)とも称される。SMCにおいて
は、一画面毎の撮像画像データは、データファイルとし
てメモリカードに格納される。このようにしてデータフ
ァイルとしてメモリカードに格納された撮像画像データ
は、DOS(Disk OperatingSyste
m)によりサポートされるファイル構造上の位置付け情
報たるディレクトリにより識別され、記録・再生その他
の管理がなされ得るようになる。このSMCで、一般的
なパソコンとの対比において特徴的であることは、ディ
レクトリの各ファイル情報たる画像データが、静止画像
の一コマ一コマに対応したものとして取り扱われ得るよ
うになされていることである。
【0037】すなわち、各ファイルのデータは、通常の
スチルカメラの一コマ一コマの画像におけると同時に、
コマ番号によって特定され、呼称され、管理され、乃至
はモニター等に表示される。当該一コマの画像としてモ
ニター画面に映出される画像自体を表わすデータたる主
データには、この主データに関係する種々の情報が即
ち、撮影日付、撮影時のシャッタースピード等の条件、
画像のデータフォーマット等が副情報として付帯してお
り、この主データ及び副データを含んで一つ一つの「コ
マデータ」、即ち、各ファイルのデータが構成されてい
る。
【0038】尚、上記のファイルの構成以外に、例え
ば、各画像データを含んだ個々のファイル間の関係、即
ち、例えば、一連の連写撮影の中の画像データであるこ
とを関係付けるための関連情報を主データとして含む
等、一個の独立した画像ファイルと等価な管理ファイル
的なリレーションファイルを一つのコマデータとして構
成することも含まれる。
【0039】本実施例の電子スチルカメラの外観図であ
る図4及び図5には、操作部14等の各種操作スイッチ
の配設状態が示されている。
【0040】図示のように、カメラ本体上部の中央部に
は、LCD表示部18が配設されており、後述する各操
作状態や動作状態等が表示される。LCD表示部18の
一側方には、テレ(T)、ワイド(W)モード選択用の
ズームスイッチ(ZOOMスイッチ)31、32が配設
されている。また、ZOOMスイッチ31、32の下方
にはアップスイッチ(UPスイッチ)33、ダウンスイ
ッチ(DOWNスイッチ)34が配設されている。これ
らのスイッチ33、34は、カメラが記録モード時にあ
るときには、モードの調整、例えば、ホワイトバランス
の微調整、シャッタースピードの変更、露出補正値の変
更、パワーフォーカスのフォーカシング等に使用され、
また、再生モード時には、コマ送り、コマ戻しに使用さ
れる。
【0041】ホワイトバランススイッチ(以下、WBス
イッチ)35は、記録モード時に、ホワイトバランスモ
ードを変更する。ビューイレーズスイッチ(VIEW/
ERASEスイッチ)36は、記録モード時には、押し
ている直前に記録された画像が再生され、再生モード時
には、コマ消去スイッチとして使用される。
【0042】+/−スイッチ37は、記録モード時に、
露出モードを変更する。フォーカススイッチ(FCSス
イッチ)38は、記録モード時に、オートフォーカスあ
るいはパワーフォーカスモードを変更するために使用さ
れる。ストロボスイッチ(STBスイッチ)39は、記
録モード時のストロボモード変更時に使用される。フル
オート/マニュアルスイッチ(F−AUTO/MANU
ALスイッチ)40は、条件設定を自動的に行なうモー
ドと、手動で設定するモードとを切り換える。ドライブ
スイッチ(DRVスイッチ)41は、連写等の記録スピ
ードモードの変更に使用され、再生モード時には、再生
スピードを変更する。
【0043】モードスイッチ(MODEスイッチ)42
は、記録モード時に、圧縮モード、非圧縮モードを設定
し、再生モードでは、外部端子から出力されるビデオ信
号にキャラクタ表示信号を重畳するオンスクリーンモー
ドの指示等を行なう。タイムスイッチ(TIMEスイッ
チ)43は、時間の設定やブザーのオンオフ操作するた
めに使用される。パワースイッチ(POWERスイッ
チ)44は、カメラのオンオフ操作に使用される。トリ
ガスイッチ45は、撮影動作を指示したり、画像送信時
の送信開始用に使用される。
【0044】上記各操作スイッチ群の更に下方の、カメ
ラ本体縁部には、画像伝送時の送信(SEND)モード
と受信(RECEIVE)モードとの切り換えに使用さ
れる送信/受信切り換えスイッチ46と、送信時に用い
る伝送モードと記録時に用いるカメラモードとを切り換
える伝送/カメラ切り換えスイッチ47とが配設されて
いる。この切換スイッチ47がカメラ側に設定されてい
ると、切換スイッチ46の送信/受信に対応してそれぞ
れ再生/記録モードが設定されることになる。また、カ
メラのEVF17のための接眼部48が配設されてい
る。
【0045】以上の構成において、本発明は操作部14
から入力される各種指令に基づいてシステム制御回路1
2が各部を制御し、シリアルインタフェース回路20を
介して、例えば、電話回線を用いて画像情報等の授受を
行なう機能を有する。以下、本発明による画像取扱装置
の実施例の動作を上述電子スチルカメラに適用した例に
ついて説明する。
【0046】カメラで撮像して得られた画像情報を送信
する場合には、図5の伝送/カメラ切換スイッチ47を
電話マーク側に設定した状態で、送信(SEND)/受
信(RECEIVE)切換スイッチ46を送信側にセッ
トして、送信モードに設定される。カメラは、後述する
ように、自動ダイヤル送信モードと自動応答モードに設
定することができる。
【0047】図6(A)と(B)には、伝送機能の送信
モードと受信モードにおける表示例が示され、画面上の
矢印の向きで送信モードと受信モードが表示されてい
る。
【0048】図7(A)と(B)には、ICメモリカー
ドの画像をビデオ系のまま伝送する場合の送信画像選択
時の表示例が示されている。図7(A)において、現在
再生されている1コマ目の画像がモニター表示画面の背
景(図示せず)に表示され、上部の表示:“SELEC
T PIC.”が送信コマ選択動作であることを示す。
コマ送りのためのスイッチ14Cと14Dを操作して1
コマ毎のコマ送りを行ない、送信画像を選択する。選択
された画像が画面下部に一覧表示されている。
【0049】図7(B)に示すLCD表示部18におい
ては、上部に電話機マークに向かう矢印によって送信モ
ード(TRANSMITと表示)であることが示され、
中央部の枠内に現在選択、再生されているコマ番号
“1”が、また、右端部には、コマ番号1の上記コマデ
ータ量が“64”(キロバイト)として表示されてい
る。送信したいコマを変更するときには、UPスイッチ
33やDOWNスイッチ34を操作すれば良い。
【0050】送信先選択動作におけるEVF17または
外部モニターとLCD表示部18の画面表示例が図8
(A)と(B)に、それぞれ示されている。送信先は、
予め登録されており、登録送信先の中から、必要な送信
先を選択する。
【0051】図8(A)において、“SEND TO
C−1”が登録番号1の送信先C−1を、“NAME:
NIFTY”が当該送信先C−1の名前を、“HOS
T:NIF2”が送信先のシステムを、“LINT:T
ONE”がトーン回線であることを、また、“NO:
0,223141”が送信先の電話番号を、それぞれ示
している。このとき、図8(B)に示すように、表示部
18の枠内には送信先“C−1”が表示されている。送
信先の変更は、UPスイッチ33やDOWNスイッチ3
4の操作で行なわれる。
【0052】図9(A)には、カメラからパソコンへの
送信モードにおいて、変換されたPC系画像ファイルを
送信する際、送信画像ファイルの選択時のファインダー
内または外部モニターでの表示例を示し、*が選択画像
を示し、相手先がパソコンであることを判別し、後述す
るサムネイル(THM)、JPEGファイルを送信す
る。送信モードとしては、図9(B)に示すように、J
PEG圧縮ファイル/サムネイルファイル、JPEG圧
縮ファイル/RGB非圧縮ファイル/RGB非圧縮ファ
イル、JPEG圧縮のモードがある。
【0053】また、図10(A)には、カメラからカメ
ラ(ビデオ機器)への送信モードで、記録したままのビ
デオ系の画像ファイルを送信する際の図9(A)と同様
なファインダー内または外部モニターでの表示例を示
す。相手先がビデオ機器であることを判別し、J6Iの
ファイルを送信する。図10(B)には、送信モードと
してJ6I圧縮ファイルが示されている。
【0054】図11は本発明の実施例の記録モードでの
動作処理手順を示すフローチャートである。先ず、トリ
ガ1がONされるのを待って、つまり、レリーズボタン
の1段目の押下を待って(ステップS1)、AF動作
(ステップS2)及びAE動作を実行し(ステップS
3)、媒体を確認する(ステップS4)。尚、本図以降
のフローチャートの各処理ブロックの2辺部が太書さ
れ、影がつけてあるブロックはサブルーチンを示す。本
例では、ICメモリカードとハードディスクカードの2
枚のカードが装着可能とされているので、いずれのカー
ドが装着されているかを確認する処理である。
【0055】続いて、トリガ2がONされる(撮像され
て画像信号が得られる)のを待って(ステップS5)、
得られた画像信号をフレームメモリに書き込む(ステッ
プS6)。次に、フレームメモリから読み出された画像
データを圧縮処理等を施して、記録媒体カードに記録し
(ステップS7)、DOS等での記録のためのファイル
管理処理を実行した後(ステップS8)、カードの電源
をOFFにして(ステップS9)、1枚の画像の記録が
完了する。
【0056】ステップS4における媒体の確認のサブル
ーチンは、図12のフローチャート手順に従って実行さ
れる。この確認は、ACアダプタ動作時のみ消費電源の
大きなハードディスクカード(カードNo.2)への記
録を許可し、バッテリー動作時にはICメモリカード
(カードNo.1)への記録動作を行なわせるために必
要である。
【0057】先ず、図2の検出スイッチ25により、電
源がACアダプタ動作かバッテリー動作かの確認を行な
い(ステップS11)、バッテリ動作時には、ICメモ
リカードとしてのカードNo.1がアクティブ(装着さ
れている)か否かが判断され(ステップS19)、アク
ティブでなければ、警告を発し(ステップS20)、ア
クティブであれば、電源VCC1(+5V)をONして
カードに供給して(ステップS21)、記録モードを確
認する(ステップS22)。
【0058】ステップS22において、記録モードが通
常の記録モード(ビデオ系)であると判断されたとき
は、ビデオ系フォーマットを設定し(ステップS2
3)、確認処理が完了する。一方、ステップS11にお
いて、ACアダプタ動作であると判断された場合には、
カードNo.2がアクティブか否かを判定する(ステッ
プS12)。
【0059】ここで、カードNo.2がOFFであれば
(アクティブでなければ)、警告を行ない(ステップS
13)、アクティブであれば、電源VCC2(+5V)
をONしてカードに供給し(ステップS14)、記録モ
ードを確認する(ステップS15)。ステップS15に
おいて、通常のPC系モードであれば、また、ステップ
S22において、記録モードが逆設定されていると判断
されると、PC系フォーマットを設定し(ステップS1
6)、ハードディスクカードにPC系のフォーマットで
の記録準備を行ない、ドライブを駆動(ON)し(ステ
ップS17)、一定時間待って(ステップS18)、確
認動作を完了する。尚、ステップS15において、記録
モードが逆設定されている場合には、ステップS23の
処理に移行する。こうして、充分にハードディスクカー
ドが立ち上がった状態で、次の画像ファイルの記録を待
つことになる。
【0060】図13にはICメモリカードからハードデ
ィスクカードへのコピー処理手順のフローチャートガ示
されている。先ず、適用されている電源がAC電源かバ
ッテリーかを判断し(ステップS31)、バッテリーで
あれば、ハードディスクカードへのコピー処理動作は行
わないのでコピーモード不可表示を行ない(ステップS
32)、処理を完了する。また、ステップS31におい
て、AC電源であると判断されると、コピー動作が可能
であるのでコピーモードをPC系ファイルへの変換後に
行なうのかビデオ系ファイルのまま行なうかを判断する
(ステップS33)。
【0062】ステップS33において、変換後に行なう
と判断されると、PC系のファイルに変換しながらハー
ドディスクカードにコピーして(ステップS34)、処
理を完了し、そのままコピーすると判断されると、ビデ
オ系ファイルのままハードディスクカードにコピーし
(ステップS35)、処理を完了する。
【0063】図14には、図13のステップS34にお
けるPC系のファイルへの変換を行ないながらのコピー
動作のフローチャートが示されている。先ず、ICメモ
リカードに記録されている各ファイルの形式を読み取り
(ステップS41)、ファイルデータをロードして(ス
テップS42)、画像データは圧縮モードの画像データ
か否かを判断する(ステップS43)。ここで、圧縮モ
ードであれば、JPEGで圧縮されているデータを伸張
してY、Cr、Cbを得て(ステップS44)、ステッ
プS45の処理に移行する。
【0064】ステップS43において、圧縮モードでな
いと判断されると、そのままステップS45の処理に移
行して、カメラ内蔵の圧縮伸張回路と専用ICにより、
実際上のPC系の変換処理、PC系の画像ファイルへの
変換処理(Y、Cr、CbをRGBに、また、アスペク
ト比を4:3から1:1に変換)を実行し、PC系ファ
イルとしてハードディスクカードにデータを記録する
(ステップS46)。続いて、DOSフォーマットでの
記録のため、ファイル管理処理を実行し(ステップS4
7)、指定ファイルについての変換処理が完了したか否
かを判断する(ステップS48)。このとき、完了して
いなければ、ステップS41の処理に戻り、完了したと
判断されると処理を終了する。複数ある場合には、上記
処理を繰り返すことになる。
【0065】次に、上記コピーモード処理を図15のフ
ローチャートを参照して説明する。本コピー処理は、単
純なコピーであり、ICメモリカードから読み取ったデ
ータの各ファイルの形式を読み(ステップS51)、フ
ァイルデータをロードし(ステップS52)、ビデオ系
のファイルとしてハードディスクカードにデータを記録
し(ステップS53)、ハードディスクカード内にサブ
ディレクトリを作ったり、カードの分類等を行なうDO
Sファイル管理処理を実行してコピーを行なう(ステッ
プS54)。最後に、指定されたファイルのコピーが全
て完了したか否かを判断し(ステップS55)、完了し
ていないと判断されると、ステップS51の処理に戻
り、完了していると判断されると処理を終了する。
【0066】次に、上記伝送モード処理を図16に示す
フローチャートを参照しながら説明する。先ず、適用電
源がAC電源であるかバッテリであるかを判断し(ステ
ップS61)、AC電源であると判断されると、送信相
手がパソコンかビデオ機器かを判断する(ステップS6
3)。ここで、パソコンであると判断されると、PC系
のファイルに変換されているハードディスクカード内の
パソコン系ファイルに変換された画像ファイルを相手側
に送信して(ステップS64)、また、送信相手がビデ
オ機器であると判断されると、ビデオ系ファイルのまま
ICメモリカードから相手のビデオ機器に送信して処理
を終了する(ステップS65)。一方、ステップS61
において、バッテリ電源を使用していると判断される
と、ハードディスクカードへのアクセスは行わないので
パソコンへの送信は不可である旨を表示して(ステップ
S62)、ステップS65の処理に移行する。
【0067】図16のステップS64のパソコンへの送
信処理を図17のフローチャートを参照しながら説明す
る。最初に、送信する画像を選択し(ステップS7
1)、選択された画像データをメモリに記憶する(ステ
ップS72)。次に、相手側との通信で、相手側が圧縮
データを要求しているか、非圧縮データを要求している
か、つまり、送信モードを判断する(ステップS7
3)。ここで、圧縮データが要求されている場合には、
圧縮ファイルをハードディスクカードの中から検索し
(ステップS74)、PC系ファイルとして画像ファイ
ルを相手側に送信する(ステップS76)。
【0068】また、ステップS73において、非圧縮デ
ータが要求されていると判断されると、ハードディスク
カードの中から非圧縮ファイルを検索し(ステップS7
5)、PC系の画像ファイルを送信する(ステップS7
6)、続いて、上述と同様にDOSファイル管理処理を
実行し(ステップS77)、指定されているファイルが
全部伝送完了されたか否かを判断し(ステップS7
8)、完了していなければステップS76の処理に戻
り、完了していれば処理を終了する。
【0069】ビデオ機器への送信は、図18にそのフロ
ーチャートを示すように、ICメモリカード内の画像フ
ァイルをそのまま送信することになるが、画像選択後
(ステップS81)、選択された画像ファイル(情報)
をメモリに記憶し(ステップS82)、記憶された画像
ファイルをビデオ系のファイルとしてICカードメモリ
から送信する(ステップS83)。その後、上述と同様
にファイル管理処理を実行し(ステップS84)、指定
されている全てのファイルの送信が完了したか否かを判
断し(ステップS85)、完了していなければ、ステッ
プS83の処理に戻り、完了していれば、処理を終了す
る。
【0070】図19には、本発明の実施例において、I
Cメモリカード11とハードディスクカード22の2つ
の記録媒体を実装する場合(2スロット構成)の付加回
路例が示されている。付加回路としては、従来のICメ
モリカードを装着する装置に対して、ハードディスクカ
ードをアクセスするためのバスバッファ100を一つ追
加するだけで基本的には足りる。すなわち、通常、両方
のメモリカード11と22を同時にアクセスすることは
ないので、どちらかのカードのみをアクセスするための
バスバッファ100を設けるだけで2スロット構成のカ
メラや記録再生装置が実現できる。
【0071】以下、パソコンの画像ファイルとビデオ系
の画像ファイルの構造を説明する。ビデオ系画像ファイ
ルは、図20に示すように、ファイルヘッダーと画像デ
ータ本体から構成されている。アドレス0200hから
画像ファイルの終わりまでが画像データ本体で、JPE
Gの圧縮された画像データである。。また、0000h
〜0200hまでがビデオ系の信号形態の種類を表わす
ための情報等を入れるためのヘッダー部分で、フレーム
記録、フィールド記録の種別、画像データの画素数、符
号化方式、記録画像に関する情報等が書き込まれてい
る。したがって、このヘッダーを見ることによって画像
データの構成が判別され、高速再生が可能となる。非圧
縮のデータは、0200hから画像データ本体が始ま
り、マーカーがなく、ファイルの終わりまでが圧縮され
ないY色差の画像データそのものである。
【0072】実際の画像データの細かい映像信号系とし
ての規格値の例が図21に示されている。画像モードの
構成:Y/Cb/Cr、白レベルが213、黒レベルが
0、コンポーネント格納順番:Y−Cb−Cr、水平画
素数:768ドット、垂直画素数:480または240
ドットである。尚、フレーム記録が480ドットで、フ
ィールド記録が240ドットとされる。また、γが0.
45、JPEGのハフマンテーブル推奨テーブルを使う
という内容が、ヘッダー情報として格納されている。J
PEGデータ本体も上述規則に基づいて書き込まれてい
る。
【0073】図22は、非圧縮データの配置例を示す。
水平及び垂直画素数が最も少ないコンポーネントの画素
をサンプル比に応じた個数の画素とを組み合わせて一つ
の単位とする。例えば、Y/Cb/Crの3個のコンポ
ーネントで、水平のY/C比が2:1で、垂直が1:1
の場合には、図22(A)に示すような配置となる。こ
のような画像の場合、図22(B)に示すような順番で
データは並べて記録される。
【0074】次に、パソコン系画像ファイルの構成につ
いて説明する。パソコン側の表示は、ノンインタレース
であるためビデオ系のような画像構成(走査)の種類や
ビデオ系のようなヘッダーもなく、データの先頭に必要
な情報が埋め込まれる。データそのものは、圧縮/非圧
縮、RGB/JPEG/YMCK等の種類がある。
【0075】図23(A)に示すように、圧縮画像デー
タは、Y色差で構成されたデータをアスペクト比1:1
でJPEGで圧縮したファイル(ファイルの拡張子がJ
PEG)となる。また、図23(B)に示すような非圧
縮の場合は、RGBのアスペクト1:1の非圧縮画像デ
ータファイル、または図23(C)に示すような非圧縮
でYMCKで構成されたアスペクト比1:1での画像デ
ータがパソコン系の標準的な画像データである。
【0076】尚、パソコン系で画像データを使用する場
合、画像データは非常に大きなデータであるため、パソ
コン系での扱いもかなり大変となる。そこで、例えば、
圧縮画像データを高速表示する場合、圧縮データそのも
のを伸長して表示しているのでは時間がかかるために、
前記サムネイルという代表画像という概念が使われる。
これは、画像データサイズの1/10程度の画像データ
を、本来の画像データから間引いて作成して、いわゆる
子画面として表示できるようなファイル形態にしたもの
である。
【0077】したがって、伝送時、このサムネイルの画
像ファイルと実際の圧縮データファイルの両方を送信す
ることによりパソコン系では、このサムネイルの画像フ
ァイルを見るだけで、この圧縮されているデータの画像
ファイルがどんなものであるかを簡単且つ高速に表示で
きる。
【0078】図24(A)にその例を示しており、圧縮
データ以外にサムネイルのデータを付加したり、圧縮デ
ータと非圧縮データとサムネイルを組み合わして送信す
ることも可能である。
【0079】代表的なファイルフォーマットとしては、
図24(B)に示すようなファイルフォーマットがあ
る。TIFFは、DOSとMAC(アップルコンピュー
タ(株)社製オペレーテイングシステム)で使用される
ファイルフォーマットで、BMP、DIBともいい、ウ
ィンドウズで使用される。JPEG(JFIF)は、D
OS、MACで使用される。また、RGBはDOSとM
ACで使用される。更に、PICTはMACで使用さ
れ、EPSはDOSとMACで使用されるような画像フ
ァイルである。
【0080】このような代表的な画像フォーマットにカ
メラが変換できるような構成にしておけば、伝送先でパ
ソコンは何も処理を行なわなくても、送信したデータを
そのまま画像として再生することできることになる。
【0081】上述実施例の要旨構成のもつ効果を従来と
の比較のもとで以下列挙する。 (1)画像データを記録するための記録手段としてその
データ記録フォーマットが互いに異なる少なくとも2つ
の第1の記録手段と第2の記録手段を適用可能とし、
前記第1又は第2の記録手段に対して画像データを記録
するに際し、各記録手段に対応したデータ記録フォーマ
ットに従って記録動作を行なうための制御手段を有する
画像取扱装置。一つの記録フォーマットにしか対応しな
いと、一つの系でしか記録した映像を扱えないが、本構
成によれば、目的に合わせた記録フォーマットを選択し
て記録を行なうことで異なる再生系にて画像データを扱
うことが可能となる。
【0082】(2) 前記第1の記録手段及び第2の記
録手段がそれぞれ機械的駆動系を有さない記録手段及び
機械的駆動系を有する記録手段である(1)の画像取扱
装置。記録手段によって消費電力が異なり同様には使用
できないが、本構成によれば、記録手段の特徴を生かし
た使用方法が設定できる。
【0083】(3)前記第1の記録手段及び/又は第2
の記録手段は当該装置に対して着脱可能である(1)の
画像取扱装置。両方の記録手段を固定的に持つと、大き
な装置になってしまうが、本構成によれば、着脱可能と
することで、片方は使用しなければ外しておける。
【0084】(4)前記第1の記録手段に記録された画
像データを前記第2の記録手段に記録するためのコピー
モード設定手段と、該コピーモード設定手段によりコピ
ーモードが設定された際には前記画像データの記録フォ
ーマットをコピー先のデータの記録フォーマットに変更
して記録を行なうデータフォーマット変換手段とを有す
る(1)の画像取扱装置。同じ記録フォーマットでコピ
ーするだけでは他の装置で扱えないが、本構成によれ
ば、他の装置で扱えるフォーマットに変換しながら第2
の記録手段にコピーすることで様々な装置にて扱うこと
が可能となる。
【0085】(5)前記第1の記録手段におけるデータ
記録フォーマットが通常のビデオ系フォーマットであ
り、前記変換された第2の記録手段におけるデータ記録
フォーマットがパソコンに適用可能なフォーマットであ
る(4)の画像取扱装置。 ビデオ系フォーマットだけ
では、パソコンでデータを扱えないが、本構成によれ
ば、ビデオ系パソコン系両方のフォーマットを持つこと
で、様々な装置で扱うことが可能となる。
【0086】(6)前記データフォマット変換手段によ
り変換されるフォーマットの種類を複数種備え、前記複
数種のフォーマットの中から一つのフォーマットを選択
する選択手段を有する(4)の画像取扱装置。パソコン
のフォーマットが一つでないため一つのフォーマットで
しか記録できないと扱える範囲が制限されてしまうが、
本構成によれば、パソコンで使われる複数のフォーマッ
トに対応することで幅広い使用が可能となる。
【0087】(7)前記複数種のフォーマットの中から
一つのフォーマットを指定するフォーマット指定モード
と予め準備されている固定のフォーマットを設定するフ
ォーマット固定モードとを選択切換するためのフォーマ
ットモード切換手段を有する(6)の画像取扱装置。色
々なフォーマットを選択できるようになっているといつ
も選択操作をしなくてはならないが、本構成によれば、
選択するモードと、代表的に使用するフォーマットを切
り替えられれば操作が容易になる。
【0088】(8)前記選択手段により選択されたフォ
ーマットに係る情報を表示するための表示手段を有する
(6)の画像取扱装置。現在どのフォーマットに対応し
ているかわからないが、本構成によれば、フォーマット
の情報を表示することで、操作が容易になる。
【0089】(9)前記第1の記録手段の使用時と前記
第2の記録手段の使用時とで、当該装置に供給される電
源を異にする(1)または(2)の画像取扱装置。一つ
の電源からしか動作しないと使い方が制限されてしまう
が、本構成によれば、記録媒体によって電源を選択でき
ることにより、有効な使用が可能となる。
【0090】(10)前記第1の記録手段が一次又は二
次電池で駆動され、前記第2の記録手段が交流商用電源
で駆動される(1)または(2)の画像取扱装置。記録
媒体を電池でしか動作させられないと、消費電流の多い
媒体が使用できないが、本構成によれば、バッテリ(B
ATT)とAC電源の両方で、駆動できるようにするこ
とで、誤った使用方法を防ぐことが可能となる。
【0091】(11)交流商用電源の接続を検出する接
続検出手段と、該接続検出手段の検出結果に基づいて前
記第1の記録手段としての機械的駆動系を有さない記録
手段から前記第2の記録手段としての機械的駆動系を有
する記録手段に画像データの記録が行なわれることを許
可する動作判別手段とを更に有する(1)の画像取扱装
置。メカ駆動の記録手段をバッテリ(BATT)で動作
させるとすぐ消耗してしまうが、本構成によれば、交流
電源の場合のみメカ駆動の記録手段を動作させるように
制限することで誤った使用方法を防ぐことが可能とな
る。
【0092】(12)前記画像取扱装置は、更に、画像
データを送信及び受信するための画像伝送手段を有し、
画像データ受信側のデータ記録フォーマットに対応した
画像データを送信するための送信フォーマット指定手段
を含む(1)の画像取扱装置。通常、記録側の記録した
データをそのまま送信するため、相手側は変換しないと
扱えないが、本構成によれば、画像データの受信側に合
わせたデータを送ることで、受信側は、そのまま扱うこ
とが可能となる。
【0093】(13)前記画像取扱装置は、更に、画像
データを送信及び受信するための画像伝送手段を有し、
画像データ受信側からの要求フォーマットを認識するた
めのフォーマット認識手段と、該認識手段により認識さ
れたデータ記録フォーマットで画像データを送信する手
段を含む(1)の画像取扱装置。画像データを受信する
側での最適なフォーマットが送信側では解からないが、
本構成によれば、通信の開始時に、受信側にて最適なフ
ォーマットを認識することにより、必要なフォーマット
データのみを送信することができる。
【0094】(14)前記画像取扱装置は、更に、画像
データを送信及び受信するための画像伝送手段を有し、
画像データ受信側のデータ記録フォーマットに対応した
フォーマットを複数種の中から一つまたは複数を指定す
るための指定モードと予め準備されている固定のフォー
マットを設定するための固定モードとを選択切換するた
めの切換手段を含む(1)の画像取扱装置。いつも、相
手とフォーマットのチェックを行なうと処理が遅くなる
が、本構成によれば、予め相手の要求するフォーマット
が明らかな場合は、確認せずに、データを送信すること
で、処理を単純にできる。
【0095】(15)前記固定モードは、更に、予め準
備されている全てのフォーマットが設定される全フォー
マット固定モードと、特定の一つのフォーマットが自動
的に設定される単一フォーマット固定モードを有する
(14)の画像取扱装置。相手が要求するフォーマット
が、一つの場合と複数の場合とがあり、設定に時間がか
かるが、本構成によれば、予め一つのフォーマットと、
全部のフォーマットを切り替えられるようにすることで
操作を容易にする。
【0096】(16)前記画像取扱装置は、更に、画像
データを送信及び受信するための画像伝送手段を有し、
当該装置に供給される電源の種類に応じて、第1の記録
手段乃至は第2の記録手段に記録されている画像データ
を選択的に送信するようにした(1)の画像取扱装置。
記録手段によって、消費電力が異なるため、電源の容量
が少ないと伝送できなくなることがあるが、本構成によ
れば、電源の容量によって、記録手段の使用を制限し、
誤った操作を防ぐ。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
取扱装置によれば、ビデオ系やパソコン系等の複数の処
理系での高速処理が容易に行なえるとともに、大容量記
録媒体と携帯に便利な比較的小容量の記録媒体の両媒体
の適宜の使い分けが可能となるという顕著な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオ系の信号フォーマットとパソコン(P
C)系の信号フォーマット例を示す図である。
【図2】本発明による画像取扱装置の一実施例を示し、
カメラへの適用例を示す構成ブロック図である。
【図3】本発明による画像取扱装置の他の実施例を示
し、記録再生装置への適用例の構成ブロック図である。
【図4】本実施例の電子スチルカメラの外観図である。
【図5】本実施例の電子スチルカメラの操作部等の各種
操作スイッチの配設状態を示す図である。
【図6】本発明の実施例における送信先選択動作におけ
る表示部の表示例を示す図である。
【図7】ICメモリカードの画像をビデオ系のまま伝送
する場合の送信画像選択時の表示例を示す図である。
【図8】送信先選択動作における画面表示例を示す図で
ある。
【図9】カメラからパソコンへの送信モードにおいて、
変換されたPC系画像ファイルを送信する際の送信画像
ファイルの選択時の表示例を示す図である。
【図10】カメラからカメラ(ビデオ機器)への送信モ
ードにおいて、記録したままのビデオ系の画像ファイル
を送信する際の表示例を示す図である。
【図11】本発明の実施例の記録モードでの動作処理手
順を示すフローチャートである。
【図12】媒体の確認処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図13】ICメモリカードからハードディスクカード
へのコピー処理手順を示すフローチャートである。
【図14】図13におけるPCファイルへの変換を行な
いながらのコピー動作処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図15】コピーモード処理手順を示すフローチャート
である。
【図16】伝送モード処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図17】パソコンへの送信処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図18】ビデオ機器への送信処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図19】ICメモリカード11とハードディスクカー
ド22の2つの記録媒体を実装する場合(2スロット構
成)の付加回路例を示す図である。
【図20】ビデオ系画像ファイルの構成を示す図であ
る。
【図21】映像信号系としての規格値の例を示す図であ
る。
【図22】非圧縮データの配置例を示す図である。
【図23】パソコン系画像ファイルの構成例を示す図で
ある。
【図24】サムネイルを用いた代表的ファイルフォーマ
ットの例を示す図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 CCD 3 撮像プロセス回路 4,25 A/Dコンバータ 5,7,9,26 セレクタ 6 RAM 8 圧縮・伸長ユニット 10,21 カードインタフェース回路 11 ICカードメモリ 12 システム制御回路 13 符号化制御回路 14 操作部 15 再生プロセス回路 16 D/Aコンバータ 17 EVF 18 LCD 19 通信制御回路 20 シリアルインタフェース回路 22 ハードディスクカード 23 DC/DCコンバータ 24 バッテリ 25 検出スイッチ 27 増幅器 31,32 ZOOMスイッチ 33 UPスイッチ 34 DOWNスイッチ 35 ホワイトバランススイッチ 36 VIEW/ERASEスイッチ 37 +/−スイッチ 38 フォーカススイッチ 39 ストロボスイッチ 40 FーAUTO/MANUALスイ
ッチ 41 ドライブスイッチ 42 モードスイッチ 43 タイムスイッチ 44 パワースイッチ 45 トリガスイッチ 46 送信/受信スイッチ 47 電話/カメラスイッチ 48 接眼部 100 バスバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/781

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを記録するための記録手段とし
    てそのデータ記録フォーマットが互いに異なる少なくと
    も2つの第1の記録手段と第2の記録手段を適用可能と
    し、 前記第1又は第2の記録手段に対して画像データを記録
    するに際し、各記録手段に対応したデータ記録フォーマ
    ットに従って記録動作を行なうための制御手段を有する
    ことを特徴とする画像取扱装置。
  2. 【請求項2】前記第1の記録手段及び第2の記録手段が
    それぞれ機械的駆動系を有さない記録手段及び機械的駆
    動系を有する記録手段である請求項1に記載の画像取扱
    装置。
  3. 【請求項3】前記第1の記録手段及び/又は第2の記録
    手段は当該装置に対して着脱可能である請求項1に記載
    の画像取扱装置。
  4. 【請求項4】前記第1の記録手段に記録された画像デー
    タを前記第2の記録手段に記録するためのコピーモード
    設定手段と、該コピーモード設定手段によりコピーモー
    ドが設定された際には、前記画像データ記録フォーマッ
    トをコピー先のデータ記録フォーマットに変換して記録
    を行なうデータフォーマット変換手段を有する請求項1
    に記載の画像取扱装置
  5. 【請求項5】前記第1の記録手段におけるデータ記録フ
    ォーマットが通常のビデオ系フォーマットであり、前記
    変換された第2の記録手段におけるデータ記録フォーマ
    ットがパソコンに適用可能なフォーマットである請求項
    4に記載の画像取扱装置。
  6. 【請求項6】前記データフォマット変換手段により変換
    されるフォーマットの種類を複数種備え、前記複数種の
    フォーマットの中から一つのフォーマットを選択する選
    択手段を有する請求項4に記載の画像取扱装置。
  7. 【請求項7】前記複数種のフォーマットの中から一つの
    フォーマットを指定するフォーマット指定モードと予め
    準備されている固定のフォーマットを設定するフォーマ
    ット固定モードとを選択切換するためのフォーマットモ
    ード切換手段を有する請求項6に記載の画像取扱装置。
  8. 【請求項8】前記選択手段により選択されたフォーマッ
    トに係る情報を表示するための表示手段を有する請求項
    6に記載の画像取扱装置。
  9. 【請求項9】前記第1の記録手段の使用時と前記第2の
    記録手段の使用時とで、当該装置に供給される電源を異
    にする請求項1または2に記載の画像取扱装置。
  10. 【請求項10】前記第1の記録手段が一次又は二次電池
    で駆動され、前記第2の記録手段が交流商用電源で駆動
    される請求項1または2に記載の画像取扱装置。
  11. 【請求項11】交流商用電源の接続を検出する接続検出
    手段と、 該接続検出手段の検出結果に基づいて前記第1の記録手
    段としての機械的駆動系を有さない記録手段から前記第
    2の記録手段としての機械的駆動系を更に有する記録手
    段に画像データの記録が行なわれることを許可する動作
    判別手段とを更に有する請求項1に記載の画像取扱装
    置。
  12. 【請求項12】前記画像取扱装置は、更に、画像データ
    を送信及び受信するための画像伝送手段を有し、画像デ
    ータ受信側のデータ記録フォーマットに対応した画像デ
    ータを送信するための送信フォーマット指定手段を含む
    請求項1に記載の画像取扱装置。
  13. 【請求項13】前記画像取扱装置は、更に、画像データ
    を送信及び受信するための画像伝送手段を有し、画像デ
    ータ受信側からの要求フォーマットを認識するためのフ
    ォーマット認識手段と、該認識手段により認識されたデ
    ータ記録フォーマットで画像データを送信する手段を含
    む請求項1に記載の画像取扱装置。
  14. 【請求項14】前記画像取扱装置は、更に、画像データ
    を送信及び受信するための画像伝送手段を有し、画像デ
    ータ受信側のデータ記録フォーマットに対応したフォー
    マットを複数種の中から一つまたは複数を指定するため
    の指定モードと予め準備されている固定のフォーマット
    を設定するための固定モードとを選択切換するための切
    換手段を含む請求項1に記載の画像取扱装置。
  15. 【請求項15】前記固定モードは、更に、予め準備され
    ている全てのフォーマットが設定される全フォーマット
    固定モードと、特定の一つのフォーマットが自動的に設
    定される単一フォーマット固定モードを有する請求項1
    4に記載の画像取扱装置。
  16. 【請求項16】前記画像取扱装置は、更に、画像データ
    を送信及び受信するための画像伝送手段を有し、当該装
    置に供給される電源の種類に応じて、第1の記録手段乃
    至は第2の記録手段に記録されている画像データを選択
    的に送信するようにした請求項1に記載の画像取扱装
    置。
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