JPH08153229A - シート排出口を有する前面カバー付き装置 - Google Patents

シート排出口を有する前面カバー付き装置

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JPH08153229A
JPH08153229A JP6294287A JP29428794A JPH08153229A JP H08153229 A JPH08153229 A JP H08153229A JP 6294287 A JP6294287 A JP 6294287A JP 29428794 A JP29428794 A JP 29428794A JP H08153229 A JPH08153229 A JP H08153229A
Authority
JP
Japan
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discharge port
receipt
sheet discharge
front cover
facade
Prior art date
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Pending
Application number
JP6294287A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuetsu Oikawa
修悦 及川
Hiroyuki Moto
博之 本
Setsuko Yamamoto
世津子 山本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はシート排出口を有する前面カバー付
き装置に関し、シート排出口から雨、雪等が進入しない
ようにすると共に、シート排出口が外部から見え難いよ
うにして、悪戯され難いようにすることを目的とする。 【構成】 装置本体の前面側に前面カバー2Aを取り付
け、前面カバー2Aの一部に、上側部材30と下側部材
31からなるレシート排出口部材14を設けて、上側部
材30と下側部材31との間にシート排出口7Aを形成
すると共に、上側部材30の先端部には、シート排出口
7A方向で、かつ前面カバー2Aの外側方向に向かって
延びる(外側に向かって斜め下方向に延びる)鍔部32
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関の店
舗に設置され、顧客等の操作に基づき入出金取引を行う
ATM(Autmatic Tellers Machine)、出金取引を行う
CD(Cash Dispencer)、或いはその他各種のシート類
を発行する各種装置に利用可能なシート排出口を有する
前面カバー付き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来例の説明図1、図9は従来例
の説明図2である。図8、図9中、1は自動取引装置、
2はファサード、3は顧客操作部、4は顧客操作画面、
5はファンクションキー、6はキーボード、7はレシー
ト排出口、8は紙幣排出口、9はカード挿入/排出口、
13はレシート印字部、14はレシート排出口部材、1
5はアダプタ、16はゴムパッキンを示す。
【0003】従来、シート類の発行機能を有し、装置本
体の前面側に、シート排出口を有する前面カバーを取り
付けた装置として、ATM、或いはCD等の自動取引装
置が知られていた。
【0004】前記自動取引装置1は金融機関(例えば、
銀行)等の店舗に設置され、顧客等の操作者の操作に基
づき現金の取引を行う装置である。前記自動取引装置1
の外観は図8に示したようになっており、前面側にはフ
ァサード2が設けてある。
【0005】前記ファサード2は、自動取引装置1本体
の前面上部側に取り付けられており、前面カバーとして
の機能を有するものである。そして、顧客が取引を行う
場合は、前記ファサード2が取り付けられている部分で
取引上の操作をしたり、入金、出金等を行ったりする。
【0006】前記ファサード2の部分には、顧客操作部
3、カード挿入/排出口9、レシート排出口7、紙幣排
出口8等が設けてある。そして、前記顧客操作部3に
は、顧客操作画面4、ファンクションキー5、キーボー
ド6等が設けてある。前記顧客操作部3は、顧客が取引
を行う場合に操作する部分であり、顧客操作画面4を見
ながらファンクションキー5、或いはキーボード6を操
作して取引を行う。
【0007】前記カード挿入/排出口9は、取引に必要
な顧客のカードを挿入したり、或いは使用済みカードを
排出する出入口である。前記レシート排出口7は、取引
情報を印字したレシートを排出するものである。紙幣排
出口8は出金取引により顧客に支払う紙幣を排出するも
のである。
【0008】ところで、前記レシート排出口7の周辺部
は、図9に示したような構成となっている。なお、図9
には、レシート排出口7の周辺部を断面図として示して
ある。
【0009】図示のように、ファサード2の一部には、
レシート排出口部材14が設けてあり、このレシート排
出口部材14にレシート排出口7が形成されている。ま
た、前記レシート排出口部材14の裏側(装置本体側)
には、アダプタ15、及びゴムパッキン16が固定され
ている。
【0010】そして、前記アダプタ15、及びゴムパッ
キン16にも、前記レシート排出口7に通じる穴が設け
てあり、前記穴を介してレシートが排出されるようにな
っている。
【0011】一方、自動取引装置本体には、レシートに
取引情報を印字するためのレシート印字部13が設けて
あり、このレシート印字部13のレシート繰り出し口部
材の先端部に、前記レシート排出口部材14の裏側に設
けたゴムパッキン16が押し付けられている。この場
合、レシート排出口部材14に設けたレシート排出口7
は、アダプタ15、及びゴムパッキン16の穴を介して
レシート印字部13のレシート繰り出し口部材に通じて
いる。
【0012】このような機構により、レシート印字部1
3で印字したレシートは、レシート印字部13内のレシ
ート繰り出し機構により繰り出され、前記ファサード2
に設けたレシート排出口7から外部へ排出される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :自動取引装置は、通常の場合、金融機関等の店舗
内に設置されるが、屋外に設置されることもある。特
に、壁埋め込み型の自動取引装置は屋外に設置されるこ
とが多い。このように、自動取引装置が屋外に設置され
ると、ファサードに雨、雪等がかかることがある。
【0014】従って、レシート排出口に雨等が進入し、
レシート排出口が濡れたり、或いは雨水が溜まったりす
ることがある。また、時にはシート排出口から装置本体
内にまで雨水が進入することがある。
【0015】このような場合、排出されたレシートが雨
等で濡れてしまい、取引に支障を来す事態となったり、
或いはレシート印字部のレシート排出機構に障害が発生
することもある。
【0016】(2) :レシート排出口は、外部へ向けて略
水平方向に開いており、顧客操作部側から良く見えるよ
うになっている。従って、レシート排出口は悪戯の対象
ともなることがある。
【0017】このため、レシート排出口付近に悪戯防止
用のシャッター等を設けることも考えられるが、このよ
うなシャッターを設けると、自動取引装置のコストアッ
プの原因ともなる。
【0018】本発明は、このような従来の課題を解決
し、簡単な構成によりレシート排出口に雨、雪等が進入
しないようにすることを目的とする。また、本発明は、
レシート排出口が外部から見えにくいようにして、悪戯
され難いようにすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は上記の課題を解決するため、シート
排出口を有する前面カバー付き装置を次のように構成し
た。
【0020】(1) :装置本体の前面側に前面カバー2A
を取り付け、前記前面カバー2Aの一部に、上側部材3
0と下側部材31からなるレシート排出口部材14を設
けて、前記上側部材30と下側部材31との間にシート
排出口7Aを形成すると共に、前記上側部材30の先端
部には、前記シート排出口7A方向で、かつ前面カバー
2Aの外側方向に向かって延びる(外側に向かって斜め
下方向に延びる)鍔部32を設けた。
【0021】(2) :前記前面カバー2Aを、自動取引装
置の前面側に取り付けられたファサードとし、前記シー
ト排出口7Aを、自動取引装置内で印字されたレシート
を排出するためのレシート排出口とした。
【0022】
【作用】前記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。前記装置を屋外に設置すると、例えば、
前面カバー2Aの部分に雨、雪等がかかることがある。
この場合、シート排出口7Aの上側部材30には鍔部3
2が形成されていて、該鍔部32が外側に向かって斜め
下方向へ突出している。
【0023】このため、前面カバー2Aの部分に雨、雪
等がかかった場合、シート排出口7Aの上側部材30に
形成された鍔部32により、雨等はシート排出口7Aに
進入することなく、外側へ跳ね返される。
【0024】その結果、シート排出口7Aが雨等で濡れ
ることはなくなる。また、雨等がシート排出口7Aから
装置内部側へ進入することもなくなる。更に、前記鍔部
32があるため、外側からシート排出口7Aが殆ど見え
ないので、悪戯の対象となることも防止できる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例は自動取引装置に適用した例であ
る。図2〜図7は本発明の実施例を示した図であり、図
2〜図7中、図8、図9と同じものは同一符号で示して
ある。
【0026】また、21は主制御部、22は管理操作
部、23は電源装置(PSU)、24は紙幣支払いユニ
ット(BDU)、25はカードリーダ/ライタ部(CR
W)、26はジャーナル印字部(JPR)、30は上側
部材、31は下側部材、32は鍔部、33はレシート繰
り出し部材を示す。
【0027】§1:自動取引装置の外観の説明・・・図
2、図3参照 図2は自動取引装置の外観図であり、A図は正面図、B
図は側面図である。また、図3は図2の一部拡大図であ
る。
【0028】自動取引装置1の外観は図2に示したよう
になっており、前面側にはファサード2が設けてある。
前記ファサード2は自動取引装置1本体の前面側に取り
付けられている。そして、顧客が取引を行う場合は、フ
ァサード2の部分で取引上の操作をしたり、入金、出金
を行ったりする。
【0029】前記ファサード2の部分には、顧客操作部
3、カード挿入/排出口9、レシート排出口7、紙幣排
出口8等が設けてある。そして、前記顧客操作部3に
は、ファンクションキー5、キーボード6、顧客操作画
面4等が設けてある。前記各部の機能は次の通りであ
る。
【0030】(1) :カード挿入/排出口9は、取引に必
要な顧客のカードを挿入したり、或いは使用済みカード
を排出する出入口である。 (2) :レシート排出口7は、取引情報を印字したレシー
トを排出するものである。
【0031】(3) :紙幣排出口8は出金取引により顧客
に支払う現金を排出するものである。 (4) :ファンクションキー5は顧客等が操作するキーで
あり、例えば、顧客操作画面4に表示された情報を見な
がら取引上の各種選択等を行うために使用する。
【0032】(5) :キーボード6は顧客等が操作するも
のであり、例えば、取引で使用する現金の数字を入力し
たりするのに使用する。 (6) :顧客操作画面4は、顧客に対する案内を表示した
り、或いは取引に必要な情報を表示するものである。
【0033】 §2:自動取引装置の構成の説明・・・図4参照 図4は自動取引装置のブロック図である。前記自動取引
装置には、取引に必要な各種の機構等が設けてあるが、
その内主なものは図4に示した通りである。
【0034】図4に示したように、前記自動取引装置1
には、主制御部21、顧客操作部3、管理操作部22、
電源装置(PSU)23、紙幣支払いユニット(BD
U)24、レシート印字部(RPR)13、カードリー
ダ/ライタ部(CRW)25、ジャーナル印字部(JP
R)26等が設けてある。
【0035】また、前記各部の外に、各種のオプション
類が設けてある。前記各部の機能等は次の通りである。 (1) :主制御部21は、自動取引装置の各種制御を行う
ものである。
【0036】(2) :顧客操作部3は、顧客が、現金の支
払い、預金等の取引をする際に操作する操作部であり、
CRT、ファンクションキー、キーボード等が設けてあ
る。この顧客操作部3には、顧客操作画面4があり(図
3参照)、この顧客操作画面4では、顧客への取引の案
内をしたり、取引金額を表示したりする。
【0037】(3) :管理操作部22は、係員等が保守、
障害対策処理等の作業のために操作する操作部である。 (4) :電源装置(PSU)23は、自動取引装置の各部
に電源を供給するものである。
【0038】(5) :紙幣支払いユニット(BDU)24
は、出金取引の際に紙幣の支払いを行うものである。 (6) :レシート印字部(RPR)13は、入出金取引の
際にレシート用紙に取引情報を印字するものである。な
お、印字されたレシートは、レシート排出口7(図3参
照)から排出される。
【0039】(7) :カードリーダ/ライタ部(CRW)
25は、カード挿入/排出口9(図3参照)から顧客が
挿入したカードに対し、取引に必要な情報を読み取った
り、或いは取引に必要な情報を書き込んだりするもので
ある。
【0040】(8) :ジャーナル印字部(JPR)26
は、ジャーナル用紙に取引情報を印字するものである。 §3:レシート排出口の説明・・・図5、図6参照 図5はファサードの断面図、図6はファサードの取付状
態説明図である。自動取引装置1の前面側に取り付けた
ファサード2には、レシート排出口7を設けるが、この
レシート排出口7は図5のように構成されている。
【0041】すなわち、ファサード2の一部には、レシ
ート排出口7が設けてあるが、この場合、レシート排出
口7は、レシート排出口部材14(図の斜線部分)に形
成されている。以下、レシート排出口部材14について
詳細に説明する。
【0042】図示のように、ファサード2の一部には、
上側部材30と下側部材31からなるレシート排出口部
材14を設けて、前記上側部材30と下側部材31との
間にレシート排出口7を形成する。そして、前記上側部
材30の先端部には、レシート排出口7方向で、かつフ
ァサード2の外側方向に向かって延びる(外側に向かっ
て斜め下方向に延びる)鍔部32を設けた。
【0043】前記のように、レシート排出口部材14に
は、鍔部32を備えた上側部材30、及び下側部材31
を設けるが、これらは例えば、樹脂の一体成形により製
作する。また、前記レシート排出口部材14も、ファサ
ード2の一部として、例えば樹脂の一体成形により製作
する。
【0044】前記鍔部32は、外部からの雨、雪等がレ
シート排出口7へ侵入するのを防止するためのものであ
り、前記のように、レシート排出口7の上側から外側に
向かい、斜め下方向へ延びている。
【0045】前記構造のレシート排出口7を設けたファ
サード2を自動取引装置本体の前面側に取り付けた場
合、レシート排出口7は図6に示したように、レシート
印字部13と対向した位置に配置される。
【0046】この場合、レシート印字部13には、印字
されたレシートを外部へ繰り出すためのレシート繰り出
し口部材33が設けてある。このレシート繰り出し口部
材33の先端部はファサード2側へ突出しており、前記
先端部がレシート排出口7に位置して取り付けられてい
る。
【0047】そして、レシート印字部13で印字された
レシートは、レシート印字部13内部のレシート繰り出
し機構により繰り出され、レシート繰り出し口部材33
からファサード2のレシート排出口7を通って外部へ排
出されるように構成されている。
【0048】§4:通常運用時の説明・・・図7参照 図7は自動取引装置運用時の説明図である。前記自動取
引装置は、通常、金融機関等の店舗内に設置されるが、
屋外に設置されることもある。特に、壁埋め込み型の自
動取引装置は屋外に設置されることが多い。この場合、
壁埋め込み型の自動取引装置では、ファサード2の部分
のみを壁から外部に露出させておき、その他の部分は壁
の内部に設置される。
【0049】前記のように、自動取引装置を屋外に設置
すると、例えば、ファサード2の部分は外部に露出して
いるため、前記ファサード2の部分に雨、雪等がかかる
ことがある。
【0050】この場合、レシート排出口7の上側部材3
0には鍔部32が形成されていて、該鍔部32が外側に
向かって斜め下方向へ突出している。このため、ファサ
ード2の部分に雨、雪等がかかった場合、上側部材30
に形成された鍔部32により、雨等はレシート排出口7
に進入することなく、外側へ跳ね返される。
【0051】その結果、レシート排出口7が雨等で濡れ
ることはなくなる。また、雨等がレシート排出口7から
レシート印字部13側へ進入することもなくなる。更
に、前記鍔部32があるため、顧客操作部3側からレシ
ート排出口7が殆ど見えないので、悪戯の対象となるこ
とも防止できる。
【0052】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 (1) :自動取引装置は、壁埋め込み型に限らず、ロビー
タイプ等、各種の自動取引装置に適用可能である。
【0053】(2) :ファサードに形成した鍔部の形状は
任意の形状で実施可能である。 (3) :自動取引装置に限らず、他の同様なシート類の発
行機能を備えた各種装置に適用可能である。
【0054】(4) :レシート排出口部材は、ファサード
と一体に形成しても良いが、前記レシート排出口部材を
別部品として製作した後、ファサードと一体化しても実
施可能である。
【0055】(5) :ファサードのレシート排出口部材に
設けた鍔部の形状は任意でよい。ただし、レシート排出
口の内部に雨等が侵入しないような形状にする必要があ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :ファサードに設けたレシート排出口には、上側部
材の鍔部が外側に向かって斜め下方向へ突出しているの
で、自動取引装置を屋外に設置した場合でも、雨、雪等
がレシート排出口に侵入することはなくなる。
【0057】従って、レシート排出口が雨、雪等で濡れ
ることもなくなり、排出されたレシートがレシート排出
口で雨水により濡れないので、雨等により取引に支障を
来すことがなくなる効果がある。また、装置内部のレシ
ート印字部等の機構が雨水により濡れて障害となること
も防止できる効果がある。
【0058】(2) :レシート排出口部材の上側部材に鍔
部を形成するという簡単な構成により、レシート排出口
への雨等の侵入を確実に防止することができる効果があ
る。また、レシート排出口部材は簡単な構成なので、そ
の製作も簡単で安価に製作できるから、自動取引装置の
コストアップは極僅かで済む効果がある。
【0059】特に、前記レシート排出口部材は、樹脂の
一体成形等でファサードと一体的に製作すれば、製作も
簡単で更に安価に製作できる効果がある。 (3) :ファサードのレシート排出口部材の上側部材に鍔
部を形成したので、顧客操作部側からレシート排出口が
殆ど見えない。従って、レシート排出口が悪戯の対象と
なることを防止できる効果がある。
【0060】前記の効果の外、各請求項に対応して次の
ような効果がある。 (4) :請求項1では、前面カバーの一部に上側部材と下
側部材からなるレシート排出口部材を設けて、上側部材
と下側部材との間にシート排出口を形成すると共に、上
側部材の先端部にはシート排出口方向(下方向)で、か
つ前面カバーの外側方向に向かって延びる鍔部を設けた
ので、装置を屋外に設置した場合でも、雨、雪等がシー
ト排出口に侵入することはなくなる。
【0061】従って、シート排出口が雨、雪等で濡れる
こともなくなり、排出されたシートがシート排出口で雨
水により濡れないので、雨等により取引に支障を来すこ
とがなくなる効果がある。また、装置内部の機構が雨水
により濡れて障害となることも防止できる効果がある。
【0062】更に、前記鍔部を形成したので、外部側か
らシート排出口が殆ど見えないので、シート排出口が悪
戯の対象となることを防止できる効果がある。 (5) :請求項2では、前面カバーが自動取引装置の前面
側に取り付けられたファサードであり、シート排出口
が、自動取引装置内で印字されたレシートを排出するた
めのレシート排出口である。
【0063】従って、自動取引装置を屋外に設置した場
合、レシート排出口が雨、雪等で濡れることもなくな
り、排出されたレシートがレシート排出口で雨水により
濡れないので、雨等により取引に支障を来すことがなく
なる効果がある。また、装置内部のレシート印字部等の
機構が雨水により濡れて障害となることも防止できる効
果がある。
【0064】更に、顧客操作部側からレシート排出口が
殆ど見えないので、レシート排出口が悪戯の対象となる
ことを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例における自動取引装置の外観図である。
【図3】図2の一部拡大図である。
【図4】実施例における自動取引装置のブロック図であ
る。
【図5】実施例におけるファサードの断面図である。
【図6】実施例におけるファサードの取付状態説明図で
ある。
【図7】実施例における自動取引装置運用時の説明図で
ある。
【図8】従来例の説明図1である。
【図9】従来例の説明図2である。
【符号の説明】
1 自動取引装置 2 ファサード 2A 前面カバー 3 顧客操作部 4 顧客操作画面 7 レシート排出口 7A シート排出口 13 レシート印字部 14 レシート排出口部材 30 上側部材 31 下側部材 32 鍔部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の前面側に前面カバーを取り付
    け、 前記前面カバーの一部に、上側部材と下側部材からなる
    レシート排出口部材を設けて、前記上側部材と下側部材
    との間にシート排出口を形成すると共に、 前記上側部材の先端部には、前記シート排出口方向で、
    かつ前面カバーの外側方向に向かって延びる鍔部を設け
    たことを特徴とするシート排出口を有する前面カバー付
    き装置。
  2. 【請求項2】 前記前面カバーが、自動取引装置の前面
    側に取り付けられたファサードであり、 前記シート排出口が、自動取引装置内で印字されたレシ
    ートを排出するためのレシート排出口であることを特徴
    とした請求項1記載のシート排出口を有する前面カバー
    付き装置。
JP6294287A 1994-11-29 1994-11-29 シート排出口を有する前面カバー付き装置 Pending JPH08153229A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6294287A JPH08153229A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 シート排出口を有する前面カバー付き装置
US08/506,771 US5740744A (en) 1994-11-29 1995-07-26 Through-wall type automatic customer service apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6294287A JPH08153229A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 シート排出口を有する前面カバー付き装置

Publications (1)

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JPH08153229A true JPH08153229A (ja) 1996-06-11

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ID=17805753

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JP6294287A Pending JPH08153229A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 シート排出口を有する前面カバー付き装置

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JP (1) JPH08153229A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2045087A1 (en) * 2007-10-03 2009-04-08 Seiko Instruments Inc. Printer and issuing apparatus
JP2016045658A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 沖電気工業株式会社 自動取引装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2045087A1 (en) * 2007-10-03 2009-04-08 Seiko Instruments Inc. Printer and issuing apparatus
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