JPH0815312B2 - 画像通信装置 - Google Patents
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- JPH0815312B2 JPH0815312B2 JP3028413A JP2841391A JPH0815312B2 JP H0815312 B2 JPH0815312 B2 JP H0815312B2 JP 3028413 A JP3028413 A JP 3028413A JP 2841391 A JP2841391 A JP 2841391A JP H0815312 B2 JPH0815312 B2 JP H0815312B2
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- 230000003213 activating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファクシミリ等に用い
られ、受信画像を高速で表示可能とする画像通信装置に
関するものである。
られ、受信画像を高速で表示可能とする画像通信装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像通信装置( 例えばフ
ァクシミリ装置) として、操作が簡単なだけなく、受信
画像の表示可能なものが提案されている。このファクシ
ミリ装置は、例えば図3に示す構成をしており、1は回
線2を介してファクシミ信号(符号データ)を送受信す
る通信制御部、3はその符号データの画像情報への復号
化処理およびその画像情報の符号データへの符号化処理
を行う圧縮・伸長処理部、4はその復号化処理した画像
情報(データ)を記憶する圧縮・伸長処理用イメージ・
メモリ、5はその符号データの書き込み、読み出し可能
とする符号データ記憶用メモリ、6はその符号データ記
憶用メモリ5に対する入出力符号データの切り替えを行
うセレクタ、7は上記圧縮・伸長処理部3で復号化した
画像情報について副走査方向の間引き処理を行う副走査
間引き処理部、8はその副走査方向の間引き処理された
画像情報について主走査方向の間引き処理を行う主走査
間引き処理部、9はそれら査間引き処理した画像情報を
表示のために記憶する表示用イメージ・メモリ、10は
この表示用イメージ・メモリ9から読み出された画像情
報を表示処理する表示コントロール部、11はその表示
処理した画像情報による画像表示を行う表示器、12は
上記回線2の接続端子13および上記各部を制御し、フ
ァクシミリ信号を回線2を介して送受信するともに、受
信符号による画像を表示可能とする制御部である。
ァクシミリ装置) として、操作が簡単なだけなく、受信
画像の表示可能なものが提案されている。このファクシ
ミリ装置は、例えば図3に示す構成をしており、1は回
線2を介してファクシミ信号(符号データ)を送受信す
る通信制御部、3はその符号データの画像情報への復号
化処理およびその画像情報の符号データへの符号化処理
を行う圧縮・伸長処理部、4はその復号化処理した画像
情報(データ)を記憶する圧縮・伸長処理用イメージ・
メモリ、5はその符号データの書き込み、読み出し可能
とする符号データ記憶用メモリ、6はその符号データ記
憶用メモリ5に対する入出力符号データの切り替えを行
うセレクタ、7は上記圧縮・伸長処理部3で復号化した
画像情報について副走査方向の間引き処理を行う副走査
間引き処理部、8はその副走査方向の間引き処理された
画像情報について主走査方向の間引き処理を行う主走査
間引き処理部、9はそれら査間引き処理した画像情報を
表示のために記憶する表示用イメージ・メモリ、10は
この表示用イメージ・メモリ9から読み出された画像情
報を表示処理する表示コントロール部、11はその表示
処理した画像情報による画像表示を行う表示器、12は
上記回線2の接続端子13および上記各部を制御し、フ
ァクシミリ信号を回線2を介して送受信するともに、受
信符号による画像を表示可能とする制御部である。
【0003】そして、ファクシミリ信号を受信し、この
受信符号データにおける画像表示に際し、その受信符号
データは、圧縮・伸長処理部3で復号化されて圧縮・伸
長処理イメージ・メモリ4に記憶され、かつ、セレクタ
6を介して符号データ記憶用メモリ5に記憶される。こ
の符号データ記憶用メモリ5から読み出された符号デー
タがセレクタ6を介して圧縮・伸長処理部3に入力さ
れ、復号化される。この復号化による画像情報は、副走
査間引き処理部7でその副走査が間引かれ、さらに主走
査間引き処理部8でその主走査が間引かれる。このよう
にして、副走査および主走査を間引いた画像情報が表示
用イメージ・メモリ9に記憶されることから、受信画像
の表示処理を行うことが可能である。
受信符号データにおける画像表示に際し、その受信符号
データは、圧縮・伸長処理部3で復号化されて圧縮・伸
長処理イメージ・メモリ4に記憶され、かつ、セレクタ
6を介して符号データ記憶用メモリ5に記憶される。こ
の符号データ記憶用メモリ5から読み出された符号デー
タがセレクタ6を介して圧縮・伸長処理部3に入力さ
れ、復号化される。この復号化による画像情報は、副走
査間引き処理部7でその副走査が間引かれ、さらに主走
査間引き処理部8でその主走査が間引かれる。このよう
にして、副走査および主走査を間引いた画像情報が表示
用イメージ・メモリ9に記憶されることから、受信画像
の表示処理を行うことが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ファクシ
ミリ装置の表示処理にあっては、間引き、表示しない受
信符号データの副走査のラインについても復号化処理が
実行されることから、その復号化の処理および副走査間
引き処理で無駄な時間が費やされるため、表示処理に時
間がかり、より高速に表示することができないという問
題点があった。
ミリ装置の表示処理にあっては、間引き、表示しない受
信符号データの副走査のラインについても復号化処理が
実行されることから、その復号化の処理および副走査間
引き処理で無駄な時間が費やされるため、表示処理に時
間がかり、より高速に表示することができないという問
題点があった。
【0005】この発明は、上記課題に鑑みなされたもの
であり、受信符号データによる画像情報の表示をより高
速で行うことができる画像通信装置を提供することにあ
る。
であり、受信符号データによる画像情報の表示をより高
速で行うことができる画像通信装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、画像通信装置に、受信した符号データを画
像情報に復号化し、その復号化した画像情報を記憶する
圧縮・伸長処理用イメージ・メモリと、復号化した画像
情報を再度符号化するとともに、副走査の間引き率n/
m(正の実数)に応じて、表示されるべき走査ラインに
ついてはEOL+1 から始まる1次元符号化し、かつ、間引
かれるべき走査ラインについてはEOL+0 から始まる2次
元符号化する圧縮・伸長処理部と、この1次元符号化お
よび2次元符号化した画像の符号データを記憶する符号
データ記憶用メモリと、この符号データ記憶用メモリか
ら読み出された符号データにより、EOL+1 およびEOL+0
を検出し、圧縮・伸長処理手段の復号化動作を走査ライ
ン毎に起動し、あるいは停止するための検出信号を出力
するライン同期符号検出部と、前記EOL+1 から始まるラ
インのライン同期符号の検出信号により前記圧縮・伸長
処理手段の符号化動作を起動し、前記EOL+0 から始まる
ラインのライン同期符号の検出信号によりその動作を停
止する制御部とを設け、その復号化動作にて復号化した
EOL+1 ラインの画像情報のみを表示処理するようにした
ものである。
するために、画像通信装置に、受信した符号データを画
像情報に復号化し、その復号化した画像情報を記憶する
圧縮・伸長処理用イメージ・メモリと、復号化した画像
情報を再度符号化するとともに、副走査の間引き率n/
m(正の実数)に応じて、表示されるべき走査ラインに
ついてはEOL+1 から始まる1次元符号化し、かつ、間引
かれるべき走査ラインについてはEOL+0 から始まる2次
元符号化する圧縮・伸長処理部と、この1次元符号化お
よび2次元符号化した画像の符号データを記憶する符号
データ記憶用メモリと、この符号データ記憶用メモリか
ら読み出された符号データにより、EOL+1 およびEOL+0
を検出し、圧縮・伸長処理手段の復号化動作を走査ライ
ン毎に起動し、あるいは停止するための検出信号を出力
するライン同期符号検出部と、前記EOL+1 から始まるラ
インのライン同期符号の検出信号により前記圧縮・伸長
処理手段の符号化動作を起動し、前記EOL+0 から始まる
ラインのライン同期符号の検出信号によりその動作を停
止する制御部とを設け、その復号化動作にて復号化した
EOL+1 ラインの画像情報のみを表示処理するようにした
ものである。
【0007】また、別の態様として、前記ライン同期符
号検出部および前記制御部に代えて、この符号データ記
憶手段から読み出された符号データのEOL符号を検出
する手段と、EOL符号検出手段がEOL符号を検出し
た回数を計数するカウンタ手段と、前記カウンタ手段の
出力から、表示すべきラインのEOL符号を検出したと
きはそのラインを画像情報に複合化するべく前記圧縮・
伸長処理手段の復号化動作を起動する一方、表示する必
要のないきラインについてはEOL符号の検出と計数の
みを行ない圧縮・伸長処理手段の動作を停止する制御手
段と、を設けたことを要旨とする。
号検出部および前記制御部に代えて、この符号データ記
憶手段から読み出された符号データのEOL符号を検出
する手段と、EOL符号検出手段がEOL符号を検出し
た回数を計数するカウンタ手段と、前記カウンタ手段の
出力から、表示すべきラインのEOL符号を検出したと
きはそのラインを画像情報に複合化するべく前記圧縮・
伸長処理手段の復号化動作を起動する一方、表示する必
要のないきラインについてはEOL符号の検出と計数の
みを行ない圧縮・伸長処理手段の動作を停止する制御手
段と、を設けたことを要旨とする。
【0008】
【作用】前記構成としたことにより、受信符号データが
復号化され、この復号化した画像情報が一旦記憶された
後、その画像情報が再度符号化され、かつ、間引き率n
/mに応じてEOL+1 から始まる1次元符号化されるとと
もに、EOL+0 から始まる2次元符号化され、これらの再
符号化した画像情報が符号データ記憶用メモリに記憶さ
れる。そして、画像表示の際、符号データ記憶用メモリ
から読み出された符号データのEOL+1 ,EOL+0 符号が検
出され、そのEOL+1 符号が検出された1次元符号化ライ
ンの符号データについてのみ復号化処理が行われ、この
復号化された画像情報が表示される。すなわち、1次元
符号化された画像情報については復号化されるが、2次
元符号化されている画像情報については無視されること
から、符号データ記憶用メモリに記憶された符号データ
の全てについて復号化処理が行われず、副走査間引き処
理の必要がない。したがって、前記受信データによる画
像表示に際し、表示処理にかかる時間が短くなり、その
表示を高速で行うことが可能となる。
復号化され、この復号化した画像情報が一旦記憶された
後、その画像情報が再度符号化され、かつ、間引き率n
/mに応じてEOL+1 から始まる1次元符号化されるとと
もに、EOL+0 から始まる2次元符号化され、これらの再
符号化した画像情報が符号データ記憶用メモリに記憶さ
れる。そして、画像表示の際、符号データ記憶用メモリ
から読み出された符号データのEOL+1 ,EOL+0 符号が検
出され、そのEOL+1 符号が検出された1次元符号化ライ
ンの符号データについてのみ復号化処理が行われ、この
復号化された画像情報が表示される。すなわち、1次元
符号化された画像情報については復号化されるが、2次
元符号化されている画像情報については無視されること
から、符号データ記憶用メモリに記憶された符号データ
の全てについて復号化処理が行われず、副走査間引き処
理の必要がない。したがって、前記受信データによる画
像表示に際し、表示処理にかかる時間が短くなり、その
表示を高速で行うことが可能となる。
【0009】また、第2の態様の画像通信装置において
は、画像表示の際、符号データ記憶用メモリから読み出
された一次元符号データの全ラインのEOL符号が検出
され、そのEOL符号のカウント数によって表示すべき
ラインの符号データについてのみ復号化処理が行われ、
その他のラインについては復号化処理が行なわれない。
このため、符号データ記憶用メモリに記憶された符号デ
ータの全てについて復号化処理が行われず、副走査間引
き処理の必要がなく、前記と同様、表示処理にかかる時
間が短くなり、その表示を高速で行うことが可能とな
る。
は、画像表示の際、符号データ記憶用メモリから読み出
された一次元符号データの全ラインのEOL符号が検出
され、そのEOL符号のカウント数によって表示すべき
ラインの符号データについてのみ復号化処理が行われ、
その他のラインについては復号化処理が行なわれない。
このため、符号データ記憶用メモリに記憶された符号デ
ータの全てについて復号化処理が行われず、副走査間引
き処理の必要がなく、前記と同様、表示処理にかかる時
間が短くなり、その表示を高速で行うことが可能とな
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0011】図1は本発明による画像通信装置の第1の
実施例を示すブロック図である。なお、図中、図3と同
一部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
実施例を示すブロック図である。なお、図中、図3と同
一部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
【0012】図において、14は圧縮・伸長処理部であ
り、第3図に示す圧縮・伸長処理3の機能の他に、受信
符号データを画像情報に復号化した後、その復号化した
画像情報を再度MR符号化するとともに、副走査ライン
の間引き率n/m(正の実数)に応じ、表示されるべき
走査ラインについてはEOL+1 から始まる1次元符号化
し、かつ、表示されないライン(すなわち間引きライ
ン)についてはEOL+0 から始まる2次元符号化する。1
5は前記1次元または2次元符号化された符号データを
記憶する符号データ記憶用メモリ、16は符号データ記
憶用メモリ14から読み出された符号データについてラ
イン同期符号(EOL+1,EOL+0)を検出するライン同期符号
検出部、17は図3に示す制御部12の機能の他に、上
記圧縮・伸長処理部14、符号データ記憶用メモリ15
およびライン同期符号検出部16を制御し、そのライン
同期符号検出部16による検出信号に応じて圧縮・伸長
処理部14の起動、停止を制御する制御部である。
り、第3図に示す圧縮・伸長処理3の機能の他に、受信
符号データを画像情報に復号化した後、その復号化した
画像情報を再度MR符号化するとともに、副走査ライン
の間引き率n/m(正の実数)に応じ、表示されるべき
走査ラインについてはEOL+1 から始まる1次元符号化
し、かつ、表示されないライン(すなわち間引きライ
ン)についてはEOL+0 から始まる2次元符号化する。1
5は前記1次元または2次元符号化された符号データを
記憶する符号データ記憶用メモリ、16は符号データ記
憶用メモリ14から読み出された符号データについてラ
イン同期符号(EOL+1,EOL+0)を検出するライン同期符号
検出部、17は図3に示す制御部12の機能の他に、上
記圧縮・伸長処理部14、符号データ記憶用メモリ15
およびライン同期符号検出部16を制御し、そのライン
同期符号検出部16による検出信号に応じて圧縮・伸長
処理部14の起動、停止を制御する制御部である。
【0013】そして、上記各部を備えた画像通信装置
(例えばファクシミリ装置)にあっては、ファクシミリ
信号(符号データ)が回線2を介して受信されると、こ
の受信データは圧縮・伸長処理部14に入る。圧縮・伸
長処理部14は受信データを復号化し、復号化されたデ
ータを圧縮・伸長処理用イメージ・メモリ4へ転送す
る。圧縮・伸長処理用イメージ・メモリ4はその復号化
された画像情報を記憶する。圧縮・伸長処理用イメージ
・メモリ4に記憶されたデータは表示器11へ出力され
て表示される。一方、制御部17はcodec 信号を出力
し、圧縮・伸長処理部14を再度起動する。これによ
り、圧縮・伸長処理部14は前記復号化した画像情報を
再度符号化するとともに、副走査ラインの間引き率n/
m(正の実数)により、間引きされるべきラインについ
てはEOL+1 から始まる1次元符号し、かつ、表示されな
い間引きラインについてはEOL+0 から始まる2次元符号
化する。また、ライン同期符号検出部16はその1次元
符号化および2次元符号化した画像情報の符号データを
そのまま通し、符号データ記憶用メモリ15はその符号
データを記憶する。
(例えばファクシミリ装置)にあっては、ファクシミリ
信号(符号データ)が回線2を介して受信されると、こ
の受信データは圧縮・伸長処理部14に入る。圧縮・伸
長処理部14は受信データを復号化し、復号化されたデ
ータを圧縮・伸長処理用イメージ・メモリ4へ転送す
る。圧縮・伸長処理用イメージ・メモリ4はその復号化
された画像情報を記憶する。圧縮・伸長処理用イメージ
・メモリ4に記憶されたデータは表示器11へ出力され
て表示される。一方、制御部17はcodec 信号を出力
し、圧縮・伸長処理部14を再度起動する。これによ
り、圧縮・伸長処理部14は前記復号化した画像情報を
再度符号化するとともに、副走査ラインの間引き率n/
m(正の実数)により、間引きされるべきラインについ
てはEOL+1 から始まる1次元符号し、かつ、表示されな
い間引きラインについてはEOL+0 から始まる2次元符号
化する。また、ライン同期符号検出部16はその1次元
符号化および2次元符号化した画像情報の符号データを
そのまま通し、符号データ記憶用メモリ15はその符号
データを記憶する。
【0014】ここで、オペレータが表示要求をした場
合、制御部17はオンのdtema 信号を出力し、ライン同
期符号検出部16の検出動作を許可した後、信号crw を
出力し、符号データ記憶用メモリ15の符号データを読
み出す。ライン同期符号検出部16は、その読み出され
た符号データのライン同期符号の検出を行うとともに、
1次元符号化ラインの同期符号EOL+1 を検出したときに
はオンのeol1dt信号を出力し、2次元符号化ラインの同
期符号EOL+0 を検出したときにはオンのeol0dt信号を出
力する。そのeol1dtあるいはeol0dt信号により、制御部
17は圧縮・伸長処理部14の復号化動作を起動し、あ
るいは停止し、この圧縮・伸長処理部14は1次元符号
ラインの符号データのみを復号化し、2次元符号ライン
の符号データを復号化しない。
合、制御部17はオンのdtema 信号を出力し、ライン同
期符号検出部16の検出動作を許可した後、信号crw を
出力し、符号データ記憶用メモリ15の符号データを読
み出す。ライン同期符号検出部16は、その読み出され
た符号データのライン同期符号の検出を行うとともに、
1次元符号化ラインの同期符号EOL+1 を検出したときに
はオンのeol1dt信号を出力し、2次元符号化ラインの同
期符号EOL+0 を検出したときにはオンのeol0dt信号を出
力する。そのeol1dtあるいはeol0dt信号により、制御部
17は圧縮・伸長処理部14の復号化動作を起動し、あ
るいは停止し、この圧縮・伸長処理部14は1次元符号
ラインの符号データのみを復号化し、2次元符号ライン
の符号データを復号化しない。
【0015】上記動作は符号データ記憶用メモリ15の
全符号データについて行われ、その復号化された画像情
報のみが主走査間引き処理部8に出力される。すなわ
ち、例えば間引き率n/mが2/3である場合、受信符
号データの1, 2ライン目が1次元符号化され、3ライ
ン目が2次元符号化されることから、6,9,12,…
ライン目が2次元符号化されるため、1次元符号ライン
のみを復号化することにより、従来例に示されるような
副走査間ラインの間引き処理を行う必要がない。
全符号データについて行われ、その復号化された画像情
報のみが主走査間引き処理部8に出力される。すなわ
ち、例えば間引き率n/mが2/3である場合、受信符
号データの1, 2ライン目が1次元符号化され、3ライ
ン目が2次元符号化されることから、6,9,12,…
ライン目が2次元符号化されるため、1次元符号ライン
のみを復号化することにより、従来例に示されるような
副走査間ラインの間引き処理を行う必要がない。
【0016】続いて、主走査間引き処理部8は主走査方
向の画像情報を間引き、しかる後従来例同様に、表示用
イメージ・メモリ9はその間引かれた画像情報を記憶
し、表示コントロール部10はその記憶された画像情報
の表示処理を行うことになる。このとき、制御部1はds
pctrl 信号を出力し、このdspctrl 信号により表示コン
トロール部10は表示用イメージ・メモリ9から読み出
された画像情報を表示処理して表示器11に出力する。
向の画像情報を間引き、しかる後従来例同様に、表示用
イメージ・メモリ9はその間引かれた画像情報を記憶
し、表示コントロール部10はその記憶された画像情報
の表示処理を行うことになる。このとき、制御部1はds
pctrl 信号を出力し、このdspctrl 信号により表示コン
トロール部10は表示用イメージ・メモリ9から読み出
された画像情報を表示処理して表示器11に出力する。
【0017】したがって、従来同様に、受信符号による
画像は表示器11に表示されるが、符号データ記憶用メ
モリ15の符号データ全てについて復号化されず、また
副走査方向の間引き処理が省かれていることから、表示
処理は従来例と比較してより高速に行われることにな
る。
画像は表示器11に表示されるが、符号データ記憶用メ
モリ15の符号データ全てについて復号化されず、また
副走査方向の間引き処理が省かれていることから、表示
処理は従来例と比較してより高速に行われることにな
る。
【0018】図2は本発明による画像通信装置の第2の
実施例を示すブロック図である。なお、この第2の実施
例においても、前記第1の実施例の場合と同様、図中、
図3と同一部分には同一符号を付し重複説明を省略す
る。
実施例を示すブロック図である。なお、この第2の実施
例においても、前記第1の実施例の場合と同様、図中、
図3と同一部分には同一符号を付し重複説明を省略す
る。
【0019】図において、18は圧縮・伸長処理部であ
り、図3に示す圧縮・伸長処理3の機能の他に、受信デ
ータを画像情報に復号化した後、その復号化した画像情
報を再度1次元符号化する。19は符号データ記憶用メ
モリ15から読み出された符号データのライン同期符
号、すなわちEOL符号を検出するEOL検出回路であ
り、20はEOL検出回路19がEOL符号を検出した
回数を計数するカウンタであり、21は前記カウンタ2
0の出力から、表示すべきラインのEOL符号を検出し
たときはそのラインを画像情報に復合化するべく前記圧
縮・伸長処理部18の復号化動作を起動する一方、表示
する必要のない間引きラインについてはEOL符号の検
出と計数のみを行ない圧縮・伸長処理部18の動作を停
止する制御部である。
り、図3に示す圧縮・伸長処理3の機能の他に、受信デ
ータを画像情報に復号化した後、その復号化した画像情
報を再度1次元符号化する。19は符号データ記憶用メ
モリ15から読み出された符号データのライン同期符
号、すなわちEOL符号を検出するEOL検出回路であ
り、20はEOL検出回路19がEOL符号を検出した
回数を計数するカウンタであり、21は前記カウンタ2
0の出力から、表示すべきラインのEOL符号を検出し
たときはそのラインを画像情報に復合化するべく前記圧
縮・伸長処理部18の復号化動作を起動する一方、表示
する必要のない間引きラインについてはEOL符号の検
出と計数のみを行ない圧縮・伸長処理部18の動作を停
止する制御部である。
【0020】そして、上記各部を備えた画像通信装置の
動作について見ると、受信データが圧縮・伸長処理部1
8で一旦復号化され、この復号データが圧縮・伸長処理
用イメージ・メモリ4に記憶されると共に表示器11に
出力されて表示される。一方、制御部21はcodec 信号
を出力し、圧縮・伸長処理部18を再度起動し、かつ、
オフのdtema 信号を出力し、EOL検出回路19の検出
動作を停止する。この実施例において、圧縮・伸長処理
部18は再度符号化処理の動作を開始し、前記復号化し
た画像情報の復号データの全てを今度はMH符号化方式
により1次元符号化する。また、EOL検出回路19は
その1次元符号化した画像情報の符号データをそのまま
通し、符号データ記憶用メモリ15はその符号データを
記憶する。
動作について見ると、受信データが圧縮・伸長処理部1
8で一旦復号化され、この復号データが圧縮・伸長処理
用イメージ・メモリ4に記憶されると共に表示器11に
出力されて表示される。一方、制御部21はcodec 信号
を出力し、圧縮・伸長処理部18を再度起動し、かつ、
オフのdtema 信号を出力し、EOL検出回路19の検出
動作を停止する。この実施例において、圧縮・伸長処理
部18は再度符号化処理の動作を開始し、前記復号化し
た画像情報の復号データの全てを今度はMH符号化方式
により1次元符号化する。また、EOL検出回路19は
その1次元符号化した画像情報の符号データをそのまま
通し、符号データ記憶用メモリ15はその符号データを
記憶する。
【0021】続いて、制御部21はオンのdtema 信号を
出力し、EOL検出回路19の検出動作を許可した後、
信号crw を出力し、符号データ記憶用メモリ15の符号
データを読み出す。EOL検出回路19は、その読み出
された符号データの各ラインについてEOL符号の検出
を行うとともに、この検出信号をカウンタ20に出力す
る。カウンタ20はEOL検出回路19における検出回
数を計数し、その計数結果を制御部21へ送る。制御部
21はカウンタ20からの計数結果から各ラインについ
て復号化すべきラインであるか否かを判断し、これによ
って圧縮・伸長処理部18の復号化動作を起動し、ある
いは停止し、この圧縮・伸長処理部18は所定のライン
については符号データを復号化し、その他のラインにつ
いては符号データを復号化しない。
出力し、EOL検出回路19の検出動作を許可した後、
信号crw を出力し、符号データ記憶用メモリ15の符号
データを読み出す。EOL検出回路19は、その読み出
された符号データの各ラインについてEOL符号の検出
を行うとともに、この検出信号をカウンタ20に出力す
る。カウンタ20はEOL検出回路19における検出回
数を計数し、その計数結果を制御部21へ送る。制御部
21はカウンタ20からの計数結果から各ラインについ
て復号化すべきラインであるか否かを判断し、これによ
って圧縮・伸長処理部18の復号化動作を起動し、ある
いは停止し、この圧縮・伸長処理部18は所定のライン
については符号データを復号化し、その他のラインにつ
いては符号データを復号化しない。
【0022】上記動作は符号データ記憶用メモリ15の
全符号データについて行われ、その符号化された画像情
報のみが主走査間引き処理部18に出力される。即ち、
例えば間引き率n/mが2/3である場合、受信符号デ
ータの1, 2ライン目の1次元符号データを復号化し、
3ライン目については符号化データを復号化しないこと
から、以下6,9,12,…ライン目のみが復号化され
ずに無視され、副走査間ラインの間引きが行なわれる。
全符号データについて行われ、その符号化された画像情
報のみが主走査間引き処理部18に出力される。即ち、
例えば間引き率n/mが2/3である場合、受信符号デ
ータの1, 2ライン目の1次元符号データを復号化し、
3ライン目については符号化データを復号化しないこと
から、以下6,9,12,…ライン目のみが復号化され
ずに無視され、副走査間ラインの間引きが行なわれる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像通
信装置によれば、受信符合データを復号化し、一旦圧縮
・伸長処理用イメージ・メモリに記憶した後、その復号
化した画像情報を再度符号化し、副走査ラインの間引き
率n/m(正の実数)に応じ、表示すべきラインと表示
しないラインとを判定し、間引きすべきラインについて
は復号化処理を無視するようにしたので、受信画像デー
タを画像表示するにあたり、符号データ記憶用メモリに
記憶された全ての符号データについて復号化処理を行う
必要がなく、かつ、しかる後の副走査間引き処理を行う
必要がないことから、表示処理をより高速で行うことが
でき、受信符号データによる画像を高速で表示すること
ができるという効果がある。
信装置によれば、受信符合データを復号化し、一旦圧縮
・伸長処理用イメージ・メモリに記憶した後、その復号
化した画像情報を再度符号化し、副走査ラインの間引き
率n/m(正の実数)に応じ、表示すべきラインと表示
しないラインとを判定し、間引きすべきラインについて
は復号化処理を無視するようにしたので、受信画像デー
タを画像表示するにあたり、符号データ記憶用メモリに
記憶された全ての符号データについて復号化処理を行う
必要がなく、かつ、しかる後の副走査間引き処理を行う
必要がないことから、表示処理をより高速で行うことが
でき、受信符号データによる画像を高速で表示すること
ができるという効果がある。
【図1】この発明による画像通信装置の第1の実施例を
示す概略的ブロック図
示す概略的ブロック図
【図2】この発明による画像通信装置の第2の実施例を
示す概略的ブロック図
示す概略的ブロック図
【図3】従来の画像通信装置(ファクシミリ装置)を概
略的に示すブロック図
略的に示すブロック図
2 回線 9 表示用イメージ・メモリ 14、18 圧縮・伸長処理部 15 符号データ記憶用メモリ 16 ライン同期符号検出部 17、21 制御部 19 EOL検出回路 20 カウンタ
Claims (2)
- 【請求項1】回線を介して受信した符号データを画像情
報に復号化し、この復号化した画像情報を記憶するイメ
ージ記憶手段と、前記受信符号データを復号化した後、
復号化した画像情報を再度MR符号化するとともに、副
走査ラインの間引き率n/m(正の実数)に応じ、表示
されるべきラインについては1次元符号化し、かつ、間
引かれるべきラインについては2次元符号化する圧縮・
伸長処理手段と、この1次元符号化および2次元符号化
した画像情報の符号データを記憶する符号データ記憶手
段と、この符号データ記憶手段から読み出された符号デ
ータのEOL+1 およびEOL+0 を検出し、前記圧縮・伸長処
理手段の復号化動作を各走査ライン毎に起動し、あるい
は停止するための検出信号を出力するライン同期符号検
出手段と、画像情報を表示する表示器と、前記1次元符
号化および2次元符号化の符号化を制御し、前記EOL+1
から始まるラインのライン同期符号検出により前記圧縮
・伸長処理手段の復号化動作を起動し、前記EOL+0 から
始まるラインのライン同期符号検出によりその動作を停
止する制御手段とを備え、前記復号化動作の動作にて符
号化したEOL+1 から始まるラインの画像情報の主走査ラ
インのみを復号化し、EOL+0 から始まる符号データに対
応する主走査ラインが間引かれた画像情報を表示処理す
るようにしたことを特徴とする画像通信装置。 - 【請求項2】回線を介して受信した符号データを画像情
報に復号化し、この復号化した画像情報を記憶するイメ
ージ記憶手段と、前記受信符号データを復号化した後、
この復号化した画像情報を再度1次元符号化する圧縮・
伸長処理手段と、この1次元符号化した画像情報の符号
データを記憶する符号データ記憶手段と、この符号デー
タ記憶手段から読み出された符号データのライン同期符
号(EOL符号)を検出する手段と、EOL符号検出手
段がEOL符号を検出した回数を計数するカウンタ手段
と、画像情報を表示する表示器と、前記カウンタ手段の
出力から、表示すべきラインのEOL符号を検出したと
きはそのラインを画像情報に復号化するべく前記圧縮・
伸長処理手段の復号化動作を起動する一方、表示する必
要のない間引きラインについてはEOL符号の検出と計
数のみを行ない圧縮・伸長処理手段の動作を停止する制
御手段と、を備えた画像通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3028413A JPH0815312B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 画像通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3028413A JPH0815312B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 画像通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04267677A JPH04267677A (ja) | 1992-09-24 |
JPH0815312B2 true JPH0815312B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=12247970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3028413A Expired - Fee Related JPH0815312B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 画像通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0815312B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004028728B4 (de) * | 2004-06-14 | 2008-03-27 | Warsteiner Brauerei Haus Cramer Kg | Verfahren zur Herstellung von Bier mit veränderten Bierinhaltsstoffen |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP3028413A patent/JPH0815312B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04267677A (ja) | 1992-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |