JPH08153096A - 文書読み上げ装置 - Google Patents

文書読み上げ装置

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Publication number
JPH08153096A
JPH08153096A JP6319242A JP31924294A JPH08153096A JP H08153096 A JPH08153096 A JP H08153096A JP 6319242 A JP6319242 A JP 6319242A JP 31924294 A JP31924294 A JP 31924294A JP H08153096 A JPH08153096 A JP H08153096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
sentence
line
language processing
speech
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6319242A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Aizawa
道雄 相澤
Takanari Ueda
隆也 上田
Minoru Fujita
稔 藤田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6319242A priority Critical patent/JPH08153096A/ja
Publication of JPH08153096A publication Critical patent/JPH08153096A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書中の表をユーザに分かり易く読み上げる
ことが可能な文書読み上げ装置を提供する。 【構成】 文切り出し部により、表の含まれた文書から
表が切り出されると、表構造解析部により、その表は、
横方向項目名リスト11、縦方向項目名リスト12およ
び要素行列13に分割され、横方向項目名リスト11が
要素行列13の各行に足し合わされ、行末に読点が打た
れて各行がつなげられ、最終行の行末に句点が打たれ
る。これにより、「A 国語 40 理科 50 社会
40、B 国語 70 理科 60 社会 70、C
国語 10 理科 10 社会30。」という文に変
換され、この文が、言語処理部で、形態素解析や統語解
析等の言語処理がなされた後に、音声処理部で、音声に
変換されて読み上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書情報を音声を用い
て読み上げる文書読み上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書情報を音声を用いて読み上げ
る文書読み上げ装置は知られている。図11は、図3に
示す表を含む文書を、かかる従来の文書読み上げ装置に
より読み上げたときの読み上げ結果を示す図であり、表
の部分(図11の2行目以降)も、文(1行目)と同様
に1行毎に左から順に読み上げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の文書読み上げ装置では、図11の下線部のように音
声が出力されると、各数字(表の要素)が何を表わして
いるのか、即ち、国語の得点なのか、理科の得点なの
か、社会の得点なのかが分かり難かった。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、文書中の表をユーザに分かり易く読み上げることが
可能な文書読み上げ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、入力された表を含む文書を言語処理の処理単
位である文に分割する文切り出し手段と、該切り出され
た文書中の表の構造を解析する表構造解析手段と、該解
析された結果に基づいて音声変換すべき文の形態素解析
および統語解析を含む言語処理を行う言語処理手段と、
該言語処理のなされた文書を音声に変換して出力する音
声処理手段とを有することを特徴とする。
【0006】好ましくは、前記表構造解析手段は、前記
分割された表を、その横方向の項目部分、縦方向の項目
部分および項目以外の表の要素部分に分割し、該要素部
分の各行の各要素に前記横方向の項目部分の当該項目を
足し合わせ、行末に読点を打って各行をつなげ、最終行
の行末に句点を打つことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の構成に依れば、表を含む文書から表が
分割されると、その表の構造が解析された後に、言語解
析され、その言語解析された文書が音声に変換されて出
力される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係る文書読み
上げ装置1の概略構成を示すブロック図である。
【0010】同図において、文書読み上げ装置1は、入
力された文書を言語処理の処理単位である文に分割する
文切り出し部2と、表の構造を解析する表構造解析部3
と、形態素解析や統語解析などの言語処理を行う言語処
理部4と、文を音声に変換して出力する音声処理部5と
により構成され、各構成要素2〜5はバス6を介して相
互に接続されている。具体的には、各構成要素2〜5
は、CPU、メモリ、音声変換処理IC、増幅器、スピ
ーカ等により構成される。
【0011】図2は、文書読み上げ装置1が実行する制
御処理の手順を示すフローチャートである。
【0012】同図において、まず、ステップS1で、例
えばハードディスク等の記憶装置(図示せず)等から、
例えば作業用のメモリ等に文書を入力する。なお、文書
の入力は、これに限らず、例えばキーボード等の入力装
置から直接入力してもよい。
【0013】次に、ステップS2で、前記文切り出し部
2により文書を言語処理の処理単位である文に分割す
る。このとき、表は全体で一つの文とする。例えば、図
3に示す文書を例に挙げると、図4で示す表の部分全体
で一つの文となる。
【0014】次に、ステップS3で、分割した文書から
文を一つ取り出す処理を行い、取り出す文が残っている
か否かを判断する。このとき、取り出す文が残っていな
い場合には本制御処理を終了し、一方、取り出す文があ
る場合にはステップS4へ進む。
【0015】ステップS4では、取り出した文が表か否
かを判断し、表の場合にはステップS5へ進み、表でな
い場合にはステップS6へ進む。
【0016】ステップS5では、前記表構造解析部3に
より表の構造を解析する。この解析処理を、例えば図4
の表を用いて説明する。
【0017】図5は、図4の表を構成する要素に分割し
た一例を示す図である。図5に示すように、まず、図4
の表を横方向項目名リスト11、縦方向項目名リスト1
2および要素行列13に分割する。次に、横方向項目名
リスト11を要素行列13の各行に足し合わせ、行末に
読点を打ち、各行をつなげていく。ただし、最終行の行
末には句点を打つ。
【0018】以上の手順により、図4の表は、「A 国
語 40 理科 50 社会 40、B 国語 70
理科 60 社会 70、C 国語 10 理科 10
社会 30。」という文に変換される。
【0019】続く、ステップS6では、前記言語処理部
4により、文に形態素解析や統語解析などの言語処理を
行い、ステップS7では、ステップS6で処理された情
報を用いて文を音声に変換して出力する。
【0020】図6は、本実施例の文書読み上げ装置1に
よって図3に示す文書を読み上げたときの読み上げ結果
を示す図であり、図6の、特に下線部のように、表の各
要素が何を意味しているのかがユーザに分かり易くな
る。
【0021】なお、本実施例では、表をそのままの形で
読み上げたが、これに限らず、前記ステップS5の処理
に、表の縦の要素と横の要素とを変換する処理を加える
ことで、図7に示すように読み上げてもよい。
【0022】さらに、前記ステップS5の処理に、各教
科ごとの平均を計算する処理を加えることで、図8に示
すように読み上げてもよい。
【0023】また、さらに、前記ステップS5の処理
に、各人ごとに各教科を得点の高いものから順に並べる
処理を加えることにより、図9に示すように読み上げて
もよい。
【0024】また、ステップS5の処理に、各人ごとに
各教科が総得点の何割を占めているかを計算する処理を
加えることにより、図10のように読み上げてもよい。
【0025】さらに、上述した処理を適当に組み合わせ
て読み上げてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に依れば、
表を含む文書から表が分割されると、その表の構造が解
析された後に、言語解析され、その言語解析された文書
が音声に変換されて出力されるので、文書中の表を分か
り易く読み上げることが可能となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る文書読み上げ装置1の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の文書読み上げ装置が実行する制御処
理の手順を示すフローチャートである。
【図3】文書読み上げ装置により読み上げられる表を含
む文書の一例を示す図である。
【図4】図3の文書から抜き出した表の部分を示す図で
ある。
【図5】図4の表を構成する要素に分割した一例を示す
図である。
【図6】本実施例の文書読み上げ装置により図3の文書
を読み上げたときの読み上げ結果を示す図である。
【図7】本実施例の文書読み上げ装置に表の縦の要素と
横の要素とを変換する処理を加えて、図3の文書を読み
上げたときの読み上げ結果を示す図である。
【図8】本実施例の文書読み上げ装置に各教科ごとの平
均を計算する処理を加えて、図3の文書を読み上げたと
きの読み上げ結果を示す図である。
【図9】本実施例の文書読み上げ装置に各人ごとに各教
科を得点の高いものから順に並べる処理を加えて、図3
の文書を読み上げたときの読み上げ結果を示す図であ
る。
【図10】本実施例の文書読み上げ装置に各人ごとに各
教科が総得点の何割を占めているかを計算する処理を加
えて、図3の文書を読み上げたときの読み上げ結果を示
す図である。
【図11】従来の文書読み上げ装置により図3の文書を
読み上げたときの読み上げ結果を示す図である。
【符号の説明】
2 文切り出し部(文切り出し手段) 3 表構造解析部(表構造解析手段) 4 言語処理部(言語処理手段) 5 音声処理部(音声処理手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された表を含む文書を言語処理の処
    理単位である文に分割する文切り出し手段と、 該切り出された文書中の表の構造を解析する表構造解析
    手段と、 該解析された結果に基づいて音声変換すべき文の形態素
    解析および統語解析を含む言語処理を行う言語処理手段
    と、 該言語処理のなされた文書を音声に変換して出力する音
    声処理手段とを有することを特徴とする文書読み上げ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記表構造解析手段は、前記分割された
    表を、その横方向の項目部分、縦方向の項目部分および
    項目以外の表の要素部分に分割し、該要素部分の各行の
    各要素に前記横方向の項目部分の当該項目を足し合わ
    せ、行末に読点を打って各行をつなげ、最終行の行末に
    句点を打つことを特徴とする請求項1記載の文書読み上
    げ装置。
JP6319242A 1994-11-29 1994-11-29 文書読み上げ装置 Pending JPH08153096A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6319242A JPH08153096A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 文書読み上げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6319242A JPH08153096A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 文書読み上げ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08153096A true JPH08153096A (ja) 1996-06-11

Family

ID=18108006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6319242A Pending JPH08153096A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 文書読み上げ装置

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JP (1) JPH08153096A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007102605A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Ntt Data Corp 文書データ読み上げ装置及びそのコンピュータプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007102605A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Ntt Data Corp 文書データ読み上げ装置及びそのコンピュータプログラム

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