JPH08153074A - 情報読み上げ方法及び携帯型電子情報処理装置 - Google Patents
情報読み上げ方法及び携帯型電子情報処理装置Info
- Publication number
- JPH08153074A JPH08153074A JP6294522A JP29452294A JPH08153074A JP H08153074 A JPH08153074 A JP H08153074A JP 6294522 A JP6294522 A JP 6294522A JP 29452294 A JP29452294 A JP 29452294A JP H08153074 A JPH08153074 A JP H08153074A
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- JP
- Japan
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- time
- reading
- reading aloud
- voice
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、文章読み上げ機能を有する携帯型個
人情報機器に於いて、読み上げさせる内容と読み上げさ
せる時刻とを利用者が予め設定しておくことで、その時
刻になると内蔵タイマにより自動的に設定された部分の
読み上げを実行し、時刻だけでなくその内容についても
利用者に注意を促す機能を具備することで上記携帯型機
器の利便性を向上させるようにした情報読み上げ方法、
及び携帯型電子情報処理装置を提供することを目的とす
る。 【構成】携帯型電子情報処理装置本体1は、CPU3は
タイマ6の計時動作で読み上げ設定時刻になったことを
検出すると、設定された内容を音声合成部2へ送り込
み、音声合成を行なって、合成された音声データに従う
音声を内蔵スピーカ部7より出力する。
人情報機器に於いて、読み上げさせる内容と読み上げさ
せる時刻とを利用者が予め設定しておくことで、その時
刻になると内蔵タイマにより自動的に設定された部分の
読み上げを実行し、時刻だけでなくその内容についても
利用者に注意を促す機能を具備することで上記携帯型機
器の利便性を向上させるようにした情報読み上げ方法、
及び携帯型電子情報処理装置を提供することを目的とす
る。 【構成】携帯型電子情報処理装置本体1は、CPU3は
タイマ6の計時動作で読み上げ設定時刻になったことを
検出すると、設定された内容を音声合成部2へ送り込
み、音声合成を行なって、合成された音声データに従う
音声を内蔵スピーカ部7より出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯型電子情報処理装
置の機能の向上を図るための機能改善を図った情報読み
上げ方法、及び携帯型電子情報処理装置に関する。
置の機能の向上を図るための機能改善を図った情報読み
上げ方法、及び携帯型電子情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワープロソフトやテキストエ
ディタ等で作成されたテキストデータの文章から、音声
信号を合成し、その文章を読み上げる文章読み上げ機能
は、任意の文章データの内容を直接聞き取ることができ
るので各種の用途があった。
ディタ等で作成されたテキストデータの文章から、音声
信号を合成し、その文章を読み上げる文章読み上げ機能
は、任意の文章データの内容を直接聞き取ることができ
るので各種の用途があった。
【0003】一方、各種の個人情報を電子データで保持
し、活用する携帯型個人情報機器が急速に普及しつつあ
る。この携帯型個人情報機器に、文章読み上げ機能を付
加することが近時検討されるようになった。
し、活用する携帯型個人情報機器が急速に普及しつつあ
る。この携帯型個人情報機器に、文章読み上げ機能を付
加することが近時検討されるようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術に於
ける携帯型個人情報機器の文章の読み上げは、利用者が
明示的に読み上げを命じた場合については検討されてい
たが、携帯性を活かした用途は検討されていなかった。
ける携帯型個人情報機器の文章の読み上げは、利用者が
明示的に読み上げを命じた場合については検討されてい
たが、携帯性を活かした用途は検討されていなかった。
【0005】一方、従来の携帯型個人情報機器には、タ
イマ機能により、予め設定した時刻になるとアラーム音
が鳴り、利用者に注意を促す機能は存在したが、注意す
べき内容そのものを知らせる機能は存在しなかった。
イマ機能により、予め設定した時刻になるとアラーム音
が鳴り、利用者に注意を促す機能は存在したが、注意す
べき内容そのものを知らせる機能は存在しなかった。
【0006】本発明は上記事情を考慮して成されたもの
であり、文章読み上げ機能を有する携帯型個人情報機器
に於いて、読み上げさせる内容と読み上げさせる時刻と
を利用者が予め設定しておくことにより、その時刻にな
ると内蔵タイマにより自動的に設定された部分の読み上
げを実行し、時刻だけでなく、その内容についても利用
者に注意を促す機能を具備することで、上記携帯型機器
の利便性を向上させるようにした情報読み上げ方法、及
び携帯型電子情報処理装置を提供することを目的とす
る。
であり、文章読み上げ機能を有する携帯型個人情報機器
に於いて、読み上げさせる内容と読み上げさせる時刻と
を利用者が予め設定しておくことにより、その時刻にな
ると内蔵タイマにより自動的に設定された部分の読み上
げを実行し、時刻だけでなく、その内容についても利用
者に注意を促す機能を具備することで、上記携帯型機器
の利便性を向上させるようにした情報読み上げ方法、及
び携帯型電子情報処理装置を提供することを目的とす
る。
【0007】又、本発明は、文章読み上げ機能を有する
携帯型個人情報機器に於いて、読み上げさせる内容と読
み上げさせる時刻とを利用者が予め設定しておくことに
より、その時刻になると内蔵タイマにより自動的に設定
された部分の読み上げを実行し、時刻だけでなくその内
容についても利用者に注意を促すとともに、利用者がそ
の読み上げを停止する指示を上記機器に対して明示的に
行なうか、一定時間が経過する迄、上記読み上げを繰り
返す事により、利用者に対する注意の喚起をより徹底す
る機能を具備することで上記携帯型機器の利便性を向上
させるようにした情報読み上げ方法、及び携帯型電子情
報処理装置を提供することを目的とする。
携帯型個人情報機器に於いて、読み上げさせる内容と読
み上げさせる時刻とを利用者が予め設定しておくことに
より、その時刻になると内蔵タイマにより自動的に設定
された部分の読み上げを実行し、時刻だけでなくその内
容についても利用者に注意を促すとともに、利用者がそ
の読み上げを停止する指示を上記機器に対して明示的に
行なうか、一定時間が経過する迄、上記読み上げを繰り
返す事により、利用者に対する注意の喚起をより徹底す
る機能を具備することで上記携帯型機器の利便性を向上
させるようにした情報読み上げ方法、及び携帯型電子情
報処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、電子化されたテキストデータを言語解析し
て音声データに変換し、音声として読み上げる文章読み
上げるようにしたものであって、内蔵タイマにより予め
設定した時刻になると、前記電子化されたテキストデー
タのうち予め指定した部分を読み上げるようにしたこと
を特徴とする情報読み上げ方法にある。
成するため、電子化されたテキストデータを言語解析し
て音声データに変換し、音声として読み上げる文章読み
上げるようにしたものであって、内蔵タイマにより予め
設定した時刻になると、前記電子化されたテキストデー
タのうち予め指定した部分を読み上げるようにしたこと
を特徴とする情報読み上げ方法にある。
【0009】又、本発明は上記目的を達成するため、上
記情報読み上げ方法にあって、予め設定した時刻に予め
指定した部分の読み上げを開始した際、読み上げを終了
させるか、或いは所定時間が経過する迄上記読み上げを
繰り返すようにするかを選択的に可能にしたことにあ
る。
記情報読み上げ方法にあって、予め設定した時刻に予め
指定した部分の読み上げを開始した際、読み上げを終了
させるか、或いは所定時間が経過する迄上記読み上げを
繰り返すようにするかを選択的に可能にしたことにあ
る。
【0010】又、本発明は上記目的を達成するため、上
記情報読み上げ方法にあって、文章読み上げの情報はメ
モリカード内に格納されることにある。又、本発明は上
記目的を達成するため、予め設定した読み上げ時刻と読
み上げ領域を記憶する記憶手段と、現在時刻と上記記憶
手段内の設定時刻の差を検出する手段と、上記現在時刻
と設定時刻の差を検出する手段と、現在時刻が設定時刻
と一致した際、上記記憶手段内の読み上げ領域を読み上
げる読み上げ手段とを具備したことを特徴とする携帯型
電子情報処理装置にある。
記情報読み上げ方法にあって、文章読み上げの情報はメ
モリカード内に格納されることにある。又、本発明は上
記目的を達成するため、予め設定した読み上げ時刻と読
み上げ領域を記憶する記憶手段と、現在時刻と上記記憶
手段内の設定時刻の差を検出する手段と、上記現在時刻
と設定時刻の差を検出する手段と、現在時刻が設定時刻
と一致した際、上記記憶手段内の読み上げ領域を読み上
げる読み上げ手段とを具備したことを特徴とする携帯型
電子情報処理装置にある。
【0011】更に、本発明は上記目的を達成するため、
予め設定した読み上げ時刻と読み上げ領域を記憶する記
憶手段と、現在時刻と上記記憶手段内の設定時刻の差を
検出する手段と、上記現在時刻と設定時刻の差を検出す
る手段と、現在時刻が設定時刻と一致した際に、上記記
憶手段内の読み上げ領域を繰り返し読み上げる手段と、
上記読み上げの終了を命じる操作手段と、上記手段によ
り上記現在時刻と設定時刻の差が検出され、現在時刻が
設定時刻から一定時間経過し、且つ現在も読み上げが実
行されている場合に、当該読み上げを終了する手段とを
具備したことを特徴とする携帯型電子情報処理装置にあ
る。
予め設定した読み上げ時刻と読み上げ領域を記憶する記
憶手段と、現在時刻と上記記憶手段内の設定時刻の差を
検出する手段と、上記現在時刻と設定時刻の差を検出す
る手段と、現在時刻が設定時刻と一致した際に、上記記
憶手段内の読み上げ領域を繰り返し読み上げる手段と、
上記読み上げの終了を命じる操作手段と、上記手段によ
り上記現在時刻と設定時刻の差が検出され、現在時刻が
設定時刻から一定時間経過し、且つ現在も読み上げが実
行されている場合に、当該読み上げを終了する手段とを
具備したことを特徴とする携帯型電子情報処理装置にあ
る。
【0012】
【作用】上記構成において、読み上げさせる内容と読み
上げさせる時刻とを利用者が予め設定しておくと、その
時刻になると内蔵タイマにより自動的に設定された部分
の読み上げを実行し、時刻だけでなくその内容について
も利用者に注意を促す。
上げさせる時刻とを利用者が予め設定しておくと、その
時刻になると内蔵タイマにより自動的に設定された部分
の読み上げを実行し、時刻だけでなくその内容について
も利用者に注意を促す。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例の携帯型電子情報処理装
置の構成を示すブロック図である。
する。図1は本発明の一実施例の携帯型電子情報処理装
置の構成を示すブロック図である。
【0014】図1に於いて、1は携帯型電子情報処理装
置の本体部であり、ここでは携帯型電子情報処理装置本
体と称す。この携帯型電子情報処理装置本体は、後述す
るようにCPUをはじめ各種のメモリ及び入出力制御部
を備え、電子情報処理に必要な一連の機能を実行する。
置の本体部であり、ここでは携帯型電子情報処理装置本
体と称す。この携帯型電子情報処理装置本体は、後述す
るようにCPUをはじめ各種のメモリ及び入出力制御部
を備え、電子情報処理に必要な一連の機能を実行する。
【0015】2は携帯型電子情報処理装置本体1に付随
する音声合成部である。図2にその内部構成を示す。3
乃至8はそれぞれ携帯型電子情報処理装置本体1の構成
要素をなす。このうち、3はCPUであり、ここでは図
示しないROMに格納された制御プログラムに従い指示
された文章の読み上げ処理を実行する。
する音声合成部である。図2にその内部構成を示す。3
乃至8はそれぞれ携帯型電子情報処理装置本体1の構成
要素をなす。このうち、3はCPUであり、ここでは図
示しないROMに格納された制御プログラムに従い指示
された文章の読み上げ処理を実行する。
【0016】4は操作入力部をなす入力表示部であり、
液晶(LCD)付タブレット、VRAM、コントローラ
等でなる。この入力表示部4より、読み上げ時刻及びそ
の内容の設定等が行なわれる。
液晶(LCD)付タブレット、VRAM、コントローラ
等でなる。この入力表示部4より、読み上げ時刻及びそ
の内容の設定等が行なわれる。
【0017】5は書換可能な読み出し専用メモリ、CP
U3のワーク用RAM等を含む各種のメモリである。こ
のメモリ5内に、設定された読み上げ時刻、及びその内
容等の情報が格納される。
U3のワーク用RAM等を含む各種のメモリである。こ
のメモリ5内に、設定された読み上げ時刻、及びその内
容等の情報が格納される。
【0018】6はCPU3により起動制御されるタイマ
部であり、CPU3により起動制御されて現在時刻の検
出等、所定のタイマカウント処理を実行する。7はCP
U3によりドライブ制御されるスピーカ部であり、合成
された音声を出力する。
部であり、CPU3により起動制御されて現在時刻の検
出等、所定のタイマカウント処理を実行する。7はCP
U3によりドライブ制御されるスピーカ部であり、合成
された音声を出力する。
【0019】8は、音声合成部2との間でデータをやり
取りするインタフェース部(I/F部)であり、ここで
は、CPU3の制御の下に、読み上げるテキストデータ
を音声合成部2に送り込み、合成音声を受け取る。
取りするインタフェース部(I/F部)であり、ここで
は、CPU3の制御の下に、読み上げるテキストデータ
を音声合成部2に送り込み、合成音声を受け取る。
【0020】図2は上記した携帯型電子情報処理装置本
体1にインタフェース接続される音声合成部2の内部構
成を示すブロック図である。図2に於いて、9は携帯型
電子情報処理装置本体1との間でデータをやり取りする
インタフェース部(I/F部)である。
体1にインタフェース接続される音声合成部2の内部構
成を示すブロック図である。図2に於いて、9は携帯型
電子情報処理装置本体1との間でデータをやり取りする
インタフェース部(I/F部)である。
【0021】10は音声合成の制御を行なうCPUであ
る。このCPU10は音声合成処理の際に、携帯型電子
情報処理装置本体1から入力された文字列データを言語
解析処理後、音声合成パラメータを生成して音声合成器
14に送り込む。
る。このCPU10は音声合成処理の際に、携帯型電子
情報処理装置本体1から入力された文字列データを言語
解析処理後、音声合成パラメータを生成して音声合成器
14に送り込む。
【0022】11は音声合成部2内の不揮発性メモリで
あり、音声合成部内CPU10を動作させるためのプロ
グラムとデータ(11aの領域)、言語解析処理用の辞
書(11bの領域)、音声合成用の音声素片ファイル
(11cの領域)等を格納している。
あり、音声合成部内CPU10を動作させるためのプロ
グラムとデータ(11aの領域)、言語解析処理用の辞
書(11bの領域)、音声合成用の音声素片ファイル
(11cの領域)等を格納している。
【0023】12は音声合成部2内の書換可能なメモリ
であり、音声合成部内のCPU10が処理の途中で各種
のデータを一時的に格納するものである。13は音声合
成部2内の書換可能な不揮発性のメモリであり、利用者
登録辞書等を格納する。このメモリ13はバッテリでバ
ックアップされているので、メイン電源を切っても内容
は保持されるよう構成されている。
であり、音声合成部内のCPU10が処理の途中で各種
のデータを一時的に格納するものである。13は音声合
成部2内の書換可能な不揮発性のメモリであり、利用者
登録辞書等を格納する。このメモリ13はバッテリでバ
ックアップされているので、メイン電源を切っても内容
は保持されるよう構成されている。
【0024】14は音声合成器であり、音声合成部2内
のCPU10から送られた音声合成パラメータをデジタ
ル信号処理してデジタル発生データに変換する。15は
D/Aコンバータであり、音声合成器14からのデジタ
ル発声データをアナログの音声信号に変換する。
のCPU10から送られた音声合成パラメータをデジタ
ル信号処理してデジタル発生データに変換する。15は
D/Aコンバータであり、音声合成器14からのデジタ
ル発声データをアナログの音声信号に変換する。
【0025】16はローパスフィルタであり、D/Aコ
ンバータ15のアナログ音声信号に含まれる不要な高周
波成分を除去する。17は増幅器であり、アナログ音声
信号を電圧/電力増幅する。
ンバータ15のアナログ音声信号に含まれる不要な高周
波成分を除去する。17は増幅器であり、アナログ音声
信号を電圧/電力増幅する。
【0026】18はイヤホンジャックであり、アナログ
音声信号を外部に出力する。このイヤホンジャック18
にイヤホンを直接接続するか、パワーアンプ内蔵スピー
カを接続することで読み上げ音声を聴くことができる。
この実施例では、上記アナログ音声信号を携帯型電子情
報処理装置本体1に伝え、本体1内のスピーカ部7から
読み上げを行なうこともできる。
音声信号を外部に出力する。このイヤホンジャック18
にイヤホンを直接接続するか、パワーアンプ内蔵スピー
カを接続することで読み上げ音声を聴くことができる。
この実施例では、上記アナログ音声信号を携帯型電子情
報処理装置本体1に伝え、本体1内のスピーカ部7から
読み上げを行なうこともできる。
【0027】19はイヤホンジャック18に接続される
イヤホンである。20は内部のデータバスである。上記
構成につき、その作用を以下に説明する。
イヤホンである。20は内部のデータバスである。上記
構成につき、その作用を以下に説明する。
【0028】本発明の実施例に於ける動作例では、携帯
型電子情報処理装置のスケジュール機能と読み上げ機能
とを組み合わせた機能を例にとる。先ず、時刻及び読み
上げ内容の設定手順について説明する。 1.利用者が入力表示部4を用いてスケジュール(開始
時刻・終了時刻、内容、場所)を登録する際、開始時刻
或いはそれより指定した前の時刻で読み上げを行なうか
否かを選択する。 2.読み上げが指示された場合、登録されたスケジュー
ルデータに、読み上げ実行を意味するデータと、読み上
げ設定時刻を付加してメモリ5内に保存する。
型電子情報処理装置のスケジュール機能と読み上げ機能
とを組み合わせた機能を例にとる。先ず、時刻及び読み
上げ内容の設定手順について説明する。 1.利用者が入力表示部4を用いてスケジュール(開始
時刻・終了時刻、内容、場所)を登録する際、開始時刻
或いはそれより指定した前の時刻で読み上げを行なうか
否かを選択する。 2.読み上げが指示された場合、登録されたスケジュー
ルデータに、読み上げ実行を意味するデータと、読み上
げ設定時刻を付加してメモリ5内に保存する。
【0029】次に、読み上げ手順について説明する。 3.タイマ6は常に現在時刻を監視し、現在時刻が読み
上げ設定時刻になったか否かをCPU3に通知する。 4.CPU3はタイマ6の計時動作で読み上げ設定時刻
になったことを検出すると、設定された内容を音声合成
部2へ送り込み、音声合成を行なって、合成された音声
データに従う音声を内蔵スピーカ部7より出力する。
上げ設定時刻になったか否かをCPU3に通知する。 4.CPU3はタイマ6の計時動作で読み上げ設定時刻
になったことを検出すると、設定された内容を音声合成
部2へ送り込み、音声合成を行なって、合成された音声
データに従う音声を内蔵スピーカ部7より出力する。
【0030】ここで読み上げ停止手順の説明をする。 5.上記4の読み上げが完了した場合、再び設定された
内容を音声合成部2に送り込み、読み上げを行なう。 6.上記5の手順を繰り返す。
内容を音声合成部2に送り込み、読み上げを行なう。 6.上記5の手順を繰り返す。
【0031】但し、入力表示部4上から読み上げ中止が
命じられた場合、上記5の手順の後、読み上げを終了す
る。又、タイマ6は常時読み上げ開始からの時間経過を
算出し、読み上げ開始から一定時間経過した場合にも、
上記5の手順の後、読み上げを終了する。
命じられた場合、上記5の手順の後、読み上げを終了す
る。又、タイマ6は常時読み上げ開始からの時間経過を
算出し、読み上げ開始から一定時間経過した場合にも、
上記5の手順の後、読み上げを終了する。
【0032】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、文
章読み上げ機能を有する携帯型個人情報機器に於いて、
読み上げさせる内容と読み上げさせる時刻とを利用者が
予め設定しておくことで、その時刻になると内蔵タイマ
により自動的に設定された部分の読み上げを実行し、時
刻だけでなくその内容についても利用者に注意を促すが
でき、携帯型機器の利便性を向上させるという効果を奏
する。
章読み上げ機能を有する携帯型個人情報機器に於いて、
読み上げさせる内容と読み上げさせる時刻とを利用者が
予め設定しておくことで、その時刻になると内蔵タイマ
により自動的に設定された部分の読み上げを実行し、時
刻だけでなくその内容についても利用者に注意を促すが
でき、携帯型機器の利便性を向上させるという効果を奏
する。
【0033】又、文章読み上げ機能を有する携帯型個人
情報機器に於いて、読み上げさせる内容と読み上げさせ
る時刻とを利用者が予め設定しておくことで、その時刻
になると内蔵タイマにより自動的に設定された部分の読
み上げを実行し、時刻だけでなくその内容についても利
用者に注意を促すとともに、利用者がその読み上げを停
止する指示を上記機器に対して明示的に行なうか、一定
時間が経過する迄、上記読み上げを繰り返すことによ
り、利用者に対する注意の喚起をより徹底することがで
きるという上記携帯型機器の利便性の向上が図れる。
情報機器に於いて、読み上げさせる内容と読み上げさせ
る時刻とを利用者が予め設定しておくことで、その時刻
になると内蔵タイマにより自動的に設定された部分の読
み上げを実行し、時刻だけでなくその内容についても利
用者に注意を促すとともに、利用者がその読み上げを停
止する指示を上記機器に対して明示的に行なうか、一定
時間が経過する迄、上記読み上げを繰り返すことによ
り、利用者に対する注意の喚起をより徹底することがで
きるという上記携帯型機器の利便性の向上が図れる。
【図1】本発明の一実施例による携帯型電子情報処理装
置の構成を示すブロック図。
置の構成を示すブロック図。
【図2】同実施例の携帯型電子情報処理装置1に付随す
る音声合成部2の内部構成を示す図。
る音声合成部2の内部構成を示す図。
1…携帯型電子情報処理装置の本体部(携帯型電子情報
処理装置本体)、2…音声合成部、3…CPU、4…入
力表示部、6…タイマ、7…スピーカ部、10…CP
U、14…音声合成器、19…イヤホン。
処理装置本体)、2…音声合成部、3…CPU、4…入
力表示部、6…タイマ、7…スピーカ部、10…CP
U、14…音声合成器、19…イヤホン。
Claims (5)
- 【請求項1】 電子化されたテキストデータを言語解析
して音声データに変換し、音声として読み上げる文章読
み上げ処理に於いて、内蔵タイマにより予め設定した時
刻になると、前記電子化されたテキストデータのうち予
め指定した部分を読み上げるようにしたことを特徴とす
る情報読み上げ方法。 - 【請求項2】 予め設定した時刻に予め指定した部分の
読み上げを開始した際、読み上げを終了させるか、或い
は所定時間が経過するまで上記読み上げを繰り返すかを
選択可能にした請求項1記載の情報読み上げ方法。 - 【請求項3】 文章読み上げの情報はメモリカード内に
格納されることを特徴とする請求項1又は2記載の情報
読み上げ方法。 - 【請求項4】 予め設定した読み上げ時刻と読み上げ領
域を記憶する記憶手段と、 現在時刻と上記記憶手段内の設定時刻の差を検出する手
段と、 上記現在時刻と設定時刻の差を検出する手段と、 現在時刻が設定時刻と一致した際、上記記憶手段内の読
み上げ領域を読み上げる読み上げ手段とを具備したこと
を特徴とする携帯型電子情報処理装置。 - 【請求項5】 予め設定した読み上げ時刻と読み上げ領
域を記憶する記憶手段と、 現在時刻と上記記憶手段内の設定時刻の差を検出する手
段と、 上記現在時刻と設定時刻の差を検出する手段と、 現在時刻が設定時刻と一致した際に、上記記憶手段内の
読み上げ領域を繰り返し読み上げる手段と、 上記読み上げの終了を命じる操作手段と、 上記手段により上記現在時刻と設定時刻の差が検出さ
れ、現在時刻が設定時刻から一定時間経過し、且つ現在
も読み上げが実行されている場合に、当該読み上げを終
了する手段とを具備したことを特徴とする携帯型電子情
報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6294522A JPH08153074A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 情報読み上げ方法及び携帯型電子情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6294522A JPH08153074A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 情報読み上げ方法及び携帯型電子情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08153074A true JPH08153074A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17808876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6294522A Pending JPH08153074A (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | 情報読み上げ方法及び携帯型電子情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08153074A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010081247A (ko) * | 2000-02-11 | 2001-08-29 | 엄문성 | 음성을 이용한 일정 관리 장치와 방법 |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP6294522A patent/JPH08153074A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010081247A (ko) * | 2000-02-11 | 2001-08-29 | 엄문성 | 음성을 이용한 일정 관리 장치와 방법 |
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