JPH08152766A - 帯電部材の寿命検知手段、帯電部材のクリーニング手段、及び画像形成装置 - Google Patents

帯電部材の寿命検知手段、帯電部材のクリーニング手段、及び画像形成装置

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JPH08152766A
JPH08152766A JP6293307A JP29330794A JPH08152766A JP H08152766 A JPH08152766 A JP H08152766A JP 6293307 A JP6293307 A JP 6293307A JP 29330794 A JP29330794 A JP 29330794A JP H08152766 A JPH08152766 A JP H08152766A
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JP6293307A
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Hiroshi Sato
博 佐藤
Koichi Suwa
諏訪貢一
Kazue Sakurai
櫻井和重
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像担持体を帯電する帯電部材が長期使用され
てトナー付着によりその性能が低下したりした場合に、
その寿命を正確に検知すること。 【構成】 像担持体(3)と、前記像担持体の表面に接
触する帯電部材により、前記像担持体の表面を一様に帯
電させる帯電手段(4、41)と、前記像担持体の表面
を露光する露光手段と、前記帯電手段の帯電に伴なって
流れる帯電電流を検出する検出手段(11)と、前記帯
電電流が既定値に達した場合に前記帯電部材の寿命警告
を報知する手段(13)とを有し、例えば、検知のため
の帯電電流が設定値以下の場合等には、寿命に達したと
判断して警告を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば複写機やペー
ジプリンタなどの電子写真方式、あるいは静電記録方式
の画像形成装置、及びそれらに用いられる帯電装置、及
びそれらに用いられる帯電装置のクリーニング手段に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真の帯電装置としてはコロ
ナ帯電器が使用されてきたが、近年ではオゾンレス、低
電力を目的とした接触式の帯電装置が用いられるように
なった。この中でも特に、帯電部材として導電性ローラ
を用いたローラ帯電方式が帯電の安定性という点から好
ましく用いられている。ローラ帯電では、導電性の弾性
ローラを被帯電体に加圧当接させ、これに高電圧を印加
することによって被帯電体への帯電を行なう。
【0003】具体的には、帯電は帯電ローラから感光ド
ラムヘの放電によって行なわれる。帯電ローラ、感光ド
ラム、及びこれらの間の微小ギャップの空気層を電気的
な等価回路に表現すると図13(a)のように表され
る。ここで、帯電ローラのインピーダンスは感光ドラ
ム、空気層のインピーダンスに比べて十分小さいため無
視することができる。このため、帯電ローラでの電圧降
下はないと考えられるので、帯電ローラに印加された電
圧が全て感光ドラムの帯電に用いられることになる。
【0004】帯電ローラに印加する電圧としては直流電
圧、あるいは直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を
用いることができる。直流電圧を印加した場合には、感
光ドラムの表面電位は印加電圧から帯電開始電圧を引い
た値となる。ここで帯電開始電圧とは、空気層のインピ
ーダンスと感光ドラムのインピーダンスの比、及び空気
層の絶縁破壊電圧から求められる値である。直流電圧に
交流電圧を重畳した場合には、交流電圧に収束効果があ
るので、感光ドラムの表面電位は印加した直流電圧値に
収束する。印加電圧が直流電圧、あるいは直流電圧に交
流電圧を重畳した振動電圧のどちらであっても、感光ド
ラムの表面電位は印加電圧の直流成分に比例するので、
表面電位を均一にするためには印加電圧の直流成分を定
電圧制御することが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接触式
の帯電装置では印刷を繰り返すに連れ、帯電部材表面に
汚れが付着するという欠点がある。この汚れは主に、ク
リーニング装置をすり抜けてきた微粉トナーである。ト
ナーの抵抗は高いため、付着量が多くなるとそのインピ
ーダンスは無視できなくなる。帯電ローラの表面にトナ
ー層が形成されたときの電気的な等価回路は図13
(b)のように表される。トナーの付着量が増えたり、
低温低湿環境でトナーそのものの抵抗が上がると、トナ
ー層のインピーダンスは、感光ドラムや空気層のインピ
ーダンスに近いオーダーまで上昇する。このような場合
には、帯電ローラに印加した電圧の直流成分はトナー層
により電圧降下を生じ、実際に感光ドラムの帯電に用い
られる帯電電圧が小さくなってしまう。この場合、感光
ドラムの表面電位は帯電電圧に比例して低下する。感光
ドラムの表面電位が現像電位に近付くと、非画像部にも
トナーが現像され、印字品質が著しく損なわれるという
不都合が発生する。従来、帯電ローラの寿命を検知する
適当な手段がなかったため、ユーザーは適切な処置を取
れずにいた。帯電ローラを寿命まで使うことを目的に、
本体付けとした場合や、帯電ローラを単体で交換できる
場合には、特に寿命検知手段が必要となる。
【0006】また、帯電ローラの長寿命化を目的とし
て、スポンジやブラシを帯電ローラに当接させてクリー
ニングを行い、帯電ローラ表面に汚れが付着するのを防
止する方法があるが、長時間摺動させるとクリーニング
部材が帯電ローラの表面を傷つけたり、トナーを融着さ
せてしまい、結果的に帯電ローラの寿命を縮めてしまう
という間題が発生した。
【0007】この問題を改良するために、帯電ローラ表
面からクリーニング部材の当接を解除する機構を設け、
通常の状態ではクリーニング部材の当接を解除してお
き、あらかじめ設定した枚数に達すると一定枚数、ある
いは一定時間クリーニング部材を当接し、帯電ローラ表
面のクリーニングを行なう方法がある。しかしながら、
帯電ローラ表面の汚れ度合は、印字率や印字パターン、
あるいは動作環境などの要因により変化するため、この
方法を用いた場合でも適切なタイミングで確実なクリー
ニングを行なうことは困難であった。
【0008】そこで、本出願に係わる第1の発明の目的
は、帯電部材の寿命を正確に検知する手段を提供するこ
とである。
【0009】また、本出願に係わる第2の発明の目的
は、帯電部材の寿命をより高精度に検知する手段を提供
することである。
【0010】また、本出願に係わる第3の発明の目的
は、本発明による帯電部材の寿命検知手段を備える画像
形成装置を提供することである。
【0011】また、本出願に係わる第4の発明の目的
は、本発明による帯電部材の寿命倹知手段を、接触式の
転写手段を備える画像形成装置に適用することである。
【0012】また、本出願に係わる第5の発明の目的
は、通切なタイミングで必要十分なクリーニングを行な
う、帯電部材のクリーニング手段を提供することであ
る。
【0013】また、本出願に係わる第6の発明の目的
は、適切なタイミングで必要十分なクリーニングを行な
い、かつ印刷環境の違いによる汚れ方の差にも対応可能
な、帯電部材のクリーニング手段を提供することであ
る。
【0014】また、本出願に係わる第7の発明の目的
は、帯電部材のクリーニング手段の作動をより適切なタ
イミングで行なうことである。
【0015】また、本出願に係わる第8の発明の目的
は、本発明による帯電部材のクリーニング手段を備える
画像形成装置を提供することである。
【0016】なお、本提案の目的は、帯電部材の寿命を
正確に検知することにより、帯電不良画像が出力される
ことを防止することである。
【0017】また、本提案の第2の目的は、帯電部材の
クリーニングを適切なタイミングで確実に行なうことに
より、帯電部材の長寿命化を達成することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本出願に係わる第1の発明は、像担持体と、前記像
担持体の表面に接触する帯電部材により、前記像担持体
の表面を一様に帯電させる帯電手段と、前記像岨持体の
表面を露光する露光手段と、前記帯電手段の帯電に伴な
って流れる帯電電流を検出する検出手段と、前記帯電電
流が既定値に達した場合に前記帯電部材の寿命警告を報
知する手段と、を有することを特徴とする帯電部材の寿
命検知手段である。
【0019】該発明は、帯電電流は感光ドラムの表面電
位を反映しているため、この帯電電流を検出することに
より感光ドラムの帯電状態を検知することができ、その
結果帯電部材の寿命を検知することができる。
【0020】本出願に係わる第2の発明は、帯電電流の
検出結果に基づいて帯電部材の寿命を検知する帯電部材
の寿命検知手段において、帯電電流検出時に前記帯電部
材に印加する電圧が、画像形成時に前記帯電部材に印加
する電圧より大きいことを特徴とする請求項1記載の帯
電部材の寿命検知手段である。
【0021】このような構成とすることにより、帯電電
流の検出効率が向上するため、帯電部材の寿命検知の高
精度化を図ることができる。
【0022】本出願に係わる第Зの発明は、少なくとも
請求項1あるいは2記載の帯電部材の寿命検知手段と、
前記静電潜像に現像剤を付着させ現像剤像を形成する現
像手段と、前記現像剤像を転写材に転写する転写手段
と、を備えることを特徴とする画像形成装置である。
【0023】該発明は、画像形成装置が帯電部材の寿命
検知手段を備えることにより、帯電不良によるカブリ画
像が発生することのない、常に良好な画像を提供するこ
とのできる画像形成装置を提供することができる。
【0024】本出願に係わる第4の発明は、転写手段
が、像担持体に転写材を介して接触する転写部材によ
り、現像剤像を転写材に転写する転写手段であり、前記
転写部材に付着した現像剤をクリーニングする転写部材
のクリーニング手段を備える請求項3の画像形成装置に
おいて、帯電部材の寿命検知終了後に転写部材のクリー
ニングを行なうことを特徴とする画像形成装置である。
【0025】該発明は、帯電ローラの寿命検知終了後に
転写部材のクリーニングを行なうことにより、転写材の
裏汚れが発生することなく帯電部材の寿命を検知するこ
とができ、帯電不良によるカブリ画像が発生することの
ない、常に良好な画像を提供することのできる画像形成
装置を提供することができる。
【0026】本出願に係わる第5の発明は、像担持体
と、前記像担持体の表面に接触する帯電部材により、前
記像担持体の表面を一様に帯電させる帯電手段と、前記
像担持体の表面を露光する露光手段と、前記帯電手段の
帯電に伴なって流れる帯電電流を検出する検出手段と、
帯電部材に当接させて帯電部材に付着した付着物をクリ
ーニングするクリーニング部材と、前記クリーニング部
材を帯電部材に対して当接、及び解除を行なう機構と、
を備えることを特徴とする帯電部材のクリーニング手段
である。
【0027】該発明は、帯電電流の出力に応じて帯電部
材に対してクリーニング部材を当接/解除することによ
り、必要以上にクリーニング部材を当接することをなく
して帯電部材の長寿命化を図ることができ、かつ適切な
タイミングで確実なクリーニングを行なうことができ
る。
【0028】本出願に係わる第6の発明は、像担持体
と、前記像担持体の表面に接触する帯電部材により、前
記像担持体の表面を一様に帯電させる帯電手段と、前記
像担持体の表面を露光する露光手段と、前記帯電手段の
帯電に伴なって流れる帯電電流を検出する検出手段と、
帯電部材に当接させて帯電部材に付着した付着物をクリ
ーニングするクリーニング部材と、前記クリーニング部
材を帯電部材に対して、複数の当接圧による当接、及び
解除を行なう機構と、を備えることを特徴とする帯電部
材のクリーニング手段である。
【0029】該発明は、帯電電流の出力に応じて帯電部
材に対してクリーニング部材を当接/解除することによ
り、必要以上にクリーニング部材を当接することをなく
し、さらに帯電電流の出力に応じて当接圧を可変とする
により、必要以上に高い当接圧で帯電部材表面を傷つけ
ることなく、帯電部材の長寿命化かつ確実なクリーニン
グ効果を得ることができる。
【0030】本出願に係わる第7の発明は、帯電電流の
検出結果に基づいて帯電部材のクリーニングを行なう帯
電部材のクリーニング手段において、帯電電流検出時に
前記帯電部材に印加する電圧が、画像形成時に前記帯電
部材に印加する電圧より大きいことを特徴とする請求項
5あるいは6記載の帯電部材のクリーニング手段であ
る。
【0031】このような構成とすることにより、帯電電
流の検出効率が向上するため、より適切なタイミングで
帯電部材のクリーニングを行なうことができる。
【0032】本出願に係わる第8の発明は、少なくとも
請求項5乃至7のいずれかに記載の帯電部材のクリーニ
ング手段と、前記静電潜像に現像剤を付着させ現像剤像
を形成する現像手段と、前記現像剤像を転写材に転写す
る転写手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置
である。
【0033】該発明は、帯電部材のクリーニングを適切
なタイミングで必要に応じて行なうことにより帯電部材
の長寿命化が図れ、かつ帯電部材の寿命を検知すること
により帯電不良によるカブリ画像が発生することのな
い、常に良好な画像を提供することのできる画像形成装
置を提供することができる。
【0034】
【実施例】
(第1の実施例)以下、本発明の実施例を添付図面に基
づいて説明する。
【0035】図1は本発明による帯電部材の寿命検知手
段の概略構成図、図2は本実施例で用いた画像形成装置
の概略構成図である。
【0036】まず、図2に基づいて画像形成装置の概略
構成を説明する。該画像形成装置において、レーザー、
ポリゴンミラー、レンズ系を含むスキャナユニット1か
らは画像信号に応じて変調されたレーザー光がスキャン
出力され、このレーザー光は折り返しミラー2で反射し
て像担持体である感光ドラム3上に照射される。そし
て、感光ドラム3は帯電ローラからなる一次帯電器4に
よって均一に帯電され、その表面上にはレーザー光の照
射によって静電潜像が形成される。この静電潜像は現像
装置5内のトナー24によってトナー像として現像され
て顕像化される。一方、カセット7a内に収納された記
録材7は、給紙ローラpによって感光ドラム3での潜像
の形成と同期してレジストローラrまで供給される。そ
して、この記録材7は、レジストローラrによって感光
ドラム3上に形成された潜像の先端と同期して、転写ロ
ーラからなる転写帯電器6に搬送され、転写帯電器6に
よって前記トナー像が該記録材7に転写される。トナー
像を転写された記録材7は定着器8によってトナー像を
永久定着された後、最後に装置外部に排出される。な
お、感光ドラム3上に残留したトナーはクリーニング装
置9によって除去される。
【0037】次に、本発明によるところの帯電部材の寿
命検知手段の詳細を図1に基づいて説明する。図1は本
実施例の帯電部材の寿命検知手段の概略構成図であり、
3は像担持体としての円筒状の感光ドラムで、矢印Aの
方向に所定の速度で回転している。感光ドラム3の外周
面上には一次帯電器としての導電性の弾性ローラからな
る帯電ローラ4が加圧当接しており、矢印Bの方向に従
動回転している。帯電ローラ4には帯電バイアス電源4
1が接続されており、所定のバイアス電圧が印加され、
感光ドラム3の表面を所定の電位VDに帯電する。感光
ドラムの表面が帯電されるとき、感光ドラムとアースの
間には帯電電流Iが流れる。帯電電流Iの直流成分Id
cは、帯電前の感光ドラムの表面電位Vpと帯電後の感
光ドラムの表面電位Vaによって式(1)のように表さ
れる。
【0038】Idc=α(Va―Vp)・・・(1) ここで、αはプロセススピードと感光ドラムのインピー
ダンスによって決まる定数である。
【0039】また、帯電前の表面電位Vpは、感光ドラ
ムの表面をレーザー光の露光で除電することにより一定
の値にすることができる。すなわち、図3に示すように
レーザーの露光量を十分大きな強露光Edとした場合、
表面電位はVLになる。VLの値は感光ドラムに固有の
値であり、露光前の表面電位、つまり図3では露光量を
0としたときの表面電位、には依存せず、常に一定の値
VLとなる。
【0040】そこで、帯電前の表面電位VpをVLにし
て帯電を行なったとき、感光ドラムとアースの間に流れ
る帯電電流の直流成分Idcを検出することにより、帯
電後の表面電位Vaを検知することができる。
【0041】次に、図4を参照しながら帯電後の表面電
位Vaと帯電電流の直流成分Idcの関係を説明する。
【0042】新品の帯電ローラを用いて帯電を行なった
場合、感光ドラムの表面は所定の電位VDに帯電され
る。レーザーを連続強露光して表面電位がVLに落ちて
いる感光ドラムを帯電して、表面電位がVDに帯電され
るときに流れる帯電電流直流成分はIDである。一方、
トナーが付着して寿命に達し、印刷を行なうと白地部に
カブリが発生する帯電ローラを用いて帯電を行なった場
合は、表面電位がVLに落ちている感光ドラムを帯電す
ると表面電位はVBまでしか帯電されなかった。感光ド
ラムの表面電位がVLからVBに帯電するときに流れる
帯電電流直流成分はIBである。
【0043】ここで、印刷したとき白地部にカブリが発
生するか否かは感光ドラムの表面電位によって決まり、
そのしきい値はVthである。感光ドラムの表面電位が
VLからVthに帯電するときに流れる帯電電流直流成
分はIthである。
【0044】そこで、本発明によるところの帯電部材の
寿命検知では、強露光を受けることにより表面電位がV
Lに落ちている感光ドラムを帯電するときに流れる帯電
電流の直流成分を検出することにより、検出電流が既定
値以下になった場合に寿命警告報知回路によってユーザ
ーに帯電部材の寿命を報知する。こうして、帯電部材の
寿命を正確に検知する手段を得ることができた。
【0045】次に、図5及び図6に基づいて、帯電部材
の寿命検知を行なうときの手順について説明する。図5
は各動作の手順を表したフローチャートであり、図6は
各動作のタイミングを表したタイミングチャートであ
る。
【0046】帯電部材の寿命検知の開始F1と同時にF
2からF4が行なわれる。F2は帯電ローラに所定のバ
イアスを印加して帯電を開始、F3はレーザーによる強
露光を開始して、感光ドラムの表面電位をVLに落と
す。F4はタイマーの初期化を行なう。ここで、感光ド
ラムを1周させることにより露光後から帯電前までの区
間の感光ドラムの表面電位をVLに落として安定させ
る。F5で感光ドラムが1周する時間tdの経過を判断
すると、F6で再びタイマーは初期化される。
【0047】F7で、強露光を受けることにより表面電
位がVLに落ちている感光ドラムを帯電するときに流れ
る帯電電流の直流成分を検出する。検出された電流はF
8で既定値と比較され、寿命の判断が行なわれる。検出
電流が既定値より大きい場合にはF7の帯電電流の検
知、F8の判断を繰り返し、帯電ローラ全周を検出す
る。F9で帯電ローラ1周分の時間tcの経過を判断す
ると、最終的に帯電部材が寿命に達していないと判断し
て、寿命検知を終了する。
【0048】しかし、帯電ローラが1周する間にF8で
一瞬でも検出電流が既定値以下となることがあれば、帯
電ローラは寿命に達したと判断してF11で帯電部材の
寿命をユーザーに報知する。
【0049】以下、本実施例で用いた帯電部材の寿命検
知の具体例を説明する。
【0050】感光ドラムは、肉厚1mmのアルミニウム
からなる基体3aと、この基体の外周面に形成された有
機感光層3bとからなり、その外径は30mmで、矢印
Aの方向に50mm/secの周速度で回転駆動され
る。一方、帯電ローラはステンレスからなる導電性芯金
4aと、この外周面に形成された、カーボン含有のウレ
タンゴムからなる導電性弾性層4bとからなり、その外
径は12mmであり、そして、導電性芯金の長手方向両
端部において、不図示のバネ部材により感光ドラム表面
に対し加圧当接され、従動回転する。
【0051】この帯電ローラの芯金部分4bに、帯電バ
イアス電源41によりー700Vの直流電圧にピーク間
電圧2000V、周波数400Hzの交流電圧を重畳し
た振動電圧を印加した。このバイアスを新品の帯電ロー
ラに印加したときの感光ドラムの表面電位はVD=−6
80Vであった。また、感光ドラムを強露光することに
より、表面電位はVL=−180Vになった。表面電位
がVL=−180Vの感光ドラムをVD=−680Vに
帯電するときの帯電電流直流成分を電流検出回路11で
検出したところ、直流電流はID=10μAであった。
【0052】また、本実施例で用いた構成では、感光ド
ラム表面の電位がVth=−560V程度になるとトナ
ーが現像され帯電不良によるカブリ画像が発生する。表
面電位がVL=−180Vの感光ドラムをVD=−56
0Vに帯電するときのこのときの帯電電流はIth=
7.6μAである。
【0053】そこで、表面電位で約20V相当分の帯電
電流=0.4μAの余裕をIthに加えた8μAを寿命
判断の既定値として、帯電電流が8μA以下になった時
点で帯電部材の寿命を寿命警告報知回路13により報知
するように制御回路12を設定した。実際に印字率10
%の画像で印刷を繰り返したところ15000枚印刷し
たところで印刷が停止し、帯電ローラの寿命が警告報知
された。その後強制的に印刷を続けたところ約1000
枚印刷を行なったところで、白地部に帯電不良によるカ
ブリが発生し、帯電部材の寿命を正確に検知する手段が
得られたことが検証された。
【0054】(第2の実施例)本出願の請求項2に記載
の発明によるところの帯電部材の寿命検知手段について
説明する。本実施例の帯電部材の寿命検知手段の特徴と
するところは、電流検出時に帯電部材に印加する電圧
が、画像形成時に帯電部材に印加する電圧より大きいと
ころであり、その他の構成については第1の実施例と同
様のものである。感光ドラムの表面電位は、帯電部材に
印加する電圧の直流成分に比例する。帯電部材への印加
電圧を大きくすることにより、帯電後の感光ドラムの表
面電位が上がるが、強露光により除電された感光ドラム
の表面電位VLは不変である。この場合帯電前後の表面
電位差が大きくなるので、帯電電流の絶対値が増える。
画像形成時に帯電部材に印加する電圧設定では、検出で
きる帯電電流が微小でありS/N比が低かったが、帯電
部材に印加する電圧を大きくすることにより、帯電電流
の絶対値が増え、検出効率が向上する。
【0055】そこで本実施例では、帯電部材の寿命検知
時に帯電部材に印加する電圧を、画像形成時に帯電部材
に印加する電圧より大きくすることによって帯電電流の
検出効率を高め、帯電部材の寿命検知を高精度で行なう
ことが可能となった。
【0056】帯電部材の寿命検知の手順は第1の実施例
と同様である。以下、具体例を説明する。
【0057】感光ドラム、帯電ローラは第1の実施例と
同一構成のものを使用した。帯電ローラに印加するバイ
アスは次のように設定した。画像形成時には第1の実施
例と同様に−700Vの直流電圧にピーク間電圧200
0V、周波数400Hzの交流電圧を重畳した振動電圧
を印加した。このバイアスを新品の帯電ローラに印加し
たときの感光ドラムの表面電位は−680Vであった。
これに対して、帯電電流検出時には−1200Vの直流
電圧にピーク間電圧2000V、周波数400Hzの交
流電圧を重畳した振動電圧を印加する。同様に新品の帯
電ローラに印加したときの表面電位は−1180Vであ
った。
【0058】また、感光ドラムを強露光することにより
表面電位はVL=−180Vになる。表面電位がVL=
−180Vの感光ドラムをVD=−1180Vに帯電す
るときの帯電電流直流成分を電流検出回路11で検出し
たところ、直流電流はID=20μAであった。
【0059】また、帯電電流検出用の印加バイアスを印
加したとき、帯電電流が15.2μAに低下すると、画
像形成を行なったときに帯電不良によるカブリが発生す
る。そこで、帯電部材に帯電電流検出用のバイアスを印
加したときに、帯電電流が15.6μA以下になった時
点で帯電部材の寿命を報知するように制御回路を設定し
た。第1の実施例と同様に、実際に印字率10%の画像
で印刷を繰り返したところ16000枚印刷したところ
で印刷が停止し、帯電ローラの寿命が警告報知された。
その後強制的に印刷を続けたところ約300枚印刷を行
なったところで、白地部に帯電不良によるカブリが発生
し、より高い精度で帯電部材の寿命検知が行なえること
が検証された。
【0060】(第3の実施例)本発明の第3の実施例を
図7に基づいて説明する。本実施例は本出願請求項1あ
るいは2に記載の帯電部材の寿命検知手段を画像形成装
置に適用することを目的としており、帯電部材の寿命検
知終了後に転写部材のクリーニングを行なうことを特徴
とする。
【0061】本発明によるところの帯電部材の寿命検知
手段を画像形成装置に適用する場合には、帯電電流を正
確に検出するために、現像スリーブ53や転写ローラ6
3など、感光ドラム3と電気的に接触する部材は全て電
気的にフロートにし、かつ感光ドラム3と同電位にして
おかなければならない。現像スリーブ53が感光ドラム
Зと同電位である場合、現像スリーブ53上のトナー5
4が感光ドラム3へ付着することは基本的にはないが、
まれに微量のトナーが感光ドラム3へ付着してしまう場
合がある。このような現象は、現像器に新規トナーを補
給した直後、あるいは画像形成装置を低温低湿環境下で
動作させた場合に発生する確率が高くなる。感光ドラム
3に付着したトナーは、感光ドラムの回転方向下流側で
感光ドラム3に加圧当接している転写ローラ63へ付着
して、次回画像形成時に転写材の裏側に付着し、転写材
の裏汚れの原因となる。
【0062】そこで本実施例では、帯電部材の寿命検知
を画像形成装置に適用する場合、帯電ローラの寿命検知
終了後に転写部材のクリーニングを行なうことにより、
転写材の裏汚れを防止することを目的としている。以
下、具体例を説明する。
【0063】本実施例で用いる帯電部材の寿命検知手
段、及びそれに係わる感光ドラム、帯電ローラの構成
は、第1の実施例で説明したものと同一のものを用い
た。現像手段としては、磁性一成分現像剤を用いたジャ
ンピング現像方式を用いた。転写手段としては、導電性
弾性部材からなる転写ローラを転写材を介して感光ドラ
ムに加圧当接し、これに高電圧を印加することにより感
光ドラム上のトナー像を転写材上に転写する方法を用い
た。
【0064】また、転写ローラのクリーニングは、転写
ローラに、転写時と逆極性のバイアス電圧を印加するこ
とによって行なった。
【0065】次に、図8及び図9に基づいて、帯電部材
の寿命検知、及び転写ローラのクリーニングの手順につ
いて説明する。図8は各動作の手順を表したフローチャ
ートであり、図9は各動作のタイミングを表したタイミ
ングチャートである。
【0066】印刷開始F1と同時にF2からF5が行な
われる。F2は帯電ローラに所定のバイアスを印加して
帯電を開始、現像バイアススイッチ52及び転写バイア
ススイッチ62を解放する。現像バイアススイッチ及び
転写バイアススイッチを解放することで、現像スリーブ
53及び転写ローラ63をフロートかつ感光ドラム3と
同電位にし、帯電電流がこれらの部分へ流れるのを防止
している。F3はレーザーの光量制御で、強露光状態に
制御する。F4はレーザーによる強露光を開始して、感
光ドラムの表面電位をVLに落とす。F5はタイマーの
初期化を行なう。ここで、感光ドラムを1周させること
により露光後から帯電前までの区間の感光ドラムの表面
電位をVLに落として安定させる。F6で感光ドラムが
1周する時間tdの経過を判断すると、F7で再びタイ
マーは初期化される。
【0067】F8で、強露光を受けることにより表面電
位がVLに落ちている感光ドラムを帯電するときに流れ
る帯電電流の直流成分を検出する。検出された電流はF
9で既定値と比較され、寿命の判断が行なわれる。検出
電流が既定値より大きい場合にはF8の帯電電流の検
知、F9の判断を繰り返し、帯電ローラ全周を検出す
る。F10で帯電ローラ1周分の時間tcの経過を判断
すると、最終的に帯電部材が寿命に達していないと判断
して、寿命検知を終了する。
【0068】しかし、帯電ローラが1周する間にF9で
一瞬でも検出電流が既定値以下となることがあれば、帯
電ローラは寿命に達したと判断してF18で印刷を中断
し、F19で帯電部材の寿命をユーザーに報知する。
【0069】F10で帯電ローラ1周分の時間tcの経
過を判断し、最終的に帯電部材が寿命に達していないと
判断された場合には以下の手順で印刷が続行される。F
11でレーザーの露光を停止する。F12は現像バイア
ススイツチを接続、現像バイアスの直流成分のみ印加し
て感光ドラムにカブリトナーが付着するのを防止する。
さらに転写バイアススイッチを接続し、バイアス印加に
備える。F13はタイマーの初期化、F14で転写ロー
ラのクリーニングを行なう。F15は転写のクリーニン
グ時間を判断し、所定の時間ttr経過したら、F16
で画像を書き込み、F17で印刷を終了する。
【0070】このような手順で帯電部材の寿命検知を行
なうことにより、転写材の裏汚れを引くき起こすことな
く、第1の実施例で説明した寿命検知と同様の効果を画
像形成装置に適用することができた。
【0071】なお、本実施例ではプリントのたびに帯電
ローラの寿命検知を行なったが、プリント速度が重要視
される装置の場合や1日当たりのプリント枚数が少ない
と想定される装置の場合には、プリントのたびに帯電ロ
ーラの寿命検知を行なう必要はなく、電源投入時、ある
いは所定の枚数ごとに寿命検知を行なってもよい。
【0072】(第4の実施例)本出願の請求項4に記載
の発明によるところの帯電部材のクリーニング手段につ
いて説明する。本実施例は、帯電部材にスポンジあるい
はブラシなどのクリーニング部材を当接させて帯電部材
表面に付着した汚れをクリーニングするクリーニング手
段に関するもので、その特徴とするところは、本出願の
第1の実施例あるいは第2の実施例で説明した帯電電流
の検出電流に応じて帯電部材に対してクリーニング部材
を当接/解除することである。
【0073】帯電部材にスポンジあるいはブラシなどの
クリーニング部材を当接させて帯電部材表面に付着した
汚れをクリーニングする方法では、帯電部材にクリーニ
ング部材を当接し続けると帯電部材表面に傷をつけた
り、トナーを融着させてしまい、帯電ローラの寿命を縮
めてしまうことがあつた。また、帯電部材の汚れ度合
は、印字率や印字パターン、あるいは印刷環境などの要
因により変化するため、適切なタイミングで確実なクリ
ーニングを行なうことが難しかった。
【0074】そこで本実施例では、帯電電流の出力に応
じて帯電部材に対してクリーニング部材を当接/解除す
ることにより、必要以上にクリーニング部材を当接する
ことをなくし、かつ適切なタイミングで確実なクリーニ
ングを行なうことを可能にした。
【0075】以下、図10に基づいて具体例を説明す
る。
【0076】感光ドラム、帯電ローラは第1の実施例と
同一構成のものを使用した。帯電ローラに印加するバイ
アスは第1の実施例と同様に−700Vの直流電圧にピ
ーク間電圧2000V、周波数400HZの交流電圧を
重畳した振動電圧を印加した。このバイアスを新品の帯
電ローラに印加したときの感光ドラムの表面電位は−6
80Vであった。
【0077】また、感光ドラムを強露光することにより
表面電位はVL=−180Vになる。表面電位がVL=
一180Vの感光ドラムをVD=−680Vに帯電する
ときの帯電電流直流成分を電流検出回路11で検出した
ところ、直流電流はID=10μAであった。
【0078】また、帯電電流検出用の印加バイアスを印
加したとき、帯電電流が7.6μAに低下すると、画像
形成を行なったときに帯電不良によるカブリが発生す
る。
【0079】帯電ローラ4のクリーニング部材42とし
ては、厚さ4mm、幅6mm、長手寸法230mmのポ
リウレタン製のスポンジ42aを厚さ1mmのステンレ
ス製の板金42bに接着したものを用い、帯電ローラ長
手全域をクリーニング可能としている。このクリーニン
グ部材42は不図示の駆動手段によって帯電ローラ4へ
の当接/解除が行なわれる。
【0080】通常、クリーニング部材42は帯電ローラ
4への当接が解除されているが、帯電電流の検出電流が
既定値以下になったときには当接して一定時間クリーニ
ングを行なう。
【0081】次に、図11に基づいて、帯電部材のクリ
ーニング、及び帯電部材の寿命検知の手順について説明
する。
【0082】帯電部材の寿命検知の開始F1と同時にF
2からF4が行なわれる。F2は帯電ローラに所定のバ
イアスを印加して帯電を開始、F3はレーザーによる強
露光を開始して、感光ドラムの表面電位をVLに落と
す。F4はタイマーの初期化を行なう。ここで、感光ド
ラムを1周させることにより露光後から帯電前までの区
間の感光ドラムの表面電位をVLに落として安定させ
る。F5で感光ドラムが1周する時間tdの経過を判断
すると、F6で再びタイマーは初期化される。
【0083】F7で、強露光を受けることにより表面電
位がVLに落ちている感光ドラムを帯電するときに流れ
る帯電電流の直流成分を検出する。検出された電流はF
8で既定値と比較され、寿命の判断が行なわれる。検出
電流が既定値より大きい場合にはF7の帯電電流の検
知、F8の判断を繰り返し、帯電ローラ全周を検出す
る。F9で帯電ローラ1周分の時間tcの経過を判断す
ると、最終的に帯電部材が寿命に達していないと判断し
て、寿命検知を終了する。
【0084】しかし、帯電ローラが1周する間にF8で
一瞬でも検出電流が既定値以下となることがあれば、帯
電ローラは寿命に達したと判断してF11で帯電部材の
クリーニングを所定の時間行なう。クリーニング終了後
F12からF15の手順で再度帯電電流を検出し、寿命
の判断を行なう。つまり、F1Зで、強露光を受けるこ
とにより表面電位がVLに落ちている感光ドラムを帯電
するときに流れる帯電電流の直流成分を検出する。検出
された電流はF14で既定値と比較され、寿命の判断が
行なわれる。検出電流が既定値より大きい場合にはF1
3の帯電電流の検知、F14の判断を繰り返し、帯電ロ
ーラ全周を検出する。F15で帯電ローラ1周分の時間
tcの経過を判断すると、最終的に帯電部材が寿命に達
していないと判断して、F10に戻り寿命検知を終了す
る。
【0085】しかし、帯電ローラが1周する間にF14
で一瞬でも検出電流が既定値以下となることがあれば、
帯電ローラは寿命に達したと判断してF16で帯電部材
の寿命をユーザーに報知する。
【0086】以下、本実施例の具体例を示す。
【0087】検出電流の既定値を8.5μAとし、既定
値以下になったときクリーニング部材を当接して帯電ロ
ーラ5周分に相当する約4秒間クリーニングを行なう。
なお、電流の既定値は、カブリが発生する時の帯電電流
に余裕を加えて決定されるが、クリーニングの判断では
余裕をやや多目に取ることで、汚れが軽微な段階に短時
間のクリーニングで効果が得られるようにした。
【0088】このような設定で実際に印刷を繰り返した
ところ10000枚を越えたところで1回目のクリーニ
ングが行なわれ、その後、19000枚、27000
枚、でクリーニングを行ない、35000枚を越えたと
ころで寿命が警告報知された。その後、強制的に再度ク
リーニングを行なってみたが帯電電流は回復せず、その
状態で強制的に印刷を行なったところ500枚ほど印刷
したところで白地部にカブリが発生し、本実施例による
帯電部材のクリーニング手段が、適切なクリーニングを
行なうことが検証できた。
【0089】なお、クリーニング部材の当接を解除せず
に同様の印刷を行なったところ、6000枚を越えたと
ころで帯電ローラ表面に傷がついて使用不能となり、本
実施例による帯電部材のクリーニング手段が、帯電ロー
ラの長寿命化を達成できたことも検証できた。
【0090】(第5の実施例)本発明の第5の実施例を
説明する。本実施例は、帯電部材にスポンジあるいはブ
ラシなどのクリーニング部材を当接させて帯電部材表面
に付着した汚れをクリーニングするクリーニング手段に
関するもので、その特徴とするところは、本出願の第1
あるいは2の実施例で説明した帯電電流の検出電流に応
じて帯電部材に対してクリーニング部材を当接/解除す
ることであり、かつ、その当接圧は検出電流の出力に応
じて可変とすることである。
【0091】帯電部材にスポンジあるいはブラシなどの
クリーニング部材を当接させて帯電部材表面に付着した
汚れをクリーニングする方法では、帯電部材にクリーニ
ング部材を当接し続けると帯電部材表面に傷をつけた
り、トナーを融着させてしまい、帯電ローラの寿命を縮
めてしまうことがあった。また、帯電部材の汚れ度合
は、印字率や印字パターン、あるいは印刷環境などの要
因により変化するため、適切なタイミングでクリーニン
グを行なうことが難しかった。さらに帯電部材への汚れ
の付着力が、印刷環境により変化する場合がある。つま
り、低温低湿環境にて印刷を続けた場合には帯電部材表
面の汚れは比較的容易に剥がれるのに対し、高温高湿環
境にて印刷を続けた場合には帯電部材表面の汚れは比較
的強固に付着している。低温低湿環境では帯電部材表面
へのクリーニング部材の当接圧は低くても十分なクリー
ニング効果があり、必要以上に高い当接圧は帯電ローラ
表面の傷を促進させる。これに対して高温高湿環境では
十分なクリーニング効果を得るためには比較高い当接圧
を必要とする。
【0092】そこで本実施例では、帯電電流の出力に応
じて帯電部材に対してクリーニング部材を当接/解除す
ることにより、必要以上にクリーニング部材を当接する
ことをなくし、さらに帯電電流の出力に応じて当接圧を
可変とするにより、必要以上に高い当接圧で帯電部材表
面を傷つけることなく、かつ十分なクリーニング効果を
得ることを可能にした。
【0093】次に、図12に基づいて、帯電部材のクリ
ーニング、及び帯電部材の寿命検知の手順について説明
する。
【0094】帯電部材の寿命検知の開始F1と同時にF
2からF4が行なわれる。F2は帯電ローラに所定のバ
イアスを印加して帯電を開始、F3はレーザーによる強
露光を開始して、感光ドラムの表面電位をVLに落と
す。F4はタイマーの初期化を行なう。ここで、感光ド
ラムを1周させることにより露光後から帯電前までの区
間の感光ドラムの表面電位をVLに落として安定させ
る。F5で感光ドラムが1周する時間tdの経過を判断
すると、F6で再びタイマーは初期化される。
【0095】F7で、強露光を受けることにより表面電
位がVLに落ちている感光ドラムを帯電するときに流れ
る帯電電流の直流成分を検出する。検出された電流はF
8で既定値1と比較され、寿命の判断が行なわれる。検
出電流が既定値1より大きい場合にはF7の帯電電流の
検知、F8の判断を繰り返し、帯電ローラ全周を検出す
る。F9で帯電ローラ1周分の時間tcの経過を判断す
ると、最終的に帯電部材が寿命に達していないと判断し
て、寿命検知を終了する。
【0096】しかし、帯電ローラが1周する間にF8で
一瞬でも検出電流が既定値1以下となることがあれば、
帯電ローラは寿命に達したと判断してF11で帯電部材
のクリーニング1を所定の時間行なう。クリーニング終
了後F12からF15の手順で再度帯電電流を検出し、
寿命の判断を行なう。つまり、F13で、強露光を受け
ることにより表面電位がVLに落ちている感光ドラムを
帯電するときに流れる帯電電流の直流成分を検出する。
検出された電流はF14で既定値2と比較され、寿命の
判断が行なわれる。検出電流が既定値2より大きい場合
にはF13の帯電電流の検知、F14の判断を繰り返
し、帯電ローラ全周を検出する。F15で帯電ローラ1
周分の時間tcの経過を判断すると、最終的に帯電部材
が寿命に達していないと判断して、F10に戻り寿命検
知を終了する。
【0097】しかし、帯電ローラが1周する間にF14
で一瞬でも検出電流が既定値2以下となることがあれ
ば、帯電ローラは寿命に達したと判断してF16で帯電
部材のクリーニング2を所定の時間行なう。クリーニン
グ終了後F17からF20の手順で再度帯電電流を検出
し、寿命の判断を行なう。つまり、F18で、強露光を
受けることにより表面電位がVLに落ちている感光ドラ
ムを帯電するときに流れる帯電電流の直流成分を検出す
る。検出された電流はF19で既定値3と比較され、寿
命の判断が行なわれる。検出電流が既定値3より大きい
場合にはF18の帯電電流の検知、F19の判断を繰り
返し、帯電ローラ全周を検出する。F20で帯電ローラ
1周分の時間tcの経過を判断すると、最終的に帯電部
材が寿命に達していないと判断して、F10に戻り寿命
検知を終了する。
【0098】しかし、帯電ローラが1周する間にF19
で一瞬でも検出電流が既定値3以下となることがあれ
ば、帯電ローラは寿命に達したと判断してF21で帯電
部材の寿命をユーザーに報知する。以下、本実施例の具
体例を示す。
【0099】帯電ローラのクリーニング手段としては、
第4の実施例で用いたものと同一の構成とし、不図示の
駆動手段によって、帯電ローラヘの当接/解除を行なう
とともに、当接時の侵入量を変化させることにより当接
圧を可変とした。
【0100】また、本発明第2の実施例で説明した帯電
電流の検出手段、すなわち感光ドラム、帯電ローラは第
1の実施例と同一構成のものを使用し、帯電ローラに印
加するバイアスは次のように設定した。画像形成時には
第1の実施例と同様に−700Vの直流電圧にピーク間
電圧2000V、周波薮400Hzの交流電圧を重畳し
た振動電圧を印加する。このバイアスを新品の帯電ロー
ラに印加したときの感光ドラムの表面電位は−680V
であった。
【0101】これに対して、帯電電流検出時には−12
00Vの直流電圧にピーク間電圧2000V、周波数4
00Hzの交流電圧を重畳した振動電圧を印加する。同
様に新品の帯電ローラに印加したときの表面電位は−1
180Vであった。
【0102】また、感光ドラムを強露光することにより
表面電位はVL=−180Vになる。表面電位がVL=
−180Vの感光ドラムをVD=−1180Vに帯電す
るときの帯電電流直流成分を電流検出回路11で検出し
たところ、直流電流はID=20μAであった。
【0103】また、帯電電流検出用の印加バイアスを印
加したとき、帯電電流が15.2μAに低下すると、画
像形成を行なったときに帯電不良によるカブリが発生す
る。そこで本実施例では、既定値1を16μA、既定値
2を18μA、既定値3を15.6μAに設定し、クリ
ーニング1をクリーニング部材を20g/cm2 の当接
圧にて2秒間クリーニング、クリーニング2をクリーニ
ング部材を40g/cm2 の当接圧にて4秒間クリーニ
ングとした。
【0104】このような設定で実際に印刷を繰り返した
ところ11000枚を越えたところで1回目のクリーニ
ングが、20000枚で2回目のクリーニングが、それ
ぞれ20g/cm2 の当接圧にて行なわれ、その後27
000枚、35000枚で20g/cm2 の当接圧での
クリーニングに続いて40g/cm2 の当接圧にてクリ
ーニングが行なわれ、40000枚を越えたところで寿
命が警告報知された。その後、強制的に再度クリーニン
グを行なってみたが帯電電流は回復せず、その状態で強
制的に印刷を行なったところ200枚ほど印刷したとこ
ろで白地部にカブリが発生し、本実施例による帯電部材
のクリーニング手段が、適切なクリーニングを行なうこ
とが検証できた。
【0105】なお、クリーニング部材の当接を解除せず
に同様の印刷を行なったところ、6000枚を越えたと
ころで帯電ローラ表面に傷がついて使用不能となり、本
実施例による帯電部材のクリーニング手段が、帯電ロー
ラの長寿命化を達成できたことも検証できた。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係わる第
1の発明によれば、帯電電流は感光ドラムの表面電位を
反映しているため、この帯電電流を検出することにより
感光ドラムの帯電状態を検知することができ、その結果
帯電部材の寿命を検知することができる。
【0107】また、本出願に係わる第2の発明によれ
ば、帯電電流の検出効率が向上するため、帯電部材の寿
命検知の高精度化を図ることができる。
【0108】また、本出願に係わる第3の発明によれ
ば、画像形成装置が帯電部材の寿命検知手段を備えるこ
とにより、帯電不良によるカブリ画像が発生することの
ない、常に良好な画像を提供することのできる画像形成
装置を提供することができる。また、本出願に係わる第
4の発明によれば、帯電ローラの寿命検知終了後に転写
部材のクリーニングを行なうことにより、転写材の裏汚
れが発生することなく帯電部材の寿命を検知することが
でき、帯電不良によるカブリ画像が発生することのな
い、常に良好な画像を提供することのできる画像形成装
置を提供することができる。
【0109】また、本出願に係わる第5の発明によれ
ば、帯電電流の出力に応じて帯電部材に対してクリーニ
ング部材を当接/解除することにより、必要以上にクリ
ーニング部材を当接することをなくして帯電部材の長寿
命化を図ることができ、かつ適切なタイミングで確実な
クリーニングを行なうことができる。
【0110】また、本出願に係わる第6の発明によれ
ば、帯電電流の出力に応じて帯電部材に対してクリーニ
ング部材を当接/解除することにより、必要以上にクリ
ーニング部材を当接することをなくし、さらに帯電電流
の出力に応じて当接圧を可変とすることにより、必要以
上に高い当接圧で帯電部材表面を傷つけることなく、帯
電部材の長寿命化かつ確実なクリーニング効果を得るこ
とができる。
【0111】また、本出願に係わる第7の発明によれ
ば、帯電電流の検出効率が向上するため、より適切なタ
イミングで帯電部材のクリーニングを行なうことができ
る。
【0112】また、本出願に係わる第8の発明によれ
ば、帯電部材のクリーニングを適切なタイミングで必要
に応じて行なうことにより帯電部材の長寿命化が図れ、
かつ帯電部材の寿命を検知することにより帯電不良によ
るカブリ画像が発生することのない、常に良好な画像を
提供することのできる画像形成装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる帯電部材の寿命
検知手段の概略構成図である。
【図2】本発明に係わる画像形成装置の概略構成図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例に係わるレーザーの露光
量と感光ドラムの表面電位の関係を表す図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係わる感光ドラムの表
面電位と帯電電流の関係を表す図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係わる帯電部材の寿命
検知手段の手順を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例に係わる帯電部材の寿命
検知手段の手順を説明するタイミングチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例に係わる帯電部材の寿命
検知手段の概略構成図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係わる帯電部材の寿命
検知手段の手順を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例に係わる帯電部材の寿命
検知手段の手順を説明するタイミングチャートである。
【図10】本発明の第4の実施例に係わる帯電部材の寿
命検知手段の概略構成図である。
【図11】本発明の第4の実施例に係わる帯電部材の寿
命検知手段の手順を説明するフローチャートである。
【図12】本発明の第5の実施例に係わる帯電部材の寿
命検知手段の手順を説明するフローチャートである。
【図13】本発明の従来例を説明する図である。
【符号の説明】
3・・・感光ドラム 4・・・帯電ロ
ーラ 11・・・電流検出回路 12・・・制御
回路 13・・・寿命警告報知回路 41・・・帯電
バイアス電源 42・・・クリーニング部材 51・・・現像
バイアス電源 52・・・現像バイアススイッチ 53・・・現像
スリーブ 54・・・トナー 61・・・転写
バイアス電源 62・・・転写バイアススイッチ 63・・・転写
ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 512

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、 前記像担持体の表面に接触する帯電部材により、前記像
    担持体の表面を一様に帯電させる帯電手段と、 前記像担持体の表面を露光する露光手段と、 前記帯電手段の帯電に伴なって流れる帯電電流を検出す
    る検出手段と、 前記帯電電流が既定値に達した場合に前記帯電部材の寿
    命警告を報知する手段とを有することを特徴とする帯電
    部材の寿命検知手段。
  2. 【請求項2】 帯電電流の検出結果に基づいて帯電部材
    の寿命を検知する帯電部材の寿命検知手段において、 帯電電流検出時に前記帯電部材に印加する電圧が、画像
    形成時に前記帯電部材に印加する電圧より大きいことを
    特徴とする請求項1記載の帯電部材の寿命検知手段。
  3. 【請求項3】 少なくとも請求項1あるいは2記載の帯
    電部材の寿命検知手段と、 前記静電潜像に現像剤を付着させ現像剤像を形成する現
    像手段と、 前記現像剤像を転写材に転写する転写手段と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 転写手段が、像担持体に転写材を介して
    接触する転写部材により、現像剤像を転写材に転写する
    転写手段であり、 前記転写部材に付着した現像剤をクリーニングする転写
    部材のクリーニング手段を備える請求項3の画像形成装
    置において、 帯電部材の寿命検知終了後に転写部材のクリーニングを
    行なうことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 像担持体と、 前記像担持体の表面に接触する帯電部材により、前記像
    担持体の表面を一様に帯電させる帯電手段と、 前記像担持体の表面を露光する露光手段と、 前記帯電手段の帯電に伴なって流れる帯電電流を検出す
    る検出手段と、 帯電部材に当接させて帯電部材に付着した付着物をクリ
    ーニングするクリーニング部材と、 前記クリーニング部材を帯電部材に対して当接、及び解
    除を行なう機構と、 を備えることを特徴とする帯電部材のクリーニング手
    段。
  6. 【請求項6】 像担持体と、前記像担持体の表面に接触
    する帯電部材により、前記像担持体の表面を一様に帯電
    させる帯電手段と、 前記像担持体の表面を露光する露光手段と、 前記帯電手段の帯電に伴なって流れる帯電電流を検出す
    る検出手段と、 帯電部材に当接させて帯電部材に付着した付着物をクリ
    ーニングするクリーニング部材と、 前記クリーニング部材を帯電部材に対して、複数の当接
    圧による当接、及び解除を行なう機構と、 を備えることを特徴とする帯電部材のクリーニング手
    段。
  7. 【請求項7】 帯電電流の検出結果に基づいて帯電部材
    のクリーニングを行なう帯電部材のクリーニング手段に
    おいて、 帯電電流検出時に前記帯電部材に印加する電圧が、画像
    形成時に前記帯電部材に印加する電圧より大きいことを
    特徴とする請求項5あるいは6記載の帯電部材のクリー
    ニング手段。
  8. 【請求項8】 少なくとも請求項5乃至7のいずれかに
    記載の帯電部材のクリーニング手段と、前記静電潜像に
    現像剤を付着させ現像剤像を形成する現像手段と、 前記現像剤像を転写材に転写する転写手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
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