JPH08152603A - 測定器の液晶表示装置 - Google Patents

測定器の液晶表示装置

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JPH08152603A
JPH08152603A JP31593194A JP31593194A JPH08152603A JP H08152603 A JPH08152603 A JP H08152603A JP 31593194 A JP31593194 A JP 31593194A JP 31593194 A JP31593194 A JP 31593194A JP H08152603 A JPH08152603 A JP H08152603A
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JP
Japan
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liquid crystal
temperature
temp
crystal display
drive frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP31593194A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosuke Sugawara
良輔 菅原
Akira Nishio
章 西尾
Akira Kawamoto
晟 河本
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶温度が変化した場合にもちらつきやコン
トラスト低下が起こらないようにする。 【構成】 電子天秤のパネル面には液晶表示器16が取
りつけられている。電子天秤の動作を制御する制御回路
18には電子天秤に内蔵された磁石12に取りつけられ
た温度センサー14の検出値を増幅する温度アンプ20
が内蔵されており、温度センサー14の検出信号はその
温度アンプ20を経てCPU22に取り込まれる。CP
U22はそれに内蔵された温度−駆動周波数変換テーブ
ルに格納されている温度と駆動周波数最適値の関係を示
すデータを元にして、そのときの温度に最適な駆動周波
数を求め、発振器28から液晶ドライバー30への発振
周波数を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子天秤やデジタルボル
トメータなどの測定器に設けられた液晶表示装置に関
し、特に広い温度範囲、例えば−10℃〜+40℃とい
うような条件で使用されるのに適する液晶表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示器のうちTN(Twisted nemati
c)方式の液晶表示器は、ネマティック液晶のねじれ効
果を表示に応用した方式であり、液晶のねじれ角が大き
いほど視野角が大きくなる。視野角は、図1(A)に示
されるように、液晶面2に対してオン・オフのコントラ
ストがはっきりして見やすい範囲である。コントラスト
は(B)に示されるように、視野角の両端部になるほど
悪くなっていく。一方、液晶のねじれ角が大きくなる
と、オン・オフの立上り、立下がりの時間が長くかかる
ようになり、応答性が悪くなる。ダイナミック駆動方式
(マルチプレクシング表示駆動方式とも呼ばれ、画素の
オン・オフを順次切り換えて行なう方式)では、応答性
が悪くなるとオン・オフの判別ができなくなり、表示内
容が読めなくなるなどの問題が生じる。ここで、立上り
とは液晶分子が配向膜に対して垂直に配列することであ
り、立下りとは液晶分子が配向膜に沿ってねじれて配列
することである。このように、液晶の視野角と応答性は
相反する事象であり、両方をともに満足させることは難
しく、一般には応答性を上げるために視野角を犠牲にし
ている。
【0003】液晶表示器はその駆動周波数が低すぎると
表示にちらつきが生じ、逆に駆動周波数が高すぎると液
晶の立上り、立下がりが追随できなくなり、コントラス
トが悪くなる。条件を設定すれば、そのときの最適駆動
周波数が存在する。例えば、室温で1/3・バイアス、
1/4・デューティの条件で駆動する場合には、駆動周
波数の最適値は80Hz程度である。そして、駆動周波
数はその最適周波数に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】液晶の応答性は温度の
関数であり、温度が高くなると応答性が速くなり、温度
が低くなると応答性が遅くなる。例えば−5℃というよ
うな低温になると、応答性は室温の場合の数倍にも遅く
なる。
【0005】図2は駆動周波数が一定に固定されている
場合に、温度が変化した場合の液晶のオン・オフを模式
的に示したものである。例えば駆動周波数が室温で最適
値に設定されていた場合に、室温より高温になると駆動
電圧の次の立上りまでに液晶が完全に立ち下がってしま
い、表示にちらつきが生じる。一方、室温より低温にな
ると液晶が十分に立ち上がらない間に立下りの期間に入
り、コントラストが低下する。そこで、本発明は液晶温
度が変化した場合にもちらつきやコントラスト低下が起
こらないようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、液晶表示器
を駆動する液晶ドライバーがダイナミック駆動方式であ
り、液晶表示器の液晶表示面又はその近傍の温度を検出
する温度センサーが設けられており、その温度センサー
の温度検出信号を取り込み、温度が高くなれば液晶ドラ
イバーの駆動周波数を高くし、温度が低くなれば液晶ド
ライバーの駆動周波数を低くするように、液晶ドライバ
ーの駆動周波数を調整する。
【0007】
【作用】いま、室温で駆動周波数が最適値に設定されて
いるとする。液晶温度が室温よりも上がった場合、液晶
の応答性が速くなるが、温度に応じて駆動周波数が高め
られるので、ちらつきが抑えられる。逆に液晶温度が室
温よりも下がった場合、液晶の応答性が遅くなるが、駆
動周波数が下がるように調整されるため、液晶の立上り
と立下りがその遅くなった駆動周波数に追従することが
できるようになり、コントラストの低下を防ぐことがで
きる。
【0008】
【実施例】図3は電子天秤に液晶表示装置が設けられた
一実施例を概略的に表したものである。電子天秤の機構
部分10には磁石12が内蔵されており、その磁石12
には温度変化による磁束密度の変化を補正するために温
度センサー14が取りつけられている。TN方式でダイ
ナミック駆動される反射型表示方式の液晶表示器16が
磁石12の近くで電子天秤のパネル面に取りつけられて
いる。温度センサー14は液晶表示器16の近傍に設け
られているので、液晶表示器16の液晶表示面の温度と
温度センサー14による検出温度の間には大きな差はな
い。
【0009】この電子天秤の動作を制御する制御回路1
8には温度センサー14の検出値を増幅する温度アンプ
20が内蔵されている。温度センサー14の検出信号は
その温度アンプ20を経てCPU22に取り込まれる。
CPU22は、図4に示されるように、本発明での駆動
周波数調整部24の機能を果たすものであり、CPU2
2に内蔵された温度−駆動周波数変換テーブル24に格
納されている温度と駆動周波数最適値の関係を示すデー
タを基にして、そのときの温度に最適な駆動周波数を求
め、発振器28から液晶ドライバー30への発振周波数
を調整する。図3では制御回路18、CPU22、発振
器28、液晶ドライバー30が電子天秤のケースの外部
に表示されているが、実際にはこれらの各部は全て電子
天秤の本体内に設置されているものである。
【0010】この実施例の動作を図5により改めて示す
と、CPU22が温度センサー14の検出温度値を温度
アンプ20を経て取り込み、変換テーブル24のデータ
を基に最適な駆動周波数を求め、その駆動周波数により
発振器28から液晶ドライバー30を駆動させる。この
動作は電子天秤が動作中は繰り返し行なわれる。
【0011】図4では、検出された温度に対する最適な
駆動周波数を決定するために変換テーブル26を用いて
いるが、変換テーブルの代わりに駆動周波数と温度の関
係を示す計算式を予め用意しておき、その計算式に従っ
て駆動周波数を算出するようにしてもよい。
【0012】また、図3の実施例では液晶ドライバー3
0がCPU22とは別に設けられている例を示している
が、液晶ドライバーがCPUに内蔵され、外部コマンド
により駆動周波数を変えられるように構成されている場
合にも、同様にして本発明を適用することができる。
【0013】また図3の実施例では温度センサー14は
磁石12の温度による磁束密度の変化を補正するために
電子天秤自体に設けられているものを共用する例で説明
しているが、他の温度センサーとして例えば雰囲気温度
を計測しゼロ点ドリフト補正に使用される温度センサー
をこの駆動周波数調整用の温度センサーとして共用する
こともできるし、液晶表示器16自体の温度を検出する
ために、電子天秤用に本来設けられている温度センサー
とは別に温度センサーを設けて図3の実施例の駆動周波
数調整用に用いることもできる。
【0014】実施例のように電子天秤自体の機能に必要
な温度センサーをこの発明の駆動周波数調整用の温度セ
ンサに共用すれば温度センサーを別途設ける必要がな
く、それだけ構成が簡略化され、低コスト化する。
【0015】温度表示器自体の温度を検出するのではな
く、磁石に設けられた温度センサーやその他の温度セン
サーを共用する場合には、液晶表示器の液晶表示面温度
とその共用されている温度センサーとの検出温度が一致
しないことがある。これは、例えば磁石12の温度セン
サー14の場合には、磁石12のコイルからの発熱が影
響することがあるからである。そのような場合、磁石1
2の温度と液晶表示器16の液晶表示面温度との温度差
を予め求めておいて補正するようにしたり、あるいはコ
イルの発熱量を勘案して計算で温度を補正するなどの手
段を設けるのが好ましい。
【0016】実施例のように液晶表示器として反射型表
示方式を採用すれば、バックライトをつける透過型表示
方式に比べて消費電力が少なく、発熱量も小さくてす
む。また、EL(Electroluminescence)管などに比較
するとノイズが少なくなる。
【0017】液晶表示器への表示情報の更新インターバ
ルは一般に一定に設定されている。液晶温度が低下して
液晶の応答性が遅くなってくると、表示情報の更新イン
ターバルが短かい場合にはコントラストが悪くなってく
る。したがって、表示情報の更新インターバルも液晶温
度に応じて変化させるようにしてもよい。例えば温度が
高い場合は数字の変化を順次連続して行なわせるように
し、温度が低下して応答性が遅くなってくると数字を1
つ置き又は2つ置きというように更新インターバルを長
くすることによって、液晶の立上りと立下りが表示情報
の更新インターバルに追従できるようにする。表示情報
の更新インターバルの調整は、駆動周波数の調整ととも
に行なうようにしてもよく、駆動周波数を調整しない場
合にも更新インターバルのみを調整することも有効であ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明では液晶の温度が高くなれば駆動
周波数を高くし、温度が低くなれば逆に駆動周波数を低
くするように液晶ドライバーの駆動周波数を調整するよ
うにしたので、広い温度範囲にわたってちらつきをなく
し、高いコントラストを実現することができる。また、
従来のように視野角を犠牲にしたうえで応答性を上げる
ようなことをしなくても、低温になって応答性が悪くな
っても駆動周波数を下げることによりコントラストの低
下を防ぐことができるので、広い視野角を維持したまま
で高いコントラストを維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶表示器の視野角とコントラストを示す図で
ある。
【図2】駆動周波数が一定で温度が変化した場合の液晶
の立上りと立下りを示す図である。
【図3】一実施例を示す概略図である。
【図4】同実施例におけるCPUの機能を示すブロック
図である。
【図5】一実施例の動作を示すフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
10 電子天秤機構部 12 磁石 14 温度センサー 16 液晶表示器 18 制御回路 20 温度アンプ 22 CPU 24 駆動周波数調整部 26 温度−駆動周波数変換テーブル 28 発振器 30 液晶ドライバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子天秤などの測定器に設けられた液晶
    表示器と、 その液晶表示器をダイナミック駆動方式により駆動する
    液晶ドライバーと、 液晶表示器の液晶表示面又はその近傍の温度を検出する
    温度センサーと、 その温度センサーの温度検出信号を取り込み、温度が高
    くなれば液晶ドライバーの駆動周波数を高くし、温度が
    低くなれば液晶ドライバーの駆動周波数を低くするよう
    に、液晶ドライバーの駆動周波数を調整する駆動周波数
    調整部と、を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
JP31593194A 1994-11-25 1994-11-25 測定器の液晶表示装置 Pending JPH08152603A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31593194A JPH08152603A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 測定器の液晶表示装置

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JP31593194A JPH08152603A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 測定器の液晶表示装置

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JPH08152603A true JPH08152603A (ja) 1996-06-11

Family

ID=18071329

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JP31593194A Pending JPH08152603A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 測定器の液晶表示装置

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JP (1) JPH08152603A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9691331B2 (en) 2006-07-07 2017-06-27 Saturn Licensing Llc Backlight liquid crystal display device supplied with varying gradation voltages at frequencies corresponding to the video signal frequency

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9691331B2 (en) 2006-07-07 2017-06-27 Saturn Licensing Llc Backlight liquid crystal display device supplied with varying gradation voltages at frequencies corresponding to the video signal frequency

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