JPH08150978A - 自転車用軸支持装置 - Google Patents

自転車用軸支持装置

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JPH08150978A
JPH08150978A JP6294597A JP29459794A JPH08150978A JP H08150978 A JPH08150978 A JP H08150978A JP 6294597 A JP6294597 A JP 6294597A JP 29459794 A JP29459794 A JP 29459794A JP H08150978 A JPH08150978 A JP H08150978A
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JP
Japan
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shaft
bicycle
frame
shaft housing
intermediate sleeve
Prior art date
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Pending
Application number
JP6294597A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Todoroki
寛 轟
Nobuaki Shimada
信秋 島田
Kenichi Takai
謙一 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Cycle Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Cycle Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自転車用軸支持装置のコストを低下させると
共に、軸支持装置のベアリングユニットを簡単な方法で
確実に固定できるようにすること。 【構成】 自転車フレームの前フレームFと後フレーム
Rとの連結部に中空円筒状の軸ハウジング14を設け
る。この軸ハウジング14内に遊嵌されるボールベアリ
ング15によって両側端部を支承される軸筒16を前記
軸ハウジング14内に配置する。この軸ハウジング14
と前記ボールベアリング15のアウターレース15aと
の隙間に変形可能な中間スリーブ17を圧入して前記軸
筒16を回転自在に保持する。この軸筒16の両側に前
記後フレームRより突設したブラケット6,6を当てが
うと共に、これらのブラケット6,6および前記軸筒1
6をボルト18により貫通してナット19により抜け止
めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車のフレームを前
フレームと後フレームとに分割し、これらを回動自在に
連結する場合の連結部における軸支持装置または、自転
車のクランク軸を支持するハンガ部における軸支持装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、例えば特公
平1−55687号公報に開示されている軸支持装置、
および特開平4−183692号公報に開示されている
自転車用クランク軸ユニットの取付具がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来装置の前
者(特公平1−55687号)は、ベアリングユニット
外輪周面、又はハウジング孔面に歯を形成し、その間に
中間スリーブを圧入する方法であるが、中間スリーブが
変形可能な材料とはいえ、ベアリングユニット外輪、ハ
ウジング孔、そして中間スリーブの半径方向精度が要求
される。又、ベアリング外周面や、ハウジング孔面等に
歯を形成する為、追加工が必要となるから、製造がむず
かしいという問題点があった。
【0004】また従来装置の後者(特開平4−1836
92号)は、第1,第2分割体(中間スリーブ)を自転
車のボトムブラケットと、クランク軸ユニットとの間に
介装させて、クランク軸ユニットを固定させる方法であ
るが、ボトムブラケットと、クランク軸ユニットをガタ
なく固定するには、ボトムブラケット内径、ユニット外
径、第1,第2分割体の半径方向板厚、及び軸方向の各
精度が必要となるため、この装置を製造するには、高い
加工精度が要求されるから、やはり製造が容易ではない
という問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、ヘッドパイプと上部立パイプ
と、これらの連結部材とからなる前フレームを一体的に
形成し、下部立パイプとバックホークと、これらの連結
部材とからなる後フレームを一体的に形成し、前記上部
立パイプの下端部および前記下部立パイプの上端部の近
傍で前記前フレームと後フレームとを回動自在に連結
し、この前フレームと後フレームとの間にショックアブ
ソーバーを介装した自転車フレームにおいて、前フレー
ムの前記連結部に中空円筒状の軸ハウジングを設け、こ
の軸ハウジング内に遊嵌されるボールベアリングによっ
て両側端部を支承される軸筒を前記軸ハウジング内に配
置すると共に、この軸ハウジングと前記ボールベアリン
グのアウターレースとの隙間に変形可能な中間スリーブ
を圧入して前記軸筒を回転自在に保持し、この軸筒の両
側に前記後フレームより突設したブラケットを当てがう
と共に、これらのブラケットおよび前記軸筒をボルトに
より貫通してナットにより抜け止めして自転車用軸支持
装置を構成する。
【0006】また前記した第1発明の自転車用軸支持装
置の中間スリーブの外側端に内外側へ突出するフランジ
部を一体に形成し、中間スリーブの外周面または内周面
あるいはその内外両面に、軸線方向の断面形状が鋸歯状
になる凹凸を設けてもよい。
【0007】また前記した第1発明の自転車用軸支持装
置の中間スリーブの外側端に内外側へ突出するフランジ
部を一体に形成し、中間スリーブの外周面に軸線方向の
突条を分布して設けてもよい。
【0008】また本発明においては、ヘッドパイプと上
部立パイプと、これらの連結部材とからなる前フレーム
を一体的に形成し、下部立パイプとバックホークと、こ
れらの連結部材とからなる後フレームを一体的に形成
し、前記上部立パイプの下端部および前記下部立パイプ
の上端部の近傍で前記前フレームと後フレームとを回動
自在に連結し、この前フレームと後フレームとの間にシ
ョックアブソーバーを介装した自転車フレームにおい
て、前フレームの前記連結部に中空円筒状の軸ハウジン
グを設け、この軸ハウジング内に遊嵌されるボールベア
リングによって両側端部を支承される軸筒を前記軸ハウ
ジング内に配置すると共に、前記ボールベアリングのア
ウターレース間に、外周に軸線方向の断面形状が鋸歯状
になる凹凸を形成したスリーブを介挿し、前記軸ハウジ
ングと前記ボールベアリングのアウターレースおよびス
リーブとの隙間に変形可能な中間スリーブを圧入して前
記軸筒を回転自在に保持し、この軸筒の両側に前記後フ
レームより突設したブラケットを当てがうと共に、これ
らのブラケットおよび前記軸筒をボルトにより貫通して
ナットにより抜け止めして自転車用軸支持装置を構成す
る。
【0009】また本発明においては、ヘッドパイプと上
部立パイプと、これらの連結部材とからなる前フレーム
を一体的に形成し、下部立パイプとバックホークと、こ
れらの連結部材とからなる後フレームを一体的に形成
し、前記上部立パイプの下端部および前記下部立パイプ
の上端部の近傍で前記前フレームと後フレームとを回動
自在に連結し、この前フレームと後フレームとの間にシ
ョックアブソーバーを介装した自転車フレームにおい
て、前フレームの前記連結部に中空円筒状の軸ハウジン
グを設け、この軸ハウジング内に遊嵌されるボールベア
リングによって両側端部を支承される軸筒を前記軸ハウ
ジング内に配置し、前記左右のボールベアリングのアウ
ターレースを一体に形成し、このアウターレースと前記
軸ハウジングとの隙間に変形可能な中間スリーブを圧入
して前記軸筒を回転自在に保持し、この軸筒の両側に前
記後フレームより突設したブラケットを当てがうと共
に、これらのブラケットおよび前記軸筒をボルトにより
貫通してナットにより抜け止めして自転車用軸支持装置
を構成する。
【0010】また本発明においては、自転車のクランク
軸を回転自在に支持するハンガ部において、ハンガ内に
中空円筒状の軸ハウジングを設け、この軸ハウジング内
に中空円筒状の軸筒を遊嵌して設け、この軸筒内にボー
ルベアリングを介してクランク軸を回転自在に設け、こ
の軸筒と前記軸ハウジングとの隙間に変形可能な中間ス
リーブを圧入して自転車用軸支持装置を構成する。
【0011】
【作用】上述したように本発明で使用する中間スリーブ
は、変形可能な材質であるため、軸ハウジングの内周部
の隙間に容易に圧入して中心部の軸筒を確実に保持する
ことができる。特に中間スリーブの外周面または内周面
あるいは、その内外両面に、軸線方向の断面形状が鋸歯
状になる凹凸を設けた場合は、圧入時の変形をさらに無
理なく吸収することができるため、軸ハウジングの内径
およびベアリングを内蔵する軸筒の外径の半径方向精度
は高める必要がなくなる。またこの中間スリーブは、F
RP(繊維強化樹脂)や、硬質樹脂等を素材として一体
成形することができるから、コストの低下をはかること
ができる。
【0012】また前記した中間スリーブの外側端に内外
側へ突出するフランジ部を一体に形成すれば、このフラ
ンジ部が軸ハウジングの外側端面に衝合するまで中間ス
リーブを圧入することによって軸支持装置の軸線方向の
位置決めを確実に行うことができる。また中間スリーブ
に設けた鋸歯状の凹凸は、軸支持装置の構成部材の軸線
方向の抜け止めに役立つから、本発明によれば、軸支持
装置のベアリングユニットを簡単な方法で確実に固定す
ることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を説明す
る。図中1(図1参照)は自転車フレームのヘッドパイ
プ、2はメインパイプ、3は上部立パイプ、4はメイン
パイプ2と上部立パイプ3との連結用の中ラグ、Fはこ
れらのヘッドパイプ1と、メインパイプ2と、上部立パ
イプ3とを一体的に接合して形成した前フレームであ
る。
【0014】また5は下部立パイプ、6は下部立パイプ
5の上端部に突設したブラケット、7はブラケット6と
連結したバックホーク、8はバックホーク7の後端に連
結した後爪、9は下部立パイプ5の下端に連結したハン
ガ、10はハンガ9と後爪8との間に設けたチエンステ
ー、Rはこれら下部立パイプ5と、バックホーク7と、
チエンステー10とを一体的に結合して形成した後フレ
ームである。
【0015】また、11はメインパイプ2の下方へ突設
したブラケット、12は下部立パイプ5の前方へ突設し
たブラケット、13はこれらのブラケット11,12間
に介挿したショックアブソーバーである。
【0016】図1および図2は、本発明の第1実施例を
示すもので、本実施例においては、前フレームFと後フ
レームRとの連結部に設けた中ラグ4内に中空円筒状の
軸ハウジング14を設け、この軸ハウジング14内に遊
嵌されるボールベアリング15,15によって両側端部
を支承される軸筒16を前記軸ハウジング14内に配置
すると共に、この軸ハウジング14と前記ボールベアリ
ング15のアウターレース15aとの隙間に変形可能な
中間スリーブ17を圧入して前記軸筒16を回転自在に
保持する。
【0017】また前記した軸筒16の両側に前記後フレ
ームRより突設したブラケット6,6を当てがうと共
に、これらのブラケット6,6および前記軸筒16をボ
ルト18により貫通すると共に、ナット19により抜け
止めして自転車用軸支持装置を構成する。なお図中20
(図2参照)は座金である。また前記変形可能な中間ス
リーブ17の材質としては、FRP(繊維強化樹脂)
や、硬質樹脂が適している。
【0018】また図2〜図9に示すように、本発明の自
転車用軸支持装置の中間スリーブ17の外側端には、内
外側へ突出するフランジ部17aを一体に形成し、中間
スリーブ17の円筒部の外周面または内周面あるいはそ
の内外両面に、軸線方向の断面形状が鋸歯状になる凹凸
17bを設けるとよい。図2の中間スリーブ17は、中
間スリーブの円筒部の内外両面に、前記鋸歯状の凹凸1
7bを形成したものであり、図3の中間スリーブ17
は、中間スリーブの円筒部の外周面に、前記鋸歯状の凹
凸17bを形成したものであり、図4の中間スリーブ1
7は、中間スリーブの円筒部の内周面に、前記鋸歯状の
凹凸17bを形成したものである。
【0019】また図5〜図9は、中間スリーブ17の他
の実施例を示すもので、図5は中間スリーブ17の円筒
部の外周面に設けた鋸歯状の凹凸17bの凸部の頂部を
平らにした例であり、図6は鋸歯状の凹凸17bの頂部
を鋭角に形成した例である。また図7は中間スリーブ1
7の円筒部の外周面に鋸歯状の凹凸17bを形成すると
共に、フランジ部17aの近接部に環状溝17cを設け
たものである。
【0020】また図8は中間スリーブ17の円筒部の外
周面に鋸歯状の凹凸17bを設けると共に、この凹凸1
7b上に軸線と平行な切欠溝17dを円周上に分布して
設けたものである。また図9は中間スリーブ17の円筒
部の外周面に設けた鋸歯状の凹凸17bをねじ状に形成
した例である。
【0021】また図10は、前記した本発明の自転車用
軸支持装置の中間スリーブ17の外側端に内外側へ突出
するフランジ部17aを一体に形成し、中間スリーブの
円筒部の外周面に軸線方向の突条17eを分布して設け
たものである。
【0022】図11は、本発明の他の実施例を示すもの
で、前記符号と同一の符号は同等のものを示している。
本実施例においては、前フレームFの前記連結部の中ラ
グ4内に中空円筒状の軸ハウジング14を設け、この軸
ハウジング14内に遊嵌されるボールベアリング15,
15によって両側端部を支承される軸筒16を前記軸ハ
ウジング14内に配置すると共に、前記ボールベアリン
グ15,15のアウターレース15a,15a間に、外
周に軸線方向の断面形状が鋸歯状になる凹凸21aを形
成したスリーブ21を介挿し、前記軸ハウジング14
と、前記ボールベアリング15のアウターレース15a
およびスリーブ21との隙間に中間スリーブ17を圧入
して前記軸筒16を回転自在に保持し、この軸筒16の
両側に前記後フレームRより突設したブラケット6,6
を当てがうと共に、これらのブラケット6,6および前
記軸筒16をボルト18により貫通してナット19によ
り抜け止めして自転車用軸支持装置を構成する。
【0023】また図12は、図11の変形例を示すもの
で、この実施例では、前記スリーブ21の代わりに一方
の中間スリーブ17Aを延長してスリーブ21に代わる
延長部17fを形成し、他方の中間スリーブ17Bの内
側端部17gが前記延長部17fと重合するようにした
ものである。その他の構成は図11と同様である。
【0024】また図13〜図15は、本発明の他の実施
例を示すもので、前記符号と同一の符号は同等のものを
示している。本実施例においては、前フレームFの前記
連結部の中ラグ4内に中空円筒状の軸ハウジング14を
設け、この軸ハウジング14内に遊嵌されるボールベア
リング15,15によって両側端部を支承される軸筒1
6を前記軸ハウジング14内に配置し、前記左右のボー
ルベアリング15,15のアウターレース15aを一体
に形成し、このアウターレース15aと前記軸ハウジン
グ14との隙間に中間スリーブ17を圧入して前記軸筒
16を回転自在に保持し、この軸筒16の両側に前記後
フレームRより突設したブラケット6,6を当てがうと
共に、これらのブラケット6,6および前記軸筒16を
ボルト18により貫通してナット19により抜け止めし
て自転車用軸支持装置を構成する。
【0025】図13は中間スリーブ17の外周面に軸線
方向の断面形状が鋸歯状になる凹凸17bを形成したも
のであり、図14は中間スリーブ17の外周面の一部に
前記凹凸17bを設けると共に、ボールベアリング15
のアウターレース15aの外周面にも前記凹凸17bと
同様の凹凸15bを設けたものである。また図15は一
方の中間スリーブ17Cの外周面のフランジ側に前記凹
凸17bを設け、そのスリーブの端部側に凸部17hを
設けると共に、軸ハウジング14の内面に凸部17hと
係合する凹溝14aを設け、また他方の中間スリーブ1
7Dの外周面のフランジ側に前記凹凸17bを設け、そ
のスリーブの端部の内周面に突部17iを設けると共
に、ボールベアリング15のアウターレース15aの外
周面に突部17iと係合する凹溝15cを設けたもので
ある。
【0026】図16は本発明を自転車のハンガーユニッ
トに応用した実施例を示すもので、図中5は自転車フレ
ームの下部立パイプ、9はハンガである。本実施例にお
いては、ハンガ9内に中空円筒状の軸ハウジング22を
設け、この軸ハウジング22内に中空円筒状の軸筒23
を遊嵌して設け、この軸筒23内にボールベアリング2
4を介してクランク軸25を回転自在に設け、この軸筒
23と前記軸ハウジング22との隙間に中間スリーブ2
6を圧入して自転車用軸支持装置を構成する。
【0027】なおこの実施例では、軸筒23の外周面に
前記凹凸と同様の凹凸23aが形成してあり、中間スリ
ーブ26の外周面のフランジ側には、同じく前記凹凸と
同様の凹凸26aが形成してある。なお、この中間スリ
ーブ26は、前記した各実施例の中間スリーブ17と同
様の構造にすることも可能である。
【0028】
【発明の効果】上述したように本発明で使用する中間ス
リーブは、変形可能な材質であるため、軸ハウジングの
内周部の隙間に容易に圧入して中心部の軸筒を確実に保
持することができる。特に中間スリーブの外周面または
内周面あるいは、その内外両面に、軸線方向の断面形状
が鋸歯状になる凹凸を設けた場合は、圧入時の変形をさ
らに無理なく吸収することができるため、軸ハウジング
の内径およびベアリングを内蔵する軸筒の外径の半径方
向精度は高める必要がなくなる。またこの中間スリーブ
は、FRP(繊維強化樹脂)や、硬質樹脂等を素材とし
て一体成形することができるから、コストの低下をはか
ることができるという効果が得られる。
【0029】また前記した中間スリーブの外側端に内外
側へ突出するフランジ部を一体に形成すれば、このフラ
ンジ部が軸ハウジングの外側端面に衝合するまで中間ス
リーブを圧入することによって軸支持装置の軸線方向の
位置決めを確実に行うことができる。また中間スリーブ
に設けた鋸歯状の凹凸は、軸支持装置の構成部材の軸線
方向の抜け止めに役立つから、本発明によれば、軸支持
装置のベアリングユニットを簡単な方法で、確実に固定
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を有する自転車フレームの側面図で
ある。
【図2】図1の前フレームと後フレームの連結部を示す
断面図である。
【図3】図2と同じ部分の変形例図である。
【図4】図2と同じ部分の変形例図である。
【図5】中間スリーブの部分断面図である。
【図6】中間スリーブの部分断面図である。
【図7】中間スリーブの部分断面図である。
【図8】中間スリーブの部分断面図である。
【図9】中間スリーブの部分断面図である。
【図10】(a)は、中間スリーブの部分断面図であ
り、(b)は、その正面図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図12】図11の変形例図である。
【図13】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図14】図13の変形例図である。
【図15】図13の変形例図である。
【図16】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドパイプ 2 メインパイプ 3 上部立パイプ 4 中ラグ F 前フレーム 5 下部立パイプ 6 ブラケット 7 バックホーク 8 後爪 9 ハンガ 10 チエンステー R 後フレーム 11,12 ブラケット 13 ショックアブソーバー 14 軸ハウジング 14a 凹溝 15 ボールベアリング 15a アウターレース 15b 凹凸 15c 凹溝 16 軸筒 17,17A,17B,17C,17D 中間スリーブ 17a フランジ部 17b 凹凸 17c 環状溝 17d 切欠溝 17e 突条 17f 延長部 17g 内側端部 17h 突部 17i 突部 18 ボルト 19 ナット 20 座金 21 スリーブ 22 軸ハウジグ 23 軸筒 23a 凹凸 24 ボールベアリング 25 クランク軸 26 中間スリーブ 26a 凹凸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドパイプと上部立パイプと、これら
    の連結部材とからなる前フレームを一体的に形成し、下
    部立パイプとバックホークと、これらの連結部材とから
    なる後フレームを一体的に形成し、前記上部立パイプの
    下端部および前記下部立パイプの上端部の近傍で前記前
    フレームと後フレームとを回動自在に連結し、この前フ
    レームと後フレームとの間にショックアブソーバーを介
    装した自転車フレームにおいて、前フレームの前記連結
    部に中空円筒状の軸ハウジングを設け、この軸ハウジン
    グ内に遊嵌されるボールベアリングによって両側端部を
    支承される軸筒を前記軸ハウジング内に配置すると共
    に、この軸ハウジングと前記ボールベアリングのアウタ
    ーレースとの隙間に変形可能な中間スリーブを圧入して
    前記軸筒を回転自在に保持し、この軸筒の両側に前記後
    フレームより突設したブラケットを当てがうと共に、こ
    れらのブラケットおよび前記軸筒をボルトにより貫通し
    てナットにより抜け止めしたことを特徴とする自転車用
    軸支持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自転車用軸支持装置の中
    間スリーブの外側端に内外側へ突出するフランジ部を一
    体に形成し、中間スリーブの外周面または内周面あるい
    はその内外両面に、軸線方向の断面形状が鋸歯状になる
    凹凸を設けたことを特徴とする自転車用軸支持装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自転車用軸支持装置の中
    間スリーブの外側端に内外側へ突出するフランジ部を一
    体に形成し、中間スリーブの外周面に軸線方向の突条を
    分布して設けたことを特徴とする自転車用軸支持装置。
  4. 【請求項4】 ヘッドパイプと上部立パイプと、これら
    の連結部材とからなる前フレームを一体的に形成し、下
    部立パイプとバックホークと、これらの連結部材とから
    なる後フレームを一体的に形成し、前記上部立パイプの
    下端部および前記下部立パイプの上端部の近傍で前記前
    フレームと後フレームとを回動自在に連結し、この前フ
    レームと後フレームとの間にショックアブソーバーを介
    装した自転車フレームにおいて、前フレームの前記連結
    部に中空円筒状の軸ハウジングを設け、この軸ハウジン
    グ内に遊嵌されるボールベアリングによって両側端部を
    支承される軸筒を前記軸ハウジング内に配置すると共
    に、前記ボールベアリングのアウターレース間に、外周
    に軸線方向の断面形状が鋸歯状になる凹凸を形成したス
    リーブを介挿し、前記軸ハウジングと前記ボールベアリ
    ングのアウターレースおよびスリーブとの隙間に変形可
    能な中間スリーブを圧入して前記軸筒を回転自在に保持
    し、この軸筒の両側に前記後フレームより突設したブラ
    ケットを当てがうと共に、これらのブラケットおよび前
    記軸筒をボルトにより貫通してナットにより抜け止めし
    たことを特徴とする自転車用軸支持装置。
  5. 【請求項5】 ヘッドパイプと上部立パイプと、これら
    の連結部材とからなる前フレームを一体的に形成し、下
    部立パイプとバックホークと、これらの連結部材とから
    なる後フレームを一体的に形成し、前記上部立パイプの
    下端部および前記下部立パイプの上端部の近傍で前記前
    フレームと後フレームとを回動自在に連結し、この前フ
    レームと後フレームとの間にショックアブソーバーを介
    装した自転車フレームにおいて、前フレームの前記連結
    部に中空円筒状の軸ハウジングを設け、この軸ハウジン
    グ内に遊嵌されるボールベアリングによって両側端部を
    支承される軸筒を前記軸ハウジング内に配置し、前記左
    右のボールベアリングのアウターレースを一体に形成
    し、このアウターレースと前記軸ハウジングとの隙間に
    変形可能な中間スリーブを圧入して前記軸筒を回転自在
    に保持し、この軸筒の両側に前記後フレームより突設し
    たブラケットを当てがうと共に、これらのブラケットお
    よび前記軸筒をボルトにより貫通してナットにより抜け
    止めしたことを特徴とする自転車用軸支持装置。
  6. 【請求項6】 自転車のクランク軸を回転自在に支持す
    るハンガ部において、ハンガ内に中空円筒状の軸ハウジ
    ングを設け、この軸ハウジング内に中空円筒状の軸筒を
    遊嵌して設け、この軸筒内にボールベアリングを介して
    クランク軸を回転自在に設け、この軸筒と前記軸ハウジ
    ングとの隙間に変形可能な中間スリーブを圧入したこと
    を特徴とする自転車用軸支持装置。
JP6294597A 1994-11-29 1994-11-29 自転車用軸支持装置 Pending JPH08150978A (ja)

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JP6294597A JPH08150978A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 自転車用軸支持装置

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